釧路町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月4日
ひとり親家庭への子育て支援対策について
2019年6月4日、釧路町議会の一般質問で、松橋和子議員が「ひとり親家庭への子育て支援対策について」質問し、町長 小松茂、教育長 辻川尚志、福祉課長 関向範生、こども健康課長 佐藤秀昭が答弁しました。
- 質問者
- 松橋和子 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、教育長 辻川尚志、福祉課長 関向範生、こども健康課長 佐藤秀昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 松橋和子
私は、第2回定例会に当たり、2件4点について質問いたしますので、理事者の答弁をよろしくお願いいたします。1件目のひとり親家庭への子育て支援対策についてでありますが、2013年に成立した子供の貧困対策推進法が施行しているが、今、国会において、超党派議員連盟が改正を検討している。その中で、対策の計画策定が都道府県の努力義務となっているが、取り組みをさらに進めるために、より身近な市町村に対して求める方向の動きがある。そのことは、親から子への貧困の連鎖を断ち切ることを理念としております。生まれ育った環境で将来が左右されない教育支援など、対策を国や地方自治体が実施する責務が規定されております。当町としても、子供の貧困問題やひとり親家庭に対してのきめ細かな支援が重要と捉えております。1点目の、ひとり親家庭の今年度の世帯数は。また、そのうち生活保護受給者数について。2点目の、ひとり親家庭の生活実態を把握しているのか。また、その支援策についてお聞きします。
答弁 町長 小松茂
12番、松橋議員の質問にお答えをさせていただきます。最初に、ひとり親家庭の子育て支援対策についてでありますが、ひとり親家庭の今年度の世帯数、さらには生活保護受給者の数についての御質問でございます。ひとり親家庭の世帯数につきましては、平成31年3月末現在における、ひとり親医療給付事業の医療受給者証の交付数でお答えをさせていただきますが、308世帯、775名となっております。また、生活保護受給者数につきましては、平成31年3月末現在で44世帯、136名となっております。次に、ひとり親家庭の生活実態の把握をしているか。また、その政策についてでありますが、ひとり親家庭の生活実態につきましては把握しておりませんが、生活について相談があった場合には、児童扶養手当や生活保護制度、母子父子寡婦福祉資金貸付金などの各種制度の説明を行うとともに、就業支援サービスや生活全般に関する相談支援を実施している母子家庭等就業・自立支援センターを紹介させていただくなど、関係機関と連携を図りながら支援に努めているところであります。私からは以上であります。
質問 12番 松橋和子
今、町長の御答弁で、ひとり親家庭については、医療給付証の交付数で答えており、308世帯で……。
質問 12番 松橋和子
ごめんなさい。
答弁 教育長 辻川尚志
12番、松橋議員のひとり親家庭への子育て支援対策についての御質問で、2問目のひとり親家庭の生活実態を把握しているか。また、その支援策はとの御質問でございますが、ひとり親家庭の生活実態につきましては、教育委員会では把握しておりません。また、その支援策につきましては就学援助制度があり、平成30年度におけるひとり親家庭の就学援助受給者は、要保護児童生徒数が16人で、準要保護児童生徒数が157人となっております。私のほうからは以上でございます。
質問 12番 松橋和子
1点目の、医療給付者証の交付者数でお答えしておりましたけれども、308世帯で775名となっております。昨年度は、291世帯数で742名というふうに答えておりましたけれども、昨年度よりもふえております。教育委員会のほうでは把握していないということで。その中で、生活保護受給者の中で、ここは道の所管なので、町では相談業務の中でわかると思うのですけれども、生活保護申請時にひとり親家庭の女性の場合、昨年もお聞きしましたけれども、働いている方は掌握しているのでしょうか。数については、掌握しているのでしょうか。
答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)
生活保護を受給されている世帯の中で、ひとり親家庭の方、その方々の保護者の方々で働いている数につきましては、私どものほうでは掌握していないところでございます。
質問 12番 松橋和子
生活保護者の部分で、道の所管なので、そこの部分、入っていくのは厳しい。父子家庭、何世帯かと昨年も聞きましたけれども、今回もお聞きしますけれども、今回どうなのでしょうか、今年度は、父子家庭。
答弁 こども健康課長 佐藤秀昭(こども健康課長は2019年6月まで)
昨年同様の答弁で恐縮なのですけれども、生活保護受給者数の実態についても、福祉事務所のほうでも、母子父子と、一体で統計とってございます。そういったことから、ひとり親家庭の医療給付の実態の中での内数についても、昨年同様、把握できていない状況でありますことを御理解願いたいと思います。
質問 12番 松橋和子
私、いつも思うのですけれども、こういった数の中で、振興局、道の所管というところで、なかなか町独自の数の調査等そういった部分が踏み込んでできないという、ちょっと私、いら立ちも感じるのです。町独自で、そこは振興局との共通認識を図るべきだと思うのですけれども、どうしても振興局所管の部分は聞けないのでしょうか。再度お聞きしますけれども。
答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)
生活保護受給者の部分に限ってという形での答弁となりますが、振興局のほう、生活保護を所管しております北海道のほうといたしましては、世帯類型といたしまして母子父子という形で分けていると聞いてございます。そのため、私たちのほうとしましては、母子父子の区分けは今のところは聞いていない状況となっております。
質問 12番 松橋和子
1問目を終わります。続きまして、2点目のひとり親家庭の生活実態を把握しているか。その支援策についてお伺いいたします。先ほど、把握をしていない、ひとり親家庭の生活実態については把握しておりません。昨年も、町独自の生活実態把握については、6月議会で、道、全国の数字、推計値を含めて出ているので、現段階で実態調査の考えはないと考えておりますけれども、やはり、ひとり親家庭の釧路町の実態をまず把握、調査をしなければ、どういう生活しているのか。町独自で調査、そうしたこと、どうしてもできないのでしょうか。その点についてお聞きします。
答弁 こども健康課長 佐藤秀昭(こども健康課長は2019年6月まで)
今、議員おっしゃいましたとおり、平成29年7月に全道単位でのひとり親家庭生活実態調査を実施しておりまして、その報告が我々のもとにもあるというところでございます。この中では、事細かく全道全域、25市59町の実態の把握、そして世帯でいうと約4万5,000世帯ということで調査を実施してございますので、こういった中である程度の把握はできているという状況でございます。これについては、当町の実態と照らし合わせてどうかという部分については、当然、単独の調査をしてみないとわからないところではございますけれども、ある程度の傾向はつかめてございますので、現状では単独の調査の考えは持ち合わせていないということで御理解を願いたいと思います。
質問 12番 松橋和子
昨年の6月の議会で、道のひとり親家庭の実態調査、私も実際、資料を読んでいます。その中で、扶養手当の戸数で、道段階で何世帯、数はあれなのですけれども、調査しております。その結果、今、課長言ったとおり、町単独の実態調査はしていないけれども、大体実態はわかるというふうに言っていますけれども、それでいいのでしょうか。やはり、ひとり親家庭の生活実態、町単独で実態調査をして、そして、どういう生活して、ちゃんと子供たちは御飯食べて学校行っているのだろうか。ちゃんとお母さん、きめ細かに安心して子育てしているのだろうか。働いている、パート、非正規雇用ですね、今、大体女性の方々は。本当の生活実態はどうなのだろうか。わからないと思うのです。大体はわかると言っていますけれども、本当の意味での根底の部分がわかっていないと思う。それがわからないと、町として、ひとり親家庭に対しての支援は中途半端な取り組み。支援に取り組みができないのではないかと私は常々思っていますけれども、再度お答え願います。
答弁 こども健康課長 佐藤秀昭(こども健康課長は2019年6月まで)
実態につきましては、今、調査はしてございませんけれども、先ほど答弁ございましたとおり、ひとり親家庭の医療費助成の窓口、申請を受ける際、また毎年実施してございます児童扶養手当の現況調査、これ8月に実施しているものでございますけれども、また新規の受け付け等の中でそういった実態を機会を捉えて押さえながら、今後のこういった、どういった施策が必要なのか、支援が必要なのかということについての材料にしていきたいなというふうに考えております。
質問 12番 松橋和子
扶養手当の現状調査、窓口申請時にお話聞いて、支援もできると言っていますけれども、それは来て、その中で、お母さん方は本当の状況をその相談の中でしているのかどうか、本音の部分で。そういった部分で、わからないのではないかと思うのです。言わない方もいらっしゃるし、言えない人もいるだろうし。だからこそ町独自で、単独で、郵送でもいいし、項目書いて、皆さんに流して、そこに書いてもらう等、そういった方法もとれるのですけれども、その点について、実態調査について、町長はどういうふうにお考えなのか、お聞きします。町長に聞きます。
答弁 町長 小松茂
今、松橋議員御指摘の、いわゆる町独自の調査をすべきではないかというふうな御提言もいただいたことありますが、今、担当課からも御説明したように、道ではそういった調査をやりながら、ある一定程度の把握には努めているところでありまして、その情報をしっかり共有しながら、町の実態と照らし合わせた対策ということをこれまでも講じてきていると私は理解をしているところであります。さまざまなひとり親家庭の中でも家庭の事情があるかと思いますけれども、そういった方々の、本当の生活困窮者がいわゆる黄色信号を例えば発するような、そういった状況になったとしたら、それはさまざまな対応の中でそれをしっかり捉えて、そして例えば母子家庭の就業だと自立支援センターなど、そういったところを介しながら、さまざまな相談窓口に行っていただいて、そして相談をしていただくという、そういった対応を現在とっておりますから、余り踏み込めるかどうか、そういったひとり親家庭の家庭事情というのもありますから、そこら辺が大変判断的に難しいのではないかなと思います。ただ、そうはいっても、そういった町内に生活困窮者を含めたひとり親家庭の実態があるのは現実としてあるわけでありますから、それらをいろんな角度からしっかりと把握をして、そして必要な支援を求めていくと、それから紹介をしていくということに努めていくことが大事であろうというふうに思います。
質問 12番 松橋和子
町長の答弁で、できないということで答弁いただきました。これ以上踏み込む、同じ答えだと思うのですけれども、私としては、やはり町内に住んでいるひとり親家庭の人のための支援策を考えるには、実際しっかりと家庭生活の部分を調査をしたほうがいいと思います。それを求めておきます。やはり先ほど言った母子父子寡婦福祉貸付金など各種制度の説明が、生活保護制度、大体今出ている就業支援サービス、そしてまた母子家庭等就業・自立支援センター、こういった部分は道の事業でありまして、町単独のそういったサービス事業はないということで、道のそれに町が乗っかるというと失礼だけれども、そういう方法で支援策をとっていると思います。毎回聞くのですけれども、平成30年度の灯油の助成申請は、今回3月の予算委員会で聞けなかったので、今回、30年度の灯油助成の申請件数は何件あったのか、お聞きします。
答弁 こども健康課長 佐藤秀昭(こども健康課長は2019年6月まで)
福祉灯油助成事業の実績でございますが、平成30年度申請世帯数140でございまして、そのうち助成世帯数103世帯となってございます。
質問 12番 松橋和子
昨年は灯油助成、これは80リッターですけれども、本当微々たるな80リッター。1カ月ももたないようなリッター数でありますけれども、140世帯申請で助成が103世帯、ひとり親家庭に対して半分もいっていないのかなというふうに思いますけれども。毎回毎回聞くのですけれども、灯油助成のほんの支援策の一部ですけれども、リッター数の増を求めているのですけれども、昨年の答弁では、内部でも検討もしていないし、町長もそういった検討すると、その指示もしていないというふうに、ちょっと私としたら腑に落ちない答弁で終わりましたけれども、やはりひとり親家庭に対しての灯油は大事な、本当にないと困る。子供たちがうち留守番していて、寒い中で、そういったことで過ごさなければならない。せめて80ではなくて、100や150など、そういったリッター数を言いますけれども、そういうふうに増額をしていくのも一つの支援策だと思うのですけれども、その点について、改めてお聞きします。増額はどうなのか。
答弁 こども健康課長 佐藤秀昭(こども健康課長は2019年6月まで)
まず、助成の数量でございますけれども、当町、90リッターでございます。この部分につきましては、るる今までの議会の町長等答弁のとおり、現状におきましても拡大等の予定はないということで御理解を願いたいと思います。
質問 12番 松橋和子
拡大はないとはっきり課長が答弁しています。ちょっとそれは、余りにもあれではないですか。私は、この質問に対して、過去5年以上、毎年質問しております。その都度、今のリッター数で、90リッターでこのまま維持していきたいというふうに町長も担当部署も言っています。それでいいのでしょうか。ひとり親家庭に対しての経済支援ですので、そういったことをやはり、町長もそうだし、部局、課の中でも改めて考えてほしいと思うのですけれども、再度質問いたします。
答弁 町長 小松茂
ひとり親家庭に対するさまざまな支援制度というのがあります。例えば、医療費制度、児童扶養手当、福祉灯油の購入助成事業、それから就学援助、生活保護、母子父子などさまざまな貸付金等、そういった意味では、いろんな支援制度があって、それらをトータル的にしっかりと利用していただいて進めることが、それがやっぱり今大事だというふうに思っていますし、それを拡大をしていけという、そういう質問ではございますが、今、こうした現在ある制度を十分に活用していただきながら進めていっていただきたい。また、福祉灯油につきましても、現在の90リットルの範囲の中でこの支援をしていくということ、この考え方に現段階は変わりはないということで御理解をいただきたいと思います。
質問 12番 松橋和子
町長も同じ、今の現状のままで進んでいきたいというふうに言っています。今後どういうふうに、なかなか……。私は今回も灯油のリッター数の拡大を町長に対してまた求めて、この件については一時終わりたいと思います。続きまして、2点目の質問をいたします。