釧路町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月5日
遠矢地域における景観の保全と住環境の向上について
2023年9月5日、釧路町議会の一般質問で、松橋和子議員が「遠矢地域における景観の保全と住環境の向上について」質問し、町長 小松茂、環境生活課長 大中公史、総合政策課長 大河原教行、財政課長 長岡賢司、道路河川課長 田河智が答弁しました。
- 質問者
- 松橋和子 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、環境生活課長 大中公史、総合政策課長 大河原教行、財政課長 長岡賢司、道路河川課長 田河智
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 松橋和子
11番、松橋です。私は、今定例会に3件、7点について通告をいたしておりますので、理事者の答弁をお願いいたします。1件目の遠矢地域における景観の保全と住環境の向上についてでありますが、私たち住民の住む遠矢地域は、皆さんも御承知のとおりと思いますが、国立公園に指定されている湿原、山々に囲まれた自然豊かな遠矢地域と思い、釧路市などから平成元年以降、移住をしてきました。私もその中の一人ですが、今現在、どうでしょうか。湿原に住む小動物、絶滅危惧種のキタサンショウウオなどが生息しているが、太陽光などで景観がさま変わりしております。そのようなことから、1点目の太陽光発電施設の建設規制の考えは。2点目の豊かな自然や景観を生かした地域づくり推進の考えは。町長にお聞きします。
答弁 町長 小松茂
11番、松橋議員の一般質問にお答えをさせていただきます。遠矢地域における景観の保全と住環境の向上についてということで、太陽光発電施設の建設規制の考えについての御質問ですが、釧路湿原国立高原を有する鶴居村では、鶴居村美しい景観等と太陽光発電事業との共生に関する条例が、釧路市や標茶町においても太陽光発電所の規制に関するガイドラインが制定されていることは把握しているところであります。当町においては、本年度末完成を目指しております釧路町地球温暖化対策実行計画(区域施策編)の策定に合わせ、太陽光発電所に限らず、陸上風力発電、洋上風力発電などを規制するエリア、促進するエリアを地図で具体的に色分けをするゾーニングマップを作成し、町としての方向性をお示しできるよう、現在、作業を進めているところであります。次に、豊かな自然や景観を生かした地域づくりの推進の考えについての御質問ですが、遠矢地域はラムサール条約登録湿地である釧路湿原を有する地域であり、日本に限らず、世界に誇れる自然環境がございます。また、遠矢地域には、ほくげん大根や白かぶなど農業が盛んな地域が景観の1つとなっており、まさに、自然を生かした産業と共存する理想のまちづくりが開拓時代から引き継がれております。さらには、山並みの住宅街、公民館や大手薬局チェーンのほか、議員の積極的な要望が実った国土沿いの街灯も遠矢地域の都市的景観として既に組み込まれ、時代により景観は変化をし、住環境の発展につながっております。今後におきましては、貴重な自然環境を守りつつ、SDGsや防災・減災、脱炭素の推進といった今の時代に合う視点を取り入れた地域づくりを推進してまいります。私からは以上であります。
質問 11番 松橋和子
町長の御答弁ありがとうございます。令和5年3月1日の北海道新聞に釧路町の太陽光建設規制へというふうに報道されています。その中で、釧路町は建設を禁止、制限する区域の設定、建設前の町への計画届け出書提出というふうに明示しています。そういった中で、私、一番危惧しているのは、遠矢地域の湿原の周りが、今現在、町長も御承知のとおり、太陽光があります。その太陽光の光が柏東のほうまで、明るいときに光が来ます。そういったことで、太陽光の、新聞にも、専門家のほうでも、キタサンショウウオが太陽光のあることで影響が出るのでないかというふうにしていますけれども、実際、担当課で、湿原に住むキタサンショウウオの検査とか、そういったことはしたのでしょうか。それについてお聞きします。
答弁 環境生活課長 大中公史
現在、町のほうとしては実施しておりませんけれども、メガソーラー、大規模な太陽光発電所を建設する場合については、その該当事業者のほうが環境のアセス、環境の影響調査をした上で実施をしております。
質問 11番 松橋和子
あとに戻るのですけれども、やはり私が住んでいる柏から湿原が本当にきれいだったのです。30年前は。雌阿寒岳、雄阿寒岳、グリーン湿原という、そういった中で、太陽光を設置するときに何も私は反対しなかった、あったのですけれども、そういった部分、自分自身も反省も踏まえているのですけれども、今後、太陽光についての規制を書いていますけれども、具体的に、どういうふうに禁止の制限だとか、制限区域の設定、今、どういうふうに計画を立てているのでしょうか。
答弁 環境生活課長 大中公史
先ほど町長から御答弁さしあげましたとおり、ゾーニングマップというものを作成する段階に来ております。具体的には、太陽光のポテンシャルといいますか、環境省のほうである程度日照時間ですとか、そういったところでポテンシャルのほうがあります。ただ、そのポテンシャルだけに合わせるわけではなく、基本的には農業ですとか、漁業ですとか、各種産業、あと、自然環境、そういったところの各団体から御意見を聞きながら、より適正な場所、規制をすべき場所というところを、現在、選定しているところでございます。
質問 11番 松橋和子
さきの町政懇談会の中で、近々、食肉加工センターが建設予定ですけれども、改めて、湿原に対しての影響度だとか、そういった、きちっと防止対策だとか、そういった対策は講じているのでしょうか。ちょっと参考のためにお聞きします。
答弁 総合政策課長 大河原教行
この件に関しては当課が推進窓口になっておりますので、私のほうでお答えいたします。今、食肉加工センター、全員協議会でも御説明させていただきましたが、会社側のほうで環境アセスメントということで、今、キタサンショウウオ、鳥類含めて、影響のほうを調査しているところでございます。
質問 11番 松橋和子
安全を講じているという、そういった話は、私は町内会を通してお聞きしています。今後、見極めていきたいというふうに思います。やはり、最近、会社を限定して言いますけれども、若い方が移住してくるのです。結構、家をリフォームして、20代の方が最近住むようになりまして、聞くと、ここは景観がよくて山が、さっき言った雌阿寒岳、雄阿寒岳が見えて、本当に住みやすいということで、若い方が住むようになって、徐々に遠矢地域のよさが認められてきているのか、そういった中で、今回、太陽光だと、遠矢地域にいろいろな業者が入って、だめとは言わないのですけれども、これ以上、増やしてほしくないという思いはあります。次、2点目に入ります。豊かな自然や景観を生かした地域づくり推進の考えはの中で、細かいことはさっき言った遠矢地域の自然豊かな地域福祉の町、地域等で私は見ていますけれども、ようやく、私、平成28年初めて初当選させていただいて、舗装道路も本当に完璧に、98%、舗装整備もされて、道路も排水口もきちっとして、下水道、水洗化も進んで、そういった中で、町有地の町道、草が生えてきて景観を阻害するような状況が生まれてるのですけれども、町有地の場合は、町が草刈りをやらなくてはならないと思うのです。その点、改めて確認したいのですけれども。
答弁 財政課長 長岡賢司
町で所管しています町有地に関しましては、それぞれ所管部署のほうで草刈りを行っている状況でございます。一部、委託を発注している部分もございますし、それぞれ、職員が草刈りを実施しているという場面もございます。
質問 11番 松橋和子
一応、担当課のほうでは地域貢献ということで、草刈り、歩道だとか、そういった町道に面したところをしてくださっています。でも、きちっと草刈りをしていないのです。景観の中で関連して、今、お話しているのですけれども、先ほど言ったとおり、歩道、町道、そして、空き地、住宅地の中で、阻害するような大きな木が町道まで伸びてきて大変な思いをしている。せっかくいい環境の中で、なかなか地権者の協力を得られないで周りの方が大変苦労している状況なのですけれども、それについては、担当課のほうではどういうふうにお考えなのでしょうか。
答弁 環境生活課長 大中公史
地域の空き地に関する草刈りについてなのですけれども、所有者のほうに依頼をしまして草刈りをお願いしているという実態で、周辺の環境に影響しないような形で、今、お願いをしているという状況でございます。
答弁 道路河川課長 田河智(道路河川課長は2023年12月まで)
歩道も含めて町道に関しては、町道維持管理事業の中と、あと、地域貢献で事業者の方がやっていただいている部分、あと、職員の部分で草刈りを実施しております。状況を見て、今後も適切に対応していきたいというふうに考えています。
質問 11番 松橋和子
今、担当課のほうが職員が草刈りと言われますけれども、職員ではないと思うのです。やることではないと思うのです。やはり、しっかりと業者にお任せして草刈り業務をしたほうがいいと思うのですけれども、その点について、もう1回ください。
答弁 道路河川課長 田河智(道路河川課長は2023年12月まで)
当然、維持管理事業の中で草刈りを実施している状況ですが、やはり延長も相当数ありまして、なかなか事業者のほうで手が回らない部分ございます。当然、そういった場合、町の職員のほうで、一部草刈りを実施しているという状況でございます。
質問 11番 松橋和子
今後、先ほども言いましたけれども、これ以上、太陽光、そういったことにぜひ規制を、先ほど答弁していましたけれども、ぜひ進めていってほしいと思います。