みんなの議会

釧路町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月5日

胆振東部地震の当町における被害・影響と対策について

2018年12月5日、釧路町議会の一般質問で、佐藤昭平議員が「胆振東部地震の当町における被害・影響と対策について」質問し、町長 小松茂、教育長 佐々木喜代孝、総務課長 佐藤秀昭、産業経済課長 須藤隆司、副町長 大滝渉、福祉課長 関向範生、介護高齢課長 高橋明、健康福祉部長 宍戸牧子が答弁しました。

質問者
佐藤昭平 議員
答弁者
町長 小松茂、教育長 佐々木喜代孝、総務課長 佐藤秀昭、産業経済課長 須藤隆司、副町長 大滝渉、福祉課長 関向範生、介護高齢課長 高橋明、健康福祉部長 宍戸牧子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 佐藤昭平

13番佐藤昭平です。小松町長には、初めて質問させていただいて、答弁もいただくわけでありますけれども、初めてですので少し御挨拶したいと思いますが、お互い選挙で選ばれる立場でありますので、二元代表制の緊張した関係も持ちながらも、建設的な議論を今後ともよろしくお願いしたいと思います。それでは、早速1件目、質問させていただきたいと思います。定例会には3件、質問通告させていただいております。1件目、胆振東部地震の当町における被害・影響と対策についてということで質問いたします。1問目は、被害発生状況についてお聞きをします。2問目は、長期停電があったわけですけれども、それに係る状況と対策について、アとして災害対策会議、イとして避難所の状況、ウとして携帯電話の充電スポットの関係です。エとして非常食・飲料水提供、オとして発電機使用状況、カとして教育施設の関係、どうだったのかということでお聞きしたいと思います。それから3問目として、要配慮者への対応はどういうような状況だったのか。以上、3問についてお聞きをいたします。

答弁 町長 小松茂

13番佐藤議員の質問にお答えをさせていただきます。まず、胆振東部地震の当町における被害・影響と対策についてということで、1点目は、被害発生状況についてでありますが、当町におきましては、震度3を記録し、地震による直接的な被害はありませんでしたが、町内全域で大規模停電が発生いたしました。この停電の影響によりまして、機械が使えず搾乳が滞ったことなどから、乳牛の乳房炎発症、生乳の廃棄の酪農被害があったところであります。次に、長期停電に係る状況及び対応、そして災害対策会議についてでありますが、9月6日未明の地震発生後、直ちに職員を招集し、同日午前7時に災害対策本部を設置、情報の収集、共有及び必要な対応を図ったところであります。その後、9月7日午後8時ごろには、町内の大部分において停電が復旧したことから、同日午後8時13分、災害対策本部を解散したところでもあります。次に、長期停電に係る状況及び対応、避難所の状況でありますが、この地震及び大規模停電に伴う避難所は、開設しなかったところであります。次に、長期停電に係る状況及び対応、携帯電話充電スポットでありますが、大規模停電により、情報源や通信手段となる携帯端末の電源を供給するため、臨時の充電スポットを別保コミュニティセンター及びあいぱーるに開設し、延べ約1,100人の方が利用されたとのことであります。次に、長期停電に係る状況及び対応、さらには非常食・飲料水提供についてでありますが、避難所における非常食、飲料水の提供は行わなかったところでありますが、停電によりポンプが停止した公営住宅及び一部の地域においては、給水袋の配布や給水車による対応を図ったところであります。次に、長期停電に係る状況及び対応、発電機使用状況ということでありますが、役場本庁舎及びあいぱーるにつきましては、自家発電機が設置されており、停電と同時に稼働し、各支所には発電機を設置いたしました。栄町及び睦町営住宅につきましては、受水槽ポンプを稼働させるため、発電機を設置いたしました。また、上水道施設につきましては、営農用水道地区取水施設、下水道施設につきましては、五月橋、日の出、雁来、国誉各マンホールポンプ所を稼働させるため、発電機を設置し、応急対応したところであります。次に、要配慮者への対応でありますが、要配慮者への対応につきましては、在宅生活者のうち、酸素濃縮器などの生命維持装置の使用を要する方々14名及び長期間の停電により、不安などを感じると思われる独居高齢者などの方々35名に対して、直接訪問・電話などにより安否確認を行い、要配慮者の安全を確認したところであります。私からは以上であります。

答弁 教育長 佐々木喜代孝(教育長は2019年3月まで)

13番佐藤議員の胆振東部地震の当町における被害・影響と対策についての2問目の長期停電に係る状況及び対応の中のカ、教育施設関係についてのお尋ねでございますが、町内小中学校につきましては、9月6日は、知方学小学校のみ午前授業を行い、その他の小中学校は臨時休校とし、9月7日は、遠矢小学校のみ午前授業を行い、その他の小中学校は臨時休校となりました。停電復旧後の9月10日は、給食が提供できないことから午前授業とし、9月11日から通常授業となっております。また、社会教育施設につきましては、総合体育館が、9月6日、7日を臨時休館とし、温水プールは、9月6日から9日まで臨時休館とし、9月11日より通常開館となっております。以上であります。

質問 13番 佐藤昭平

それで、まず地震発生して、それで十五、六分ぐらいですか、全道ブラックアウトというような状況になったわけなのですけれども、それで当初は、その発電所の回復、再稼働を含めて1週間ぐらい、主力の発電所が回復するのにかかるというような報道がされていたのですけれども、そこら辺は、先ほど3番議員のほうのところに、北電とのホットラインというようなお話もありましたけれども、そういう見通しというのは、当初、町のほうではどういうふうに捉えていたのかお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 佐藤秀昭(総務課長は2019年3月まで)

やはり電力供給会社の判断というか、そこら辺の情報に、こちらも確認するしかないということでございました。その1週間程度というのも、記者会見等が報道されましたので、それで知り得たという状況であります。

質問 13番 佐藤昭平

それで、なかなかすごい規模の停電でしたから、事業者のほうもいろいろ見通しというのが、なかなか正確につかまえるというのは大変だったのだろうとは思うのですが、幸い当町においては、44時間ぐらいで大体全面的に復旧したという状況になったのですけれども、町民の皆さん方からお話をすると、当初の1週間ぐらいかかるのだというような、発電所の回復と、実際に電気が、停電が解除されるというようなところが、やっぱり非常に気持ち的に不安ですから、1週間かかるのだというようなことが非常に気持ちとして、当然、不安感ということで受けとめがあったのでないかなというふうに思っています。それで、そういうふうな町民の皆さん方の受けとめも前提にしながら質問していきたいと思うのですが、これ酪農の部分で、乳房炎等の被害を受けたというのは、これは何件の農家でしょうか。

答弁 産業経済課長 須藤隆司(産業経済課長は2019年3月まで)

生乳の被害数量で37.5トン、被害額といたしまして375万8,705円、乳房炎頭数として32頭、被害戸数として3戸でございます。

質問 13番 佐藤昭平

これは、農協、JAのほうは、しべちゃということに……違うのですか。釧路町のところの農家のところは、JAの関係ではどういうふうに所属になっているのかをお聞きしたいと思います。

答弁 産業経済課長 須藤隆司(産業経済課長は2019年3月まで)

今、おっしゃったJAしべちゃとJA釧路太田がございます。

質問 13番 佐藤昭平

それで、しべちゃのほうも聞いてみたら、一体、今後の自家発電機への補助等、そういう電源確保についての補助なども出るような、措置しているような話を当初の情報では聞いているのですけれども、その太田のほうも含めて、そこら辺は、農協との関係では、町内の酪農の方というのは、どういうふうな、今後の対策も含めて、現時点でなっているのかお聞きしたいと思います。

答弁 産業経済課長 須藤隆司(産業経済課長は2019年3月まで)

JAしべちゃの酪農用の対策といたしましては、発電機用の配電盤設置の助成、こちらと、今おっしゃった発電機本体の購入費の助成、この2本柱で行くということで聞いております。JA釧路太田は、まだ、その辺については固まっていないということです。

質問 13番 佐藤昭平

これ、自治体として町として、JAの対応は、行ってほかのところの事案の対応などもいろいろ聞いているのですけれども、自治体としての対応というのは、町のところでは何がしかのそういう支援の制度等、仕組み等、そういう活用できるというものはあるのでしょうか。

答弁 産業経済課長 須藤隆司(産業経済課長は2019年3月まで)

JAと協議いたしまして、生産者とも協議してございますが、まずはJAのほうでこういった助成を実施して、このほかでは、何か必要なことがあれば、町のほうに支援要請をするということで聞いてございますけれども、今のところそういった要請はないところでございます。

質問 13番 佐藤昭平

この部分で、最も心配しているのが、継続、営農の継続という点でどうなのかというようなことが一番心配なのですけれども、そういう点では、今回、直接被害を受けられた農家、それからまた、被害は受けないけれどもいろいろな今回の状況を見て、今後の営農の継続の関係等、そういう点では何か心配等、そういうようなことというのは把握されているのでしょうか、お聞きしたいと思います。

答弁 産業経済課長 須藤隆司(産業経済課長は2019年3月まで)

今回、一番問題になったのが、大手の乳業業者、こちらのほうで発電機をつけていなかったと。それで全部捨てなければならないということで、今回、釧路に工場のある1社が、自家発電機を10月に設置したということになってございます。また、今後もJAとともに、そういった大手の乳牛業者に「自家発電装置をつけてください」というような要望をしていきたいと考えております。

質問 13番 佐藤昭平

ぜひ、まだ被害は回復していない状況にもあると思いますし、それから今後の対策、しっかり町としても求めておきたいと思います。それで次、1次産業ということでは、水産業の関係、これもいろいろ水産関係、水産業有している町村の話などを聞くと、冷凍関係等、そういうのもなかなか見通しが大変だったというようなお話も聞いているのですけれども、水産業関係のところでは、そういう電気を使う冷凍庫部分等含めて具体的な被害等、それから今後の必要な対策等、そういう点で把握されている点があればお聞きしたいと思いますけれども。

答弁 産業経済課長 須藤隆司(産業経済課長は2019年3月まで)

幸いにして冷凍庫のほうは、2日たっても一切溶けていないというような実態でございました。昆布森漁協のほうとは、今後の対策をどうするかというのは、具体的には練ってございませんけれども、一定程度の支援要請がございましたら協議に入りたいと考えております。

質問 13番 佐藤昭平

それぞれ協同組合がありますので、そういうところと連絡もとって、また必要によっては道や国への要望等、しっかり自治体の対策としても求めておきたいというふうにして思います。それで、2点目に行きたいと思うのですが、最初に、長期停電に係る状況及び対応の中で、1点目の災害対策会議の関係なのですが、これも管内の自治体のこういう災害対策会議を立ち上げているわけなのですけれども、指示というものがどうだったのかというのがあるのですけれども、これ、停電時でありますので、これは、電話やいろいろな情報手段等も含めて、徹底というか、職員に集まってもらうという点では、そういう点から、まず、大体大変だったのではないかというふうにして思うのですけれども、これは、参集状況等そういう点は、こういう停電下においてはどういう状況だったのかお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 佐藤秀昭(総務課長は2019年3月まで)

まず、地震発生後、停電、今までの経験則から言うと、停電、ある程度時間が経過すれば復旧するのかという思いは正直あったところでございます。ただ、その後いろいろな報道を見て、全道的な大規模な停電であると。しかも長期化するという情報を得ましたので、私のほうから含めて緊急時の連絡網がございます。それで、先ほどの3番議員との答弁の中でも一部ありましたけれども、携帯電話のほうに各部課長等に連絡をさせていただいて、それぞれ所管の職員にも登庁するようにということで連絡をしたところでございます。

質問 13番 佐藤昭平

それで、その携帯電話というのは、地域によっては9月の7日に入ってから復旧、電気の関係はということなのですが、その部課長へのところは、携帯電話のところでみんな連絡つけて参集できたと確認してよろしいですか。

答弁 総務課長 佐藤秀昭(総務課長は2019年3月まで)

そのとおりでございます。

質問 13番 佐藤昭平

それで、直接的には停電への対応ということでの災害対策ということなのですが、これ、今までそういうようなことで災害対策本部を立ち上げたというのは、私の記録や調べたところではないのですけれども、これは、何か消防防災計画になるのか、そういう設置要件というのはどういう関係になるのか、こういうときに災害対策会議を設けるというふうになっていると思うのですけれども、その停電下において、こういうふうな会議を設けるというのは、どこで決められていることなのかお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 佐藤秀昭(総務課長は2019年3月まで)

大規模停電という部分での抑え、計画への位置づけというのは、当然、今までないことでございましたので、ないということではございますけれども、ただ、有事の際には必要に応じて、町長の判断により災害対策本部を設けるということになってございますので、今回も、そういった取り扱いに基づいて設置したということでございます。

質問 13番 佐藤昭平

1回起きた以上は、もう想定外ということにはならないわけです。そういう点ではしっかり、今回のようなこういうブラックアウト等というような状況というのは、こんな言い方をすると変ですけれども、非常にある意味では貴重な経験というような側面も、防災対策をしっかりする上では、そういう側面があったのかというふうに思いますので、町のその対策会議を設ける、そういうような状況についても、きちっとスピーディーに、今後ともやっていただきたいと思います。それで、次のイの避難所の状況ということなのですが、冒頭言いましたように、今回は、直接地震で家が壊れた等というようなことではなかったと思うのですが、あの報道は、とにかく主力の発電所のところが二転、三転みたいにした状況がありましたけれども、1週間かかるのだというようなことで、町民の方にとっては、大変不安な思いをして過ごしたというような状況であります。率直に言って、こういうような初めての停電下のところ、大規模停電のところですから、この際と言ったら変な言い方ですけれども、こういうような機会に、真っ暗なところで不安であれば、照明、電気のある場所というのは避難所として、先ほどから答弁されているように、「限られているけれども、不安な人はどうぞ避難所にいらしてください」と、「非常食等もあります」というような対応も、こういうような規模になってみれば、先行きの見通し等も含めて非常に不安だということに応えていくという点では、開設してもよかったのではないかとも思うのですけれども、そういう点では──それ、私の思いです──そういう点では、どういうふうに受けとめられるのか、今の時点でお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 佐藤秀昭(総務課長は2019年3月まで)

町民の不安ということにつきましては、こちらのほうにも、町のほうにも、「食料が底をつきそうであり店も開いていない」と、「避難所を開設して非常食など配布する予定はないのか」という照会が、実際数件あったという状況もございます。それと、これも報道ですけれども、やはり避難所開設した自治体における、避難された方のインタビューを聞くと、やはり、おひとり暮らしの方だったのでしょうか、ひとりで家にいるのではなくて、こういう避難所で皆さんといることによって、一定の不安は解消されたと、安心したというのも、私、実際聞きました。そういった今回の経験を踏まえて、やはり、先を見越して準備をしておく必要があるというふうに、経験から思ったところでございます。

質問 13番 佐藤昭平

つまり、実際に自分の家に水が来て冠水した等、部屋の中が地震で壊れた等、そういうふうな状況でなくても、非常に気持ち的に不安になるということが災害時の心理ですので、そういうところに寄り添うというか、おもんぱかるというか、そういうような形での対応が、今回、避難所という点では必要でなかったかというふうに思いますので、今、「今後に生かす」という答弁でありましたので、ぜひ、しっかりよろしくお願いしたいと思います。それで、避難所開設してということなので、開設したとしても、これ停電時に使える避難所というのが、3番議員にも答弁していましたけれども、これなかなか大変だというふうに思うのです。それで、避難所に対する考え方というのは、先ほど答弁もありましたので重ねて聞きませんけれども、福祉避難所があります。近隣の町村のお話などを聞くと、避難所に行かないで、要するに不安な方等については、初めから福祉避難所のほうに来ていただくと。来てもある意味、役場のほうから言って、福祉避難所に直接来ても受け入れるというような対応をされた自治体もあるようです。そういう点でいくと、流れとしては一回避難所というのですか、そういうところに行って、その中から福祉避難所に行っていただくというようなことなのですが、そういう照明との関係で言っても、ある意味こういう停電下等、そういうような場合には、もっと柔軟に考えて、福祉避難所のところでも直接受け入れると。そこも停電だというふうになったら少し困ってしまうのですけれども、そこは最低限電源を何とか確保していただくということも含めて、福祉避難所ですから、電気使えなかったらお話になりませんので、そういうような今後の対応も含めて、避難のルートというかあり方としても、今後検討していくというようなことが必要かと思うのですけれども、そういう点ではどうでしょうか。

答弁 町長 小松茂

今、議員御指摘のように、やはりその独居老人の方々等、お体が不自由である方々、特に不安を感じる方々が今回いて、その開設所の問い合わせなどもあったということでありますから、そういう意味においては、ある程度協定を結んでいる福祉避難所の利用ということも視野に入れながら、場合によってはそこに誘導させるという、そういった手法も視野に入れて取り組んでいく必要があるのだろうと少し思います。

質問 13番 佐藤昭平

ぜひ、こういう本当にすごい規模の停電という中では、今までの対応では不十分だというようなことが、いろいろ初めて気がついたということもやっぱりあると思うのです。そういうところはそのままにしないで、しっかり対応策を研究をすれば、いろいろ防災時に役立つかなというふうにも思います。それで、携帯電話の充電スポットの関係のところについてはわかりました。相当多くの方が利用されたというようなことですし、今後の対応についても答弁がありましたので、これについては飛ばしたいと思います。非常食・飲料水の供給ということ、エの部分なのですけれども、これは、公営住宅のところの関係なのですけれども、これも実際に入られている方のところで、役場の対応等々については聞いておりますので、これについても飛ばすというか、了としたいと思います。次、発電機の使用状況ということで、これも自家発電機等々の設置状況等について答弁をいただきましたので、よろしいのですけれども、これ、今回のこの停電でもって、いわゆる自家発電機や発電機の確保というか、そういう点で、道内的にもどうだったのかということはいろいろ報道もされております。当町のところは、消防のところを含めて、燃料の備蓄等についてもあるというようなことで報道もされておりましたけれども、これは、燃料関係については灯油、相当いろいろなところで需要が出るわけなのですけれども、そういう点では、どういう形で今回の場合には確保されたのか、備蓄の分だけで間に合ったのかどうなのか、そういうようなことも含めてお聞きをしておきたいと思います。

答弁 総務課長 佐藤秀昭(総務課長は2019年3月まで)

燃料関係につきましては、まず、備蓄もしておりまして、それで賄えた部分が大部分でございましたけれども、ただ一点、防災行政無線、これも当然、停電ですと動かなくなるわけでございますが、そこに発電装置、自家発電装置が中継局等についてございます。それが底をつきそうになったということで、いろいろな情報の収集手段として非常に重要なものでございますので、それを確保するために、燃料の協定は事業所と結ばせていただいているわけなのですけれども、ただ、こういう事態で、あらゆる方面からそういった燃料業者のほうに要請が来て、こちらまで手が回らないという状況にありました。それで、最終的には、陸上自衛隊釧路駐屯地を介しまして、軽油の調達をさせていただいたというのがあったということでございます。

質問 13番 佐藤昭平

降って湧いたような停電というか、それに至るような状況に、そういうような状態に北海道の発電の状況があったのだというのが、災害が起こってから、いろいろなことがわかったわけなのですけれども、その自家発電機、発電機のところの燃料の関係、備蓄されている自治体というところに釧路町も丸がついているのですけれども、今、課長の答弁を聞くと、なかなか一本橋を渡っているというところまでいきませんけれども、なかなか大変だったのだと思っています。ここら辺は、その公的なそういう施設のところでの燃料、自家発電機というのは、避難所の問題等含めて、そこからつながる住民への行政サービス等、そういうような側面といいますか、あるわけですから、これなどしっかりやらなければならないと思うのです。そうしないと、発電機を持っていても、何というか宝の持ち腐れというというか、そういうことなのです、機械ですから。それは、果たして今後、一自治体だけで、一町、それぞれの町が、ある意味もう必死になって燃料を確保するために動くということの対応を繰り返していくようなことでは困ると思うのです。そういう点では、私全く素人ですけれども、例えば釧路にだってオイルターミナルがあるわけなのですけれども、そういうところでの自治体向けのと言ったらあれですけれども、ある意味防災含めた住民対応向けのそういう燃料の確保等、そういうふうなところはしっかり、道なり国のところを含めてやっていただかないと大変だと思うのです。停電のみの状況でありましたけれども、これが被害地、地震になって、地震も伴ったりしていると大変なわけですから、そういう点では、今後のその発電機等の燃料確保、備蓄等については、これもやっぱり見直していかなくてはならない、検討していかなければならない、そういうような状況もあるのではないかと思うのですけれども、これもでも早急に対応していかないと大変かなと思うのですけれども、そういう点では、どういうふうに──ある意味一番重い課題だなというふうにして僕などは思うのですけれども──どういうふうに考えていくのかお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 佐藤秀昭(総務課長は2019年3月まで)

先ほども御答弁いたしましたが、災害時における石油類燃料の供給等に関する協定ということで、平成24年に釧根地方石油業協同組合と協定を結ばせていただいておりますので、今後もこういったことを想定されるということを考えつつ、具体的な協定の具現化といいますか、こういった有事の際の動きというのを綿密に協定事業所のほうと確認をさせていただき、そういう対応ができるような体制を整えていきたいなというふうに考えます。

質問 13番 佐藤昭平

ここをこれ以上やりませんけれども、要するに全道的な停電なのです。だから、どこの町村もそういう備蓄なり、燃料確保に必死になったということは明らかなのです。そういう点でいうと、うちの町だけできちんと今後とも対応できるのですかという課題なのです。ですから、これは道なり、また北電に何とかしてもらうというのも難しいかもしれないけれども、そういうような規模での対応も含めてしっかりしていかないと、町がそういう事業者と協力を結んでというのは当然のことなのですけれども、こういう規模になったときに、それで対応していけるのですかというのが、私の問題意識なのですけれども、そういう点で、この点では最後ですので、答弁を求めたいと思います。

答弁 副町長 大滝渉(副町長は2019年3月まで)

根本的な停電という大きな課題です。これを町だけが、自治体だけで解決できるような問題ではないと考えておりまして、北電も1ルートしかバックアップの体制を整えていなかったということが、今までそんなことを想定していなかったということですので、それは当然、事業者において安定供給を、バックアップ体制を2ルートつくる等そういう体制を整えていただきたいなと。それは、北電にも申し上げようと思っていますし、当然、各自治体その分を負担するとなれば、相当な町民負担となりますので、それは事業者の責任を十分果たしていただくということを申し上げております。

質問 13番 佐藤昭平

今までとは少し考えを、対応の考え方をレベルアップしてほしいなということなのです。こういうような規模の停電になった場合の燃料の確保、備蓄等については、しっかり行っていただきたいと思います。それで、次に3番目の要配慮者への対応ということで、答弁をいただいたのですけれども、いわゆる今、在宅で治療されている方というのは、いろいろな種類があるわけです。在宅で病院よりは、いろいろな病院代含めて安く済みますという点もありますから、そういうような形で治療される方多いのですけれども、これは当町においての、今、答弁では、酸素濃縮器等の生命維持装置の使用を要する方々14名ということなのですけれども、これ、例えば在宅での透析関係、腹膜透析等というのですか、そういうこと等、一般的な生命維持までいかないけれども、吸入措置等そういうような方というのは、町のほうでは、町のところでかかわっている方のところというのは何か把握されているのでしょうか。こういうような在宅療養の方は何人、これは何人みたいな形では把握されているかどうか、把握されているのでしたら、人数等聞きたいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

当町における人工透析の患者数につきましては、私どものほうで把握してございます。当町におきましては、患者数は46名という形で人工透析を受けている方々の把握をしているところでございます。

質問 13番 佐藤昭平

これ、いわゆる人工呼吸器等については、いらっしゃるのですか。お聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

在宅のされている方の中で人工呼吸器をつけておられる方というのは、私どものほうでは把握はできていないところでございます。失礼いたしました。在宅で人工呼吸器をつけている方は、1名把握しているところでございます。

質問 13番 佐藤昭平

今、在宅で療養されている方の関係で言うと、いわゆる介護の人間なども含めて地域包括ケアということで、地域でもっても、そういうような治療をされていても安心して暮らしていけますというようなことを目指しているというか実現をしていこうということでもあるのですけれども、そういう点では、その医療関係のところと町のところでの連携というのは、今回、まさにそういう人工呼吸器や在宅酸素の方というのは、非常にそういう点では、対応がまさに命にかかわる部分もあったのではないかと思うのですけれども、そういう点では、それぞれの方の医療機関等そういう部分も含めて、連携的にはどういうことだったのかお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

保健福祉センターの中に入居されている団体で、訪問看護ステーションございます。そちらの団体と情報の連携を図りまして、今回の災害に対応したところでございます。

質問 13番 佐藤昭平

これ、別保の栄町の住宅のところはオール電化ということで、前にも何か少し災害を受けたことがありましたけれども、さらに電気がなくては生活できないというようなつくりになっているわけなのですけれども、ここの方で在宅酸素を利用されている方で、結局、この方は御近所の助けを得て、主治医のところに受診をして1泊入院をしてきたということなのですが、その入院中のことなのかと思うのです。入院中だったということもあるかもしれないですけれども、結局、役場のほうからは、直接訪問も電話等についても安否確認等はなかったと言われている方いらっしゃるのですけれども、これは町のほうできちんと名簿等も含めて確認をしていますということでよろしいのでしょうか。その点、聞きたいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

当町におきまして、在宅酸素の濃縮器を利用されている方の人数は把握してございます。その方々に対しまして、電話連絡、あとは情報連携による安否確認、そして、それでとれない方々につきましては、在宅の訪問をいたしまして、安否を確認したところでございます。これらの確認をした中で、入院、または入院予定であるという方々も確認しておりますので、その方々だったのではないだろうかというふうに考えております。

質問 13番 佐藤昭平

役場等からの連絡、やりとりする前にというか、先ほど言ったような形で──共助というのですか、こういうの──そういうようなことで、何とか主治医のところの病院に入院できたというようなお話でありました。やったやらない等の話ここでやりませんけれども、御本人の受けとめとしては、先ほど言ったような受けとめになっておりますので、しっかり確認等もお願いをしたいと思います。それで、全般的な話なのですけれども、要配慮者の方、独居高齢者など35名に対してということなのですけれども、これは、今回は停電でした。こういうようなときに、訪問なり声かけ、安否等、確認等をするということでの名簿として上げている方が35名で、そういう方について、全員何らかの形で確認できましたという、そういうことだという話で受けとめていいのですか。そのことをお聞きしたいと思います。

答弁 介護高齢課長 高橋明(介護高齢課長は2019年3月まで)

今回の災害におきましては、停電という内容でございましたので、この停電における安否確認が必要な方というものに特化して絞り込んで、その対象となる方に対して電話がけ、そして電話がけで通じない方については、訪問をさせていただいて安否の確認をしたというところでございます。

質問 13番 佐藤昭平

今回、避難所は開設されなかったので、いわゆる避難するときにサポートが必要だという人は、したがって発生をしていなかったというふうに思うのですが、それでもそういう個別名簿等は町内会等に配付をされていて、そういう名簿でなくても声かけたりする関係はあるのですけれども、そういう点では、私これも変な言い方ですけれども、今回、そういうような地域のところに個別の名簿まで行っているわけですから、声かけ等含めていけば、そういうときにサポートが必要だという人35人と限らないです。そういう人数ではないと思うのです。それから、停電に対してそういう安否確認が必要だという人とはどういう人なのですか。何かそういう基準、基準と言ったらあれですけれども、そんなことは何か物すごく曖昧な感じがするのですけれども、そういう点も含めてどうでしょうか。

答弁 健康福祉部長 宍戸牧子(健康福祉部長は2021年3月まで)

今、御指摘のありました町内会との連携の名簿につきましては、地震あるいは津波を想定している災害の名簿が中心的な考え方でございましたが、今回の対応をした35名の方たち、特に29名につきましては、停電により生命の存続が危険性があるということで、絞り込んだ方たち、これが障がいの手帳をもらい、酸素及び吸引器等のその方たちの名簿を絞り込んだということで、先ほども担当課長答弁しておりますが、在宅医療で命の危機のある部分については、在宅医療を担っている訪問看護ステーションと連携、それから、全てが訪問看護の医療を使っているわけではございませんので、町のほうで確認をしなければならないということで、対応をする名簿を改めて確認をして対応した方だということで御理解をお願いしたいと思います。

質問 13番 佐藤昭平

それは、いろいろ判断があったというふうにも思うのですが、それぞれの停電、こんな規模の停電初めてというのは、全部の町村、北海道はそういうことかなと思うのですが、いろいろそこでもって、住民に対するいろいろな気配りやそういうものは結構違いが実はあります。管内の町村のところでは、先ほど私が言ったような、そういう津波や地震ということなのでしょう、至難の対応、個別名簿というのは。だけれども、ふだんから非常に心配な方については、近隣のところの人方の助けもいただきながら、基本的には町のほうでみんな声をかけて歩きましたと、きちんとそういうような名簿持っていますというようなこともありました。いろいろなその対応が、ハード的な対応というのもあるのでしょうけれども、1週間停電するかもしれませんというのが町民の受けとめ方ですから、そこをしっかり、そこのところに標準を合わせた対応を、ぜひしていただきたかったというふうに思います。そういう点では、地域のところでのいろいろな協力も、まさに協働としていただきながらやっていくという点では、今回の災害というのは、生かしていくべき点は、そういう要配慮者等への対応についてもあったのではないかと思うのですけれども、今後の検討課題をぜひ明確にして取り組んでいただきたいと思うのですが、この点で最後に質問したいと思います。

答弁 副町長 大滝渉(副町長は2019年3月まで)

想定していない災害ということで、今後、新たに加えるべき検討が含まさって、防災計画も全然つくり直さなければいけないと思っておりますので、災害弱者と言われる方々を十分考慮に入れた上の計画をつくっておりますけれども、足りないところが出てきたというところでございますので、検討させていただきたいと思います。

質問 13番 佐藤昭平

わかりました。よろしくお願いしたいと思います。

出典:釧路町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月5日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる