みんなの議会

安平町議会 令和7年第6回定例会 2025年9月18日

北海道胆振東部地震の検証と防災減災について

2025年9月18日、安平町議会の一般質問で、三浦恵美子議員が「北海道胆振東部地震の検証と防災減災について」質問し、総務担当課長 岡康弘、副町長 田中一省、健康福祉担当課長 小板橋憲仁、施設担当課長 伊藤富美雄、町長 及川秀一郎、企画財政担当課長 木林一雄が答弁しました。

質問者
三浦恵美子 議員
答弁者
総務担当課長 岡康弘、副町長 田中一省、健康福祉担当課長 小板橋憲仁、施設担当課長 伊藤富美雄、町長 及川秀一郎、企画財政担当課長 木林一雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 三浦恵美子

よろしくお願いします。私は北海道胆振東部地震の検証と防災減災について取り上げさせていただきます。北海道胆振東部地震から7年、被災した経験を忘れず今後起こりうる災害に備えて町民の命と財産を守る体制づくりのために以下質問させていただきます。1つ目、発災時における両庁舎と町職員の役割の明確化についての進捗を伺います。

答弁 総務担当課長 岡康弘

今議員の方からご質問いただいたのは昨年に引き続きの状況ということですので、昨年の答弁に関連させての答弁となりますのでよろしくお願いします。ご質問の安平町における災害対策本部体制については、議員より昨年からご質問いただいている件ですが、特に追分側の総合支所に配置されました支所長が、現状の地域防災計画では対策本部の組織において住民対策部長として位置付けられていまして、避難対策・保健医療・環境衛生の統括者となっています。追分地区の災害対応の責任者が不明確ではないかというご指摘を昨年いただいています。災害対策本部の見直しを含めた地域防災計画の改定については現在鋭意進めているところでして、既に本年2月また7月に防災会議を開催し、素案の一部を提出して指定機関等からの各種修正意見をいただきながら現在も策定しています。昨年もご答弁させていただきましたとおり、令和4年3月に完成しました北海道胆振東部地震の災害検証報告の内容を踏まえて、特に総合支所長については災害対策本部において事務局の直下に位置づけし総合支所責任者として対応できるように調整を行っていく考えです。また、大規模災害の発生時については、対策本部の総務総括に属する職員を総合支所に登庁させて総合支所長をフォローするとともに、対策本部で決定するさまざまな決定事項を情報共有できるよう既設のWEBカメラなどの活用も含め検討しています。

質問 7番 三浦恵美子

まずこれ過年度ずっと聞いていることなのですが、電子機器が使えなくなった時の情報共有をどう考えていらっしゃるのかが1点。あと組織を変更された内容は、職員に対する共有はどの段階で行われるか、この2点についてお願いします。

答弁 総務担当課長 岡康弘

全ての電力等が喪失し電子機器が使えない場合の体制ですが、まず安平町においては防災無線を整備していまして、防災無線は町の方から直接住民の皆さんに危険であることを発信することと合わせて全ての電力が喪失した場合に蓄電池を設けた無線になっていまして、双方の対策本部というか庁舎間あと指定避難所21か所とやり取りすることができるシステムになっています。こういったものを対応していくかと思います。あと情報共有の部分ですが、どの時期にというお話でしたか。今回10月4日にも職員の訓練をやるのですが、ある程度対策本部にさまざまな情報が集まった段階で、全体の災害対策本部という会議を開催しなければならないと。それがどの時点かは難しいですが、それぞれの被災状況ですとか現状などを各部署でまとめたものを地図上に落としたもので共有していく流れになろうかと思います。その際は総合支所の部分について、本来はこちらの総合庁舎に来ていただくことも原則になりますが、その状況に応じて対応していくしかないかなと考えています。

答弁 副町長 田中一省

補足します。ブラックアウトの関係ですが、重点加速化事業の部分でもご説明申し上げたとおり、地域マイクログリッドも含めた中で電力が使えない状況をなくしていくという計画も一つあると補足しておきます。

質問 7番 三浦恵美子

まず大規模災害においてはいろいろなことが想定されて全く電力が使えないことも想定されるので。例えば防災無線が聞こえるか聞こえないかの議論もずっとされてきたと思うのですが、その辺含めた訓練も必要かなというのが1つ。あと2点目の質問は食い違いがあったのかなと思うのですが、組織を変更されて総合支所長の位置づけを変えた内容を町職員にどのように共有し、その後どう活かしていくかお聞きしたかったのですが、この2点についていかがですか。

答弁 総務担当課長 岡康弘

失礼しました。まず1点目の住民への周知方法について、安平町では従来から情報発信の多様化・多角化。複数の手段を持って住民の皆さんに伝えていくと。危ないものは危ないと伝えるのは防災無線ですが、熊対策の時にもご指摘がありましたとおり、聞こえないとか、わからないという部分がありました。昨年度より防災無線で流した情報については、必ずホームページにも同じ内容を掲載するというルールにしていまして現在運用しています。なかなかホームページを見ることができない方もいらっしゃいます。携帯のエリアメールがありまして、こちらの方はJアラートという緊急情報を流す機械と連動させることも可能になっていますので、そういった観点でなるべく多くの方に最初の非常時の連絡が届くような手段をさまざま講じていきたいなと。その中の1つにあびらチャンネルエリア放送がありまして、こういったものも活用していく考えです。後段でご質問いただいていますが10月5日に訓練を行いますが、その際の最初の発信の時にそういったことを意識して防災無線・エリアメール・町ホームページといったもので同様の情報を一回で流すイメージの訓練もしていこうと思っています。組織の変更について、庁舎内でどのような共有をしていくか。庁舎内では常日頃から職員間で情報を共有する庁舎内部だけで見られる共有のシステムがありまして、そういったもので職員の周知を図っていく考えです。

質問 7番 三浦恵美子

情報弱者が出ないように、誰一人取り残さない体制づくりをお願いして次に移ります。2番目、災害時と要援護者登録制度の登録状況について、現在の進捗を伺います。

答弁 健康福祉担当課長 小板橋憲仁

災害時等要援護者登録制度については、本年9月1日現在で5名となっています。本制度は平成22年5月より開始したもので、制度開始から最大で58名が登録されていましたが、死亡や転出、施設入所などにより減少しています。この登録は手挙げ方式によるものでご本人の氏名・住所・生年月日・性別・連絡先のほか原則支援者2名が必要となります。ここ数年は新規の登録が無いことから令和3年から総務課防災担当と健康福祉課福祉グループの双方で支援が必要と思われる方の独自名簿を作成し、月に1回名簿照合を行いながら別途更新を行っているところです。また、社会福祉協議会におきます地域ミーティングにおいて、世帯の状況や現在の様子など自治会・町内会・福祉協力員・民生委員とも共有しながら現在の状況把握に努めています。

質問 7番 三浦恵美子

きっと対象者はたくさんいると思うのですが、登録者数が5名と伸び悩んでいる状況は、どのようなことが課題と捉えていますか。

答弁 健康福祉担当課長 小板橋憲仁

先ほどのご答弁とも重複しますが、手挙げ方式が最大の課題になっているところかなと認識をしています。こちらについては個人情報全て書いていただくものになっていまして、その中に他でいきますと普段飲んでいるお薬とか寝室ですね、住宅の地図を描いていただきながら普段ここで寝ていますという地図も必要になったりとかもあって。あと支援者が2名必要ということもありまして、なかなか高齢世帯が多い地域ですとその支援者についても同じような人に支援をお願いするところも、ここも一人で複数の支援をしていかなければならないところも課題として挙げられるのではないかという認識を持っています。

質問 7番 三浦恵美子

今、教えていただいた課題の打開について、どのように担当課として考えていらっしゃるかをお聞きしたいのですが。例えば2名の支援者をどうしても付けなければいけないんだと思うのですが、どうしても見つけられないけど心配だから登録したいのですという方がいらっしゃった時はどういう方法があるのか。この2点についてお願いします。

答弁 健康福祉担当課長 小板橋憲仁

課題の打開のご質問をいただいていますが、まず課題の打開では、先ほども言いましたが地域ミーティングの共有の部分とか民生委員協議会の中でも同じような話をさせていただいて、ぜひ支援が必要だと思われる方についての登録をしていただけるようなお願いをしているところです。これは現在も行っています。それと2名の支援者の件ですが、こちらについては原則2名ということで、例えば家から車に乗せるために1人で運び出せればいいのですが、中には体格のいい方とか、どうしても2人で抱えて運び出さなければならないことも想定されますので、原則は2名としていますが人によっては1名でそういったことができるのであれば、それはそれで2名にこだわることはないのですが原則2名としているのはそういった理由からです。その2名がどうしても見つからないということであれば、ここも民生委員協議会の会議の中でもお願いしていますが、これは緊急通報システムの関係とも同じですが、民生委員の方に担っていただくこともお話させていただいています。それとお隣ご近所の方にお願いするとか、それでもご近所付き合いのない方については町内会・自治会にお願いして役員の方に担っていただくといったことで現在対応していただけるものと考えています。

答弁 副町長 田中一省

補足します。なぜ2名かですが、先ほど身体的これも理由があるのですが、DIGの関係で、なぜ2名が必要なのか、その家から避難所に行くルートの確認、そこに危険物があるかどうかも含めた中で2名が必要となっています。

質問 7番 三浦恵美子

どうしても見つけられない場合は何段階もサポート体制があるということで、対象になるであろう方々には安心して登録もできるということで。登録する時もお手伝い、地図描くとかわからない時もお手伝いできますよね。そういうサポートもあることをお伝えいただいて、周知の方法を今教えていただいた以外に広げることを検討できるかどうか伺いたいのですが。例えば町内会の行事とかに顔を出してどうですかとか、老人クラブに行ってお楽しみ中のところすみませんけどみたいな感じでお話してみるとか、毎年せっかく更新していただいているリストを、多分民生委員さんには共有していると思うのですが、そこら辺含め個別勧奨を強めるなど、何かそういうことを今後の展開として考えていらっしゃるか伺います。

答弁 健康福祉担当課長 小板橋憲仁

再質問の他にご提案もいただいたと思っていますが、該当する方がお集まりになっている場でお話していくのは可能なことかなと思っています。ただ登録制度の関係ですが、必ずしも登録が無いから支援が受けられないということではなく、制度がある以上、登録していただくのが理想というか基本的には望ましい形かなと思っていますが、仮に登録が無い方についても先ほども申し上げましたが、こちらで情報は名簿として持っていますので、この登録制度自体にこだわっているものではないのですが、できるだけ多くの方に登録していただけるような方策も今ご提案も含めて三浦議員から言っていただいたので、その辺も含めて考えて対応していければと考えています。

質問 7番 三浦恵美子

この登録制度の周知は、私自身がそうなった時にどういうふうに避難できるかなということをお一人お一人考えていただくきっかけになればいいと思っていて毎年お聞きしているのですが、そういう支援をしていただけるということで、今後引き続き大変かと思いますがよろしくお願いします。次、3番目。令和7年度安平町防災訓練についての概要を伺います。

答弁 総務担当課長 岡康弘

平成30年に発生した北海道胆振東部地震以降、新型コロナウイルス感染症のまん延等もあり、これまで小規模な対応訓練のみを行ってまいりましたが、先の震災の記憶や教訓を忘れることないよう今年度は10月4日に職員を対象とした災害対策本部の設置までの訓練を。また、10月5日日曜日には町民を対象とした体験型の訓練を企画しています。このうち10月5日に開催する体験型の訓練ですが、大きく分けて3つの構成としています。1つ目として、町の防災無線等を合図に、それぞれのご家庭で行っていただくシェイクアウトプラスワン訓練。このシェイクアウトとは身を隠す、身を守る訓練です。プラスワン訓練は各ご家庭において火の元を確認してみたり防災グッズはどこにあるのかを確認してみたりといった訓練を各家庭でやっていただこうというものです。2つ目として、この日に合わせて各自治会や町内会及び自主防災組織などにご協力をいただきまして自主的な訓練の実施を企画いただくこと。そして3つ目として、より多くの町民の方に防災知識や災害時の対応について学んでいただく体験型の訓練を実施するものです。今回、初の試みの部分も多くありまして、詳細決定に時間を要した部分もありまして、町民への周知ですとか自治会・町内会・自主防災組織の皆様に大変ご迷惑をおかけしているところですが、こうした体験型の防災イベントを定着させて各団体が年間行事に組み込んでいただけるような興味を引くコンテンツを企画し、参加された方が防災に関する知識を自然と参加しながら身に付けていただくような機会になることを今後も継続していきたいなと考えています。

質問 7番 三浦恵美子

担当課としてとても苦労されて企画をされて、私も話を伺った時はいい企画だなと思ったのですが。こちら今年今月6月の広報に掲載されたと思うのですが、この広報を見た町民からこの内容よくわからないなって言われたので事実確認をさせていただきたいのですが。まず1点目が追分地区の2つの自主防災組織のみが検討中の自主防災組織による訓練案として掲載されているのはなぜかが1点。安平町の防災訓練と命題を打って書いてくださっているのですが、実際この安平地区、早来地区、遠浅地区は訓練を行わないのですかと。メイン会場へのバスは運行が無いのでしょうかというこの2点が主に聞かれたことなのですが。その点は企画された担当課として、どのようにイメージしてどのように広報したのか、この点について伺います。

答弁 総務担当課長 岡康弘

まず追分地区のチラシに2地区のみ対応する訓練を掲載するというのは、これこそ最初申し上げたとおり周知が遅れてしまったところもありまして、この広報を出す前に各町内会様の方を何箇所か廻らせていただきまして、こういった訓練をやるので一緒に計画を立てていただけないかというご相談をした際に、その後うちこういうふうにやりますと明確に言っていただいたところがこの最初の2件でして。それ以外についても計画をしているところがありますので、それぞれの自治会・町内会からの情報をお待ちくださいみたいな表現にさせていただいています。表現がわかりにくくなった部分があろうかと思いますが、趣旨としてはそのような趣旨になっています。あと追分地区のみのような形で、安平町防災訓練でありながら他の早来とか安平地区はどうなのでしょうかというご質問ですが、後段で各自治会・町内会様、会長宛てでしたが、こういった訓練の趣旨で行うのだけれどもこれに合わせて各自治会で検討していただけるものがあれば防災の担当にご相談くださいというご案内をさせていただきました。先ほどもある自治会の方から全体的な訓練は農作業の関係があってできないんだけれども、今自分のところでは自主防災組織内の連絡網を作っているのでこれを回す訓練、連絡情報伝達の訓練をさせていただきたいので参加させていただきたいというお話も早来地区からいただいています。なかなか町内4か所の地区があって1か所でやるのは難しいところがあるのですが、バスの運行についても考えていますので、早来地区の方もメイン会場がどうしても追分公民館になってしまいましたが、参加できるような対応でいきたいと考えています。

質問 7番 三浦恵美子

大変なご苦労をされて準備不足もあったとおっしゃっていただいたのですが。限定した地区の自主防災組織を書いてしまうと若干誤解を生むというか。そしたら私たちは取り残されたのだろうかと思う方もいらっしゃいますし、安平町全体として自主防災組織の運営や避難訓練を考えていただきたいのが1つ。バスの運行を考えて、今年やろうかなと思ってらっしゃるのでしょうか。となるとこれ書いていましたっけ、広報に。書いてなければどのように広報していくのか。期限も少ないのですが、どう広報して、より一人でも多くの方がこのメイン会場へ集まるその体制を取れるのか。ただ、このタイムスケジュールを見ると、バスを回してメイン会場まで来るのは出入り自由なのでしょうけど厳しいスケジュール観にもなっていると思うのですよね。そこら辺含め来年度以降も改善されていくのかとは思うのですが、現時点ではどのように整理されているか伺います。

答弁 総務担当課長 岡康弘

非常に難しいやり方というか、どうしてもメイン会場を1か所にしてそこに参加される方にバスをとなった時にどれだけ参加していただけるかもあるので、そこについては開催日までに検討させていただきたいと思います。ちなみに22日に各戸配布で別刷りチラシを入れるのですが、そこにもバスの掲載はできませんでした。これは自主防災組織で考えていらっしゃる避難訓練、これは2か所だけではなく町内、特に追分地区になりますが、避難訓練を実施するというところで最終的にメイン会場まで二次避難をいただく訓練の内容になっていることについてもバスの対応だったりさせていただく部分がありまして、どうしても広報まで至っていないのが現状です。このイベントは日曜に開催するというのはより多くの方に参加いただいて、これはお子様も含めて届くようにイベントを企画しているものでして、これを継続させていきたいなと考えていますので、これは場所を変えることもあるでしょうし、ずっと追分でやるわけではなく、町内の各地区で毎年やっていく流れで考えていますので。なかなか行き届かないところがあろうかと思いますが、今回の実施において出てきた反省点を活かしていきたいと思います。

質問 7番 三浦恵美子

来年度以降、今回の教訓を得て改善されると思うのですが、うちの自治会町内会は聞いていなかったということの無いような周知を来年度以降は考えていただきたいのと、来年度以降の取り組みについて会場を移動してやろうかなとかいろいろ伺ったのですが、町民が全体で参加できる体制づくりを進めていただけると思うのですが。例えば4地区、公民館とかあると思うのですが、毎年そこを回してバスを送迎する体制もきちんと構築してタイムスケジュールも余裕を持ってやっていただけるかどうか、その辺も考えていただけるかどうか最後に伺います。

答弁 総務担当課長 岡康弘

まず、各地区を回していく。どこまで施設のキャパシティもあるので、4地区を順番に回していくことができるかどうか検討させていただきたいのですが、いずれにしてもこういった機会に防災意識といったものを自然と学べる機会を作っていくことが今後求められている、防災訓練という名称も堅いのですが、そういったイメージですので、住民の方が幅広く参加いただけるような体制が取れるように対応していきたい、検討していきたいと考えています。

質問 7番 三浦恵美子

では、大変でしょうけどよろしくお願いします。次、4番目。自主防災組織と行政の連携について。以下3点について伺います。1点目、自主防災組織結成後の対応について伺います。

答弁 総務担当課長 岡康弘

自主防災組織を結成された団体に対するフォローアップについてのご質問と推測しますので、答弁させていただきます。これまでも結成された自主防災組織ごとにその濃淡はありますが、各団体で自主的な訓練を実施される際に我々防災担当側にお声がけをいただきまして一緒に企画実施したいというご依頼があれば、その都度対応させていただいたところです。また昨年11月ですが、その年に開催された自治会長等会議におきまして、自主防災組織間の情報交換の機会を作っていただきたいというご意見もありましたので、昨年11月に自主防災組織等にお集まりいただきワークショップを開催しています。今後も防災における共助の重要性に鑑み、このような対応に尽力してまいりたいと考えています。

質問 7番 三浦恵美子

いい取り組みをしていただいているのですが、まだちょっとどうなのでしょうか、周知の方がどうなっているのかなと思うのですが。結成後の活動について誰に相談したらいいかわからないという声が最近聞かれたのですが、どう対応しているのか。例えば自主防災組織を大切だからやってみようと言って結成した組織があったとして、その後どうしたらいいか迷っている方もいらっしゃる方もいらっしゃると思うので、そこら辺、担当が誰か顔が見えるように進めていただけるかどうか、どのような対応しているかについてお願いします。

答弁 総務担当課長 岡康弘

活動後に結成されたところへのフォローが不足しているのではないかというお話かと思います。結成後の課題で自治会町内会の母体と同様の課題になろうかと思いますが、各自主防災組織においては組織の高齢化や若者の不足、不参加といったものとともに独自の取り組みのマンネリ化など課題があると全国的に認識があると認識しています。行政側としては、まず窓口になる職員を議員の方はどのような案をお持ちなのか存じ上げないのですが、まずは防災担当というのが役所には居りますので、そちらが担当窓口になろうかと思います。地区ごとに現段階で張り付いているものではないという認識になります。あとサポートの方法ですが、各種情報提供それから自主防災の自主的な訓練のサポート、先ほど申し上げた自主防災組織間の連携を促進するような取り組みといったものでサポートをしているのが現状になろうかと思います。

質問 7番 三浦恵美子

防災担当の方がどういう方か。顔が見えて安心して相談できる体制が大事ではないかと思ったところで次の質問につなげていきたいのですが。発災時の避難所運営・対応について、こちら行政と自主防災組織での連絡体制、運営主体の移管等について不安を感じている町民の方、自主防災組織の方がいらっしゃったので、この点についてどのように対応されるか伺います。

答弁 総務担当課長 岡康弘

今回の防災訓練の関係でお話を各自治会等にお話をさせていただきましたところ、その役員会の席で私も同様なお話をいただきました。胆振東部地震の発災時には町が能動的に開設した避難所もありましたが、実際に避難者が避難されてきて自治会・町内会が避難者に対応して自主的に開設した避難所も混在していたと記憶しています。大規模な災害が発生すると役場側もさまざまな対応で混乱をきたしており、ルールどおりの運用は難しい部分もありますが、前回の教訓を踏まえ町内の主要な避難所については駆けつける担当職員の割り当て、要は発災して集まって誰々はどこどこの避難所を開けるという決定ではなく、あらかじめ職員の割付けをしておくということで自主防災組織と共有が必要ではないかと考えており、今後検討を進めていく考えです。

質問 7番 三浦恵美子

避難所の運営に関しても町職員の顔が見えて安心して情報共有しながら進めていけることが大切かなと思うのですが。どのような形でそちらを進めていくのか。例えばですが官民連携した避難訓練、そういう情報共有・開設の訓練など今後も必要になってくるのではないかなと。そういう訓練ができれば例えば自主防災組織の方が不安に思っている開設はしたけど、どの時点で行政にその運営の主体を移管していくのかとかどういうタイミングで避難所閉鎖になるのかなとか、発災の時は混乱もしますけど少し落ち着いて運営もできるかなと思うのですが、そこら辺今のところどう考えていらっしゃるか伺います。

答弁 総務担当課長 岡康弘

実際に昨日も今回の訓練に合わせて避難訓練をしたいという自治会の方から同じようなお話をいただいたのですが。できれば近くに住んでいる町職員に駆けつけてもらった方が顔がわかるので、いろいろなお願い事ができるというお話をいただきました。私さっき割り当てをさせていただくと申し上げたのですが、誤解が生じないように申し上げると一番最初のご質問にもあったとおり、役場は役場で災害対策本部を設置しますと、現状の仕事に合わせて指揮命令系統、例えば健康福祉課であれば避難所の対応、総務課であれば全体の仕切りといったものが決まっていまして、居住別に発災時にすぐに避難所に顔見知りの人間が駆けつけると、それこそ災害対策本部自体の機能が薄れてしまう。これは前回の災害の時にもそういった傾向があったので、特に追分地区においては本当のその災害対策本部の指揮命令系統なのか、避難所に直接行ってそこで対応していた中での対応になってしまうのかが不明確になったという教訓もあるので、ここは町内会の皆さんにとっては顔の見える職員を配置していただきたいというお話もありますが、これはあくまで災害対策本部としての対応でいきたいと考えています。その上で、準備として迅速に行動するために避難所を開設するにあたっては、もともと誰がどこを開けるのかといったものは定めるべきという認識ですので補足させていただきます。あと避難所の主体の関係ですが、避難所の初期段階、発動期においては混乱した中で避難所を開設して避難者の生命の安全確保を行うというもので、安平町においては令和2年に避難所の運営マニュアルを策定しています。これは確か議会にも行政報告をさせていただいたかと思います。その中で開設の基準やチェックリストを定めるものですが、まず避難所は開設の判定については基本的に災害対策本部で設置をする役割を持っています。その上で誰がそのイニシアティブを取ってリーダー役になるかは非常にケースバイケースになっていますが、基本的には今のマニュアル上はその地域にいらっしゃる自主防災組織ないしは町内会長、自治会長といった方に委ねるんだと。職員が対応するのは災害対策本部とその現場の避難所との橋つなぎというか運営にも携わるのですが、役割としては防災会議、災害対策本部での決定事項等をその避難所の方に伝える伝達役という位置づけになっていまして、基本的にどの段階でイニシアティブをどちらがリーダー役になるのかと言えば避難所の開設にあたってのマニュアルでは最初からその自主防災組織側にあるのが今の作りになっています。

質問 7番 三浦恵美子

次、各避難所における要支援者の受け入れ態勢について伺います。

答弁 総務担当課長 岡康弘

支援が必要な方の避難体制、避難所に関する対応については、地域防災計画、避難所運営マニュアルの対応として地域内の公民館4か所が指定されている福祉避難所での受け入れとなります。なお4地区の公民館は各地区の指定避難所でもあり、一般の方の避難所としても開設になりますので、福祉避難所が不足する場合には個室や食事提供等の設備を備えた宿泊施設、高齢者関連施設を活用することも想定しています。

質問 7番 三浦恵美子

例えば4地区の指定避難所に行く前に、地域の自治会館などに一次避難として来られた要支援者をどのように受け入れるか。その受け入れ体制について行政としてはフォローすることができるのか。例えば保健師などに相談をできる体制を取れるということがあるかどうか伺います。

答弁 総務担当課長 岡康弘

先の胆振東部地震の時は自分も避難所運営側に回っていたので、支援が必要な福祉避難所に入られる方と一般の方がどうしても最初は混在していたのが苦い経験でした。現在、このマニュアルでその受け入れ先というか福祉避難所を開設する流れになりますので、普通の一般の指定避難所に来られた方についてはそこに配置されている職員を通じて健康福祉課等と協議して、その福祉避難所に入るべきなのか医療機関に移すべきなのかといった判断がなされるかと思っています。

質問 7番 三浦恵美子

そちら周知の方も合わせてお願いします。次、5つ目。避難所として利用する公共施設へのエアコン設置について。昨年9月定例議会の一般質問でもお伺いした経緯もあるため、その後の進捗を確認させてください。

答弁 総務担当課長 岡康弘

避難所のエアコンの設置ということで、全般的ですが私からご答弁させていただきます。町内には35か所の指定避難所がありますが、このうちいずれかの部屋にエアコンが設置されている避難所については全体で12か所、設置率は34.29%となっています。なお、避難所のエアコン設置については早来学園の開設を皮切りに特に教育関係施設が順次行われている、教育関係施設といっても地区公民館といったところを重点的に現在整備が行われている現状です。

答弁 施設担当課長 伊藤富美雄

町所有自治会館については今年自主的に設置した自治会が1自治会あり、自治会館のエアコン設置率は9.1%となっています。またその他、町への設置要請が2自治会町内会ありました。今年は町内でもエアコンが設置されている施設においてクーリングシェルターを実施するなどしたことから、町所有の自治会館を管理していただいている自治会・町内会に対しエアコン設置についてのアンケート調査を行いました。今後、今回のアンケート調査をもとに引き続き検討していきたいと考えています。

質問 7番 三浦恵美子

設置率などを伺ったところ、まだ低い感じだなと捉えたのですが。例えば今年度設置が行われた11か所のクーリングシェルターまでご自宅が遠いお年寄りなんかは暑さのなか徒歩で行くのは熱中症のリスクも高める危険性があるなと思ったのですが。エアコンの設置場所を増やすことによって避難所の運営の時だけでなく、平時でも地域のクーリングシェルターとしての機能とか、涼しいところを求めて地域のコミュニティの場としてもより活用できるのではないかなと個人的に思うのですが。この設置に関してどのような順番を付けて今政策を打ち出して進めているのかどうか。この優先順位について伺います。

答弁 町長 及川秀一郎

今のご質問はクーリングシェルターの話になっていますが、いずれにしてもクーリングシェルターとして常設で空調が完備している所がまだ数が限られていますので、これから段階的に整備していかなければならないという話は前回の話でも出ていたと思うのですが。昨年の実施計画の段階で指示させていただいたのは、例えば追分公民館や早来の公民館もエアコン設置させていただきました。大規模な避難所にも使われた教訓を活かしてまずは大ホールを優先的に設置させていただきながら、町民センターについては個室の避難所にも対応できることとして合宿所の機能がメインですが整備が完了したところです。遠浅、安平の公民館も一応1か所ずつはあるのですが、まだ他の集会室・研修室等については付いていませんので、いっぺんにはなかなか難しいのですが、現在付いていないところには1か所、1か所付いているところには複数個所という形でできる限り設置している施設が先ほどのパーセントがまず3割超えたばかりですし、自治会の方ではほとんど付いていない自治会・町内会館には付いていないのが実態ですので、設置の支援メニュー等も国等でも内容によっては用意をされてきている部分もありますので有効活用しながら、場合によっては家庭用のエアコンで十分対応できる施設も多数ありますので、経費がかからなくて速やかに設置できるところも総合的に判断しながら、気持ちとしては北海道が昔と違ってこの6月からちょうど9月の前半まで夜も含めて暑い日が続いていますので、そういった状況を鑑みながらスピード観を持って対応していきたい思いです。

質問 7番 三浦恵美子

今ご答弁いただいたとおり、交付金のメニューも出てきていると伺ったのですが。例えばまちづくり支援推進交付金とか空調設備臨時特例交付金、こちらは令和15年度までと決まっているのですが、こちらそれぞれもし要件が合うようでしたらこちらもご検討いただきたいなと思うのですが、交付金等は町長がよくわかってらっしゃると思うのですが、活用についてはタイミングも大事なので、できるだけ使えるものを探して進めていっていただけないかなと思うのですがいかがですか。

答弁 町長 及川秀一郎

おっしゃるとおりでして、補助メニューが充実してきて北海道の町村会だったり市長会もそうですが、そういった声も上げさせていただいていますので。そういった支援が少しずつ用意されてきていると承知していますので、最大限活用しながらこの15年でそれで打ち切るのか再延長になるのかは不確かですが、まずは15年の目途に向けて整備を、先ほど言った最低1か所は付けていけるようにしていかなければならないと思っていますし、先般、健康福祉課と相談した時には介護施設でもそういったメニューが出て、例えば今年度中にできるものであれば速やかにみたいな、補正予算を組んででもやっていくという話し合いも出てきていますので。町の公共施設だけではない部分も含めて、繰り返しになりますができるだけ早い段階で環境が整うように、また前段としてゼロカーボンといったところにも資するような形での配慮も合わせて行っていきたいと思っています。

質問 7番 三浦恵美子

よろしくお願いします。最後の質問に移ります。令和元年12月策定の復興まちづくり計画について。行政として計画全体をどのように検証を行っているか伺います。こちら計画上の事業が完了したとの答弁を受けての質問となっています。

答弁 企画財政担当課長 木林一雄

復興まちづくり計画は、令和元年度から4年度までを計画期間として総合計画、中期基本計画と一体的に復旧復興事業が進められ、計画期間が満了する前の令和4年9月28日開催の全員協議会において中期基本計画の評価検証とともに復興まちづくり計画の評価検証をご説明していますので、1回目の答弁では検証結果の概要をご説明申し上げます。はじめに取り組みの進捗になりますが、全員協議会の際は令和3年度末時点の進捗状況をご説明しましたが、改めまして計画期間満了後の令和4年度末の取り組み実績からご説明申し上げます。復興まちづくり計画は復興に向けた取り組みつぃて4つの基本方針を掲げ、1つ目に住まいと暮らしの再建、2つ目に災害に強い町・人づくり、3つ目に産業と経済の復興、4つ目が未来へつながる復興、この4つの方針のもとに170以上の事業があるわけですが、それを分類した中分類になりますが、中分類が59の分類に分けられるのですが、全体で59の分類があるなかで、取り組みが完了したものは21の取り組み。率に直しますと36%になります。令和5年度以降に継続、着手済みの取り組みが38、率に直すと64%となっています。未着手の取り組みはゼロとなっています。次に今度も継続した必要な取り組みとして、被災者の心と体のストレスの軽減さらには地域での見守りやサポートなどは今後も継続した取り組みが必要である旨の検証をしています。最後に震災で醸成された自助・共助・公助の協力関係の構築と役割理解、防災教育との継続な取り組みによる地域防災力の向上など、今後の災害に備えた取り組みなど震災の経験などを今後に活かすことが重要であるということで検証結果をまとめているところです。

質問 7番 三浦恵美子

取り組みが必要な部分があるということでおっしゃっていただいたのですが。心と体のストレスの軽減といったサポートとおっしゃっていただいたのですが、確か安平町の健康診断の時に集めていらっしゃる心のアンケートがあったと思うのですが、こちら集めた結果についてはどのように活かされているのか、まず伺います。

答弁 健康福祉担当課長 小板橋憲仁

心のアンケートの関係でご質問いただきました。こちらについては臨床心理士にお願いをしていまして、分析も含めてのお願いなのです、委託なのですけれども、その結果に基づきまして訪問が必要な方とか電話相談をして連絡を取りながらその状況を確認するといったことを保健師と一緒になって対応させていただいている状況になっています。こちらについては臨床心理士のご都合もあって、頻繁ではないですがある程度定期的な形で該当者にはご連絡をとりつつ相談に乗っていただける体制で、必要に応じて医療機関につなげるといった対応をさせていただいています。

質問 7番 三浦恵美子

継続した支援が必要な方がいらっしゃるということで何度か答弁で伺っているのですが、計画上こちらは物理的な事業が完了したという意味なのでしょうか。本当の意味でどう復興しているのか。何をもって復興しているのかが疑問に思っているところですが。昨日の同僚議員の質問にもありましたように、被災した旧早来中学校の解体も費用がかかるからできないという、毎年そういうご答弁だったのですが、置けば置くほどお金、管理経費含めかかりますし、防犯上もよくないなと昨日も改めて思ったのですが。また、町内の道路も被災後傷んだままになっていたりとか、物理的にも災害の爪痕が残されていると思うのですよね。それを見ると町民の方もまだ元気になれないなと思うし、生活上も危ないですし。そこら辺含めまだ復興したとか完了したっていうのは拙速ではないかと思うのですが。先ほど答弁いただいた今後も継続した必要な取り組みがあるとの検証結果にもあるように町民の方、今でも心に傷を負った被災者も少なからずいらっしゃって災害復旧事業が終わったとか復興まちづくり計画の事業が完了したと聞くたびに取り残されている感じ、私たち忘れられているんじゃないかって訴えている方もいらっしゃって。被災した町民にとっては本当の復興とは何か、これは被災した町民に直接聞く必要があるのではないかというのが1点。本当の意味で毎年検証と言っているのですが、本当の意味で生きた活かされる検証となるためには、被災した町民の声を直接聞いていくことが大事かなと。直接聞き進めていくことが大切だと感じるのですが、その件に関して強く要望したいのですが、そのような同じ認識で進めていただけるのかどうか最後に伺います。

答弁 町長 及川秀一郎

時間も無いようですが、総合計画の後期計画で復興まちづくり計画が中期計画の際に整理されて、そこでまだ継続中を含めて後期計画に4年間に盛り込む形で総合計画は整理させていただいています。前段、町民センターの耐震化に合わせた復興事業といった大きな事業については令和6年度をもって完了したのは申し上げさせていただいていますが、当然さまざまな課題は連続していますし、また震災が無くてもあった課題がさらにそこが強くなってきているものあろうかと思います。また、町道・歩道の補修工事といったところも計画的にやってきましたが、そこが震災によって大きく先送りしたところもありますので、そういった意味においては震災の影響は今もいろんな形で、先ほどご指摘いただいた昨日もご指摘いただいた旧早来中学校の解体についてもそういったことだと認識していますので。私が震災に対する復興のメッセージが町民の方にとって辛いという気持ちにさせてしまうのであれば、言い方についてはこれからさらに注意していかなければならないかなと思っています。いろんな課題も含めて町政懇談会だったり自治会長等会議だったり、先ほどの職員が戸別訪問する中での聞き取りだったり分析だったりさまざまな形で町民の声を聴きながら、震災だけではなく日頃の行政課題にも向き合ってその対応に心がけていかなければならないと認識しています。時間の関係で端折りました。

質問 7番 三浦恵美子

では、町民の方に向けていろいろ発信していただきますようよろしくお願いします。以上で終わります。

答弁 総務担当課長 岡康弘

先ほど三浦議員からの一般質問において総合防災訓練に関するご質疑のなか、10月5日の追分公民館での訓練に関して追分地区以外の方に対するバスの運行について、私の方から検討していると申し上げましたが、当初そのような想定をしていたところですが、第一に実際にあの自主的に訓練を行っていただくこととなった自主防災組織の二次避難等において町のバスを使用することや、議員がおっしゃるとおり実施する全体スケジュールなども今回の場合考えますと、今回の試みでは実質違う地域からに対するバスの運行は難しいと考えています。議員からのご質問では町民からのご意見ということもありましたので検討していると回答させていただきたましたが、今回の訓練においては追分以外の3地区に対するバスの運行は行わないものとし、答弁を変更させていただくとともに三浦議員からは安平町の総合防災訓練という名称であれば全地区の配慮をというご指摘いただきましたので、次年度以降の開催に向けての反省とさせていただきたいと思います。以上、修正の答弁とさせていただきます。

出典:安平町議会 令和7年第6回定例会 2025年9月18日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる