みんなの議会

釧路町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月4日

一人暮らし・高齢者世帯等の安全・安心について

2018年9月4日、釧路町議会の一般質問で、佐藤昭平議員が「一人暮らし・高齢者世帯等の安全・安心について」質問し、町長 佐藤広高、介護高齢課長 高橋明、福祉課長 関向範生が答弁しました。

質問者
佐藤昭平 議員
答弁者
町長 佐藤広高、介護高齢課長 高橋明、福祉課長 関向範生

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 佐藤昭平

それで、3件目ですが、ひとり暮らし・高齢者世帯等の安全・安心についてということでお聞きいたします。まず1点目、資料いただきましたけれども、独居・高齢者世帯・障がい者等の地区別世帯数・人数等の現況はということで資料をいただいております。2点目は、孤立・孤独死防止策の現状と課題ということで、以上2件お聞きいたします。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

佐藤議員の3件目のひとり暮らし・高齢者世帯等の安全・安心についての中で、まず1点目で、独居者・高齢者世帯・障がい者等の地区別世帯数・人数等の現況についてのお尋ねでございます。このことにつきましては、資料を提出させていただいてございますが、改めて御答弁を申し上げます。平成30年3月末の住民基本台帳による65歳以上の単独世帯は、釧路町全体で1,713世帯、65歳以上の高齢者しかいない世帯は1,043世帯となってございます。また、各種障害者手帳交付状況による障がいをお持ちの方は、釧路町全体で延べ1,076世帯、1,132名となってございます。次に、孤立・孤独死防止策の現状と課題についてのお尋ねでございます。孤立・孤独死の防止策につきましては、高齢者の孤立・孤独死の未然防止を図るため、町民宅を訪問する機会のある37事業所と孤立死防止協定を締結してございます。そのほか、高齢者の状況や安否確認を兼ねた介護予防把握事業、配食サービス等による訪問や緊急通報システムの普及にも努めておりますが、孤立・孤独死のおそれがある方々全ての把握が難しいことが課題であると、認識をいたしているところであります。以上です。

質問 13番 佐藤昭平

資料をいただきましたので、今の答弁も受けながら、何点か資料分にかかわってお聞きをしたいというふうに思います。それで、まず、①のところなのですが、単独世帯というのは、人口、人数等イコールなのかなというふうに思うのですが、2人以上の高齢者のみの世帯というのが、これが世帯数ということなのですが、これは人数的に言えば2人以上になっていますので、人数としてはどういう人数になるのかお聞きをしたいと思います。

答弁 介護高齢課長 高橋明(介護高齢課長は2019年3月まで)

記載のとおりでございまして、2人以上の世帯ということで、複数世帯なものですから、3人のところもあったり、4人のところもございますけれども、今回、御用意できたのは複数の世帯のみというところで御理解いただきたいと思います。

質問 13番 佐藤昭平

では、ちょっと確認だけしますけれども、単独世帯が人の数でいうと1,713人と、それから2人以上だけれども、最低2人はいるということで、この2段目のところについては2,086人以上というふうにして理解をいたします。そうしますと、全合計が3,841人等という人数になるというふうに思うのですが、これは釧路町の全体の人口の割合でいうと、人口比の割合というのはどういうふうな比率になるのかお聞きをしたいと思います。

答弁 介護高齢課長 高橋明(介護高齢課長は2019年3月まで)

人口比でいきますと19.5%程度ということになります。

質問 13番 佐藤昭平

全体でいうと、約5人に1人が高齢者単独世帯であったり、2人高齢者のみの世帯というようなことに理解をいたしますけれども、これ、経年の資料は求めませんでしたけれども、これは結構な比率でないかなというふうに思うのですが、この約20%ということについては、どういうふうに認識されているのかをお聞きしたいと思います。

答弁 介護高齢課長 高橋明(介護高齢課長は2019年3月まで)

今、佐藤議員の算式といいますか、2人以上のところ2人という計算をしますと、確かに3,841名になりますので、単純に割りますとそういう19.何%というふうになりますが、実際の住基上の人口でいきますと、65歳以上の高齢者というのが5,370人ということで住基登録なっておりますので、実際のところは27.2%ということで、釧路町も超高齢化の町ということでございまして、今後とも高齢化率が残念ながら伸びていくという状況になっているかと思います。

質問 13番 佐藤昭平

65歳以上との対比での比率も出していただきましたけれども、残念ながらというふうにして言われると困ってしまうのですけれども、僕は喜ばしいことかなというふうに受けとめております。長寿社会ということかなというふうに思っております。それで、もう一点、済みません。障がい者のところでだけお聞きしたいのですけれども、これは身体障がい者の世帯数と延べ人数というところで、それぞれちょっと多いのですけれども、これ例えば複数いるという夫婦であったり、1世帯に2人以上どちらも障がい者であったり、手帳をもらっているというふうにして理解していいのですか。そのことだけちょっと前提でお聞きしたいのですけれども。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

この数につきましては、各種手帳の交付の延べ数ということで管理してございますので、議員言われるとおり、1世帯にお二人手帳を交付されている方がいれば、2つでカウントしているというところでございます。

質問 13番 佐藤昭平

それで、①と②の資料のところで、これクロスした資料というか、見方というのはしているのでしょうか。例えば、単独世帯のところで障がい者、それから2人以上の方のところで障がい者の方がいる等、そういうような方とはある意味、言葉、うまくあれですけれども、リスクが多いみたいなふうに受けとめるのですけれども、そういうような世帯の捉え方というのは、どういうふうに捉えているのかをお聞きしたいと思います。

答弁 介護高齢課長 高橋明(介護高齢課長は2019年3月まで)

大変申しわけありません。このたびの資料の作成の仕方といたしましては、あくまでも上は、住基上のデータをもとに作成をしておりますので、人によっての振り分けしかしておりません。下の障がいのほうの関係の世帯につきましても、住民登録とは関係のない中での統計というか集計をしておりますので、上の表と下の表のリンクというのは残念ながらなっていないということで御理解をいただきたいと思います。

質問 13番 佐藤昭平

表をつくるに当たって、いろいろ御苦労されたというようなことかなというふうに思うのですが、生活の場所のところで町民の方を見た場合には、やはりどういう方にいろいろな困難な状況が発生しやすいのかなという点では、やっぱりこの①と②のところはきちんと状況を把握していく必要があるのかなというふうに、それは単純に求めておきたいというふうに思います。それで、次に②のところにも少し関係して入ってくるのですけれども、今、孤立死であったり、孤独死であったり、いろいろな呼ばれ方をしているのですけれども、その定義というのは固定はしてないのですか。固定はしていないようなふうなのですけれども、釧路町としては、こういうような方を状態としては孤立死と呼ぶ等、孤独死と呼ぶ等、そういうような一定の定義というか、そういうものというのはあるのでしょうか。どういうふうに、または考えられているのかをお聞きしたいと思います。

答弁 介護高齢課長 高橋明(介護高齢課長は2019年3月まで)

孤立死というのは、定義的には死亡した事実が長期間、誰にも気づかれなかったといったような状況を孤立死というふうになっているようです。あと孤独死につきましては、あくまでも誰にもみとられず死亡すること、ひとり暮らしの方が自室内で死亡し、死後しばらくたって、初めて遺体が発見されるというようなことというふうにはなっておりますけれども、正式にはどちらも定義が定まっていないということになってございます。ただ、北海道においては孤立死という表現を平成22年度以降ですか、しているようになっているというのはわかっておるところがありまして、孤独死と言うよりは孤立死と言うことが、どちらかというとやわらかい言葉になるのかなというふうに思っているところであります。

質問 13番 佐藤昭平

いろいろあるようですよね。自治体ごとに何か違うような感じもあるようでありますけれども、おおむね課長のほうから答弁あったような中身でもあるのかなというふうに思います。それで、事前のその資料のところの①、②のところもいただいたのですけれども、1点、特殊な事例ではなくて、いわゆる単独世帯等、高齢者世帯等、それに合わせてのその障がいを持っている方等というのは、明らかに釧路町の中で、階層としていらっしゃるのだということはきちんと認識して、対策を打っていく必要があるのだというふうにして思います。それで、この間、事業所との連携の状況も答弁としていただきましたけれども、この間、町のところで把握している、孤立・孤独死のところの事例などは把握されているのでしょうか。お聞きをしたいと思います。件数等を聞きたいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

孤立・孤独死の関係でございますが、27年度に1件、28年度も1件、29年度も1件、各1件発生しているところでございます。27年度につきましては、発見までの経過として、亡くなられたと予想される日から9日間経過した後に見つかっておられます。また、28年度につきましては45日、29年度につきましては、17日程度経過した後に見つかっているという状況で確認しております。

質問 13番 佐藤昭平

それで、前の議会では、ふれあいボトルのことで質問もさせていただいて、その情報の更新等についてやっていく必要があるのだという、そういう答弁もいただいたところであります。それで、この間いろいろ聞きましたら、救急車がいろいろ発動して、サイレンの音などを聞いて、消防のほうに聞いてみたりすると、結構安否確認で走っている、出動されている救急車が多いのだというようなこともわかりました。いわゆるその近隣の方が発見をしたりというようなことも含めて、平成29年度のところで7件等というふうにして聞いているのですけれども、いわゆる搬送しなかった方ですよね。そういうふうに聞いてはいるのですけれども、さっきのネットワークの話は当然、警察や消防署とかかわっているというふうに思うのですけれども、町としては、こういう消防の安否確認で出動した等、そういうような情報というのは、何らかの形では把握をされているのでしょうか。その点ちょっとお聞きしたいと思います。

答弁 介護高齢課長 高橋明(介護高齢課長は2019年3月まで)

介護高齢課といたしましては、緊急通報システムというのを事業としてやっておりまして、その緊急システムによる出動があった場合については、消防のほうから報告がいただけるということはございます。

質問 13番 佐藤昭平

ちょっとそこら辺、正確に一人一人の方がどういうような経路でもって、きちんと連絡がとれるに至ったのかというところは、個別に見ていかなくてはならないので、ちょっとここの時間ではできないと思いますので、では、具体的に孤立死の対策ということで、この釧路町ではいわゆるライフラインの事業者等になると思うのですけれども、37事業所との孤立死防止協定を締結していますというようなことなのですけれども、先ほど答弁があった件数は、実際に亡くなられた件数のところだと思うのです。1件1件というのは、このネットワークでもって、町のほうに連絡が来た等、警察に連絡が行った等、そういうような形というのはどういうような稼働状況になっているのかをお聞きしたいと思います。

答弁 介護高齢課長 高橋明(介護高齢課長は2019年3月まで)

先ほど言いました協定結んでいる37の事業所につきましては、あくまでもいろいろと自宅のほうに立ち寄ることがある事業所に対して協定を結ばせていただいておりまして、時によっては、玄関の郵便受け等、新聞に物がたまっているよというような異常を発見したときに、役場のほうにも御連絡をいただいて、役場のほうで動くということもございますけれども、それよりもどちらかといいますと、生命に危険が予見されるような場合につきましては、役場にではなく、直接、消防・警察等に連絡するという協定を結んでおりまして、その結果を役場に御報告いただいている義務がないものですから、直接、消防・警察に連絡したかということの把握は今現在できていないところであります。ただ、あと町のほうで、介護高齢課のほうでやっている配食サービスというサービスがございますけれども、その中では月に1回程度、「新聞がいっぱいたまっていますよ」等、「電気がついていますよ」というようなことで問い合わせがあって、うちのほうで対応しているケースは月に1度程度はその配食サービスの中ではございますけれども、37の協定のところからの御報告というのは義務もないですし、報告もありませんけれども、直接警察なり消防に行っているケースがあろうかとは思います。

質問 13番 佐藤昭平

いろいろ頼んでいる、そういうような協力をしてもらっているので、いろいろな事務的なものは、そこまで頼めないみたいなふうなことがあるかもしれませんけれども、でも協定を結んでいるわけですから、そういう町として行っている施策のところが、どういうような効果を上げているのかというところは、当然、事業としては把握していく必要はあるというふうに思うのですけれども、今後、この協定によって、いろいろ情報が入った部分については、データとしても、せめて件数ぐらいは把握していく必要があるかなというふうに思うのですけれども、その点どうでしょうか。

答弁 介護高齢課長 高橋明(介護高齢課長は2019年3月まで)

あくまでも協定を結んでいただいて、御協力をいただいているというようなところもございまして、事業所のほうには事務的な負担といいますか、町に対する負担はちょっと軽減をさせていただいて、あくまでも本当の町民の生命の危険等の回避に力を注いでいただきたいというふうに思いますので、今後とも、町のほうに報告を特段求めないといったら、あれなのかもしれないのですけれども、あくまでも協定に基づいた行動をしていただきたいということを、これからも実施していきたいというふうに思います。

質問 13番 佐藤昭平

その点はいま一つ納得ができませんけれども、最後に質問をしたいというふうにして思います。今、介護高齢課のところが中心に答弁をしていただいているのですけれども、町の中でこういう孤立・孤独死は、どういうようなところにかかわってくるのかなというふうにして、自分ながら考えてみたのですが、それでいうと、やっぱりこれは行政のところだけではなくて、地域の福祉として、隣近所の見守り等含めて、地域の福祉として考えていかなければならないのだろうなというふうに自分としては考えました。それで、地域福祉計画という計画が31年度までということで、この冊子もいただいているのですけれども、そういうような地域で暮らす方を、地域でもって見ていくという部分をしっかり位置づけていくという点では、ずっとめくっていきましたけれども、最後の最後に、その他の施策みたいなところに出てきている形なのですけれども、その他でもいいのですけれども、きちんとこういう地域福祉のところで、この孤立・孤独死のところも対策も位置づけるというのは、高齢者だけの問題ではないのですよね。40代、50代のところでも孤立・孤独死になっている方いらっしゃいますので、いらっしゃるというか、残念ながらおりますので、そういう点でもぜひ、31年度までの地域福祉計画ですけれども、ぜひ、いろいろな人口的にも結構比率心配な方が多いですし、地域福祉計画のその新たな作成の中の項目としても、この孤立・孤独死のところはしっかり捉えていく必要があるかなというふうにして、私は考えるのですけれども、最後にその点で答弁を求めたいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

この孤立・孤独につきましては、やはり重要な地域の課題であるという形で、福祉のほうとしては認識しているところでございます。ひとり暮らしでそういう孤立・孤独死をされる方を少なくなるよう、やはり民生委員の方々の協力や、あと地域福祉の担い手でございます社会福祉協議会の事業を活用しながら、やはりそういう方々を救い出していく、助け上げていくということが重要だと思っております。また、この地域福祉計画の部分、31年度までの計画となってございます。ただいま御提言いただきましたことから、次期改定のときには、この孤立・孤独死につきましても十分勘案していきたいと考えてございます。

質問 13番 佐藤昭平

終わります。

出典:釧路町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月4日 議事録 PDF(52ページ) 間違いを知らせる