みんなの議会

釧路町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月6日

高齢者の住みよい町づくりの形成について

2018年6月6日、釧路町議会の一般質問で、中田磨議員が「高齢者の住みよい町づくりの形成について」質問し、町長 佐藤広高、住民課長 佐々木弘二、まちづくり推進課長 堀切亨、介護高齢課長 高橋明、副町長 大滝渉、企画財政部長 藤川幸司、産業経済課長 須藤隆司が答弁しました。

質問者
中田磨 議員
答弁者
町長 佐藤広高、住民課長 佐々木弘二、まちづくり推進課長 堀切亨、介護高齢課長 高橋明、副町長 大滝渉、企画財政部長 藤川幸司、産業経済課長 須藤隆司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 中田磨

1番中田です。今定例会には3件の一般質問を提出しておりますので、順次質問を行います。まず1件目ですが、高齢者の住みよいまちづくりの形成について、1として、地域別の年齢構成について伺います。2点目に、長寿祝い品等の利用状況、また、今後の方向性について伺います。3点目は、高齢者の免許証返納状況について、また、免許返納による優遇策について伺います。4点目として、買い物・病院等も含めた社会参画の課題と支援策について答弁を求めます。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

1番中田議員の高齢者の住みよいまちづくり形成の中で、まず、地域別の年齢構成についてのお尋ねでございます。平成30年3月末現在の75歳以上人口でお答えをさせていただきたいと思いますが、別保地区では、男94人、女148人で合計242人、東陽・中央地区では、男48人、女82人で合計130人、遠矢地区では、男234人、女401人で合計635人、セチリ太地区では、男496人、女748人で合計1,244人、昆布森地区では、男58人、女91人で合計149人、町全体では、男930人、女1,470人となっておりまして、これを合わせますと合計2,400人と、こういった状況であります。次に、長寿祝い品等の利用状況、また、今後の方向性についてのお尋ねでございますが、長寿祝い品贈呈の利用状況でございます。平成29年度は、贈呈対象年齢の方262名に対して461万円を贈呈いたし、利用額448万3,500円、利用率にいたしまして97.3%でございます。今後も、長寿を祝福するとともに、敬老思想の高揚を図るため、長寿祝い品贈呈事業、これを継続してまいりたいと考えてございます。次に、高齢者の免許返納状況、また、その返納による優遇策についてのお尋ねであります。75歳以上の運転免許証返納状況といたしましては、資料として持ち合わせております釧路根室管内の状況でお答えをさせていただきますが、平成29年1月から12月までの1年間で、男347人、女151人で合計498人となっております。また、免許返納による優遇策、これは、現在町としては行ってございませんが、バス事業者及びタクシー協会において実施されておりますことを把握してございます。次に、買い物・病院等も含めた社会参画の課題と支援策についてでございます。高齢者が買い物や病院へ外出するなどの社会参加における課題は、移動手段を確保することであると認識してございます。社会参加促進などの支援策として、高齢者において現在実施しております交通費等助成事業、これを継続してまいりたいと考えているところであります。以上です。

質問 1番 中田磨

まず1点目ですけれど、人数出されたのですけれども、地区ごとの構成比、パーセントで出ますか。

答弁 住民課長 佐々木弘二(住民課長は2019年3月まで)

75歳以上の構成比につきましては、別保地区におきましては19.2%、東陽・中央地区につきましては6.4%、遠矢地区につきましては12.9%、セチリ太地区につきましては11.6%、昆布森地区につきましては16.3%、町全体といたしましては、75歳以上人口につきましては12.1%となってございます。

質問 1番 中田磨

それで、まず、今75歳以上ということで答弁いただいて、これはこれでいいのですけれども、高齢化が進んできているのは当町も大きいですよね。65歳以上だったら4分の1を超えているのかなというふうには思うのですけれども、そういう中で、今後さらに75歳以上の構成比というのは、増減としてはどういう捉えをしているのか伺います。

答弁 住民課長 佐々木弘二(住民課長は2019年3月まで)

全国的にその傾向かと思いますけれども、こちらのほう等、構成比につきましては年々上昇するものと考えてございます。

質問 1番 中田磨

最後にも伺っていきますので、構成比についてはわかりました。ただ、今回、5地区で分類して出していただいて、地域ごとの課題というのもそれぞれ違った課題、平たく言うと、歩いて病院行けるよ、買い物行けるよという地域とそうでない地域、また、そういう人口というか、エリア的な面で捉えたら、この地域の人は厳しいよということは、分析というのは基本的にされているのか伺います。

答弁 まちづくり推進課長 堀切亨(まちづくり推進課長は2019年3月まで)

お時間をいただき、ありがとうございます。高齢者の方に限っての調査は実施しておりませんので、分析等も行っておりません。

質問 1番 中田磨

わかりました。そういうことを前提にしておきますが、2点目の長寿祝い品贈呈事業ということで今なっていますが、以前からお話をしていますが、利用率の2.7%がされてないということになるわけですけれども、これは全額なのか、一部なのか、この辺は押さえているのですか。

答弁 介護高齢課長 高橋明(介護高齢課長は2019年3月まで)

全額といいますか、利用券自体の使用を集計しているものでございまして、利用券自体が今500円、1,000円ということになりますので、その券については利用をしているという状況でございます。

質問 1番 中田磨

要するに対象者の方が全部使ってないのか、使い切れなかったというような統計などは持っているのかという質問なのです。

答弁 介護高齢課長 高橋明(介護高齢課長は2019年3月まで)

申しわけありません。全てを使い切ったか使い切っていないかという個々の状況につきましては、調査分析しておりませんので、把握してないところでございます。

質問 1番 中田磨

2.7%ということですから、大体3万円程度、違うな、利用額がもう出ているから、13万ぐらいか、13万ぐらい使ってないということですから、どちらかというと使わなかったという方の積み重ねのほうが多いのかなという気も若干しますけれども、使ったか使わないか聞けという話ではないのですけれどもね。使い切るということが、商品券だからこそという課題になるというふうに思うのです。これは継続して言っていることですけれども、祝福すること、敬老思想ということについては同様の見解持っていますけれども、これも現金で、以前のような支給をすることで、受け取るほうの使い、利便性というのは高まると。要するに地域で利用してほしいということは、与える側、また、それを使う場合の都合なのですよね。利用者の観点でいくと、そのほうがすっと使いやすいのではないかということは継続して申し上げている点ですけれども、この点について、これは戻すことを含めた方向性を持つべきでというふうに私は考えるのですが、答弁を求めます。

答弁 介護高齢課長 高橋明(介護高齢課長は2019年3月まで)

長寿祝い品につきましては、御指摘、御提言いただいておりますけれども、繰り返しの答弁になって申しわけないのですけれど、町の税金を町の事業所のほうに還元できると、そして、今議員おっしゃられたとおりに啓蒙思想にもつながるということでいくと、有利な事業でないかというふうには考えております。ただ、今おっしゃられたとおりに、利用率が2.7%ほど達してないということも現実的にはあります。そこら辺につきましては、今後も粘り強く町報などで、利用忘れなどがないように周知を図ってまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

質問 1番 中田磨

受け取る側の身になると、十数年に一度の事業なのですよ。100歳超えたら別ですよ。99歳になって、その後はいいのですけれど、それまでの人というのは、11歳単位だから、去年ももらって、ああ、使い忘れなかった、ことしは使い切るように商品券使おうかというのが、11年前の話なのですよ。受け取るほうからすれば。毎年もらっていて、昔のように5,000円ずつもらっていて、毎年5,000円分が商品券ですよといったら、ことしの分、来年の分というふうに考えられるけれども、やっているほうは毎年やっているけれど、受け取るほうは11年に1回なのですよ、現実。覚えていますか、11年前の話。町報出したって、対象者どれぐらいですかという話なのですよ。そこは、制度矛盾だと私は思いますので、受け取る側のどういう状況で受け取っているのか、どういう状況で使っているのかということを考えたら、もうちょっと使いやすいというところに観点を絞るべきだというふうに考えますけれども、その点について再度答弁を求めます。

答弁 介護高齢課長 高橋明(介護高齢課長は2019年3月まで)

使い漏れが出たときのお話でございますが、あくまでもこれにつきましては祝い品という事業の補助事業でございまして、一応単年単年度で考えざるを得ない事業なのかなというふうに思います。ことしのものを来年、再来年にも利用していただくということではなく、あくまでもことしの補助でもあります贈呈品につきましては、年度内に何とか全てを使い切っていただくように、今後も周知等を図ってまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。

質問 1番 中田磨

答弁要らないですけれど、言っていること伝わってないのですよ。2年、3年使わせてくれという話を今しているのではないのですよ。もらった人、77歳で今もらいますと。次もらうの88歳なのですよ。11年前にもらった商品券のときの使い方を覚えていますかという話なのですよ。毎年毎年もらっていれば、去年もらって使い切れなかったから、ことしは使うように、みんなで何しようか、相談しようかという話ができるけれど、その年数的な単位の話をしているので、そこは受けとめて、利用者の受けとめたほうの使いやすいものはどうなのかという話を私は求めていますから、そこは今後もしっかり検証していただきたいというふうに思います。次、3なのですけれども、3点目に移りますが、返納状況、町民が返納したかどうかという報告があるわけでもないですからあれなのですけれども、まず1つは、バス、タクシーで、町民が返納したときの優遇措置というのですかね、優遇策が実施されているというのは、どういう内容のものが今町民が受けられるか、その点についてまず伺います。

答弁 住民課長 佐々木弘二(住民課長は2019年3月まで)

バス事業者の事業につきましては、満62歳以上の運転免許証を自主返納した方につきましては、通常より安価な形で定期券を購入できる状況になってございます。また、タクシー協会につきましては、65歳以上の運転免許返納者につきましては、1回の運転経歴証明書を添付した時点で、5,000円の乗車券を受け取れるという状況と聞いてございます。

質問 1番 中田磨

それで、これは民間事業所の事業ですから、例えば町に申請をしたらこれができますよとかということではないのでね、あるのですけれども、今高齢者の運転事故について、かなり重大な事故も起きているということで、社会的にも影響出ているのです。1点目ともかかわるのですけれども、地域的にいえば、車を手放したら、もう買い物も行けないし、それこそ引っ越す、引っ越すための費用があるのか、住みなれた地域離れるのかということであれば、住民のそういった尊厳についても、権利も十分執行できないという環境になりますから、そこら辺は手当てしていく必要性というのはあると思うのです。少なくとも高齢者の返納が、私、全てしてほしいというつもりで言っているわけではないのですけれども、少しの事業でもいいから、釧路町にも返納しましたよ。そのことについて、釧路町に申請してもらえば、こういう事業ありますからということで、少しでも何かメリットがあるようなことを提供できれば、そのことによって、町としてもそういった統計がとれると。逆に、高齢者運転ドライバーがどれくらいいるのか、それについて、今社会的にどういう対応ができるのか、公的な対応がどうなのだろうかということをできる大きなベースがつくれると思うのです。ただアンケートをとるだけだと、きっと、タクシーとか、バスだと、どんどんお金かかるから、もう買い物も行けなくなるからということでの不便さがまず出てくるのかなと思いますので、1つは、まずは町として、まず足がかりとしての優遇策、もっと言ったら、そういった状況がしっかり把握できるような対応ができないのか、その点について伺いたいと思います。

答弁 住民課長 佐々木弘二(住民課長は2019年3月まで)

運転免許証の返納者の優遇策につきましては、高齢者の交通事故の抑止対策としては効果あるものと、私どもとしても考えてございます。現在、何をというのは今研究中でございますけれども、その優遇策をとるにおきまして、先ほどの御質問もございましたけれども、自家用車がなくなることで、いかに交通手段を確保するかも重要となりますので、その点も加味した形でのこの辺の検討はしなくてはいけないというふうに考えてございます。

質問 1番 中田磨

あと、4点目にもかかわるのですけれども、返納してないからといって、車がないことによる社会的に生活が同様な形というのかな、レベル維持をすることが困難な状態の人もいるわけですよ。具体的に言うと、例えば旦那さんが免許を持っていました。奧さんはもう免許なかったのですと。でも、旦那さんが亡くなってしまいました。でも、家から、例えばそうなった場合に、車での移動が困難になってしまったということも、車の免許証を返させることが目的の事業ではなくて、社会的に町内の自分の今いるところで住み続けるための施策として考えたときには、単なる返納優遇策ではなくて、地域的にどういう状況にいるのか、その人たちがどうするのか。バスを増設したり、路線延ばして、新たにバス停つくればいいのか、それはかなり困難ですというのは、私も現実的にわかっていますから。まず、そういう実態を捉えながら、優遇策というのは、返納だけではなくて、もうちょっと一歩進みながら、まずそれがどういう実態なのかということを調べていただきたいというのがあるのですけれども。その点について、1点目のときには、高齢者独自の情報というか、そういうデータ収集してないということなのですけれど、こういったことをしっかり押さえることがまず第一歩かなと思うのですが、その点についての考えを伺います。

答弁 副町長 大滝渉(副町長は2019年3月まで)

高齢者の足の確保を含めて、地域別に大きな課題があるということは、当町の大きな特徴でもあるのだろうなと思っております。これについては、各計画によって、それをフォローするような考え方が、トータル的に町としてどうするのだというところ整理していかなければならないだろうと。地域公共交通につきましても、当然交通政策では一定の計画持っていますけれども、全体としてどうなのだということは、先ほど課長のほうも申しましたけれども、真剣に考えなければいけないと思っております。

質問 1番 中田磨

地域公共交通何とかというのが6月からというのは、それは所管で今これからやるので、具体的にはそこで整理していきたいと思うのですけれども。道路がありますけれどバスがない。タクシーは呼べば来てくれるけれど、1回買い物行ったら5,000円かかります。今、交通費助成事業やっていても、2回目の買い物はもう困難ですというのが、100%タクシー代出せと私は言っているわけではないのですけれども、仕組みとしてどういうふうにしていくことが、この地域での買い物とか、病院とか、定期的に行かなきゃいけないことに対する足の確保ができるのかということは総合的にやらなきゃいけないし、もっと言うと、決まっているのですよ、場所は大体。ここの地域の人は大変なのです。ここはちょっと不便だけれどバスがあります。今だったら、逆に民間の送迎バスみたいのも結構幾つかあって、そういったことを利用して、病院行ったついでに買い物して帰るとか、そういう工夫しているのですよ、みんな。だけれど、その限界がもうそろそろ来るのではないか、もう来ている人もいるということを捉えた中で、課題と支援策を構築していく。それをしなくてはいけないのだという立場にまず立たないと、行政はここまでやっていますよということでは、私足りないと思うのですよ、現状では。要するに、バスもこれからもっと短くなるかもしれないし、時間も少なくなるかもしれないし、場合によってはJRもなくなるかもしれない、もっと少なくなるかもしれないということが、今の深刻な課題だということを捉えているのかということが、今回の質問の趣旨にはちょっとなっているのですけれども、その点について、まず答弁を求めたいと思います。

答弁 企画財政部長 藤川幸司(企画財政部長は2020年3月まで)

今回の6月に策定します地域公共交通網計画、この中で、地域別でいろいろ調査し、各地域へ回りまして懇談会、アンケートとって、地域ごとの課題を抽出しております。でありますので、この辺につきましては、今後、この交通網計画の中で、ここで法的に策定しました協議会と協議しながら、この辺について進めていきたいというふうに考えております。

質問 1番 中田磨

最近、国会とか見ていると、聞かれないから答えないというのをよく聞くのですけれど、高齢者に限ってという質問なのだけれど、調査しているなら、最初の質問のときに、そういったことは整理していますということは言ってもらってもよかったのかなというふうに思います。そういった中で、1番は、1つは、今回、私の質問というのは、お気づきの方もいるかもしれないのですけれども、3月に三浦議員が通告しておろした中身でもあってね、三浦さん自身の思いとしては、まずそういった公共交通網というのはどうなのかということとあわせて、別保地域の買い物難民が今生まれてきていると。あそこにコンビニでも何でも要請して、何とか町としても支援策とれないのだろうか。コンビニでもいいから、何とかまた地域に欲しいのではないかということが本当に大きな課題でもあったのですけれども、この点について、地域等の声や町として何かできる支援策だったり、要望とか、土地を確保して誘致するとか、何かそういうようなことというのは考えられないのか、最後に、この質問の最後に答弁を求めたいと思います。

答弁 産業経済課長 須藤隆司(産業経済課長は2019年3月まで)

中田議員おっしゃられたように、地域との意見交換会を実施しております。その前に、まちづくりアンケートと同時に、28年1月にアンケートを実施してございます。その中では、コンビニ、難しいだろうけれども、コンビニがあったほうがいい。また、足の確保がどうにもならないので不便だと、そういった意見がございました。買い物に関して不便に感じている別保地区の方は、6割の方が不便を感じていると。アンケートの調査結果、19名の回答でしたけれども、19名中10名が60歳以上ということになっております。それを踏まえまして、平成29年1月に意見交換会を実施しております。この出席者は12名です。56歳から79歳といった方々が参加しておられました。結果として、コンビニが欲しいわけではないと。要するに病院や買い物に行く足の確保、その手段がどうすればいいかというようなことが大きな意見を占めてございました。この中で、交通という共通課題が見えてきたところであります。

質問 1番 中田磨

ぜひ往復を考えた交通網というものを、公共交通なりを含めて実施できるように。町がよくやる地域バスと、コミュニティバスとかも公共交通という位置づけで私考えていますので、いろいろ今後の検討を求めながら、また議論も深めていきたいと考えています。

出典:釧路町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月6日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる