みんなの議会

釧路町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月5日

高齢者の安全安心施策について

2018年6月5日、釧路町議会の一般質問で、佐藤昭平議員が「高齢者の安全安心施策について」質問し、町長 佐藤広高、介護高齢課長 高橋明、福祉課長 関向範生、健康福祉部長 宍戸牧子が答弁しました。

質問者
佐藤昭平 議員
答弁者
町長 佐藤広高、介護高齢課長 高橋明、福祉課長 関向範生、健康福祉部長 宍戸牧子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 佐藤昭平

それで、3件目ですが、高齢者の安全安心施策についてということでお聞きをしたいと思います。まず、1点目なのですが、漢字2文字の徘回ということで、徘回に対する認識ということで基本的なことでの質問なのですが、お聞きをしたいというふうに思います。2点目は、ふれあいボトルということの意義と活用実態ということなのですが、命のバトンなど、いろいろな形で認識されている方もいるのですが、現物はこういう、これだけの話なのですけれども、現物ということで、ふれあいボトルということでなのですけれども、意義と活用実態ということでお聞きをしたいというふうに思います。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

3件目の御質問で、まず、高齢者の安全安心施策の中で、まず、徘回という言葉に対しての認識についてのお尋ねであります。徘回とは、家の中や外を当てもなく歩き回る行動でありますが、認知症の方にとりましては、目的があって行動をしている場合が多いことから、徘回という用語を用いない傾向にあると、このように認識をしてございます。次に、ふれあいボトルの意義と活用の実態でありますが、ふれあいボトルの意義につきましては、緊急時におけるその方の健康状況、症状、家族・親戚などの連絡先を把握することを目的としております。また、その活用実態につきましては、釧路町民生委員児童委員協議会において、ふれあいボトル事業を平成24年度より実施してございまして、平成30年5月末現在、独居高齢者を中心に283名へ配布し、消防による救急搬送時などの情報把握に活用されているところでございます。以上です。

質問 13番 佐藤昭平

それで、徘回に対する認識のところの答弁なのですけれども、認知症の方のところは目的があって行動している場合が多いというようなことで、こういう用語を用いない傾向にあるというふうに認識しておりますということなのですが、こういうような用いない傾向にあるというふうにして認識するに至った経過というか、こういうようなところでこういう解釈もあってなど、こういう認識に至った経過というのがあると思うのですけれども、この根拠ということで、根拠と言ったらちょっとかたくなりますけれども、お聞きしたいと思います。

答弁 介護高齢課長 高橋明(介護高齢課長は2019年3月まで)

平成19年のときに、JR東海のところでの列車の事故がございまして、それを契機に、愛知県大府市、あとは神戸市などでも、認知症の方に対する不安のないまちづくり等の条例が制定されているまちもございますし、そういった新聞報道等もございまして、やはり障がいの方に対しての徘回という言葉というのは余り、危険な人物というようなことが想像されるということもあったりしまして使われていないということも、使わない方向にきているということなどが認識をさせていただいている経過でございます。

質問 13番 佐藤昭平

この答弁に書いてあるとおり、徘回の意味についてはいろいろな各種辞書などを調べてもそういうようなことで、目的もなしにうろついている人など、非常に言葉としてのイメージというか、意味が今悪いのですよね。いろいろな程度の方が認知症でもいらっしゃって、認知症本人の方々のワーキンググループでも、やめてほしいと、そういうような呼び方はというような動きもあって、いろいろな今答弁をいただいたような自治体での動きにもなってきているようです。ぜひ徘回という言葉をやめてこういうような呼び方にするというものが後になければ、そういうような状態の人をどう捉えるかというまたそういう整理が必要になってくると思うのですけれども、ぜひ、そういう点では具体的に、こういう認識をしているということであれば、もう少しきちんと調べるなりして、こういうような方々について、要するに、わけのわからない人みたいな形での対応をすると基本的に正しくないですから、目的があって散歩しているなどというふうになっているわけですから、だから、そういう点ではぜひ考えてほしいなというふうにして思うのですけれども、このことについては認識に基づいてどういうふうに今後進めていくのかをお聞きしたいと思います。

答弁 介護高齢課長 高橋明(介護高齢課長は2019年3月まで)

今現在も、担当課といたしましては、徘回という言葉を使っておりませんで、行き方不明という言葉を使っておりますし、また、全国から見たときに、呼び方といいますか、表現としては、ひとり歩きや行方不明になるおそれのある人、あるいは、ひとり歩き中に道に迷った人というような表現をしておるようですし、当町におきましても同じように、家族等に配慮した表現、呼び方に今後もしていきたいというふうに考えております。

質問 13番 佐藤昭平

ぜひ、呼び方については、関係するところについてはもう呼んでいない、そういうふうには言っていないということですけれども、最後に、この部分で1点だけ聞きたいと思います。介護高齢のほうなど、そういうところは、直接いろいろ徘回の関係についてはあると思うのですけれども、もう少し検討してから全庁的に、庁内的にどうなのかということになると思うのですけれども、実はこの前、町の情報化計画というのが配られて、読んだら、GPSの利用、いわゆる徘回老人のところでのGPSの利用ということで情報化計画のところであったのですよ。何を聞きたいかというと、転換のところでいろいろ検討された上で、徘回という言葉に対する釧路町としての位置づけのところ、文章のところも含めて、そういうことも含めていろいろ検討していってはどうかなというふうに思うのですよ。今、障がい者、障がいのところについては、「がい」は平仮名にしているというような表示等も例としてはあるのですけれども、そういうことを含めてぜひ検討していってほしいなというふうにして思うのですけれども、その点で考えがありましたらお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

今、徘回という言葉をいろいろ使っていないからどうするのだということでありますけれども、言葉というのは、その時代、その時代で動くわけでございます。ですから、我々もその時代に合わせた使い方ということをしていかなければならない。まさしく、徘回という言葉が今までは平気で我々としては何気なく使っておりましたけれども、今の時代にはそれは似つかわしくない。こういった言葉がまだ、徘回だけではなくて、それぞれの町が用いる文章の中にあるのかもしれません。そういった意味において、一度点検をさせていただきたいと、このように思います。以上です。

質問 13番 佐藤昭平

ぜひ、基本はそこら辺から始まるのかなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。それで、では、次に、最後の項目として、ふれあいボトルの関係なのですけれども、これは答弁をいただきましたが、民生委員児童委員協議会においてということなのですけれども、町としてはどういうようなかかわりというか、どういうような関係になるのかをお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

釧路町民生委員児童委員協議会、この事務局を福祉課のほうで担ってございます。

質問 13番 佐藤昭平

それで、毎年かどうかまでは見ていないのですけれども、少なくても昨年とことしと4月号の町の広報のところにも、ふれあいボトルを御存じですかということで載せてあります。緊急・救急時のところということでなのですけれども、救急搬送時の情報把握に活用されているということなのですけれども、今、当町のところで救急出動の関係なのですけれども、ふれあいボトルの関係でいうと、年齢的にいうと高齢者のところかなと思うのですけれども、どういうような出動・搬送状況になっているのか。65歳以上のところの救急出動・搬送、把握していましたら教えてほしいのですけれども。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

ふれあいボトルに関する部分の救急搬送の実績でございます。平成24年度から27年度までの4年間、各年度1件ごとにふれあいボトルの情報を活用したというような形での報告をいただいているところでございます。

質問 13番 佐藤昭平

ありがとうございます。それで、聞きたいのが1点あります。今、283人の独居高齢者の方が対象ということなのですけれども、これは今後、こういうような方の対象のところがまだまだ独居高齢者ということで多いと思うのですけれども、どういうふうに利用する方をふやしていくというか、これも周知の話になるかもしれませんけれども、どういう方針を持たれているのか。実際に、救急搬送のときに情報活用されているようですから、その点との関係でもお聞きしたいと思うのですけれども。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

ふれあいボトルの事業につきましては、町長の御答弁にございましたとおり、釧路町民生委員児童委員協議会、こちらのほうで行っている独自事業ということでございます。そして、民生委員の方が地域の見守り活動、これを行う際にあわせて、ふれあいボトルの関係も周知しながら広報周知、そして、新しい方の発掘という形で動いているところでございます。ただ、それだけではやはりこれを利用されている方、少ないと考えてございますので、そのため、町のほうといたしましても、年に一度になりますが、町報のほうに記載いたしまして皆様のほうに広報周知を図っているところでございます。

質問 13番 佐藤昭平

平成24年にも、たしか私、予算議会か何かでこのことでやったと思うのですけれども、ぜひ、そのときには、町のほうとしては町内会のところでも中心にやってほしいみたいな答弁だったのですけれども、民生委員・児童委員をやられている方にお話を聞くと、なかなか自分たちの民生委員のところだけでは扱い切れない部分もあるということなのですよ。それから、情報なので、更新されていかないと、何年も前のものがあっても役に立たないのですよね。そういう点では、民生委員・児童委員でやってもらうというか、中心になってやってもらうというのはいいと思うのですけれども、町のところでさまざまそういう形では支援をするなど、そういう点も含めてやっていく必要があるのかなというふうにして思うのですよ。消防署のほうに聞いても、もう65歳以上の方が66%を超えているのですよね。救急車の搬送というのは高齢者が多いのですよ。そういう点から見てもこれは重要かなと思うので、民生委員のところにもしっかり相談に乗りながら、情報把握しながら相談に乗って、普及も、それから更新の部分なども取り組みをぜひ支援なり、相談支援なりをやっていってほしいと思うのですけれども、最後にその点の答弁を求めたいと思います。

答弁 健康福祉部長 宍戸牧子(健康福祉部長は2021年3月まで)

このボトルの目的につきましては、町長が答弁したとおり、非常に緊急時の役に立つ重要な内容が記載されているボトルであると認識しているところですが、情報の更新につきましても、これは非常に重要なことであると。現在、民生委員協議会のほうにおきましてこの事業に着手しておりますので、事務局を持っている我々がこの協議会と連携をとりながら、どういう方法で更新をしていくかということで今後協議をして、更新のほうを手がけていきたいというふうに考えております。

質問 13番 佐藤昭平

しっかり取り組んでいただきたいと思います。終わります。

出典:釧路町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月5日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる