みんなの議会

釧路町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月8日

子育て支援体制の推進について

2017年3月8日、釧路町議会の一般質問で、川村真一議員が「子育て支援体制の推進について」質問し、町長 佐藤広高、こども健康課長 宍戸牧子が答弁しました。

質問者
川村真一 議員
答弁者
町長 佐藤広高、こども健康課長 宍戸牧子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 川村真一

2件目に入ります。子育て支援体制の推進についてお伺いいたします。首都圏では、保活というような言葉があるように、保育園を探す活動というものが非常に大変な状態になっております。景気が安定しない現在、共働きによって生活を維持する家庭が多い中、また、核家族化によって、子供を見てくれる家族がいない、そういった事情もある中で、預ける施設の充実が非常に大事になってきます。ここで、十分なそういった施策がとられているかどうか、お尋ねしたいと思います。1つ目として、釧路町における保育所及び学童保育施設の受け入れ可能人数と受け入れ人数はどのようになっているか、2つ目として、釧路町周辺地域、釧路市、厚岸町、標茶町における待機児童の状況はどのようになっているか、3つ目として、釧路町周辺地域から釧路町への待機児童受け入れ体制はどのようになっているか、こちらをお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

川村議員の2件目の質問で、子育て支援体制の推進の中で、まず当町における保育所と学童保育施設の受け入れ可能人数とその受け入れ人数についてのお尋ねでございますが、平成28年4月1日における認可保育所及び学童保育の利用定員と利用児童数は、保育所が320人に対し、利用者、利用している児童は249人でございます。また、学童保育が110名に対し、104名と、こういった状況であります。次に、周辺地域における待機児童の状況についてのお尋ねでございますが、ほかの自治体に関しましては、これらのことについては公表されておりませんことから、当町としては、このことについての御回答はできないことを御理解願いたいと存じております。次に、周辺地域から当町への待機児童受け入れ体制についてのお尋ねでございます。釧路管内全市町村との保育所広域入所連携事業を、釧路定住自立圏調整ビジョンにおいて締結をしてございます。当町におけるほかの市町村の児童の保育受け入れは、市街地外の保育所におきましては、年間を通じてあきがございますことから、広域利用、これは可能だと判断いたします。次に、学童保育につきましては、ほかの市町村のお子さんが自力で学校から当町にある施設へ移動すること、これについては困難ではないかなと、このように思いますので、こうした学童保育についての利用は不可能ではないのかなと、このように判断をいたすところであります。

質問 9番 川村真一

1番目に対してですけれども、今、釧路町全体での定員と、今入っている受け入れ人数というのを答えていただきましたが、できれば、各保育園ごとの状況をお知らせ願いたいと思います。

答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)

平成28年入所児童の9月1日現在の状況ですが、つくし保育所の定員100名に対して85名、はまなす保育所40名に対して12名、むつみ保育所60名の定員に対しまして54名、それからすみれ保育所60名に対して47名、さくら保育所60名に対しまして60名の各保育所の状況になっております。

質問 9番 川村真一

ここで、地域の釧路町に対する転入等、出生数で、今後必要な対象人数、受け入れしないといけない人数というのが見えてくると思いますが、この先の対応というのはできているのでしょうか。

答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)

現在におきまして、定員に対する入所児童の数につきましては、まだ満たしていないクラスがございますので、こちらにつきましては余力がありますが、2歳以下のお子さんにつきましては、定員枠を超えて入所している保育園が数多くあるという状況になっております。現在、検討させていただいているというのが、新法に移行する幼稚園に対して、保育の事業も実施できますことから、こちらについて協議が始まっているという状況になっております。

質問 9番 川村真一

先ほどの乳児の数を聞いて、特にこのさくら保育園、60に対して60なっていると思いますが、これ以上の受け入れはできないという解釈でよろしいでしょうか。

答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)

さくら保育園につきましては、例年60名の定員を2割、約2割超える程度の保育児童の受け入れをしていただいているというのが実情です。今後も、こちらのほうの受け入れは、可能な限りしてもらうということで協議をさせていただいております。

質問 9番 川村真一

国からの指導で、多分、プラス2割までいいですよというふうになっていると思います。このさらに2割を超える場合は、やはり保育園に行ってもらうしか、今の中では方法はないという形でよろしいでしょうか。

答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)

定員枠を超えてしまった保育所の入所希望の部分につきましては、他の保育施設のほうに調整をかけさせていただいているという状況です。ただ、それも含めまして、ゼロ歳から2歳までのこちらの定員枠がいっぱいになり受け入れができないという状況で、現在待機児童を発生させているという状況になっております。

質問 9番 川村真一

ゼロ歳から2歳の中では待機児童が発生しているという答弁をいただきましたので、ちょっとそれはおいておいて、今、次に入りますが。2番目の釧路町周辺地域における待機児童はどのようになっているかという質問で、先ほど町長は、公表されていないのでわかりませんという答弁をいただきましたが、ほかに調べる方法はなかったのでしょうか。課長、お聞かせ願いたいと思います。

答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)

大変申しわけございません。町長が答弁をする前にすり合わせをきちんとしておりませんでしたが、3月1日に北海道のほうが公表している数字がございました。こちらにつきましては、待機児童、それから隠れ待機児童といいますか、そちらの管内の数字が出ているという状況にはなっております。

質問 9番 川村真一

私は、一般質問でこの質問を書かせていただいて、ぜひ、担当課のほうから、対象となる釧路市、厚岸町の担当課にぜひ問い合わせていただきたいなというふうに思っていたのですけれども、実は、釧路市のこの内容というの、私も調べられました。釧路市のこども育成課というところがあるのですけれども、そこの方に聞くと、もし釧路町の担当課からこのような問い合わせがあった場合は、全然、お答えできますよと。特にこの数字は実際の数字ですし、隠す数字でもないので、個人情報が出ているわけでもないですから、この数字は出せますよということだったのですけれども、そこまで調べるに至らなかったのは、ふだんから恐らく釧路市のこういったこども育成課と釧路町の担当課の日常、ふだんからそういった交流というか、情報交換の場がないからだと思うのですけれども、その辺ちょっとお聞かせ願いたいと思います。

答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)

釧路市と釧路町のお子さんにつきましては、転出入が多い市と町の関係になっております。保育の関係につきましては、この転出入の関係で、協議をしなければならない、連絡をとらなければならないという市になっておりますので、まめに、子供さんの保育の待機状況です等、異動状況というのは連絡をとらせていただいております。

質問 9番 川村真一

そうであれば、今回もぜひこども健康課のほうからこういった数字を私、知りたかったなというふうに思います。釧路市でも、待機児童は今ゼロにはなっておりますけれども、やはり、鳥取保育園あたりが定員90人のところに対して今103名等入っているような状況です。次に、私、3番のほうに入りたいと思いますけれども、釧路市には、釧路町で働いている方も多いのです。標茶、厚岸あたりも釧路町で働いていたり等、釧路市で働いている方もいらっしゃいます。そういった方々が、釧路町の保育園に入れさせてくれないかというような問い合わせが今までなかったのかどうかというのをお聞かせ願いたいと思います。

答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)

新法の制度の前から、管内につきましては、勤務地が市町内であるということで、実際に広域の利用をお互いにしていたという実態はございます。

質問 9番 川村真一

先ほど、町長の答弁からこれ話が出ると思わなかったのですけれども、定住自立圏の形成による協定書、これまだ続いていると思います。これ、町長みずからが平成22年3月に釧路市と協定を行っていると思います。その中に、福祉という部分の中に、子育て支援センターの相互利用及び保育所の広域入所に関する連携、甲の役割として──甲というのは釧路市ですね、釧路市の役割として、保育サービスや保育環境の整備を図るとともに、保育所の広域入所に関する連携に努める、もう一つ、乙──これ釧路町ですね、乙の役割として、保育サービスや保育環境の整備を図るとともに、保育所の広域入所に関する連携に努めると、これ書いているのですけれども、今実際この連携がどこまで進んでいるのかというの、これ、町長、お聞かせください。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

私への回答で御指名でございますけれども、内容等、その数字については、私は承知してございません。確かに、お互い隣接する市町村という形で、今議員が言われるような協定内容を結んだという、このことについては、記憶はございます。

質問 9番 川村真一

というのが、この2件目の質問に関しては、この連携、この協定書どおりの連携がもう既にできている。これ協定書から7年たっていますよね。これがしっかりできていれば、ほか、調べるのなど全然簡単だったと思うのです。先ほど課長からも答弁いただきましたけれども、ほかの地域からこの釧路町の保育所使いたいという言葉も簡単に受けられるような体制がもうできていてもよかったはずです。この7年間、町長、これに関して一切進んでいないということでよろしいでしょうか。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

この件につきましては、担当課長より御答弁申し上げます。

答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)

広域入所に関しましては、今までも、保育所のあきがある場合には受け入れましょうということと、それから一番は、転入に関して、その年に入学をする子供につきましては、広域入所で対応しましょうという、これはルールとして共生ビジョンの中でうたっておりました。一番の問題が、町民で年度の途中で就職する、あるいは復帰をする、そのときに、全て定員を満たしてしまって、他の市町村から入ってきて、満たしてしまったときに、町の子供を入れることができないと。そこで、果たして調整をかけられるかどうかということを必ず各市町村行政区で話し合いをしてその状況を踏まえた中で広域入所を決定するという状況になっております。釧路市におきましても現在は、他の市町村ですのであんまりあれですが、やはり年度の途中で入ることを想定して、うちのが、子供がそちらのほうに行きたいという状況で簡単に入所をするという、そういう要件にはなっていないということでの事務手続は御理解いただきたいと思います。

質問 9番 川村真一

今の御答弁からいくと、ただ単なる隣同士の自治体の話なのではないかなというふうに思います。私が言っているのは、この定住自立圏形成というものの協定をしていて、より周辺、都市宣言をした釧路市を中心として、そういったものを皆さんで共有しましょうよというのが、この定住自立圏というものだと思うのです。本来は、しっかりと周辺市町村と連携して、市民、町民がより都合のよいところで保育をさせてもらう等、そういった広域に関する広域入所というのが理想なのではないかなというふうに思いますけれども、その辺、この定住自立圏に関する、この広域保育という部分ではどのように、どこがゴール地点になるか、どこまで行ったら満足してもらえる広域保育というものになるかというのをお聞かせ願いたいと思います。

答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)

広域の保育入所につきましては、先ほども何度か御説明をさせていただきましたが、受け入れる枠があるかどうかというのが一番大きな問題になります。枠があれば、協力をし合いましょうということで、一義的には、やはりその市町村の優先するお子さんが取り扱いをしてもらえるということが、ここが入口の1番になりますので、それで、受け入れる枠があるのであれば、それでは保育所のほうで受け入れましょうという、そういうことで協議を進めているという状況になっております。

質問 9番 川村真一

では、その受け入れる枠というのは、どのように知ることができるのでしょうか。

答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)

あくまでも、その年、その月に入っている子供の入所の状況になります。ですから、その状況におきまして、受け入れることができる枠が残っているかどうかというのは、1日1日変わりますので、都度発生した事例に対して連絡をとり合っているという状況になります。

質問 9番 川村真一

それであれば、釧路市に行きたい人がいれば、その釧路市の担当課に聞けば、返答はすぐ返ってくると。その日のうちにそういったものは解決するというような連携状態がとれているということでよろしいでしょうか。

答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)

利用に関しての、その可否につきましては、その日のうちにわかるという状況になります。

質問 9番 川村真一

もう、定住自立圏といった意味では、ある程度はできてきているのかなと思います。ただ、今回の質問に対して、すぐ答えが御用意できなかったこともこれ、また事実だと思います。お互いの連携がとれていれば、すぐ数字も出せたのではないかなというふうに思います。やっぱり、住む地域を選択するときという、この、選ばれる地域づくりというのをこの釧路町もやっぱり早急にしていかないといけないというふうに思います。核家族化等、定年年齢の延期によって、昔のように子供が、先ほども言いましたけれども、子供を簡単に見てくれるような時代ではないのですよ。現在は、やはり生んでしまえば何とかなるというような時代ではないのです。やはり将来のことを考えると、2人目、3人目あきらめようかという、そういった夫婦が出てきているのも確かです。私、いろいろ聞いたこともありますし、私自身もそうでした。子供にやっぱり不自由させたくない等という思いがあると、子供をあきらめようかというふうに考えるようにもなってくると思います。これ、釧路町だけの問題ではなく、日本全体の問題だと思います。ぜひ、こういった思いで子供を生めないような状況になる家庭もあると思います。聞いたこともあります。そういった部分も含めて、今後釧路町がより取り組むべき方向をいま一度お示しいただきたいと思います。町長、お願いします。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

執行方針の中のまた総合計画の中でも述べてございますけれども、やはり当町において、生み育て、そして働くことのできる釧路町をつくってまいりたいと思います。

質問 9番 川村真一

今、町長からもしっかりお聞きしましたので、来年度以降、もう、今年度の予算に関してはちょっと難しいかもしれないですけれども、来年度の予算には期待をさせていただいて、質問を終わらせていただきたいと思います。失礼いたします。

出典:釧路町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月8日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる