洞爺湖町議会 令和6年12月会議 2024年12月10日
重層的支援体制整備事業について
2024年12月10日、洞爺湖町議会の一般質問で、石川邦子議員が「重層的支援体制整備事業について」質問し、総務部長 高橋秀明が答えました。
- 聞いた人
- 石川邦子 議員
- 答えた人
- 総務部長 高橋秀明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 石川邦子
引き続きまして、2件目の質問に入らせていただきます。自治体に対して早期整備が求められております重層的支援体制整備事業についての質問でございます。洞爺湖町における福祉計画、福祉関係の事業計画などを見ておりますと、例えば洞爺湖町高齢者福祉計画及び介護保険事業計画や、また障がい者・障がい児福祉計画などに、この重層的支援整備体制について整備をするという文言が記載をされております。この事業、令和3年に創設をされておりましたので、いつどのようにこれを進めていくのかということがとても気になっておりました。最初の質問でございます。この事業の内容、目的、具体的な効果について伺います。
町の答え 総務部長 高橋秀明
重層的支援体制整備事業につきましては、地域住民の抱える課題が複雑化する中、高齢者、障害者、子供といった、それぞれの支援体制では複合課題や制度のはざまにあるニーズへの対応が困難になっていることを踏まえて、令和3年に実施された改正社会福祉法により、属性を問わない包括的な支援体制の構築を目的として創設されました。この事業は、既存の各分野における相談支援の枠組みを生かしつつ、相談支援、参加支援、地域づくりの三つを一体的に実施することとされており、その相互作用によって支援の効果が高まることが期待されております。この事業の中核をなす属性を問わない相談支援では、既存制度における取組として、四つの事業を実施することが必要となります。本町の場合、高齢者福祉は介護高齢課、障害者福祉、生活困窮者は健康福祉課、児童福祉は子育て支援課が窓口となって担当しております。各分野にまたがる対応は、これまでも行ってきておりましたが、重層的支援体制においては、新しい窓口をつくることではなく、どの窓口でも制度間の壁を低くし、スムーズな連携を図ることが求められております。以上です。
議員の質問 1番 石川邦子
内容については、新しい窓口をつくることではないということなので、スムーズな連携ということでございます。連携は今までもやっていることだと思っておりますが、この重層的支援体制整備事業、一つの世帯に複数の課題が存在している状態、例えば80代の親が50代の子供の生活を支えている8050問題や介護と育児のダブルでケアしているダブルケア、また、世帯全体が孤立をしてしまっている、そういう状態、障害のある子の親が要介護状態になってしまった、そういった住民が抱える複雑している、複合化しているといいますか、そういう支援のニーズを、今までの支援体制も生かしながら包括的に支援体制を構築することだと理解をしております。今のやっぱり少子高齢化時代にマッチした大変いい事業だなと思っております。洞爺湖町において、介護、福祉、障害、子育て支援など様々な事業計画に、この重層的支援体制整備事業、記載があります。導入に向けた進捗状況といいますか、それについて課題も含めてお願いいたします。
町の答え 総務部長 高橋秀明
まず、現在の役場庁舎内の体制として、既存の分野ごとに相談支援などを行い、各担当者が横のつながりの中で一体的に実施してきたところです。このたびの重層的支援体制整備事業が創設されたことによって、法令に沿って改めて体制を構築する必要がございます。進捗状況といたしましては、令和7年度に体制整備と移行準備を図り、令和8年度に実施できるよう取り進めている状況でございます。主な課題についてですが、庁内における関係課といたしましては、健康福祉課、子育て支援課、介護高齢課の横断的な調整が必要となることに加え、関係機関となる洞爺湖町社会福祉協議会との連携も必要と考えているところでございますので、包括的な支援体制に向けての協議が必要です。また、事業内容につきましては、既に実施している取組と新たに実施すべき取組の精査や、それぞれの役割の明確化など、地域の実情に即した推進体制の構築に係る調整が重要になるものと認識しているところでございます。以上です。
議員の質問 1番 石川邦子
令和3年度からの創設の事業でございましたので、進捗状況についてはちょっと遅れているなと感じておりました。しかし、コロナもありましたので、致し方なかったのかなと思っております。道内も含めた全国でどれぐらいこの事業を行っているのか、実施状況、また、胆振管内ではどのような状況になっているのでしょうか。お伺いいたします。
町の答え 総務部長 高橋秀明
全国での状況についてでございますが、重層的支援体制整備事業の実施状況は、令和6年度の調査時点では346自治体となっております。胆振管内におきましては、厚真町が令和5年度に、登別市が令和6年度に導入実施済みとなっており、苫小牧市が令和7年度から、白老町が令和8年度からの導入実施に向けて、それぞれ計画を進めていると伺っているところでございます。以上です。
議員の質問 1番 石川邦子
全国の状況、管内の状況、分かりました。この事業、国がすごい力を入れているのか、交付金措置をしております。先ほどの答弁では、令和7年度に体制整備と移行準備を図って、令和8年度に実施するよう進めていくとの答弁でございました。この重層的支援体制整備事業交付金、この活用についてはどのようにお考えなのでしょうか。
町の答え 総務部長 高橋秀明
重層的支援体制整備事業交付金は、介護、障害、子育て、生活困難分野の相談支援や地域づくりに係る既存事業の補助金を一体化するとともに、参加支援、アウトリーチ等を通じた継続的支援、他機関協働といった重層的支援体制の強化に資する新たな機能を追加して一括して交付することとなっております。本町のスケジュールでございますが、令和7年度に重層的支援体制への移行準備事業に係る補助金、補助率4分の3を活用し体制整備等移行準備を図るものとし、令和8年度に本格的な事業開始につなげてまいりたいというふうに考えているところでございます。令和8年度以降におきましても、主に重層的支援体制整備事業交付金の活用と併せて、必要に応じて関連する交付金も活用するなどして、適切な財源確保を図った上で、円滑な事業の導入と運営に努めてまいりたいと考えているところでございます。以上です。
議員の質問 1番 石川邦子
令和3年に創設された事業で、まだ交付金が続いているということでございますので安心をしました。先ほどの移行準備事業交付金、これ一つを取ってでも、国が4分の3を交付すると言っているわけでございます。また、そのほかにも、いろんな交付金を組み合わせて活用できるようでございますので、交付金が終了する前に事業ができてよかったと思いますけれども、しっかりと進めていただきたいなと思います。以上で、重層的支援整備事業については終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。次に、最後の質問でございます。各種ワクチンの接種状況と自己負担の支援についての質問でございます。