釧路町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月7日
公営住宅の整備について
2016年12月7日、釧路町議会の一般質問で、中田磨議員が「公営住宅の整備について」質問し、町長 佐藤広高、経済部長 南孝司が答弁しました。
- 質問者
- 中田磨 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤広高、経済部長 南孝司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 中田磨
3件目は、公営住宅の整備についてです。1つ目として、公営住宅の整備計画と経過、この間の経過について伺います。2つ目に、道営住宅の整備要請というのを町として行っているのか伺います。3点目として、今後の課題として伺います。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
中田議員の3件目の公営住宅の整備についてのお尋ねの中で、この整備計画と経過についてのお尋ねであります。釧路町住生活基本計画により、今後、遠矢地区で20戸、移転建てかえを含めて東陽地区に50戸、合計70戸程度を新規供給する計画を持っておりますが、建設から20年以上経過した清水沢団地、睦団地、新双河辺団地があり、断熱、屋上防水、浴室改修や給排水管、ポンプ設備の更新を、平成26年度から、公営住宅の長寿命化を図るべく老朽化した施設の修繕を優先して行っており、新たな公営住宅の建設につきましては、現在、進めてございます公営住宅長寿命化計画の進捗状況により考えてまいりたいと、このように思ってございます。次に、道営住宅の整備要請でございますけれども、道営住宅の新設につきましては、これまで大変厳しい状況にあることをお答え申し上げてございましたが、北海道では、管理戸数の適正化のため新団地の建設を抑制し、管理主体の異なる混成団地の解消に取り組んできております。当町におきましても、睦地区の道営住宅4棟72戸の買い取り、これが要件でございまして、さらに耐用年限からくる大規模改修などが予想され、高額な事業計画とこのようになりますことから、北海道に対しまして、道営住宅の建設要請を見送ることとしてございます。次に、今後の課題でございますが、従前より管理している旧基準により建設された住宅の屋上防水や断熱性能、その他設備等の耐用劣化等により、住環境の低下が生じてきており、既存団地の住環境改善のため、計画修繕等を優先して進めていかなければならないものと、こう考えているところであります。以上です。
質問 1番 中田磨
まず、一つ確認したいのが、計画では何年に整備──遠矢建てる等、新双河辺が改築というのですかね──どういうふうになっていたかなと思うのですけれども、それは何年というのが計画になっていましたか。
答弁 経済部長 南孝司(経済部長は2018年3月まで)
今の現在の計画では、今の長寿命化計画が終わってからでありますので、東陽地区については32年度以降、遠矢T3これについては36年度以降の計画になっております。
質問 1番 中田磨
それで、私、思うのは、財源振り分けの話をしているのかなとは思うのですけれども、新双河辺についても既に38年か9年ぐらいになるのですよね。昭和53年と54年に建てられていますから、それくらいかなと思うのですけれども、現実的な耐用年数的な問題がそもそもあって、改築というのが計画の根幹にあったと思うのですけれども、その点については、どういうふうに見ているのでしょうか。
答弁 経済部長 南孝司(経済部長は2018年3月まで)
新双河辺団地につきましては、もう既に39年ほど経過しております。これについては、耐用年数が30年ということで考えておりましたので、耐力度調査を実施しておりまして、軸的には強度的に問題ないという結果を得ております。これの振りかえとして、新たに東陽地区に建設をして、そちらのほうに住みかえていただきたいというような考えで、東陽団地のほうに計画をしているということであります。
質問 1番 中田磨
強度が問題ないというのと、住環境としての要するに借家として貸すという、大家さんから見て本来的な提供すべき物件として、なかなか厳しくなってきているのではないかなというふうに思うのですけれども、その点について、さらに長寿命化が終わって32年ということだから、4年以降ということであれば、さらに40年を超えてくるということでは、さらに厳しい環境だったり、手を入れるにしてもかなり抜本的に入れないとできない。ただ、もう閉めるのわかってるものにお金を投入するのをどうかということであれば、計画どおりなり、一定の方向性の持ってたときの状態での早急な手だてというのは、私必要かなと思うのですけれども、その点については、どういう方針を持っているのでしょうか。
答弁 経済部長 南孝司(経済部長は2018年3月まで)
今、中田議員が言われたことについては、十分私のほうでも感じております。建てかえに際して、住民の方にいろいろとアンケートとった経緯があるのですね。その中では、半数以上の方が、やはりこの地元から離れたくないのだという気持ちも持っているのですね。その辺も踏まえて、建設戸数等というのを考えていかないといけないでしょうし、改修にしてもどこでやるのかというのも検証していかなければいけないのだと考えております。
質問 1番 中田磨
それで、もう一方で、募集かけたときの住民の募集の状況というのはどういうふうになっているのですか。
答弁 経済部長 南孝司(経済部長は2018年3月まで)
今現在でいいますと、新双河辺団地につきましては、全部空き室がない状況であります。睦団地に対しては、今年度、今まで2回実施しておりますけれども、2倍程度。栄町団地に対しては、0.8倍。それと、清水沢団地については、0.2倍というふうになっております。
質問 1番 中田磨
何というのですか、どういう表現をすればいいのかというのはなかなか難しいところはあるのですけれども、やっぱり公営住宅、希望する方というのは、当然、福祉施策ですから、さまざまな事情があったり、やっぱり買い物すぐ行ける場所だったり、病院に行きたいなどいう方も、本当に多いのではないかなと感じるのです。そうした中で、住みなれた方はそこで住んでいてもらって全然否定はしないのですけれども、やっぱり今の町内の公住政策という面を考えると、利便性また新しいとこ住みたいという町民要望も当然出てくると思うのですよね。そういう点では、逆に僕は戸数ふえてしまうのかもしれませんけれども、双河辺団地建てかえといいながらも、新しいところは東陽に政策的な面も含めて建てていくという方向性をしっかり持って、早目にやっていくというのも、大きな政治判断の考え方になるのではないかなというふうに思うのですよね。だから、新双河辺のかわりに東陽に建てたから、全員もう潰すからそこ出ていけということは、ちょっと居住権の問題とか、心情的な問題からいっても、それはちょっと置いといても、やっぱり整備計画としては、しっかりと対応していく必要性というのがあるのではないかなというふうに思うのですけれども、その辺についての考えを伺います。
答弁 経済部長 南孝司(経済部長は2018年3月まで)
いずれにしましても、今現在、取り進めている住環境改善のための修繕を優先して行っていくという考えがありますし、その状況を見て、どの段階になるかわかりませんけれども、判断を出さなければいけないというふうに考えております。
質問 1番 中田磨
それと、先に、最後言ってしまうとあれなので、道住の関係で話をしておきたいのですけれども、今の道の考え方を見ると、場合によっては、戸数そのものを減らすということも考えられる場面があるのですよね。全体の道営住宅の見直しということになってきたときに、そのときに改修や建てかえが必要だといったときに、戸数そのものが減らされると、私はやっぱり住んでる人、また地域的にも町内は公営住宅の数そのものが少ない、比率で言えば、少ない状態ですから、そういった点も含めて、やっぱり改修をした場合も同じ戸数を道としては最低限確保してもらうということが求められるというふうに考えるのですけれども、ごめんなさいね、いろいろ言葉というか表現があれなのですけれども、整備要請というのは、例えば改修も含めた整備要請だったのですけれども、そういったときにきちんと確保しながら道営住宅もしっかり数を確保してもらうということが、やっぱり町と道との関係で構築していく必要性があるというふうに考えていたのですけれども、その点については、どういうふうに捉えているのか伺います。
答弁 経済部長 南孝司(経済部長は2018年3月まで)
相手のあることなので、そういう機会を見つけて、その点については、町のほうから話をしていきたいなというふうに感じております。────────────────◎延長の議決
質問 1番 中田磨
ぜひ、その点については、しっかりと求めていっていただきたいなというふうに思います。睦団地についても、昭和62年ということで、やっぱり一定の手を入れなくてはいけない等、近代的な建物とはなかなか言いがたい年数たってますからね。やっぱりエレベーターの問題である等、いろいろな面もありますので、ぜひ住みやすい公住としての位置づけを、さらに継続してもらえるように意見を求めて終わります。最後、今後の課題というところで触れますけれども、やはり今、先ほども触れたのですけれども、新双河辺については、住民今住んでる方の思いを大事にするという一方で、ほかに土地の確保等も含めて計画的にしていかなくてはいけない面というのはありますから、それは先ほど触れたとおりでいいのですけれども、もう一方で遠矢については、既に土地も十分確保されてというか、設計図もほとんどあるのではないかというものがきっと建つと思うのですけれども、同じような形で。ただ、これがあんまりT1、T2と離れて建設すると、やっぱりちょっとなかなか寂しいものもあるというのも含めて、60戸の計画がそもそもあるわけですから、長寿命化というのはそれぞれやっていきながら、この点については、しっかりと双河辺のほうがおくれる等いうことや、いろいろあるのであれば、遠矢のほうの建設を速やかに行うということも、政策的な判断としてすべき時期かなというふうに思っているのですが、その点について町の考えを伺います。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
遠矢の住宅については、議員御案内のとおり、普通のというか、今までの公住との性格を異にしていると。これは、議員も十分御存じのことと、このように思います。1棟、2棟目は建てましたが、その後3棟目を建てるとき、実は、今入っている方、1棟目の方は非常に趣旨を理解して、そういった形での運営の仕方、使い方をしていただいたのですが、2棟目の方からどうもその辺が薄くなってきたと。このままでいくと3棟を建てても多分入るでしょうけれども、この遠矢コレクティブハウジングの性格上、うまくそれが立ち行くかどうか、強いては、あそこの目的とした福祉関係と高齢者と、それから一般的な住民の方との交流を、また長屋的な公住、これが当初の目的と大きく外れるおそれがあると、こういった報告を受けました。私は、このままであっては、この住宅をただ建てて、ただ入れたというだけであれば、これは何らほかの公住と変わりはないという思いがありましたので、これについてはしばらく見合わせると、見合わせてくださいと、こういった指示をいたしたところでありますし、私は今もってそのことがはっきり見えない以上、ゴーサインを出すわけにはいきませんということをお答え申し上げたいと存じます。
質問 1番 中田磨
そうであれば、さっき36年という数字が出ましたけれども、それが見えなければ、36年にも建設しないという考えを持っているということですか。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
申しわけございませんが、36年は、私、町長をやってるかどうかわかりませんけれども、(笑声)もしやってるとすれば、やはりそこに今住んでる方、またこれからそこに住みたいと、こういう趣旨の住宅において住みたいと言う方の意思を無にすることになりますので、もし私がその時点まで町長をやっとるとすれば出しません。
質問 1番 中田磨
私、思うのが、長屋的な目的、コレクティブハウジングとしての位置づけというのは、もちろんつくったときから議員やってますから踏まえた上で話しますけど、やっぱり集団生活を一緒にしていくということが積み重なっていってできる部分があると思うのです。T1とT2の差というのは、最初に入った人たちでつくった意識づけと、T2で後から数年の差でも旧住民、新住民との差というのがそこで生まれてるのですよ。心配するのは、これがさらに離れていったときに、結局、そこの差を埋めるのは時間しかないと私は思うのです。埋める時間をつくるということは、早くつくらないと埋まらないのですよ。だから、私は今言う高齢者の専用住宅もあり、そこに一緒に若い2階、3階の人たちがかかわるというところも含めて、目的がすばらしいものを持ってると、それに向かっていくというのは、そこに住まないと醸成されないと思いますので、それが理由になってしまうと、もう、では、入る人がどうかわからないからというふうになってしまうのです。それで、T1のときは、1年ぐらいかけて入る人たちに、一生懸命一緒にやっていきましょうということを積み重ねて入っているけれども、T2に入っている人など新しく募集された方というのは、ちょっとそこまでやれてないというのがあるわけですから、そこをどうつくり上げていくかという方向を持って建てて、そこで実践してもらうということが大事だというふうに思いますので、ぜひ早急な建設に向けた取り組みを重ねていただいて、町長がゴーサイン出せられる条件をつくってもらうと。それを待ってるのではなくて、町としてもつくったときはもうずっとかかわってやったわけですから、それを町がやることによって、そこの醸成を育んで一日も早く建てられる整備環境をつくって、建てるというふうに考え方を持ってやっていただきたいなと思うのですけれども、その点について答弁を最後に求めて終わりたいと思います。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
確かに、議員の言われるそういった訓練というか、趣旨をよく理解するその時間というのは必要だというのは、これはわかりますよ。ただ、2棟目のときにおいても、多分そういうことは1棟目よりも短かったかもしれませんけれども、結局は2棟目に入った人方はそういうことで、この建物はそういう趣旨で建てたのですよと、またそのために皆さん方は一緒になって生活してくださいということを説明をしたと。その時間、1棟目と2棟目の説明の時間というか、みずからそういう意思を持ってきたかどうかわかりません、1棟の方と2棟の方の意思は。ただ、だんだんそういった意識は薄れてきているということは、これは事実でございます。ただ、今、私どももその辺はもう一度再検証をさせていただきたいとは思いますけれども、現実の問題として、中田議員の言われることは、私はわかります。ただ、問題は、それが現実的に対応できるのかと、もしそういう形で半分理解して入っていただいたとしても、後でどういう結果が得るのかと、そっちのほうが私は怖いです。また、こういうことを言いますと、議員から怒られるかもしれません。(発言の声あり)そうですね。町民を信じないのかと、こういう言い方をされるかもしれませんけれども、そうではなくて、今、一生懸命にやってる方に対して、そういったことを少しでも及ばないというのは、まず言い方悪いのですけれども、そういう人方のを見て、次の人が入ってこられるような情報の発信の仕方を、今の時点ではさせていただきたいとこのように思います。