釧路町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月8日
地域の特色を活かした魅力あるまちづくりの推進について
2016年3月8日、釧路町議会の一般質問で、佐々木洋平議員が「地域の特色を活かした魅力あるまちづくりの推進について」質問し、町長 佐藤広高、教育長 伊藤利晴、まちづくり推進課長 木元誠三が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木洋平 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤広高、教育長 伊藤利晴、まちづくり推進課長 木元誠三
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 佐々木洋平
おはようございます。3番佐々木洋平でございます。3月定例会10件の一般質問のうち、トップバッターということで大変緊張をしておりますが、スタートということで、どうか理事者の皆様方におかれましても、ポジィティブに前向きな御答弁をいただきますようお願いを申し上げます。それでは、通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。本定例会では、1件、地域の特色を活かした魅力あるまちづくりの推進について、質問をさせていただきます。昨年の6月定例会においては、地域資源を生かしたタウンセールスの推進というテーマでお聞きをしておりますが、その際にも、当町の魅力ある資源をどのように磨き上げていくのか。そして、見せ方や売り込み方なども含め、主に食の地域ブランド化や観光にスポットを当てて議論をさせていただいたところであります。今回は、タウンセールスではなく、魅力あるまちづくりということで、教育やソフト面にも焦点を当てて質問をさせていただきたいと思います。佐藤町長は、第5次釧路町総合計画において、町政の運営キーワードを協働と捉え、釧路町に住みたい、住み続けたい、生まれ変わってもまた住みたいと思えるまちづくりを積極的に進めていくと述べられております。これを実現していくためには、町民一人一人が、釧路町の魅力に誇りを持ち、釧路町を故郷としてこよなく愛し続けていけるような魅力あるまちづくりを推進していく必要があると考えます。そこで、3点について、お聞きをします。1点目が、子供たちや大人が、釧路町に住んでいることを誇りと思える素材は、何と捉えていらっしゃるか、お聞きします。2点目が、家庭や教育の場において、他地域と異なる釧路町独自の取り組みはあるか、お聞きします。3点目が、釧路町独自のまちづくり条例制定の考えはあるか、お尋ねします。よろしくお願いします。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
3番佐々木洋平議員の地域の特色を活かした魅力あるまちづくりの推進についての中で、私と教育長にそれぞれ質問がございますので、私のほうからまず御答弁をさせていただきたいと思います。子供たちや大人の誇りと思えるこの素材についてのまずお尋ねであります。私は、当町には、釧路湿原を初めとした緑豊かな自然、農水産物の新鮮さ、おいしさ、四季が感じられるイベントなど、さまざまな分野における資源のほか、未来の地域を担う人材、これも大きな誇りの一つであると思える素材というふうにこのように捉えているところであります。次に、家庭や教育の場において、他地域とは異なる釧路町独自の取り組みについてのお尋ねでありますが、次世代の釧路町を担う子供たちが、健やかに産まれ伸び伸びと育っていけるよう、妊娠・出産期から学童期に至るまでのプロセスを切れ目なく支援し、安心して産み育てることのできる、こうした環境の整備が必要であると、このように考えてございます。このため、妊娠期や就学前の家庭においては、くしろ町子ども・子育てプランに基づく、子ども・子育て支援サービスのほか、釧路町版「ネウボラ」による育児サービスに取り組んでいるところでもございます。次に、釧路町独自のまちづくり条例制定の考えについてのお尋ねでありますが、当町におけるまちづくり条例として、釧路町町民参加と協働のまちづくり基本条例がございますが、今後も、町民参加のもと、町民、地域、役場がそれぞれの役割を理解し、互いに連携を図りながら、活力と魅力あふれるまちづくりに取り組んでまいりたいと考えてございます。したがいまして、現時点では、新たなまちづくり条例の制定についての考えは、持ち合わせていないところでございますので、御理解をお願い申し上げます。
答弁 教育長 伊藤利晴(教育長は2016年9月まで)
3番佐々木洋平議員の1問目の子供たちや大人が誇りと思える素材(教育的素材は)ということでありますが、小・中学生においては、今年度の釧路町総合戦略策定の際に行った「U(アンダー)18アンケート」の結果によりますと、「好きな場所や自慢できる施設は」の質問で、釧路湿原を初めとした自然にかかわる回答が多くを占めております。各学校におきましては、海や川、山などを素材とした学習を計画し、子供たちが自分たちの町をよく深く知り、誇りと思えるような学習に取り組んでいるところであります。次に、家庭や教育の場において、他地域とは異なる釧路町独自の取り組みはということでありますが、各学校におきましては、それぞれ特色ある教育活動を行っておりますが、釧路町独自の取り組みといたしましては、冬の運動として、長ぐつアイスホッケーがあります。冬期間における体育の授業や学校行事として行われており、1月に開催しております釧路町民長ぐつアイスホッケー大会には、町内全ての学校が出場している状況であります。また、釧路町の郷土芸能であります昆布森たこおどり、遠矢神楽舞を活用した事業にも取り組んでおり、学校及び地域の行事が、その成果の発表の場となっているところであります。以上です。
質問 3番 佐々木洋平
それでは、1問目から質問させていただきたいと思います。子供たちや大人が誇りと思える素材はに対して、町長から湿原や自然、農水産物や人材というのが、誇りと思える素材というふうに捉えていらっしゃるということで、答弁がありましたが、これは、あくまで私は、誇りと思える素材というふうに書いています。実際に町民がこれを誇りと感じているかという調査というのは、されたことがありますでしょうか。
答弁 まちづくり推進課長 木元誠三(まちづくり推進課長は2017年3月まで)
昨年の総合戦略のアンケートの中におきまして、それに似たような項目で、釧路町のいいところという形での調査をさせていただいたところでございます。その中におきましても、自然等そういうふうな形での御回答をいただいているところでございます。詳細な結果は、ちょっと今、手元に資料がないので、申しわけございません。
質問 3番 佐々木洋平
具体的な今内容は、わからないというふうに答弁でしたが、私も今、ちょうど教育長から御答弁がありました、「U(アンダー)18」のアンケートを見ながら話をさせていただきたいと思います。特に、子供たちが釧路町で好きな場所や自慢できる施設という回答、アンケートがある中で、若干疑問に感じていたのが、これが選択式になっているところであります。11項目を、これは釧路町、行政側から提示したものに対して、学生たちが選んでいるという形で間違えなかったでしょうか。
答弁 まちづくり推進課長 木元誠三(まちづくり推進課長は2017年3月まで)
この「U(アンダー)18アンケート」につきましては、町のほうから、この節のアンケート項目を示しまして、それについて御回答をいただいているということでございます。
質問 3番 佐々木洋平
そうなると、やはり私も町民の方、もしくは釧路市に住んでいらっしゃる方に、釧路市の魅力って何だろうというふうに聞かれて、もしくは、釧路町民の方々から、釧路町って何を誇りと考えればいいんだろうねというお話を聞いたときに、76%──今、小学生ですが、釧路湿原に自慢できる場所であるというふうに答えているのが、76%となっているわけですけれども、これは、設問があるから76%であって、もし記述式にしたときに、この数字になるかなというのは、非常に疑問を感じたところでありますが、これについては、どのように認識されていますでしょうか。
答弁 まちづくり推進課長 木元誠三(まちづくり推進課長は2017年3月まで)
確かに佐々木議員おっしゃるとおり、私どものほうで、釧路町の自慢できる場所や施設という形の中で、項目を示す中での御回答をいただく形をとってございます。したがいまして、その子供たちが知っているものとして、その中から、それらのものを選んだとした場合、こういう形になった部分もあるのかなと思ってございます。あと、いただいた自由意見の記載の中を見た形の中におきましても、その自然、さらには、やはり釧路湿原という回答のほかに、自然を大切にしたい、あるいは釧路町のこういう他にない自然を壊さないでほしいと、そういうような御回答も自由意見としていただいているところでございますが、いずれにいたしましても、その選択式の回答の結果が、これにつながっているものと思われます。
質問 3番 佐々木洋平
今、私のほうから申し上げましたとおり、やはり選択式では、本当の意味での生の声といいますか、リアルな意見というのがなかなか出てきていないかなという印象を持ったアンケートでありました。次の質問の際にも、ちょっとこのアンケートを使いたいと思っていましたので、これについては、まず一つは終わりとして、もう一つ、今のこの1点目についてですが、前回の6月定例会でも、やはりこの魅力というところに、湿原や水産物、そして今回は、人材という言葉が加わってきました。あくまでこれは素材でありまして、これを誇りと感じるようになるまでには、ある程度、また上にステップがあるかなと思うのですが、これをどのように町民に誇りと感じさせるようにするまで、行政として、何か後押しをするような仕組み、取り組みがあると考えているでしょうか。
答弁 まちづくり推進課長 木元誠三(まちづくり推進課長は2017年3月まで)
町には、やはり資源としたものはございます。あと、それを誇りとして感じていただけるように、やはり行政のほうとしても、さまざまな場面を通じて、その情報提供をして、まずはその地域の人方にそこをよく知っていただくということが必要だと思われます。その中には、行政だけではなくて、地域の方々ともそういう形の中で意見交換を重ねながら、そういう場を設け、その中で、その町が持っている資源、これは、やはり他にはない、誇りのものであるというような意識づけ、動機づけといいますか、機運づけ、これが必要かなと思ってございます。
質問 3番 佐々木洋平
今、課長がおっしゃったとおり、やはり素材を生かしていくのも、取り組み次第かなというふうに思います。6月定例会で申し上げたのが、景観であれば、例えば東川町の取り組みがすばらしいというふうに私はここで申し上げたかと思います。町長からいただいたキーワードは、「CAN(キャン)」であるというお話をしました。「キャン」というのは「CAN」で、「クリエイティブ・カルチャー」、独創的な文化を、Aが「アート・アジア」でしたか、写真というものを撮ってアジアに広める。そして、Nが「ネイチャー・ネットワーク」でした。自然とネットワークでアジアにつなげていく。つまりきれいな景色はどこにでもあるかもしれないが、それを写真という形によって世界につなげていくという仕組みがある。これが、私、今、総合戦略の中で、東川町が人口も増加している、すばらしい取り組みをしているからではないかなというふうに感心をしているところでありました。そして、今回、御答弁の中で、初めて人材も誇りと思える素材の一つであるというお話がありました。これを私は調べてみたのですが、非常におもしろい取り組みをことしの2月15日から始めた自治体があります。これが佐賀県でして、最近、「抱く県、佐賀」というプロジェクトを主導させています。佐賀県の一番の誇りと思える素材は、佐賀県民自体であるという考えから、佐賀県民に会ってくださいと、会って、ハイタッチ、もしくはハグをして、一緒に佐賀県民に触れて写真を撮ってくださいと。それをLINEのアプリを使って、交流を広めてくださいという取り組みがスタートした、非常に大胆な取り組みが佐賀県でスタートしております。今、申し上げたとおり、景観しかり、人しかり、これは、あくまで素材でありまして、これからは、誇りの素材にも付加価値を添付していかなければいけない時代がやってきているというふうに思いますので、今後これから研究課題として当町でも取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 まちづくり推進課長 木元誠三(まちづくり推進課長は2017年3月まで)
佐々木議員、おっしゃるとおり、やはりその素材をどのような形で生かしていくか。そのためには、それらをどのような形で組み合わせを組み合わせていくか。あるいは付加価値を高めていくかという取り組みが必要と認識してございます。したがいまして、そのあたりにつきましては、いただいた御提言を含め、研究をさせていただきたいなと思ってございます。
質問 3番 佐々木洋平
ぜひお願いしたいと思います。それでは、2点目に移らさせていただきます。家庭や教育の場において、他地域と異なる釧路町独自の取り組みはという質問に対してでありますが、まずは教育長からいただいた、長ぐつアイスホッケー、たこおどりや神楽舞などについての取り組みでありまして、私も、大会に出たことはないのですが、長ぐつアイスホッケーについては、当町発祥のスポーツということで、非常にすばらしい取り組みだというふうに感じておりますし、さらにこれが発信されて。全国の方に楽しんでもらえれば、釧路町の誇りとなり得るすばらしいスポーツであると感じております。最終的には、釧路町の町民が、釧路町を離れたとしても、長ぐつを見たら、釧路町、ふるさとを思いだすような、そのようなスポーツに発展していただければなというふうに感じているところであります。そして、町長の御答弁の中には、ネウボラ事業がありまして、これについても、私も子育て世代でありますから、ぜひ取り組みを進めていただきたいなと思いますが、これについては、独自の取り組みという質問をさせていただいておりますので、全国的には、割といろいろな箇所で行われている取り組みなのかなというふうに感じたところでありました。さて、その中で、もう一度、この人口ビジョンのアンケートのところから申し上げたいと思いますが、小学生のアンケートでは、約7割が、住み慣れている。自然が豊か。友達がいるという理由で、住み続けたいというのが釧路町の小学生の答えでありました。そして、7%が、そうではないと。違う土地に住みたい。田舎だから寒いからという理由が挙げられております。これ、中学校、高校生、全部を合わせてみても、大体似たような理由で出てきているわけでありますが、住みたくないと答えている学生の答え、これが恐らく記述式なのかなと思います。これがすごくリアルだなと思って、私は今、調べてきたのですが、普通の町だからというのが、小学生の中で答えとして挙げられています。子供の答え方ですから、非常にリアルで残酷だなと思いますが、普通の町というふうに捉えていると。そして、中学生のアンケートでは、楽しいところがないから。そして、つまらないからという答え方もあるわけであります。そうした中で、やはり私もまちづくりやリノベーション事業など、いろいろなセミナーに参加する中で、講師の先生方が、今、これからのまちづくりのテーマで、楽しいところに人が集まるんだと。楽しいから人が集まって、人が集まるから仕事が集まるんだというようなキーワードを挙げられているわけです。こうした中で、子供たちが、つまらない、おもしろくない、普通の町だと答えていることには、やはり危機感を感じて、何か子供たちが、住んでいて楽しいなと思えるような取り組みが必要になってくるかなと思うのですが、そういう観点から見て、釧路町として、また独自の取り組みができないものなのか、もう一度お聞きしたいと思います。
答弁 まちづくり推進課長 木元誠三(まちづくり推進課長は2017年3月まで)
小学生・中学生の素直な意見と申しますか、釧路町は、普通の町、つまらない町、そういう御回答もいただいているところでございます。町といたしましても、やはりそういうふうに感じられているのだなというところを改めて、このアンケート結果に基づいて感じているところでございます。町といたしましても、やはり町の魅力はこういう魅力があるんだよ、こういうすばらしい町なんだよというところの情報の伝え方、取り組み方、これが少し不足していた部分もあるのかなと、今、私は感じているところでございます。したがいまして、今、その部分につきましても、改めてこれからの検討課題とさせていただきたいなと思ってございます。
質問 3番 佐々木洋平
ぜひ、取り組み、前向きに検討していただきたいなと思います。その中で、私が、今、全国にあるおもしろい自治体の取り組み、調べていきますと、例えば、「キューピット条例」なるものが、三重県であります。自治体が、キューピット委員というのを任命して、結婚をあっせんするといいますか、結婚していただく仕組みを町として取り組んでいる「キューピット条例」があったり等、あとは「梅干しでおにぎり条例」、これは、梅干しを広めたいと、消費率を高めたいということで、町の特産品であるものを条例に組み込んで食べてもらおうと。これは何がいいかというと、当たり前に見えますけれども、やはりメディアの食いつきがいいといいますか、非常に見ていて珍しい取り組みだなと。これは、子供たちから見ても、うちの町って、ちょっと何かおもしろいのがあるのだよと、梅干しでおにぎりを食べないといけないのだよ。これだけで、もう一つの話題性があると思うのですね。このような条例については、町として認識をされておりますでしょうか。
答弁 まちづくり推進課長 木元誠三(まちづくり推進課長は2017年3月まで)
申しわけございません。そのあたりについては、把握してございませんでした。
質問 3番 佐々木洋平
今、人口ビジョンと、総合戦略の策定のポイントの中で、よく言われていますが、産学官と言われる中で、地方創生大臣は、産学官民、「金融」の「金」、そして「労働会」の「労」、そして「言論」の「言」というのが出てきています。特に、これからの時代、このメディアに載せる言論というのが、非常に比重を高めていくのではないかなと思う中で、やはり町独自の取り組み、それが釧路町を外に発信する大きな起爆剤となるのではないかなというふうに思いますので、ぜひ、このメディア、言論に載るような釧路町のおもしろい取り組み、子供たちも楽しめるような取り組みというのをもう一度考えていただきたいなと思うのですが、もう一度、答弁をお願いします。
答弁 まちづくり推進課長 木元誠三(まちづくり推進課長は2017年3月まで)
そのあたりにつきましては、今後も研究していきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
質問 3番 佐々木洋平
ぜひよろしくお願いいたします。それでは、3点目の釧路町独自のまちづくり条例制定の考えはについての質問でありますが、協働のまちづくり条例については、私も目を通させていただきました。町民と協働になってしっかりとしたまちづくりを行っていく条例については、すばらしいものだと感じております。ただ、その中で、新しい条例の制定の考えはないということでしたので、また幾つか御提言も含めて質問をさせていただきたいと思います。第5次釧路町総合計画の前期基本計画、教育・文化の中に、近年、社会のモラルや家庭のしつけなど、多くの人が、家庭・地域の教育力が低下していると感じており、本町においても、町民が考える教育課題に、家庭の教育力、社会のモラルの低下が指摘されているというふうに当町として認識されているそうであります。私は、以前から、教育にかかわる質問をさせていただいておりますが、教育に絡めて、ぜひこの地域・家庭の教育力の低下という課題を一つのキーワードとして、町長と教育長に伺いたいことがございます。お二人は、私にとっては、両親と同じぐらいの世代でありまして、人生の大先輩であります。そして、私は、子育て世代で、まだ子育てをして5年目の子育て初心者でありますが、お二人は、お子さんを育てられてこられたと思いますので、子育てについても大先輩であります。今は、この家庭での教育力が低下してきたと言われているわけですが、教育長と町長におかれましては、家庭で教える、そして育てるという両面をもって教育でありますが、どのような家庭教育を行ってきたというふうに考えていらっしゃるか、大変個人的なものかもしれませんが、お聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
私は、息子に常々言っております。私がいなくなっても、おまえ一人で生きられるようになれよと。こういうことで育ててまいりました。
答弁 教育長 伊藤利晴(教育長は2016年9月まで)
子供には、自由に伸び伸びと育つように育てたつもりですし、最終的には、子供にはうそをつくなということだけは、がっちりしつけてきたつもりであります。
質問 3番 佐々木洋平
ありがとうございます。お二人の教育観が聞けて、大変うれしく思っております。ただ、共通して言えることは、町長は、やはり自分がいなくても、しっかり生きていけるようになれよというのを、御自分の言葉で恐らく伝えてきたでありましょうし、そして教育長も、自由に伸び伸びと育てよというふうに、家庭の時間があって、やはりお子さんとの時間があって、こういう教育が行われてきたのだろうというふうに思います。やはり家庭団らんの時間に、感謝をしなさいよなど、間違ったら謝りなさいよ、くつはそろえなさい、トイレ・おふろを使ったら次の人のことを考えなさい。全ての生活習慣の中で、社会のモラルや社会での生き方というのを学んでいくのが、子供の家庭での教育のあり方だというふうに考えます。ただ、今、近年において、核家族化が進み、そして共働きでなければなかなか生計が立たない。成り立たないというような現状の中で、やはり今の時代は、当たり前に家庭での教育ができている時代ではなくなってきているのかなというふうに感じております。そこで、ぜひ行政として、先導となって、家庭での教育の取り組みをさらによくしていくような取り組みが必要になってくるのではないかなと思っておりまして、そこで一つ提案をさせていただきます。私が調べた中で、青森県の南部町というところに、「南部町笑顔あふれる明るいコミュニケーション推進条例」というのがあります。通称、鍋条例というふうに呼ばれておりまして、まずは、この条例、どんなものか御存じか、聞いてみたいと思います。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
今、なかなか子供たち、潔癖症な人間が多くて、同じ鍋をそれぞれの箸を持って、その鍋をつつくことができないと、こういうような話をよく聞きます。多分そういうことがあって一緒に鍋をつつこうではないかという、それをつつくからコミュニケーションが出てくるんではないかという、こういっ発想だと私は思ってございます。
答弁 教育長 伊藤利晴(教育長は2016年9月まで)
条例の中身まで存じておりませんけれども、以前、佐々木洋平議員にそんな条例があるよというようなことを聞いた記憶があります。
質問 3番 佐々木洋平
私が言っていたということですが、まさに南部町の核家族化の進行などにより、コミュニケーション能力が希薄となっているという問題点から、このような条例を制定し、町民が鍋を囲みながら、まずは、その地域の食べ物のありがたみ、食材のありがたみを感じて食べて、そして家族での団らんや友人との語らい、これによって活発なコミュニケーションの場となる、そして子供が健全に育成されることによって、町が活性化につながるという趣旨でつくられた条例だそうであります。具体的には、毎月22日を「鍋の日」と定めて、フーフーと言いながら鍋を食べるという条例であります。これは、すごくおもしろい取り組みになると思います。子供たちも、22日になったら鍋なんだと思うわけですから、これは、外に出たとき、うちの町は、22日に鍋を食べていたんだよという話ができるわけですよ。話題づくりとしては、非常に素晴らしいですし、町に誇りを感じる一つのポイントには、なり得るかなというふうに思うわけです。そこで、同じことをやってはいけないですが、佐藤町長がテレビに出て、すばらしいトップセールスをされていたなと思うのが、釧路町の特産品でつくったおでんを召し上がっておりました。これも、釧路町で、おでん条例をつくってもおもしろいのではないかなと思うのですが、町長、いかがでしょうか。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
おでん条例、その趣旨は別にいたしましても、私個人的な考えを持ちますと、食べ物については、それぞれその家庭、また個人的な趣向がございますので、あえて行政が、それを条例によってそれに向けるという、言い方はちょっときついですけれども、強制的な考え方というか、そういうことになってはいけないと。食べ物は、それぞれの家庭の味があると私は思ってございますので、そういう面からいって、あえて私は、今、おでん条例なるものをつくってはどんなものかなというふうに聞いておりました。
質問 3番 佐々木洋平
私の今の話し方では、その強制力まではいかなくてもいいかなと思うのです。取り組みとして、釧路町の魅力として出していく中では、一つの考えかなというふうに感じております。今、食べ物での話でしたけれども、もう一つ提案をしたいことがありまして、全国的に広まっております「子ほめ条例」というものがあることについては、町としては捉えられているでしょうか。
答弁 まちづくり推進課長 木元誠三(まちづくり推進課長は2017年3月まで)
全国の中で、そういう「子ほめ条例」、子供を褒める条例という形の中であることは、詳細は把握しておりませんが、認識はしております。
質問 3番 佐々木洋平
賛否はあるようでありますが、すばらしい条例かなというふうに私はいろいろ調べてみておりました。やはり子供というのは、いつの時代も親から褒められたいという意識を持っています。小さな生活習慣の中から褒められて、成功体験を積み上げていくことで、学校に出ても、社会に出ても、成功したいという考えが強くなるということで、この「子ほめ条例」はすばらしいものだなというふうに感じておりました。ただ、やはりこれはいろんな自治体でやっているものでして、私が今回質問をした趣旨とは少しずれます。独自の取り組みをするのであれば、ちょうどきのう、議員控室の中で、こんな話が出ていました。地域コミュニティーが薄れてくると、なかなか他人の子を怒ったりもできない時代になってきたんだよなと。なかなか威厳のある大人になれないんだよなという話がありまして、これを逆手にとって、例えば子叱り条例なるものをつくってもおもしろいのではないかなと思うのです。キューピット委員があるように、この人は叱ってもいい大人という委員を当町で選任をする。この大人から怒られても仕方がない。なかなか学校の先生が怒れなかったり等、モンスターペアレンツ、なかなか他人の子供を怒れないという中で、この釧路町には、怖いおじさんがいる、怖いおばさんがいるという子叱り委員というのがあったりすると、これまたなかなかおもしろい取り組みを釧路町はしたなと、子供たちからとったら、何か怖い人がうちの町にはいたんだ。これも新しい取り組みとしておもしろいのではないかなと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 教育長 伊藤利晴(教育長は2016年9月まで)
いろいろお話があって非常におもしろいお話ですし、こんなのもあっていいのかなと思いながらも、釧路町でそういった条例がつくれるのかどうかはまた別問題で、いいお話を聞かさせていただいてありがとうございました。
質問 3番 佐々木洋平
最初の答弁から、条例制定の考えはないというスタートラインからでしたから、あくまでも私は提案ということで、今回はお話をさせていただきました。まずは、今ある魅力をどう磨き上げて、そして子供たちが、この町に住んでいて、何か楽しいなと思えるような取り組みが必要だという視点から、今回の質問をさせていただきましたので、最後に町長にもう一度、お聞きしたいと思います。今、条例の制定の考えはないということでしたが、今後の検討課題としてこれを加えていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
今るる佐々木議員からのお話がございました。これらについて、今議員のお話を聞きますと、いろいろ新しい町独自の条例、そしてそれもマスコミを使って釧路町を宣伝するという一つの道具になるだろうと、こういうようなお話がございました。私も、もし、そういう条例ができたのであれば、マスコミの協力を得て釧路町を発信していきたいというふうに思ってございますので、釧路町の魅力という部分での発信の一つの素材と私も思ってございますので、これは、今すぐできるかどうかは別にしても、研究させていただきたいとこのように思います。