みんなの議会

釧路町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月1日

安心安全を生み出すまちづくり(災害に強い町づくり)

2015年9月1日、釧路町議会の一般質問で、高橋幸弘議員が「安心安全を生み出すまちづくり(災害に強い町づくり)」について質問し、町長 佐藤広高、副町長 青木冨士彦、総務課長 佐藤智昭、総務部長 大滝渉が答弁しました。

質問者
高橋幸弘 議員
答弁者
町長 佐藤広高、副町長 青木冨士彦、総務課長 佐藤智昭、総務部長 大滝渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 高橋幸弘

それでは、2件目の安心安全を生み出すまちづくり、いわゆる災害に強いまちづくりということで、1点、災害緊急時に備え、仮称ではありますけれども、災害対策推進室といったような組織を設置をしてみたらどうかということでございますので、お答えをいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

5番、今までの質問で災害に強いまちづくりに対して、仮称ではありますけれども、災害対策推進本部の設置、これについてのお尋ねであります。災害緊急時の備えにつきましては、町地域防災計画に基づき、災害の状況に応じ災害対策本部からの指示を受けて職員が対応いたしているところでございます。御質問がございましたこの(仮称)災害対策推進室の設置につきましては、現在、町行政改革推進本部におきまして、組織の強化に向けて検討しており、その中で議論をさせていただきたいと、このように思ってございます。

質問 5番 高橋幸弘

検討しているというふうなことでありますけれども、今も住民の安心安全を目指して町としても避難訓練だとかあるいは防災訓練、こういったことを中心にさまざまな取り組みを行っているところでもあります。あわせて、町民に対する啓蒙対策、あるいは施設整備というふうなことについても、段階的に行ってきているというふうに私としても認識をしております。今後も、いつ何どき災害が起きても備えができるよう、中長期にわたってソフト・ハード面での整備を進めていくというふうなことも、今後もやはり継続して求められていく課題だというふうに考えているところでございます。いずれにしても、この自然災害というふうなのは必ず起きるというふうなことの前提に立って、防災、減災、そういった立場から早期に一つ一つ時間のかかる問題でもありますから、積み上げていくというふうなことは、私は重要だというふうに思っております。これはやはり災害発生時には災害対策本部長というふうなことで、町長がその任に当たるというふうになりますし、またそこのところを中心に関係部長を中心に取り組んでいくというか、対応していくということであります。町長は、平成27年度の施政方針の中で、災害に関して被害を最小限に抑える減災対策とともに、地域防災力の向上に努めるなど、町民の安全安心を確保するようさまざまな施策を展開するというふうにしておりますし、そういう観点に立ってこれまでもいろいろと進めてきたというふうに考えております。そのため防災会議の中でも、防災に関する組織の整備を図り、資材の備蓄、その他災害予防措置を講ずるというふうにしております。全町的に取り組むというふうなことはもちろんのことでありますけれども、私はやはり防災車両係だとか、あるいは危機管理専門員だけではなく、やはり専門性を有した独立した組織が場合によっては必要ではないのかというふうに考えております。今は道路が冠水したとか何とかという問題がありますけれども、過去にもこの庁舎の1階まで浸水をしたというふうな状況もございますので、これはやはりここエリアの問題ではなくて、山間部を含めて全町的にそういった土砂災害も含めて、今後いろんな対応を打っていかなければならないというふうに思っておりますし、そのための関係機関とのいろんな連携、きょうも緊急車両の協定の調印というふうなことでやっていましたけれども、そういうふうなことも含めて、やはり一つ一つその時々で災害も新たな問題がいろいろ出てきますから、そういうふうなこともあわせ持ちながらやっていくべきだというふうに思っておりますので、このことについて早期に仮称ではありますけれども、先ほども申しました対策推進室、こういったものを立ち上げていくべきというふうに考えておりますので、このことについて先ほど検討していくというふうなことを言われましたけれども、今の段階の中でそのことについてどのように考えて組み立てていくというふうに考えておられるのか、もし考え方があればお聞かせをいただきたいというふうに思います。

答弁 副町長 青木冨士彦(副町長は2017年3月まで)

先ほど町長から申し上げましたとおり、今、組織機構の見直しを優先として、行政改革の論議を進めることにしております。その中で職員提案であります等、いろんなところからの意見を集めております。その中の一つとして御提案いただいておりますような機能の強化といいますか、防災機能の強化というところで職員の提案もありますので、その行革の中で検討をしていきたいというふうに思っておりますし、実行の時期につきましても28年4月ないし29年4月ということで今論議をしているところでありますので、結果が出ましたら皆さんにお知らせしてまいりたいというふうに思っております。

質問 5番 高橋幸弘

今、防災車両係だとかあるいは危機管理専門員ですか、こういった方が関係機関との調整も含めてやっているというふうに考えておりますけれども、しかしながら指定地方行政機関、重立ったものだけでも13の機関があるわけですよね。さらに指定公共機関あるいは指定地方公共機関、こういったことをほぼ合わせると、重立ったものだけでも23もの機関があるわけですから、やはり災害時混乱なくこれらの機関と連携をとり、災害から町民の命を守るということが大事なことでありますし、とりわけ被害を最小限とする対策を講じていくということもあわせて必要なわけでございますから、やはりこの組織の強化というふうな観点からも、また災害に強いまちづくりということからいっても、私は新たなそういった専門性を有した組織の確立というふうなものは、今後の防災対策の中で必要不可欠なものではないかというふうに思っておりますので、ぜひそういうふうな観点からやっていただきたいというふうに思いますけれども、今言った23ものいろんな関係機関も含めてあるのですけれども、こういったところの連携というのは、例えば防災車両係だとか、あるいは専門員1人しかいないのですけれども、そういう方々がどういうふうな振り分けの中でそういった連携をしているのでしょうか。

答弁 総務課長 佐藤智昭(総務課長は2015年12月まで)

振り分けでございますけれども、当町の地域防災計画に基づきまして、防災会議を開いております。防災会議の中で地方の行政機関とそれぞれ代表が出てきて会議となって防災会議に出席していただいておりまして、その中で当町の防災計画につきましても御意見をいただいているところでございます。

質問 5番 高橋幸弘

何かわかったようでわからなかったのですけれども、防災会議なのですけれども、各課の代表がそれぞれ出てきて、この会議の中でいろんな打ち合わせではないけれども、今後の防災対策の問題で課題、問題、そういったものを整理しながら進めているというふうな認識でよろしいのでしょうか。

答弁 総務課長 佐藤智昭(総務課長は2015年12月まで)

そのとおりでございます。各機関の代表が出てきていただいております。

答弁 総務課長 佐藤智昭(総務課長は2015年12月まで)

申しわけございません。内部の機関ではございません。各行政機関からの委員でございまして、そこの代表者が当町の防災会議に委員として出席していただいております。

質問 5番 高橋幸弘

それで、先ほど言いましたように各機関合わせると重立ったところでも23機関あると言いましたけれども、そういったところの代表者が集まってきて防災会議を開くというふうなことなのですか、それの中には町としてはどういうふうにかかわっているのでしょうか。先ほども私言いましたけれども、防災車両係だとか、あるいは危機専門員だとかというふうな立場の方が町内にもおられるわけですけれども、そういった方々と今言った23重立ったところである機関の方々との中で調整を図っているのかどうなのか、その辺ちょっと。

答弁 総務課長 佐藤智昭(総務課長は2015年12月まで)

地方行政機関の方々は、当町の防災会議の委員でございまして、防災係及び危機管理専門員は事務局でございます。

質問 5番 高橋幸弘

事務局だというのはわかるのですけれども、ただ単に事務局というふうなことではなくて、行政機関いろいろあって、そこのところからいろんなアドバイスをもらう、あるいは協力をもらうというふうなことは、当町としては必要なことなのですけれども、やはり防災、減災に関しては、この釧路町がやはり先見的な役割を果たしていかなければならないというふうに私は思うわけですよ。そういった機関の助けがないと、町独自では何もできないというふうなことではないはずですから、だとすれば先ほども言ったように防災車両だとかあるいは危機管理専門員、こういった方々が今言った防災会議の中でやはり果たす役割というのがあるはずなのですよ。そのことのかかわりを私は今お聞きしているのですけれども、その中で総合的に組み立てて、防災、減災の対策を釧路町として今後進めていく、その中でいろんな備品備蓄の蓄えだとか、あるいは各種災害についてどのように対応していくのか。災害の種類によっては、かかわってくる、協力いただく、あるいは連携をしなければならない機関というのも当然絞られてくるわけですから、全部が一緒に出てくるなどという話では当然ないわけで、そういうふうなことも含めて防災会議の中でどのように話し合われ、また今言った当町の係の方々は、その中でどういうふうな役割を果たしていくのか、もう一度お聞かせください。

答弁 総務部長 大滝渉(総務部長は2017年9月まで)

地域防災会議については、所管の各機関と連携をとって町の防災計画を定めると。道、国とも連携する部分もありますし、その辺を各機関と協議してまいると。その上で防災計画をつくった上で、緊急時には対策本部を立ち上げて、各対策部が実行すべき内容も含めて検討いただき、地域防災に役立てるということですから、防災車両係が事務局を担っておりまして、実際に災害対策本部が立ち上がった段階では、そこが全体を本部長の指揮のもと、コントロールしていくと、総務課所管ですけれども、そういうようになってございます。

質問 5番 高橋幸弘

そうであればあるほど、やはり釧路町として防災にかかわる専門性の高い組織づくりというのは、当然やはり必要だというふうに思うわけです。防災車両係だとか危機管理委員だとかというふうなことではなくて、きちっとしたやはり対策推進室、こういったところが今言った防災車両だとかの職員も含めて、抱えながら的確な判断の中で、いざ災害というふうなときには、そこのところが中心になりながら、今言った23ある機関とも適宜連携をしながら判断し、またそのことを町長にも伝えながら、最終的に町長が本部長というふうなことであれば、本部長発でいろんな判断をする、あるいは対策をするというふうな仕組みが私は必要ではないのかなというふうに思うわけです。そういうふうな意味からいくと、やはりより実践的なそういった組織づくりというのは、やはりこれから先、この災害に強いまちづくりを目指すのであれば、やはりそういう観点からの物事の進め方というのは、当然私は必要になってくるし、必要になってくるというよりも、そのことが私は必要だというふうに思っておりますし、そういうことで今後進めていければなというふうに思いますけれども、その辺どのように考えておりますか。

答弁 副町長 青木冨士彦(副町長は2017年3月まで)

御提言いただいておりますけれども、地域防災計画の中身は、当然内部組織指揮命令系統あるいは担任する仕事、これらについて詳細に定めておりますし、毎年それを点検しながら防災会議にかけて、それぞれの団体の皆さんに御理解と御協力をいただいているわけでございます。災害のときには、役場を挙げて対応するということで、町長の指揮のもとに動く体制ができております。御提言いただいておりますように、防災でありますとか危機管理に関しては、最近仕事はかなりふえておりますし、災害の規模も大きくなってきているということから、職員の間でも組織を充実すべきではないかという意見が出ておりますので、議員の意見を参考にさせていただきますし、内部で十分検討してまいりたいというふうに思っております。

質問 5番 高橋幸弘

最後に聞きますけれども、この災害に強いまちづくり、先ほど防災会議については防災車両係が事務局で、先ほど言った地方行政機関だとかのところから集まってきて会議を開くということでしたけれども、これらの指定行政機関、災害ばかりではなく日常的にやはり各担当課ともかかわりのある部署も含まれているというふうに思いますし、だとすればやはり防災車両が窓口になるのは、それは結構なことだと思うのですけれども、そうではなくてやはり各担当課というか、部局からもそれぞれそういった代表者が出てきて、そういう防災会議に加わるというふうなことも私は必要だと思うし、そのことがやはり釧路町として今後の防災、減災の対応について全町的に共有できる、そういうふうにすべきではないかなというふうに思っておりますので、ぜひそういうふうな検討をしていく必要があるのではないかというふうに思いますけれども、それでないと自分はそういう会議に入っていないから関係ないというふうにはだれも思っていません。思っていませんけれども、しかしながらやはり情報が少なければ、その辺でかかわりたくてもよくわからないという話になるわけですから、やはり少なくとも各課の長の方はそういった防災会議に毎回入れというふうなことになるのかどうなのかというのは私もわかりませんけれども、必要の都度そういった方について加わっていただくということも、場合によっては必要ではないかなと思うのですけれども、最後にそのことをお聞かせください。

答弁 総務部長 大滝渉(総務部長は2017年9月まで)

防災対策会議につきましては、町長が提案すると、地方行政のあり方として防災をどうするのだということで提案しますので、その中には当然担当も意見はできるということで、その連携について強化を図ってまいることで、防災計画に反映したいということで御理解願いたいと思います。

質問 5番 高橋幸弘

ちょっと今の答弁ではあれなのですけれども、私が言いたいのは、そのことを受けてそれぞれが連携するというのは、それはそれで結構なのです。しかし、防災会議ですからそれぞれの専門的な人たちが集まってくるわけですよね。その中でいろんな意見交換も含めてあるわけですから、そういう場にそういうふうなそれぞれの各課の長の方が入っていることによって、その協議過程も含めて聞くことができる、あるいは見ることができるということが私は必要ではないかなと。出てきた結果について、こういうふうなことなのでこういうふうにまとめたので、みんなこのことについて全庁的に担当課、事務局との連携も含めてやってくれというふうなことではなくて、実際にやはりそういう会議に自分たちも出席をして、つぶさにいろんな意見を話を聞くというふうなことが、私は大事ではないかなと思うのですよ。結果の話だけではなくて。もう一回お願いします。

答弁 総務部長 大滝渉(総務部長は2017年9月まで)

舌足らずで申しわけありません。提案の前にも各部連携を図って、そこに長としての考え方を示して各課に御意見をいただくという会議でありますので、その辺の連携については計画策定前も策定後も連携を図ってまいりたいと考えております。

質問 5番 高橋幸弘

それはそれでわかりますけれども、私はもっともっとやはり実務的な議論も含めて、各課が共有していくというふうなことが必要だというふうに思っていますし、ですからこそやはりそういう場にそれぞれが出席をするというふうなことの意味が私はあるというふうに思っておりますので、会議をやる前に町としての考え方がこうだというようなのは、そういったことを伝えて、情報を共有しながら防災会議を開催する、それはそれで必要なことですけれども、ではそういうふうに町の立場として防災会議の中で持っていっても、防災会議の中ではいろんな意見があって、いやそれは違うだとかそれはそのとおりだなど、いろんなことがあると思うのです。ですから、先ほども言ったように私はそういう場に各課の長の皆さんも一緒に入って、生の声を聞いて、自分なりにいろんな判断をして、それを町の事前の協議の中でフィードバックできればというふうに思っておりますし、そのことがさらに防災、減災の強化につながっていく一つの手法でもあるというふうに思っておりますので、ぜひそういうふうな実行をしていただきたいなということだったのですけれども、何かその域からは出ていないようでございますので、今後、そういうふうなことをきちんとやはり検討していただきたいというふうに思いますので、これで終わりたいというふうに思います。最後にそのことを、今私が言ったことについて答弁がいただけるのではあれば、答弁して終わりたいと思います。

答弁 副町長 青木冨士彦(副町長は2017年3月まで)

部長からも申し上げておりますけれども、防災会議にかかわる資料等の作成から始まりまして、防災車両で担任しておりますけれども、北海道との契約の整合であります等、いろんなところの調整を経て、職員の意見をとるような仕組みをつくっていって、最終的には関係団体全て集まっていただいて、その中で最終的にその計画がいいことなのか、何か省かれていることがないのか、そういった点検をかけるという仕組みになっておりますので、その辺につきましては現行のやり方で、特に大きな問題はないというふうに思っておりますし、職員の意見を防災計画の中に反映していくという面でいけば、事前にそういった手続がとれるようにしていかなければならないというふうに思っております。

質問 5番 高橋幸弘

そのことは、そしたら担当する職員も含めてそうだというふうなことで納得してのお話なのですかね。それであればよろしいのですけれども。

答弁 副町長 青木冨士彦(副町長は2017年3月まで)

防災計画の中にそれぞれの部の担当の仕事も含めまして、釧路町の防災にかかわって全てのことを網羅しておりますので、その中で各課、自分たちがどのようにかかわっていくか、それから組織としてどういうふうにかかわっていくかということは、その防災計画の中に現に携わっておりますので、そこのところを常に点検しながら、職員個々に対応できるようにしていくということで御理解いただきたいなと。

出典:釧路町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月1日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる