みんなの議会

釧路町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月4日

子育てサポートセンターの現状について

2025年6月4日、釧路町議会の一般質問で、高橋幸弘議員が「子育てサポートセンターの現状について」質問し、町長 小松茂、こども応援課長 鈴木雅人が答弁しました。

質問者
高橋幸弘 議員
答弁者
町長 小松茂、こども応援課長 鈴木雅人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 高橋幸弘

4番、高橋です。1件3問の質問をさせていただきます。子育てサポートセンターの現状についてということでございます。この会員制の組織であります子育て支援制度、依頼提供の会員相互による子育て支援活動を行う事業ということで、平成24年の4月に制定をされて9月から本格的にスタートしたというふうに認識をいたしております。以来14年が経過しておりますけれども、今後もこの制度についてさらに充実をさせていくということが必要だというふうに思っておりますので、そういった観点から3問質問をさせていきます。1つは、提供会員と依頼会員との間でサポートセンターはどのような役割を果たしているのかお聞きをいたします。2問目については、子育て援助活動中の事故等の保障について網羅されているのかお伺いをいたします。3点目については、提供会員に対する報酬等に関する基準はどのように決められているのか、この3点について質問をさせていただきます。

答弁 町長 小松茂

4番、高橋議員の一般質問にお答えさせていただきます。子育てサポートセンターの現状についてということで、①の提供会員と依頼会員との間でサポートセンターはどのような役割を果たしているのかとのお尋ねでありますが、釧路町子育てサポートセンターの果たす役割として、子育ての援助を受けたい方が登録をする依頼会員と、子育ての援助を行いたい方が登録する提供会員が安心してサービスを提供し利用できるよう相互の調整役を担い、支援活動事業を通して人と人とのつながりを広げ、地域ぐるみで安心して子育てができる環境づくりの支援を行うものであります。次、②の子育て援助活動中の事故等の補償は網羅されているのかとのお尋ねですが、援助活動中の事故等の補償につきましては、釧路町子育てサポートセンターが地域子育て支援補償保険に加入しており、補償内容としましては提供会員損害保険、損害責任保険、依頼子ども損害保険、研修・介護・障がい保険の4項目となっており、援助活動等に幅広く対応しております。③の提供会員に対する報酬等に関する基準はどのように決められているのかとのお尋ねですが、提供会員に対する報酬等に関する基準額については、隣接をする釧路市の報酬額を参考に登録会員や地域の声を踏まえ、釧路町社会福祉協議会において決定しております。以上であります。

質問 4番 高橋幸弘

今、3問について答弁をいただきました。まず、1点目の提供会員と依頼会員との間での役割でありますけれども、昨年、この制度を活用しての依頼回数というか実績を教えてください。

答弁 こども応援課長 鈴木雅人

令和6年度の実績を報告させていただきます。総回数といたしましては191件。そのうち大きく区分けいたしまして、預かりに関しまして51件、送迎に関しまして131件、その他9件となっております。

質問 4番 高橋幸弘

この回数によって、規則の中で補助というか補助金の関係が発生すると思うのですけれども、何回以上で幾らなのか。4段階ぐらいあると思うのですけれども、それについてちょっと教えてください。

答弁 こども応援課長 鈴木雅人

サポートセンターへの支援につきましては、昨年度までと今年度からの状況では支援の状況が変わっております。昨年度までは前年度実績に応じまして述べ回数の数、それと登録会員の数、それによって補助基準が決まっておりました。今年度につきましては委託事業に変更しておりまして、250万円の委託金を支払い、その中でサポート運営をしていただくという方式と変わっておりますので、実績がどうのこうのというようなところは考えておりません。

質問 4番 高橋幸弘

分かりました。最低の50万円から段階的にあったと思うのですけれども、そういうのは今はないということですね。分かりました。それで、昨年度いろいろあったと思うのですけれども、サポートセンターとしてはこの依頼会員、それから提供会員の間に立っていろいろとやり取りをすると思うのですけれども、その中で緊急的に、例えば預かりたいだとか、預けたいだとかというふうなことがあったりということもあったのかなというふうに思うのですけれども、そういう緊急の場合の対応というのはどのようにされているのかお聞きをいたします。基本的には、緊急の場合については「やらない」というふうなのが原則としてあるのですけれども、そうもいかないという場合もあると思うので、その辺のことがもし事象としてあるのであればお聞かせください。

答弁 こども応援課長 鈴木雅人

基本的には緊急的なところはないとしつつも、やはりサポートセンターを運営するアドバイザーの担当職員としましては、何とかその思いに近づけたいというところでいろいろ苦慮をしていただいております。ただ、やはり緊急となるとどうしてもサービスを提供する側がつながりにくいということがありましてお断りしているケースはあるというふうには伺っております。

質問 4番 高橋幸弘

そういうことがあるから、やっぱりある程度事前に予約をするというのが基本にあるわけですけれども、緊急的にどうしてもというふうなことがあったりすれば、それはそれで社協としても対応していかなければならないのかなと、事象に応じては。というふうにはあるので、その辺はケース・バイ・ケースで見定めて、それは相互の関わりがありますから、だからといってすぐできるということではないとは思いますけれども、その点についてもやっぱり留意しながらいろいろと考えを巡らしていただければなというふうに思っております。それで、去年は191件の依頼があったということですけれども、これは過去、例えば2年、3年遡って考えると増えてきているのかどうなのか教えてください。

答弁 こども応援課長 鈴木雅人

過去の状況を見ましても年々この回数は増えていっている中で、令和2年から令和5年までは大体140台ぐらいで推移しておりました。昨年が191ということで大幅に伸びているのですが、その伸びている要因としては預かり部分も伸びておりますし、送迎の部分も伸びているということはあります。

質問 4番 高橋幸弘

そういうふうな状況にあるわけですから、これはやっぱり提供会員もそうですし依頼会員も、とりわけ提供会員のほうの数というか件数というか登録会員、これをやっぱり今後も増やしていく必要があると思うのですけれども、今、提供会員というのは何人いらっしゃるのでしょうか。

答弁 こども応援課長 鈴木雅人

提供会員として登録している会員は28名、それと提供もできますしサービスを依頼したいという会員が7名ですから、合わせまして35名が今提供できる体制におります。

質問 4番 高橋幸弘

決して多い数とは言えない、相対件数から考えるとね、というふうには思うのです。ぜひとも、その辺についてはいろいろな手だてを講じながら提供会員を増やしていく算段をこれからも進めていただきたいというふうに考えます。それで、2点目ですけれども、子育て援助活動中の事故等の保障。先ほどの答弁の中でそういう保険に加入しているので、その中で一定程度されているということですけれども、これまでそういう保険を使って対応したというふうなことがあったのかどうかお聞かせをいただきたいと思います。

答弁 こども応援課長 鈴木雅人

加入しておりますこの保険を使いまして、発生した事故という事象はなかったというふうに伺っております。

質問 4番 高橋幸弘

なかったということですけれども、やはり子どもさんのことですから大人では考えられないような、そういったこともあったりするので、その辺は保険も含めて万全な体制をつくっていただきたいし、また、これは提供会員も依頼会員もそうですけれども、そういった日常的なそういうことがあるなしにかかわらず様々な場面で研修とかでそういうふうな事象をお知らせをして、これは釧路町にそういうことがなくてもほかのところでそういうふうなことがあったりということがあれば、やっぱりそういった事象も参考にしながら皆さんに周知をしていく必要があるというふうに思っております。それで、この保険の活用については今までなかったということですけれども、ただ、その中で事細かに決められていると思うのですけれども、やっぱりそこから外れる事象というかもあるんですよね。例えば提供会員の家に預かりの子どもがいて、家の物を壊したとか何とかというふうな物損の事項については、これは補償されるのだろうと思うのですけれども、それ以外で何か例外的なことというのはこの保険の中でやっぱり定められているのでしょうか。

答弁 こども応援課長 鈴木雅人

この加入している保険の中では、それぞれ保育ですとか送迎、それが起きたときの偶発的に発生したものというような限定がされております。ただし、この保険の加入の内容を見ておりますと、少なくとも預かりですとか送迎を行っている中で、この保険に対象にならないというケースがなかなか想定しづらいかなというところも思いますし、もちろん提供者側と依頼側、それがマッチングしたときに、当然、その家庭にこういうことが、例えばペットを飼っておりますですとか、そういった細かいところの打ち合わせがあってのマッチングと思っておりますので、それ以外の事象が起きないようにこちらとしても努めてまいりたいというふうに考えております。

質問 4番 高橋幸弘

保険ですから、そういった事細かいことも含めて例外的なことも、また該当することも含めてきちんとされているというふうには思っておりますので、滅多なことはないのだろうなというふうに思いますので、今後もそういう、もし事象があれば保険を活用して、きちんとした保障をしていただくということが必要だというふうに思います。3点目に行きます。提供会員に対する報酬、この基準、今、先ほど答弁で隣接する釧路市の報酬を参考にしてというふうなことがありましたけれども、これ、やっぱり何と言うんですかね、今、先ほども言ったように、この制度が発足して14年が経過をして、その間に労働の対価とは言いませんけれども、いわゆる最低賃金も大きく変化をしてきているというふうな状況がございます。やはり、これは各全国的にこの制度はあるのですけれども、それぞれの報酬というのはバラバラで、いいところもあれば、いいところと言ったらおかしいのですけれども、高めに設定しているところとか、あるいは今、町長がさっき答弁したように、隣接する地域に合わせた報酬の在り方というふうなことでの作り方もあるのだと思うのですけれども、このことについてはやっぱり今までの時代の流れから考えれば、やはりもう14年も経過をして最低賃金も上がってきているというふうな状況の中では、また物価の高騰もありますしガソリンの高騰もあります。そういったことを総合的に加味しながら報酬の在り方について検討すべきだというふうに考えるのですけれども、その点についてもし、考え方があればお聞かせください。

答弁 こども応援課長 鈴木雅人

過去10年間で見てもこの報酬なり費用弁償のところについては全く変わっていないという現状は確かにあります。送迎のことで言いますとガソリンのほうも高騰しておりますから、従来ですと報酬によってガソリン代は十分に賄えているというところでした。ガソリンが高騰している中でも、今の報酬でも十分間に合いますが、ただ、それでも時代がこういうふうに状況が変わっている中で、そういうことを見直していかなければならないということも当然考えております。ですが、このサービスにつきましては、提供する側と依頼する側、それぞれのバランスというのも考えていかなければ、単に賃金を上げてしまうと今度は依頼しづらくなる。それがたった1回だといいのですけれども、やはりこのサービスを使う方は定期的に利用されるということで、月の回数も非常に多くなるというふうに想定しております。そうなることもありますので提供会員、それと依頼会員、両方の声を聞きながらそのバランスを見極めていく必要があるかと思っていますので、まずは価格の改定というよりも、そういった声を受けて研究していかなければならないなというふうに考えております。

質問 4番 高橋幸弘

そういうふうなことを提供会員、あるいは依頼会員双方からの聞き取りをしたことはあるのでしょうか。

答弁 こども応援課長 鈴木雅人

聞き取りをしたということは聞いておりません。ただ、話の中で事務局が伺っていたというのは聞いております。ただ、今年から町が実施主体となりまして、このサポート事業に関わっていくということになりましたから、当然、ここらへんもしっかりと今後聞き取っていくように考えていかなければならないというふうに思っております。

質問 4番 高橋幸弘

ぜひ、その報酬のことについても、負担をするのは依頼するほうの会員が100%、30分300円だったらそういうふうな払い方をするわけですからあれなのですけれども、ですから、やっぱり依頼会員の負担も含めて出てくる問題ですから一方的に決められないということは当然あるというふうに思いますし、しかし、今の状況情勢を考えながらその辺での依頼会員に対する理解度もこれからやっぱり必要ではないのかなというふうに思っております。やっぱり、この30分300円というのは高いか安いかということはあるにせよ、やはり自治体によっては1時間で800円というふうなところもあったりするわけですよ。ですから、釧路市が300円だからここも300円だというふうな決め方ではなくて、やはり今の世の中にあったそういった報酬の在り方というのも今後もきちんとやっぱり研究というよりも検討してくださいと私は言いたいのですけれども、やはり提供会員のほうから私、チラッとそういうふうな話は聞いたことはあります。ですから、依頼会員はそんなことを言いませんよね。当然、提供の側からそういうふうな声というのは聞こえてきていますので、ぜひともそういうふうな聞き取りをしながら依頼会員に対する理解度も仲介する社会福祉協議会として、また、担当するこども応援課としてその辺についてのことについて十分考慮しながら、今後もよりよい制度となるべきこの制度について検討していただければというふうに思いますので、その辺について町長から最終答弁をお願いします。

答弁 町長 小松茂

この子育てサポートセンターの状況は我々も十分把握しているところであります。今、物価高騰様々あって賃金の上げ傾向にもあるということもあります。そこで、いわゆる依頼会員は少しでも負担が安く、提供会員はやる以上は、やっぱりそれなりの対価をということが当然求められてくるというふうに思いますが、やっぱりそこはバランスもありますし、釧路市とは生活圏が一緒ということもあります。そういう意味では、今、釧路市との状況も連動しながらやっているという取組もありますから、その辺御理解いただきながら十分に依頼をする側、それから提供をする側、それぞれ思いがあることは十分理解しておりますので、御理解いただきたいというふうに思います。

出典:釧路町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月4日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる