みんなの議会

釧路町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月8日

公共施設のバリアフリーの現状と今後の課題

2015年6月8日、釧路町議会の一般質問で、中田磨議員が「公共施設のバリアフリーの現状と今後の課題」について質問し、町長 佐藤広高、教育長 伊藤利晴、住民課長 高橋明、総務部長 大滝渉が答弁しました。

質問者
中田磨 議員
答弁者
町長 佐藤広高、教育長 伊藤利晴、住民課長 高橋明、総務部長 大滝渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 中田磨

では、2件目に移ります。公共施設のバリアフリーの現状と今後の課題について伺いますけれども、1点目としては、公共施設のバリアフリーへの現状について、今、どのようになっているか伺います。2点目としては、公共施設での段差解消への課題について、今、どのように捉えているのか伺います。3点目としては、トイレの状況について伺います。4点目として、机や椅子の課題について伺いたいと思います。4点目としては今後の、今、4点述べましたけれども、それらの現状を捉えて、今後の計画や対応について伺いたいというふうに思います。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

12番議員のバリアフリー化の現状と今後の課題についてでありますが、まず、公共施設における現状であります。各地区会館のバリアフリーの現状につきましては、建設当初からバリアフリーとして建設されている地区会館はございますが、それ以外の地区会館についても、玄関先へのスロープの設置により、一部ではございますが、対応しているところであります。次に、段差解消の問題でありますが、各地区会館におきまして、段差のある箇所としては、玄関の上がり框、トイレ、各部屋の引き戸レール等であると、このように認識をいたしてございます。段差のある箇所、高さなどの状況は、地区会館によりさまざまでございますが、踏み台などの設置により、段差の解消を図らせていただいているところであります。今後とも、踏み台などにより段差の解消を図ってまいりたいと、このように考えてございます。また、施設全体の解消を伴うものにつきましては、早急な着手、これは難しいものと考えているところであります。次、トイレの状況でございますけれども、各地区会館のトイレですが、和式便器のほか、洋式便器についても、各施設に1基以上が設置されているところでございます。次に、机と椅子の課題でありますが、各地区会館の机や椅子につきましては、現在、整備方針に基づき更新に努めさせていただいているところであります。また、器具の軽量化などの選定に当たりましては、地元町内会からの意見を伺いながら、更新に努めさせていただいているところであります。次、今後の計画それから対応でございますけれども、各地区会館の修繕につきましては、施設整備方針に基づき修繕を図っているところでございます。施設の抜本的なバリアフリー化につきましては、現在のところ、実施の予定は持ち合わせてございません。以上です。

答弁 教育長 伊藤利晴(教育長は2016年9月まで)

公共施設のバリアフリーの現状と今後の課題についての1問目で、公共施設のバリアフリーの現状はということでありますが、教育委員会で所管しております施設につきましては、一定程度のバリアフリー対策は行っているところであります。次に、2問目の段差解消の課題についてでありますが、学校において、2階以上の階への移動手段の確保が課題であると考えております。次に、3問目のトイレの状況についてでありますが、学校におきましては281基のうち、和式が165基、洋式が116基。公民館におきましては、14基のうち、和式が10基、洋式が4基。体育施設につきましては、27基のうち、和式が17基、洋式が10基となっている状況であります。次に、4問目の机や椅子の課題についてでありますが、教育委員会所管の施設における机や椅子につきましては、質、量ともに問題のない状況にあると認識しております。次に、5問目の今後の計画や対応はということでありますが、小中学校におきましては、配慮が必要な児童生徒が就学する際には、学校生活に支障がないよう対応しているところであり、トイレ改修につきましては、現在進めております耐震化工事にあわせて実施するとともに、耐震工事の対象となっていない学校につきましても、計画的に洋式化を進めてまいりたいと考えております。公民館は、多くの利用者が集まる公共施設で、高齢者や女性の利用も多く、洋式化を望む声も数多く寄せられており、トイレの洋式化の実現に向けて努力してまいりたいと考えております。また、体育施設についても、公民館同様、利用者からトイレの洋式化を望む声をお聞きしておりますので、改修に向け努力してまいりたいと考えております。以上です。

質問 12番 中田磨

まず1点目というか、総体的な質問になるのですけれども、まず一つは、特に地区会館について伺いたいのですけれども、利用者がどういう人を、対象というか、レベルにしてバリアフリー化を進めようというふうに、今、考えているのか、そこら辺は、まずどういうふうに捉えているのでしょうか。

答弁 住民課長 高橋明(住民課長は2017年3月まで)

バリアフリー化につきましては、先ほど町長が答弁したとおりでございますけれども、まずは会館自体、経年老朽化が非常に進んでおりまして、そちらの対応をまずさせていただきたいということを考えております。ただ、利用される方で、高齢の方も高齢化が進んでおりますので、高齢の方も会館を利用していただいているのが現状ですので、そういった方々にもできるだけ不便のないように使っていただけるよう、細かいところから対応していきたいというふうに考えております。

質問 12番 中田磨

町長の1回目の答弁とあわせて聞くと、大規模な──大規模なのかわからないですけれども、全面的な改修はできないけれども、それぞれの個別対応をしながら、特に高齢者の方が利用しやすいようにしていきたいということなのだろうなというふうに受けとめた上で質問しますので、もし違ったら答弁で言ってください。それで、今、地区会館、特に使っている人というのは、当然子供からお年寄りまで全ての住民が対象、住民以外の方も使っていますけれども、利用している中で、やはり先ほど答弁あったように、高齢者の方の利用頻度も高くなっているのです。ただ一方で、高齢者の方が、いろいろな行事など、さまざまな利用をするといったときに、例えば、いや、足がもう痛い、腰が痛いから行けない、それこそ後になりますけれども、やっぱり座っていると膝が痛いから座られないのだと、トイレも大変なのだというのが、基本的に今の率直な声になっているというのを受けとめてほしいのです。そういう特殊な、誰もが使えるというふうな施設にするということは大事なのですけれども、まず今、直面するところは、まず、そういった高齢者の方が安心して、いつでも気軽に行ける会館を準備するということが大前提にしていく、基本の部分の台になるのではないのかというふうに、私はまず思うのですけれども、その辺の基本的なそういった、バリアフリーの基準というのは、本当はもっと違うのですけれども、今のそういった地区会館を基準にすると、そういった利用しやすい場所にというふうにしていくことが求められると思うのですけれども、その点についてはどのように捉えているのか伺いたいと思います。

答弁 住民課長 高橋明(住民課長は2017年3月まで)

今、トイレのお話も出たかと思います。トイレにつきましては、会館全てにおきまして、部屋に入った場合というのでしょうか、個室に入った場合については、手すりを設置させていただいて、トイレを使うとき、使った後の不便は解消させていただいているというふうには、理解をさせていただいております。

質問 12番 中田磨

ちょっと話が長かったのかもしれないのですけれども、今、トイレの話は後でします。3番目に書いていますから。今は、地区会館を、やっぱりどういう人たちに使ってもらうのかという中で、今、困っているという声が、私は聞いているのです。そこの人たちも、今、使いにくいのだという声を解消するという一定の基準を持つべきではないかなというふうに、私は思っていて、例えば、今言う、特に高齢者の方が行っても、あずましく──あずましくと言っていいのかな──いられるような、さっき言った、要するに座っても疲れる、トイレ行っても疲れる、段差で疲れる、だから行かないと言って、参加の頻度が減るような地区会館よりは、そういう人たちが行っても、安心して、そこに行って時間、1時間、2時間いても気持ちよく過ごせるような環境の整備というのを、施設としてまず必要ではないかというふうに、基準としては行って思うのですけれども、そこはどうでしょうかという質問なのです。

答弁 住民課長 高橋明(住民課長は2017年3月まで)

済いません。先ほども言ったとおり、今、高齢の方々も会館を利用されておりますので、そういった方々が利用しやすいような方向で整備のほうは進めていきたいというふうには考えております。一応、費用のかからないような案件につきましては、通常の修繕等で検討していきたいというふうに考えておりますし、段差につきましても、踏み台等で一応対応させていただきたいというふうに考えております。

質問 12番 中田磨

そういうことで、まず一つは、ちょっとなかなか答弁かみ合わない部分あるのですけれども、どういう人に、どういう利用をしてもらいたいのかというところで、僕らぐらいの年だったらどういう状況でも使えるのです。どういう環境であっても、部屋があって、そこで会議します、何か集会やります、何か町内会の行事やりますといっても行けるのです。でも、そういった当たり前のことに行きにくいのだという声が出ていることを解消するということが、今、大前提として求められていることを、今回、きょうは私、特に伝えていきたいなというふうに思っています。段差解消については、玄関の上りというところで、やはりその施設の奥行きだったり、玄関の段差の大きさだったりなど、それによっては違うのですけれども、やはり少しでも段差解消をできるようなものを、踏み台も置くということも言っていますけれども──ということだったり、例えば、椅子を近くに置いておいて、椅子、移動するような何か軽い椅子ではなくて、ベンチみたいな形で、例えば、靴の脱ぎはぎができて、上がりやすいような形をつくっていくなど、さまざまな工夫もするような形も、私、大事だと思うのです。それは、今後やっていただきたいと思いますし、それは、何がその施設によって合うのかというのは違ってくると思うのです。もともと低いところもあれば、すごい、高いところもあるので、それは検証していただきたいなというふうに思います。トイレについては、スタンダードな課題として聞きたいのですけれども、やはり今、洋式化に基本的に進めていくべきという方針を持つべきではないかと私は思っているのです。そこについて、基本的にはそういうふうに切りかえていくという、まず大きな太い方針を持つことから始めるべきだと思うのですけれども、この件について今質問していますので、トイレの洋式化について伺いたいと思います。

答弁 住民課長 高橋明(住民課長は2017年3月まで)

地区会館につきましても、順次できるところから、洋式化というのを進めさせていただいておりまして、今現在、85基トイレありますけれども、今、和式は16基、洋式については63基、多目的には5基ということで、一定程度洋式化が図られているというふうに考えているところであります。

質問 12番 中田磨

それで、そうはいっても、できるところからということと、洋式化されていない和式のところが残っているというところというのは、比率の問題ではないのです。自分が今日常的に使う会館が、洋式なのか和式なのかというのは大きな問題なのです。ほかのところ、なっているから、洋式化されていますからねという話ではないのです。その施設でどうなのかということが、やはりそれぞれ地区の、やっぱり自分の身近な会館がどうなのか。では、町は今どう考えているのですかということを聞いたときに、先ほど言ったように、いや、洋式化の方針を持っていて、今、順次やっていますというような回答が出てくるのか、いや、できるところからやっていますと言われたら、できないところはやらないのかというふうに聞かれるのか、全然違うのです、捉え方が。そういった点で、私、さっき言ったように、残りが、地区会館の話をするとあと16基だと、施設的に洋式化が可能、では、どうしてもできないというところがこの中に含まれているのか、その辺については、どういう今線引きをしているのですか。

答弁 住民課長 高橋明(住民課長は2017年3月まで)

一応、構造上、大規模改修等をしなければならないところについては、なかなか難しいかと思いますけれども、それ以外のところにつきましては、洋式化についても検討してまいりたいと考えております。

質問 12番 中田磨

大規模改修と、あとはできる限りというのが余り変わらない答弁にも聞こえるのですけれども、やはり今の基本的な、洋式化をするという方向性というのですか、ということが持て切れるのかどうかということなのです。もしくは、大規模改修したときには洋式化しますというのも、一つの方向性の分野として出しつつも、今、そういう大規模改修が、めどが立たないところや、いや、やろうと思えばできるのだというところは洋式化にしますというところに、要するに町としてはそういうふうに考えるのかどうかということを、やっぱり整理して今、まず答弁してほしいなと思うのですけれども、どうでしょうか。

答弁 総務部長 大滝渉(総務部長は2017年9月まで)

バリアフリー法、市町村に義務を課している部分があります──努力する、努力義務です。したがって、単純に今の施設を一部改修するのではなくて、本当に建てかえないとバリアフリー法の法に沿わないというようなところもございまして、それをどうするかという判断は、また大規模改修という、いつやるかということにつながっていくということで、先ほど課長申したように、洋式化を進めるというのは前提でございますので、理解していただきたいと思います。

質問 12番 中田磨

ちょっと具体的にあれですか。ちょっと、若干時間かかってもいいので、今の和式の場所で、和式と様式があるからというところは抜いていいですけれども、和式の便所しかないところで、大規模改修をしなければ設置できないというのはどこになるのか、まだ残っている施設というのはどこなのか、それというのは出ますか。

答弁 住民課長 高橋明(住民課長は2017年3月まで)

各施設に和式しかないというところはない、必ず洋便器も備えつけてあるというふうに理解をしております。

質問 12番 中田磨

では、まずそれはわかりましたけれども、利用者からすると、今、昔は洋式、なれないうちは使いにくいなどという声があったのですけれども、今は洋式ということが、そうではないと使いにくいなど、トイレ、家でないとできないというふうになった方がふえていますので、ぜひ全面的にそちらのほうに移行するように努力、また具体化するための計画もしっかりとつくった上でやっていく必要があるのかなと思いますので、よろしくお願いします。それで、トイレの状況について、教育委員会のほうでも先ほど数字を出していただいているのですけれども、これについては、最後に耐震化に伴うなど、洋式化へ努力したいということではあるのですけれども、目標は持ったと、要するに洋式化していく要望もあるので、それに向けて取り組んでいくというのは、基本的には方向性は出しているのだけれども、ちょっと伴わないところがあるというような形にも捉えているのですけれども、ここはどうなのでしょうか。具体化についていえば、計画的に、年次的にやっていくなど、そういったような方向性というのはできるのか、そこまでちょっと行っていないのか、ちょっと伺いたいなと思うのですけれども。

答弁 教育長 伊藤利晴(教育長は2016年9月まで)

小中学校につきましては、今、耐震改修工事、進めていますので、今年度は富原中学校、全て洋式化になりますし、次年度以降、別保小学校の改修があります。先ほど申し上げました耐震改修工事の必要のない遠矢小学校・中学校については、計画的に洋式化にしていきたいなというふうに思っているところであります。それから、公民館につきましては、各事業に集まる人数が多いものですから、特に女性のトイレについては、洋式が1基しかないものですから、1階が1基、2階が1基という状況なものですから、できれば全て洋式化にしたいということで、実現に向けて努力したいなというふうに思います。体育施設についても、公民館と同様の考え方であります。

質問 12番 中田磨

現状はわかったのですけれども、公民館にしても体育館にしても、これから大規模改修や建てかえなどというのは、ほとんどいつの話だろうかという時期だと思うのです。であれば、やはり現状の施設、活用しながら、やっぱり一定の改修をするということで対応する必要があると思うのですけれども、小学校と中学校はよくわかったのですけれども、こちら側というのは、計画をつくるなど、順次施設ごとにやっていくなどというのは、今の話を聞いているとなさげなのですけれども、これは、やっぱりつくるべきではないかなと私は思うのですけれども、その点についての考え方を伺いたいと思います。

答弁 教育長 伊藤利晴(教育長は2016年9月まで)

公民館と体育館施設についても、洋式化にとするという考え方は持っています。時期について明言できないのは、やはり財源を確保しなければならないので、そこは時間がかかるだろうというふうに思っています。委員会の考え方としては、できるだけ早く、早い時期に洋式化にしたいという考え方であります。

出典:釧路町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月8日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる