栗山町議会 令和7年12月会議 2025年12月9日
財政状況を踏まえた第7次総合計画(後期)策定の展望について
2025年12月9日、栗山町議会の一般質問で、齊藤義崇議員が「財政状況を踏まえた第7次総合計画(後期)策定の展望について」質問し、町長 佐々木学が答弁しました。
- 質問者
- 齊藤義崇 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木学
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 1番 齊藤義崇
通告に従いまして、大綱1点について質問いたします。1、財政状況を踏まえた第7次総合計画(後期)策定の展望について。令和8年度は第7次総合計画の前期実施計画の最終年であり、後期実施計画の策定の年でもある。現在の栗山町の財政状況は令和2年から6年の推移で見ると地方債残高は増加し、企業会計を含めた全会計の起債額は200億円を超える。一方で、財政調整基金も増額され、5か年の実質の収支は黒字であり、収支の均衡を図りながら第7次総合計画の前期における各計画、施策が一部修正を見ながらも実行されていく見込みである。これらの財政状況の推移と前期実施計画の反省と課題を踏まえて、第7次総合計画の後期実施計画への意気込みと策定に対し、次の3点について町長に伺う。①、経常収支比率は令和6年決算ベースで95.9%であり、財政のいわゆる弾力性が低い状況であるが、後期実施計画における政策の展望について伺う。②、起債額は近隣自治体や類似団体でも上位であるが、今後の投資的経費に係る財源確保はどのように考えていられるのか。③、企業会計の事業経営については、効率的かつ長期的な展望に立った計画で事業を実施されているが、特に基準外繰入金に対してはどのようなお考えを持っているのか。
答弁 町長 佐々木学
財政状況を踏まえた第7次総合計画(後期)策定の展望についてのご質問でありますが、町民の皆さんと共につくり上げ、令和5年度からスタートいたしました栗山町第7次総合計画につきましては、策定後3か年が経過し、来年度が計画期間の中間年、前期計画期間の最終年次となります。前期計画期間においては、人口減少、少子高齢化の加速化をはじめ、社会経済情勢の変化による物価高騰や社会保障関連経費の増加、さらには長引く景気低迷に起因する町内経済への影響、加えて世界的に猛威を振るった新型コロナウイルス感染症への対応など、直面する構造的課題を解決すべく、一つ一つの取組を着実に推進してきたところであります。こうした中、本町の財政状況につきましては町財政中長期試算、いわゆる財政推計における令和6年度末の状況では、全会計の地方債現在高で推計比約1億5,000万円の減、また基金残高で推計比約4億7,000万円の増となっており、おおむね財政推計に近い形で推移している状況にあります。ご質問①の後期実施計画における政策の展望についてでありますが、議員ご指摘のとおり令和6年度決算における経常収支比率は95.9%であり、近年比率は上昇している状況にあります。その主な要因といたしましては、社会構造の変化などにより人件費、扶助費及び公債費で構成される義務的経費が増加しており、今後も上昇傾向が続いていくものと見込まれるところであります。このため、引き続き企業誘致はもとより関係人口や移住、定住施策を積極的に推進し、地域経済の活性化による税収基盤の確立など自主財源拡充のための取組を強化するとともに、後期実施計画期間中に見込まれる事業の財源確保など、財政運営への影響に十分留意しながら策定を進めていく必要があると考えております。ご質問②の今後の投資的経費に係る財源確保の考え方についてでありますが、後期実施計画期間中においても、公営住宅整備事業や町道整備事業をはじめとした大規模な投資的事業が見込まれるところであります。これら財源確保に関しましては、引き続き国、道をはじめ、各種団体等の補助制度や交付税措置率の高い有利な起債の活用、さらには新たな基金での対応などについても検討してまいりたいと考えております。ご質問③の企業会計の基準外繰入金の考え方についてでありますが、企業会計における経営実態といたしましては、物価上昇等に伴う維持管理経費の増加や施設の老朽化に伴う改築、更新需要の増加、さらには人口減少や少子高齢化に伴う使用料収入の減少が見込まれるなど非常に厳しい状況に置かれております。こうした中で、下水道事業におきましては、本年3月に策定いたしました下水道ビジョン・経営戦略でお示ししたとおり、収益面において下水道使用料と国が示す繰り出し基準に基づく繰出金だけでは収支均衡を図ることができない状況にあります。このため、現状の下水道事業会計に対する繰り出し方針につきましては、国の繰り出し基準に基づかない、いわゆる基準外繰出金の補填により収支不足を補うこととしております。この基準外繰出金の考え方につきましては、経営戦略策定時において収支不足の規模や時期、社会情勢、独立採算制に基づく企業経営の観点などを踏まえ整理を行い、住宅団地や工業団地の造成事業に要する経費、災害復旧事業に要する経費など、政策的に一般会計が負担すべきものについては繰り出し対象とすることを基本的な考え方としております。なお、後期実施計画期間における下水道事業会計の繰出金につきましては、経営戦略の推計において令和9年度から令和12年度までの4年間でその総額を9億156万2,000円、うち基準外繰出金を6億5,164万4,000円と見込んでいるところであります。現在後期実施計画の策定に向け、まずはまちづくり懇談会における町民皆さんとの議論をスタートしたところであります。今後策定作業が本格化してまいりますが、後期実施計画においても若者定住対策・教育環境整備、健康寿命延伸・連帯協働、自然環境保全・都市基盤整備、産業振興対策、これら4つの重点政策方針に基づく施策はもとより、山積する町政課題への対応など安定した財政基盤を土台として進めていく必要があります。引き続き、町民、議会の皆様と十分な議論を積み重ねながら、みんなが元気なまち実現のため、将来に希望を持てる実効性ある計画づくりに取り組んでまいりたいと考えております。
再質問 1番 齊藤義崇
それでは、答弁いただきまして、再質問させていただきます。答弁にあったとおり来年は8年度、計画を充実する年、それから総括する年であります。佐々木学町長の最後のお言葉で、みんなが元気なまちの実現のために将来に希望を持てる実効性のある計画づくりに取り組んでまいります。町長とだんだんお付き合いが長くなりまして、この財政の質問をやってきていますと、本当に財政に対する考え方をもともと課長時代からもきちっと持たれていて、この言葉が集約しているものだなと思うのですけれども、ということは来年町長選になるわけなのです。佐々木学町長の再選の意思について確認しておかねば、この話の議論を深めるということはできないのではないかなと思いますので、ご答弁いただければお願いいたします。
答弁 町長 佐々木学
再質問ということで、私の来期以降の考え方、決意について少しく述べさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。私は多くの町民の皆様、議会議員の皆様の力強いご支援をいただいて2期目の町政を預からせていただいて、はや3年9か月が経過をしたところでございます。任期も残すところ4か月というようなところでございます。そのような中で、今度、今策定が始まってまいります後期実施計画、そして私が目指そうとしている3期目の期間と時を同じくするということでございます。そのような中で、これまで町長就任時から通算いたしますと7年9か月ということになるわけでありますが、就任時に公約を掲げております町民の皆さんにお約束をした公約、これの推進はもとより日赤病院の改築、また商店街の振興、中心市街地の整備、さらには栗山高校、介護福祉学校、スキー場の存続問題など先送りのできない町政課題の課題解決に向けまして、町民、議会議員の皆様のお力添えをいただき、そして職員の皆さんと共にその課題解決に向けて今進めてきたところでございます。そのような中で、新たな町政課題も山積をしてきているということでございます。ご承知のとおり人口減少、少子高齢化への対応、これはもとよりでありますけれども、今小中学校の適正配置の問題であったり、また減便、廃線が相次ぐ地域公共交通の維持、確保であったり、また持続可能な除排雪体制の確立、さらには雇用の場、これは重要になってまいりますので、この確保に向けた企業誘致の推進、さらには今回完成をいたしました栗山赤十字病院、開院をいたしました赤十字病院を核とした町内全体の医療提供体制の確保と、こういった新たな町政課題も山積をしてきてございます。そして、齊藤副議長とも共に進めております町の将来を展望するような、今官民、オール栗山で進めている事業もまだ残っているわけでございます。その一つとしては、やはり栗山町の基幹産業であります農業の持続発展的に向けた道営、そして今進めようとしております国営の基盤整備事業、町の大動脈であり、産業振興の基盤となります国道234号の整備促進、さらには駅前を中心とした中心市街地の活性化に向けました道道朝日桜丘線、新町通り、錦地区の都市再生整備、そしてもう一点は、これはかねてより課題となっております町道の南大通りの延伸事業など、やはり官民一体、オール栗山で国、道に対ししっかりと要請をし、事業の実現に向けて進めていくべき事業がまだ残っているわけでございます。道半ばとなっている町政課題、新たな町政課題、そして今申し上げたみんなで進めるべき事業、これがありますので、これをしっかりと進めていく必要があるということで、私は自分自身の後援会のほうにもご相談をさせていただき、私のその思いをお伝えし、多くのご支持をいただきながら、来年4月に行われる町長選挙に立候補させていただくこと、その決意を固めさせていただいたところでございます。そのような中で、今回この後期実施計画に向けたご質問をいただいたわけでありますけれども、また共に連携をしながらしっかりと進めていきたいというふうに考えておりますので、引き続きのご指導、ご鞭撻、お力添えのほど賜りますようお願いを申し上げて、まず再質問の答弁とさせていただきます。
再質問 1番 齊藤義崇
立候補の意思を聞けてよかったです。なぜかというと、今日のこの7次の総合計画の後期の策定の展望ということは、自分も議員になる前に町長が1年前に町長になられていて、それが6次の後期だったのです。6次の後期のときに僕はPTAとして審議委員として参加していて、大事なことだなというのをよく町の計画ということで、正直言えばあまり目に留めることがなかったのですけれども、参加しながら、そのときに学校の話は僕は継立小学校のPTAの役員として連合会に参加していたので、いろいろ考えるところがありました。当然前半だけでその任を終えるということのないようにと僕も思っていて、それはやはり先ほどの答弁の中にも、1答目の答弁にもありましたけれども、繰り返すようですが、安定した財政基盤を土台として進めていくことが必要であるという意思は、その財政をリードしてきた佐々木学町長だからこそ、この山積する課題に対してきちっとした財政基盤で臨むのだという意思だと思われます。そして、続けていきますと、そういった考え方から少し今回資料の提出を認めていただいていますので、栗山町における過去5年間の財政推移について佐々木町長と少し話を進めて、再質問を進めていきたいと思います。1答目に私が質問している答弁いただいていますけれども、経常収支比率、これは財政の弾力性を示すものだなと思っているのですけれども、今回この資料を作った、少し自分の主観も入りますけれども、3つの点から整理しています。まず、財政力、入ってくる頃、懐にきちっと来るお金ってどういうふうに動いたのかということ、どんな展望を持たれているかということです。それから、弾力性については一般的にいろいろな分析項目、公的会計の中にはあるのですけれども、私はこれとこれは重要かなというところで引用してきて、ここに5か年の整理をしてあります。それから、当然ですけれども、将来にわたって将来の人たちが負担すべきものは当然負担していかなければならないですが、現在のその健全性というのは、やはり答弁にあったとおり町の将来を進めるに当たっては重要な項目と思いまして、全てではないですけれども、この3つの点から進めていきます。それから、ここは注目すべきというところは下に2つグラフを作って、弾力性と健全性について、その推移を見やすくして提出しているものでございます。では、進めていきます。当然財政力というところで再質問の中では私聞いておきたいのが、よく歳入を図るときに少し強めに見るとか弱めに見る、一般的に言えば税収がこれぐらい見込まれるなというのを少し強めに見て、歳入決まらなければ歳出決めれないですから、そういう見方があります。それから、厳しく見ておかねばならないかなというのはあるのですけれども、お話にあったとおり猛威を振るったコロナウイルスですとか、そういったその世界の経済の低迷だとか社会情勢に地方も漏れなく影響を受けていますから、これ見込みを立てるのは難しいと思うのですけれども、令和2年から令和6年までの基準財政需要額については伸びを示していますし、財政力の指数でいくと横ばいということになっていますが、その分きちっと歳出でお金が出していけるという状況にあります。まず、質問の要点としては、基準財政需要額が4億円近くこの5年間伸びた理由と、それから強く見ているか、弱く見ているかです。これが今後以降7次の総計を立てるに当たって歳入として少しこのままで見ていけるかなというのか、それとも交付税措置等の理由で読めていて、少し下のほうに下方修正して予算としては見ていかなければならないのかということを尋ねておきます。
答弁 町長 佐々木学
普通交付税の算定に用いられますこの基準財政需要額でありますけれども、これにつきましては標準的な行政を実行していく上で10万人を標準人口として、そしてそれぞれのまちの人口比率に応じて需要額、いろんな項目がありますけれども、それぞれ項目ごとに需要額が出てきて、それを合算したものがこの基準財政需要額ということでございまして、それから2つ目にあります収入額、これも基準財政収入額、標準税率に基づくものでありますけれども、それを差し引いて普通交付税額が決定されるというところでございます。このような中で、基準財政需要額が伸びている要因というのがありましたけれども、これにつきましてはやはり大きくは公債費、元利償還金が交付税措置をされる事業が増えてきているということで、それの算入に伴う部分としてこの基準財政需要額が伸びているということでございます。さらに、この財政推計の中でどのような見方をしているかという、厳しく見ているか、ある程度の余裕を持ちながらかというところかと思いますけれども、一定の基準年を定めまして、それから国勢調査の人口であったり、さらに各年度の投資的事業に関わる元利償還金の交付税算入だとかを積み上げるものは積み上げながら推計をしているということでございます。ですから、それ以外の部分については、やはりその一定の金額で見ている項目もありますし、また人口だとか対象となる高齢人口であったり、年少人口であったり、それぞれの単位の費目がありますから、それの推計値で見ているものもありますので、かなりのその基準財政需要額を算定する項目がありますので、そこの積み上げというようなことでございますので、一定の率を掛けて単純に出しているわけではなくて、ある程度想定をしたものは条件を付しながら計算をさせていただいているということでありますので、私どももそれぞれの前期、後期の8年間の財政推計というのはある程度がちっとしたものでできるというふうに考えておりますが、それ以降も9期、令和32年ぐらいまで本当の超長期の計画見通しも立てているわけでありますので、その中ではある程度これから減少していくというふうな見込みを立てているところでございます。
再質問 1番 齊藤義崇
今回5か年分財政状況の資料を見たので、町長の答弁のとおりかなというふうに僕も確認しております。ただし、少しまとめるとお話に出てきた公債費の負担をする。要は起債したものがいろんな事業で使われていて、交付税措置を受けてこの基準財政需要額の計算の方式からいうと交付税はこれだけ申し出れますよということですから、それが起因しているということなので、自然増でもなければ自然減でもないし、当然強めに見たわけでもないし、弱めに見たというわけでなくて、町長の主観や、そういう客観的根拠がない財政推移の予測でもないし、実績でもないということが確認できたので、よかったと思います。何か上目線にならないようにちゃんとしゃべりたいのですが、財政力の評価って言ったらちょっと怒られるのですけれども、町長が新たに臨むという意思も示した後であれなのですけれども、実質収支が黒字を整えながらこの間進んできているというのはまず1つ評価のできることですし、先ほど言った社会情勢の厳しい中でいっとき赤字があったり、苦しい時期もありましたけれども、ぎりぎりの線できちっとその行政サービスを行っているという一つの目安になるのではないかなと。行政サービスは赤字でも行っていいというわけではないので、きちっとした黒字を保ちながら行った5年間ではなかったかなと思うのです。それから、もう一点がこの上のほうに今ほどお話があった基準財政収入額でございます。これ税収に起因するところだというふうな話がありましたけれども、僕もそう思っていて、これが全ての自治体を評価したり、僕は把握しているわけでないのですけれども、やっぱり財政の資料から類似団体を見ましたりいろいろすると、よくここで税収をきちっと保とうという形を取っているなというふうに見ています。その税収というのは町民の皆さんの当然産業の力のバロメーターでもありますから、これが5年間維持できる、政策が間接的にきちっと落ちて町が経済喚起できるということが重要なのだなというふうに見ております。それと、もう一つ質問を重ねます。ということで、私にも公約があって、町長お分かりのとおり先ほどお話に出た産業をどうしていくか、農商工です。ここを強めに見るという意味ではございませんけれども、維持していくにはきちっとした施策が必要だなと思っているのですけれども、その中にお話にあった国営とか道営とか公共事業、当然町の事業もそうですけれども、公共事業をどう用いていくかという方針について、この質問に沿って、7次の展望についてどういった国の拠出や交付措置を受けながらやっていくかということについて尋ねます。
答弁 町長 佐々木学
公共事業の考え方というところでありますが、その以前にお話のありました基準財政収入額の確保、ここの部分につきましてはやはり人口が減少していく構造の中で一定の収入額を確保していくということは非常に難しさがあるわけでございます。そのような中で、この今の第7次総合計画におきましては、やはり冒頭の答弁でも申し上げましたとおり、人口の減少を食い止める対策、そして移住、定住、関係人口の創出をしていく政策をしっかり打っていくということによって目標人口というのを定めておりまして、そこの差異が当然出てくるわけでありますけれども、そこを目標にしてこの基準財政収入額、ここを一定程度維持していきたいというところが今の考え方でございますし、また財政推計の基礎となっているところでもございます。そのような中で、これからの投資的事業、公共事業をどのように進めていくべきかというところでありますが、やはり私ども町財政も財源に限りがございます。そのような中で、類似団体と比較しても今、日赤病院等の整備でありますので、かなり大きい金額になっているところでありますけれども、それを除きますとほぼ類団並みというようなところでございます。そのような中で、これからも必要な事業が多々出てくるわけでありますので、それでも町の標準的な財政規模は私は90億円ぐらいかなというふうに見込んでおりますけれども、その範囲内ででき得る事業というのは限りがあるわけでございます。そこで、やはりこれからは外から持ってくる北海道営であったり、国営であったり、また国のいろんな開発予算であったり、そういったようなところをしっかり地元に落とし込んでいく、そのために先ほども申し上げましたとおり官民一体のオール栗山で今力を注いで、そういった事業の獲得に向けて動きをしているところでございますので、町の実施主体の事業、そして国、道の持ってくる事業、これらを併せて一定のこの公共事業を維持、確保していくと。町の経済力、そして産業発展力、これらを高めていきたいと、そのような考え方でございます。
再質問 1番 齊藤義崇
少し先走って僕も進んだ感があって質問したかなと思いますけれども、考え方よく分かりました。それから、今出てきた基準財政収入額に対しての差異について着目して、その収入に対する、だから僕が懸念している感覚的な上振れを見るとか、感覚的に少し抑えぎみにいこうかという感覚ではなくて、差異を見た歳入であり、きちっとした見通しであるというのを立てられる根拠にされているということが確認できてよかったです。それから、今投資的経費に僕先に入ってしまったのですけれども、資料を見ていただいて、今度そうしたら弾力性のほうに少し移りたいと思うのですが、投資的経費の中で特に私着目しているのが町長の答弁の1答目にもありました公営事業、公営住宅の整備事業ですとか、町道の整備事業に関しての考え方であります。そうは申しながらも、私が冒頭うたった経常収支比率95%の義務的経費が増加しています。少し右のグラフに目を落としてほしいのですけれども、数字で見ても分かりますとおり、義務的経費は令和2年の33億円ベースから現在37、8億円と。これには上に上がっていく根拠というのは積み上げで当然出ていますから、これをもう下回ってくることがないのではなかろうかなと考えています。だから、差異を考えながら財政収支を整えようとしても、じわりじわりと歳出のほうは制してはいながらも自然増とは言いませんけれども、何でも物価が高いです。当然人件費の見直しも国から下りてきますから、きちっとしたこの義務的経費の確保という点を考えると、コントロールしながらも苦しいと言っている感はあるのではなかろうかなと思います。その中で投資的経費の話に戻りますと、この7次の総計で一応って言ったら怒られますが、後期の計画を見ております。町長の答弁の中のやつ、投資的経費に関する財源の考え方、2問目に移りますと前半で4億4,000万円町道に対してお金をかけていこうと。これプラスアルファぐらいで実行されるのではなかろうかな、見込みで僕見ています。それから、後期のほうは3億円弱ぐらいでこの町道整備事業、要は進行管理計画における後期の予算立てということで見込みを立てているのですけれども、今の答弁でいきますと少しこれについても、例えば農地の区域内整備の中でうまく交付税措置を受けれたり、拠出で受けれるものを狙いながら、全体的な予算が町から単独で出ていくものというよりは、そういった有利な事業を使いながら後期については少し組み立てていくという意思でよろしいでしょうか。
答弁 町長 佐々木学
今投資的経費の道路事業も含めた考え方ということでご質問をいただいたわけでありますが、その前段で義務的経費のお話をされておりましたので、まずそこにお答えをしたいと思いますが、この表にありますとおり令和6年までについてはかなり上昇のカーブが大きくなっていると、そんなような状況でございます。ここには最初の答弁でお答えしましたとおり、その社会構造的な人件費等々の増がかなりのウエートを占めているというところがございます。ここの義務的経費については、財政推計の中でもその人口減少に伴って行政サービスが少なくなっていく部分、これらについては当然自然の減という部分で見込んでおります。ただ、それだけでは経常経費を、義務的経費をやはり抑えていくことによって自由度が増す投資的経費に回せるお金が増えていくわけでありますので、ここをしっかり抑え込んでいくというためには、今申し上げた自然減の部分と、さらにその政策評価等によって改善をしてコストを下げていくと、そういう努力は必要かなというふうに思っておりますので、財政推計の中でも令和16年、これは第8次の後期に差しかかる頃からでありますが、自然減の部分もございまして、この義務的経費も若干減少傾向に向かうということになっておりますので、そこの部分もまたほかに回せるお金も出てくるかなというふうに思っているところでございます。それと併せまして、この投資的経費の部分でございますが、やはりここにこれから幾ら投資ができるか、その必要な事業に投資ができるかというところが後期の中でも肝になってくる部分かなというふうに思っておりますが、今の財政計画の中では年間の一般事業の投資的事業費を8億円見込んでいるところでございます。その中である程度事業を組立てをしていくということになりますので、また必要な町道だとか、いろんな事業も出てまいりますので、その範囲の中で対応できるような措置を取っていきたいなというふうに考えているところでございます。それで、この計画の中では令和12年度までが大きな投資、今の公営住宅の団地整備、これが3億円から4億円ありますけれども、12年ぐらいまでで完了いたします。公営住宅はその時点で建設工事というのは終わりますから、それから20年ぐらいはメンテナンスをしていく時期に入ってまいりますので、13年以降のそこの公営住宅の空きスペースではないですけれども、ほかの投資に回す、回せれる部分が出てまいりますので、私は後で出てくるかもしれませんが、一緒に進めております国営の事業なんかも、あれは道営事業と畑地帯総合整備事業を計画事業として見ているのですが、新たに今検討している国営事業なんかは道営事業の延長線の事業であって、手法を変えたことによるそのものだというふうに見込んでおりますので、そこの部分についてはここの今公営住宅が整備完了していく中で、全体の中で見ていけると。総体的に、前回の齊藤副議長のご質問でもありましたとおり、国営事業の部分はマックス1,400ヘクタールあるわけであります。1ヘクタール当たり大体3,000万円ぐらいかかるとしたら420億円かかって、そのうちの地元負担、これが7%でありまして、その4%が市町村負担ということでありますから、総体的には420億円のうちの16億円から17億円ぐらいが市町村負担になるわけでございますので、それを分割して事業を実施をしていくということになると、その分も含めて今の財政計画の中で十分見込んでいけるだろうというふうな判断をしたことで私も今一緒に進めさせていただいているということでございます。
再質問 1番 齊藤義崇
今回踏み込んだ質問をしたつもりで、僕も聞き方うまくないかなって思うところあったのですけれども、町長がフォローしてくれたように答弁していただきましたけれども、よく分かりました。僕はここに、弾力性で出した資料の中に当然義務的経費の上昇と、それから普通建設事業債、これはきちっと僕も引き算して見ているのです。前期医療関係、日赤含めですけれども、71億円ぐらいで見ていて後期18億円。これ多分日赤病院の附帯事業もありますけれども、建設経費を前期にきちっと盛り込んで計画を立てられたのではないかなと思うのです。だから、この普通建設事業費については、その分を割り引いてみないと、ただR2からR6年まで30億円伸びたよというふうに見てはいけないなと思っていたのですけれども、今のままの状況をクリアに聞いておかないと、僕も公約だと言いながら町長のお見込みのとおり僕も同じように見ていまして、1,200から1,400ヘクタールの国営と、途中道営事業も年間大体80ヘクタールぐらい動いていて、国営事業がもしうまく採択になった場合100ヘクタールぐらいが多分整備単年度で行っていくことになるのです。3%になるか、4%になるか、それを起債としてもう一回振り出せるかどうかという話は別にしても、道営事業も全てが道費でできているわけではないので、多分その町道や町の排水に対しての接続を考えたときに附帯工事については町の単独予算を少し持って、道路債なりいろんな起債はできるのでしょうけれども、多分出ていくお金というのは幾ばくか確保しなければならないなと思っていまして、その見込みが僕はもうちょっときつめに見ていて20億円ぐらい、道営と国営の整備事業が全て進む期間の間、だから見通しとしてはどれぐらいの見通しって、これ何も定まっていないさなかに言うことではないでしょうけれども、これから7年ぐらいの間に道営が進行しつつ、少し道営がフェードアウトしながら国営が始まるとすれば多分連続的にいくと思うのですけれども、年間40億円から50億円の事業規模が国営として執り行われて、かつその部分の負担がずっと最後、エンドが12年までかな、工事の設計が決まって終わるまでとなると500億円近いお金の事業費になって、かつ町の負担がそれぐらい出るのではないかと思ったのですけれども、今の答弁で分かりました。今取り進めているマップはここにないですけれども、公営住宅の進みと町道の整備やいろんなものを含めて少し予算の空きをRの13年ぐらいから見ていて、これをこの次の農地というものに、整備に充てていくというお考えだなということが分かりました。ということは、弾力性は今極めて厳しい状況にあるものの、きちっとしたそのお考えで予算を計上したり組んでいくというふうに聞こえたので、このことについては少し安心します。もう一ついきます。その弾力性の中に僕は、これは弾力性と本当は言わないのかもしれないですけれども、財政調整基金と地方債残高について載せてあります。答弁もいただいたようですけれども、財政調整基金がある程度積まさることは自分も望んでいたし、そのことが安定性だなと思っているのですけれども、弾力性と考えたときに何かのときには基金を崩してきちっと充てれるという意味ですから、この弾力性は上昇傾向にあると思うのですけれども、よかったなということですけれども、地方債の残高について、当然日赤病院の建設のものが大きいものありますけれども、答弁には少しうまく減ってきたよと言いながらも結構大きい額だと思います。これがこの弾力性についてその起債を払っていかなければならないですから、あるのですけれども、この件についてもう少し詳しくこれまでの経過と今後の見通しについてお話をお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
財政調整基金と地方債現在高の取扱いと考え方について述べさせていただきたいと思いますが、その以前に国営を含めた今町を挙げて進めようとしている事業の関係についてお話ししたいと思いますが、それだけではなくて、この国営の事業だけではなくて、そのほか広域でやっているごみの最終処分場であったり、国、道を動かす、また他自治体との連携による事業というのは、これは実施をするという前提で協議に入ってまいりますから、途中まで行ってやめるということだとか、後戻りはできないわけでありますので、私はこの方針を一緒に立てさせていただいたときにもう進めるという前提で、これは当然財政計画にも盛り込むべき事業であるというふうな認識の中で進めていることでありまして、そしてさらに今見ている財政計画の投資的事業費の範囲の中で、そこの部分については収めれるだろうというふうに思っています。さらに、収めれるというよりは道営事業を振り返るというような意味合いで捉えているところでありますので、その辺のご理解をいただければと思います。それと、それではご質問にお答えしたいと思いますが、この財政調整基金の関係でございまして、ここについてはやはり私も冒頭というか、これまで申し上げておりましたとおり国の標準的な割合としては、標準財政規模の大体1割程度は備えとして持っておくべきだというようなご指導をいただいているところでございます。本町の標準財政規模が50億円ということでありますので、その1割ということであれば5億円ということになるわけでありますが、私としては最低でも今の時代どのようなことが起きるかもしれませんし、いろんな町民ニーズに応える場面も出てくる可能性もありますので、最低でも20%は持っておきたいと、そのような考え方でございます。そのような中で、これまでいろいろな改善等を行ってきた、効率的な行政執行を行ってきた結果として、今残高が15億円程度まで伸びてきているということでございますので、率にしたら標準財政規模の30%まできているということでございます。これ以上容易に増やしていくということは、今非常に難しいかなとは思っていますけれども、やはり一定額を維持しながら町政運営を進めていくと、これは非常に大切なことでありますので、この基金も有効活用しながら様々な財政支出に備えていきたいというふうに考えております。それと、地方債現在高の関係につきましてもご指摘をいただいているところでありますが、やはり6年度末が165億円ということでございまして、かなり伸びてきております。要因としては、広域のごみの焼却施設、そして栗山赤十字病院の改築というところがあるわけでございまして、考え方といたしましては単年度としては一般事業、今の日赤だとか、ごみの広域的な短期的、そしてかつ政策的な重要な施策に関わる部分を除きまして一般の事業債の年間の発行額、これをその年度の元金の償還額、これを上回らないということを基本として今まで進めてきております。さらに、現在高につきましても実質的には伸びていっておりますけれども、それに対してこの基準財政需要額で見られる交付税措置のあるもの、さらには債務に対する負担金をいただくもの、こういうものを合わせた実質的な地方債残高というのがございますが、これがいろんな重要な政策も入ったとしても増えていかない、抑えていく、それよりは減少させていくということを今念頭に事業の執行を進めていると、そのようなことでございます。
再質問 1番 齊藤義崇
すごく大事な話が聞けていいのですけれども、ただ僕はこの弾力性の中に含めて少し健全性にスライドしながら2問目の質問を進めたいのですけれども、1つだけ町長の収入、歳入に対してのこの起債や基金、預貯金と言ったらいいですか、一般企業的には。これ十分分かりました。ただ、僕がかねてから言っている、その使われたお金というのは何かの資産になっているはずなのです。これを1つ示すものとして、公共施設の総合管理計画の中に私たちの町の公共施設はこれぐらいのインフラをこういうカテゴリーで持っていますよというのがあって金額が示されています。僕はこのことのお金の動きというのを見るときに、歳入と起債というものの二面性は分かるのですけれども、やっぱり資産をどうその起債で形成してきたかという二面性も重要だと思っていて、かねてからもう一つの特別委員会を持っていますけれども、中長期の中で貸借対照表なり財務諸表をきちっと整えるということが重要になってくるのではないかなと思っています。今までの答弁で財政力から弾力性、少し健全性を触りながらお話進めてきたのですけれども、私はここで第7次総計にこの投資的経費や、いわゆる義務的経費がこのように推移すると精密に捉えていらっしゃるのであれば、今度はその財産形成に当たってミラーとなる貸借対照表で財政推移を見ていく、見ながらその推移を令和の13年以降から生まれてくる新たなインフラというか、投資の取得に対してどれぐらいの規模で行っていく、もしくはやり遂げると言った以上町長もやっていただけるし、僕もそのつもりでいますけれども、きちっとそういったエビデンスがないと今後以降の投資というのが説明責任を果たす意味では少し足りないのではないかなという気がするのですけれども、そのことについてはいかがでしょうか。僕が今言っているのは歳入や、この貯金や起債についてはよく分かりましたけれども、これが何に形成されて、何がどうなっているかということを見るためにはもう一つの二面性である貸借対照表の資産と起債がミラーであるということを大事だと思っているので、その点について伺います。
答弁 町長 佐々木学
これまでも今の行政が進めている公会計と貸借対照表を用いた、そういう見方というか、そういったものも出てくるわけでございます。私どもは、この今の行政側というか、全国の自治体のその指標という形では、やはり何で財政の健全性を見るかというと、先ほどからお話をしております貯金の残高であったり、さらには地方債現在高であったり、そして経常収支比率であったり、今まで齊藤副議長と今議論をしてきたところが一つの指標になるわけでございます。そのような中で、やはりこの現金という部分がかなり重要になってくる部分でございまして、今国でいろいろ示されております実質収支比率であったり、健全化判断比率であったり、そういった早期健全化基準、また財政健全化基準がそれぞれありますけれども、その比率が健全性の範囲に収まっているからといってそれだけ投資ができるかといったら、これはまた別問題でございます。ですから、あくまでも現金が幾らあるのか、そういったところが非常に重要かなというふうに思っておりまして、企業会計のようにある程度この資産を持ちながら、そして資金を調達して会社を経営されていくと、そのような流れを取れればというか、取ることが可能であればそれはまた別なのですけれども、この今の行政の会計というのはいろんな事業を推進しなければ資金の調達ができないという、その財政法の中の縛りがございますので、財政運営のための資金を調達するとか、そういったことができないというところがありますので、あくまでも定まったこの中で財政を切り盛りしていかなければならないというようなところがございます。さらに、これは中長期の財政特別委員会でもお話ししましたけれども、自己資本比率、企業でいう一番大事なところでありますけれども、これについても財務諸表の中で分析をしているところがございますけれども、やはりどうしても我々行政の中にはインフラ資産が結構入って50%ぐらい入っているものですから、どうしても実質純資産比率、自己資本比率については低く見えてしまうというところがあります。その中で、インフラ資産も資産として計算をすると、一般会計であったり全会計トータル的にも50%近いその比率を示すわけでございます。50%というと、企業でいうともう優良企業の中に分類されることになるのですが、どうしてもやはりインフラというか、売買、経済的取引になじまない、そういった資産もありますので、そこについてはそういう形で表れてしまってもしようがないかなというふうには思っているところでございます。このような関係性はありますけれども、やはり企業会計、この視点に立った見方というのも一方では必要かなというふうに思っておりますので、様々な分析方法あろうかと思いますが、いかに今の地方財政をうまく切り盛りをし、潤沢に事業をやっていけるかと、そんなところを頭に入れながらこれからの財政運営に当たってまいりたいと考えております。
再質問 1番 齊藤義崇
誠にそのとおりです。僕も以前ほどそのことが民間的な考え方というふうには推し進めようと思っていませんし、町長にいい回答を得たいと思っていないのですけれども、もう一つでは根拠を示します。起債の頭が大体皆さんにも入ったと思うので、R6年を軸線に160億円一般会計での起債があるとします。では、健全性の少し数字に、資料のほうに目をまた移していただきたいのですけれども、今町長の答弁にもあったとおり、これはおよそ多分ハード、インフラを取得するために起債されたものが多いのではないかなと考えたときに、この下の健全性の例の中にその取得を新しくされてきたのだけれども、有形固定資産減価償却率、これ財政指標の中に出てきます。これ5年間拾っているのです。じわじわですけれども、減価償却が進んでいるのです。僕はその資産の総額と、ミラーとなる、もう一つの2面のミラーとするこの起債額ときちっとある程度精度高く一致しないと駄目だという理由に減価償却が7割進んでいるということは、7割は長寿命化の計画で何とか維持していこうねという資産があって、残りが3割部分だけです。将来に価値として大きくない、付加価値として大きくないのではないかというふうに見てもいいのではないかなと考えたときに、これが50%を超えるということは、現時点を境に50%のほうは将来の人にそれを得たものの負債を回したとすれば、いや、現在の人が半分まで負担する、ここまではいいと思うのです。これを超えてくると、後の人に、いや、壊れたままになっていて、これどうするかなという話にならなければならなくなるから、そう考えると元に戻りますけれども、精密にきちっと資産と起債に対する考え方ができていれば、僕はそこだけは一般企業会計ってよくできているって思って、財産法で出したその年の利益と損益法で出した利益は一致するという、この会計方法の中の一つの根拠となり得る数字だと思うのです。こだわるようですけれども、僕は今つくっていないって言っていませんから。中長期で出てはきているのですけれども、それを見据えてエビデンスとして説明しない限り、この償却の進んだ資産、僕がたまに言うタイマーの壊れた時限爆弾になっているのではないかと、長寿命化計画できちっと手当てしていかないと、壊れたら大被害を受けるのではないかって言っているものとこれが一致していて1つ思っています。それからもう一つ、将来負担比率、これ全てを、分母と分子を考えたときに負担というわけにいかないですけれども、やはりこの名前のとおり将来に対する負担が増えたというふうに見ていいのです。だから、将来にこういうふうな負担は強いるけれども、明快に根拠として示せるのが貸借対照表の一部きちっとした機能を使った資産額と起債で、このような資産をこのような借金においてつくったから、皆さんこんなふうにという説明は単純に一つ一つは説明されているのです。例えば日赤病院だったら68億円使って病院を手に入れてうまく運用できるというか、医療を守っていけるということになりますからいいのですけれども、全体を図らなければならないと僕は思っていまして、もう一度再々質問しますけれども、その点において今後7次の後期の中に財務書類というか、財務諸表というのをきちっと整えて1つエビデンスとして投資をしていくとうたえないかなというふうに考えるのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 町長 佐々木学
今財政投資に向けての一つの手法として、有形固定資産減価償却率等々のお話をいただきました。ご指摘のとおり、またこの資料にありますとおり、今令和6年度で69.9と、もう7割近いというようなことでございます。これからいたしますと、現在のこの資産の老朽度だとか、今何をしなければならないかというところが必然的に見えてくるわけでございます。この率については、類団と比較しても若干高いというようなことになっておりまして、全国平均、北海道平均からするともう少し高いのかなというふうにも思っているところでございます。このような率が出てくるということは、やはり栗山町の今の公共施設全体がかなり減価償却が進み、経年しているというようなことでございます。ですので、後期実施計画に向けては、この比率からしてもやはりさらなる長寿命化が必要でありますし、また決断の中で除却をすることも考える期間になるかもしれませんし、あるいは1つ、2つを1つにしていくだとか、様々な方法を取りながら、この有形固定資産減価償却比率、償却率、これは私も重要な比率だというふうに認識をしておりますので、この比率からも後期の投資的な事業の部分については見ていく必要があるかなというふうに思っております。なお、世代間の公平性を見る比率といたしましては、純資産比率というのがまた別にございまして、総資産のうち償還義務のない純資産の割合ということでありますが、この比率がまだ少し栗山町の場合は低いというところがございますので、そうなりますと世代間の公平性のバランスが少し崩れていく、将来世代に負担が多く存在するというようなところもございますので、そのようなところもしっかり見た上でこの両方の比率を比較をするなりして投資的な経費についても組立てをしていく必要があるかなというふうに考えております。
再質問 1番 齊藤義崇
少し時間も限られてきているので進めますと、もう一回だけ整理すると、僕は一般的に考えたら、一般というのは企業的に考えた場合も含むですけれども、起債が増えたら新しいものが取得できていて、減価償却が進んでいないものが手に入るというのが日赤病院を見てとれる事例を話したので、それはお分かりだと思うのです。だけれども、それを入れてもこの160億円の一般会計の中で手に入れた資産は、もう7割は償却が済んでいるので、ということは残りは相当古くて、長寿命化計画をきちっと幾つか公共施設の総合計画の中にいろいろ取れますよね。地域とのマッチングでやれるものとかいろんなメニューがあって、そのメニューの中から長寿命化を選んでいるのです。ほとんど長寿命化で選んでいて、これも喫緊にきちっと何か判断しなければならない材料だと僕は思っていますけれども、そこは言及しません。僕が今回町長に望んでいる回答としては、財務諸表の中の貸借対照表という機能をもし理解いただけるなら、最低でも公共施設の総合計画に資産額がのっていれば償却額がのっていますので、これにミラーとなっている起債の償還の進み具合とか、もともとどれぐらいを起債したのだというのがのっていないと、その財務関係をこれから、僕何でこれに今日こだわっているかというと、学校の件だとか町長のおっしゃるとおりなのです。投資的経費をまだまだかけないと駄目な部分たくさんあって、それのエビデンスって何かって考えたときに、僕はやっぱりその資産が明瞭に起債との反映されているものがきちっとあれば、このエビデンスにもうこの上なしということで、いや、それがいいか、できたからゴーとか、いいとか、悪いではない。それを見ながら、見計らいながら、見据えながらと言ったらいいですか、今後の7次総計の後期に幾つかのテーマがあって、そのソフトであるそういった会計手法を少し吟味して、幾つか取り入れて公共施設の総合計画には、ほかのまちとフォームは違うかもしれないけれども、起債額が進み具合と併記されているとか、中長期の財政の委員会のときにもう少しきちっと、分かりが今悪いと言っているわけではないですけれども、作られてはいるのだけれども、そういったもののエビデンスに活用できる財務諸表の用意というのを望みたいなと思って今回その財政指標の分析をしているところです。いかがでしょうか。検討するでも構いません。7次の後期にこういった多難なときに山積する課題を解決するための、投資のためのエビデンスとしてはもう一つ厳密にきちっとこうやって図りながらきてはいるけれども、資産と負債という関係をクリアにした書類を用意しながら進めていく、見ながら進めていくというのはいかがでしょうか。
答弁 町長 佐々木学
先ほど申し上げましたとおり、今我々が進めている行財政の会計の仕組みについては、やはり現金と現在地方債現在高という2本立ての中での進みでありますけれども、議員おっしゃられましたとおり、今減価償却率であったり、いろんな指標がありますので、そういったものもこの財政計画に、そして後期以降の投資的事業の実施に少しでも参考になるような、そういった指標となるように、その活用についても今後検討してまいりたいなと考えております。
再質問 1番 齊藤義崇
私の説明が十分な部分でないのもありますけれども、今の考え方は基本的に検討いただけるなというふうに聞いてよろしいですね。あと、最後、その中で健全性のもう一つだけ触れてやめますけれども、利子も上がってきていますね。だから、利子が上がってきても起債してでもこれはやったほうがいいという、町長の中に描かれているのであればなおのこと今言った資産の動き、そして資産は減価償却をしながら減耗していくという考え方で立たないと、うちの町の全てを見ているわけではないですけれども、公共施設の総合管理計画から起債との位置だとか、どれぐらいかというのは見計らえないと私は思っていますので、そのように後期の計画を立てるときには、そういった指標をうまく見せていただきながら立てていきたいなと思っています。では、3つ目に移ります。最後になります。企業会計の基準外繰入れの考え方についてです。これについては、町長の答弁どおりであると思っています。回答の中で1つだけ確認しておきたいのが抽出対象とすべき基本的な考え方ということで、基準内と基準外の繰入れ、例えば下水道が出てきましたけれども、当然雨水が入ればその部分は基準内として入れれますけれども、その基準外の中でもう一つだけ今後の後期としてはこれとこれはまず入れなければなと思っているもの具体的にありましたらお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
この下水道事業会計に関わる基準外繰入金の考え方につきましては冒頭述べたとおりでありますけれども、政策的、また通常的に一般会計で見るべき、そういったものについてはそこに基準外の繰入れ、税金を投入して受益者の負担を軽減していくと、そのような制度の中で今進めておりますが、主なものがやはり高資本費対策に関わるものということでございます。ご承知のとおり、この下水道事業というのは初期の投資に多額なお金がかかるということでありまして、それに基づく起債の償還が始まってまいりますので、それを改修していくためにはかなりの年数を要する、そこの差異の部分については当然行政の負担を抑えていく役割としてまず先に入れていくべきだというところの高資本費対策に関わるその基準外の繰入れが一番多くございます。今1億5,000万円ほど入れておりますが、そのうちの3分の2はそこに当たる部分でございます。そのほかいろんなところはありますけれども、差引きで不足する額、そこについても入れているということでありますので、これらも踏まえながら、これからも今の経済情勢だとか、いろんなものも見ながらその改定に向けた考慮すべきところがありますので、少しでも町民の皆さんの負担、受益者の負担が抑えられるようにこれからも検討しながら今進めていきたいと考えております。
再質問 1番 齊藤義崇
時間も来ましたので、十分答弁いただいたと思いますけれども、最後にもう一度この7次の後期に向けての意気込みについてお聞きして質問をやめたいと思います。よろしくお願いします。
答弁 町長 佐々木学
7次の後期に向けてということでありますが、これまでの一般質問のやり取り、そして冒頭の答弁でも申し上げたところでありますが、今本当に地方自治体を取り巻く社会情勢は厳しいところに来ているのだというふうに思っております。その中で、やはりいかにしてこの栗山町の持続的発展につなげていくかというところが非常に大事なところでございまして、そのためにはやはり我々行政だけではそこに到達することはもう難しいというふうに思っておりますので、議員の皆様、そして多くの協力される町民の皆様、本当に一致団結してこの厳しいときを乗り切っていきたい。それが後期実施計画に向けての意気込みだというふうに思っております。これまでの栗山が進めてきた事業、これから進めるべき事業、そして栗山の歴史と伝統を育んでいくもの、いろんなものをトータル的に考えたときに、やはり私も7年9か月町長を担わせていただいて進めてきたものを見ていくと、少しぼんやりとしたものではありますけれども、栗山町が目指すべき将来像というのが少し見えてきたところでございます。その一つが先ほども申し上げましたけれども、都市機能と産業がしっかりと輝いていく町、もう一つが、これは栗山の歴史と伝統を育む部分でありますけれども、自然と優しさ、福祉、それがあふれる町、この2つが私は栗山町が未来永劫目指していくべき、そういうことではないかなというふうに思っております。それと併せてやらなければならないのが、これまでの議論でもありましたとおりに財政の健全性をきちっと維持した、その上で今のまちづくりがあるのだということがありますので、やはりまちづくりと健全財政、この2つが両立できなければならないというふうに考えております。そして、そういう状態のまちづくりをしたものを我々のこの次の世代、子供たちがしっかりと引き継いでいただけるような、自信を持って引き継いでいただけるようにそのバトンを渡せる、そういったまちづくりをしていくと、それの足がかりになっていくのがこの後期の実施計画というふうに考えております。