みんなの議会

栗山町議会 令和5年9月会議 2023年9月5日

(1)学校給食の無償化を/(2)熱中症対策の強化を/(3)加齢性難聴者に対する補聴器購入助成を

2023年9月5日、栗山町議会の一般質問で、重山雅世議員が「学校給食の無償化を」「熱中症対策の強化を」「加齢性難聴者に対する補聴器購入助成を」について質問し、町長 佐々木学が答弁しました。

質問者
重山雅世 議員
答弁者
町長 佐々木学

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 3番 重山雅世

私は、3点にわたって質問いたします。まず、1点目です。学校給食の無償化を。子育て世帯にとって給食費負担は決して軽いものでもありません。給食費無償化は、物価高騰による家庭負担軽減に大きな効果となります。道内では小学校のみ無償化、今年度新たに無償化する自治体含め50近くの市町村が実施、検討しています。昨年は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、無償化だった給食費が今年度は原材料価格値上げ分の補填を町が負担する措置を取りましたが、児童1人当たりの負担は小学校で年間約5万円、中学校では約6万円で、多子世帯は10万円以上の負担となります。住民が無償化を求めて署名活動に取り組み、給食費半額や無償化にする自治体が全国で広がっています。本町でも子育て支援、物価高騰対策として給食費無償化に踏み込んではと思いますが、見解を伺います。2点目は、熱中症対策の強化をです。7月3日、熱中症への備えをの文書質問を行い、質問項目①、役場庁舎のエアコン設置の求めに対し、整備の計画はないが、気温上昇の状況と各フロアの執務環境の実態、財源措置を含めた国の動向などを踏まえ、必要性について検討すると答弁しています。7月27日、グテーレス国連事務総長は、地球温暖化の時代は終わり地球沸騰化時代が到来したと警告し、各国政府や企業に対して気候危機対策の強化を求めました。気候危機の要因となる温室効果ガス削減を目指すカーボンニュートラル実現に向けた取組とともに、熱中症対策の強化推進を図るべきです。改正気候変動適応法の熱中症対策実行計画(概要)によると、指定暑熱避難施設、クーリングシェルターは薬局やコンビニなど、現在エアコンなどが設置されている施設を指定、開放し、利活用したり、エアコン利用の有効性の周知、熱中症弱者の見守り、声かけ強化などを行うもので、エアコン設置費用は含まれておりません。これまでの北海道は、お盆が過ぎれば秋風が吹いて涼しく感じられる日々でしたが、今年は連日猛暑が続き、35度を超えた日もあるなど、道内初の熱中症警告アラートが発令される状況です。築60年の役場旧庁舎の建て替えは第7次総合計画になく、ほとんどの部署はエアコン設置されていません。職員が小さい扇風機を回しながら、首にクールタオルを巻きつけ、肘が机にくっつかないようにスプレーするなどの暑さ対策をしながら汗だくで執務している現状は、気温上昇や執務環境の実態の調査を待つまでもなく、当然把握していると考えます。役場庁舎にエアコン設置する必要性と緊急性は高く、そのための財源措置を国に求めるとともに、段階的にでも役場庁舎へエアコン設置について着手してはと思いますが、見解を伺います。3点目は、加齢性難聴者に対する補聴器購入助成をです。高齢化が進む中、聞こえのバリアフリーは不可欠です。補聴器の早期使用は、日常生活の質の向上と認知症予防に効果があると言われています。70デシベル以上であれば聴覚障害と認められ、本人の申請に基づき身体障害者手帳が交付され、補聴器購入の費用が支給されます。手帳を持たない加齢性難聴者は自費で購入となるため、自治体独自の助成が広がっています。過去私は平成28年12月に、佐藤功前議員が令和3年6月に一般質問をしています。町長答弁では、アンケートの結果、ニーズは少ないと判断して町独自助成に至っていません。本町の第8期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画によると、要介護状態になるリスクは他自治体との比較で、低栄養の傾向以外の全ての項目で他自治体より高めとなっています。認知症低下の状況、物忘れが多いもの割合では、他自治体との比較でどの年代も高めとなっています。高齢者から耳が遠くなったけれども、補聴器が高くて買えない、少しでも支援してほしいの声も寄せられています。会話が成立しないので、外出を控え、閉じ籠もり、孤立しないよう高齢者が積極的に社会参加できる仕組みづくりの一環として補聴器購入の助成を求めますが、見解を伺います。

答弁 町長 佐々木学

1点目の学校給食の無償化をについてのご質問でありますが、議員ご指摘のとおり子育て支援や物価高騰対策などの一環として、空知管内をはじめ道内におきましても給食費の無償化や一部補助を実施している自治体があることは承知しております。しかしながら、無償化を実施するためには恒久的な予算や財源の確保が課題となることから、小中学校ともに無償化を実施しているのは小規模な自治体が多くなっているのが実態であります。人口減少、少子高齢化が進行する中で持続可能な地域社会を維持していくためには、子育て家庭の経済的な負担軽減を図る子育て支援の充実も重要な施策であると考えております。子育て支援策の一つとなり得る給食費の無償化につきましては、現在国のほうでも調査検討が進められていることから、その検討結果を踏まえるとともに町財政への影響も十分考慮しながら検討してまいりたいと考えております。2点目の熱中症対策の強化についてでありますが、近年地球規模での温室効果ガス増加の影響などから、北海道においても過去100年間で年平均約1.6度の気温上昇が見られ、今後のさらなる加速化が予測されるなど、気候変動に伴う社会、経済への影響拡大が懸念されております。本町最寄りの観測地点におきましても、近年6月から7月の初夏の平均気温が平年値と比して2から3度程度上昇しており、本年においては特に先月8月の気温上昇が著しく、観測史上最高気温を記録し、空知管内を含む道内全域に熱中症警戒アラートが発令されるなど、少なからず地球温暖化の影響を実感せざるを得ない状況にあると考えております。そのような中、本町におきましても本年7月、地球温暖化対策実行計画(区域施策編)を策定し、再生可能エネルギー導入促進、その他の温室効果ガス削減に向けた取組を進めているところであります。また、気候変動への適応策として、これまで指定避難所の環境整備と町民の利便性向上を目的に主要な公共施設への冷房設備整備を進めてまいりましたが、議員ご指摘のとおり改正気候変動法に基づき、今後警戒情報発令時の対応を含めた熱中症対策の強化、その他の取組が求められているところであります。そこで、ご質問にあります役場庁舎へのエアコン設置についてでありますが、町としてまずは避難所の環境整備、その他の町民生活の影響緩和と利便性向上を優先する考えに変わりはありませんが、近年の著しい気温上昇及び今後のさらなる加速化の予測を前提といたしまして、まず1つ目として夏季における諸会議開催時を含む来庁者の健康管理と利便性の向上の観点から、また2つ目として改正気候変動法に基づく指定暑熱避難施設、クーリングシェルターとしての行政庁舎活用の観点から、さらには3つ目としてコロナ禍のような感染症発生時を含めた職員の体調管理と業務効率等への影響の観点からも役場本庁舎をはじめ、各行政庁舎全体の冷房設備整備について検討を進める時期にきているものと認識しております。また、文書質問でも回答しましたとおり、指定避難所の一部においても未整備箇所があることから、その他主要施設のさらなる環境整備も含め、公用、公共施設全体の整備計画について検討が必要であると考えております。今後、各施設の規模に応じた整備手法、事業費並びに財源確保の可能性などについて具体の調査を行うとともに、利用者等の健康管理と利便性向上を第一に町民、議員の皆様のご意見等もいただきながら、3年ないし5年程度の期間での整備を基本とした計画の策定を進めてまいりたいと考えております。3点目の加齢性難聴者に対する補聴器購入助成についてのご質問でありますが、本町における高齢者への補聴器購入助成につきましては、障害者総合支援法に基づく自立支援給付の制度により障害者補装具給付事業として実施しております。給付実績につきましては、平成30年度から令和4年度までの5年間で46件、このうち43件は65歳以上の方に対するものであります。また、18歳未満の軽度、中等度の難聴児に対して町独自の補助制度を設けており、この5年間で2件となっております。来年度からスタートいたします第9期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の策定に当たり、令和4年11月に実施した高齢者アンケートでは、有効回答の19.5%があまり聞こえない、また聞こえないと回答しており、聴力に不安を抱えている方が一定程度いると認識しているところであります。日常生活での聞こえづらさを補聴器で補うことは、高齢者が心身ともに健やかに過ごすための有効な手段であり、認知症の予防や健康寿命の延伸にもつながると考えております。しかしながら、身体障害者手帳の交付要件に該当しない高齢者への補聴器購入助成につきましては、聴覚機能の低下が見られる高齢者全体に関わるものであり、国が公的補助すべきものと考えておりますので、引き続き関係機関と連携しながら国に対し要請するとともに、他自治体の助成制度の状況やニーズの把握に努めてまいります。

質問 3番 重山雅世

まず、1点目です。学校給食の問題です。答弁で財政的なところでおっしゃられましたけれども、学校給食無償化するための予算としては約4,600万円です。それで、これは栗山町の予算に占める割合でいうと0.4%にすぎないのです。ですから、やる気になればはっきり言ってできる問題だと思います。この間約50近くの自治体が無償化、半額だとか、そういうことも含めてやられていますが、ほぼ大体1%です。全国的な流れも含めて予算に占める割合。本町は0.4%です。ですから、そういう点でも、ぜひ検討していただきたいと。これやっぱり今の子育て世帯の状況がどうなのかと。物価高なのに賃金は上がらないと。上がっても物価高に追いついていないと。そして、特に子育て世代の、ちょうど内閣府が2020年、少子化対策のための国際世論調査というのをやっているのです。あなたの国は子育てしやすい国ですかとか、子育て支援としてまず何を望みますかと聞いているのです。その中で日本の回答者の20歳から49歳の子育て世帯の方は、自分の国が子育てしにくい国と考えているよと。そして、何を望むかという点では、教育費軽減を強く求めているというのが大きな特徴です。そういう点でも、そしてこの時期の子育て世帯の方というのは、1990年代以降のちょうど就職氷河期などを経ながら、非正規雇用だとか低賃金なわけです。ですから、やっぱり人件費削減計画も据えた中で、現に親の収入が親世代より減ったり、それからそういう物価上がっているのに給料は物価高に追いついていないと。そして、教育費の負担が上がって、教育費はもう世界一と言われるほど高いです。先進国は、スウェーデンを含めて大学院まで無料のところいっぱいありますから。ですから、そういう点では負担の重さがこの答弁にもあれしていますけれども、少子化の大きな要因ともなっております。子供を産み育てたいと思っても諦めざるを得ないと。そのための社会、それを改善していくのがやっぱり役場でないかなと率直に思うわけです。子育て世代の経済状況というか、そういう点でも若干上がったと言いつつも、今の物価高に追いついていないよと。そして、いろんな支援、何万円出すだとかありますけれども、それは一時的なものですから。子育て世代の生活実態を捉まえて当然いらっしゃると思いますけれども、そういう点で生活の大変さという点を町長自身がどのように把握されておられるか、その点でまず答弁求めたいと思います。

答弁 町長 佐々木学

再質問ということで、今の物価高騰を含めた経済情勢についてのご質問であると思いますけれども、私はやはり今いろいろと取り上げられておりますガソリン等を含めた燃料費の高騰、さらには食材だとか、全ての町民の皆様の日常生活に関わる部分の値上げだとかということで、今非常に厳しい経済情勢にあるのだろうというふうに私も認識をしているところであります。そのような中で、今本町におきましては令和5年度、今年度に入りまして国の交付金を活用した中ではありますけれども、この物価高騰対策というのを取り組んでいるところでございます。その内容としては、町民の皆様に関わる生活者支援の部分であったり、あるいはこれは間接的になりますけれども、各世帯を支えるという中で事業者支援の対策、高騰対策も行っているところでございます。その事業費といたしましては、約1億9,000万円ほどの大きなものとなっているわけでありまして、このうちやはりこの大変さというのを十分認識した中で、約50%については町が独自に財源を生み出しまして、支援をして、これだけの事業規模になっているということでありますので、ここは何とか町民の皆様の税金を投入してのこの物価高騰対策、ここをしっかりと乗り切っていかなければならないというふうに考えているところでございます。

質問 3番 重山雅世

物価高騰対策の一環としての給食費の無償化という点では、そういう認識はおありなのですね。学校給食費を無償化にすることで物価対策の一助になるよと。ですから、先ほど言ったように本予算の0.4%にすぎないと。やる気になればできるわけです。そういう点で、再度答弁求めます。

答弁 町長 佐々木学

物価高騰対策というのは学校給食費の関係にとどまらず、いろんな手法もありますし、組み立て方もあるのではないかなというふうに考えているところでございます。この給食費の無償化の関係につきましては、議員ご承知のとおりコロナの臨時交付金の地方創生対応ということで、令和2年度から令和4年度まで全額の無償化を行ってきたところでございます。今年の関係につきましては、今単価はそれぞれ基準として決めておりますけれども、かなりそれを上回るような賄い材料の単価となっているのですけれども、そこの差額分につきましては物価高騰対策ということで町としてしっかりと値上げという形で負担を求めるのではなく、そこの部分については町として対策を行っていきたいというふうに考えているところでございます。先ほど来、法律の部分だとかいろいろとお話をされておりますが、学校給食法の中でも実際に給食運営に関わるような設備だとか、そういった必要な施設、運営に係るものについてはそれぞれ事業者、設置者が負担するという規定がございますけれども、この賄い材料を含めた受益者負担に関わる部分については、保護者の負担ということも法律の中でもしっかりと規定をされているところでありますので、私どもとしては何とかそこはご理解をいただきながら、高騰の部分は行政がしっかり対応しますが、通常の部分については保護者の皆様にご負担をいただきたいと、そのような考えでおります。

質問 3番 重山雅世

ちょっと1歩後退したかなと思うのですけれども、学校給食法の中では確かに食材費は保護者負担ということになっていますが、この間の国会での議論の中で自治体が給食費を負担するという部分については、全然どうぞやってくださいと、それを禁じることはしないよということなのです。変わってきているのです。そして、改定された学校給食法は、食育という問題も取り組まれたのです。特に食育。やはり、ただおなかすいたのを満たせばいいというものではないですから。学校給食の役割というのは、すごくあると思います。今孤食だとか、そういう子供も、うち帰っても1人で食べるだとか、やっぱりそれは学校給食ならではなのです。みんなで食べて、同じものを食べて。だから、食育というのはすごく今回位置づけられている問題でもあるし、それから自治体が支援する部分は何にも文句言いませんよということですから。それ国会でもう明らかになっていますから。それと同時に、これだけ少子化が進んできて、本町も例外ではないですよね。少子化を食い止める、その視点でぜひ考えていただきたい。先ほど言ったように、子供を産み育てづらいよと、そういう国だと子育て世代は思っているわけです。何を望みますか、教育費の負担軽減なのです。もう親のお金のあるなしで、上の大学や何か目指したくてもスタートラインに立てない子供がいっぱいいるわけですから。これはその子供の未来だけではなくて、国にとっても社会的な損失だと思います。教育というのは、これ子供の権利という点でやっぱりしっかりと見ていかないとならないのではないかなと。その子の受益者ではないのです。その視点が大事ではないかなと思うのです。社会全体で、そしてその子の可能性というのはまた社会に還元していくのです。給食費は親の、子供の食事代ぐらい親が見ろよなんていうのは、子供の権利という点ではそういう視点で見ていかなかったら、子供の成長、発達、社会で見ていく、それが安心して暮らせる社会ではないですか。ですから、やっぱりこの負担の重さが少子化の原因にもなっているわけです。合計特殊出生率や何かが上がっている自治体、子育て支援進んでいる自治体は、まず学校給食無償化しています。それで、現に学校給食無償化したところで、これ文部科学省の無償化の実施状況という形でまとめているのです。無償化による成果の例ということで。どういう成果があるかということ。児童生徒が地域への感謝の気持ちが涵養、栄養バランスのよい食事の摂取や残食を減らす意識の向上、給食費が未納、滞納であることに対する心理的負担の解消、これにつながっているよと。保護者については、経済的負担の軽減、安心して子育てできる環境の享受、親子で食育について話し合う機会の増加、教育への関心の増加、給食費納入に係る手間の解消。学校とか教員については、給食費の徴収や未納、滞納への対応負担の解消、それから食費の指導に関する意欲の向上。自治体にとっては、子育て支援の充実、少子化対策、ほか食材費高騰による経費増加の際、保護者との合意を経ずに措置が可能だよというようなことも、これはやっぱり子供から市民まで歓迎の声が寄せられているよということを文部省がその効果として出されているのです。ですから、やっぱり流れが変わってきているのです。真剣に子育て支援を取り組むために、少子化対策取り組むという点では、まず教育費の負担の中に学校給食の無償化、先ほど最初の通告で言いましたように年間負担見れば10万円の負担というのは重いです。ですから、そういうところもぜひ見ていただいて、財政が大変だからというのはやっぱり町長のやる気の問題だと思います。0.4%の負担が出せないかどうか、それをやることでどれだけ少子化対策につながっていくか、そういう視点からもぜひ検討していただきたいと思います。答弁ありますか。

答弁 町長 佐々木学

重ねてのご質問でありますが、今議員ご指摘のとおり私も当然その教育だとか食育、これの部分での給食の重要性というのは十分認識をしているところでございますけれども、先ほど来申し上げておりますとおり、この重要性と無償化というのはまた別の問題でありまして、そこはしっかりと切り離して考えるべきかなというふうに考えているところであります。今少子化対策についていろいろと申されておりましたけれども、私どもが今まで少子化対策をどのように取り組んできたかというところを少しお話をさせていただきたいと思いますけれども、給食費無償化に特化したものではなくて、やはりこの少子化対策というのは全体的な視点から福祉であったり、教育であったり、様々な視点から考えるべきことではないかなというふうに私は思っております。その中では、やはり栗山町が先駆的にこの少子化対策に取り組んできているという自負がございますけれども、例えば高校、当時は中学校までの医療費無償化でありましたが、これは全道の市町村に先駆けて栗山町が実施をしたことでございまして、それが今高校生までということになっております。最近では、やはり産み育てる、そして安心して子育てをしていただく、そういったようなところに視点を向けまして、例えば妊婦さんの交通費の助成だとか、あるいは産後ケアの事業だとか、あとは新生児の聴覚費の助成事業だとか、様々な視点からこのような子育て支援対策を講じてきているところでございます。さらに、例えば他の自治体と差別化するとしたら、あまりこの取組がされていないファミリーサポート事業、こういったもので本当に子育てしているお母さん方の少しでもご負担を軽減する事業だとか、併せて子育て支援センターなんかもありますけれども、この環境整備という面ではやはり栗山町が先駆的な取組をしているところなのかなというふうに考えているところでもございます。それと、今福祉の視点からお話をさせていただきましたが、教育という部分で申し上げますと、この教育予算、これを見ていただければ分かると思いますけれども、栗山町の教育予算は他自治体よりもかなり充実した、内容も含めて充実したものになっているのではないかなというふうに思っているところであります。ですから、この給食に特化するような形ではなくて、もう少し広い視点の中で子育て支援対策、あるいは先ほどの物価高騰対策、そこを進めていければなというふうに思っております。そして、1つ最後に申し上げておきたいと思いますけれども、多分議員さんもご承知のとおり国、文科省のほうでこども家庭庁と連携をしながら、実際に今学校給食費の無償化をしている自治体、これは全国で451の自治体があります。そこの実態調査を行っているところでございまして、そこの検討結果も十分注視をしたいきたいなというふうに考えております。また、今年3月に国のほうで公表されたこれからの少子化対策ということで、給食費の無償化という事業がその項目のたたき台に上げられておりますので、やはり国のほうも給食に関しては自治体間の格差が出てきているということは問題視をしているということがありますので、国の事業の中でこの無償化というのが進められる可能性も私は大きくあるのではないかなというふうに思っております。ですから、そのようなことも踏まえながら、国の動向も踏まえながら、これから無償化についても検討してまいりたいということで当初答弁をさせていただきましたので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 3番 重山雅世

本町の子育て支援策、決して恥じるあれではないと思います。それは十分知っています。令和2年から6年までの子ども・子育て支援事業計画の中で、子育て費用の負担軽減の中に先ほど町長おっしゃった18歳まで無料にした、それががあっとこの南空知でトップ切ってやったわけですから、広がっていますよね。それとか、保育料なども細分化するだとか、いろいろやっているのは十分知っています。それプラス、こうやっていろんなことをやっていても、なかなか少子化傾向が歯止めかかっていかないという点で、さらにこういうことも充実したらどうですかという提案をしているのです、私は。ましてや、それと同時にお母さん方の、やっぱり教育費の負担軽減というのは一番望んでいることですから、これは。異次元のという、今政府は出されましたけれども、あの中には教育費の負担入っていないです、はっきり言って。ですから、一番は、子育て世代が望んでいるのはそこです。そして、本来的には私は憲法の義務教育の無償化の中で国が教育費も含めてやるべきだと、一律に。それは、本来のあるべき姿ではないかなと。でも、この間の市民運動まで含めて、自治体の努力もあってやっぱり国を動かしてきたと、それが実態ではないかなと思うのです。ですから、そういう点で財政が大変なのはどこも同じですけれども、最初に答弁の中に書いてあるように財政力のある大きな自治体がということではなくて、小規模自治体でも取り組んでいる実態がありますよね。ですから、そういう点で前向きに取り組んでいただきたいと。次に行きます。役場の、これ私久しぶりにこの議場へ入ったときから思ったのですけれども、自分の体験からというか、本当に地球沸騰の時代だなというのを身をもって感じたのです、実際に。初議会で質問したときにちょっと具合が悪くなりました、この議場にずっといて、このあれだけでは。それで、議員控室も網戸もついていないので、暑いから戸を開けたらスズメバチが入ってくるような状況で、ですからこれ役場へ来た人があなた方こんなところでと思わず職員の人に言ったという話も聞きました。これは、やっぱり職員だけの問題ではないのです。そして、急遽私7月に文書質問して答弁いただいていますから、クーリングシェルターに指定されている本町の状況、16の施設のうち12はもう既についていますよね。ですから、その辺は、それと小中学校にエアコンついているというのが、もういち早くやられたというのはすごく私よかったなというのを思っています。それは、まだまだついていないところもいっぱいありますから、だからいち早くその辺子供たちに、まず学校、そういう状況になったというのはすごくいいことを先にやっているなと、そういう点で私は評価しております。私ここにあえて書いたのは、やっぱり緊急度という点でこれから計画つくる段階ですかということなのです。これだけのやっぱり、もう気候危機ですから、はっきり言って。要因が温室効果ガスとかカーボンニュートラル、それと同時に対策がこれですから。現に公営住宅に入っている方なんかも自分で実際上はお金出して買えないから、子供さん方が見かねて何かこんな白いの、窓につけるような割と簡易なエアコンというのあるのです。それを娘さんだか子供さんがつけていってくれたという話も聞いています。そのぐらい今深刻な状況ですから。高齢者同士話したら生きているという会話ですから、はっきり言って。大丈夫かい、生きているかいという感じの会話がもう出てくるぐらいですから。ましてや土日に出てくる方もいらっしゃるぐらい役場の職員も頑張っていらっしゃるわけですから、計画の段階でなくてもう、私これから3年、5年かけてやるという点では、総合計画にのっていなかったという、まず。役場庁舎を建て替えするという計画すらなかったわけですから、それを計画にのっけるという点は評価しつつも、3年待てと言うのかよと私率直に答弁を聞いて思いました。そのぐらいやっぱり実態を一番つかんでいるのは、働いていらっしゃる職員自らそうなのではないかなと率直に感じました。ですから、そういう点でいうと私は遅いのではないかなと思うのですよ、それはっきり言って。もう来年に向けてすぐやるぐらいな、やっぱりこれ緊急性求められていると思いますよ、はっきり言って。これ道交渉、うちらの議員団で道の幹部と交渉したときにおっしゃっていましたけれども、エアコン設置する費用というのは持っていないのだと。だから、エアコン設置するのだったら役場の改修や何かのときに併せてやるというか、そのときは起債とか、そういうのをつけてやれるのではないかみたいな、そんなと言ったらあれですけれども、そういう答弁担当が言ったのです。ですから、そういう計画というか、これ役場この計画は建て替えるという計画を考えているのですか、それともこの部分だけ先につけてしまうよという計画で考えていらっしゃるのですか。これ建て替える計画となったら、すごく大規模になりますでしょう。ですから、その分どうなのですか。まず、その点でお尋ねします。

答弁 町長 佐々木学

重山議員の再質問ということでございますけれども、この役場庁舎等へのエアコン設置の関係で、今遅いぐらいではないかということで、すぐ来年からでもというような、ご提言に近いような形でのご質問をいただいたわけであります。それで、私のほうとしてもこの役場庁舎に限らず、冒頭の答弁でも申し上げましたとおり公共施設、町の施設全体を見渡しながら、どこにまず優先的に冷房設備を整備していくかということをしっかり議論した上で、特に避難所、そしてさらには公共施設、各南中北地域の拠点施設ありますけれども、そちらのほうの会議室等の中で一番利用があるところ等を優先してこれまで整備を進めてきたところでございます。決して役場庁舎を後回しにするとか、そういうことではなくて、計画の中で優先順位をつけて進めてきたということでありますけれども、そのような中でこれからしっかりとこの熱中症対策、これに取り組んでいかなければならないのだろうというふうに私も認識をしております。ですから、今国で言われるとおり地球温暖化対策、これの緩和をする対策、それと併せてそれの気象状況等に適応していくための冷房を含めた熱中症対策、この適応に対する対策の緩和と適応と両方で進めていかなければならないのだというふうに私も思っております。ですから、先ほど冒頭3年から5年と言ったのは、大体3年から5年ぐらいの計画をこれからしっかりとつくった上で、来年度から進めるべきものは進めていくというような考え方でありますので、まずそこをご理解いただきたいなと思います。その優先的な優先度を今いろいろと検討しておりますけれども、やはり第一義的には今避難所の中で、16ある指定避難所の中で4つの避難所がついておりませんので、そこをまず優先するのが一番かなというふうに思っております。それと併せて各公共施設の中でついているところも多々ありますけれども、いろいろ会議室の中でもついていないところがありますので、住民の皆さんの利用が多い会議室だとか、研修室だとか、そういったところも優先度が高いだろうというふうに思っております。さらに、庁舎で申し上げますとかなりいろんなフロアがあるわけでありますけれども、例えば住民の皆さんが使う会議室、そして窓口等の、特に住民課等々の箇所だとか、役場の中でも優先順位をつけて進めていく必要があるのではないかなというふうに考えているところでございます。そのような5年程度の整備計画をつくりまして、来年度から何とか進めていきたいというのが今の考え方でございます。それと併せて、先ほど言ったこれは緩和策とその適応の部分にありますけれども、この熱中症対策、これも適応の部分についてはこれを町として単独の計画としてつくるとなると、やはり行政だけではなくて農業だとか、いろんな産業分野がありますので、かなり膨大な計画になるのです。それで、今北海道でも12の市町村がつくっておりますけれども、その中で単独でつくっているのはやはり大きな市でありますけれども、12のうちの市があります。そのうち4つについては、地球温暖化対策実行計画、今ある区域施策編の中に摘要の項目を設けましてそこに盛り込んでいくと、そのような手法を取られている自治体も多くなってきているのです。国のほうもそれはどちらでもよいというようなお話でありますので、まずはとにかく来年度の熱中症対策に向けて秋から環境政策課、総務課を中心にチームをつくりまして、そして各課と連携をしていろんなこの熱中症対策の検討を始めていきたいと。そして、今年度中にはアクションプランをまずつくった上で来年度の熱中症対策につなげていきたい。町民の皆様への注意喚起だとか、そして内部的に取り組む項目だとか、そういったものも盛り込んだアクションプランをつくる。それを何年か後には区域施策編の見直しがありますので、そのときにそちらのほうの計画に加えていく。そして、ある程度準備ができた段階でちょっと幅広の単体の計画につなげていきたいと、そのような考え方でおりますので、よろしくお願いをいたします。

質問 3番 重山雅世

最初の答弁よりは、もうちょっと前に進んだなと思います。次に、補聴器のほうに行きます。これですけれども、ニーズ把握ということで実際にやられて、高齢者の保健福祉計画とか、介護保険事業計画策定のときに必ずアンケートをやったりしていますよね。それで、他自治体の助成制度、助成なんかの状況などもと。現に今4市15町村が、道内で言うと、御存じかと思いますけれども、中等度の方に対する助成をしております。結構補聴器って値段が高くて、根室なんかでも具体的にやっています。片方と両方やった場合は32万円とかと。現に助成はそのうち片耳で5万円だから、両方で10万円やっているというような。それはたまたま根室市の社会福祉課長さんの、これ生活支援特別給付事業の中の補聴器購入助成という形で取り組んだよと。これもやっぱり町民の声、署名とか、それから栗山でいうとキャッチボイスです。そういう中でとか、あと議会の質問などから取組始めたよと。すごくそれが大変喜ばれていると、そういうことなんかもちょっと読みました。それで、日本認知症予防学会の理事長である鳥取大学の浦上克哉教授のお話を書いたのを読みました。そういう中では認知症の早期発見、早期治療のために大切だよと。認知症、早期発見、早期治療が大切だと。最近では、その認知症になるリスク因子というリスク、認知症になるリスク因子がはっきり分かるようになっていると。その一番高いのが難聴であると、そう指摘しております。そして、難聴の予防法として補聴器使用が大事だと。それも認知機能維持に役立つ一方で、操作が結構複雑だよと。だから、同じつけるのであれば、認知症を発症してからでは使い方も覚えられないと。だから、聞こえにくさ感じたら早めに使うことがお勧めですよと、そうやって言われているのです。これ認知症予防学会の理事長さんですから、現。そういうこともあるわけです。ですから、もう何でも町村がやらないとならないという点は、私は必ずしもそれはいい方向ではないと思います。本当に健康寿命とか、長生き喜べるようにするという点では、国が本当は率先してやらないとならないと思います。そこはもう基本で、でも国がやるのは待っていられなくて、それで自治体が取り組んでいるというのが、この間学校給食費も含めて、医療費もそうですけれども、全部自治体が先にやって、国が後からという感じですよね。後からになるかどうか分からないですけれども、だから国に対して求めると同時に、その間の間全額なんてなかなかできないと思います、はっきり言って。ほとんど一部負担です。一部だけ助成しているというのもうほとんどですから。両耳となったら、そんな高いもので50万円とか100万円なんていう人も聞いたことあります。これやっぱりニーズという点では、私のほうに声寄せられた方も高くて買えないのだわと、こうやって言うのです。本当に、だから会話がどんどんと成り立っていかないの感じるのですよ、しゃべっていて、聞こえていないなと。やっぱり的確なあれが戻ってこない。やっぱり、そうすると会話が成り立っていかないから外出もしなくなると。テレビだけ見てうちで過ごすと。やっぱりいろんな高齢者や何かの健康寿命を延ばすというの、そういう視点から考えてもいかに高齢者を外に出すかというか、それすごく高齢者の計画の中でもちらっとそういうことも述べられていますけれども、そういう点でこの虚弱、フレイル、加齢とともに、これすごくいいね、私勉強に、参考になるのですけれども、やはり栗山も頑張ってやっていると、こうやって思います。でも、これに安住することなく、やっぱり現実にそういう声があるわけですから、少しでもどうやったらできるか、国に求めると同時にこの程度だったらうちの財政的にできるのではないかとか、そういう点での検討はいかがでしょうか。

答弁 町長 佐々木学

重山議員の再質問にお答えしたいと思いますが、認知症になるリスクの関係で難聴が、それが大きな要因を占めるというようなことで、鳥取大学の先生のお話も含めて今お伺いをしたところでございます。やはり認知症になる対策として、この補聴器の関係については少し置いておくとしても、言われたフレイルの関係、加齢性のことについては私どもも一生懸命今頑張っておりまして、介護予防にしっかり取り組んでいるということでございます。統計的に見ますと、やはり5年前と比較するとそのフレイルが要因の部分については8ポイントほど改善されているということでありますので、一定程度今町が取り組んでいるその介護予防事業なんかも効果が出てきているのかなというふうに感じておりますし、それが要介護の認定度にもつながっていくわけでありますが、全道、全国の自治体の中で要介護率が高まっていっている中で本町については微減に抑えていると、そのようなところもありますので、これからも引き続きこのフレイルをはじめとするその認知症のリスクに向けた対策というのは進めていきたいというふうに考えております。そのような中で元に戻したいと思いますが、補聴器の関係でございますけれども、前回佐藤元町議さんのときにお答えしたことかと思いますけれども、私もこの補聴器の助成制度については、やはり対象が広いわけですから、これは国のほうでしっかりやるべきことだということでお話をさせていただいたところでもございます。それで、町が、各自治体ができ得ることというのは、やはり限られたところもあります。予算の関係もございますし、かなり補聴器の関係については今言われたとおり高額なのです。そこを今の制度を拡充して軽度、中等度まで広げていくということになると、やっぱり1,000万円単位の持ち出しというのが出てくるわけでありますから、その辺のことも踏まえながら検討をするということでありますし、またこの問題についてはいろんな町村会、市長会で取り上げられているということもありますから、私としても今のこの実態をしっかりニーズを把握した中で、そこと連携して国のほうにしっかりと訴えていきたいなというふうに考えているところであります。ちなみに、前回、前の高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画のときにアンケートを取っているのですが、実際に耳が聞こえない、聞こえづらいという方の中で補聴器を必要とするけれども、なかなか何らかの要因で持っていないのだという方が回答された方の20%いるということがありましたので、そこについてはしっかりこれからもどういう状況になってきたのかということを把握したいなというふうに思っております。それで、これから9期の計画つくるのですが、今そのアンケートはもう既に終わっておりますので、今度10期に向けてのアンケート調査が令和7年、再来年度にやりますので、難聴者に関するアンケート調査の項目、設問は全国統一的なものでありますので、補聴器が本当に必要なのだけれども、何らかの要因で購入できないのだというようなそういった声、ニーズを聞くような町独自の設問を設けましてニーズの把握に努めていきたいと考えております。

出典:栗山町議会 令和5年9月会議 2023年9月5日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる