みんなの議会

栗山町議会 令和4年6月会議 2022年6月16日

(1)ヤングケアラーへの実態把握と支援の拡充を/(2)栗山町史から学ぶ本町の魅力発見について

2022年6月16日、栗山町議会の一般質問で、土井道子議員が「ヤングケアラーへの実態把握と支援の拡充を」「栗山町史から学ぶ本町の魅力発見について」について質問し、町長 佐々木学、教育長 吉田政和、福祉総括兼福祉課長 森英幸、社会教育課長兼図書館長 藤澤祐之が答弁しました。

質問者
土井道子 議員
答弁者
町長 佐々木学、教育長 吉田政和、福祉総括兼福祉課長 森英幸、社会教育課長兼図書館長 藤澤祐之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 5番 土井道子

通告に従いまして、2件質問いたします。ヤングケアラーへの実態把握と支援の拡充を。令和3年3月に策定されたケアラー支援条例は、町民にとって安心して暮らせるふるさとづくりの一つとして身近に感じられる条例になっていると思います。令和4年度町政執行方針の今年の約束において、ヤングケアラーの把握と適切な支援を行いますとして取り組まれるとのことですが、この取組によりヤングケアラーとして家族の支えになっている若い世代の方々が支援につながるものと期待しているところです。ヤングケアラーの実態に関するテレビ報道や書籍では、介護される方の中にはご自身の実情を他人に知られたくないため、支援者の車が自宅前に駐車するのを拒まれ、支援者が行き届かない、支援をする側のケアラーとの連絡が困難になるケースや、いじめを恐れて家庭のことを隠すようにしている中学生の実態が紹介されておりました。このように、ヤングケアラーの実態把握には調査対象を小学校中学年の年少者から20代、30代までのケアラーも範囲とされる想定かと思いますが、調査を行うに当たっては調査用紙をどのように配るかなどプライバシーへの配慮が必要と思います。ケアラーに寄り添うためのノウハウを充実させ、支援に結びつくためのヤングケアラーの実態把握に関する調査について、町長に以下の点についてお伺いいたします。1、調査対象の年齢層はどのように想定しているのか。2、調査項目と回収方法について。3、調査スケジュールについて。4、調査結果の公表時期と公表の手法は。5、調査結果に基づくヤングケアラー支援の実施時期はいつ頃を想定しているのか。2、栗山町史から学ぶ本町の魅力発見について。本年3月に栗山町史第3巻が刊行されました。通史編571ページ、資料編372ページと、足かけ6年に及ぶ栗山の歴史をたどった大作です。町民が個人で読み進めることも大切ですが、ふるさとの記憶、記録をぜひ町民同士が集まってふるさとの歴史を学び、栗山町の魅力を発見する取組をすることはできないでしょうか。令和3年6月に栗山町議会の一般質問において町史に関連するイベント開催について行った際は、今後新町史を活用した取組について検討したい旨の答弁をいただきましたが、年間を通して数回以上開催できるよう、ふるさとをさらに深く認識できるよう取りかかっていただきたく、教育長に伺います。

答弁 町長 佐々木学

1点目のヤングケアラーへの実態把握と支援の拡充をについてでありますが、本町では令和3年4月1日に全てのケアラーが健康で文化的な生活を営むことができる社会の実現を目指すため、栗山町ケアラー支援条例を施行いたしました。また、昨年12月には栗山町ケアラー支援推進計画を策定し、各種支援事業に取り組んでいるところであります。一方で、近年ヤングケアラー問題が全国的に注目されており、ヤングケアラーの方は介護などに時間が割かれることで宿題や勉強の時間が取れないことや自分の自由になる時間が少ないこと、また睡眠時間が確保できないことなどの問題を抱えております。また、議員のご質問にありますように、本人がヤングケアラーだと気づかない、本人が声を上げにくい、家庭の状況を知られたくないなどの理由から、ヤングケアラーの存在が表面化しづらいという問題も指摘されております。そのような中、令和2年度に国が実施した実態調査ではヤングケアラーの割合が中学2年生で5.7%、高校2年生で4.1%という結果でありました。また、昨年度北海道が実施した実態調査では中学2年生で3.9%、高校2年生で3%ということで、おおむね1クラスに一、二名のヤングケアラーが存在するとの結果となっております。さらに、北海道では本年6月中旬から7月下旬にかけて全道の小学5年生及び6年生の児童並びに大学生に対して実態調査を行うこととしており、9月には調査結果が公表される予定となっております。町といたしましても、本町におけるヤングケアラーの実態を把握し、適切な支援につなげるため、本年度教育委員会と連携して調査を行う予定であります。ご質問の①から④までにつきましては、今後開催を予定しております栗山町ケアラー支援推進協議会において、その構成員に教育委員会関係者を加えた中で調査対象や調査項目、回収方法、スケジュール、公表方法などを協議し、本町独自の調査に取り組んでまいりたいと考えております。ご質問⑤の調査結果に基づくヤングケアラー支援の実施時期につきましては、現在も子育て世代包括支援センターが中心となり様々な相談に対応し、教育委員会や学校など関係機関と常に連携を取りながらケースに応じた支援を行っているところでありますが、今後の調査結果により新たな対応を要する課題等が出てきた場合には、その適切な支援について検討してまいります。いずれにいたしましても、ヤングケアラー問題の重要性は強く認識しているところであり、ケアラー支援条例の基本理念に掲げる全てのケアラーが個人として尊重され、社会全体で支えていくことができるまちづくりを引き続き推進してまいります。ご質問2点目の栗山町史から学ぶ本町の魅力発見については、教育委員会から答弁いたします。

答弁 教育長 吉田政和

2点目の栗山町史から学ぶ本町の魅力発見についてでありますが、新町史を活用した郷土理解を深める取組につきましては、令和3年第6回定例会において町長からその事業実施について前向きに検討するとの答弁を行ったところであります。このことを踏まえ、教育委員会といたしましても本年度事業実施に向けた検討を進めておりましたが、新町史の作成に編さん委員としてご尽力いただきました阿部氏からも、その活用事業についてご提言をいただいたところでございます。阿部氏のご提言も踏まえて現在事業内容等について検討を行っておりますが、今年度、栗山の歴史を学び、栗山町の魅力や郷土への理解を深めるとともに、次代へつないでいくことを目的とした町民講座、これはまだ仮称ですけれども、ふるさと栗山大学の開催を計画しているところであります。開催に当たりましては、各編さん委員の皆様にも講師をお願いする予定であり、また町史資料調査室とも連携を取りながら今後詳細の協議を行い、秋から4回程度の開催を予定しているものです。この町民講座の開催により、改めて栗山町の魅力や郷土への理解を深め、ふるさとをさらに深く認識していただける機会としてまいりたいと考えているところです。以上です。

質問 5番 土井道子

町長にお伺いします。1から4までは栗山町ケアラー支援推進協議会で教育委員会の関係者を加えた中でこれから取り組んでいきますということを考えているということですが、これが全く今のところは手をつけていないで新しく取り組むということになるのでしょうか、ヤングケアラーのことについては。それをお伺いしたいです。

答弁 町長 佐々木学

本町におけるヤングケアラーの実態調査の関係でありますが、執行方針にもこの実態を把握しながら支援を充実していくということで述べさせていただいております。まだ詳細については詰めていないということで、これから先ほど申し上げましたとおり推進協議会の中で詰めながら実施をしていくという考え方でございます。それに先んじて北海道のほうで6月下旬から7月にかけまして調査が行われます。その対象となっているのが全道の札幌市を除く全ての市町村立小学校の5年生と6年生、それぞれ2万5,000人ずつを予定されているようでございます。そのほかに大学等も調査されるということでございますので、この北海道の調査の結果を踏まえながら町のほうでもしっかりと地元の小学校の環境、実情に応じた中で実態調査をしていく考えではあります。前回の北海道の実態調査は中学校2年生、高校2年生やったのですが、その回収率が20%程度だったということで、私はそこに一つの課題があるのかなというふうに考えております。一般的なアンケートであれば回収率が20%となればある程度な傾向は出てくるのですけれども、この案件については掘り下げてしっかりと実態を把握するという必要があるものですから、北海道の実態調査は前回と同じようにウェブ方式でやられるということなので、回収率が20%程度ぐらいに多分とどまっていくのだろうというふうに考えております。本町としては地元の同じように小学校5年生、6年生、ここが対象になるのかなというふうに私自身は思っておりますけれども、これから協議会の中で詰めていって、なるべく工夫をしながら多くの小学校5年生、6年生の実態把握に努めていきたいと考えております。

質問 5番 土井道子

調査対象が結局学校の5年生ということになると、学校でやることになりますよね。それが心配なのです。学校に行っていない子供とか、行っていないというのは休んでいるとか、それはアンケートを送って、送るということは子供さんに本当に届くのか、家族の誰かが見てしまうのか、家族間でコミュニケーションが取れていればいいけれども、それが取れていないこととか、そういうのがあったときにそういうアンケートが戻ってこなかった、もしくは誰かにそれを捨てられたというか、見せられなくて当の本人が分からなかったという、そういう状況を防ぐためにも調査対象とか項目とか取扱いとかということが非常に気になったのです。それで、大抵こういうことをやるには必ず委員会とか何かをつくってやるのですけれども、果たしてその方法が適当かどうか、これからできますよ、できていますよということなのですけれども、教育委員会が加わるということなのですけれども、本当にそれがちゃんとした実態を把握できるということに自信が持てるのでしょうかということが不安だったものですから、こういう聞き方をしました。

答弁 町長 佐々木学

先ほど申し上げましたとおり、しっかりと実態把握をしていくということであれば、今ご指摘のあった様々なところの問題をクリアしていかなければならないというふうに私も考えております。そのような中で、冒頭申し上げましたとおり、推進協議会の中に今まで入っていなかった教育関係者等も加わっていただきながら、その辺の回収方法だとかアンケートの方法、こういったところをしっかり協議をしながら丁寧に進めていきたいと思っております。北海道の調査は、先ほども言いましたようにウェブ調査でありますので、それも栗山のほうの実態調査で採用するかどうか、そういったところも踏まえてなるべく多くの皆さんから回答いただける、そして実態が把握できるような状況にしていきたいなというふうに思っているところでございます。あと、実施時期等についても今学校のほうも大変忙しいのですね、先生方も。そして、道の調査も入るということで、大変な中で私どもの実態把握の調査にも協力をしていただかなければならないということもありますので、当然学校側のそんなスケジュール等々も踏まえながらスムーズにこの調査を進めていきたいと考えているところでございます。

質問 5番 土井道子

そういうことにはなると思っているのですけれども、それで私がこの時期を、公表時期というよりも実際に支援をするのがいつ頃になるかということを気になったのは、書籍とか、それからテレビ報道というよりもドキュメンタリー、そういうのを見たときに、結局勉強する時間がなかったり、それから進学とか就職のときのタイミングがすごく悪くて、結局20代の後半とか30代になってようやく解放されたときにこれからどうしようという、そこで一回つまずいてしまったというか、つまずかざるを得なかったということを見たときに、少しでも早くこれを、これは自治体でやることですから、全道とか全国というよりも、もし栗山町だったら地域のことがすごく分かると、そういうときにはこういうことをちゃんとしてあげようというようなことが具体的に取り組めるのではないかと思ったのです。それで、調査とまでいかなくても大体実態というのは社協の方とかにも聞いて、社協の方というか、これを取り組んだ人に聞いたら地域のことは皆さん大体分かっているのだ、何々地区の何々さんのうちはこういう状況だから、こういうふうなことの支援が必要ではないかということが手に取るように分かっているのだから、それに対してどう動くかということを町がもっと示してくれればやりやすいのだけれどもねということも聞いたので、私も学生さんというか、中学生ぐらいだったらある程度自分の進みたい学校だとか、そういうことが心の中にすごく描いていると思うので、そういう人たちをどうやって直接的に支援するか。栗山町とか道とかの実態はこうですよということで半年も1年もかけて調査結果を出るということではなくて、もう実態が分かるようなことであったらそれを早く進められないかという意味でこの質問になったわけなのですけれども、それについてはいかがでしょうか。

答弁 町長 佐々木学

このヤングケアラー問題、私も冒頭申し上げましたとおり大変重要な問題であるというふうに思っておりまして、なるべく今ご指摘にありますとおり、早い段階での実態調査と支援の検討ということで進めていきたいというふうに考えているところでございます。そのような中で、支援の体制とその内容等については基本は今現在も、今改めてヤングケアラー問題取り上げられておりますが、栗山町のみならず多くの自治体で子育て世代包括支援センターが中心となって関係機関と連携をしながら個々のケース、様々なケースありますので、それに対応した支援、対応をさせていただいているというのが実態であると思います。ですから、ヤングケアラーの実態調査を踏まえて新たな支援が必要となるヤングケアラーの方や事案が発生した場合については、体制としては今の同じような形で重層的な会議も設けながら個々に対応していくというのが基本になろうかと思います。そのような中で、私も常日頃から考えていることがございまして、このヤングケアラー問題、ヤングケアラーという領域と、あとは家族という集団の中での意義というか役割とか、そういった区分、区別が我々もなかなかできにくいところもありますし、当然ヤングケアラーというか、児童、子供たちの中ではそれがやらされているのか、義務なのか、それとも負担、そういう領域に入っているのかというところが気づかないというところも当然あろうかなというふうに思いますので、今回の実態調査の中ではそういったようなところも含めて整理するものはきちっとしなければならないかなというふうに考えているところでございます。いずれにいたしましても、私はこの実態調査の目的は幾つかあると思うのですけれども、まず子供たちの学習環境が失われている状況なのかどうかということだとか、あとは介護によって部活とかに出れなくて仲間から孤立してしまっている、そういう領域に入っているのでないかだとか、あとはそういう介護の負担でストレスが子供のうちからたまってしまうのでないかだとか、そんなような何点か危惧される部分がありますので、そんなようなところも引き出せるような質問の内容も検討していかなければならないでしょうし、様々な子供たちのことでありますので、協議会の中で慎重に検討して栗山らしいというか、栗山ならではの実態調査に結びつけていきたいと。そして、時期的な問題についてはなるべく早くにとは思っておりますが、先ほど申し上げましたとおり今学校のほうも非常に大変な時期を迎えておりますし、北海道の実態調査の実施もありますので、そういったものも踏まえながら学校のほうとしっかり協議をさせていただきながら実施時期は決めていきたいと考えております。

質問 5番 土井道子

10年が経過していますよね、この実態調査をやったり、それから相談に乗っているというのが。実際に条例ができるまでは地域の中でいろいろなことを取り組んできているということは、いろんな印刷物で分かっています。それで、私の心配としてはこれが子供さんということに対してすごく心配があった。例えば聞かれたことに対して子供が素直に答えていいのか、それがもし親に伝わったときに、親はそんなことまで言ったら駄目だよとかというようなことになったときに困るなと、そういう指導をどうやってやっていくのかなというのがすごく気になっていたところなのです。それこそ先ほども質問の中で言いましたけれども、親がというか、大人が隠したがるというようなことがあったり、それから介護保険で家に来てくれる人が、子供のケアラーが間違って食器類を介護を受けている人と一緒に置いてしまったと、こんな家に来られないと言ってばんと投げて帰ったとか、そういうときに子供としてはどうしていいか分からないと、すごく惨めだったと、家に出入りしている人がそういう態度をされるということは。そういうときには親には言えない、もちろん自分の家に手伝ってくれる人にも言えない、そういうことで精神的に参って学校にも行きたくなくなってしまったというようなことが実際に書籍で読んで、何という、小学生の子供がこんなことで苦労しなければならないのだろうと。下着をちょっと親と交ぜただけで家に手伝いに来てくれる人からこういう仕打ちをされたとかと。だけれども、それは自分の家を手伝ってくれる人に対してさえそんなこと言うのだったら、ほかに誰に相談したらいいのというような気持ちになったということが綿々とつづられていたものですから、本当にこういう人たちを支援するためにはかなり子供の気持ちを分かって、本当はどうだったのということを受け止められるような大人がいなかったらなという思いがあってこういう質問になりました。だから、自分の将来は明るいよと、今こうやって家族のこと、家族といっても必ずしも親でなくて自分よりも下の幼い兄弟とかがいる家庭でも、こういうことは希望を持っていきたいということに対して早く取り組んでほしいなという思いから、いろいろせかすようなことでなりました。それでは、ちょっと質問変えます。今回の補正予算で9万円のケアラーのための補正が出ました。これについてはどんなふうにして使われる予定ですか。

答弁 町長 佐々木学

今の補正の内容については担当課長のほうからお答えさせていただきますが、私のほうからは今いろいろとおっしゃられた内容について少し総括的にお話をさせていただきたいと思っております。今土井議員ご指摘のとおり、いろんなケースがありますし、子供のプライバシー、そういったようなところにも十分配慮した調査であったり支援というのをしていかなければならないというふうに私も考えているところでございます。そのためにはアンケートだけではなかなか引き出せない、分からないという実態の問題が当然ありますので、そこを解決していく特効薬というのはなかなかないのですけれども、やはり我々大人、責任世代がそういった今領域に入っている子供たちがいるということを気づいてあげる努力をしていく必要が当然あるのではないかなと。そこには子供たちへの目配りであったり、行動の様子なんかは学校の先生でなければ分かりませんけれども、本当に子供たちを支える我々責任世代の大人がそこの気づきというところをしっかりやっていかなければならないのかなというふうに思っておりますし、それと併せてヤングケアラーという存在の理解、そこをしっかりとやらなければならないと。いざこういった問題が起きたときのあとは支援体制です。先ほど来申し上げておりますとおり、栗山はこういう形で個々丁寧に進めておりますけれども、気づきと理解と、そして支援の体制、この3つをしっかりとやりながらヤングケアラーには対応していきたいというふうに私は考えております。とはいえ、ヤングケアラーというのは非常に大事な問題です。将来を担う子供たちの問題ですから、重要な問題なのですけれども、私どもが目指しているのは全てのそういう方々がケアラーにならない、させない、そういうような社会を目指しているわけでありますから、ヤングケアラーに特化せずに、今社会問題になっているのは喫緊の課題はヤングケアラーというところも一つありますけれども、老老介護だとか、認認介護だとか、そういった問題になっているところもありますので、本当に幅広い範囲でケアラー対策というところをやっていかなければ根本的な解決にはつながらないというふうに考えているところでもございます。そんな中で、大人のケアラーについてはそういう介護している方が施設に入ったり、そして将来的には死を迎えるというところもあって、そこでケアラー負担というのが終わるということになるのですけれども、子供たちは18歳までのヤングケアラーと言われている段階からさらに親の介護なんかは続くわけですから、20代、30代の若者ケアラーと言われる、そういった領域にまでこれがずっと続いていくと、そんなようなこともありますので、長いそういう対象となれば負担も出てくるということがありますので、そこは栗山の将来を担う子供たちのことでありますので、町としても支援体制含めてしっかりやっていきたいなと考えております。補正の内容については課長のほうからお答えいたします。

答弁 福祉総括兼福祉課長 森英幸

土井議員ご質問の本議会の補正予算におきまして栗山町お出かけ安心サービスということで9万円の補正を議決いただいたところでございます。これにつきましてはケアラー支援の一つということで、ケアラーの方が病気、あるいは特別な事情によりまして在宅での介護が難しくなった場合に当該高齢者、ケアされる側です、高齢者ですとか障害のある方、この方々を一時的に施設で受入れしていただくような事業でございます。この事業につきましては社会福祉協議会、そして町内の介護事業所と協議をしているところでございまして、宿泊、1泊2日、1日当たり3,000円、これは食費を除くということで、3,000円と事業費を見込みまして、その2分の1を町で補助する。残りの2分の1は自己負担ということで、大体1泊2日で考えますと6,000円かかります。ですから、その2分の1、3,000円は町が補助する、残りの3,000円については自己負担プラス食事代は自己負担ということで、一時的に介護施設で預かっていただき、ケアラー自身が用事を足す、あるいはリフレッシュも兼ねて、そういった形でケアラーの支援を行っていくという新たな制度を今回創設していきたいということで補正予算を計上したところでございます。あと、金額の内訳、9万円ですけれども、1泊2日で6,000円の事業費のうちの3,000円が町補助ということになります。1泊2日3,000円の町の補助掛ける30泊分といいますか、30回分ということで、3,000円掛ける30イコール9万円の今回補助金ということで計上したところでございます。以上でございます。

質問 5番 土井道子

それは本当にケアラー支援としてすごくいい企画というか、大変ないいことで、実際には介護保険とかではないでやれるということなのですよね。それはもしかしたら対象者がたくさんいても、それで追加の補正になるということでもよろしいのですか、考えていていいのですか。

答弁 福祉総括兼福祉課長 森英幸

ただいまのご質問でございますけれども、今回6月議会におきましては9万円の補正予算計上させていただきました。今後実績を見ながら万が一それをオーバーすることがありましたら、後の議会で改めて追加補正を考えていきたいなというふうに考えているところでございます。

質問 5番 土井道子

それでは、これから調査をまとめていい方向に行けるということを期待して、よろしくお願いしたいと思います。次に、栗山町史の魅力発見のことですが、教育委員会の予定を見て、もしかしたらこれはという思いで期待しておりました。よく取り組んでくれたと思います。それで、大事なことがありますので、栗山町で図書館全部に置いたのですね。図書館全部にというのは角田とか継立にある図書館にも全部置いてくれたのですね、町史は。

答弁 社会教育課長兼図書館長 藤澤祐之

町史につきましては、本館、継立、角田の分館にも置いてございます。

質問 5番 土井道子

それで、これについての学ぶ機会があるということはすごく、よそから来た人がよく栗山町の中のことがあまり知らないのでということが聞かれていたので、こういう機会があったらぜひ参加したほうがいいですよということは私も言っていたのですけれども、実際にこういう本を出されて、それから図書館の中でも紹介したり、個人的に買いたい人は買っていると思うのですけれども、自分で出した本、例えば自分の家のことについて書いた本はあるのだけれども、図書館で受け取ってくれるかとか、それから図書館からどこかの図書館に寄贈するとかということはやっていますか。

質問 5番 土井道子

なぜこれを言うかというと、今町史だけのことだけではなくて、町の中のことを知るためにこういうことをやったらいいのではないかということで、そのためにはこの本だけではないものが図書館の中にもあったり、それから町民が持っていたりということがあるので、そういうものを紹介できるかどうかということを知りたかったのです。

答弁 教育長 吉田政和

私が着任してからも自費出版で出されている著書ということで教育委員会で寄贈を受けたり、教育委員会で受けた場合については例えば教育長室に置いたり、教育委員会で保管したり、それから図書館で受ける場合もありました。その部分についてはしっかりと受けた中で、図書館なら図書館で寄贈を受けて、そこでしっかり管理して保管しているところであります。

質問 5番 土井道子

教育長室にはそういうものがあってということなのですが、それでは例えば自費出版のものを図書館からよその図書館に、例えば道立図書館とか国会図書館へ紹介する役目が図書館にあって、そういうことが結局は栗山町の紹介にもなると思うのですが、それはいかがでしょうか。

答弁 社会教育課長兼図書館長 藤澤祐之

まず、町史の関係でいきますと、土井議員おっしゃるとおり、郷土資料の貴重なものについては国立国会図書館ですとか道立図書館、こちらのほうにも寄贈冊数があるものについてはうちのほうから提供しております。今回の町史につきましても提供してございます。自費出版のものにつきましては、提供いただける、寄贈いただける冊数が限りがあるものもございますので、通常ですと本館に1冊、分館にそれぞれ1冊ずつ、3冊頂いて、それ以上頂けるようなものであれば国立国会図書館、道立の図書館、検討して寄贈するような形で事務手続をしているところでございます。

質問 5番 土井道子

分かりました。図書館ではパスファインダーというので郷土資料なんかを紹介していますか。それが作ってあると、これから町史を使っていろいろやっていっても町史の中のことは知れるけれども、パスファインダーの中に紹介されているものがあるとそれが広がって栗山町のことが分かるようになると思うのですが、そういうことは教育委員会なり図書館なりでやっていますか。

答弁 社会教育課長兼図書館長 藤澤祐之

ファインダーの部分が聞き取れなかったのですけれども、どういうものでしょうか。

質問 5番 土井道子

これは、たまたま北海道立図書館で作っている道立図書館パスファインダーの中に「地域とつながる、シニアライフ」というタイトルで、いろいろ地域を調べる、それから特定分野でこういう本があるよ、本を探すためにはこういうことを使って、インターネットではこういうのがと、例えば栗山町というだけでもいろんな分野がありますよね、町史だけではなくて。そしたら、魅力発見が結局こういうパスファインダーを作ってあることによってよそから来た人も、それからここに住んでいる人も、いろんな資料に出会う機会がある。そうすると、今講座を開くとなったら町民の中にはというか、参加した人の中にはこういう面白い本が図書館にあったり教育委員会にあったりするということが分かったり、もしくは郷土館、泉麟太郎記念館、ああいうところにも分かって、それぞれお互いが資料の在りかとか資料の価値とかを共有できるということがあるので、ぜひそういうものを活用して、これからの栗山町の面白さとか魅力を紹介できるものになるかと思いますので、せっかくいい栗山町史を作ったので、それに付随した作業もぜひやってほしいなと思いますが、よろしくお願いします。答弁をお願いします。

答弁 社会教育課長兼図書館長 藤澤祐之

パスファインダーにつきましては私のほうで把握できていなかったので、そういう名称のものは確認しないとあれですけれども、栗山町の図書館におきましてもウェブ上で項目ごとに検索できるものもございますし、館に来ていただければサービスの中で当然仕分して紹介できるシステムにはなっておりますので、同じような形でご活用いただけるようなことでは進めております。

質問 5番 土井道子

私も郷土資料のほうはよく見ているのですけれども、非常に職員が忙しそうで声かけるのが気の毒なときもあるのですけれども、ほかの国全体で出しているものというか、普通の出版社で出ているものは割と手に入りやすいですけれども、個人で出されたものとかはとてもいいものでもなかなか情報が伝わりにくいということもありますので、特に古い本なんかは40年、50年前のものもあるのですけれども、郷土資料コーナーが非常に乱れているというのか、職員が忙しくて整理できないのではないかなと思うところがありますので、せっかくいい町史が出されて、こんないい本が出る図書館があるのだから、ほかのものを見てみようという興味が湧いたときに、そこが乱雑になっているというか、そういうものをきちんとしておくことによって図書館の魅力なりも伝わりますし、栗山町の魅力も広がると思いますので、ぜひこれからそういうものを手がけてほしいし、古い資料はそれなりに修復作業というのをきちっとやっていかないと読む人も手に取りづらいというのか、そういう用品も売っていますので、簡単にできる方法もありますし、お金をかけて、魅力ある栗山町となるためにはそういうことが一歩一歩大事だと思いますので、ぜひ手がけてほしいなと思います。そういうことを願いまして質問を終わります。

出典:栗山町議会 令和4年6月会議 2022年6月16日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる