栗山町議会 令和4年3月会議 2022年3月10日
通学路の安全確保について
2022年3月10日、栗山町議会の一般質問で、土井道子議員が「通学路の安全確保について」質問し、教育長 吉田政和、町長 佐々木学、建設総括兼建設課長 片山伸治、福祉総括兼福祉課長 森英幸が答弁しました。
- 質問者
- 土井道子 議員
- 答弁者
- 教育長 吉田政和、町長 佐々木学、建設総括兼建設課長 片山伸治、福祉総括兼福祉課長 森英幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 5番 土井道子
通告に従いまして1点質問いたします。通学路の安全確保について。昨年12月から現在までの降雪の影響により、通学路において危険な箇所が多く見られます。通学路の除雪によりうずたかく積まれた雪で見通しが利かず、民家や商店街の雪庇がせり出し、通学路を通る子供たちの頭上に落下するおそれがあるなど危険な状態が見受けられます。通学路を安心して通れるよう次のような対策ができないか伺います。①、降雪により日々変化する通学路について危険箇所の把握をその都度行っているか。また、危険箇所を把握した場合に児童生徒に対し注意喚起を行っているのか。②、民間家屋の雪庇など危険箇所を把握した場合、所有者に安全確保の依頼はできないか。③、緊急的に通学路の安全対策が必要な場合どのような対応を行っているか。以上です。
答弁 教育長 吉田政和
お答えいたします。1点目の通学路の安全確保についてでありますが、通学路の安全、安心の確保のため、学校関係者、PTA連合会、各道路管理者や警察署員等で組織する栗山町通学路安全推進会議を毎年開催し、通学路の点検やその結果等を踏まえた対策内容の検討等を行い、関係機関等への要望も含め必要な安全対策を行っております。また、冬期間における通学路の安全確保につきましては、除排雪等を担っております関係課、関係機関等と連携し、幹線道路や通学路を優先した除排雪を行っております。さらに、毎年1月の3学期が始まる前までに通学路の除排雪作業を実施し、児童生徒の登下校における見通しの確保を行うとともに、卒業式前においても除雪作業を実施し、児童生徒の通学の安全確保に努めております。ご質問①の降雪により日々変化する通学路の危険箇所の把握を都度行っているか、また危険箇所を把握した場合に児童生徒に対し注意喚起を行っているかについてでありますが、天候状況やそれに伴う道路、歩道等の状況悪化が見込まれる場合には教育委員会や各学校において必要に応じた見回りや現地確認などを行うとともに、保護者や地域の方々からの危険箇所等の情報提供などにより通学路の危険箇所等の把握に努めております。児童生徒に対する注意喚起につきましては、北海道教育委員会からの通知や月例で行われております校長会議などにおいて徹底を図るとともに、危険箇所を把握した場合についてはその都度注意喚起を行っております。ご質問②の民間家屋の雪庇など危険箇所を把握した場合、所有者に安全確保の依頼はできないかについてでありますが、通学路のみならず、建物の雪庇やつららなどが落ちてくるおそれがある場合、その対応については原則所有者が行うものであると考えております。しかしながら、町民等から緊急を要する危険箇所等の情報提供があった場合には関係課や関係機関と連携して現地確認等を行い、早急の対応が必要であると判断した場合においては所有者に対する安全確保の依頼や危険と思われる箇所への落雪危険等の立札設置など対策を講じてまいります。ご質問③の緊急的に通学路の安全対策が必要な場合どのような対応を行っているかについてでありますが、教育委員会等による見回り、それから保護者、地域の方々などから危険箇所等の情報提供があり、緊急的に通学路の安全対策が必要となった場合には現地確認を行い、必要に応じて関係課、関係機関などと連携し、出動以外であっても登下校における見通しの確保を行うなど、できる限りの対応を行っております。今後も学校、家庭、地域、行政が連携し、児童生徒の安全と安心な通学路確保に心がけてまいりたいというふうに考えております。以上であります。
質問 5番 土井道子
ホームページでも紹介されていましたので、大体のことは予想できた回答なのですが、それでは1番の児童生徒に対し注意喚起を行っているということなのですが、今年①番に対してどの路線でというか、いろんなところがあったと思うのですが、今市街地、市内というのかな、栗山小学校区といいますか、一応栗山小学校と栗山中学校の辺りでどの場所でどのようなことがありましたかということ、具体的にやったことをお知らせください。
答弁 教育長 吉田政和
11月以降今回の部分につきましては、具体的な場所指定については私のほうとしては把握しておりません。しかしながら、11月の定例校長会議、それから12月の定例校長会議、それから1月の定例校長会議、それから2月の定例校長会議、それぞれの校長会議の場において私のほうから、それから担当のほうから降雪に関わる注意喚起を怠らないようにということや、それからこの春先にかけては雪庇等の部分についても保護者、PTA等に十二分にお知らせした上で注意喚起を促すようにということで通知を下ろしているところになります。
質問 5番 土井道子
注意喚起は分かるのですけれども、私は時々夜徘回しているというか、回って見ているのですけれども、ちょっと心配なのが歩道がないのですというか、雪でなくなって結局歩道が通れなくて車道を通らなければならない状況がいろいろ散見するものですから、これは決して安全に通学できるような場所ではなっていないのではないかということが度々感じたので、今回の質問に至ったわけなのですけれども、そういう場合の子供さんというか、児童生徒さんに対して歩道のないところでは気をつけて車道を歩くのですよというような指導の仕方はしているのでしょうか。
答弁 教育長 吉田政和
そういう場合につきましては、学校のほうもしくはPTA、それから地域のほうからそういう場面がありますよということについては教育委員会としては対応してきたつもりですが、率先して全通学路を見回ってということについては網羅し切れていないというのが実態だというふうに考えております。しかしながら、危惧される部分については今年度につきましても教育委員会も含めてパトロールを行って、注意喚起に向けて学校に指導したこともありました。また、1月に入りましてから栗山小学校より具体的に通学路の部分が歩けなくなってきているという、放課後です、歩けなくなってきているということを受けて関係課のほうに要請した実態も1回ありました。以上です。
質問 5番 土井道子
関係課に委託したということは、報告したということは、関係課がそれを実際に実施したか、歩道をちゃんと歩けるようにしたかということの確認はされたのでしょうか。関係各課の人に確認したいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 佐々木学
通学路を含む歩道の除排雪等につきましては、先ほど来の一般質問の中でもご答弁をさせていただきましたが、道路部につきましては午前2時から午前7時30分までの間で除雪を行います。さらに、歩道については午前3時から午前7時30分までの時間の中で行うということでありますので、その時間帯以降に、パトロールの時間が夜中の11時ぐらいから始まりますので、そのときに降雪がなかったということで、それ以降に降雪があって朝子供たちが通学する時間帯までに歩道の除雪ができなかったという実例は今シーズンはありました。特殊的な集中した朝方にかけての降雪だとかです。そういった中で完了しない日も多くありましたけれども、そうであっても歩道を全く歩けないような状況にはなっていないということではありましたので、少し長靴等でこいでいかなければならないケースもあったかもしれませんが、日中の時間帯の中に歩道をロータリーを走らせるということは技術的にも、そして町民の安全、安心の部分からもできませんので、そこはご勘弁をいただいていたと。その時間帯にしっかりやって次の日の通学時間帯には間に合わせていくと、そんなようなことでございます。あとは日中のパトロールの中で危険な箇所があれば直営班が対応したというようなところでもございます。
質問 5番 土井道子
ということは、やっているという回答でよろしいのかなと思うのですが、私の家の周りを見ても、駅からアンダーパスのところを行く道路にしても、右側と左側の歩道がありますから、アンダーパスに向かって左側はかなり歩道がない状態というのですか、になっていて、あの辺にいる子供さんたちとか学生さんたちには非常に危険な地帯だなと思うのですが、もしそういう状況になっているということがずっと続くようであれば通学路の迂回とかということは、迂回路をつくるというか、そういうことも考えてみたらいかがでしょうか。
答弁 教育長 吉田政和
迂回路というよりも通学路というのは幹線道路、一番大きな通りを示すところになります。各家庭から通学路本体に出るまでの枝葉の部分ありますね、中通りといいますか。そこについては最短距離を通るようにという形に通学路というのは進めてまいっているのです。ですから、各家庭から全てが通学路という形で一応お示しはしますけれども、迂回路という意味ではもし何かがそこに危険な場合がありましたということについては確認した上で対応してまいりますけれども、迂回路自体ということになると動かしようがないものですから、通学路自体。そこの部分については幹線道路を動かすわけにいかないので、ご理解いただきたいなというふうに思っているところです。
質問 5番 土井道子
動かせないとすると、私もそんな簡単にはいかないとは思うのですけれども、歩道がなくて車道を歩かなければならない状況とかになったときには駅前からアンダーパスに向かう道路ってすごく交通量が多いのです。それこそ信号から信号までの間といったら結構車もスピード出しているし、非常に危険な地区なのです。栗山の車が混む代表的な路線ではないかと思っているのですが、そこに歩道がちゃんと通れないというところがあるとすると非常に学生さんや子供さんにとっては危険な状態になると思いますので、今まで意識していないかもしれませんが、確かに一方は通れる、一方は通れないというような状況になっていますので、バス停もあるから、結局いろいろなところを回っていかなればならないということもありますが、その辺をきちんと捉えて子供さんに伝えないと、横断歩道にしても適切にそれが子供さんたちがちゃんと渡れるかどうかということも含めて指導していかないと、私いつか事故が起きるのではないかという思いでいますので、もう一度それはきちんと捉えるようにしてみてください。1番はそれでよろしいです。というのは、町内すごくありますから、正直言うと。今町長は、いろいろやっていますよ、時間から時間きちっとやっていますよと。確かにやってはいるのですけれども、それ以上に多いのです、歩道のないところが。これは前の議会報告会、たしか平成25年のときも議会にも町民から何とかしてくださいというのが出ていますから、それでちゃんとしますよというのも当然答弁としてはそういうふうになるのでしょうけれども、ちゃんとはしていないところがありますし、今年の雪はひどいですから、ここから始まるというつもりで頑張っていただきたいと思います。それでは、②に行きます。民間家屋の雪庇ということで、雪庇を屋根に持っているところはすごくたくさんあるのですけれども、通学路で歩道にかかっていて、雪庇が落ちてきたらこれは大変なことになるなということで、回答では看板を設置しますよということを言っていますが、それでは今回の雪の状況で雪庇のところにその看板を置いたところは何か所ぐらいあるか教えてください。
答弁 町長 佐々木学
今土井議員ご指摘のとおり、今年の大雪によりましてかなり雪庇が出ている箇所が多くあります。ただ、それが通学路というか、歩道に面している部分かどうかというところは全て確認を取れているわけではありませんが、今年については1件、雪庇が非常に危険だということで教育委員会のほうに連絡が入りまして、そして関係課である町の建設課のほうと連携をいたしまして立て看板、注意看板を設置させていただいたと。それは、あくまでも冒頭教育長から答えたとおり、所有物の雪庇等についての責任については所有者にあるということでありますので、そこの所有者に依頼をし、そして町としても歩道部を含めたのが町道管理でありますから、道路管理者の責務として注意看板を所有者の了解を得て設置をさせていただいたという事案が1件ございました。
質問 5番 土井道子
1件ということですが、それは歩道に結局看板を置いたということですね。ということは、その歩道は通れたのですか、通れなかったのですか。
答弁 町長 佐々木学
設置を担当した建設課長のほうから答弁させていただきます。
答弁 建設総括兼建設課長 片山伸治
私のほうからお答えさせていただきたいと思いますけれども、今町長のほうから1か所ということでお答えありましたけれども、実は昨日もう一件追加しておりまして、合計で2か所しております。1か所については役場通りのすぐ、ここの役場の東側の倉庫の前に1か所置いているのと、それからもう一か所は中央通り、駅前よりちょっと向こう側の中央通りの歩道上に、いずれも歩道上に注意看板を設置しております。ここの役場通りにつきましては、歩道がもう既に狭くて、建物からも距離が近いということで、そこについてはバリケードで通れないようにしてありますし、中央通りについては結構人も往来もしますので、その横に注意してくださいという看板を設置して、そういうふうに周知をしているところでございます。一応中央通りのほうは通れるようになっています。
質問 5番 土井道子
では、2か所で済んだということは、そんなになかったのかなという思いもありますけれども、所有者が責任を持ってやらなければならないということは分かるのですけれども、御覧のとおりというか、この栗山町は非常に高齢化率が高く、そういうことを言いに行くとか、周りの人がそういうことを気をつけて連絡をするとかということができない場合は、役場のほうで実際に連絡してもつかないし、お金もかかるだろうし、そういう場合にはどうしたらいいかということは、所有者のあれがなくてもやって、要するに通行者の安全を確保できるというふうに捉えてもいいでしょうか。
答弁 町長 佐々木学
あくまでも冒頭申し上げましたとおり、所有物に対する雪庇についての処理等についてはその家屋の所有者がやっていただくということになります。ただし、しかしながら道路管理者としての責務というか、法的には、これは一つの事例でありますけれども、町有林でなくても、例えば道有林だとか国有林だとかがあって、その木が倒れてきて、そこが町道であれば町道管理者がその始末をしなければならないという、そういう法律の立てつけになっているのです。そんなようなところを考えていきますと、この雪庇の問題についても一概に所有者だけの問題ではないというふうに私も考えておりまして、子供たちの安全、安心を守っていくためには行政もそうなる前の注意喚起だとか所有者への注意依頼ですか、そういったものについてはしっかりと管理者としてやっていかなければならないと、そんなようなことで考えております。ただし、雪止めだとか雪庇を下ろすだとか、そういったようなものについては当然所有者がやっていただくということでございます。
質問 5番 土井道子
法的にはそういうふうになっているということですが、今年の雪はまた特別だということもありますけれども、80代、90代の人たちとお話しすることがあったときに、こんな経験なかったというぐらい毎日よく降って、除雪も大変だったということがあります。それで、自分でできる範囲ではいいのですけれども、当然、当然という言い方はおかしいのですが、空知管内でも結構屋根の雪下ろしとかで亡くなっている方もいます。それと、下ろせる人はいいですけれども、高齢者の場合それがやれない場合に、これからどうしてもそれが工事が必要だという場合には役場のほうで何かそういう、今住宅の、例えば高齢者、高齢者というか、障害者向けにバリアフリーの補助金みたいなの、助成金みたいなの出ますよね。そういうこともこれから考えていってもいいのではないかなということも思うのですが、というのはやっぱり高齢者にとっては雪庇を防ぐ作業をするというのはすごくお金がかかるし、大変なことなのです。道路の前に家が建っているから、道路の前というのは道路を敷く前に古い家が建っていた場合にはそれを直すということは非常にお金もかかることですし、負担になることなのです。そういうことの助成金みたいなものをこれから考えていく必要があるのではないかなと思うのですが、いかがですか。
答弁 福祉総括兼福祉課長 森英幸
ただいまの土井議員の高齢者に対しての除雪サービス、例えば屋根の雪下ろしの関係でございますが、福祉課におきまして町の除雪サービスの助成制度がございまして、これは一般的な除雪も対象になりますし、あるいは屋根の雪下ろし、さらには家の前の排雪、これについても福祉サイドで補助事業を、町独自の補助事業を設けているところでございます。これにつきましては、いろいろ制約はありますけれども、まず非課税世帯であること、さらには同一町内会に息子さんだとか親類の方がいないことなど条件がありますけれども、高齢者の方、現在では約200名の方が除雪あるいは排雪ということで活用しているところでございます。助成につきましては、かかる経費の7割を町で助成、上限がありますから、自己負担も発生いたしますけれども、そういった形で高齢者対策ということで除雪サービスを行っているところでございます。以上でございます。
質問 5番 土井道子
では、私のほうももう一度そういうのを見直して、そういうことを町内で勧めたりもしていきたいと思います。雪国に住んでいますから、こういうことは常に誰かの身に起こることですし、子供さんたちのためにも歩道なり、それから車道にしても危険が及ばないようにみんなで見守っていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。これで質問を終わります。