みんなの議会

中札内村議会 令和8年6月定例会 2026年6月8日

放課後児童クラブの移動環境と児童の安全確保について

2026年6月8日、中札内村議会の一般質問で、木村優子議員が「放課後児童クラブの移動環境と児童の安全確保について」質問し、村長 川尻年和、福祉課長 下浦強、教育長 上田禎子、総務課長 渡辺大輔、副村長 尾野悟里が答弁しました。

質問者
木村優子 議員
答弁者
村長 川尻年和、福祉課長 下浦強、教育長 上田禎子、総務課長 渡辺大輔、副村長 尾野悟里

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 木村優子

議長よりお許しをいただきましたので、通告書に従い一般質問をさせていただきます。今回の質問は、放課後児童クラブの移動環境と児童の安全確保についてでございます。放課後児童クラブは、児童福祉法に基づく放課後児童健全育成事業として、保護者が就労等により昼間家庭にいない児童に対し、放課後に適切な遊び及び生活の場を提供し、児童の健全育成を図ることを目的としています。本村では、福祉課所管のもと、社会福祉協議会への委託により児童館で運営しています。児童館は、子どもたちが安心して過ごすことのできる居場所として重要な役割を果たしており、これまで改修やエアコン整備など、施設環境の充実も図られてきました。一方で、中札内小学校から児童館までは約1キロメートルの距離があり、児童は一定の時間をかけて徒歩で移動する状況にあります。徒歩移動には、体力づくりや判断力、危機回避能力を育てる意義がある一方で、近年は猛暑やゲリラ豪雨などの気象環境の変化、不審者情報、SNS等を通じたトラブルなど、子どもたちを取り巻く環境も変化しています。保護者からは、熱中症や荒天時の安全面、移動中のトラブルなどへの不安の声も寄せられており、実際に夏場には、学童到着後に体調不良となり、保護者の迎えが必要となるケースもあると伺っております。十勝管内の放課後児童クラブの設置状況を見ると、小学校内や小学校に近接した施設で実施している例、また、各小学校から約10分以内の徒歩圏内に配置している例が多く見られます。また、学校から学童まで距離がある場合には、スクールバスを活用している例もあります。こうした状況を踏まえると、本村においても、小学校から児童館への移動時の安全確保について、より丁寧に整理する必要があると考えます。そこで、次の点について伺います。1点目、放課後児童クラブへの移動環境について。本村における放課後児童クラブの移動環境について、十勝管内の設置状況や近年の気象環境、防犯・情報環境の変化も踏まえ、どのような課題認識を持っていますか。2点目、移動時の安全確保について。放課後児童クラブは福祉課所管の事業である一方、学校から児童館までの移動については、学校での下校指導や安全教育、スクールバス運行など、教育委員会や学校との連携が不可欠です。児童の移動時の安全確保について、福祉課、教育委員会、学校、社会福祉協議会の役割分担をどのように整理し、連携していますか。また、安全計画や安全管理マニュアルにおいて、移動時の対応をどのように位置付けているのか伺います。3点目、猛暑や荒天等の環境変化を踏まえた安全対策について。猛暑、熱中症警戒アラート、雷、ゲリラ豪雨、吹雪、視界不良、不審者情報など、通常どおり徒歩移動することが難しい場面も想定されます。特に低学年児童については、学校生活や通学路に慣れる時期でもあり、より丁寧な配慮が必要であると考えます。異常気象時の学校待機、保護者連絡、スクールバス運行などについて、判断基準を明確化し、保護者へ周知する考えはありますか。4点目、スクールバス等既存資源の活用の可能性や放課後児童クラブの今後の在り方について。小学校内の余裕教室や文化創造センター等の活用については、現時点では難しいとの説明も受けています。また、児童館については、これまで施設整備も行われており、今後も児童館を拠点として運営する考えであると受け止めています。そのうえで、スクールバス等既存資源の活用、異常気象時の一時待機、学校近接型・文教ゾーン周辺施設活用の可能性も含め、放課後児童クラブの今後の在り方をどのように考えますか。以上お聞きします。

答弁 村長 川尻年和

放課後児童クラブの移動環境と児童の安全確保についてですが、1点目の、放課後児童クラブへの移動環境についてお答えします。本村の放課後児童クラブは、社会福祉協議会への委託により、児童館を拠点に運営しております。十勝管内の設置状況については、ご指摘のとおり、小学校に近接した施設で実施している自治体や、児童数の減少により小学校の空き教室を利用している自治体もあると認識しております。また、近年の気象環境や防犯環境等の変化を踏まえた課題認識については、猛暑日の発生や熱中症警戒アラートの発令など、ここ数年で大きく変化していると認識しているほか、子どもをめぐる事件・事故など、子どもたちを取り巻く状況は以前とは異なってきていると認識しているところです。2点目の、移動時の安全確保についてお答えします。関係機関の役割分担と連携についてですが、福祉課は所管課として事業全体の管理・調整、教育委員会は異常気象時のスクールバス運行等を担うほか、小学校は入学式翌日から1週間程度、児童館までの付き添い下校を実施しております。社会福祉協議会では、入学児童について必要と判断した場合に、4月中旬ごろまで、登所路途中からのお迎えを実施しているほか、雷やゲリラ豪雨の際は、無事に登所してきているか徒歩で途中まで確認に行くなど、関係機関が連携協力しながら、移動時の安全体制を確保しております。また、安全管理マニュアルでは、日常の安全対策として、登所・帰宅に関する留意事項の確認を配慮事項として位置付けております。3点目の、猛暑や荒天等の環境変化を踏まえた安全対策についてお答えします。昨年度の猛暑の対応では、熱中症警戒アラートが発表され最高気温が35度を超えたことから、中札内小学校では下校時の安全面確保のための臨時的な対応として、暑さのピークを避け16時まで学校待機としたほか、放課後児童クラブ利用児童についてはスクールバス1台を児童館経由で運行しております。異常気象時の判断基準の明確化については、事前に予測できない場合や状況の変化も想定されるため、そのときの状況に応じて対応する必要があり、一律の基準を設けず、柔軟に対応してまいりたいと考えております。なお、ご質問にあった場面以外にも、弾道ミサイルの飛来や緊急地震の際に発信されるJアラートなども想定されますので、登下校の安全確保のため引き続き適切に対応してまいります。4点目の、スクールバス等既存資源の活用の可能性や放課後児童クラブの今後の在り方についてお答えします。村ではこれまで児童館を子ども専用施設として位置付け、施設の長寿命化を図ってきていることから、放課後児童クラブは引き続き児童館を拠点に運営していく考えです。また、通常下校の際の放課後児童クラブへのスクールバスの運行は考えておりませんが、異常気象等の非常時については、スクールバスの活用や学校への一時待機など、状況に応じて臨時的な対応を継続してまいります。なお、学校近接型・文教ゾーン周辺施設活用の可能性につきましては、将来的には検討課題になり得ると考えております。今後も関係機関が連携協力しながら、子どもたちが安心・安全に利用できる放課後児童クラブ事業を推進してまいります。

質問 4番 木村優子

ご答弁ありがとうございました。今回、もともと一般質問で取り上げることになった経緯なのですけれども、まずは出発点としては、保護者から、学童から小学校が遠いと、他の自治体の設置状況を見ても中々これだけの距離を歩いているところが少ないのではないかということで、本来であれば学校近くに移設・新設してほしいというのは毎年結構話題になる、保護者の間でも話題になるところでございます。しかし、私も一般質問の方でさせていただきましたけれども、村の今の財政状況ですとか人口減少、少子化、児童館にこれまで1億円以上かけて整備してきたという経過を踏まえると、直ちに移転とか新築を求めるということは現実的ではないなということは分かっておりますし、保護者の方にもそのように、今まで説明は所管課の方でもされていると思いますし、私の方でも保護者の方とお話しするときは、こういう経緯があるのだよというお話はさせてはいただいているところなのですけれども、放課後児童クラブの拠点として継続する前提であれば、小学校から児童館までの、では登所時の安全対策をどのように整理して保護者に分かりやすく示していくかというのが、まずは大切なのではないかということで、今回の質問をさせていただきました。まず、村の基本的な認識なのですけれども、本村では先ほどの通告書にも書かせていただきましたが、児童館まで一定の距離がありまして、低学年1年生だと20分程度、冬場になりますともう少し時間がかかって30分程度時間をかけて徒歩で登所しているというふうに聞いております。通常時の徒歩移動は体力づくりとか判断力とか危機回避能力を育てる教育的意義があるということについても理解はいたします。一方で保護者が不安にやっぱり感じているのは、単に距離があるということだけではなくて、猛暑ですとか異常気象の際、あとは不審者情報が流れた際、あと移動中のトラブルなど、例えばお手洗い、ちょっと失敗してしまうというのは1年生結構あるのですけれども、そういったことでちょっと自信をなくしてしまう子どもがいたり、いろんな友だち間とのトラブルとか、あと寄り道する間に色々トラブルになったりするなど、通常どおりこの距離を歩かせていて良いのかというふうに判断基準が難しい場面というのが何度も今まで出てきているということでございます。そこでちょっと伺いたいのですけれども、村として現在のその学童までの移動距離とか安全対策について十分に対応できているなというふうに考えておられるのか。それとも、その保護者の不安を踏まえて、なおやっぱり改善の余地や整理すべき課題があるというふうに考えているのかどうか。そこの基本的なまず認識を伺いたいと思います。併せて、先日5月29日に村内で不審者情報がありました。すぐーるなどでも不審者情報についての情報提供があり、保護者は分かっているのですけれども、特に小学生の下校ですね、あとは学童への移動について、具体的には今回どのように対応されたのかについてもお聞きしたいと思います。この際、どういうふうに対応するかという判断といいますか、連絡体制ですね、学校、教育委員会、福祉課、あとは児童館の運営されている社会福祉協議会さん、保護者の情報提供、共有が実際どのように行われたのかということについてもご説明いただきたいと思います。

答弁 村長 川尻年和

小学校から放課後児童クラブへの移動については、交通安全、さらに防犯面、さらに近年の気象・環境の変化などを踏まえて、課題はあるのかなというふうに考えてはおります。特に新1年生については、歩行時間が概ね20分から30分ということですね。ということで認識しておりますし、天候、道路状況、児童の発達状況によってもまた差があるのかなというふうに思っておりますけども、ただ、その中で、やはり日中そこに多くの交通量が激しい道路がある訳でもないような道路ですね、村道はあるものの、そういったようなところで、通学路と言いますか、登所に向かっての道路の中で、あまり交通量の、本当に1台すれ違うかすれ違わないかというような状況なのかなと。これは私が文化創造センターに何度も足を運ぶ、そのときにちょっと自分の足でそういうふうに確かめるように何度もさせていただきました。そういった特に元気よく、こんにちはって挨拶してくる子どももいれば、しない子もいます。ただ、そういったようなところで、子どもにそういったような状況は私も感じているところなのですけども、1.3キロメートルが本当に適正な距離かどうかって聞かれると、長いかもしれませんけれど、その中で生まれる子どもたちの絆っていうのでしょうかね、それをこれから磨き上げていくと言いますか、その中で生まれていくのかなというふうに思っていますし、さらには社会的な勉強もそこでできるのかなというふうに思っています。これ個人的な考え方も半分入ってますけども、そういうところで、この距離が長いかどうかというと長いのかもしれませんけども、その中で色々学べることも多いのかなというふうに、そういうふうには感じております。

答弁 福祉課長 下浦強

私の方からは、先日の不審者情報を受けまして、その対応をお知らせいたします。先日、ちょうど下校時間帯の情報だったということもありまして、まず、教育委員会から福祉課の方に連絡を受けまして、そして福祉課は委託先であります社会福祉協議会の方へすぐ連絡を入れました。それからちょうど時間帯も子どもたちが放課後児童クラブへ向かう時間帯ということもありましたので、福祉課の職員も下校の方に実際に行きまして、一緒に1年生に付き添って社会福祉協議会まで歩くというような対応をとっております。また、教育委員会の職員ですとか、学校の先生方も合わせて登所の見回り等を行っていたというふうに聞いております。

質問 4番 木村優子

村長からもご答弁いただきました。距離については適切かどうかという判断は、それほど長くはないというか、その中で育まれる子どもたちの能力も考えると、特に課題だと認識していないという形の受け止めで良いのかどうかなのですけれども、もちろん子どもたちの成長を促すという環境ではあるのも確かなのですけれども、学童を利用される保護者の方にとっては、子どもたちだけで判断できないような、そういう緊急事態も起こり得るのではないかという、そういう視点からやはり不安に思われているというお声もありますので、そこの差といいますか、どこまで保護者の方の気持ちに寄り添えるかどうかというところなのかなというふうに思いながら、ちょっとお聞きしていたのですけれども、別に通常登校とか通常下校に関しては、それ以外にも長い距離歩いている方もいらっしゃいますので、それに関してはみんな同じであることは確かなのですけれども、学童保育を利用されているというのは、児童福祉法の事業をきちんと利用して、そこまで安全にきちんと到達して到着を確認するという、そういった制度を利用されているという側面もありますので、そこをちょっと通常下校と同じに考えるというのも少し違うのかなというふうに、私としてはちょっと捉えているのですね。そこで学童の移動時の安全確保について、再質問という形でちょっと伺いたいのですけれども、国の方でも、令和3年に千葉県八街市で下校中の小学生が巻き込まれた交通事故がありました。飲酒運転で下校中の子どもたちのグループに突っ込んでいってしまったという事件がありまして、それを受けて、国の方でも放課後児童クラブの来所・帰宅経路について、主たる来所・帰宅経路をきちんと設定して、そこの部分の安全点検とか安全対策の実施を求めるということで通知が出ています。本村の放課後児童クラブでは、小学校から児童館までの移動経路について、国で示しているような主たる来所経路としてきちんと設定されているものがまずあるのかどうか。その安全確保の面でお聞きしたいと思います。また、その経路について、交通安全とか防犯、冬季間の例えば見通しであるとか、除雪の状況ですとか、あと子ども110番の家を今村では設定していただいていると思うのですけれども、そのお家がどこにあったりということで定期的にこの点検を行っている状況なのかどうかについても伺いたいと思います。

答弁 福祉課長 下浦強

放課後児童クラブへの登所のルート設定といいますか、経路ですけれども、そちらについては、安全管理マニュアルでも児童と一緒に登所路を歩き、保護者も含めて確認するということになっております。それから、しおりの方でもしっかりと、年度当初ですね、子どもたちと一緒に確認するということにはなっております。

質問 4番 木村優子

年度当初に確認するということで、安全管理マニュアルを放課後児童クラブさんからお借りしましたというか提供いただいて確認したところ、必要に応じて通所経路を歩きという形で書いているのですけれども、例えば、これからだと夏の暑いときに、例えばどういうところに陰があるとか、あとは冬になったらどこに雪山があって、例えば、見通しが悪いとか、そういった点検みたいなのは今までされたことがあるのか。もちろん自分で判断するというのも大事だと思うのですけれども、小学校1年生や2年生の低学年の子たちはそこまで中々自分で判断するというのが難しい場面もあるかなと思いますので、例えば、保護者の方が一緒に着いてそこを歩いてくださいねみたいな通知といいますか、そういったのは例えば入所の手引きみたいなのがあると思うのですよね。学童保育に入所される方に、保護者の方に対して配布する入所の手引きみたいなのがあると思うのですけれども、そういったところでこのマニュアルの内容を、例えば共有できるような環境に今なっているのかどうか。そのことについてお聞きします。

答弁 福祉課長 下浦強

入所のしおりの方では、登所の確認というところで、登所については小学校から放課後児童クラブまでの通学路を確認いただき、交通ルールを守ることを家庭でもご指導くださいというふうに呼びかけております。また、学校休校日、土曜日などですね、やむを得ず、万が一、児童が一人で登所するということがある場合は事前に連絡をいただくということにしております。また、安全管理マニュアルにつきましては、安全計画において、保護者への周知期間というのを設けまして、一定期間マニュアルの掲示ということで施設内に掲示させていただいております。

質問 4番 木村優子

はい、分かりました。保護者の方との情報共有はできているということだったのですけれども、先ほどちょっと説明させていただきました来所の経路ですね、帰宅経路が明確に設定されて、その点検結果、恐らく以前ちょっとお伺いしたときには、登校経路・下校経路に関しては、村の地域安全推進協議会の方とコミュニティスクールの方と学校と、みんなで経路を確認しているというのは、PTAの会議なんかでもお話をいただいていて、以前、危険箇所というところのマップみたいなものをつくって配布はされていたと思うのですけれども、その通路と放課後児童クラブに通所する経路が重なっているところと重なっていない部分があるのですよね。国としては、その重なっていない部分も含めてきちんと点検をしてほしいということで通知があって、それに関して点検実施、国の調査を起点として点検を実施したら、新たにいろんな危険箇所が抽出されてきているという国の報告があります。ですので、本村でもそういった登所経路について、危険箇所を整理して、危険箇所マップとか、あとは文書、すぐーるでもいいのですけれども、そういったところで保護者に共有を今までされたことがあるのかどうか。もしなければ、そういったものを共有する考えがあるのかどうか、それについて伺います。

答弁 福祉課長 下浦強

下校路は、文化センターのところを通って鉄道記念公園のところ通って、東1条通りを通って、郵便局の前、そしてそこから下校ということになっているのですけれども、放課後児童クラブも同じように、郵便局のところから役場のところ曲がって登所しておりますので、基本的には下校路と一致しているというふうに考えております。

質問 4番 木村優子

分かりました。同じところを通るということで、そしたらその点検は下校路を点検しているという中に包括されるというか、含まれるということですね。先ほど言ったのですけど、以前、ここは危険ですよって子どもたち、保護者に対して、その危険度マップみたいなのを提供していたと思うのですけども、それはそしたら今も普通に全児童に対してそういった資料の提供があるのかどうかについて確認をさせてください。

答弁 教育長 上田禎子

安全マップはあります。危険度マップっていうのは、ちょっと手元に資料がないので、今すぐは承知していないのですけれども、その都度、年間に数回点検しておりますので、そこで危険な場所があれば学校から伝えてもらっているという状況です。例えば、今であれば文化創造センターの角のところが、標識のやつが曲がっていて、黄色いテープ貼って、警察とも協力して黄色いテープを貼ってくださいということで貼っているのですけども、そういうふうにして危険箇所は子どもが見ても分かるようにというふうなことはしているところです。

質問 4番 木村優子

分かりました。危険箇所がすぐ分かるように対応していただいているということと、あと、保護者の方は通知若しくは案内文などによって、スクールゾーンの危険箇所は確認はできるような今状況であるということで理解をいたしました。要は登所しているところの安全性が保護者の方に見えるということがあれば、もう少しやっぱり不安なんかも解消されるかなと思いますので、学校だけではなくて、例えば入所の手引きの中にそういったマップみたいなものも一緒に添付をするというだけでも、こういった経路を通ってきますと。そういった危険の箇所はこういう所がありますので、保護者の方と一緒に、例えば点検してみてくださいみたいな声掛けがあれば、もう少し見える化されるといいますか、保護者の方の不安も子どもたちの不安も解消の方につながるのではないかと思いますので、ご検討いただけたらなと思います。ということは、入所の手引きによって、あとは入所時にも保護者の方には説明はあると思うのですよね。入所をする際に、子どもたちだけではなくて保護者の方には、入所に当たる説明会に参加していただいて色々お話を聞く機会があると思いますので、そちらでも昨今の登所に係るこういった課題があるので、同じように一緒に子どもたちと安全点検をしていただいて、読んでくださいね。だけではなくて、そこの場所で一緒に考えて登所してみてくださいみたいな、声掛けを一言でも言ってあげるだけでも少し意識は違うのかなと思いますので、そういった部分も少し配慮していただけたらなと思います。次に、猛暑とか天候時の環境の変化を踏まえた安全対策についてお伺いをいたします。今は熱中症がすごくやっぱり怖いですよね。もちろん学校でも今エアコンを入れていただいたりとかして、あとは暑熱の待機場所もつくっていただいたりと、色々対応していただいている部分ではありますけれども、小学校から1.3キロメートルをやっぱりランドセルを背負って、荷物を持って歩きながらということは、1、2年生にとっては身体的負担があるのかなというふうに感じています。先週の高温時ですね、熱中症アラートは出ていない状況だったのですけれども、中学生が登校する途中で具合が悪くなって、学校から車椅子を出していただいて対応しなければいけなかったというようなケースをちょっと耳にしたのですけれども、特に低学年児童は体調の変化を自分で早めに判断したり、周囲に伝えたりすることが難しい場合もあるというふうに考えます。昨年度は熱中症警戒アラート時には、スクールバスを児童館経由で運行していただいたということで、大変ありがたいなとは思っているのですけれども、暑さ指数が、熱中症アラートが出なかったとしても、暑さ指数が高い日については、その低学年児童中心に、例えば学校待機ですとか、スクールバスの対応検討する目安をもう少し整理していただいて、それを保護者に周知するような考えがあるのかどうかについて伺います。

答弁 教育長 上田禎子

体調が中学生悪くなったりとか、それから記載にも、学童に着いて具合悪くなったとかというのはあったのですけれども、それは詳しいことは分かりませんけれども、往々にして朝食を抜いていたとか、食べてなかったとか、元々持病があるとか、必ずしも暑さで具合が悪くなったとは判断できない状況もあるかなというふうに思います。スクールバスを出す基準ということで、昨年度は熱中症警戒アラートが出たということで、35度になったときが3回ぐらいあったと思うのですけども、それで対応をしました。暑さ指数31、外の活動が厳しいですよという目安でありますけども、どこまでが激しい運動を、歩くことが激しい運動と捉えるのがどうかというところもあるかと思います。暑さ指数を何度で判断するかというのはちょっと検討しなければならないなというふうに思っております。

質問 4番 木村優子

一律に基準を決めるというのが難しいというのは、その時々で判断していただいているというのは大変分かるので、そこの部分は指数を検討するというお答えいただいたので、どこの基準になるのかというのはまたあれなのですけれども、対応例ですね、こういう基準ですというのが例えば難しいのであれば、こういったときにはこういう対応をしましたというような、Q&Aではないですけれども、対応例を示してあげるだけでも保護者の方の不安の解消にはなるかなと思うのですよね。この基準になったらこうしますというふうに、もし決めるのが今の段階で難しければ、過去こういったときにはこういう対応をしていますみたいなものを見れるようにしておくと、確認できるような形で情報提供するだけでも少し違うかなと思いますので、その辺りはちょっと検討していただけたらなというふうに思います。次に、交通安全と不審者対応に関してなのですけれども、以前、令和5年度に福祉課の方にお伺いしたときには、令和5年度に駐在所の方を講師に招いて、小学生とか社会福祉協議会のスタッフの方を対象にして、不審者対応の講習会を実施されたというふうにお伺いをいたしました。すごい大事な取組だなというふうに思うのですけれども、今後も低学年児童とか、新規で入会をされた児童の方対象に、また、保護者を対象にして、登所経路の確認ですとか、交通安全ですとか、不審者対応ですとかというところの確認などを組み合わせたような講習会みたいなものを実施するというのではないかというふうに考えますけれども、その辺りはどのようにお考えでしょうか。

答弁 福祉課長 下浦強

放課後児童クラブの安全計画におきましても、今おっしゃいました児童への安全教育、保護者への周知共有ということは謳っておりますので、先ほどおっしゃっていただいたとおり、令和5年度に職員向けと小学生向けに駐在署長様による不審者講習を開催したということもありますので、今言われた登所路の確認ですとか、交通安全、また、不審者の関係も含めた、そういった講習や勉強会のようなものができないかどうか、委託先であります社会福祉協議会とも、その辺協議していきたいと思います。

質問 4番 木村優子

はい、分かりました。ぜひ、検討をしていただければと思います。あと、他の自治体ではよく下校時に、登校時・あと、下校時にも交通安全指導員の方、いわゆる緑のおばさんという運動みたいな形で立っていただいている自治体も結構あるというふうに、色々聞き取りをする中で出てきたのですけれども、うちの場合は交通安全週間とかには立っていただいていたり、小学校のPTAの中で年に3回ですか、節目節目に登校時の見守りみたいなのはあるのですけれども、下校時もそういった取組が今されているのかどうか。その辺りを確認をしたいと思います。

答弁 教育長 上田禎子

通常の登下校の際、本村では、例えば芽室町さんのように、セーフティ何とかと言うと思うのですけども、その方を雇用していませんので、ボランティアで立っていただいている方は数名いらっしゃいます。その方は朝がほとんどかなと思いますけども。村として雇用しているということはございません。

質問 4番 木村優子

はい、分かりました。ほかの自治体では、きちんとした雇用という形でスタッフの方を配置しているということが今分かったのですけれども、荒天時にそこに立ってくださいというのは中々お願いするのは大変だと思いますが、通常時で、毎日の付き添い見守りっていう、毎日はやっぱり難しいのですけれども、危険箇所の、例えば見通しの悪い場所を把握した上で、地域住民の方とか、あとは事業所、ここで言うと通ってくる間の事業所何個かあるかと思うのですけれども、その方に通っている様子、きっと見えていると思います。子どもたち元気に歩いているのを。そういったところを、その方たちが村の地域安全推進協議会の中に入っていただいているかどうかはちょっと分からないのですが、そういった事業所の方とかにも、日常活動の中で子どもたちを気にかけていただくみたいな、しながら見守りっていうのですけれども、通ってくる、これは通学路、別に放課後児童クラブだけに限った場合ではなくて、登校だったり下校だったりする間に、そこのスクールゾーンとかで歩いているところどころの事業所さんとかが、日常の活動しながら、子どもたちがどういうふうな形で歩いているかなというふうに、ちょっと気にかけていただくみたいな取組をされている自治体もありまして、そういった仕組みを検討するのも放課後児童クラブだけではなくてですね、検討するということも考えられるかなというふうに思いますけれども、その辺りのお考えはいかがでしょうか。

答弁 総務課長 渡辺大輔

地域安全推進協議会の中には、各種機関ですとか事業所の方も加盟されていますので、議員のおっしゃったとおり、それぞれの活動をしながらですね、子どもたちを見てもらえる、見守ってもらえる、そういったことは皆さんにも協力いただきたいというふうに思います。

質問 4番 木村優子

ありがとうございます。もちろん自分たちの業務が優先ですので、必ずこうしてくださいというのは強制はできないとは思うのですが、例えばコミュニティスクールであったり安全推進協議会の中であったり、何か機会があるときに、ぜひ子どもたちを温かい目で見守っていただきたいという形でお願いをしていただけたら大変ありがたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。最後に、4点目のスクールバスと既存資源の活用の可能性・今後のあり方についてということで再質問の方をさせていただきます。今年度から、上札内地区では、上札内小学校に通っているお子さんが学童を利用する際には、上札内学童便という形でスクールバスを出していただいている今状況でございます。通常時のその利用の状況を確認させていただいたところ、だいたい3名から5名程度のお子さんが利用されているということでございました。予算審議のときにも少しお話出たと思うのですけれども、その足を確保するということが前提でやっぱり学童を統合したということがありますので、そのために学童を出すのはどうなのかみたいな議論もきっとあったかなというふうに思いますけれども、実際そこの部分のスクールバスを学童便として走らせているのであれば、1年生の例えば、上札内小学校の1年生が例えば入学して一定期間ですとか、あとは暑い夏の日とか冬期間など、徒歩の移動が難しいなという場合に、例えば限定してでも良いのですけれども、今の既存の上札内学童便の例えば余席利用で、小学校1年生の子たちを学童まで送迎するというようなことができるのではないかというふうに考えました。その辺り、その選択肢として検討することができないでしょうか。伺います。

答弁 村長 川尻年和

今回、この質問を受けて検討というか確認をさせていただきました。ひばり号につきましては、22席の補助席があって、最大28人乗れるようなそういうバスです。現在の利用者につきましては、平均3人から5人というところでありますけども、現在、中小の小学生20名ぐらいでしょうか、そういった乗せることは可能だと思います。しかしながら、上札内交流館前の出発が14時45分というような状況の中で、中小の1年生の下校につきましては13時となりますので、時間がちょっと合わないというような課題がありますね。学校でちょっと待機させることになるのかなと、そうすることで対応はできるのかなと思うのですけれども、その辺の調整とか検討が必要になってくるのではないかなというふうに考えます。

答弁 教育長 上田禎子

今、村長がおっしゃったように、時間帯が合う合わないという部分はもちろんあると思います。ただ、教育委員会としましては、すぐにバスに乗るということではなくて、やはりたくましい子どもに育てていくために何が必要か。15の春には、村の子供たちは、一旦村外のほとんどの子どもたちが村外の高校に進学します。寮生活、下宿、バス時間も結構長く乗るという中で、基礎体力が非常に大事になってきます。やっぱり歩くということは体力づくりの基本でありますし、小学校1年生だから2年生だからではなくて、以前から子どもたちはそういうところでたくましさを養ってきたというところがあると思います。木村議員も書いてくださっているように、自分で判断する、大人が一緒だと自分で判断しないので、やっぱり大人がいない、子ども同士だから自分で判断する、危機回避能力を高める、議員書いていただいているとおりなのですけれども、そういう力を養う、小学生の低学年からやっぱりそういう力は私は必要だというふうに思っています。自分の身は自分で守るという。冬道は氷の上はどうやって歩くのか、雨の日は、雨の中はどういうふうに歩いたら良いのかというのを、やはり安易にスクールバスに乗せるのではなくて、自分で体験させて体験から身につけてほしいというふうに思うところです。歩いていく中で外の景色を見たり、季節の匂いを感じたり、蝉が鳴いているねとか、カエルが鳴いているねとか、五感が刺激されて、記憶力だとか想像力が育つというふうに言われていますし、しっかりと自分の足で歩くことによって、骨密度とか、先ほど言いました基礎体力がつくというところもあります。少々の寒さや暑さの中、自分の足で目的地まで歩くことによって、できたと、小さな自信になったり、我慢強さというものを育てることにもなると思うのですね。子どもたちたくましく育てようと思うのですけど、ご家庭でもたくましく育てるためには、簡単なところとか安全なところばかりではたくましく育たないと思うのです。当然のごとく、先ほどアラートとか不審者とか、そういう特別なときにはきちっと対応はしておりますので、通常のときはやはり子どもたち同士で歩いていってほしいというふうに思います。そして必要な力を身につけてほしいと思います。中札内小学校、今年度、未計測から肥満度というのを見るのですけども、6学年のうち3学年が軽度・中度・高度の肥満度それぞれあるのですけど、軽度以上が20%超えているのが3学年あるのです。この肥満度を、やっぱり数値を下げていくことは、子どもたちの将来の生活習慣病とか大変なことにもつながっていきますから、やっぱりきちっと歩いたりすることで、活動量、運動量を増加させていくというところで、少し数値を下げていくということにもなると思うのですね。今の小学生の実態を踏まえた上で、保護者の方も家庭でもですね、スクリーンタイムを減らすとか、食事をきちっと取るとか、睡眠時間を確保するとか色々あると思いますけども、やっぱりその中で運動というのは肥満度を下げる一番大事なところでありますから、こういった小学校の実態を踏まえても、やはり安全に歩いていく、危険なときはきちんと対応するというようなことで進めていきたいというふうに思っております。

質問 4番 木村優子

川尻村長の方からは、待機をするというその調整でもしかしたら可能ではないかというご答弁をいただいたのと、教育長の方からは、歩くことによるメリットといいますか、子どもたちの成長に良い効果をもたらすということで、ご説明はいただいたところでございます。その考え方は否定する訳でも全然ないのですが、その学童の下校時というのと普通の登下校の状況というのはちょっと私は違うというふうに思っていまして、体力的にとか健康的に育てる、たくましいお子さんを育てるというのはもちろんすごく大事なことで、その考えには賛同はするのですが、やはり学童保育という福祉に関する事業を利用するという観点でいくと、やはり安全確保がまず第一だというふうに私の方では考えているところです。今のお話だと、スクールバスを、では常時利用している子どもたちはどうなるのかなとか、普通に登下校している子たちは歩いていますけれども、スクールバスをずっと乗っている子は乗るので、学童から小学校に移動するその距離だけの問題ではないのかなというふうにちょっと受け止めるものですから、考え方は全然賛成するのですけれども、そこと安全確保というか、児童福祉の部分の事業のあり方というのとでは、そこは私は分けて考えて良いのではないかなというふうに思っているところです。この辺りはちょっと見解が違いますので、どういうふうにされるかというのは、検討いただけるのか、調整をしていただけるのか、その辺りは、今の場では理事者側といいますか、役場の執行の方で考えていただいて、ご検討いただけたらなというふうに思うところでございます。あとは、将来的な学校施設と既存の施設活用についてございます。現時点では、小学校内の余裕教室や文化創造センターの活用が難しいということ。あとは児童館を今後も拠点として、放課後児童クラブの拠点として運営していく考えであるということはもちろん理解はしているところでございます。ただ、今国が示しています放課後児童対策パッケージというのがあります。これは学童の施設を整備したり人材を確保したりというところで、基準になるようなパッケージというのが毎年更新されて、国の方から出るのですけれども、その中では、学校施設の積極的な活用としては、余裕教室だけではなくて、例えば低学年の普通教室だったり、特別教室だったり、学校図書館等のタイムシェアっていうのですか、時間によって区切ってそこを放課後教室として利用するというようなやり方がありますので、それに即してできるだけ児童の居場所なり放課後児童クラブの運用をお願いしたいということで自治体に促しているものなのですけれども、今常設的に学校内を学童として実施するということが難しい、今は状況ですけれども、異常気象時ですとか、あとは不審者情報があった場合とかに、学校待機とか一時待機、又は将来的な学校近接型について、福祉課さんと教育委員会が連携して検討課題として整理をしていただけるといいなというふうに思うのですけれども、その辺りのお考えについてお伺いをしたいと思います。

答弁 副村長 尾野悟里

それでは、私の方から将来的なというところで、先ほど木村議員もおっしゃっていたように、本来であれば学校の近くにあった方が子どもたちの安全確保という面で一番良いというのは、それは我々も同じ認識でございます。ただ、現実として児童館が離れている面ですとか、やはりこの間、長寿命化工事を行ってきた。あるいは、新たに建てるとなると、また国も今補助制度がありますけども、100%の補助がある訳ではありませんので、では、今利用できている施設があるのに建てるのかという議論にもなります。当然、また学校の教室も今空き教室がある訳ではないですし、学校終わったあと、また別の団体が使うとなると、やはり学校の先生方の運営・学校運営ともやっぱり調整しなければならない面というのもありますので、例えば、今後児童数が明らかに減っていくですとか、そういった社会状況の変化に合わせて、学童の位置とかあり方も考えていかなければならないですけども、ただ現状は、先ほどの村長答弁にもあったとおり、通学路の安全対策も比較的都市部と違って、交通量が極端に多かったり、途中で大きな河川ですとか、そういったものがあるというのもうちの通学路上、いわゆる登所路上は中々少ないというのもあります。それ以外のアラート対策ですとか不審者情報対策というのは、現に今、教育委員会、福祉課含めてやっておりますので、当面はそのやり方で、子どもたちの安全を守るという視点は基本的に変わりませんので、現状できる範囲での措置で対応してまいりたいというふうに考えております。

質問 4番 木村優子

分かりました。村として、今いろんな対応をしていただいているのは、今回の一般質問でも明らかになったところですし、それでも保護者の方からはやはり不安だというふうにお声をいただくというような状況が、例えばこれからもあるのであれば、その内容を、保護者の方に分かりやすく示すということも必要なのかなというふうに思っています。改善の余地があるというふうに考えていただけるのであれば、その部分は具体的な改善策をお願いしたいなというふうに思います。大きな施設整備を伴わなくても、保護者に見える形で安全対策を整理するということはできると思いますので、ぜひ次年度に向けて、入所の手引きですとか保護者説明、あとは安全のマニュアルとか点検の見直し、点検していただいているものの情報共有ですね、そういった形で保護者の方にも示していただきたいと思いますし、その辺りはお願いしたいと思います。最後に、今後も利用する子どもたちや保護者の方に、ぜひ、その方たちの声に耳を傾けながら、もし不安が、例えば相談があった際には、不安解消につなげる対応を取っていただきたいと思いますし、今、児童館の環境すごく良いというのは私も承知しています。子どもたちが伸び伸びと大声を出して、公園だったりお外で遊んだり、中にはやっぱりエアコンもありということで、かなり快適な環境で過ごすことができているというのは重々理解はしているところですので、その部分は、うちの学童、本当にありがたいなというふうに保護者の方も思っているとは思うのですけれども、そことは別で、やはりそれがあってもやっぱりその安全対策に関する不安というのは、毎年お声はいただいていますので、その部分をなるべく解消できるように説明をしていただきながら、今後も安心・安全な居場所として放課後児童クラブの運営をお願いしたいなということを改めてお伝えしまして、今回の一般質問を終えたいと思います。ありがとうございました。

出典:中札内村議会 令和8年6月定例会 2026年6月8日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる