みんなの議会

上富良野町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月18日

(1)外国人による日本での土地取得に対する町の対応について/(2)消防本部移転計画の再考と住民安全確保について

2025年9月18日、上富良野町議会の一般質問で、林敬永議員が「外国人による日本での土地取得に対する町の対応について」「消防本部移転計画の再考と住民安全確保について」について質問し、町長 斉藤繁が答弁しました。

質問者
林敬永 議員
答弁者
町長 斉藤繁

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 6番 林敬永

私は、2項目について一般質問をさせていただきます。まず、1項目めであります。外国人による日本での土地取得に対する町の対応について、お伺いいたします。近年、外国人による日本での土地取得に対する自治体の対応については、ここ数年で全国的に注目が集まっており、特に安全保障や水資源の保全といった観点から、各自治体が対応を進めております。北海道内においても、外国人名義による森林伐採や無許可開発が行われ、北海道が開発停止の勧告や建築確認申請の再提出を求めるなど、異例の措置が行われている現状にあります。当町においても、外国人の方による土地取得が聞かれますが、外国人・外国資本による土地取得は、町民において生活する上での不安等もあることから、情報公開と自治体としての明確な方針が求められていると考えますので、以下の点について町長の考えをお伺いいたします。1 点 目 、 一 般 的 に 用 地 の 売 買 が 進 め ら れ た 場合、地域に与える経済的影響について、町長はどの よ う に 分 析 さ れ て い る の か 、 お 伺 い い た し ます。2点目、町内の土地が売買されることにより、地域の文化、風土、景観に影響を及ぼす可能性があると考えますが、町としてこれからどのように対応していくのかをお伺いいたします。2項目めです。消防本部移転計画の再考と住民安全確保について、お伺いいたします。さきの報道にありました富良野広域連合における消防本部機能を富良野市へ移転する計画について、私としては寝耳に水のことであり、このことは上富良野町の地理的特性と住民の安全・安心に重大な影響を及ぼすものであり、看過することのできない重要なことだと考えます。本町住民の生命・財産を守る上で不可欠な消防サービスの質の維持、特に初期消火や救急搬送における対応時間の確保は最重要課題であります。ついては、この移転計画について、上富良野町にもたらす影響と本町の消防体制の維持・強化について、町長の考えを伺い、計画の再考を強く求め、以下の点についてお伺いいたします。― 38 ―1点目、消防本部機能が上富良野町に置かれている理由は、どのような理由からと町長は理解しているのか伺います。2点目、今後、どのようなタイムスケジュールで消防本部機能が富良野市へ移転されるのか、計画の具体的な内容と、その決定に至る経緯について、お伺いいたします。また、上富良野消防署への影響についての町長の認識を伺います。3点目です。このたびの消防本部移転計画に関して、上富良野消防署への影響等を町民へ説明する考えについて、お伺いいたします。4点目、消防本部が移転しても、消防署の機能は維持されるとのことだが、現状の配置人員や装備で、住民の期待する消防サービスを継続的に提供できると考えておりますか。町として、消防隊員や救急隊員の増員、または車両・資機材の増強など、本町単独、あるいは広域 連 合 内 で の 具 体 的 な 消 防 体 制 の 維 持 ・ 強 化 策を、上富良野町長として広域連合へ働きかける考えはあるのか、お伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の2項目の御質問にお答えいたします。まず、1項目めの土地取得に対する町の対応についての2点の御質問にお答えいたします。1点目の地域に与える経済的影響についてでありますが、実際に分析をしているものではございませんので、一般論として申し上げたいと思います。国内・国外の資本にかかわらず、山林や宅地の売買だけでは、地域への経済的影響は売買の対象者以外にはないと考えます。取得した土地の活用が地域の実情に沿ったものであれば、十分地域の雇用や経済に寄与していただけるものと考えております。一方、最近、道内で報道等にあるような規制や基準を超えるような行為があったり、地域の企業や事業者との連携など実情を考慮しない運営がある場合には、地域経済によい影響があるとは言えないと考えます。また、取得された土地が何らかの理由でそのまま放置されたり、管理されていても利活用がされないような場合も、地域イメージの低下や地域の一体的な土地利用の阻害につながり、地域経済にもマイナスになると考えております。次に、2点目の町としての対応についてでありますが、外国資本であっても経済的な取引や会社運営などでは国内の資本と差異はないと考えられる一方、商慣習や生活習慣、学校やごみ処理、公害対策などの認識の差において、それらの周知徹底等に行政経費がかかる可能性や、所有者が国外在住の場合の連絡調整経費の負担増やトラブル時の対処に国内企業以上の労力と時間・経費が必要になることも考えられます。国内・国外資本、いずれにせよ規制を超えるなど し て 行 政 指 導 を 行 っ て も 聞 か な い よ う な 場 合は、警察の対応や裁判の対応に発展するものと考えます。投資により広く土地が買い占められたりすることで、価格が高騰し、民間・行政を問わず取得が困難になったり、特定の国の方が集住するエリアが形成されたりすることで、議員御質問の地域の文化、風土、景観への影響は考えられると思います。いずれにせよ、農地法や水源保全区域などの規制のほかには直接個人の土地の売買に事前に許可や申請を要するものはなく、土地の利活用の際に開発行為や伐採届、都市計画の用途地域や景観等の許可や届出が生じるものでありますので、現行の法律や条例で規制や指導ができるものについては、適切に対応してまいりたいと存じます。一方、最近、道内の自治体においても、条例等を新たに制定し、法律の範囲内でありながらも過度な開発や不適切な構築物、不適切な土地利用等を制限する動きも見られますことから、本町においても、これらの先進的な事例を学び、どのような対応が必要になるのか、国の法制度も注視しながら調査・研究を行わなければならないと考えております。いずれにいたしましても、新たな条例等を制定する際には、個人の権利等を制限する可能性もあることから、関係法令や関係機関、地域の実情などを十分考慮し、慎重に取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの消防本部移転計画と住民安全確 保 に つ い て の 4 点 の 御 質 問 に お 答 え い た し ます。まず、1点目の消防本部機能が本町に置かれている理由についてでありますが、当時の市町村長や担当者などにより、広域連合をどのように進めるかという意見、議論をした結果、市町村における機能の分担等を考慮して決定されたものとなっております。次 に 、 2 点 目 の 消 防 本 部 移 転 の タ イ ム ス ケジュールについてでありますが、本部移転に伴い富良野消防署庁舎の増築工事が行われ、令和7年― 39 ―度に基本設計、令和8年度に実施設計、令和9年度に増築工事を行い、令和10年度に消防本部を移転する計画となっております。決定に至る経緯については、令和10年度に消防救急デジタル無線を更新し、併せて通信指令台を導入し連携を行う計画となっており、令和11年度に通信の一元化の運用開始予定であることを踏まえ検討した結果、令和10年度に消防本部を移転し、通信一元化の運用開始に向けた業務を進め、設備の設置が完了した時点で取扱い訓練を行うなど準備が必要とのことから、決定に至ったものと考えております。また、上富良野消防署への影響については、本部移転後においても、住民の生命・財産を守る上で不可欠な消防サービス、特に初期消火や救急搬送における対応について、影響はないものと考えております。次に、3点目の町民へ説明する考えについてであ り ま す が 、 2 点 目 の 答 弁 で も 申 し 上 げ ま し たが 、 住 民 の 生 命 ・ 財 産 を 守 る 上 で 不 可 欠 な 消 防サービス、特に初期消火や救急搬送における対応について、上富良野消防署への影響はないと考えておりますので、説明会などによる住民への説明は考えておりませんので、御理解をお願いいたします。次に、4点目の消防サービスの提供、消防体制の維持・強化策についてでありますが、通信一元化の目的は出動体制の強化であり、広域連合の市町 村 を 一 つ の 地 域 と し て 、 災 害 情 報 は 指 令 セ ンターに集め、災害規模に対応した人員、装備を初動段階から発災地に集結させることにつながりますので、本町にとっても、全構成市町村にとっても、初動体制の強化が期待でき、消防本部移転の影響で上富良野消防署の消防力が低下することは考えられず、住民の期待する消防サービスを継続的に提供できるものと考えております。また、今後配備する装備等を各消防署がそれぞれ配備するよりも、共同で購入するなど効率的に運用できるよう協議し、消防力の維持強化に係る経費も軽減できると考えております。消防職員の増員については、消防本部の移転に伴う増員の考えはありませんが、定年延長に伴う活動人員の確保に向け検討したいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 6番 林敬永

それでは、2項目あります け れ ど も 、 1 項 目 ず つ 質 問 さ せ て い た だ き ます。ま ず 、 1 点 目 の 外 国 人 の 方 に よ る 日 本 で の 土地、町内における土地売買ということで、この質問については、今年の6月の定例会以後、起こった当町の事案だと私は思っております。いつもお話しするように、私は選挙で選ばれてきて、議員という資格を得させていただきました。町長も同じであります。ですから、その勤務時間内外問わず、絶えず公職者という意味合いでございますので、そういう意味で、質問にお答えいただければと思います。一つ目の質問が、私、一番のものであります。1 点 目 は 、 町 内 、 地 域 に 与 え る 影 響 と い う こ とで、分析しているのかとお伺いしております。町長は、しているものではないと答えておりますけれ ど も 、 な ぜ し な い の か な と 思 う の で す け れ ども、当町において、そういう方々の売買による他自治体におけるいろいろな問題を見れば、当町も観光がありますので、そうした中では、対応策というのは絶えず考えなければいけないと思うのですが、そうしたことの分析等も何もしていないという理解でよろしいでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。他の町村で起きている事柄の事例については承知しております。ただ、分析となると、当然統計的な分析になろうかと思いますが、そういうノウハウ、事例等、サンプル数等の問題もありますので、そういう数学的な科学的な分析は当然行えませんし、行ってはいません。ただ、他の事例で、町村で起きていることがどういうことが起きてどういう結果がというのは、それは私以外に職員も承知のことかと存じております。以上です。

質問 6番 林敬永

そういうお考えということなのだなと思います。私は、町内においてそういう事案が起きたときには、突発的に対応できるということはまず不可能かなという考えを持っています。だから、日頃からそういうものに対する考えを持って、公務に当たらなければいけないと考えております。町長は、この2か月、7月、8月の間に、私たち議会議員に対して、非公式でありますけれども意見交換を求めて、いろいろなお話をしていただけました。結果、その部分については、今ここの場所でお知らせをするということはございませんけれども、ただ、冒頭言ったとおり、町長としての公務、責務があります。その中で、少しでも上― 40 ―富良野町において、そういう外国系の資本の何かがあるのではないかということがあれば、即座に公式な対応を取るべきだと思いますけれども、その点は町長はどうお考えか、お伺いいたしたいと思います。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。実際の土地の売買が誰がいつどのようにというのは、国内・国外を問わずリアルタイムで知り得ることはほぼ不可能です。ですので、統一的な対応というのは難しいのかなと思っております。以上です。

質問 6番 林敬永

土地売買等は届出等のものが送られてきますので、時間差、タイムラグもあるし、そういう商行為が来たからといって、それを阻害するようなこともできないのは当然ごく当たり前のものでありますけれども、今、私の質問の中の二つ目にもありますけれども、特定の国の方々が集住するエリアが形成されたりすることで、地域の文化、風土、景観への影響等が考えられ る と お 答 え い た だ い て お り ま す 。 と い う こ とは、町内において、そういうことの心配が発生するということでありますので、法律が優先されますが、そういうことがないような対応を考えていかなければいけないと私は思います。町長は、その点はどうでしょうか。新たな条例を制定する場合には、いろいろなものを配慮しなければいけないということをお答えいただいておりますけれども、そうしたものも今も現状的には、昨日の新聞にもございましたけれども、財産形成目的とか、転売目的とか、いろいろ な こ と が 、 そ う い う 報 道 で も な さ れ て お り ます。そうしたことが当町においてはないようなものを考えていかなければいけないと私は思いますが、町長は、新たなそういう事案が出てきたときのためにも新しい条例等を制定して、町民が安全で安心して暮らせるようなまちづくりを進めていくかどうか、考えがあるか、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。外国人の方が土地の取得を含めて、土地を取得してそこに大勢の方が、土地を取得しなくてもある一定のコミュニティができる場合もあります。それを防ぐのは、現行法では、居住の自由が保障されているので、なかなかそこに住んではいけないと制限するのは難しいと思います。では、どういうふうに解決するのかというと、やはり日本のルール、特にごみとか、そういう普通の我々の暮らしている日本のルールをしっかり守ってもらう、それに尽きるのかなと、それ以外解決方法はなかなか見いだせない。ルールを守ってもらうということがなかなか労力を要する、時間を要することですので、全国的にもニュースになっているのかなと考えております。そ れ に 関 連 し て 、 新 た な 条 例 を と い う 話 で すが 、 特 に 外 国 人 の 方 に 限 っ て 適 用 す る よ う な 条例、また、外国人の方に限って取得を制限したりというのはなかなか現実的に難しいのかなと、強制力のある条例、やはり法律を超えるような規制を加えるのは今のところは難しい、そのように考え て お り ま す が 、 釧 路 の 道 東 の ほ う で も 、 今 、ニュースになっておりますが、できる範囲で、外国人、外国人ではない、そういうのを問わずに開発行為に対する何らかの歯止めというのは研究していかなければならないと考えております。以上です。

質問 6番 林敬永

新たな条例など、そういう も の の 対 応 策 に つ い て は 研 究 と い う お 話 で すが、先般8月7日の全員協議会の協議事項のときにも、私、こういうお話をしたときには、検討していかなければならないと町長は答えられております。今は研究していかなければならないという答弁だったのですけれども、研究で終わって、その先に進むのはまだまだ時間がかかるということでよろしいでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。地域の住民の合意、規制の内容によっては、そういうものも絡んでくるかもしれませんので、いついつまでにできるとか、このぐらいの条例だったらいつまでと、予断をもって申し上げることはで き ま せ ん が 、 調 査 ・ 研 究 、 検 討 し て 、 そ れ は我々の暮らしとか景観を守るためにそういう研究をしておりますので、当然将来的には、そういうことを規制といいますか、抑制できるような条例を目指して、調査・研究、検討してまいりたいと思っております。以上です。

質問 6番 林敬永

事案が起きてからでは遅いと思うのです。今、現実に、道内の自治体でも新しい条例をつくったりしておりますので、だか― 41 ―ら、事案が起きたから、それに対して何をするではなくて、もう既に心配が起きているので、それに対する条例を制定するなり、早急に行う考えはあ る か 、 な い か 、 お 答 え い た だ け れ ば と 思 い ます。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。昨今、話題になっているのはメガソーラーのことかと思いますが、具体的にメガソーラーのことを条例で抑制しようとしているわけですが、土地を利用するに当たって、構築物はメガソーラー以外にもあり、メガソーラーを条例で規制したら、また次はこういうものと、いたちごっこといいます か 、 そ う な っ て し ま い 、 事 案 ご と に 条 例 を つくっていかなければならないのかなと考えております。そういうものを一括で抑制、規制できるよう な 条 例 と い う の は 、 今 の と こ ろ 見 た こ と は なく、やはり特定の構築物とかに限られた条例ですので、あとあるとすれば景観条例です。これをどういうふうに読み込んで、改正がどこまでいけるのか、その辺は調査・研究を他の市町村の状況等をいろいろ見ながら進めていきたいと考えております。以上です。

質問 6番 林敬永

ぜひ、そういう新しい条例を制定するように、早急に取り組んでいただきたいと思います。何度も言うようですけれども、住んでいる状況の中で、ある日突然地権者が替わって、ある日草がぼうぼうになって、どうなったのだということになる前に、ぜひ、町長においては、早急にそういうものの研究、検討を始めていただいて、何が障害になるのか、もう全国的な事例も出てきておりますので、ぜひ、その点をもう一度、町長に確認させていただきたいと思います。早急な着手に入っていただきたいと思いますが、この点いかがでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。繰 り 返 し に な り ま す が 、 土 地 の 取 得 に つ い ては、事前に市町村の同意とか許可はなかなか難しいので、所有権の取得について制限を設けるというのは、条例では厳しいと思っております。その後、放置されるのか、構築物、建物が建つのか、いろいろな利用がありますので、利用し始めたときは当然所有権は移っておりますので、結局事後になってしまいますが、今、上富良野では起こっておりませんが、想像できる範囲で今後対応できるような調査・研究は進めていきたいと思っております。以上です。

質問 6番 林敬永

く ど い よ う で す け れ ども、一般の宅地をただ買うだけでは確かに土地の届 出 は な い で す よ ね 。 た だ 、 開 発 行 為 が 伴 う 場合、当然ながら面積要件で許可が必要となったりします。そういうときに、市町村長の意見をつける云々というのはあるかと思います。そういう点について、私は、町長にぜひ安心して住めるまちづくりという観点で動いていただきたいと思いますが、その点はどうでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。開発行為についても、市町村長、首長の許可ではございません。あくまでも平米数を超えた場合の届出ですので、それは受理しないとならない。実際に、そこにものが建ったりするときは建築基準法とか具体的な法律の規制がかかってきますので、土地の取得については本当になかなか難しいと考えております。

質問 6番 林敬永

私 が 今 聞 い て い る 中 では、上富良野町内において、外国系の方が土地を取得する場合、開発行為をする場合、いろいろな法律があって、町として、町長としては規制することは現行でもできない。だから、そのことにおいて、新たな条例をつくろうとしても、法律の壁があるから無理です。ただ、研究はしていきたいと思いますという解釈でよろしいでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。土地の取得については、規制は難しいということです。次の段階で、利用するに当たっては、荒れ地に規制するのはなかなかあれですけれども、実際に作為的に構築物を建てたり、何か建物を建てるときには、法律を上回る規制を条例でかけるのは厳しい部分がありますが、法律の範囲の中でも何ができるのかというのは、調査・研究していかなければならないと考えております。以上です。

質問 6番 林敬永

私も行政マンをやっていましたから、ある程度は分かりますけれども、今― 42 ―は町長がよく言う、時代が変わってきたという部分、そういう面でいけば、自らそういう法律をつくるというのはあるべきものかなと思います。土地の取得だけにこだわっているわけではありません。私自身は、町長が7月に自身で行った行動について疑問符がついているから、こういう御質問をするだけであります。ぜひ、上富良野町の町内における外国系、外国だから悪いとかと解釈されるとちょっと困りますけれども、日本人も同じですが、そういうことに対しても、町がとにかく乱開発されるとか、されないとか、そういうことに対するしっかりした身を 守 る た め の も の を 十 分 検 討 し て い た だ き た いと、私は考えておりますので、くどいようですけれ ど も 、 町 の こ れ か ら の ま ち づ く り を 考 え る 上で、ありとあらゆるものに対する対応策については、今後も研究・検討、制定等をしていただきたいと思いますが、この点は私と考えが違うのか、お聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。国外・国内の資本、外国人・日本人問わず、開発行為における、景観等も含めてですけれども、それについてはしっかり守っていけるようにしていかなければならないと思っております。以上です。

質問 6番 林敬永

次の質問に移らせていただ き ま す 。 消 防 本 部 の 移 転 に つ い て で ご ざ い ます。こちらについても、寝耳に水と質問でも入れさせていただきましたけれども、私は広域連合の議員 で は ご ざ い ま せ ん の で 、 ま さ か こ ん な ふ う になっているというのも知りませんでした。突然、説明をされまして、その他の案件ということを、全員協議会の中で説明をされてございます。今回、この質問の中の1点目も、私がお聞きしたかった一番のものですけれども、消防本部機能が、先ほど来、同僚議員の金子議員が一般質問をされておりました。それと重複する部分であります け れ ど も 、 上 富 良 野 に 置 か れ た 理 由 と い う のを、町長はどういうふうに理解しているのかというのが一番私は伺いたかったところであります。一般質問2週間前に送らせていただいたもののお答えが、当時の市町村長や担当者が考えて、市町村における機能の分担等を考慮して決定されたという、本当に簡単なお答えをいただいて、至極残念でなりません。この残念でなりませんというのは、当然ながら、前段で同僚議員が質問した広域連合の消防本部の移転についてでございます。町長、本当に当時の市町村長の云々、これだけが町長の認識でしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。当時の議事録が残っております。最終的に、上富良野に置く理由としては、機能の分担等を考慮して上富良野にと、これは公式な見解で、当時の準備委員会の公式な見解です。以上です。

質問 6番 林敬永

今の町長の答弁にいくよりも、金子議員の質問のほうがすごく分かりやすかったのであれですけれども、当時、私も職員でありました。細かいものについては、広報紙を見たりするしかありませんでした、町職員といえども。ですから、今この議場にいる職員の中でも、本当に細かいことを知っているという方は少ないかと思います。このことについては、本当にびっくりするような、7月ですか、広域連合の臨時会があったときに、補正予算が提出されたときに……、6月17日だったということでございます。日付、ごめんな さ い 、 訂 正 さ せ て い た だ き ま す が 、 そ の と きに、私も同僚議員の方々と傍聴に行きました。補正予算が出された中で、修正動議を上富良野町の金子議員、また湯川議員が賛同いたしまして、提出されて、結果については否決となりましたが、本当に重大な局面を迎えていたのがありました。こんなに大切なことを私たち町民の代表である議会には直近まで何もなく、本当に何もなく、寝耳に水というのがまさにこれかなと思うのですけれども、そうしたことが投げかけられて本当に残念でございました。ただ、そうかといっても、斉藤町長は上富良野町長であります。上富良野町のことを守って頑張っていることについては変わりはないと思いますので、質問の中でさせていただきましたけれども、本部が移転したから消防サービスが低下するとは私は思っておりません。そんなことはあり得るわけがないので、そんなことよりも、町の中にある消防本部で、先人たちがいろいろな協議検討を重ね、時には嫌な思いをしてまでも上富良野町に本部を置いた理由というのがあるのにもかかわらず、ある日突然なくなります。そんなことがあって許されるのかなと私は思いました。よって、この質問もちょっと抽象的になって申し訳ありませんが、先ほどの前段の土地の問題― 43 ―と 併 せ て 消 防 本 部 の 移 転 、 同 僚 議 員 の 質 問 に もあった政策決定の過程の仕方について、町長はこの間、課長会議なり、政策調整会議なり、こうしたことについて諮ってきたのかどうかを確認させていただきたいと思います。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。広域連合の事務ですので、政策決定を上富良野町内でするということはございません。政策決定は、あくまでも広域連合の事務局で、消防と事務局、それが中心となって行っておりますので、上富良野町の庁舎内の政策決定というのはございません。また、先人の思い等もあったかと思いますが、それらは十分広域連合の議会で協議された結果だと思っております。以上です。

質問 6番 林敬永

広 域 連 合 の 臨 時 会 の とき、私も、金子議員が質問した中をよく聞いていましたけれども、そういう熟議されたような会話ではなかったと思います。突然出してきて、消防通信のデジタル化については反対はしない。それにくっついてきたように消防本部の移転の話が出てきた。そういうことを同僚議員も質問して、副連合長ということで斉藤町長も答えておりましたが、私は答えている理由がよく分かりませんでした、聞いていても。ですから、結果的に、上富良野で影響があるもの、そういう変わることについては、ぜひ事前に、行政でいけば政策調整会議にかけて、課長会議を行うことで、結果が出るということが一番だと思います。それによって、執行方 針 に も の る し 、 今 回 の 消 防 本 部 移 転 に つ い ては、広域連合の執行方針にも当初の執行方針にもない、広域計画にもない、何もない中でのこういうことだからこそ、しっかり協議する場を設けてほ し い と い う 、 私 の 一 般 質 問 で あ り ま す け れ ども、この点についてはどうでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。広域連合の議会が実際に開かれたわけです。そこで、その議論が熟議だったかどうか、熟議ではない、いや、熟議だった、それがどうだったというのは、私はそういうことは言う立場にはないと思 っ て お り ま す 。 そ れ ら も 含 め て 、 熟 議 か ど うか、それは個人の感想はあると思いますが、議論はしっかりされて議決された結果だと考えております。以上です。

質問 6番 林敬永

町長の思いと私の思いとはかみ合わないというのは、今お話をいただいたので分かりましたけれども、少なくても上富良野町には自治基本条例がございます。その自治基本条例にのっとった町政運営を進めていただきたいと私は思っています。この点については、町長としては、自治基本条例にのっとった手続を進めていると、お考えでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。町の政策であれば、自治基本条例にのっとって当然進めていくべきですが、厳密に言えば、町と別の機関のことです。町と別の機関といえば、警察とか、それらと同じような別の機関となりますので、自治基本条例の適用の範囲外かと考えております。以上です。

質問 6番 林敬永

すみません。ちょっと気持ちが入り込みすぎまして、土地のことと一緒になってしまいました。土地の対応についての進め方 、 そ し て 今 回 の 消 防 本 部 の 進 め 方 に つ い て 、しっかり上富良野町の自治基本条例に基づいた進め方を町長にお願いしたいという私の質問でしたので、消防だけの考えではなく、トータル的なものということで御理解いただいて、答弁いただいて終わりたいと思います。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。もちろん議員おっしゃるとおり、町の行政に関しては、我々の権能の及ぶところについてはしっかりと自治基本条例に基づいて行っていきたいと思いますが、災害等、やむを得ない場合も将来といいますか、現実的にございますので、緊急を要する場合というのは多々想定されますので、それらは別として、基本的には皆さんにしっかりとお話をして進めていきたいと考えております。以上です。

出典:上富良野町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月18日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる