みんなの議会

栗山町議会 令和2年第6回定例会 2020年9月8日

小中学校における少人数学級の実現について

2020年9月8日、栗山町議会の一般質問で、佐藤功議員が「小中学校における少人数学級の実現について」質問し、町長 佐々木学、教育長 南條宏、教育総括兼学校教育課長 秦野加寿彦が答弁しました。

質問者
佐藤功 議員
答弁者
町長 佐々木学、教育長 南條宏、教育総括兼学校教育課長 秦野加寿彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 6番 佐藤功

通告に従い質問したいと思います。1つ、小中学校における少人数学級の実現について。新型コロナウイルス感染症が長期化する中、子供たちは3か月にわたる長期休校、分散登校、学校再開とかつてない不安を抱えています。コロナ禍の中で教職員は少人数による教育を経験し、子供一人一人に目が行き届くことを実感しています。第2回北海道議会定例会において道教育委員長も、少人数で授業を行うことにより、児童生徒一人一人の学習状況や心身の健康状態のきめ細かな把握に効果があったと発言しています。私も子供たち一人一人の学びの保障、感染防止、心身のケアなどには少人数学級が有効であると思います。そこで、小中学校における少人数学級の実現について教育長の見解を伺います。2、地域おこし協力隊の活動に関する情報発信について。地域おこし協力隊の重要な目的の1つは地域おこしです。地域の課題解決のため、事業分野として子育て支援、地域特産品を活用した飲食店、買物弱者支援、まちづくり支援などが想定されています。協力隊の活動についてもっと町民に知ってもらう必要があると思い、次の点について伺います。①、地域おこし協力隊が様々な活動をしているが、もっとその内容を町民に周知することが必要であると考えるが、町長の見解は。②、協力隊の定住、起業などに対する相談体制は。以上です。

答弁 町長 佐々木学

2点目の地域おこし協力隊の活動に関する情報発信についてでありますが、地域おこし協力隊制度は平成21年度に総務省が制度化したもので、地方自治体が都市住民を受け入れ、地域おこし協力隊員として委嘱し、一定期間地域に居住して、地場産品の開発や販売、PRなどの地域おこしの支援や農林水産業への従事、住民の生活支援などの地域協力活動を行いながら、その地域への定住、定着を図ることを目的とするものであります。本町では平成27年度より、自然教育支援員をはじめ農業振興支援員、就農実習生のほか、町のPR活動、ものづくりDIY工房事業の推進などを目的に、これまで合わせて26名を協力隊員として委嘱し、現在もそのうち7名が現役隊員として活動しているところであります。そこで、①の地域おこし協力隊員の様々な活動内容をもっと町民に周知すべきとのご質問でありますが、町といたしましても各隊員の活動状況を広く町民に知っていただくことは大変重要であると認識しており、毎月広報誌を通じ隊員の活動内容を報告しております。また、各隊員も自らそれぞれの分野における様々な事業や地域活動で起きたことなどをホームページやブログ、SNSなど各情報媒体を通じて情報発信しております。今後におきましてもあらゆる機会、媒体を通じてさらなる町民周知に努めてまいりたいと思います。ご質問②の協力隊員の定住、起業などに対する相談体制についてでありますが、本町における任期終了後の隊員につきましては、NPO法人への就職や新規就農、地域商社の起業など、これまで13名が町内に定住し、定住率は8割を超える状況であります。各隊員の起業などに対する相談体制につきましては、経営企画課が総合窓口となり、各分野の担当課と連携して対応しております。また、町では、平成30年7月に協力隊員が本町で起業を行った際、隊員1人につき100万円を上限とする地域おこし協力隊起業支援事業補助金を制定したほか、各分野における様々な研修制度や総務省の地域力創造アドバイザー制度を活用し、実践者から起業に向けた知恵や工夫などの助言をいただくなど、隊員の将来設計に合わせ、起業化支援策を講じております。今、都市に住む若い人たちは、様々な理由で自然豊かな地方に注目しております。地域おこし協力隊員は、人口減少や高齢化等の進行が著しい本町にとっても、町の新しい風となって地域活性化に貢献いただける重要な存在であります。引き続き若い視点と発想から本町の魅力を引き出し、地域住民とともに地域の課題解決に全力を注いでいただけるよう町としても全力でサポートしてまいります。ご質問1点目の小中学校における少人数学級の実現については教育委員会から答弁いたします。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

1点目の小中学校における少人数学級の実現についてのご質問でありますが、議員ご指摘のとおり、北海道教育委員会教育長は令和2年第2回北海道議会定例会において、新型コロナウイルス感染症対策として取り組んだ分散登校において、少人数での授業の実施が児童生徒一人一人の学習状況や心身の健康状況のきめ細やかな把握など円滑な学校再開に有効であったとの発言がありました。北海道においても、小学校1、2年生、中学校1年生を対象にこれまでもモデル事業として取組が進められておりました35人以下の少人数での学級編制について、令和2年度からの3か年計画で小学校3年生、4年生に拡大して実施することとしております。教育委員会といたしましても、北海道が進める制度の活用と併せ、これまで取り組んでまいりました児童生徒の習熟度に応じた指導やチームティーチングの実施による学びの保障、スクールカウンセラーの活用などによる心のケアへの適切な対応など、各学校の実情に応じたきめ細やかな指導ができるよう、教育環境の整備充実を図ることが重要であると考えております。今後さらなる少人数学級の実施拡大を図るためには、教員の増員に係る制度改革等も必要であることから、積極的に北海道教育委員会に対し本制度の本格実施を要望するとともに、北海道を通じて国への働きかけを行ってまいります。

質問 6番 佐藤功

1点目から質問したいと思います。少人数学級のメリットということで各方面で言われております。先ほどの中でも、北海道議会定例会でも言われているように、各界の発言はいろいろとあります。教育再生実行会議、文科省諮問機関、国での文部科学省と校長会会長の意見交換、政府の経済財政運営等改革の基本方針、全国知事会、市長会、町村会という形で、様々な形で少人数学級ということで言われております。栗山の場合、資料を頂いて見たのですけれども、多いところで一クラス34名、そういう形で、感染症対策ということで、一番多いところで教室の中の机の間隔だとか、どういうような形になっているか具体的に教えていただきたいと思っております。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

議員のご質問にお答えを申し上げます。議員にご報告いただいたとおり、現在各学校の1学級当たりの在籍数につきましては、栗山小学校では1学年が1学級当たり25名、2学年につきましては1学級当たり30名、3学年につきましては1学級当たり31名、4学年につきましては1学級当たり33あるいは34名の状況となっております。角田小学校、継立小学校についても、角田小学校につきましては1学年11、2学年14、3学年5、4学年13名ということで、継立小学校は1学年7、2学年6、3学年11、4学年11という状況でございます。また、中学校においては、現在3学級編制を行っておりますので、1学級当たり30名ないし31名の構成となっております。現在の教室のスペースから、2メートルという距離を保ちながら机の配置をすることは中学校においてはかなり厳しい状況もございますが、1メートル以上取ること、換気を十分行うこと等、3密を避けるための可能な限りの方策を取りながら学級運営を行っている状況でございます。

質問 6番 佐藤功

30名のところは厳しいと思いますけれども、少人数学級には、先ほど言われたように、いいところがたくさんあります。1つは、問題行動が減ったとか、子供の話を聞くことができたとか、先生が丁寧に勉強を見てくれる、少人数学級で感染症が拡大した場合休校のリスクを減らすことができる、いろんな形で学びの保障ができるという形で、先ほど答弁あったように、さらに34名のところを30名以下にするとか、そういう考えはどうでしょうか。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

議員ご指摘のとおり、1人の教師が見る生徒が少なければ少ないだけ教師の目は一人一人の子供たちに届きますし、細やかな指導あるいは細やかな配慮を持ちながらの助言等もできるような状況になってまいります。しかしながら、学校運営をしていく上で子供たちが減ればただそれだけでいいかというと、そういうことにもなりません。ある程度の人数を持って、その中で切磋琢磨しながら子供たちが互いに互いを高め合う、こういった学習も必要になってまいります。すぐに30名、25名と数を減らすことだけに着目するのではなくて、まずは現状の中で35名、この数を超えないような状況をつくり上げていきながら、子供たちがどのような学びができるのか、これを十分に慎重に検討した上で、今後さらなる人数の少ない学級編制が可能になるようなことが起これば、そういったものに果敢にチャレンジをしていくべきではないかなというふうに考えております。

質問 6番 佐藤功

私が6月議会で質問したとき以降、子供たちの心のケアとか体のケアとか、その辺りの状況は今どのぐらいの悩みとか相談を受けているのか、その辺り教えていただきたいと思っています。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

お答えを申し上げます。全般的に心のケアが必要な状況であるというふうに判断を強くされている子供は、該当者はおりません。しかしながら、長期にわたる休業が子供たち同士の学校の中で養うべき集団的な意識であるとか、あるいは単純に子供たちの気持ちとして友達と会いながら楽しく遊ぶことができなかったという、こういうストレスというのはあるのではないかなというふうに考えております。今各学校で、あるいは各学級単位で個別の生徒相談を行ってみたり、あるいはスクールカウンセラーを導入しておりますので、そういった方々に相談していただくようにご案内を申し上げるなり、様々な方法を使って、子供たちもそうですけれども、各家庭が持っている様々な悩みについても応えるような対応をしているところでございます。相談件数については総括のほうより報告させていただきます。

答弁 教育総括兼学校教育課長 秦野加寿彦

スクールカウンセラー等の状況と相談件数につきましては、具体的な数字については、大変申し訳ございません。把握しておりませんが、昨年度の実績におきましては、スクールカウンセラーの配置状況と実績ということで、月2回の相談活動ということで小学校では34回、中学校では61回、計95回の相談件数がございました。これと併せまして今回、今ほど教育長より答弁ございましたとおり、今回のコロナ禍等々におきまして児童生徒の関係も含めより多く必要だということもございまして、現在福祉課とも連携しながら、先日学校医と養護教諭等々との打合せ会議で現在の学校の状況等について情報交換をさせていただいたところでございます。今後も含めスクールカウンセラー並びに養護教諭、担任等も含めて総合的な判断で、かつ教育委員会に配置しております指導員並びに相談員等とも十分連携しながら情報把握に努めてまいりたいというふうに思っていますので、ご了解いただきたいと思います。

質問 6番 佐藤功

子供にとっては3か月間の休校、その後分散登校だとか夏休みも相当短くなって1週間ぐらいしかなかったという中、子供の心身の疲れとかいろんなことが、私も専門家の人に聞いたのですけれども、これから悩みだとかストレスとかが出てくるのでないかという形で、これからがすごく大切ではないかと思っております。そういう意味でも十分配慮しながら、子供の態度だとか、いろんなサインがいろいろと出てくると思います。北海道で「ほっとネット」という形で出ているのですけれども、この中でも心や体のサインという形でチェック項目がいろいろあると思いますけれども、さっき言った少人数学級で、先生が見れる数というのは少なければ少ないほど見れると思うのです。勉強だけではなくて、いろんな子供のサインが一人一人に目が届くのではないかと。そういう意味でも少人数学級というのはいいのでないかと。子供たちにとっても。あくまでも学校は子供が主役ですので、大人の中にはめ込むのではなくて、本当に子供のために栗山町ではいろいろと考えていただきたいと思っております。そういう意味でもこれから出てきますので、その辺十分注意していただきたいなと思っています。それと、9月1日にスクールサポートスタッフを募集しているという形で広報にも載りましたけれども、栗山小学校で2名、仕事内容は週18時間勤務、印刷とか文書配布、消毒、授業準備の仕事、それから学習指導員、各学校1名という形で出ております。そういうスタッフを入れることによって教員の負担が軽減すると思いますけれども、その分の時間子供たちに目を向けていくという、そういう形でそういうスタッフを募集した目的でしょうか。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

お答え申し上げます。議員ご指摘いただきました9月1日の広報等に記載させていただきましたスクールサポートスタッフ並びに学習指導員の募集の件でございますが、今申し上げたとおり、スクールサポートスタッフにつきましては、学校が行っている、あるいは担任が行っている様々な印刷業務、あるいは絵画、書道などもそうですけれども、そういったものを展示する業務であるとか、軽作業といいますか、直接子供の指導には携わらないけれども、子供の指導にとって非常に大切なそういった業務を、より多くの力を借りて、できる限り担任に負担をかけないように進めるため募集させていただいているところでございます。これは国または道との連携の下で行っている事業でございますので、これからこういった方々に応募していただきながら配置してまいりたいというふうに考えております。また、学習指導員につきましては、より多くの目で子供たちの学習に携わっていくということで、正直なところ申し上げて、実際の授業というのはあくまでも教員免許を持っている教諭という者が実施しなければなりませんのでそちらが中心になりますけれども、そのサポートということで授業の中に入っていただく、あるいは放課後の段階でいろいろな子供たちの困り感について小まめに教えていただく、その他の部分としてご協力いただくように配置するものでございます。いずれにしてもこういったことで浮く時間につきましては、まずは担任の先生につきましては子供たちと一緒にいる時間を長くしていただきたい。その中で、子供たちの変化であるとか、子供たちの体調の不良であるとか、そういったものを速やかに見つけること、あるいは困り事があるのであれば、そういった子供たち、さらには保護者の方々等々と十分な話合いができる、こういう時間に使っていただきたいというふうに考えております。

質問 6番 佐藤功

先ほどの答弁の中にもありましたけれども、教員の増員が一番望ましいのではないかと思います。国では、全国的に大体10万人ぐらい必要でないかという形で国会で質問があって、そんなにできないという形で、大体10校に1人ぐらいの割合でという形で答弁されておりますけれども、先ほど言ったように、先生方の長時間だとか業務を軽減する意味でも教員を増やしていったほうが、先ほど答弁あったように、北海道教育委員会なり、また国に対しても積極的に働きかけていただきたいなと思っております。1つ目については以上で終わりたいと思います。引き続き2つ目の質問に行きたいと思います。地域おこし協力隊という形で質問したのですけれども、先ほど答弁あったように、町民からの声を聞いて、はっきり言って分からないというか、一部には目に見えるのですけれども、全体的にいろんな形の分野に来ているのですけれども、その辺りのPRが足りなくていろんな誤解を招いて、おかしいのでないかとか格差があるのでないかとかいろんな形で出ていますので、広報も私も毎月見ているのですけれども、地味なと言ったら怒られてしまうけれども、農業だとかNPO法人だとか、農業支援員だとか就農実習生とかという形で、その辺りの人たちのほうにもPRを、町として広報にもっと載せてほしいなという形のものを今後考えていただきたいと思っています。その辺りどうでしょうか。

答弁 町長 佐々木学

今佐藤議員のほうから、地域おこし協力隊、今栗山で本当に頑張っていただいておりますので、そういった方々の活動を多くの町民に認知していただくためにはまだまだ周知が足りないのでないかというようなご指摘をいただいたところでありますが、冒頭申し上げましたとおり、広報等々での活動報告なりやっておりますが、そういったお話もありますので、もしそこが十分でないとすれば、まだまだいろんな方法を通じてやっていかなければならないかなというふうに考えているところであります。隊員の皆さんと我々行政、そして地域の皆さん、3者が一体となってこの取組を進めていかなければ、地域おこし協力隊制度の効果といいましょうか、そういったものを発揮するということはできませんので、住民理解というところにこれからは視点をもっと置きながら、積極的にPRをさせていただきたいと思っております。

質問 6番 佐藤功

私も隊員の方に会って話を聞いたのですけれども、悩みがないというわけではないですけれども、悩みを聞いたら、就農だとかいろんな仕事に就いて最低3年ですよね。その後は自分で起業してやりたいという形で、起業するまでの間の1年前、2年たった後の1年間は準備期間としてやっていきたいという形で聞かれたのです。そういうところの補償だとか、起業してからの悩みだとか、定期的に悩み相談は聞いていると思いますけれども、2年たった後の残された1年は何とか起業に向けてやっていきたいと。支援面だとか、資金もかかりますし、農家でしたら土地の問題とか設備の問題とか、そういう形のものを準備期間として1年間欲しいのだという声も聞いたのですけれども、その辺りの体制はどうなっているかお聞きしたいのですけれども。

答弁 町長 佐々木学

地域おこし協力隊のうちの農業支援員のところでありますが、農業支援というか、新規就農の方については一般の地域おこし協力隊よりも優遇されている制度下にあるものでございまして、一般的には3年間というような隊員の期間があるわけでありますが、それが終わった後も農業制度の別の支援を受けられる、そういう期間もございますので、そういったようなところも使っていただきながら、何とか我々としてもスムーズに研修を積んで、そして新規就農に結びつくような支援を公社を通じながら行っているといったようなところでございます。私も多くの方々から新規就農者をもっと面倒見てやったらどうかというようなお話もいただいているのですけれども、手厚い支援制度の中で農業の場合はあります。ただ、私も毎年数回は新規就農者、就農された方のところにお伺いしていろんなお話を聞く機会も持っておりますし、また地域おこし協力隊の方々とも毎年委嘱状交付式をやりますので、そのときにその方が思っている抱負だとか将来の構想、そういったものもお聞きしながら、何とか皆さん方の夢が実現するような形で行政としても強力にバックアップをしていきたいと考えております。

質問 6番 佐藤功

具体的に聞きたいのですけれども、ものづくりDIY工房という形で2名、今鎌倉のほうに行って、今年ですよね、9月か10月に来られると思います。その後どうするのか。MARONプラザ、その中にものづくり工房を入れるのだという形を聞きましたけれども、どういうものをつくってどうするのかという形が見えていないというまちの声も聞いたので、将来的にそれを使ってどうするのか、5年、10年先の展望を聞かせていただきたいなと思っております。

答弁 町長 佐々木学

以前にもご説明をする機会があったかと思いますが、今駅前のところで進めております都市再生整備計画事業の一環として、以前農協さんのほうで所有していた赤れんがの倉庫がございますけれども、都市再生整備計画事業の中でその倉庫、MARONプラザと通称呼んでおりますが、そこの中でいろんな事業展開を考えております。1つはFM局の配備だとか、あとはその中に今ご質問にありましたDIY工房、こういったものを配置しながら、あそこを本町のにぎわいの拠点にしていきたいというふうに考えているところでございます。そこで、そのDIY工房を担う、地域おこし協力隊として2人、昨年採用したところでございまして、今年ともう一年実施期間がありますので、鎌倉のほうに行った研修の成果をこれからどういう形で栗山町のDIY工房に生かしていくか、そういったものも検証していただきながら活動を積み重ねて、そして将来的なDIY工房の運営に当たっていただくようなスタッフというふうに考えております。そこはそういう形であれですけれども、5年、10年先を見据えた展望というようなお話ありましたが、ホームページ等々でも出しておりますけれども、栗山町のグロースハックプロジェクトというのが進行しているわけでございます。このプロジェクトの中で、今年やっておりますまちなかレストランの創出事業ということでキッチンマネジャー、これを2名、地域おこし協力隊として募集をしておりますし、またMARONプラザの、ある程度民間の組織化をして、DIY工房なりキッチンなり、そういったものを総括的に観光の交流ということでそこを担っていただけるような方も2名、地域おこし協力隊ということで募集をしているところでございます。ですから、将来展望としては、あそこが私にとってはにぎわいの拠点として考えておりますので、そこをしっかりと民間の中で運営をしていただけるような、組織化をしながら、地域おこし協力隊で入ってきている方々が将来そこを担っていただくような、そんな構想というか、イメージを持ってそれぞれ事業を進めているところでありますし、協力隊の育成というか、そこに向かっていっていただくような町の支援をしていると、そんなようなところでございます。

質問 6番 佐藤功

地域活性化という形でうたわれておりますけれども、前から駅前通りの活性化と言われていて、なかなか空き店舗が埋まらないという状況で来ております。町のいろんな課題があると思います。その課題に向けて地域おこし協力隊の隊員を募集しているという形だと思います。ただ、毎回議会報告会だとかまちづくり懇談会とかいろんな中で、角田で店がないからあそこに何とか店を出してほしいという形で出ているのですけれども、将来的というか、早くやってほしいのですけれども、角田だとか、それから今建設中である中央団地の移転で8区、10区ですか、あの辺りの商店もないという形で、買物弱者の支援という形での地域おこし協力隊の配置だとか、将来の展望に向けた形のまちづくりに対しての考えはどうなのでしょうか。ご見解をお願いします。

答弁 町長 佐々木学

本町が行っている地域おこし協力隊の募集の関係については、私は大きく2つあると思っているのですが、1つは、先ほどご説明した町の施策、これに合致したというか、協力隊で栗山を選んで応募してくれる方々の考えと町の施策として進めようとしているものがマッチングするような、そういった募集の仕方もあるわけでございます。そのほか、それぞれ地域おこし協力隊の皆さんが夢を持って地方に移住定住を考えて、そして栗山でご自身のスキルを高めながら、でき得れば栗山町に定住移住をしていただいて、まちづくりの一翼を担っていただくような存在になっていただければいいかなということで、目的を持って募集するものと一般的に栗山のまちづくりに参加していただくというような、どちらかというと地域おこし協力隊自らが応募してくる、そういうような2つの方法があるわけでありますけれども、今佐藤議員の言われました町の課題がいろいろあるわけです。そういったようなところに協力隊の制度が使えるようなものがこれから出てくれば、先ほどご説明したグロースハックプロジェクトみたいな、そういうものにも使いながら新しい事業目的、こういう目的で地域おこし協力隊を募集しますというような、そんな募集の仕方も絡めながら、積極的にこれからも募集に当たっていきたいと思っております。

質問 6番 佐藤功

平成28年度から、ふるさと納税の仕組みを活用して地域おこし協力隊員の起業を応援する地域おこし協力隊クラウドファンディング、官民連携事業ということで取り組んでおります。この制度を利用している個人だとか団体はどのぐらい栗山にいるのでしょうか。

答弁 町長 佐々木学

質問の趣旨を確認させていただきますが、以前に地域おこし協力隊自らがクラウドファンディングを活用して、御存じのとおり駅前通りの中にお店をオープンさせるための改修費だとか、そういったものをクラウドファンディングで資金集めをしたという実績が1件ありましたけれども、それ以降については今のところありません。そういうご質問の趣旨でよろしかったでしょうか。

質問 6番 佐藤功

最後の質問になりますけれども、これはやっていると思いますけれども、地域おこし協力隊の人からの声を言いたいと思います。いろんな業種に来ています、先ほど言った農業をやっている方だとか、卒業して違う形でいっていると。先ほど言ったように26名ですか、栗山は来ております。そういう人たちとの経験だとか交流会、私の認識ではやっていたと思うのですけれども、今後もうちょっと回数を増やしていろんな形でやっていただきたいという要望なのですけれども、どうなのでしょうか。

答弁 町長 佐々木学

我々行政のほうで主導して交流会的なものを実施しているケースはありませんけれども、協力隊員が相互に連携し合ってみんなで議論をする機会というのはそれぞれがつくってやっているというふうにお聞きをしております。我々と交わる機会としては、先ほど申し上げましたけれども、毎年委嘱状交付式というのを年度当初にやっておりまして、1年目の隊員の方からは今後の抱負なんかを発表していただく。2年目、3年目の隊員からは現状の取組の報告だとか、将来的な思いもそれぞれありますから、そういったものを報告していただく機会。そういうふうにつなぐというか、我々行政と交流をするような機会も設けておりますので、そんなような中で私どもも地域おこし協力隊の方々からいろんな要望だとかお話も聞きますので、そういったところも含めてこれからも地域おこし協力隊と連携しながらまちづくりを進めていきたいなと思いますし、我々の役割としては、地域おこし協力隊員がご自身の夢に向かって、それを実現していただくための環境づくり、そして地域と隊員を結びつけるつなぐ役割、こういったものが行政に求められている役割だと思っておりますので、その辺をしっかり行いながら、今後地域おこし協力隊制度の推進を図っていきたいと思っております。

質問 6番 佐藤功

質問ではないのですけれども、地域おこし協力隊のさらなるPR、周知をもっともっとしていただいて、せっかく栗山に来ていただいたのですから定住していただきたいと思いますので、町民の支援があって頑張ってきていると思いますので、その辺り十分よろしくお願いいたします。それで質問を終わります。

出典:栗山町議会 令和2年第6回定例会 2020年9月8日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる