栗山町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月10日
(1)地域医療体制について/(2)町民の交通路線の確保について
2020年3月10日、栗山町議会の一般質問で、齊藤義崇議員が「地域医療体制について」「町民の交通路線の確保について」について質問し、町長 佐々木学が答弁しました。
- 質問者
- 齊藤義崇 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木学
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 9番 齊藤義崇
通告に従いまして、大綱2点について質問いたします。1、地域医療体制について。本町では、栗山日赤病院の建物老朽化と耐震強度の不足に加えて、ちまたでも地域医療体制の再構築が必要であると話題となっている。1月末には、栗山赤十字病院改築等検討委員会より病院整備について改築、改修が最も望ましいという答申を受け、改築議論が加速すると考えられる。南空知の1市4町の人口はおよそ4万5,000人、総面積は約1,350キロ平米で、第2次医療圏である南空知4市5町の人口の25%、面積の50%を占める。夕張市、由仁町からも来院者が多い栗山の赤十字病院、個人病院の果たす医療の役割は大きい。そこで、今後の栗山町が担うべき地域医療の構想とその理想像について、町長の考えを伺いたい。2、町民の交通路線の確保について。本町では、保育園、小学校、中学校への通園、通学を初め、高齢者や独居老人など町営バスやハイヤーの運行がなければ日常生活は成り立たない。現在は、町営バスが民間の力を借りて8路線を運行、夕鉄バス、中央バスが3路線、2社がハイヤーを運行し、町内をカバーしている状況である。そこで、本町における今後の交通網の整備方針と対策、さらに運行数や予算、それに伴う町民負担について町長の考えを伺いたい。
答弁 町長 佐々木学
1点目の地域医療体制についてでありますが、ご質問にありますとおり、本町唯一の病院である栗山赤十字病院は昭和55年建築で、老朽化が進み、また耐震性もなく早期の病院整備が必要となっております。昨年9月に設置しました栗山赤十字病院改築等検討委員会におきましては、栗山赤十字病院の改築等を含めた病院整備に向け、町民代表、医療関係者などによる協議が行われ、本年1月30日に報告書の提出を受けたところであります。委員会の報告書におきましては、病院運営において最も重要となる医師の安定確保と巨額の投資となる建設費用などに対する町の財政負担等について総合的に判断した結果、病院整備手法として栗山赤十字病院の改築、改修が一番望ましいとされたところであり、今後報告書の内容を踏まえ、来年度早期に栗山町病院整備方針を決定し、基本構想、計画の策定に着手していくものであります。本町が担うべき地域医療の在り方につきましては、脳疾患や心疾患など急性期の患者は2次医療圏の医療機関へとつなぎ、本町においては急性期を経過した患者への在宅復帰に向けた医療提供や、救急医療体制の充実を図るとともに、近隣市町との医療機能の分化と連携を図りながら、空知南の拠点となる病院を整備し、地域密着型の医療提供が行われることが重要であると考えております。いずれにいたしましても、これまでの検討内容を踏まえ、町民が安全、安心な医療環境の中で暮らしていくことができることを基本に実現可能で、より経済的、効果的な病院整備を目指してまいりたいと考えております。2点目の町民の交通路線の確保についてでありますが、本町におきましては民間路線バスの撤退を受け、平成2年より町営バスの運行を開始し、交通弱者の移動手段の確保を図ってまいりました。平成24年には南部地区を中心とした2路線にデマンドバスを導入し、さらに平成28年からは中心市街地沿線住民、特に高齢者等の足を確保するため、市街地を循環するコミュニティバスの本格運行を開始するなど、現在では9路線33便を運行し、このほか児童生徒の各学校への送迎としてスクールバス21便を運行する体制となっております。また、民間におきましては中央バスや夕鉄バス、JR北海道による近隣市町や都市圏への運行、さらにはハイヤー会社による運行など、これらの地域公共交通網によって日常生活を支える移動手段が確保されるとともに、安心して暮らすことができる地域社会の形成に大きく寄与されるものであります。一方で、人口減少や少子高齢化、利用者の減少など地域公共交通を取り巻く社会情勢は大きく変化しており、今後に向けましては単に現状路線の維持だけではなく、本町の公共交通ネットワーク全体をいかに一体的に形づくり、持続させていくかが重要であると考えております。このため、今後のまちづくりと連携した面的な公共交通ネットワークの再構築を図るため、令和3年度において新たな地域公共交通計画の策定を予定しているところであり、併せまして町営バスに関しましても昨年実施いたしましたバス交通に関するアンケートの意見なども踏まえながら、令和4年度からの新たな運行体制に向け、作業を進めているところであります。アンケートで出された要望全てに応えることはできませんが、町民負担の面を含め、今後も必要に応じて見直しを行いながら、町民生活の大切な足、移動手段を確保してまいりたいと考えております。
質問 9番 齊藤義崇
それでは、まず地域医療体制についてなのですが、検討委員会についてなのですけれども、4つ整備手法について検討されていると思います。それから、財政面について簡単ですけれども、その大まかな負担が出ていたと思うのですが、原案とこの数字についてうちの役場のほうから出されているのであれば、もう少し具体的なその4つにまず絞った手法ですとか、金額を出した根拠についてつけ加えていただきたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
今再質問にありました、まずこの検討委員会のほうで検討をいただきました整備手法として4つの整備手法がこちらのほうから提案をさせていただき、その中でいろいろと議論をいただいたところでございます。まず、その整備手法の一つとしては広域設置というところがあるわけでございます。報告書にありますとおり、やはり今ここ南々空知については、栗山町の日赤病院が一応核というような中で今あるわけでございますが、それぞれ由仁町、そして長沼町、南幌町、夕張市、こういったところも含めて一つの拠点病院を造れないかというような議論もあるわけでございます。それが一番効率的な整備につながるのかなというふうに私も思っていたところではありますが、そういった中でそれぞれ各市町の病院整備に関する意向、考え方、こういったようなところをそれぞれ確認をさせていただいた中で、やはりそれぞれの町がダウンサイジングをしながらの診療所化への移行だとか、いろいろありますけれども、それぞれの町が基幹となる病院をこれからも維持しながら、地域医療を守っていくと、1次医療圏の医療を守っていくというような方向づけが確認をされたというようなこともありましたので、ここの議論については今現段階で統合をした広域、公的な病院、拠点病院を造るということにはこの議論が行き着かなかったというようなお話を聞いているところでございます。それと、公立病院化というのが2つ目の手法としてご提示をさせていただきましたが、これにつきましても栗山町はもともと日赤病院が公的病院としてこの町内の医療のカバーをされてきたということもございまして、なかなか我々今の行政体制の中ではその他の町と違って、病院経営に対するノウハウがないというようなところもございますし、全国の6割強の公立病院が赤字経営となっているといったような実態を考えますと、これもなかなか現実的ではないというような結果に至ったというようなところでございます。それと、整備手法の3つ目として新たな医療機関の誘致についても、こちらのほうから手法の一つとしてご提示をしたところでありますけれども、なかなか今厳しい医療情勢の中で、その新しい病院の誘致だとか、新たな認可、こういったようなものについては、可能性が低いという、実現性がないというようなところもございますので、なかなかこの病院の新設というよりは、既存の病院のというような結論の中で、最後の手法として栗山赤十字病院の改築、改修という中で、その委員会のほうでも結論づけられたというようなことで私のほうに報告があったというようなところでございます。あと、そこで当然その整備費用についても議論されたというふうになっておりますけれども、やはり公立病院として整備した場合、あるいは公的病院という、日赤病院を改築、改修するような形で整備した場合、これを比較できるような資料をご提示した中で議論をしていただきまして、そこの結論に日赤を改築、改修するほうが財政面を考えても有利であるというような中から結論が出されたというふうに聞いております。結果として、冒頭述べましたとおり医師の確保の面、そして町の財政面への影響、こういったものを含めて総合的に判断をされたということで、私もこの答申、報告については非常に重く受け止めておりますので、これを基軸にしてこれから最終的な今判断を行うに当たりまして、この単体の事業の財政計画だけではなくて、町全体の財政にどのような影響を及ぼすのか、決して今いい財政状況ではありませんけれども、そういった中でもこの事業には取り組まなければならないという最重要課題になっているわけですから、何とか取り組んでいきたいということで、今財政計画、財政推計の見直しを指示しているところでもございますし、またこれから当然その町の財源だけではこの病院整備というのは非常に難しさもあるということがありますので、これからなるべく早い時期に日赤病院側ともこの建築費用に対する協力の部分の協議を当然やっていかなければならないというふうに考えておりまして、その上で令和2年度のなるべく早い段階で、方向づけをしてすぐその後基本構想、基本計画づくりに着手をしていきたいというのが今の状況でございます。
質問 9番 齊藤義崇
私もこの整備手法については、役場から出されたもしくは町長の考えも含んだというのであれば検討する4つの案としては妥当なところで、それをたたきに副町長も入って詰められたということはきちっともまれたな、ただ若干短時間過ぎるかなという気もしますが、この医療体制の問題については日常、先ほど私も申し上げたとおり町民の皆さんも、それから我々議員も日常から話題にしているところでありますから、検討時間が短かったというのは逆に言うと、日常からこの病院問題というのがちゃんと浸透して、町民の高い関心事項になっているのではないかなというふうに思うわけです。それで、選んだというか、今検討の中で選ばれた整備手法のほうについてもう少し質問をしたいのですが、栗山町の日赤病院の改築、改修というのは現時点でどの範囲を想定しているのか。例えばポジションだとか、大きさだとか、それからそれに対するアクセス、利便性について見通しのきいたものが少し原々案的にあれば町長から伺いたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
今これからその基本計画、基本構想づくりに入っていく中での、そんなようなまだ段階での私の大まかな考え方というところで少しお話をさせていただきたいと思っておりますけれども、まず病院の規模につきましては、今この病床数の特に関係でありますけれども、現在一般病床が96床、そして療養病床が40床、合わせて136床ということになっておりまして、その病床の年間平均の稼働率が8割ぐらいということで、常時100床から110ぐらいの間の中で入院患者数が推移しているといったようなところでございます。そのような中ではありますけれども、当然だからそれぐらいのベッド数が必要だということではなくて、やはりこの病床数というのが一番肝となる部分でありますので、今いろんな南空知の圏域の構想等の中で、国のほうからも少し乱暴なやり方ではありましたけれども、再編・統合が必要な病院というような公表もされたり、その中には病床数の規模縮減も含まれているのだといったような、そんなお話もいただいている中で、当然今現在の病床数を維持するという考え方ではなくて、将来的な人口減少だとか受療動向だとか、そういったものを見据えた上で適正な病床数の規模を各町で整備するところで決めていかなければならないというようなことになるわけでございます。そんなような中で、基準となるのが何かやっぱり専門家のほうからのデータがなければそういったものも当然検討できませんので、その一つに日本医師会が医療受療予測指標というのを出しておりまして、何年後に現在よりもどのぐらいの減少が見込まれるかという、そういう指標、率が出されているのですけれども、やっぱり何年先を見据えるかというところはまず決めなければなりませんが、参考として20年後を想定しますと、20年後といいますと2040年になりますけれども、そこが高齢化率のピーク時でもありますので、一つのポイントかなというふうに思っておりますけれども、そこの受療動態の推計値が77%というのを出されております。それで計算いたしますと、現在の稼働率も含めて計算すると必要病床数は80床ぐらい程度になるわけでございます。ただ、今の近隣市町からの受療の受入れ等々ありますので、それらを加味すると大体100床程度が適正な将来を見越した病床数なのかなというふうに、今現段階ですけれども、私の中では考えているところでございます。それともう一つ、診療科のところの部分がありますけれども、基本的にはいろんなやっぱり医師確保等々の問題がありまして、非常に難しさがありますので、何とか今の11科、それを維持していただくというのが基本的な考え方かなというふうに思っているところであります。ただ、これまでも提言として住民から要望として出されました耳鼻咽喉科だとか皮膚科、これが週1回の診療日数になっておりますので、やはり栗山町に診療科のないそういう科目については、そういった診療日数の拡大、こういったようなところも要請していかなければならないかなというふうに思っておりますし、また先ほど同僚議員から出されておりましたこれからの高齢化社会の中でどういった疾患が増えてくるか、そんなところも見据えなければならないということで、そういう中ではやはり循環器系だとか筋骨格系疾患、これは当然増えていくという中では、やっぱり循環器内科だとか整形外科、こういったようなところの常勤医の確保だとか、先ほど議論に出ておりました診療の拡大、こういったようなところも中長期的な中では当然議論をしていかなければならないのかなというふうに考えているところでございます。それと、この病床数、また診療科のほかに当然今後の医療の在り方だとか、病床の在り方、こういったものも当然これから議論をしていかなければならないというようなことがありまして、やはりそこをこれから担っていただくところには、やはり急性期から今回復期、療養期とそれぞれの段階がありますけれども、それぞれの状態にふさわしい医療サービスを受けられる体制をこれからも取っていっていただかなければならないというのがまず基本にあろうかと思います。先日の新聞の中で、南幌町が一般病床と療養病床がありますけれども、療養病床をなくして一般病床にというようなお話は出ておりましたが、我々としては、栗山町としてはやはり当面はこの療養病床というのは残していかざるを得ないというふうに考えておりますので、それぞれのバランス、南空知医療構想圏の中のこれからどういうふうに病床を縮減したり、増やしていかなければならないかという、そんな構想も見据えながら、しっかりその辺のところも、体制づくりも検討していきたいなというふうに思いますし、当然これから向かっていく方向としてはやっぱり在宅というところが非常に重要になってまいりますので、そういう入院患者さんの在宅生活への移行を促す上では、やはり日赤病院さんのほうである今入退院の調整機能という中では、地域医療連携室というのがありますから、そこと町の地域包括支援センター、こういったようなところが連携して、やはりさらに強化をして入退院の調整機能をやっていかなければならないのだろうというふうに思っておりますし、また以前からいろんなお話が出ております訪問看護ステーション、そういったような設置についても検討しなければならないかなというふうに考えております。また、最後に病床の在り方です。これは、当然先ほど言ったように急性期、回復期、慢性期、それぞれの病床はある程度確保していかなければならないというふうに考えておりますけれども、当面やっぱり急性期からこれを経過した患者さんの在宅に向けてのいろんなリハビリテーションだとか、そういったようなところの機能を回復させるような病床の確保というか、移行も併せてやっていかなければならないのだろうというふうに思っておりますので、今言ったような、まだざっくりとしたものしかありませんけれども、こういったようなことを基本にこれから基本構想、基本計画づくりが進められていくというふうに考えております。
質問 9番 齊藤義崇
我々も所管事務を行って、私も産業福祉に参加していますから、今言った町長のデータだとかいろいろ見ていて、同じような意見を持っていますから、まずもうちょっとだけ整備手法についてですけれども、私自身先ほど述べたとおり人口で4分の1、面積で50%、半分です。面積というのはすごく意外に大事で、当然水道の整備や何かも含めてそうですけれども、うちの町がやや大きいこともあって、例えばけがをする人を運ぶ場所として病院も当然あるわけですし、年間四、五百人の救急救命体制で助けられる方々、もしくは運ばれる方々もいるようですから、すごく大事な部分になってくると思います。岩見沢の話を見れば、少し早くから私も聞いていたのですけれども、病院体制を見直すぞというのは意識的にやっていて、さっき言った残りの人口の75%分を見つつ、美唄やまだ大きいきちっとした岩見沢市がサイズとして自治体を残していますから、きちっと整備していくのだとなれば、今の面積の大きさから考えると例えば滝下のほうから第2次医療圏の中核だという、もしくは市立病院に運ぶ、もしくは市立病院と労災病院が合体して何らかの形になって移転するとなったら、なかなか救われない命も出るのではないかなというのが一つ。それから、今回コロナの騒ぎでたまたま我が町は出ていないようですけれども、こういった特定の疾患やいろんな疾病が出たときにきちっとした医療体制がなければ駄目だということを考えてみると、それらと条件を併せてみて地理的に考えてみたら、やっぱり我が町栗山にきちっとした医療体制ができている病院がなければ当然町民が困るし、今多く通われている由仁や夕張の方々が割とうちの町の病院を使っていただいているのですけれども、困るのではなかろうかなと心配しているところであります。それで、もう少しだけその整備の関係なのですけれども、場所だとか、そういったところ、現状から少しでも近い場所に直すのかだとか、それから改修ということも整備手法に入っていますから、あそこを単純に耐震強化するだけなのか、その辺あたりだけでももう少し町長の、何も私これ言ったからどうだということを言いませんから、具体的な将来像、理想像についてもう少し踏み込んでお答えいただきたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
まず、整備手法の関係から少しお話しさせていただきますが、今ある病院を改修するとしたら2つあるわけであります。現在の建物を生かしながら耐震補強をして維持、存続させる方法、あるいは少し別のところで敷地内になるのか、また別のところになるのか分かりませんけれども、新築する方法というようなところがございます。それで、ほかの町のいろんな設計も踏まえながら、ある程度積算をして変わる可能性はありますけれども、積算をした結果、耐震補強をした場合についてもやはり8億円から9億円かかるといったような状況でございます。それと、新しく新築した場合については、ほかの町の直近の建築単価等々で計算いたしますと、大体平米当たり45万円から50万円かかると。先ほど申し上げました、もし仮に100床、3階建てぐらいで建てるとしたら、大体工事費として35億円から40億円ぐらいかかるだろうと。さらには、今の既存の建物を解体したり、さらに医療機器の購入だとか、いろんなものを合わせていくとやっぱり45億円から50億円ぐらいかかるといったような積算が出ているわけであります。このような中で、今私が思っているものとしては、なかなかその耐震改修を8億円、9億円かけてやるとしても、やはり今現に病院が動いているわけでありますから、そういった中でこの耐震補強なり改修をやってくということは非常に困難性があるというふうに認識しておりまして、やはり整備手法としては新築整備というようなことになろうかなというふうに私は思っているところでございます。その中で場所の関係ではありますけれども、これも今日赤病院さんの敷地の中に新築、改築できないかといえばそうではなくて、今あいている部分の少し南側のほうにありますので、そこにできることにはなっております。今言われましたとおり、いろんなこれから地域公共交通、この後の質問にもありますけれども、いろんなところを考えた上で、やはりその拠点となる病院の利便性、交通の部分も含めた利便性もいろいろ考慮していくと、一方の案としては例えばもう少し駅寄りに、今そこに町営バスの発着点なり、いろんな公共交通が栗山町の場合は集約されているわけですから、そちらのほうに移転したほうがいいのではないかだとか、当然そこの議論は出てくるかなというふうに思いますので、それぞれ今の敷地の中で、整備した場合と移転した場合のいろんなこれからメリット、デメリットも含めてこの構想計画の中で議論を尽くしていきたいなというふうに考えております。
質問 9番 齊藤義崇
なかなか思い切った話が出ないので、私のほうからしますけれども、案というわけではないですけれども、私の考えということでこれからの話の材料にしていただきたいのですけれども、私自身はこの病院というのが本当は病気にならなければいいし、行きたくもないのかもしれないですけれども、そうやって病にかかるだとか、けがをするだとかということがあって病院を利用するわけです。それが人口の動態や高齢化になっていくだとか、我が町は介護の施設をたくさん持っていますから、当然病院にかからなければならない方が多いというふうに推測できるわけですけれども、そういった中で言葉はそぐわないかもしれないですけれども、私自身も日常医療経済圏ということで、第2次医療圏の中核を担えるだけのまだ経済もあって、地理的な条件は先ほど申し上げた人口だとかも含めて考えていくと、この医療というものを産業ではないですけれども、きちっとした行政のサービスの取組として割と大きい規模で少し予測をかけて挑むというの手かなというふうに思っているわけです。視点を変えて、財政の予算の話のほうですけれども、私が見ている日赤病院の資料というのは、大体20億円ぐらいの医療収入があって、30億円ぐらいが累積赤字をしているというふうに聞いております。ただ、日赤は悪いことばかりではなくて、輸血、要は血液を用意することだとか透析だとか、それから私自身も救急車に乗せてもらって救ってもらったこともあるので、大変感謝しているところですが、その町長が言われる今案として検討委員会でもあった50億円ぐらいの措置について、もう少しその具体的なところをお聞きしたいところです。
答弁 町長 佐々木学
今はっきり申し上げまして、ここの場で申し上げるとこれがオフィシャルになってしまうわけでありますけれども、ざっくり申し上げさせていただいて、今の町の財政状況ではその50億円を捻出していくということは不可能に近いというふうに私は認識をしております。ですから、いかにこの整備に当たって、まずは第一義的には補助金を活用する最大限、そして有利な起債を活用する、そういったようなことをしながら、なるべく一般財源の投資を抑え、そして後年度負担も平準化していくといったようなことで財政に与える影響を少しでも最小限に抑えていくというのがまず第一義的にやらなければならないことというふうに考えております。そのほかこれがやはりこれからの協議の中で肝となる部分でありますけれども、今この病床数136だとかという中で救急を担っていただいているだとか、いろんな制度の中で国のほうからも、今栗山町が日赤さんに補助金として出している1億数千万円のお金に対する7割ぐらいは国からの特別交付税なりの支援があるわけでございます。それで、その中でやはりこの病床数を見直していったり、基準がありますから、そこを見直すことによって今国もそういう病床の削減と、あとは在宅という流れの中で動いておりますので、病床数を抑えていけばいくほどその特別交付税の額も増えるような仕組みになっているわけであります。ですから、そこの部分を、やはり日赤さんと協議をさせていただきながら、これからその返済、当然返済始まっていきますから、そこの財源に充てていくだとか、そういったような少しテクニックを使って財政をやりくりしていかないとこの問題は解決しないと思っておりますので、これから先ほどご答弁で申し上げましたとおり日赤、今町財政の推計の試算を指示しておりますけれども、そのほかにやっぱりそこの面の日赤病院さんとのいろんな折衝なり協議が必要となってきますので、そこをやった上で見通しがある程度を立てられればすぐにでもそういう構想、基本計画づくりに入りたいと思っておりますので、また今いろいろと担当のサイド、財政のサイドで作戦ではないですけれども、戦略的にこれ進めなければならないので、そこを今詰めておりますので、またこれは改めて別の機会にしっかり議会のほうにもご説明をさせていただきたいと思っております。
質問 9番 齊藤義崇
町長の中にもその財政の話が出ましたので、私も思っているのですけれども、先ほど日赤病院の趣旨を若干触れましたけれども、自分なりに今の財政状況、いろんなことを考えてみたのですけれども、まず一つはっきりしていることが13万平米ぐらいうちの公共施設持っていて、これは建て直しは耐震、昭和56年の耐震関係について発したまず一つ建物的な問題になっていると思います。公共施設のその観点から言うと、それが再取得で230億円ぐらいうちの町は評価をしているところですけれども、これに対して今指定管理だとかいろんなことをかけて、その老朽化対策、56年以前の建物が約5万平米超えあったと思うのです。何が私は言いたいかというと、もうこれ以上その建物の補助金を使って建物を持つべきでないなって気がします。これを負担して維持していくお金が相当今現時点でも出ていっているので、日赤病院といえども、補助金を使ったといえども我が町で建物自体を取得するべきでないなという気持ちがあります。それは、その財政的な負担を今言った建物の公共施設の総合計画の中から拾ってみても分かるとおり、今言ったまだ控えているその建物を直さなければならない部分があるので、これはお世話になりたい日赤さんに対してきちっとした経営努力で建ててもらうというのも手かなと思います。では、そう言うと、勝手ににそんなことを言うと日赤さんは撤退するのではないかというのがあると思いますけれども、同じお金を使うのであれば、今の累積赤字が生じた理由は全てはつかめないにしろ、当然日赤さんの経営の自主的な努力の不足部分もあるのかもしれないけれども、我が町がやっぱりたくさん世話になったということがこの累積を生んだ一つの大きい要因だと私は考えます。それで、もしこの日赤病院さんを今後建て直すのであれば、一つの案としては累積赤字を一時金としてきちっとお金渡す。例えば今言った収益は20億円ある病院であれば30億円はきついので、15億円を圧縮する10億円を拠出する。その後、建物は自主的に建てていただくけれども、その減価償却に見合う部分、例えば1億5,000万円なのか2,000万円なのか分からないですけれども、毎年の歳出としてきちっと我が町の医療を担っていただけるということで、予算措置をしていくという方向も一つ考えてもいいのではないかなと思います。それで今町長にもう一度伺いたいのは、建物をどうするか、土地をどうするかという話についてです。これだけ45億円だとか単価も出していますから、もう少しだけ具体的に、言うとオフィシャルになると言われましたけれども、そう言いませんので、もう少しだけ大事な問題なので、具体的な財政から見て、少し二、三細かく分けた中身についてお示しいただければいいかなと思います。
答弁 町長 佐々木学
齊藤議員のほうから、全体的な栗山町の公共施設の今更新とか維持管理の面でこれからも負担が増えていくということの中で、これ以上は町の財産を増やしていくべきではないというような、そういったようなお話の中でのこの病院の整備の考え方でありますが、あくまでも私としてはこの病院の改築については、日赤ということになれば実施主体は日赤になるわけでありますから、日赤さんの財産になるというようなところで考えているところでございます。そのような中で、今累積赤字30億円を抱える中で、ある程度近年は少し均衡のというか、バランスのとれたそういう経営状況になっているわけであります。そのような中で、町のほうも先ほど言った財政見直し、病院整備に当たっての計画づくりを内部でしておりますけれども、いろんなパターンを今想定して比較もやっているところで別としてやっているのです。ですから、全体で45億円から50億円かかるとしたら、そのうちの日赤さんの経営状況を見て、町が半分を出した場合にどういう町の財政負担どうなるかだとか、あるいは全額出してやった場合についてはどうだとかという、そういう何パターンかの比較は当然やっているわけでございます。そのような中で、一番財政負担の少ない、そして日赤さん、そして町にとっても一番いい方法としては、やはり町が全額を補助をして、整備をして、そしてその償還に対して日赤さんの協力をいただくというような仕組みが一番いいだろうということで、あらあらとしたものでありますけれども、きちっとした比較計算はしておりますので、そうなるとそこの後年度負担、日赤さんにやっていただく負担がどうなるかというところが出てまいりますけれども、それは先ほど言った当然その病床の見直しによってその増える部分が、国からの支援があるわけですから、それを充てるだとか、それはこれからの協議なわけであります。ですから、ここの地域医療を守っていく。これは、医療に限ったことではありません。農業だって農協さんといろんな連携を取りながらやっていることでありますから、それらが連携をして、いかに国の支援も含めた財源を取って、なるべく町としての持ち出しを出さないで、有益な公共事業の整備をしてというのが一番の狙いでありますので、そこは抜かりなくその制度化の中でこれからしっかり進めていきたいと思っております。
質問 9番 齊藤義崇
抜かりなくというところだったので、この話これから具体的なものがもっとたくさん出てきていくと思うのですけれども、もう一個だけ話題を変えて、町長の執行方針にもいろいろテーマとなる政策、具体性のある政策も書かれていたのですけれども、私は介護の町栗山ということはすごくいいテーマだったと思います。もし可能であれば、次は医療も含めて。何で介護がよかったかというと、介護や医療もしくは教育も含めてですけれども、これは行政が赤字を出して進めても、それは大変だと言われるかもしれないけれども、やらなければならない。やっぱり必要最低限の町が小さくなっても、経済規模が小さくなってもやらなければならない事項なので、ほかを取捨選択してでも臨んでもいい事項だなと思います。それで、その執行方針を見ていると、ちょっとこれこんなにできますかというぐらい気がしていて、この医療という問題と重ねて、例えば観光だとかレジャーというものは、我が町はそれほど力を入れないだとか、町長もたまに言われる選択と集中という部分がないのではないかなというふうに私は読んでいて思うのです。逆に言うと、それは優しさであって、これも進めなければならない、これもやらなければならないということであろうと思いますけれども、今聞いた金額を聞けば50億円という推定の、今試算の試算の数字かもしれませんけれども、これに臨むのであれば何を選択して、何に集中するのかをもう少し明確に打ち出してもらわないと、結果的に現実はその財政や金額の詰めをやったときに行き詰まるし、人材も、それから国から出される事業や補助についても、いつまでどうかも分からない時代も多いので、私自身も町長と同じ意見でこの医療体制についてはすごく力を入れたらいいなと思っていますけれども、その選択と集中という部分で、執行方針を読んだ中身の中に、病院問題あるわけです。これは選択されると思うのですけれども、ちょっと書いてはいるけれども、少しはトーンを落とすとかなんとかというところが町長の中にないのかどうなのかちょっとお聞きしたいです。
答弁 町長 佐々木学
今、執行方針の関係でいろいろとお話がありました。執行方針ですから、やはり総花的にならざるを得ないというような性格、そういう方針の性格上のものもあります。そういう中で、そういう印象を受けられているところもあろうかと思いますけれども、私としてはやはりこの選択と集中の視点に立つということは、やはり自分の考えでもあるし、信念でもありますので、まずは就任当初から掲げた5つの調整課題、ここの課題解決のためにやはり最大のできる限りの投資をするものはしていかなければならないというふうに考えておりますので、そこに重点化をしていくといったようなところがこれからの財政運営の中では出てくるかなというふうに思いますし、今年も当初予算の各課の要求は92億円ぐらいあったわけです。それが最終的に86億円まで絞り込んだということは、6億円ぐらいはやはりどこかこっかに少しこうブレーキがかかるような、私が重点的に上げている項目以外にブレーキがかかっているところもあるわけです。それだって、その選択と集中の結果の表れだというふうに私は認識しているところでもございますので、そういった中で当然これからその病院の問題も、いろんな問題が出てくる中で、やるべきものはやらなければならないというふうに思っております。それ以外の部分についての行政サービスをこれから見直さざるを得ないという場面も当然出てくるでしょうし、さらにはいろんな受益者負担の部分、これについても相応の負担を求めざるを得ない状況にもなってくると思いますので、やはり政策の推進と、そういう財政運営というのは、切っても切り離せない部分でありますので、やはりそういった健全財政の下にこれから選択をした課題解決のために投資をするというのが私の考え方でございます。
質問 9番 齊藤義崇
では、ご苦労をされている部分については予算委員会で、その選択と集中という部分については審議に私も上がることにして、この病院問題最後にしますけれども、今言った選択と集中や具体的な数字もう出ているわけです。それから、医療需要だとか、そういった人口の予測、近隣との関係についてももう見えていることが多いので、できるだけそれに備えあれば憂いなしという言葉にあるとおり、財政的な備え、人材的な備え、それから情報や政治活動として我々もきちっとやらなければならない道や国との要請や要望、これらについてきちっとした具体的な数字あらあら出てきているというのであれば、きちっと臨んでいただきたいなと思うし、私自身も少し力になれればなと考えております。2つ目の質問のほうの再質問のほうに移りたいと……
質問 9番 齊藤義崇
どうですか。
質問 9番 齊藤義崇
それでは、引き続き2つ目の質問のほうに入っていきたいと思います。再質問になります。まず、町長の答弁にもあったのですけれども、ハイヤー会社の運行にバスのほうも頼っているわけですけれども、御存じのとおり丸幸ハイヤーの関係についてです。なくなるという、うわさではもうなくて事実ですけれども、この影響についてご質問をします。
答弁 町長 佐々木学
この民間ハイヤー、これ貴重な栗山町の地域公共交通を担う一つであるわけでありますが、今この民間ハイヤーにつきましては2社が経営をされておりまして、全部で車両台数が12台の中で全町をカバーしているといったような状況でございます。当然そのハイヤーですから、民間、町民個人のそういう利用もあるでしょうけれども、そのほか町のほうからも福祉政策の中では、福祉ハイヤーの関係で運行をしていただいておりますし、また建設、公営住宅の関係では公営住宅入浴確保送迎運行業務、こういったものも担っていただいておりますし、また間接的ではありますけれども、町が高齢者の免許返納の自主返納支援制度を設けたわけでありますから、これに付随して、当然そのタクシーの選択する方も増えているというようなことでございますので、そんなような町の施策の一翼を担っていただいているということで、1社それがなくなるということによっては、3月いっぱいで休業をされるというお話でありますけれども、実際にどの程度の影響が出るかというのがまだはっきり分からないわけであります。残る1社がそこの部分をカバーするような運行をしていただけるか、それを超える部分が出てしまうのかというのは4月以降の状況をしっかり見極めた上で、町としても何らかの対策を取っていかなければならないかなというふうに今は考えているところでございます。
質問 9番 齊藤義崇
みんなそういうふうに多分思っているだろうなと思うのですが、私は南部にも位置しているし、農村に住んでいますから、栗山町の町営バスがすごく平成2年から、僕ちょうど高校3年生だったと思うのですけれども、中央バスがなくなって、学校を通うのに冬困ったなと思っていたところ、町のほうで都合をつけていただいて、今でも大まかには感謝している方が多いと思うのですが、このハイヤーの問題も含めて、人を運ぶというときに過疎で密度も低いというところでありますけれども、特に今言った農村とか南部が影響を受けていて、中には透析を受けているだとか、それから介護の今町長もおっしゃられた関係をハイヤーや、自分で歩ければパスなしには生活できないという方が多いように思っています。それで、私自身も調べてはみたのですけれども、まず町内のバスについてですけれども、滝下線と、それから日の出線の一部です。自由に止まりますよという意味だとは思うのですけれども、今後のバス路線の運行の方法を見直すということで、あるのですが、具体的に今度の見直し案をどんなふうに検討される方向性を持っているのかお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
この町営バスの関係につきましては、冒頭の答弁で申し上げましたとおり、今市街地を循環するコミュニティバスを含めまして、現在9路線33便を運行しているといったようなところで、それ以外スクールバスについても混乗あるいは単独含めて21便を運行しているといったようなところでございます。議員もご承知のとおり、本町につきましては地理的にも南北に非常に長い形状になっているということで、バスの運行についても起点が全て駅というところがありますので、そこから目的地を往復するような状況になっているということで、そのようなことから非常に非効率な部分も出てきているといったようなところでございます。そんなようなところを少しでも解消するために、平成24年に南部地区を中心としたデマンドバスを運行させていただいていると。それも一つの効率化に向けた動きだったかなというふうに思っているところでございます。そんな中で、今令和4年度から新たなバス運行体制ということを予定しておりまして、そこに向けて既にアンケート調査を実施したところでもございますし、これからさらにそのアンケートも踏まえた中でのいろんな運行ルート、便数含めて、議論が進んでいくというようなところでございます。ですから、アンケートで出された日中の本数が少ないとか、運行ルートが分かりにくい、バス停留所の問題、それと土日祝日の運行だとか、デマンドバスについても一部使い勝手が悪いというような、そんなご意見もありますので、これら総括的に取りまとめて、でき得るものは何とか取り入れたいなというふうには思っておりますけれども、何せ今現在お金の話と住民の足を守るといったところは、なかなか難しさはありますけれども、今7,000万円ほどの経費をかけてこの地域公共交通を守っていると。これが財政投資として多いか少ないかというのはちょっと判断しかねるところでありますけれども、町としては、厳しい財政状況の中ででき得る限りの公共交通を守るためのバス路線の維持、こういったものをやってきているところでございます。ですから、最終的には、やはり効率性だとか経済性、こういったところはこの運行のルート、便数にも求めていくという必要は当然出てきます。そういった中では、多少なりとも町民の皆さんのサービスが低下するということも、それはあり得るのかなというふうに思っているところでもございますが、そういったところを目指しつつ、少しでも町民の利用者の皆さんが満足していただけるような運行をこれからもやっていきたいということで、4年の見直しに向けて今議論を進めているといったところでございます。それとあと1点、我々が留意しなければならない点として、今町営バスと路線を同じくする、重複する部分もありながら民営の民間のバスも走っているわけであります。中央バス、夕鉄バスです。ですから、そことの、その民間バス会社の経営を圧迫するような当然運営というのは、バス運行というのはできないというか、すべきではないというふうに私は思っているところで、民間ですから一旦減便なり廃止したものについてはもう戻ることはありませんので、何とか民間のそのバスとの共存共栄というのでしょうか、連携、こういったものもしっかり頭に入れながら、バス路線の見直しについてはこれから議論をしていきたいと思っております。
質問 9番 齊藤義崇
私も子供もバス利用をしているのです、まだ。それで、バスのことについてはすごくよく見たり、路線の確認をしたりしているのですけれども、まずその町内の今、町長も出ましたやっぱりなかなかこの難しい行政運営が求められる、一人でも乗せなければならないし、1人に対しても1人の運転手は必ず使わなければならないということもあるし、介護や福祉であればなおのこと、その介助というものが出てくると思うのですが、特に先ほどから僕が言う南部とか農村で、僕らが万が一、少し自分の私案として譲れるとすれば、公民館を例えばバス停にして、そこまでは介助の必要のない方は何とか子供たちの父母の力も使って、旋回するバスの場所もありますから、除雪とかは地元もきちっとしているところなので、できればその工夫を我々もした上でもう少しその便数だとか、待つということに対して、うまく配慮を願いたいものだなというふうに感じております。町内のバスについては先ほど申し上げた介護の人とか、病気にかかっている人というのをできるだけもう町民も減ってきたので、把握していただいて、大きいバスでなくても構いませんから、小さい小型の乗用車でも、いろんなものでも町であれば運営できると思いますので、そういったことで足を確保していただきたいなと常々思っているところです。ちょっと視点を変えて、都市と都市をつなぐバス、これも公共交通機関という意味でですけれども、この間長沼に行ってきて、長沼のJRバスが便利とみんな言うからどんなものかなということと、それから長沼のバス路線の路線を自動車で走ってみて確認してみたのですけれども、長沼はやっぱり駅に頼らないで町を運営してきた結果として、駅がないときは寂しかったのでしょうけれども、JRの駅という意味です。その駅が我々は2つ路線があるときはにぎやかで、1つになってもその駅を軸に考えていますけれども、町長の答弁にもあった駅とそのバス、要はJRとバスという関係について、これ予算も競合するところでありますけれども、今後の方針にも出ていましたけれども、その比率だとか運行をしていく方法について、何か考えがあったらお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
今先ほどの答弁にもありましたけれども、栗山町の町営バスの関係については、駅を起点としているということで、そこを出発点にして往復しているというようなところもございます。それで、効率的な運行だとか、これからの都市づくり、こういったものを考えていったときに果たしてそこの駅だけにその起点を集中すべきかどうかという議論も当然私どもしているところでございまして、例えば去年、昨年9月に担当のほうに先進地の視察に行っていただきましたけれども、そこについては駅は駅としてあるのですが、そことやっぱりうちのような地形の町で同じような悩みを抱えているところなのですけれども、そういったようなところは途中に中継ターミナルを造って、そこも一つの起点にしているといったようなバス運行を取っている町もあります。ですから、そこにはいろいろとただ中継バスターミナルを造ればいいということではなくて、そこのまちづくりというか、都市づくりというか、そういったのも一体的にやっているということで機能がしているといったようなこともありますので、これからその協議に向けては当然路線、あるいは運行数の見直しはやりますけれども、併せて経済的、効率的なバス運行、今のハブターミナル化なんかも含めて総合的にやっていきたいと思っておりますし、また冒頭ございました地域との連携です。特に福祉サイドとの部分もありますけれども、そういったようなところとの協力もいただきながら、やはりこれからは1次交通、例えばこれは公共のバスだとか、JRだとかありますけれども、そこはもうある程度これから人口減少時代の中で、縮小傾向に向かうということは間違いのないことですので、そこを補完する2次交通をいかに地域で確立していくかというところが、これからのこういう過疎地域の課題でないかなというふうに考えているところでございますので、そういった意味ではやはり今ご提言のあった地域との連携だとか、さっきのタクシー、ハイヤーの部分も含めたり、いろんな今特区制度とかもありますので、例えば自動車のシェアの事業だとか、そんなようなところもいろいろと組み合わせていきながら、2次交通の部分を充実させていくことが、これからの地域交通を守っていく上では重要な一つのキーワードになっていくのかなというふうに考えておりますので、バスの小型化も含めてそのようなところも総合的に検討してまいりたいと考えております。
質問 9番 齊藤義崇
今おっしゃったとおりだなと思っていますけれども、そういった考えであれば、先ほど私長沼の例を出しましたけれども、当然岩見沢のほうも少し詳しいというわけではないですけれども、通ったりしていたこともあって、バスを見ていますけれども、その拠点を栗山で設ける場合やっぱりその駅を軸にしているとロスがあるし、駅から乗るというのはなかなか本当のところは今駅があるからということだけで、実際に住民が集中しても駅でいけば駅から離れた中央だとか松風だとかになりますよね。その辺を含めてターミナル化をまずするのと、先ほど私の申し上げた地域の公民館なんかを利用して、介助や介護もしくは高齢者以外の方は何とかそこを軸に細かくその小さい車両できめ細かに回ってほしいものだなと思いますけれども、それはやめて、では今度都市と都市をつなぐということで考えたいなと思うのですけれども、新しい方針なんかを見ていると、どうしても私のこの栗山町の町というのはJRの駅にこだわり過ぎているかなと思っていて、長沼は先ほど言うJRがないためにJRバスが来ているのです。そのJRバスは、通学にも通勤にも使えるバスの時間の本数だとか便数、それから時間体も確保できているのです。ここにもしうちの町から今行くとすると、中央バスがあるのみで、それ以外が乗れないということで、うちの町がやっぱり通学や通勤に向かない場所、要はよその町からうちの町で就職をするだとか、もしくは通学をするというのは向かない条件になるなということを気にしております。それで、今度の見直しの中に例えば私はもう岩見沢と北広とつながっていれば、うちの町が岩見沢にも不便なく行ける、北広と行けるとなれば札幌ともつながるわけだし、そういった田舎の都市と都市をつなぐような考えはおありなのかどうかを伺いたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
今それぞれの自治体間というか、そこを結ぶバスのちょっとご質問がありましたけれども、都市間バスについては今御存じのとおり、札幌くりやま号が何便か走っているというようなところもございます。それで、この近隣の4町のつないでいくそのバスについては、それぞれやっぱり今中央バスしか手段がないのです。それも岩見沢を起点にして、栗山を途中の中継地にして長沼、そして由仁の三川と、その2路線がそれぞれ走っているというようなところがございます。当然それぞれの便についても、今中央バスのほうに町の補助金関係市町で赤字になっておりますから、当然その赤字路線の補助金を支出しながら何とか運行をしていただいているといったようなところがございます。ですから、その利用度というところでいくと、今のところはそれほどでもないのかなという感じはしますけれども、片や一方で今ご質問にあったもう通学、通勤というところに目を向けた場合に当然そこは今度の地域公共交通の路線の見直しの中ででも各自治体をつないでいくバスの検討はしなければならないかなというふうに考えているところでもございますし、また先んじて今南幌高校が来年でしょうか、募集停止になるといったようなこともございまして、教育委員会の中では南幌のほうといろいろとその辺についても、まだ検討まではいっておりませんけれども、そのお話が出ているといったようなことも聞いておりますので、路線を決めて時刻表を作ってという、一連のバス事業ではなくても通学、通勤に配慮した、そういった単独のバス運行という、そういう方法もあるかなというふうには思っておりますので、そこも含めて、今度の見直しの中では検討をしてまいりたいと思っております。
質問 9番 齊藤義崇
では、確認になりますけれども、検討をされるのであれば、まず一つが町内のバスの運行については住民側も、少し我々側もきちっと寄れる部分は寄って、効率のいい運行と、それから今都市と都市と言ったのですけれども、やっぱりいい建物を建てたり、いい政策を実行しても通学、通勤、それに該当するぐらい交通網というのがなければ、やっぱりにぎやかにならないし、にぎやかになるのが難しい時代だなと言いながら、維持していくことも困難になっていて、例えばさっき同僚議員からも質問があった工房ができてもどうやって行くのだろうとか、どうやって通うのだろうとかということがなければ、その人の動きというのは生まれないわけですから、このバスという問題はほかの政策をつなげる意味でもすごく重要な課題だと自分は思っています。では、最後のほうに少し予算的な話も町長から出たので、予算的な話と、先ほど僕が言った執行方針について出ていますが、当然総花的な方針だということは私も理解はしているのですけれども、このバスとJRの運行というのが両方同じ欄に出ていて、やっぱりどちらかを取るというわけにはいかないとは言いながらも、今後先ほどから出ている人口減少だとか、需要予測だとか、どの分野でも出ているのです。本来的にJRのほうはある一定程度から補助金が減額されるというのは分かっているし、バスのほうはお分かりのとおり赤字でも運行をしていかなければならない、相入れないものではないのでしょうけれども、その拠点を駅に置いてバスターミナルがあってとなると、なかなか行政的に予算を作るのは難しいなと、その辺はどのように具体的にお考えかお聞かせください。
答弁 町長 佐々木学
JRの問題も含めてのお答えをさせていただきたいと思いますが、今議員もご承知のとおり、本町も関係をしております室蘭線です。これがJR単独では維持困難な路線ということで、一つ指定をされている、取り上げられているところでございますけれども、現在この沿線2市3町で構成をいたしますJR室蘭線活性化連絡協議会というのが作られておりまして、私もそこに入っておりますけれども、今そこでJRが策定をした室蘭線のアクションプランに基づいて、いろいろ各町が連携をして、利用促進策を展開しているといったようなところでございます。それで、なかなかいろんな取組をしております。観光列車だとか、いろんな町の行事と連動させた利用促進だとか、やってはおりますけれども、なかなか収益が改善されていないというのが実際のところかなというふうには思っております。そこで、ご質問にある今栗山と岩見沢等々を結ぶJRと、今バスが走っている区間というのは重なっているわけでありますけれども、だからといって今私のこの段階でそれをどうしたらいいとかというお話はできませんけれども、やはり今令和元年度と来年度、令和2年度、ここの2年間に限っては前にご説明したとおり、国のほうから、国交省のほうからそれぞれ年間200億円ずつのJRへの支援を行って、残り不足する部分について8億円ほど、いろんな投資の部分になりますけれども、その8億円をJRと沿線自治体で負担をすると。半分ずつです。さらに、それを7対3で北海道と沿線自治体で分けているということで、栗山町の負担は年間130万円ほどで収まって、これが令和元年度と令和2年度の負担になるわけでございます。ただ、しかしながらこれから法改正が行われるわけでありますので、その改正の中で2021年以降の国のスタンス、支援の考え方というのは示されてくるわけでありますから、今国のほうではもうそういう200億円ずつの支援はないと、もう地域と国と半々だといったようなお話が今表には出ているわけです。それのとおり執行をされてしまうと、やはり今この130万円払っている年間の維持負担金がやっぱり20倍、30倍になっていくわけであります。そうなると、この多額の負担をこの町が、それぞれの町が永続的に支払っていく、負担していくというのは、もう困難性が高いというふうに私は認識しておりますので、やはりその方針がしっかり打ち出されたとき、そこまでの間にはいろんな維持存続に向けた、今北海道の要請の動きもありますし、当然それぞれの自治体の動きも出ておりますけれども、そういった中で、国の方針が出されたときには、やっぱり今議員がご質問をされたような、JRとバスとの重複期間なんか、そういったものをどうしていくかというところの中の判断で非常に難しい判断にはなると思いますけれども、やはりいろんな協議をさせていただきながら町として、単独の町で結論を出せることではありませんので、この2市3町で協議を重ねながら、やっぱりそのときに判断をしていくというようなことかなというふうに思います。ただ、私としては今上下線を合わせて延べ300人の町民の方が朝と夕方の便に集中はしておりますけれども、利用されているということがありますので、でき得る限りの努力をして、何とか維持をしていければというふうに今は思っているところでございます。
質問 9番 齊藤義崇
認識を持っているとおりで私も同じなのですけれども、日赤にしろ学校にしろ、やっぱりバスを軸に考えなければどうやってでも、そこのサービスを受けられないというのはもう明らかですから、先ほど言った選択と集中という意味では、大きく選択されて、きちっと交通網整備と考えるとバスにきちっと力を入れるというのが今うちの町の現状に置かれているさっき言った医療機関、教育機関の場所からどうしても、鉄道なんかそこに走らせっこないですから、これはやらなければならないのが一つと、それから田舎と田舎の都市を結ぶについても、バスを重要視していくというふうにシフトせねばならないなというふうに思います。ここから先は、私は自分の意見ですけれども、鉄道については根強い鉄道人気のファンもいるし、いろんな自治体で今いろんなことをやっています。例えば千歳がアニメのキャラクターを出して、企業を募ったら1億円近く集まっただとか、この間門別がふるさと納税の補正で歳入が70億でしたか、90億でしたか。突拍子もないアイデアを生かしたことをやれと私は言いませんけれども、この鉄道については根強い鉄道ファンがいる、追分の道の駅を造っても飾ってある鉄道ですら見に来たいという人がいるのだから、この鉄道自体の生かし方は別の方法を考えることもできようかなと思っております。これについては、町長の言われるとおり、ほかのこれに関連する自治体の長もしくは我々議員も含めていろんな話をして、間近に迫るそのJRの負担を回避するのと同時に都市間のバス、それから町内のバスということでバスに力を入れていただきたいと私自身は思っております。私のほうで、以上で質問を終わります。