みんなの議会

栗山町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月10日

(1)連動型事業別予算の導入による予算・決算の一連の可視化・共有化について/(2)栗山赤十字病院の整形外科の診療時間について

2020年3月10日、栗山町議会の一般質問で、鈴木千逸議員が「連動型事業別予算の導入による予算・決算の一連の可視化・共有化について」「栗山赤十字病院の整形外科の診療時間について」について質問し、町長 佐々木学が答弁しました。

質問者
鈴木千逸 議員
答弁者
町長 佐々木学

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 11番 鈴木千逸

それでは、通告に従いまして2点ほどご質問をさせていただきたいというふうに思います。まず1点目、連動型事業別予算の導入による予算・決算の一連の可視化・共有化について。先日、議員研修会で本町議会サポーターの神原勝北海道大学名誉教授から、何を見れば政策が分かるかというテーマで講義がございました。連動型事業別予算について、その場でご指導をいただきました。連動型事業別予算の有用性について、東京都国分寺市の事例を基に解説され、資料として説明欄を活用して、款項目節の節です。節の歳出区分に個別事業名、事業番号、歳出内訳、担当課を記載した予算書を拝見いたしました。国分寺市では、節の説明欄に個別事業名が記載されていることから、どの事業の何にお金が使われているのかが分かるような仕組みになっています。それにより各事業の大まかな把握ができるようなことになっています。また、決算書や事務報告書にも予算書と同一の事業番号で対応をしているため、事業ごとの情報が判別しやすくなっております。つまり予算、決算、事務報告書までが同一の事業番号で統一されることにより一連の流れが可視化、共有化されています。従来であれば、担当部局に詳細を聞かなければ分からなかった点が事業ごとに内容が分かりますので、調査時間が短縮でき、行政、議員の双方に負担軽減ができる。さらに、担当課の記載があるので、事業の担当窓口が即座に分かるため詳細の確認が即座にできる。これにより議会での予算、決算審議の上で政策の過程、経過や今後の予算について、従来より効率的、効果的な調査が可能になり、結果として町民の利益につながると期待ができます。健全な財政運営を維持するためにも、効率よく速やかに政策内容が判別できる連動型予算書の手法を本町でも取り入れたいというふうに考えますが、町長の見解をお伺いしたいと思います。続けて2点目、栗山赤十字病院の整形外科の診療時間について。栗山赤十字病院では、整形外科の外来診療は午前中のみで、午後は診察を受けることができません。これに不便を感じていらっしゃる方は多くいらっしゃいます。特に高齢化率が40%に迫る栗山町で午後の診療を要望するご高齢の方の声を多く聞きます。日赤病院に行ったら診てもらえるという安心感は、町の活力を支える重要な要素の一つです。午後にけがをした場合、公的病院である栗山赤十字病院を受診することができないという現状について、このままでいいのでしょうか。もう少し予算を措置してでも充実を図るべきではないかと考えますが、町長の見解を伺います。

答弁 町長 佐々木学

1点目の連動型事業別予算の導入による予算・決算の一連の可視化・共有化についてでありますが、本町におきましては現在栗山町第6次総合計画における計画事業と、それ以外の一般事業とに区分し、各事業単位で予算編成を行っております。一方で、議会に提出いたします予算書及び決算書につきましては、地方自治法に基づく目的別及び性質別区分での表記となっており、議員ご指摘のとおり事業別予算額、決算額や事業詳細などが把握しづらい状況にあると考えております。このため、毎年度予算審査の際にはこれらの補完資料として、第6次総合計画進行管理計画の計画時と予算編成後における比較資料、また決算審査の際には進行管理計画をベースとした主要施策の成果表などを作成し、併せてご確認いただいているところであります。予算書及び決算書の作成に関しましては、地方自治法において、その内容や様式等の基準が定められておりますが、具体例としてありました国分寺市など、歳入歳出事項別明細書の説明欄を用いて事業別の予算詳細表記している自治体もあることは把握しております。持続可能で自立したまちづくりを推進していくためには、健全な財政運営はもとより、財政の透明性を高めることが重要であり、予算、決算の一連の可視化、共有化は議会審議における内容政策等の踏み込んだ議論にもつながるものであります。これらに対応した予算書の作成には、現行システムの改修も必要となることから、関連資料での対応など、議会のほうとも十分協議させていただきながら検討を進めてまいりたいと考えております。2点目の栗山赤十字病院の整形外科の診療時間についてでありますが、ご質問にありますとおり栗山赤十字病院の整形外科の診療時間は午前中のみとなっており、午後につきましては月曜日、水曜日及び金曜日が手術日となっており、火曜日及び木曜日は病棟業務として入院患者の対応を行っているところであります。また、栗山赤十字病院に対する町の財政支援につきましては、現在町から交付しております救急医療体制等確保補助金の対象事業のうち、地域医療機能確保事業において、町内診療所では対応できない整形外科の入院機能等に必要な経費の一部を補助しているところであります。次に、町内の診療体制に関する町民ニーズでありますが、昨年実施いたしました地域医療に関する町民アンケートにおきましては、町内に必要とする診療科を問う設問に対し、内科の次に整形外科を必要とする回答が多かったところであります。一方で、これまでも診療時間や日数の拡大など、町民の皆さんから診療体制の充実に関する様々なご意見、ご要望をいただいているところであり、特に耳鼻咽喉科や皮膚科の拡大を望む声が多く寄せられているところであります。ご質問の予算を措置し、充実を図るべきではについてでありますが、診療体制の充実に関しましては、整形外科に限らず多くの要望があるところであり、それら町民ニーズはもちろん医師確保の問題等も踏まえながら、栗山赤十字病院と協議を行うとともに町内診療所との連携も含め、本町の地域医療をどのように守っていくかの観点に立ち、今後検討してまいりたいと考えております。

質問 11番 鈴木千逸

まず、1番目の質問についてでありますけれども、国分寺市の資料を私拝見させていただきまして、予算書の款項目節の節の欄に事業別の番号が振ってあります。1の事業、2の事業という形で。その脇に担当課が書いてあったり、それから事業ごとにその予算、数字です。金額が、だから何に幾らお金を使うのだろうというのが割と分かるようになっているのです。これが全部一円しているといいますか、予算書だけでなくてその後の成果表もそうですし、それから決算書とも連動しているわけですから、非常に分かりやすいです。加えて主要な施策の成果表が国分寺市の場合は、8月になされるのだそうです。若干早いのです。8月になされるものですから、この情報をベースに過年度の事業評価を踏まえた決算審議もできるというふうな流れなのだそうです。かなり時間的にゆとりを持って次年度の予算審議に臨むことができるような仕組みになっているというふうに伺いました。これによる効果としていろいろいい点がありますよということをその国分寺市の当事者といいますか、これを企画して実践した担当者の方からのご意見ということで、それも神原先生から教えていただいたのですが、効果の1番目としては自治体の政策が誰の目にも分かりやすくなるというのがまず1点。それから、市民が参加したりする事業の見直しですとか、計画の策定などの際にこの資料がそのまま共通データとして活用できますよというところが2点目です。3点目は、行政の政策説明が簡略で、かつ正確になり、議会の予算決算審議も非常に分かりやすくなると、そういう点が3点目として上げられるということでした。加えて職員の方々にとっても異動ですとか、当然皆さん異動がありますので、異動の際の事務の引継ぎが簡略化されて、他方で政策コストの意識が高まって政策手法の革新が促されるという、そういう効果もあったというふうにも承りました。いいことばかりなのですよね。町長も今のお話の中では、必要性、重要性というのはある程度認識はなさっていらっしゃるとは思うのですが、さてここでそのシステムの改修も必要となるというふうに今おっしゃいましたけれども、どれほどのシステムの改修というか、難しいのかしらと思うのですけれども、そこら辺のところをちょっとご説明をお願いできますでしょうか。

答弁 町長 佐々木学

システムの改修が必要となるということで、冒頭答弁をさせていただきました。その中で、私もこの国分寺市の予算書なりを見せていただいたときに、やはり分かりやすいなというような印象をまず第一印象として持ったところでございます。それで、システムの検証のお話に入る前に鈴木議員も十分ご承知かと思いますけれども、せっかくこういう機会ですので、改めてちょっと財政制度の関係についてまずお話をさせていただいて、そして国分寺市の事業の評価をして、それからシステムの改修の内容について少しお話をさせていただきたいと思います。それで、皆様ご承知のとおり、この予算調整作業、こういったものにつきましてはその内容だとか書式、鈴木議員の質問にもありましたとおり、地方自治法でいけば第211条、あるいは地方自治法の施行令でその基準が定められているところでございます。その施行令の147条では、歳入歳出予算の款と項の区分、これは議決事項に当たるわけでありますが、ここの区分については総務省令で定める区分を基準として、これを定めなければならないということになっておりますので、ここには各地方公共団体の裁量権がないわけでございます。また、その一方で地方自治法の第211条の中では、この地方公共団体の長は予算を議会のほうに提出をさせていただくときには、政令で定める予算に関する説明書、これを併せて提出しなければならないということになっているわけであります。そして、この予算に関する説明書の基準は、地方自治法の施行規則第15条に定められているところでございまして、その施行規則の中では予算に関する説明書の一部であるこの歳入歳出事項別明細書、これの説明欄、ここについては予算を計上した目の内訳だとか、国分寺市のような事業の内訳、こういったものを記載することができるというふうにされておりまして、この使い方は一定の地方公共団体に裁量権が与えられているといったようなところでございまして、国分寺市なんかはこの法律を解釈して、事業別予算の内訳をこの説明欄に記載しておられるといったようなところでございます。一方で、栗山町についてはこういうようなところまではいっておりませんで、今基本的な基準として例示されている節の区分で表示をされているといったような違いがございます。それで、冒頭の答弁でも申し上げましたとおり、議員ご指摘のこの連動型事業別予算の導入、これが議会審議における政策内容に踏み込んだ議論につながり、さらには結果として町民の利益につながるという判断ができれば、このやっぱり改善については一考の余地があるというふうに私も考えておりますので、これから議会のほうとも十分協議をさせていただきたいなというふうに思っているところでございます。そのような中で、先ほど申し上げましたこのシステム改修の関係でございます。今栗山町の予算決算、補正予算も含めてのお話ですが、この全体の財務会計システムというようなものを使って、職員が共通の運用のルールの中で今進めているところでございまして、職員の入力作業については各計画事業、一般事業ごとに入力をいたしますので、ここまでは事業別の予算執行に向けての動き、入力がされているといったようなところかなというふうに思います。そして、今回システム改修が必要となる部分としては、やはり予算書、決算書として出力する、そういうツールがあるわけでありますが、ここは当然その事業別の予算に表記をさせていかなければならないというところもありますので、ですから入力したものを直接説明欄に表記させるという、そのシステム改修が当然必要になりますので、今は節ごとの積み上げがシステムの中身になっておりますので、そこが大きく予算書、決算書の出力、吐き出しの部分で大きなシステム改修が必要となるといったようなところもございます。それと、あとは運用面のルールも当然徹底をしていかなければならないというふうに考えておりまして、一番煩雑になるというか、これはきちっとやらなければならないというか、ルール決めをしなければならないというふうに思っているのは、今款項目の中にそれぞれいろんな事業が入ってくるわけであります。そこで事業ごとのルール設定をすると、その目の中で予算がうまく流用したり、こうして使うのがシステム上できないということもありますので、当然その事業予算は組んでいるわけですから、その中で執行ということはあり得るわけでありますけれども、やはり端数だとか、いろんな部分で調整が出てまいりますので、そこは事業ごとでそういうふうなルール決めをすると、流用が、一回一回その課題を上げて決裁を取ってやらなければならないということになりますので、この財務会計を今スタートさせるときには、それらをくくった中事業の設定というのを目ごとにしておりまして、その中であれば多少であればその事業間の流用だとか、予算の融通はできるようなシステムになっているのです。ですから、そういったようなところも全て運用ルールも見直していくという見直しも必要になってくるのかなというふうに考えているところでございます。それと、あとはやはり今これの財務会計システムから連動するものとして、今議会中の中長期財政特別委員会でも財務諸表の関係だとか、ご審議をいただくことになっておりますが、そこへの連動性とか、そういうものも出てまいりますので、やっぱり全体的に今この事業別予算を取り入れていくということになると、システムもう一回どこの部分を改修しなければならないのか、それに伴って運用ルールが煩雑にならないかどうか、いろんな検証も必要になってくるかと思います。ですから、私の考えはやっぱりいいものはすぐにでもやりたいと、やるべきだというふうな、私自身の認識はありますけれども、その辺もしっかり踏まえた中で、このように国分寺市のような予算の中での事業区分を設けた表記をした予算書を作るべきなのか、あるいはいろんなもの、コストだとか、そういう改修だとかいろんなことを考えると、今の体系、形態で、そしてそれに補完する資料をもう少し連動性を持たせられるような中身に変えるだとか、その辺のこれから検討はさせていただいて、その上で議会のほうともご協議をさせていただきたいというふうに考えております。

質問 11番 鈴木千逸

十二分に必要性といいますか、その重要性は認識していらっしゃるのだということは今承りました。ただただその入力、ソフト面ということでいいのでしょうか。データを入力するときのソフトの修正が必要だということと、それから運用面でその流用ということです。流用がということで、ただ流用ということでいえば補正でいいのかなというふうに、私はそんな細かいことまでよく分かりませんので、単純に予算が変わったのだったら補正ということでいいのではないのかなというふうに私なんかは考えてしまうのですけれども、今すぐにでもというふうなお話もありましたけれども、今現在の栗山町の事業計画と、それから主要な施策の成果表というのは番号がひもづけられています。だから、そこは非常に評価できるかなと。そこ本当に入り口、計画の段階と成果というところでは番号がひもづいているので、非常にそこは見やすいかなというふうに思うのです。あとは、ただただ取りあえずできるところといえば、予算書、決算書にその事業の番号コードを入れるぐらいはすぐにでもできるのではないかなというふうに思ったりするわけです。システムの改修が必要で、事業ごとに個別の費用の計上というのがシステム上面倒なのですよと、だからシステムの改修が必要なのですよということであれば、それはそれで仕方ないでしょう。お金がかかるので、ある程度予算を組んで、でもなるべく早期にやったほうが私はいいと思うのです。町長おっしゃるように、財政の透明性を高めることが重要だということを町長おっしゃっているわけですから、財政の透明性を高める手段の一つとしては非常に有効なやり方だし、有効な方法の一つだというふうに思いますので、まずもって今例えばですけれども、その番号、事業コードの予算書、決算書へのひもづけというのは、これは直ちにできるのではないのかなというふうに思うのですけれども、そこのところはいかがでしょうか。

答弁 町長 佐々木学

今このシステム改修を含めた事業別予算の関係については少し時間をいただいて、議会と協議させていただくというようなご答弁をさせていただいた中で、まず当面できることということで、その当初予算の予算書と進行管理計画表なんかのひもづけです。番号表記を予算書にできないかといったようなことでありますけれども、この関係については、今そのシステムの中身も確認させていただいて、対応できるものであれば対応させていただきたいというふうに思っているところでございます。いずれにしても、先ほど申し上げましたとおり国分寺市も補正予算も含めてのお話だと思いますが、決算と一連の流れで可視化ができて、連動性もあるといったような中ではありますが、国分寺市も予算書では一体的な表記をしておりますけれども、決算書はやはり我々と同じような形で決算書と成果表という形で補完するような提案、提出の仕方をしているというところもありますので、そこも含めてもう少し当面の取組としては、うちが補完として出すこの進行管理計画、こういったものの精度を少し高めていくだとか、当初予算との連動性をどう取っていくかと、そういったようなところは少し検討できると思いますので、これから内部でも検討させていただきたいと思っております。

質問 11番 鈴木千逸

前向きなご発言、ありがとうございます。何においても、やっぱり分かりやすくて、見やすくて、誰もが参加できてというのが一番だと思うのです。議員が分かる、それから町民が見ても分かるというふうな数字が一番望ましいと思いますので、ゴールはやはり予算の段階で各個別の事業ごとの予算が明確に金額が表記されているというところが望ましいというふうに思いますので、それに向けてぜひともお願いしたいと思います。先ほど地方自治法のお話がございました。法律にのっとってやっていますからというふうな話というふうに承りました。ただ、やっぱり栗山町の自治基本条例の4条に町民、議会、行政は情報を共有するという文言がございます。6条のほうには同じ本町の自治基本条例の6条には、町民は町政に関する情報を知る権利があるとまで書いてあるのです。いい条例です。権利があるわけですから、やっぱり権利に応えるようにするべきだというふうに思います。それから、16条には町は町政に関する情報を適切な方法でと書いてあるのです。適切なのです。数字出せぱいいというものではないです。法律を守っているからいいということではないと思います。そこら辺は町長も十分認識していらっしゃるというふうなご発言でしたので、私の考えと共通するのかなと思いますけれども、適切な方法で町民に提供するとともに、情報提供に関する制度の充実を図る。制度の充実を図るということも書いてあります。ですので、早い時期にこれが達成されることを期待しております。今年の町政執行方針に町長が3つの決意の第1番目に、町民の皆さんと情報を共有することということ、やはりここにも情報を共有することと。ここに町長の姿勢が書かれてありますので、やはりオープンに財政から何から町民の皆さんに知っていただいて、オープンなガラス張りの財政運営といいますか、そういった調整を行っていくというふうな決意と受け取っておりますので、今後の進捗、できることは多分その備考欄にコードを入れるのはすぐでもできるような気はするので、そこら辺のところから期待したいなというふうに思います。1番目の質問については、これで終わります。さて、今度は日赤のほうのお話ですけれども、日赤のほう、結構私の周りに高齢者の方多いものですから、高齢者の方々の雑談的なお話の中で、どうして午後やっていないのだろうかねというのがそもそもこの質問の起点ではあるのですけれども、高齢化率が40%に迫る勢い、もしかしたらもう40%届いているのかもしれませんけれども、ある程度いろんな、高齢になってくると僕もそうですけれども、あっちが痛いとか、こっちが痛いとかという中で膝ですとか腰ですとか、いわゆる筋骨格系疾患というのですか、調べたところによりますと、腰が痛いとか、膝がちょっと大変なのだとか、立ち座りがちょっとよくないとかという、そういった関係の治療の需要の増加が懸念される本町です。町民の約2人に1人が65歳以上に迫っていっているわけですから、そういった中で現状の診療時間で足りますかというところがそもそものところなのですけれども、いろんなもろもろなこともあるということではありますが、先ほど町長のお話の中でアンケートの回答の2番目に多いのが整形外科でしたよということがありました。そういったところを踏まえても、そっちの方向に直ちにとはいかないのでしょうか。町民のニーズがそこにあるのであれば、まずそこを手当てしてから、それから周辺のというふうにならないのかなというふうに、そのようにも思ったりするのですが、そこら辺のところはどうでしょう。

答弁 町長 佐々木学

今ご質問にありましたとおり、私の最初の答弁で申し上げましたけれども、必要と思う診療科、町民の中でも内科に続き第2位ということで、この整形外科の必要性は十分町民の方もこう思いがあるといったようなところでございますし、特に60代の方がこの整形外科の優先度が高いといったようなアンケート結果になっております。鈴木議員のご質問のとおり、今少子高齢化、こういったものがすごい勢いで進行しているといったようなところで、栗山町ももう40%に高齢化率が迫るといったようなことでございます。そのような中で、今後やはり今おっしゃられた筋骨格系疾患、こういったものが当然それに伴って増加してくるということで、そうなりますとやはりこの整形外科の受診、重要性、これが増してくるというのは実態、事実のところかなというふうに考えているところでございます。現在は常勤医1名が週4日午前中勤務をしておりまして、午後からは冒頭申し上げましたとおり手術、また入院患者の病棟業務、これを行っていると。さらに、もう一日は出張医の方が札幌のほうから1名来ていただいて、週1回午前診療、午後からの病棟業務、こういったものを担っていただいていると、そんなような今整形外科の診療実態でございます。そのような中ではありますけれども、やはりこの午後診療をするということになると、今の2名体制、それをやはり3名にしなければ、お医者さんの働き方というか、勤務のところからしても非常に難しいわけでございます。ですから、今のこの状況の中では、やはり整形外科の必要性は分かりますけれども、午後診療というよりは今の常勤医1名、これをこれからもしっかり維持、確保をしていくというところに主眼を置かなければならないのかなというふうに私は考えているところでございます。ですから、栗山町、この1次医療圏の医療をどう守っていくかという観点にまた立ちますと、やはり診療所です。栗山町内に7つ診療所ありますけれども、そこと病院、日赤病院と、ここがしっかり病診連携をしていかなければ、これからなかなか難しいということ、医師確保の部分からいくと難しさもありますので、ですから日赤で賄える部分については、やはり議員おっしゃいますとおり公的病院ですから、それなりの役割を果たしていただくというのが本来の形ではありますが、そこで賄い切れない部分というか、当然その町内には診療所が、整形外科さんがあるわけですから、そことうまく病診連携をして、この整形外科部門の医療を守っていくというか、維持していくと、そういったようなことが重要なのかなというふうに今考えているところでございます。

質問 11番 鈴木千逸

うまく町内で連携をということなのでしょうけれども、町内のほかの診療所とということでございますが、かなり混雑しているというのは町長も御存じだと思います。それから、町内で結局足らなくて、送迎がある近隣の整形外科へ通う町民の方も随分いらっしゃるというのも御存じだと思います。バスの問題や、いろいろありまして、なかなか自分で行けない。だから、送迎のあるところでうちの近所止まってくれるから、そこに行くとかというふうな方も大勢さんいらっしゃいます。どうなのでしょう。高齢化率が40%に迫りますよ、それからちょっと話は全く違いますけれども、高齢者に今免許の返納を推奨しています。高齢になったら免許を返納してくださいと、安全のためにそうしてくださいという片っ方で、町内の医療の関係はどうなのだろうか。Aという病院行きたいけれども、もなかなか混んでいてゆるくない、あるいは歩いていくのはちょっとゆるくない、あるいは町内のバスもこっちのほうには通らないから、てくてく歩いていくのは大変でゆるくないとか、高齢の方のお話ですので、でも現実はそこなのだと思うのです。やっぱりその町内にあれば、町内の日赤で診てくれるのであれば日赤で通っておきたいと、日赤で何とか診てほしいとか、いろんな声が現実の声としてはあるわけです。ただ、いろいろ予算のことがあったりするので、町長がそれは1人常勤体制を維持することがまずというふうなお話でしたけれども、ただ今医療体制をいろんな角度から検討している中で、やっぱり公的病院としては、午後にけがしてもせめて何とか対応できるような体制を取っておくべきではなかろうかというふうには思うのです。そこに、以前も町長おっしゃっていらっしゃいましたけれども、選択と集中ということでいろんな事業を見直したり、推進したりしていらっしゃるのでしょうが、一つ安心して暮らせるまちづくりの一番基本的な大事なところに病院施設ってあると思うのです。であるならば、ほかの診療科や何やかにや産婦人科も欲しい、精神科も欲しいとかいろいろあるとは思うのですけれども、町民のアンケートの中で2番目の要望にあるわけですから、そこは手当てをする必要があるのではないのかなと。同じ質問になってしまって申し訳ないのですけれども、そこについて今後の見通しという切り口ではどのようにお考えでしょうか。今は致し方ないと。でも、近い将来にそういうふうな考えがあるのでしょうか、それともないのでしょうか。

答弁 町長 佐々木学

重ねてのご質問でございます。今は、先ほど申し上げましたとおり町内の診療所、整形外科院と日赤病院がうまく病診連携を取ってこの整形外科部門をカバーしていただいているというような実態でございます。そのような中で、議員ご指摘のとおり今町内の診療上のほうでは、午前中は日曜日を除いて診療しておりますし、また午後についても月曜から水曜日、また金曜日、これら開けて診療をしていただいて、先生がお一人ですから、大変ご多忙な中でこの地域医療の一翼を担っていただいているといったような中での重ねての日赤病院の整形外科部門の拡充ということでのご質問かと思いますけれども、やはり先ほど申し上げましたとおりニーズは当然あるといったような中で、あの選択と集中というようなお話もありましたけれども、やはり将来的にはそこの部分についても受療動向を見極めながら、日赤病院に申入れをしていかなければならない時期も来るかと思いますけれども、やはりまず第一に考えなければならないのは。町内にない診療科が幾つかありますので、そこは今出張医で対応をしていただいているわけですから、そこの医師をまず確保していただいていく。医師確保は、今日赤病院さんのでやっていただいておりますので、そういった循環器科だとか耳鼻科、泌尿器科、こういった出張医で対応していただいているとこの医師をこれからもまず今の診療科を維持していくためにはお医者さんを確保していただかなければならないので、まずそこを第一にやっていただくというのが優先順位としては高いのかなと。そして、第2優先順位としては、先ほど私が申し上げましたまず共通の診療科が町内にある場合については、うまくそこと病診連携なんかをしてカバーをしていくというのが次の段階かなと。それと併せて常勤医を確保していくというようなことかと思います。その次に今の午後診療だとか、診療の拡大というようなところが来るわけでございますので、これからの改築のお話もありますけれども、いろんな議論がこれから進めていかなければならないというところがありますので、その中でもやはり短期的に整備をするもの、あるいは中長期的に考えていくものと等々ありますので、その中長期的なそういう議論の中に今当然言われた整形外科を初めとした午後診療のというか、診療拡大についても話を詰めていかなければならないのかなというふうに考えているところでございます。はい。

質問 11番 鈴木千逸

中長期的ということなのですね。令和2年度の町政執行方針に、健康に暮らせるふるさとづくりというところに、町民が安心して医療を受けられる持続可能な医療供給体制を構築するため(仮称)栗山町病院整備方針の策定を行ってまいるということでございますね。その中で、では検討はしていただけるということですね。ぜひ町民のいろんな、それはみんなどこが悪い、あそこが悪い、何が悪いとあるでしょうから、それはもう挙げたら切りはないのかもしれませんけれども、でもせめて公的な病院なわけですから、腰が痛い、膝が痛いといったときに、午後に行っても診てもらえるような体制づくりというのは必要ではないのかなというふうに思います。その上で不足の診療科を補充していくというふうな形のほうがいいのかなというふうに思います。やっぱりちょっと町の人の声なので、言い方が適切かどうかはあれですけれども、やっぱり当てになる病院といいますか、あそこへ行けば何とかなると、取りあえずあそこ、日赤へ行ったら何とか診てくれるぞというふうな病院を目指していかなければいけないのかなというふうに強く感じます。特に私生まれ育ちが栗山ではないものですから、栗山に来て10年ほどなものですから、以前住んでいたところではある程度充実していたエリアだったのです、エリア的に。栗山へ来て、やっぱりちょっと不便は正直感じてはおります。ただ、まだ私免許を返納せずに済んでおりますので、車でびやっと行きますけれども、それが果たしていいのかなというと、そうではないと思いますので、やっぱりこの町に住んでいればなるべく、だったらこの町にお金を落とすような形でお世話になっていきたいなというふうに思っておりますので、いろいろ考えてくださっていらっしゃるとは思いますので、一つ高齢化率4割迫る、もしかしたらもう早い時期に4割を超えるかもしれません。私もその仲間の一人にもう間もなくなりますので、何とか高齢者に優しい町であってほしいなというふうに思います。以上です。私の質問は以上で終わります。ありがとうございました。

出典:栗山町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる