栗山町議会 令和元年第7回定例会 2019年9月3日
災害時の避難について
2019年9月3日、栗山町議会の一般質問で、佐藤功議員が「災害時の避難について」質問し、町長 佐々木学が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤功 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木学
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 6番 佐藤功
質問いたします。1、災害時の避難について。いつ災害が起こるかわからない昨今です。昨年9月5日、6日にかけて台風21号と胆振東部地震による道内全域的停電があり、本町でも災害を経験いたしました。高齢化が進む中、災害から命を守るため、地域防災計画に基づいて防災ガイドブックが作成されましたが、その中で指定避難所と指定緊急避難場所等が掲載されております。今年6月に行われたまちづくり懇談会で避難行動要支援者名簿にかかわる取り組みについて説明がありましたが、要支援者名簿は日ごろからの見守り、声かけ等を通した関係づくりや災害時に備える防災活動に活用するものです。地域で安心して暮らせるまちづくりのため、住民の協力が不可欠です。また、災害の危険度をわかりやすく数字で示す警戒レベルを同時に発令するとありますが、自治体、住民組織、警察、消防など関係機関が事前に話し合って、いつ、誰が、何をするのかといった災害時の対応の役割を明確にしたタイムラインの策定が急務であると考えます。そこで、以下の点について伺います。1、昨年9月地震による停電時の課題と教訓は。2、昨年9月の一般質問答弁で災害弱者の避難強化に努めるとありますが、進捗状況は。3、コミュニティー放送開局までの災害情報の伝達手段、体制の確立とタイムラインの策定の進捗状況は。以上でございます。
答弁 町長 佐々木学
災害時の避難についてのご質問で①の昨年9月地震による停電時の課題と教訓はについてでありますが、本町におきましては震度5弱の揺れを観測するとともに、おおよそ2日間、町内全域が停電となり、災害情報伝達手段の確保と指定避難所の停電対策が課題として浮き彫りになりました。このことから、町内会、自治会などとの連携を図り、地域コミュニティーを活用した住民への情報伝達の仕組みづくりを進めるとともに、指定避難所への必要な設備等の整備、さらには円滑な避難所の開設、運営をするための体制づくりが必要であると考えているところであります。ご質問②の昨年9月の一般質問答弁で災害弱者の避難強化に努めるとありますが、進捗状況はについてでありますが、避難行動要支援者名簿の年2回の更新時に要支援者の新規登録を町内会、自治会などにお願いし、避難行動要支援者を把握するとともに、災害弱者の避難支援などをより実効性のあるものにするため、個別計画の策定に向けたマニュアルの素案づくりを進めているところであります。今後におきましては、栗山町避難行動要支援者支援対策協議会などとの協議を進めてまいります。ご質問③のコミュニティー放送開局までの災害情報の伝達手段、体制の確立とタイムライン策定の進捗状況はについてでありますが、災害情報の伝達手段及びその体制づくりにつきましては、先進地を視察し、調査を行うなど、本町における緊急災害時情報伝達網の仕組みについて検討しているところであり、今後におきましては町内会、自治会などとの協議を行いながら、その構築を進めてまいります。タイムラインの策定につきましては、平成29年5月に作成された国が管理する夕張川の洪水を想定したタイムライン及び今年6月に策定された北海道が管理する阿野呂川の洪水を想定したタイムラインを参考に、現在本町における各種災害時のタイムラインの素案を作成しているところであります。今後におきましては、各地域や防災関係機関、団体との協議、調整を行いながら本町の実情を踏まえたタイムライン策定を進めてまいります。
質問 6番 佐藤功
まず、1番目の去年の地震による停電時の課題と教訓の中ですけれども、私避難所に避難した方の意見ちょっと聞いたのですけれども、その中では、カルチャープラザEkiのほうでは非常用電源がないところなのです。そこで、やはり暗いということはすごく不安だということとトイレだとかなんかも含めて暗いということで、すごく不安があったということの意見も聞きました。それと、情報が全然わからないと、栗山がどうなっているかということで。去年の場合9月の6日3時6分か7分に地震が起こりまして、26分ぐらいに停電になったのですけれども、それまで皆さんテレビつけて、そしてその後消えてしまったので、実際に詳しい内容が全然わからないということで、避難所でそういう情報がわかるような形の方法としては、各避難所にそれぞれアイパッドだとか、いろんな形のもの、情報のものを。避難所行けばわかると、今の栗山の現状が、そういう形にしていただきたいなと思っています。あと、避難所の環境ですけれども、いろいろと聞いている中では、ちょっと寝てみたいということでは、畳だとか、そういうところもあったほうがいいのではないかということで、そういう話もちょっと出ていましたので、そのあたりの対策としては今後どうなのか、ちょっと聞きたいです。お願いします。
答弁 町長 佐々木学
まず、1つ目の昨年9月の地震における停電の対応の関係で今3点ほどご質問がありましたが、まずカルチャープラザで非常用電源設備がないということで、これは私どもも掌握しているところでございまして、今現在は3カ所ですか、南部公民館だとか角田改善センター等々に非常用電源設備ありますが、今年度総合福祉センターしゃるるのほうに、収容人員が一番多くなりますので、そこに非常用電源設備を整備することで今進めております。そして、今ご指摘のカルチャープラザEkiにつきましても、今の総合計画の中で来年度に非常用電源を設備する計画となっておりますので、ご理解をいただきたいと思いますが、その中でそのほかにもいろいろと指定避難所があるわけでございます。それで、私どもの考え方といたしましては、避難所の収容人数である程度一定の区分けをしていこうということで、200人以上の想定収容人数の避難所におきましては、これは各小中学校や介護福祉学校が挙げられますが、ここにつきましては第7次の総合計画の中で随時整備の検討をしてまいりたいと考えております。また、それ以外の200人未満の施設につきましては移動式の発電機を予定をしておりまして、それもなるべくご迷惑かからないような体制の中でスムーズに設置をできるように、そういう体制づくりも進めていきたいと考えております。それと、2点目の関係でございます。これもアンケート等でもいろいろとご指摘をされている内容で、去年地震のときに避難所を開設させていただきましたが、やはりいろいろと、携帯電話が使えないだとか、そういった中で今の災害の状況がどのようになっているか避難所に避難をされた方に伝わりにくいというか、伝わっていなかったというような、そんなような教訓もあったということでございますので、そこにつきましてはいろいろと町のほうも私も含めて避難所を巡回させていただきましたけれども、そういった活動の中で状況をお伝えしたいというふうに考えておりますし、また今検討しているのは非常用の公衆電話、こういったものを設置いたしまして、災害対策の本部と避難所が連絡をとり合えるような、そんな仕組みも検討していきたいと考えておりますし、また無線機、こういったものの配備も検討していくことにしてございます。いずれにいたしましても、FM局の開局まで、その後の質問にも絡んでまいりますが、そこまでの間に災害が起こらないとも限りませんので、その間のそういう対応についてはしっかりと行ってまいりたいと考えております。また、最後の避難所の環境のことについてでございますが、畳があればというようなご意見もいただいているということでありますが、今の備蓄計画、災害の計画においては、そういったものの整備については載せておりませんけれども、そういった中で今いろいろといろんな地域、災害対策をやっているところで、例えば段ボールを活用して、下に敷いていただいて、そういう寝床をつくっていただくだとか、そういった避難所生活での環境整備については、これからいろいろと避難所開設訓練をしていく中で今ご指摘のあった部分も含めていろいろと課題も浮き彫りになってくると思いますので、そんなような訓練通じた中で、マニュアルをこれからしっかり整備をしていただく中で整備するものはこれからしていきたいというふうに考えております。
質問 6番 佐藤功
今の中でもありましたけれども、去年16カ所、避難所です。それで、70人ですか、避難の方がされてきたのが。それで、職員の方が延べ190名ということで、これ去年2日ないし3日開設したのですけれども、これが例えばそれ以上になると職員の対応ができるかどうか、そのあたりちょっと聞きたいのですけれども。お願いします。
答弁 町長 佐々木学
今ご質問にありましたとおり、昨年の地震の中では全町的な停電というような非常事態だったものですから、あえてこの16カ所の避難所を全て開設をさせていただいて対応させていただいたということでございますが、その中で職員につきましても延べ190名の配置をさせていただいたというようなところでございます。そのような中で、職員に対してのアンケート、終わった後の実際にそういう災害対応に当たった職員のほうからのアンケートにもありましたが、やはり職員の定期的な避難所の関係も含めた訓練が必要ではないかというようなご意見も出ておりましたし、また避難所の開設、運営を担当する職員の割り振りについても、緊急、急遽だったというところもあってなかなかうまくいかなかった部分もありますので、その配置、割り振りについても事前にしっかりと検討して整備をしていく必要があるだろうというような、そんなような職員からのご意見も出ておりましたので、そこについてはこれからの円滑な避難所の開設運営をするための体制づくり、これをしっかりやっていきたいと思っております。
質問 6番 佐藤功
今ほどいろいろと聞いていますけれども、これからということが結構多いので、実際に、先ほどの最初の質問でもそうですけれども、いつ災害が起こるかわからない。地震の場合特にです。二、三日前の集中的な豪雨も突然起こったわけですけれども、これは早急に取り組んでいただかないと、起こってからではやっぱり遅いので、これは早急にやってほしいということを要望したいと思います。2つ目としては、弱者の避難強化ということで答弁ありましたけれども、9月の8日ですか、朝日町内会のほうでやりますけれども、実際に各町内会の中で弱者の方、要支援者の数がそれぞれ町内会によっていろいろと数が多いところと少ないところあるのですけれども、私どもちょっと調べた中では、自治会別の人数調べたのですけれども、一番多いところで30名いるのです。朝日4丁目です。この方の避難の方法、車で移動するのか、またそれにかわるものでするのか。これ冬と、また夏では違うので、また気象条件によって避難とか違ってくるのです。そのあたりはどういうような形で避難していくのかということで思っております。8日に行われるのは、水害についてはやりますけれども、地震だとかほかの災害においてどういうような手段、方法をとるのか、移動手段です。そのあたりをちょっとお聞きしたいのですけれども。
答弁 町長 佐々木学
今ご質問にありましたとおり今月の4日日曜日、今年は朝日町内会、朝日4丁目町内会、そして湯地中央町内会、この町内会とこのところで組織しているまちづくり協議会が中心となりまして、今年の町の総合防災訓練が行われるということになっております。要支援者の避難をさせる方法としては、今それぞれのまちづくり協議会の中に自主防災組織というのを設置しておりますので、そういったような中で、声かけから、あとは近所の方の誘導避難だとか、そういったところの中で移動が可能な方についてはそんなような方法で避難場所まで避難をさせていただくということでございますし、また個々のいろんな自主防災組織の中でそういった動けない方等もいらっしゃいますので、リヤカー、こういったものを購入したりしているところもございますので、そういうものを活用しながら、そういった手助けが必要な方の避難、こういったようなところがやられていくのかなというふうに思っておりますし、やはり避難行動支援者、この方をいかに避難させるか、これが災害時における人的被害を抑える一番大事なところになってまいりますので、そこはこれからのいろんな訓練を通じましていろんな手法も行政のほうからもそういうところに発信、ご助言をできればいいかなというふうに考えております。
質問 6番 佐藤功
防災警戒レベルということで、広報にも、8月号ですか、出ていましたけれども、弱者については警戒レベル3という形で避難を始めるという形ですけれども、実際に自主避難の場合、避難所がいつから開設されているのか。自主避難の場合はレベル3とか2だとか、いろいろとありますけれども、いつ開設して、そこに自主的に避難したいなと思ったときに、いつから避難所が開設するのか、そのところをちょっと聞きたいのですけれども。
答弁 町長 佐々木学
町広報でも周知をさせていただきました。今回見直しをされました警戒レベルのお話でございますが、それぞれ警戒レベルの1から警戒レベルの5まであるわけでございます。そして、この避難情報の発令については、そのレベルに関係なく私の段階で発令をさせていただくということでありますので、その目安となるのが例えば気象庁から発せられるいろんな情報であったり、そういったものが目安になるのかなというふうに考えておりますし、例えば警戒レベル3相当情報ということであれば、気象庁からは洪水警報だとか大雨警報だとか、こういったような発令がされるわけでありますが、それが出たからといって、一応レベルとしてはレベル3ということで高齢者等は避難をしていただくような、そんなような目安になっているわけでありますが、その降り方の状況も見ながら、そして気象庁から発令がされる。今はいろいろと、栗山町とか南空知とかという大きな区域ではなくて、もう少し限定的なメッシュ情報というのが出てまいりますので、そんなようなところも確認をさせていただきながら、この状況を見て私のほうで避難の発令をさせていただくと。それが発令されれば、当然その段階では避難所が開設されているというふうにご理解をしていただければと思います。
質問 6番 佐藤功
そうしますと、町長のほうから発令されたとき以前は開設しないということですね、そういうことですね。質問変えます。避難していただきたいということで、ほかのいろんなところからも私聞いておりますけれども、なかなか避難しない方が多くて、以前に釧路で津波が来るということで避難してということで声かけたのですけれども、なかなか避難した方が少なかったというようなことがありましたので、今言った警戒レベルの伝達方法はどういうような形でされるのか、ちょっとそのあたりも含めてお聞きしたいです。
答弁 町長 佐々木学
現在は情報伝達手段としては、一般的ではありますが、町の公式ホームページ、またツイッター、こういったものへの掲載、さらにはいろいろと聞こえづらいとかというご指摘はいただいておりますが、町広報車、また消防等による放送のものでの周知、あるいは携帯電話へ一斉に災害避難情報を発信する緊急速報メール、あるいは全国瞬時警報システム、Jアラート、またテレビなどを通じて災害情報を発信するLアラート、こういったいろいろな媒体、そういったものを通じまして伝達手段を通じて現在は町民の皆様に対して周知、伝達をしているというような状況であります。ただ、いろいろとご指摘をいただく中で、なかなかそういうものだけでは十分ではないというようなご指摘をいただいているところでございますので、今災害時の伝達網、これの作成について先進地なんかを視察して、これから町内会、自治会の皆様と連携、協議をさせていただきながらそういった伝達網の作成をしてまいりたいということで考えております。登別市が先進地ということで視察に行かせていただきましたが、登別市では52の町内会があるわけでございますので、そこに災害対策本部からうまく情報が伝達されていくような、そういう伝達網の仕組みをつくられて、実際にそれが災害等の対応に役立っているということもありますので、あそこはいろんな経験をしたまちですから、そういった必要性があって早急につくられたのだと思いますが、私どももそういったようなところも勉強させていただきながら、なるべく早い段階でこの伝達網については策定をしてまいりたいと考えております。
質問 6番 佐藤功
今の伝達方法ですけれども、FM局が開設するまでという形になっておりますけれども、それまで正直言って、先ほども何回も言いますけれども、いつ起こるかわからないような状況なので、この伝達方法、豪雨の場合はやはり聞きづらいということがあります。それから、去年もそうでしたけれども、いろんな形で出ましたけれども、広報車回っても聞こえないとか、いろんな形でありましたので、そのあたりの伝達方法です。栗山にあるかどうかわかりませんけれども、災害用トランシーバーとかありますよね、そういう形のものだとか、そういう形で各町内会とか避難所とか。あと、9月の広報にも出ていましたけれども、携帯電話でのメールという形で、携帯電話を持っていない方がいますので、パソコンとか持っていない高齢者の方が、栗山の場合高齢者が39%超えておりますので、そういう形でひとり暮らしだとか、そういう持っていない方の伝達はやはり町内会で声かけしていくしかないのでないかと思っております。そういう形でより一層の伝達方法を考えていっていただきたいなと思っております。これからいろんな方法を、やはり各町内会とかいろんな、先ほど言った登別市に行って、そういう伝達手段をいろいろとこれから研究されてやっていくと思いますけれども、栗山に今あるものを最大限使って進めていくしかないのでないかと思っておりますので、そういう形でよろしくお願いいたします。以上で質問を終わります。