栗山町議会 平成29年第6回定例会 2017年12月12日
(1)働き方改革を役場から/(2)国保都道府県化の影響は
2017年12月12日、栗山町議会の一般質問で、重山雅世議員が「働き方改革を役場から」「国保都道府県化の影響は」について質問し、町長 椿原紀昭、副町長 佐々木学、住民生活課長 松本俊哉が答弁しました。
- 質問者
- 重山雅世 議員
- 答弁者
- 町長 椿原紀昭、副町長 佐々木学、住民生活課長 松本俊哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 5番 重山雅世
私は、通告に従い、2点伺います。1点目、働き方改革を役場から。安倍政権は、過労死ライン容認、残業代ゼロ容認の働き方改革関連法案を来年の通常国会へ提案しようとしています。時間外労働について罰則つきの上限を新設しているものの、繁忙期の上限は月100時間未満という驚くべき内容です。休日労働を含めれば年960時間、毎月80時間まで働かせることが可能です。今長時間労働が働く人の心身の健康を傷つけ、昨年電通の新人女性社員の過労自殺が社会問題になり、今年は新国立競技場の建設現場で23歳の現場監督が過労自殺しました。民間企業だけでなく、自治体職員、教員も長時間労働は深刻なままです。厚労省が2017年度版の過労死防止対策白書を出しました。過労死等をめぐる調査分析結果では、労働時間の正確な把握や残業手当の全額支給が残業時間の減少、メンタルヘルスの良好化につながるとし、残業時間をゼロ時間に近づけることや適当な仕事量であることも効果があると指摘しています。昨年本町の平成27年度決算総括質疑で、時間外労働上限年間360時間以上を超える働かせ方の是正を求めて質問しました。月2回のノー残業デーを導入し、各事務事業の業務内容の見直しを行い、時間外勤務の抑制に努め、職員の健康に配慮した勤務体制を図っていくとのことでした。平成28年度決算では、職員の時間外手当額が前年4,850万円から3,960万円へ減少しました。しかし、要因の一つとして時間外手当の支給をしないで済む管理職員をふやしたことが挙げられます。4月1日現在で平成27年度34人、平成28年度40人、平成29年度は42人です。管理職手当については、平成19年度から基本月額の50%削減のまま現在に至っています。この問題を今年9月行われた決算審査特別委員会で指摘し、もとに戻してはの質疑に対し、担当課長はこの状態がずっと続くのは望ましいことではない。時期を見まして削減の内容見直しについても検討するとのことでした。管理職に昇格しても管理職手当50%削減により、参与の場合は月9,900円、主幹は1万5,850円、6級の課長職で2万5,950円です。時間外手当がないので、主査、係長時代に比べ実質手取り給料は下がった管理職もいます。また、一般職の期末手当の削減、役職加算凍結も平成19年からずっと継続しており、職員の士気低下や町税減収で地域経済活性化にも逆行します。近隣3町は凍結実施しておらず、期末手当に役職加算を含めて支給しています。決算額における人件費の構成割合は、平成18年度、18.2%をピークに、平成28年度では13.2%くらいへと推移しています。これらを踏まえ、本町も役職加算凍結、管理職手当半減の解除を求めますが、見解を伺います。また、恒常的で専門的、継続的職務を担う非正規職員の処遇改善、非正規職員を正規職員とすることについての見解を伺います。さらに、来年4月、無期雇用転換ルールがスタートします。委託契約や指定管理者制度のもとで働く非正規労働者の雇用の安定を図るため、新たなルールの受託業者や労働者への啓発、指導に当たってはと思いますが、見解を伺います。2、国保都道府県化の影響はです。来年4月、国民健康保険、国保の財政運営は、市町村から都道府県に移管されます。国保加入者の約8割を非正規雇用や年金生活の低所得者が占めています。高過ぎる国保料税を払い切れない世帯が相次ぎ、正規の保険証を取り上げられ、必要な医療を受けられない人が後を絶たないことが今でも大問題になっています。国保都道府県化は、2015年に安倍政権が強行した医療保険改悪法の柱の一つです。1961年開始の国保の歴史の中でかつてない大改変です。新制度でも市町村が国保料税を決めたり、徴収したりする点では現在と変わりません。道は、平成30年度国保事業費納付金の概算額を算定し、市町村に示しました。栗山町は、4億5,154万2,000円です。また、厚労省は、標準保険料率は保険料算定の参考にはなるが、実際に賦課徴収する保険料率を決めるのは市町村として、平成30年度に関しては被保険者一人一人が受け入れられる保険料負担という観点から、法定外繰り入れのほか財政調整基金の取り崩し額や保険料の算定方式、応能応益割合、保険料の賦課限度額、個別の保険料減免等について財政責任の一端を担う市町村の立場で激変を生じさせない配慮を求めるとしています。平成30年2月には国保事業費納付金の確定額が通知されますが、新制度下での本町の1人当たり保険料試算について見解を伺います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
1点目の働き方改革を役場からについてでありますが、本町ではこれまで行財政改革による事務事業の見直し、また昨年度からは時間外勤務の縮減及び職員の健康管理を目的としたノー残業デーの導入など、業務運営や職場環境の改善を図ってきたところであります。一方、行財政改革においては、厳しい財政状況の中、自立的かつ主体的な自治を推進するため、税率改定や使用料見直しなど町民の皆さんにも一定の負担をお願いするとともに、行政内部においても施設民営化等による職員数の削減や給与の独自削減など、職員の協力もいただきながら自助努力を図ってまいりました。現在平成27年からスタートいたしました栗山町第6次総合計画との整合性を持った栗山町第4次行財政改革を推進しておりますが、総合計画の実行財源の確保と健全な財政運営を図るべく人件費において特別職給料の削減、特別職及び一般職の期末、勤勉手当、役職加算の凍結、住宅手当、管理職手当、通勤手当の削減を継続実施しているところであります。そこで、役職加算凍結、管理職手当半減の解除を求めることに関する見解でありますが、今ほど申し上げましたとおり、第4次行財政改革による財政見通しを踏まえた上で第6次総合計画を推進していることから、来年度実施いたします平成31年度からの後期実施計画策定時において見直しについても検討してまいりたいと考えているところであります。次に、恒常的で専門的、継続的職務を担う非正規職員の処遇改善、非正規職員を正規職員とすることについての見解でありますが、地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴い、非正規職員の任用や勤務条件等に関しては、平成32年4月以降新たに会計年度任用職員制度等に基づく運用となることから、まずは改正法の趣旨にのっとった制度構築を図ってまいりたいと考えているところであります。次に、無期雇用転換ルールの受託者や労働者への啓発、指導に当たってはについての見解でありますけれども、平成25年4月1日から労働契約法の改正により平成30年4月以降有期労働契約が通算5年を超えたときに労働者の申し込みにより無期労働契約に転換されることになります。町においては、この無期雇用転換ルールに関し、既に町広報で周知を実施しておりますが、より適切な雇用環境確保のため、委託先事業者や指定管理者を含め制度の普及啓発に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。2点目の国保都道府県化の影響はについての質問でありますが、平成30年度より国民健康保険は都道府県と市町村が共同保険者となり、財政を初めとする主体は都道府県が担い、市町村は被保険者に身近な資格管理や賦課徴収などの窓口業務を担うことになります。町といたしましても、スムーズな制度移行に向けた準備を進めているところであります。現時点においては、過去3カ年のデータをもとに北海道が新制度に移行した場合を想定して試算される内容のみ把握しているところであります。したがいまして、重山議員の質問の1人当たりの保険税の試算につきましては算定することはできませんが、新制度下での試算する正確な数値等を把握次第算出したいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 5番 重山雅世
まず、職員の手当の凍結とか半減の解除の部分です。31年度のときに考えるということでしたけれども、見直しのときに。現にもうこの通告にもありましたように近隣ではやられていないと。削減しないで行財政改革しているのだよと。その点で本町だけ削減しないとならないというか、これは理事者としてどのようにお考えになっておられるのでしょうか。まず、その点でお尋ねしたいと思います。近隣はもう既にしていないのです。そして、組合のほうも毎年のように組合の要望として凍結解除してほしいと。でも、なかなかうまくいかないと、そういうことも聞いていますけれども、もう既に近隣はやっています、解除を。本町だけ特殊な事情があるのでしょうか。まず、その点でお尋ねします。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
ここ10年ないし十一、二年、行財政改革、そういった計画を立てながらきております。恐らく議員も長くやられておりますので、旧合併法、あるいは新合併法に基づいて4町ないし3町の合併について論議をされました。当時各市町村の実際の詳細のレベルというのがわからないと比較ができないということで、近隣に議会のほうからもお話を申し上げ、一斉にそれぞれの市町村がその実態について把握をした上で、これは現状のままの状態では財政計画は成り立たないということでどの町村も始めたわけです。そして、我が町も当然人件費等役場がまずそういったことをしなければ、住民に負担をかけるわけにはいかないということで計画をさせていただきました。当時は、極力職員の基本給、これには手をつけないというように基本的に考えてまいりましたが、時代の中ではだんだんと厳しい状況下に置かれてまいりましたから、最終的には基本給の1割、これは5年、時限立法でお願いをしたいと。これは、組合と十分論議をしてご協力をいただきました。当然特別職等々は2割、3割、10割ということで、私12年になりますけれども、本来の給料はもらったことがないぐらいですから、みずから私どもさせていただいておりますけれども、そういう意味ではほかの町村は恐らく基本給早い時期にいじっているはずです。そして、私どもの町では、手当に影響するような基本額というのは従来の基本額をベースに計算していますから、ほかの市町村とはその辺の差が恐らく出てきているのではないかなと思いますから、議員さんにもいろんな同僚、知人等々いらっしゃると思うので、もう一度近隣のそういった具体的な数字を把握しながら、本町の実態と比較していただきたいなと思います。いずれにしても、第4次財政計画を立てて、今進行中でありますので、その財政計画の数値は従来の今までの経過に基づいてある程度の事態を予測しながら、そして新しい事業を展開するためにはこの4次の財政計画を推進しなければ全うできないわけです。そういう意味では、今の計画中の中では今のいろんな手当等々を含めたものについての削減はやむを得ないのかなと思っておりますけれども、31年、新しい後期計画、この中では当然1年前から始まりますから、論議をさせていただきながら、再度国の交付税の見通し等々も含めて、これは全体の総額をある程度押さえないとならないと思っておりますので、十分その中で論議をして、もちろん凍結できるものであれば凍結をしていきたいと、それは思っているところでありますので、当然そういった課題についてはきちっと引き継ぎをしてまいりたいなと、こう思っておりますのでご理解いただきたいと思います。
質問 5番 重山雅世
近隣は削減しないでやっていく。やっていっているという状況の把握という点では、余りその点についての答弁という点では聞かれなかったのですが、私この間決算の性質別歳出、経常収支比率の構成比の推移を見てみました。財政が大変だ、大変だと、もう硬直化しているよと、そういう中で経常収支比率、最も低いときが平成12年度、2000年です。最も高いとき、平成18年度でした。それで、人件費で見ますと、平成18年度、23.2に対して平成12年度、23.3%でした。構成割合で言うと、逆に言うと人件費は0.1%下がっているのです。それから、公債費で見ますと、平成12年度、19.6%、18年度は35.5%、15.9%割合が上がっています。そういう部分で見ますと、繰出金も若干ふえています。この経常収支比率を押し上げた主な原因が公債費で、次が繰出金です。人件費ではないのです。ですから、やはりこういう財政の推移を見ていく必要があるのでないかなと。経常収支比率、大体一般的には70とか80が適当だとされていますけれども、平成19年度からずっと削減しているということは、ちょうど小泉内閣の三位一体改革の中で交付税も削減されるよ、補助金もカットされるよ、だけれども税源移譲するよと。でも、税源移譲の割合は少なくて、削減の額ががっとふえたと、交付税も。あの当時行財政改革進めるに当たっても、30%も交付税削減されるのでないかというようなことも飛び交った時代ですから、それでみんな横並び式に人件費削減という形で動いたし、今年の3月の財政問題特別委員会の中でも人件費を削減して、そして基金をふやしてきていると、そういう状況がはっきり出てきています。ですから、この人件費削減によって基金をふやすとか、そういうのが本当の財政再建のあり方なのかと。その辺ではどう思われますか。今国のほうはトップランナー方式で、民間委託だとか指定管理者やっているかどうかと、そういう点ではうちはクリアしていると思います。そういうのをやりながら、でも人件費削減ありきでずっと進んできた方向がその結果が今どうなっているかという検証、町長ご自身でどのようにお考えになりますか。人件費削減によって基金をふやすことが本当の財政改革の再建のあり方なのでしょうか。その点どのようにお考えでしょうか。答弁を求めます。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
まず、年度それぞれ12年、18年、るるお話がございましたけれども、総体的な例えば歳出なら歳出の合計額が随分違ってきているわけです。例えば事業、公共的な事業も相当縮小させながらきている云々ですから、当然そういう意味ではその中の構成比、人件費等も変わってくるのは当然でありますけれども、ただ現実には人件費は削減をしておりますから、減っているのは間違いないわけで、それと基金については、これは別に削減したものを基金に回す、そんな余裕はないのです。従来の基金は、年度ごとに計画をしながら基金を崩しながらやりくりをしてきているというのが現状でありますから、基金のために削減をしているというような理解をされたら、これはとんでもない話かなと、そんな感じもしておりますし、るるいろいろお話ありましたので、その詳細について今副町長のほうからまた加えて説明をさせたいと思います。
答弁 副町長 佐々木学(副町長は2017年12月まで)
それではまず、最初に重山議員から再質問ありました町全体の構成比等々の関係でございますが、確かに人件費の占める割合、特に職員給の割合なんかは平成18年度をピークに現在徐々に下がりつつあるというようなことでございますが、平成18年当時、ご質問にもありましたとおり、三位一体改革の中でこの比率等々、経常収支比率も含めての話ですけれども、分母になります普通交付税がかなりの削減をされたというようなところでこのような大きな率になっているということでございましたが、その後の行財政改革を推進していく中でこの経常収支比率についても94%台から90%を切るぐらいまで減少をしてきた。そこについては、行政サイドの努力、また職員、また町民の皆さんのご理解、ご協力の中で進めてきた改革の成果であるというふうに考えております。もう一点が基金のお話でございますが、ここにつきましては他市町村ではそういう人件費の削減を含めた行財政改革を推進してきた中で、基金の増加が全国的に今21兆円ぐらいまでふえてきているというような情報も入っておりますが、そこに財務省と総務省のいろんな駆け引きがございまして、そこについては財務省サイドとしてはメスを入れるべきでないかというようなお話も今進められているというふうに聞いておりますが、やはりそこ、そこの自治体によって将来少子高齢化、人口減少を踏まえながら、将来のためにある程度の基金が必要だということでためてきた部分でございますので、そこにメスを入れられるというのは私どもの本旨ではないというふうに、これは全国自治体のどこでも思っているようなことかなというふうには思っております。ただ、この基金がふえた要因が人件費の削減のみではなくて、各それぞれの自治体におけるいろんな政策的な展開だとか、将来を見通した政策判断によって基金が計画的に積み立てられているというようなことでございます。残念ながら栗山町の場合は、基金の全国的な傾向とはちょっと違いまして、ふえてはいない現状にはございます。今現状として投資しなければならないいろんな事業、政策にそれぞれの基金を使ってきているというようなことの中で、適正規模は確保していかなければなりませんが、将来を見据えながら基金についてもある程度確保はしていくというのが栗山町の方針でございますので、削減ありきでこの基金を判断するというようなことは私ども考えておりませんので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 5番 重山雅世
財務省と総務省の考え方という点では若干差異もあって、つい先日も野田総務大臣と高知県の知事との話が新聞報道されました。基金を積んでいる自治体に対しては交付税削減すべきというのに対して、その交付税削減したのを人件費削減で基金ふやしているところに対してさらに交付税削減するというのはいかがなものかというように野田総務大臣も言っていました。それと、今般ずっと経団連そのものもアベノミクスの功罪という点でいうと内部留保がふえたとか、国民の景気回復感がない中で内部留保がふえているから賃金を引き上げしなさいというような、そういうことも出てきている時代ですから、だからなおのこと行政みずからがこれまでどおり19年からずっと職員に対してそういう痛み押しつけてきたのですから、来年度からすぐやっても私は破綻するような状況ではないと思うのです。やはり切りかえが今の時期必要でないかなと。札幌市も管理職の給与の削減は継続しますけれども、22日の道新の報道の中でも給料のカットも削減幅を抑えてきているのです。それから、手当についても今まで管理職手当10%減だったのを8%、主幹相当職については管理職手当の削減終了するだとか、そういう報道をして、来年度20億円の削減から10億円の削減にしたよと、そういうようなことも報道されていましたから、長いこと、そしてもう近隣は凍結解除しているわけですから、やはり今がこの働き方改革という点では行政みずからがリーダーシップをとってやっていく、今がその時期でないかなと、私はそのように思いますが、再度答弁を求めます。もう計画にのっかってしまっているからやるのだよというのではなくて、やはりその計画を見直す時期に来ているのではないかなと、私はそのように思います。どうでしょうか。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
先ほどもお答えしたとおり、財政計画があと残すところ2年ほどございますけれども、その計画に沿って全体的な行政のいろんな事業を展開してきておりますから、それなりに議員さんのそれぞれのご理解をいただきながら進めてきていると。それと、財政的にそれほど余裕はないわけです。結構基金を取り崩しながらやりくりをして、そして実際は交付税の変動が大きいですから、これもそのとき、そのとき事前に総務省に伺って、担当のほうからお聞きしながら、少なくとも2年ぐらい戻すというようなことで、少しローリングそのものはしてきて、今やってきておりますから、当然あと1年ないし2年の中では現行の体制でいかざるを得ないのかなと。それと、近隣、近隣とお話し申し上げますけれども、先ほどお話ししたとおり、近隣の場合は一番大事な基本給ですから、私は5年は協力してもらうけれども、必ずフィードバックさせるというか、戻しますよということを約束どおり組合ともお話しして進めてきておりますので、この手当等々を含めた削減についても継続でお願いしたいと。そして、職員が一番財政状況をわかっておりますから、組合ともお話ししながら、ご協力いただいて今進めているところでありますので、ご理解をいただきたいなと思います。
質問 5番 重山雅世
近隣の状況もラスパイレス指数どういう状況かというのも見ていく必要あると思うのですが、市町村の平均、昨年と平成28年度とですと若干平均は上がっていますし、でもそれに比べても栗山町の場合は、札幌市除いた場合、平成27年は市町村平均97.3%、栗山は96.9、28年度のラスパイレス指数は97.7が平均に対して、栗山は若干上がって97.4%ですから、そういう点で見ても決して高いような状況ではないと。ですから、そういうことも含めて、例えば行政側のほうが言う財政効果という点では役職加算の部分、期末、勤勉手当、これが一番削減額が大きいわけです。そして、対象も116人おります。ですから、これはもう近隣なんかはとっくにこういう期末、勤勉手当についての削減というのは、本町は平成19年から続いているわけですから。近隣はやっていないです。ですから、そういうことは一番職員にとって影響の大きいところだけでも解除するだとか、そういう考えがないのかどうか。その点で再度答弁求めたいと思います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
いずれにしても、何度も繰り返すとおり、今の計画に沿った進め方しかできない状況だということでありますけれども、近隣は本当に調べてもらってもいいとおり、実際のここ十二、三年の先ほど話した経過からくると、基本的な基本給等々は一回ダウンさせていますから、そういう面では相当総体の年収等々については栗山との差は出ているのかなと。それをやらないと、当時の行政改革をやらないと乗り越えられないと。議員さんが一番それをご理解しているのではないですか。指摘したのは議員さんです。他町村に同じ数字を挙げなさいと、挙げないと比較もできないのではないかと言い出したのは我が町の議員さんです。そのとき詳細も勉強されたと思うのです。非常に厳しいと。ある町では、極端な基本給の調整もしました。聞くところによると、その後戻すものもあるのだろうけれども、再度またやらざるを得ないという情報も入っているのです。それは、やはりある程度将来的なというか、3年、あるいは少なくとも5年は見通しながら財政計画をしないといろんな事業展開が計画も実施もできないわけなのです。それには議員さん方のほうが私は一番理解して、賛同いただいて、職員数にしても逆に議員さんのほうが厳しいでしょう、削減の内容は。計画どおりになっていないのではないかと。僕12年やっておりますけれども、相当指摘され、何とかやりくりしなければならぬなと。正職員、非正規職員についても、余り言いたくはなかったのですけれども、全体が関連しておりますから、そういう意味では全体をもう一度議員みずから内容をチェックした上で、別の機会にまたご質問していただきたいなと思います。
質問 5番 重山雅世
職員の人件費の削減で当初に戻りますけれども、私は人件費の削減で財政再建生み出すというやり方は、本来的にあるべき姿でないと、そういうふうな基本的な立場でずっとおります。この間本町は、退職しても不補充でずっときて、どちらかというと職員の構成がピラミッド型になっていない。ですから、年齢が来ても管理職にならなかったとか、ちょっとひずみがあります。私管理職にしたという点では、当然そういう勤続年数も、それから力量的にもふやしたという点については別に異議は申しませんけれども、それが時間外手当削減したよという方向、そういう方向に使われているという点ではちょっと納得できないし、それと参与という形をつくって、私から言うと名ばかり管理職という言葉はちょっと適正かどうかわからないですけれども、何かそういうような状況も私は最初通告しましたでしょう。ちょうどその年代は、子育てで一番お金のかかるところです。そういう人たちに負担を強いていると。それでいいのですかと。そして、人件費削減しましたよ、それに対して税収も当然何百万円か減収になっていると思います。交付税措置も何ぼかされています。丸々生で何百万円が削減されたよ、削減効果だよと胸張って言える状況ではないのでないかなと。そして、私先ほど言いましたけれども、経常収支比率の考え方です。これまでは、どちらかというと政策的、投資的経費が今後多く見込めないということで財政危機を強調したというか、経常経費を抑えなさい、そして投資的経費を生み出す、そういう考え方に沿った経常収支のあり方だったのではないですか。私それについてもどうなのかなと思うし、それからこの経常収支比率は分母も分子、経常一般財源、先ほどおっしゃいましたように人口減だとか、それから地方交付税の増減でそのパイが大きくなったり、小さくなったりします。それから、分子のほうは、少子高齢化で扶助費増大避けられません。ですから、ハード面でのインフラ整備の時代終わって、どちらかというと本町も余り建物、箱物をつくらない状況に変わってきてはいます。そういう点は、国の言うとおり箱物、箱物といって、その結果が公債費の比率や何かが上がってきて、結果生み出しているわけですから、でもさらに人件費削減することで消費不況がずっと長く続いているのです。購買力が生まれないのですから。こういう状況を切りかえていかないとならないと。物を買える、懐を温めることが一番大事だと思うのです。そのための政策で私は訴えているわけです。だから、社会的需要の変化から経常経費というのは今後増大しますから、70、80、それが適当だよという時代ももう終わったのでないかなと、私自身はそのように思っていますけれども、人件費の考え方もやはり行政サービスというのは人の手が必要なのです。そういうところにはしっかりと手当てせいということで、次の質問の項目にもかかわってくることですけれども、81人も非正規職員を導入しないとやっていけないような状況になっているわけなのです。ですから、国に対して交付税削減するなと言っていくのは当然のことですけれども、そういうこともあわせて一緒にやっていかないとならないと、私はそのように思うわけですが、私は今の行財政改革進めるに当たって必ずしも31年の段階、あと2年先延ばししないとどうにもならないと、財政計画が立てられないというか、そういう状況ではないというふうに踏んでいるわけですが、せめて一般職の期末、勤勉手当の削減を凍結をやめると、これだけでも大体1,600万円ぐらいです。そういうような方向を生み出すというか、来年度に向けてそのぐらいはやれる中身でないかなと私は思うのですが、再度答弁求めます。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
たくさんありましたので、メモも漏れているのかなという感じもしますけれども、まず最初に冒頭お話が出ていました人件費に手をつけるというのは反対だと。反対であれば、十数年前の計画のときに当初からそういうような手法はだめでないかという論議は、議員がみずからすべきでなかった……〔「やってきましたよ」と言う人あり〕
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
そうでないのでないですか。ですから、いずれにしても当時は振り返ってみると十数年前から各団体、町民に負担をかけるということで随分論議しました、厳しい論議を。その上で、さらにある程度のものはきちっと削減するものはしなければ乗り越えられないということで、結果的には役場組織がきちっとした形で対応策を立てることが住民に対して協力していただけることにもつながるだろうということで、相当論議をしてこの削減対策をしたわけです。ですから、組織改革、これも十数年220人いたのが確かに今130名台ですから、本来的には120台にしなければならぬですけれども、今非常にいろんな仕事がふえてきたということもあって百三十数名でご理解をいただいて、協力していただいているということできておりますので、これは恐らく見直しは来年度予算等の中から論議をしていく。いかなければ間に合いませんから論議はさせてもらいますけれども、今年の実際の係数等々もこれから出てまいりますので、いずれにしても論議はいたしますけれども、今この場で来年から見直しをしてどうのこうのと、そういったことは今の段階ではお話はできませんので、検討、論議はしていきたいと。これは冒頭お話ししたとおりでありますし、例えば雇用の関係にしてもある時期では重山さんみずから雇用の場の設定は役場組織からやらなければならぬでないかと。それは、正職、非正職関係なくやるべきではないかと随分強調されたのでないですか。我々としては、正職も減っておりますから、当然非正職の方を、若干名はふえておりますけれども、従来から今の形できておりますので、それを踏襲しながら現在に至っておりますけれども、今回はいろいろ法が変わりましたから、この機に全ての洗い直しをしながら、本来の正職あるいは任用職員がどうあるべきなのかを見通しを今後論議をしながら立てていきたいなと思います。それと、もう一点は、いろいろお話出ていました。やはり10年前からはスクラップ・アンド・ビルドということで、古いものはもう壊さざるを得ないと。相当住民から反対もございましたけれども、それをやりました。結局は古くなればなるほど相当額の経常経費を毎年計上しなければならぬという実態でありましたので、二、三の施設については、そういうことで整理をさせていただいております。ただ、今後またいろんな施設が老朽化してまいりましたので、いろんな形でそういった施設の見直しを図りながらしていかなければならない時期がもう来るだろうと思っておりますので、今後ここ2年の中では論議をし、また議員さん方にお話しする機会が出てくるだろうと、こう思っております。それと、家庭ごとの確かに若干の手当等々少なくなっているかもしれませんけれども、ご存じのとおり、ここ12年の中では相当子育て支援で医療費の無料化を含めて数多い子育て支援をやっておりますから、そういう意味ではその形の中でカバーされてきているだろうと私は思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。経常比率の関係については、副町長のほうからまたお話を申し上げたいなと思います。
答弁 副町長 佐々木学(副町長は2017年12月まで)
経常収支比率の関係で、これと行財政改革との関連というようなところかなと思いますけれども、我々としては、職員給与を含めた人件費のところに特化した今いろいろなご質問出ていますが、やはり重山議員おっしゃるとおり、これから少子高齢化の中で扶助費、そしてそれに伴う繰出金、さらにはいろんな建設事業、これまで投資してきた事業で箱物の維持管理、こういったものが総体的にかかってくるわけでございまして、それらが全てこの経常収支比率に影響が及んでくるというような考え方でおりますので、今ここでその人件費に特化した議論ではなくて、我々としては、今町長申し上げましたとおり、6次総合計画と整合をとった財政計画というような位置づけでもございますので、総体的な議論をきちっと町民踏まえてやった上でこの人件費の見直し、凍結解除についても当然そこは一緒に議論していかなければならない問題であるというふうに考えておりますので、31年からの後期実施計画の策定のこれから進める中でそこも含めてやっていくということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 5番 重山雅世
私この人件費の問題は、総合計画つくるときも個々の問題についてはその都度発言するという形で、容認していたわけではありません。例えば民営化委託についても必ず反対をしていましたし、やはり正社員が当たり前の、どちらかというと私は民営化そのものは人件費の削減しかないなと。多様なニーズに応えるとか民間のノウハウを生かしてと、そういうようなことをずっと必ず言い続けられてきていましたけれども、果たしてそれがどうだったかと。ですから、そういう中で非正規労働者ふやしてきた国の政策に誘導されたという結果もありますし、それから私職員の処遇の改善という点では、例えば嘱託だった人を正職員にするだとか、そういうことなんかの提案とか、職員の人件費や何かのカットの部分については組合が反対しても賛成するような立場でこの間取り組んできております。それと、経常収支比率の部分でいうと、これから財政運営進めるに当たって住民の声を聞いてという点はやはり基本中の基本なので、そういう方向で進めるという点では当然のことだと思います。それと、どちらにしましても人件費の削減がともすれば行財政改革の一番の柱のような受けとめ方というのは、この機会に改めていく必要あるのでないかなと。職員にそういう痛みを伴わせながらやるというのは本当の改革でないというのは強調しておきたいと思います。それと、時間を推しはかっているので、2点目については同僚議員の質問にありましたが、ちょっとダブる部分もあります。制度構築を図るということでした、たしか。非正規職員の処遇改善、非正規職員の正規雇用化という点では。だから、私は基本的には正社員が当たり前の世の中をと、それが基本中の基本であります。それで、やはりそういう方向を目指してやっていただきたいと。そして、一番最初の通告にも求めていますように、それから厚労省の白書にも出ているように、残業手当の全額支給というのがメンタルヘルスの良好化にもつながるのだよと、そう出ているのです。ですから、残業をしながら手当も出ないような、そういう働き方でいいのかということがこういう白書でもうたわれているわけですから、残業しなくても済むような、そういう状況をつくっていくことが大事でないかなと。それが2番目にもつながってくると思います。その点で再度答弁求めます。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
まず、非正規職員の正規職員云々ということでありますけれども、これはご存じのことと思いますけれども、広域できちっとした競争試験等々やっておりますから、その採用の1次試験をクリアした人が面接等で2次試験をクリアして採用になるということでありますから、ただ単に長く非正規職員やっていれば正職員に採用できるかというと、そういうような形態になっておりませんから、当然これはできないのかなと。もしそういう能力のある方でお望みの方は、きちっとした採用試験等々をお受けになって、採用していくというような場があるわけでありますので、私どもとしては単純に非正規職員を正職員に採用していくというような考え方は持っておりません。それと、時間外手当云々ということでありますけれども、最初から時間外手当削減のために課所長をつくったのでないかと、これは大変失礼な話で、実際重山議員も現状の年齢と、特に女性等々一生懸命能力あってやっているのではないかと、何ゆえ管理職に採用できないのだということを議員みずからお話をしておりましたから、私どももそれなりの年齢になって、きちっとした勤務状態等々を今評価しておりますから、その上で管理職等もふやしてきているという状況でありますので、あくまでも先ほど言ったようなこと、偏ったお話は本当に失礼千万だなと思っておりますので、聞いている管理職も恐らく憤慨しているのでないかなと思いますけれども、ただ確かに手当は減りますけれども、ただそれなりの中で事業展開、業務展開ができるような環境に今しておりますから問題はないのかなと、そう思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 5番 重山雅世
私昇格させたことは何にも異議申しているわけではないです。何かそれこそ勘違いされているのではないですか。〔「同じこと」と言う人あり〕
質問 5番 重山雅世
どうしてですか。それなりの年数もたって、スキル的にも十分、遅過ぎるぐらいだと思うぐらいです。別に私昇格そのものを批判しているわけではなくて、昇格させたならそれに見合ったということ、だからもとに戻ってしまうのです。それなりの手当もちゃんと支給しなさいということですから。私昇格そのものに対して批判しているわけではないです。ちょっとそこは勘違いしないでいただきたい。そこの認識は、私の言っていることをちゃんと理解して、それこそ町長理解されていないと思いました。それと、無期雇用転換ルールという部分でいうと、広報などでは知らせているよと、さらに普及に努めるよと。具体的にもう委託業者、指定管理者制度の業者がいるわけですから、そこには個別にというか、文書で知らせるなり、労働者にも知らせるなり、そういうような措置のことを言っていらっしゃるのですか。再度答弁求めます。
答弁 副町長 佐々木学(副町長は2017年12月まで)
無期雇用転換ルールの関係でございますが、最初に町長のほうからご答弁ありましたとおり、現在既に広報等で周知をしているということでございますが、町が直接発注者というか、かかわっている業務として指定管理者業務と一般の委託業務があります。指定管理者の関係につきましては、さらに制度の普及啓発を努めてまいりたいと思っておりますし、いろいろと雇用の関係、保険の関係、前にご指摘をいただいて、指定管理者のほうから定期報告のときにいただいておりますけれども、そのときにその報告事項をこの無期雇用転換ルールをきちっと実践しているかというような報告内容についてもいただくようなことで進めてまいりたいというふうに考えております。また、受託業者、委託の関係ですが、特に長期継続契約なんかしているところについては、重点的に委託契約を交わすときにきちっとこの無期雇用転換ルール、これは役場より企業側のほうが十分熟知している内容かと思いますけれども、改めて行政の責任としてこういったルールがありますので、遵守をするような制度周知の徹底を契約時等々に図ってまいりたいというふうに考えております。
質問 5番 重山雅世
国会の中では、法の抜け道を使って、実際上は転換ルールにならないような仕組みというか、それがかなり追及されていました。学校法人だとか、それから自動車関係なんかもぴちっとこの法の抜け穴をうまく利用しているというか、そういうことがないように期待して、やっぱりそれはチェックしていく必要あるのでないかなと。議会のほうとしてもその部分のチェックが必要でないかなというのを感じて、次に行きます。国保の部分で聞きます。通告していますように、国保の事業費納付金、確定は2月です、来年。それと同時に保険税の部分、保険料、保険料率、それともう一点、保険者努力支援制度というか、特定健診を多くしているよとかいろんな条件あると思いますけれども、この前道新のほうでも由仁がトップでとかと載っていました。本町もやっていますけれども、それでもって保険者支援という点でしているということの道新の報道もありましたけれども、そういう点で本町はその部分もどのように考えておられるのか、その点でお尋ねします。
答弁 住民生活課長 松本俊哉
重山議員お尋ねの保険者努力支援制度の部分ですが、28年度については前倒しの部分で、先日由仁町が1番で、管内では栗山町が2番というふうな記載がございました。今ちょっと正確な数字は押さえておりませんけれども、28年度については百数十万円というふうな交付金が来ているということで押さえているところでございます。済みません。29年度です。30年度以降についてさらに保険者支援制度については拡充されていきますけれども、前倒しの今年度、それから来年度以降とポイントの加算の手法が変わってまいりますので、今の段階で新年度どの程度保険者努力支援制度に係る交付金がふえるのかという面についてはご答弁できませんので、ご理解願います。
質問 5番 重山雅世
現時点で今の1人当たりの保険料がどうなるかという点では把握できないという、試算という点で私お尋ねしています。当然道とのコンタクトを算出、算定に当たってやられていると思うのです。そして、所得割、資産割、均等割、平等割と、そういう方式、これまでどおりそういう方向でいくのか、この4つのやり方でいくのか、資産割を抜かすやり方だとか、いろいろそれは自治体に任せられています。この大枠の部分でいうと、今までどおりの4つの方向で本町はやろうとしているのか、それとも3つにするのかだとか、その辺も今の段階ではわからないということなのですか。保険料率をぴちっと示されない限り何にも真っ白けの状況なのですか。私逆に言うとそれが不自然だなと思って聞いたのですが、当然道とのやりとりがあると思うのです。何回もこれまで6月にも試算とかとありましたでしょう。そして、今回の概算で若干数字も変わってきていますから、その辺がどうなのですか。町民負担がやはりふえるのではないかなと、そのように思うわけですが、その点でどうですか。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
概算の概算となると、また若干変わってくるのかなと思いますけれども、冒頭議員がお話ししていた4億五千何がしなのかねという概算出ています。これを例えば単純に28年度の実績の被保険者等々で割れば出ないことはないのです。ただ、その数字がひとり歩きして、今後に影響出る可能性もあるということで、ただ、今道と市町村とのやりとり、これについては担当課長からお話し申し上げますけれども、年明け2月ごろにはもっとしっかりした概算を出せるというお話を申し上げておりますので、今この場でそういった仮の数字で割って平均何ぼだというようなお話はできないのかなと、こう思っていまして先ほどお話ししたとおりでありますので、経過については担当課長のほうからお話を申し上げます。
答弁 住民生活課長 松本俊哉
重ねてのご質問でございます。今町長申し上げましたように、今年の年末に国のほうから各都道府県へ確定した係数が示されます。その係数をもって北海道のほうで2月の上旬をめどに確定した事業費納付金というものを計算して、市町村のほうに送ってくるということで言われてございます。私どものほうでは、その確定した事業費納付金に対して、最終的にそこで示されている、北海道のほうで示されている標準保険料率など参考にした上で、どういった税収を求めていけばいいのかということの判断を新年度の予算の中でしていくことになります。あと、税の課税方式については、税務課のほうとの最終的な確認もございますけれども、基本的には今平等割、均等割、資産割、所得割の4方式で私どもの町はやってございます。道内的にも4方式の形でやっているところがほとんどでございます。北海道のほうでは、当初資産割を除いた3方式を標準とすべきというような考えもお持ちではございましたけれども、もし資産割を外す云々ということになりますと所得などに及ぼす影響も多々出てくることになると思います。最終的な判断はそれぞれの市町村でお願いしますというふうにされてございまして、現段階では4方式の踏襲になるのではないかなというふうには私の段階では見てはいるところでございます。以上です。
質問 5番 重山雅世
1人当たりの調定額、平成26年度、10万2,516円でした。27年度、9万四千何がしかで、28年、11万6,000円でしたか。それから、29年度もあると思いますが、この間基金などを取り崩して住民負担を抑えるという方向を実際にとりました。もし出されて、この間何回も試算しているわけですから、国保の運営そのものが国からの公費投入しないと全部どんどん保険料上がっていく仕組みなのです。通告にもありましたように、8割が年金生活などの無職者、それから非正規労働者が、低所得者が占めているわけです。そして、病気になっている人も多いわけですから、そういうのと、それからこの間国の負担をどんどん減らしてきています。1984年は50%だったのが2015年は20.3%の公費負担しかしていませんから、その公費負担の減と、それから加入世帯の貧困化、同時に進んでいるから保険料が上がっていく仕組みなのです、はっきり言って。それで、公費投入しないとならないわけですから、今の現状よりも保険料が大幅に値上げになる、町民負担が重くなるというのを当然想定していく必要あると思うのです。納付金の先ほどの概算はあくまでも概算ですから。国保の運営のやり方そのものに問題があると思います。それで、もし大幅な町民負担を求めるような場合、基金を取り崩すだとか、そういうようなことも当然想定していかないとならない。担当のほうは、そこまでも見込んでやっているのでないかと思うのですが、大幅な町民負担を求めるような段階になったときには、こういうような施策を考えていますよと。それも今の段階では話できないということなのですか。その点で再度答弁求めます。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
保険給付費の支払いの準備金等々のお話もその都度してきておりますけれども、今のところ恐らく住民1人当たりの金額等については、従来の金額から下がるだろうというような押さえ方をしておりますけれども、例えばそれが金額が超えるというようなことになってくると、従来から用いております年度末の保有残高調整して、基金の取り崩し、これもしなければならぬというような話は今出てきておりますから、あと公費等々についてのある程度のアバウトな金額は今担当のほうからお話しさせますけれども、いずれにしても現行の数字よりは下がるだろうというように今の情報の中では思っておりますけれども、正確な数字が今出せませんので、いずれにしても万が一それを超えるようなことになれば、その基金調整をして取り崩しをしながら、住民負担の軽減を図っていくというような方向づけは考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
答弁 住民生活課長 松本俊哉
公費、国費投入の関係でご説明申し上げます。この制度改正に伴いまして、平成27年度より全国で1,700億円、30年度はさらに1,700億円を加えて3,400億円の公費投入がなされるということで決定をされてございます。特にこの公費投入の関係がございまして、11月に全道の新年度の制度移行後の保険税の金額の北海道段階における推計の記事が北海道新聞の紙面に載っていたかと思います。陸別町、占冠村を除いたそれ以外の市町村、保険者は、基本的に全部保険料が下がりますよと。私どもの町については一応6%程度、全道平均でも11.4%下がるとの試算がされている状況でございます。こういった形で公費投入がなされておりますので、まずは現時点で制度移行後の段階については基本的にはおおむね下がっていくのではというふうに見ているところでございます。以上です。
質問 5番 重山雅世
想定どおり下がればいいなと期待はしているところですけれども、通告にあったように30年度に関してはという形で言っていますでしょう。法定外繰り入れだとか、本来うちは法定外繰り入れしてきませんでしたから。ですから、基金を取り崩しなさいよと、それはやったことあります。本年度に限っては、町民が払えるような方向を努めなさいというのは国も言っているわけです。全国の知事会では、先ほどの1,700、3,400億円や何かに対してとんでもないよと、1兆円ぐらい出しなさいと、それまで言っているように聞きました、たしか。金額ちょっとあれですけれども、1兆円だと思いましたけれども、さらに1人当たり幾らというのもおかしいのではないかと。赤ちゃんも1人で計算します。だから、そういうやり方も変えていく。先般行われた超党派の全道の女性議員の協議会の中でも、加入者の人数に応じての計算のやり方、均等割というのはもうなくしていってほしいと、そういう要望も出しました。そういう方向で、やはり国に対して、議会も当然ですけれども、物申していくということをこれからも当然やっていかないと、30年度だけ下がったからいいや、来年はまたぐっと上がるよと。制度的に上がる仕組みになっているのですから、公費を投入しないとやっていけないというのは明らかなので、それをふやしていかないと成り立っていかない性格のものですから、これからも注視していく。そして、国に対して物を申していくということがこれからも問われると思うのですが、その点では共通の認識持てるのでないかなと思うのですが、町長、どうでしょうか。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
当然議員がおっしゃるとおり、公費の投入、負担、これについての考え方の運動展開については、積極的に一町村ではなく町村会、あるいは全道レベルで北海道、そして国に要請等々を展開をしていきたいなと、こう思いますので、ご理解いただきたいと思います。