洞爺湖町議会 平成29年3月会議 2017年3月6日
来年から始まる、国保都道府県化の狙いについて
2017年3月6日、洞爺湖町議会の一般質問で、立野広志議員が「来年から始まる、国保都道府県化の狙いについて」質問し、住民課長 山本隆、町長 真屋敏春が答えました。
- 聞いた人
- 立野広志 議員
- 答えた人
- 住民課長 山本隆、町長 真屋敏春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 立野広志
それでは、2件目の質問に移りたいと思います。来年から始まる、国保都道府県化の狙いについて質問をさせていただきたいと思います。都道府県化で、これまでの国保がどのように変わるか、そして、市町村が独自に行ってきた保険料の軽減措置であるとか、あるいは法定外の繰り入れなどがどうなっていくのか。また、保険料はどうなるのかという辺りのことについて、今、わかっている範囲での回答をいただきながら、この中身について、少し質問をさせていただきたいというふうに思います。最初に、今も言いましたけれども、来年の4月から、市町村国保が都道府県化によって、北海道国保に変わることになります。これまで、道庁のほうでは、国保運営方針策定検討ワーキンググループを設置しました。そして、納付金の給付グループに分かれて、市町村の代表が、国保連合会とともに検討を重ねてきたと言われています。そして、最近出されたそのたたき台が市町村に示され、これに対する意見を求められたとなっているのですが、当町としては、これにどのような意見を述べたのか、まず伺いたいと思います。
町の答え 住民課長 山本隆(住民課長は2019年3月まで)
町からどのような意見を出しているかとのご質問でございます。町としましては、そう多くはございませんけれども、保険給付関係におきましては、被保険者証と高齢受給者証の一体化などについて検討されておりますことから、基準日等の違いもあり、その辺をどうするのかという問題、また、納付金関係につきましては、市町村連携会議という会議が設けられておりまして、その場を使っての部分で市町村の共通の課題となると思います。個々の市町村においては、今も諸所の事情を持ちながら、国保運営を行っていることとなっていると思います。そういう点について、地域の事情や特性などを十分に考慮した中で、納付金算定をお願いしたいということを申し上げているところでございます。
議員の質問 6番 立野広志
道への意見を求められて、二つの点について回答されたというご答弁がありました。2点目のほうの給付金の関係ですが、実は、昨年11月に北海道が仮算定を公表まして、私は、全道の市町村がこの仮算定によってどういう金額になるのかという一覧表を手に入れました。それを見ますと、これは標準的モデル世帯と言われていまして、所得が200万円の夫婦2人の場合の保険料の算定額ということで、その段階ではことしの1月ごろには素案が示されると言っていたので、もう素案そのものも出ていると思いますが、その内容を提示いただきたいと思います。また、ちょうど11月の管理暫定のときの保険料の額なのですが、洞爺湖町で計算した場合、保険料のこれまでの伸びは108.7%になるのです。つまり、標準保険料による算定をした金額が37万6,500円ですけれども、これに対して、2016年の保険料率による算定をした場合34万6,500円です。つまり、ちょうど保険料が3万円上がるという格好になるのです。それで、伸び率が108.7%となることです。全道的にも、現在の保険料よりも高くなるのです。101.6%ですからね。これは、年が明けて素案の段階になって、幾らか変わったとは思いますけれども、まず、この点について、どのように変更になったのか、あるいは変更していないのかどうか、いずれにしても、これまでの保険料、モデルの世帯で見た場合の保険料の額はどうなっていくのか、その点についてお答えいただきたいと思います。
町の答え 住民課長 山本隆(住民課長は2019年3月まで)
今の11月での道の仮算定の結果、それから、1月に素案を示すという形で言われておりました、これは素案といいますか、第2回目の仮算定という形なのでございますけれども、2回目に示された第2回の仮算定の内容について、先にご説明したいと思います。第2回目の仮算定につきましては、平成29年度の予算べースを基本として、所得の再設定や激変化の措置を見込むような形で、使用するデータについて精査を行い、仮算定が実施されております。洞爺湖町分の試算におきましては、1人当たりの納付金は13万3,886円、27年度の現行分という形になりますが、13万394円、保険料収納必要額との比較では3,492円の増、伸び率は2.7%という試算結果が出ております。なお、第1回と第2回の健康保険料の相違理由でございますけれども、数値の精査や試算方法の見直しを道のほうで行ったということでの相違と聞いております。なお、第2回の仮算定では、モデルケースの部分で資料の提示が町のほうになかったものですから、町独自で試算をさせていただきました。それによりますと、先ほど、議員がおっしゃったモデルの、基礎控除後の所得が200万円、夫婦2人のモデル世帯という形で試算をした結果、40万2,700円という形になり、第1回目のモデルと比べまして、2万6,200円の増、伸び率が7%の試算結果となっているところでございます。以上でございます。
議員の質問 6番 立野広志
この金額を見て、本当にびっくりするわけですよね。これまで、保険料よりさらに上回る金額となる。このモデル世帯で考えた場合について、今、お答えいただきましたけれども、7%も増額されるわけでしょう。国民健康保険というのは、ほかの健康保険に入っていなければ、収入があるないに関係なく、全ての方に加入が強制される保険ですね。ですから、当然、収入のない方も入っているわけですよ。そういう方には、一定の軽減策はあったとしても、これまでの保険料よりも大幅に金額が伸びていきます。この点について、まず、町長はどんなふうに受けとめているのか、お聞きしたいと思います。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
私どもの地域でやっていた国民健康保険におきましては、ある一定の所得層が、非常に低所得世帯が多いということから、町独自に、基準外繰り入れをさせていただいておりました。先ほど、担当課長が前段で申しておりましたけれども、地域の特性、地域の特別な事情を、とにかく勘案してほしいということも訴えてきております。まずは、その第1回、第2回、最後は第3回目になろうかと思いますが、その内容等々を精査しながら、私どもの対応についてもしっかり捉えていかなければならないと思っております。今現在も国保会計への繰り出しが年間で大体7,000万円から8,000万円というふうに言われておりました。それが、仮に2万6,000円程度または2万6,000円を超えるものになりますと、その額が半端でない額になってくるということも考えられますので、町の財政等々もしっかりと検証しながら、どういうふうな支援策ができるか、これらについて検討していかなければならないと思っております。
議員の質問 6番 立野広志
今の国の都道府県化の狙いとは何かといいますと、はっきりしているのです。とにかく、安定的な財政運営と効率的な事業の確保だというわけですけれども、これまで、国が国保に出資する国庫負担の分を大幅に削減してきました。そういう中にあって、あとはもう加入者や自治体がこの運営に当たりなさいとこういう格好になっているわけですから、要は、効率的な事業の確保を都道府県に担わせて、医療費の抑制とか、保険料の徴収率アップを狙って、国保負担をさらに削減する。こういったことが、実はこの国の都道府県化の大きな狙いだというふうに私は思っています。そこで、実際に、この新しい国民健康保険制度は都道府県化でどうなっていくのかということについて幾つかの質問をしたいと思います。まず、その仕組みについて、簡単にお答えをいただきたいと思います。この部分については、私がお話したいと思うのですが、まず、北海道は、市町村と一緒に国保運営を担うということになるので、北海道が、運営方針策定と財政運営責任者を担うということになります。これと、北海道は、納付金として、標準保険料率を決めて、市町村ごとの標準保険料率も算定し公表すると。この北海道に市町村が納める納付金は、100%納入することが義務化されていると。うちのまちは財政が苦しいから、負けてくださいというわけにはいかないということですね。市町村の場合は、市町村は、これまでやってきた事業の中で、資格管理、それから、保険料率の決定、あるいは賦課や徴収や保険給付や保険事業の運営に責任を持つということですから、北海道に保険の納付金を納めていれば、あとは、国保の運営そのものは、それぞれの市町村単位で、これまでと同じようにできることにはなるわけです。ただ、北海道は、標準保険料率というものを決めます。ですから、多くの市町村の場合は、その保険料率を参考にして、それぞれのまちの保険税なり、保険料を決めなければならないというふうになってくるわけですよね。北海道も、市町村も、国民健康保険でいえば保険者という扱いです。北海道、市町村のどちらにも、それぞれに特別会計を設けて、国保運営協議会というのを設けることになると。そして、これまでの保険証には、洞爺湖町の名前が書かれていましたけれども、これからは北海道名で発行されます。これは、今までと同じように、8月1日発行で1年間の更新制だと。今、ここまでを説明しましたけれども、次に、どうなるか、ご説明いただきたいのですが、それでは、市町村が道に納める納付金というのは、どのように決められるか、説明できますか。
町の答え 住民課長 山本隆(住民課長は2019年3月まで)
納付金につきましては、今、道のほうで市町村規模などについての仮算定を進めているところでございます。納付金自体につきましては、道がそのような事情を考慮した中、所得水準ですとか、医療費水準などを考慮した中で、各市町村が納められる納付金を割り振るというような形で、その算定のもとになるのが、今、進めている仮算定の数値でございます。
議員の質問 6番 立野広志
そうなのですけれども、まず、市町村が道に収める納付金の金額を決める場合に、まず、道がどのようなことをするかというと、まず、道民の1年間の医療費に対してどのくらいの医療給付がかかるかという見込みを立てますね。その見込みを立てた医療給付金の中から、まず、国や道の負担金を引くわけです。そして、次に、74歳までの前期高齢者交付金というものを引いて、残った金額が市町村納付金の総額になると。ですから、北海道に入るお金は、そういう形で、全体にかかる医療費の中から道や国の負担分を減らし、さらに前期高齢者の交付金も減らした残りに対して、それぞれの市町村ごとに決めた比率によって、納付金を決定するというふうになっているわけです。けれども、単純にそれだけで計算すると、11月の仮算定の段階では、押しなべて1人10万円の負担ということになるのです。これは、到底払えることのできないような人たちも含めてです。ただし、国の施策として、努力支援金というのが1,700億円入ります。こういったものが、保険料が一気に上がることを抑える、急激な増額を緩和するのだという名目で1,700億円が入るらしいのですけれども、それにしても、非常に高い金額になります。そのように、道が北海道に納められる給付金の額を決めるのですが、それでは市町村はどうするかと。市町村は、市町村の医療費水準と、被保険者人数を掛け合わせて、調整係数などいろいろとあるのでしょうね。そして、納付金額を決めるというふうになるわけですが、問題は何かといいますと、結論から言えば、医療費水準が全国平均と比較して高い市町村は、高い納付金になるということです。そういうことになっていきますと、それぞれの市町村ごとに納める、道に納める納付金というのは、医療費のかかるまちは、それだけ多く納めなければいけない、医療費のかからないまちは少なくて済むというと、何が起こると思いますか。そのまちごとに、それじゃあ、財政が苦しいから、医療費がかからないようにしなければだめだと。医療費がかからないようにするというのはどういうことですか。病院にかからないようにすればいいわけです。それがどういうことかというと、保険で受けられる治療を少なくする。病院に行きづらくする。そんなこともあり得るのです。ですから、こうなりますと、本当に医療を守るという立場になるのかどうかという点があるのですが、こういうような方式にして納付金を決めるわけですけれども、今考えられているのは3方式、所得割、均等割、平等割で決めるということになっていますけれども、それは間違いないですか。
町の答え 住民課長 山本隆(住民課長は2019年3月まで)
今の道の原案の中では、そういう方向性をとりたいとうたわれております。
議員の質問 6番 立野広志
そうなのですね。限度額は、これまでのように医療分54万円で、後期支援分19万円、介護分16万で合計89万円というふうにするそうです。ここで、お聞きしたいのですけれども、まちによっては、国民健康保険の料金の出し方として、税方式と料方式にしていますね。国民健康保険法でいうと、どちらが法則になりますか。
町の答え 住民課長 山本隆(住民課長は2019年3月まで)
国民健康保険法では、保険料方式という形になろうかと思います。
議員の質問 6番 立野広志
当町は、今、国民健康保険税ですね。私は、まずは料方式に変更することが、必要だと思うのですが、なぜかというと、これは、今、保険料負担で苦しんでいる方たちが大変ふえていますが、保険料の消滅時効が、税の場合は5年、料の場合は2年どういうふう定められておりまして、今は、全道で税を採用しているのは134市町村あるそうです。料を採用しているのは21市町村で、実際に、税金として5年間の徴収義務、あるいは滞納についても、5年にさかのぼるというぐらいの厳しい取り立てが行われています。この点については、見直す考えはないのでしょうか。
町の答え 住民課長 山本隆(住民課長は2019年3月まで)
保険税方式と保険料方式の関係でございます。今、議員がおっしゃったように、何点か違う部分もございます。けれども、基本的には変わらないというのが実情でございます。また、専門部署が賦課徴収を行うことにより、納税者にきめ細かな対応ができ、また、他税との一体的な対応ができることが、保険税方式を採用する大きな理由なのかと考えております。町としては、現状では、都道府県化後におきましても、税方式での対応を考えていきたいと考えております。なお、先ほどの、保険料方式と税方式の市町村数についてでございますけれども、保険料方式を実施しているのが23市町村で、保険税方式は156市町村になろうかと思います。また、参考ですが、胆振管内で保険料方式を採用しているのは、室蘭市のみでございます。
議員の質問 6番 立野広志
どうもありがとうございます。数値の訂正もいただきました。それでは、実際に問題なのは、先ほど、納付金や仮算定の話をしましたが、標準的な世帯でいうと、当町においては、現在は7%もの高い保険料となる見込みだということではあるのですけれども、実際に、このまちとして、今後、保険料を算定する場合にどういうふうに算定していくのか。これまでは、例えば、先ほど町長がお話になっていた法定外繰り入れについてどうしようとしているのか、この辺も引き続き行う考えがあるのかどうかということ、あるいは、保険税の減額、免除の対応についても、これまでどおりの中身で検討しているのか、それとも、来年の都道府県化に向かって、何らかの内容の変更があるのかどうか、その辺にいて、方針上のこともありますので、お話しいただきたいと思います。
町の答え 住民課長 山本隆(住民課長は2019年3月まで)
納付金の関係でございます。税の関係、北海道が示される国保事業納付金、及び標準保険料率が現行保険料で賄えることが一番よいと考えているところでございますけれども、第2回目の北海道仮算定結果におきましては、洞爺湖町では、現行の税率で納付金を賄えない結果が出ております。洞爺湖町の国保の被保険者の60%以上の方が、7割、5割、2割軽減の対象者となっております。急激な保険料の上昇は、加入者の生活に多大な影響を与える心配もございます。町におきましては、低所得者の方に対する保険税軽減対策、現状では、均等割、平等割の税額を低額に抑えるという方法でございますけれども、一般会計からの基準外繰入金につきまして、そのような軽減対策と、一般会計からの基準外繰入金につきましては、8月以降に、北海道から示される予定となっております第3回の国保事業仮算定の結果や、一般会計の状況等を十分勘案させていただきまして、慎重に検討させていただきたいと考えているところでございます。
議員の質問 6番 立野広志
ぜひ、道のほうで決めた方向をそのとおりに受け入れるということではなくて、今、お話がありましたように、7割、5割、6割、本当に60%以上の人たちが、何らかの減額を受けている、国保制度上、当然、そのような収入の少ない方も入っているわけですからあり得るわけです。その中で、道と協議をするだけではなくて、道に対して、言うべきところは、やはりしっかりと言っていく必要があると思うのですね。例えば、政策的な法定外繰り入れというのは望ましくないので、解消することとされているのですね。そうすると、今、課長がお答えになったように、実際に不足する額をどうやって補塡していくのかというふうになったときに、例えば、基金を取り崩すか、あるいは、道の基金から借金をするしかないわけであります。そうでなければ、強制的な徴収や、あるいは保険税の引き上げとか、逆に、このようなことになってくる可能性があるわけです。そういうこともあるものですから、こういった都道府県化によって、従来よりもさらに保険税が増額する、そういうときに、被保険者に対しては、当然、これ以上負担させないという前提のもとで、行政として、言うべきところには言う。国や道に対しても、その支援を求めていく、財政的な支援や、あるいは町としての例えば法定外繰り入れなども認めさせる、このような強い意思表示がやはり必要なのではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
これは、先ほども申し述べさせていただいたのですが、給付金の関係、あるいは、今行われている市町村連絡会議におきましても、市町村共通の問題として、やはり地域の事情や特性などを加味した給付金算定をお願いしたいと。さらには、私どものまちは、先ほど、課長も述べましたけれども、保険税の関係で、7割、5割、2割減税をされている方が、全体の60%も占めているという特殊事情もございます。そこら辺のところは、これから、第3回目の試算が、私どものまちにも来ますけれども、しっかりした対策を考えていかなければならないというふうにも思っております。ただ、今のところ、残念ながら、金額が、まだ見えていないのが実情でございまして、それらが出てきた段階で、また、道のほうに言うべきことは言う。そして、支援していただけるものは支援していただけるよう、努力を払っていかなければならないというふうに思っております。
議員の質問 6番 立野広志
今、町長が答えられたような立場、姿勢で、国や道に対しても、本当に言うべきところは言っていただきたいですし、そういう姿勢で臨んでいただきたいと思っています。もう既に1年前の状況になってきて、他の自治体などでもこの問題についてどうするかということを考えているところがあるそうです。国は、例えば、保険料あるいは保険税を納めることができなくなって滞納する方々に対して、よく悪質といいますけれども、枕言葉で悪質といっても、悪質ではない人もいるわけですね。そのような本当に収入が少ない中で、生活費もやっとという中で滞納せざるを得ない人たちに対してまで、まず、短期証を発行しなさいと。1年間の保険証ではなくて、6カ月とか3カ月の保険証を発行しなさいと。さらに、それでもだめなら、資格証明書を発行しなさいと。もうそれは保険証ではないわけです。病院に治療に行こうと思ったら、まず、窓口で全額を負担しなければいけない。そして、後で、滞納分を払えば戻ってくるという話ですね。今は実際にそういうことまで進めているような状況です。当町がそのような被保険者の負担をさらに押しつけるような対応を決してしないことを改めて求めたいわけでありますし、この国民健康保険制度が都道府県に単位化されることによって、道と市町村との協議をこれまでも繰り返していますけれども、引き続き、将来的に、この保険料水準の統一を目指すと言っていますが、実際に負担能力に応じた保険料給付は均一にということで、これが社会保障の原則だと思いますので、そのことをしっかりと守っていけるような姿勢で取り組んでいただきたいと思っております。事業主体となるこの洞爺湖町、住民の福祉の増進を図るというのが、地方自治法の第1条に規定されているわけです。国保支援金を活用した法定外繰り入れなども行って、国保料の引き下げを行うべきだと思いますが、その点についてお答えいただいて、次の質問に移りたいと思います。
町の答え 住民課長 山本隆(住民課長は2019年3月まで)
保険者支援制度による財政支援、基準外繰り入れを行い、国保料の引き下げを行うべきではないかとのご質問でございます。ご質問にあります国保支援金につきましては、国民健康保険基盤安定負担金の保険者支援分を指すものと考えております。本支援分につきましては、平成15年度に、保険基盤安定制度の拡充として創設されまして、保険料軽減の対象となった一般被保険者の数に応じて、平均保険料の一定割合を公費で補塡することにより、低所得者を多く抱える市町村を支援する制度として、平成27年度に制度が恒久化され、あわせて財政支援の拡充が行われたところでございます。本制度は、保険税の軽減相当額を基準として政令に基づき算定する金額を一般会計から国民健康保険特別会計に繰り入れることとされているものでございます。財源につきましては、国が2分の1、北海道が4分の1、町が4分の1を負担し、低所得者の多い保険者を支援することを目的としたものでございます。また、現在、北海道が進めております国保の都道府県化に向けた国保事業納付金等の仮算定による標準保険料率についても、道制度による各市町村の保険者支援分を加味した形で、仮算定が行われているという状況でございますことから、今、議員からご質問がありました保険者支援金を活用しての直接的な被保険者に対する国保税の引き上げについては、今の現状では難しいのかと考えております。
議員の質問 6番 立野広志
今でも保険料は本当に高いのですね。そういう中で、やはり全道的にも、幾つかのまちで引き下げが行われていますし、そういう点では、引き続き、この国保税の引き下げに向けて、私は求めていきたいというふうに思っています。