みんなの議会

栗山町議会 平成28年第7回定例会 2016年9月7日

(1)役場庁舎敷地内の建物の整備は/(2)ふるさと納税返礼品、空き家管理サービスの導入は

2016年9月7日、栗山町議会の一般質問で、楢﨑忠彦議員が「役場庁舎敷地内の建物の整備は」「ふるさと納税返礼品、空き家管理サービスの導入は」について質問し、町長 椿原紀昭、総務課主幹 岡田三郎が答弁しました。

質問者
楢﨑忠彦 議員
答弁者
町長 椿原紀昭、総務課主幹 岡田三郎

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 3番 楢﨑忠彦

通告に従い、大綱2点について質問いたします。1点目は、役場庁舎敷地内の建物の整備は。多くの町民を含め、各団体、サークル等にとって活動の拠点だった中央公民館が、平成21年、解体されました。館内1階には多目的ホール、体育室、教育委員会、調理室、2階には会議室、和室と配置され、地の利の便もよく、長きにわたり親しまれてきました。さかのぼって平成9年、老人憩いの家が閉館、隣接する旧保健相談室及び営繕作業場、公用車車庫など建物総坪数約200坪が現在利活用されています。一連の建物の中には、防災備蓄用食料、備蓄用備品の保管場所として利用されていますが、スペースが限られ、スムーズな搬出や保管状態など、町民の皆様に公開、理解してもらえるような体制になっているかの課題も見受けられます。栗山町第6次総合計画地域経営において、新規の取り組みとして、公共施設等総合管理計画を策定し、老朽化対策を進めますとうたっています。本庁舎を含め、附属する一連の建物群も含め、町の顔でもあります。公共施設等総合管理計画に基づき、役場庁舎敷地内にある一連の建物について、どのような整備の検討をされているのか伺います。大綱2点目は、ふるさと納税返礼品、空き家管理サービスの導入は。平成20年度に創設されたふるさと納税制度、本町においても、本制度の導入のもと、返礼品の企画面において、地場産の商品開発を通し、ふるさと応援寄附金が平成26年度から1億円を超える実績を残しています。平成28年度の返礼品カタログでは、寄附金額に応じAコースからGコースまで7コースを設定、コースごとにいろいろな返礼品を提案しており、改めて所管する担当の企画、対応力を評価するものであります。現政権の地方創生のもと、出身地や応援したい自治体に寄附ができるふるさと納税をめぐり、過剰な返礼を自粛する旨の通知がなされたとの報道もありましたが、返礼品に特産物を提案することにより、地場産業の応援にもつながっていきます。昨年は、新規就農者の農産物セットをメニューに取り込むなど提案されました。そこで、3点について伺います。1点目は、本年はふるさと納税の寄附者を町内に招待する栗山町見学ツアーを実施されますが、その進捗状況は。2点目は、企業が自治体に寄附する企業版ふるさと納税が今年度からスタートしました。寄附の対象となるのは、自治体が策定し、内閣府が認定した地域活性化事業に限定されますが、本町の取り組み状況は。3点目は、平成26年、空き家等対策の推進に関する特別措置法の制定を受け、本町においても空き家等対策に対し作業が進められています。空き家等の中には、適切な管理が行われず、地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼしているものもあります。当該空き家の所有者が町外に居住されているケースもあり、住環境保全のために、ふるさと納税を活用した空き家の点検などを行う(仮称)空き家管理サービスを返礼品のメニューに加えることはできないだろうか、導入することはできないだろうか、提案して、質問を終わります。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

1点目の役場庁舎敷地内の建物の整備はについてのご質問でありますが、現在、役場敷地内には、本庁舎のほか、公用車車庫、運転休憩室、営繕作業室、別館、旧老人憩いの家があり、いずれの建物も建築してから相当な年数が経過し、老朽化が進んでいる状況であります。このことから、第6次総合計画の策定時には、それぞれの建物の現状と課題、必要性と対策、建てかえする場合の位置と構造等について詳細の検討を行ったところであります。しかしながら、これらの整備に当たっては多額の費用を要することから、全体の事業調整の結果、緊急性のある備蓄倉庫の建設を前期実施計画に計上した以外は、全て後期展望計画に位置づけているところでもあります。現在、公共施設等総合管理計画の策定を進めているところでありますが、事業費の精査はもちろんのこと、緊急性や必要性の再検証を行ってまいりたいと考えているところであります。なお、備蓄倉庫の建設については緊急性があることから、早急に手法も含め検討いたしますが、その他の本庁舎等を含めた全体の敷地内整備構想の策定につきましては、町民を交え十分議論する必要があると考えているところでありますので、ご理解をいただきたいと思います。2点目のふるさと納税返礼品、空き家管理サービスの導入はについてのご質問でありますが、本町におきましては平成24年度より、ふるさと応援寄附を行っていただいた方への返礼として特産品をお届けしております。これまで寄附金額に応じたコース制の導入や、返礼品目の充実、クレジット決済の導入など、寄附促進に向けた取り組みを進め、本年度においては、返礼品事業者の公募制導入、くりやまちょうPR隊の活用、ふるさと納税特設サイトの開設、さらに栗山町見学ツアーの企画など、新たな取り組みもスタートさせたところであります。本年8月末時点における寄附金額は約1億2,000万円で、昨年度同時期と比較いたしますと、50%以上上回る状況となってきております。これら取り組みの効果があらわれているものと考えているところであります。①の栗山町見学ツアーの進捗状況についてでありますが、平成27年度及び本年6月末までに寄附いただいた方を対象に20組40名を町内に招待するもので、全国各地から1,435件の応募があり、先般、抽選により参加者を決定したところであります。日程は来月8日、9日の2日間で、町内観光施設等の見学や地元産品による夕食会等を予定しているところであります。②の企業版ふるさと納税の取り組み状況でありますが、平成28年度税制改正により、地方創生応援税制、いわゆる企業版ふるさと納税が創設され、本年4月に関連する地域再生法の一部改正が行われたところであります。この制度は、企業が地方公共団体の総合戦略に基づく取り組みに対して寄附を行った場合に税制優遇措置が受けられるもので、本社が所在する地方公共団体以外への寄附が対象とされております。制度活用に当たっては地域再生計画の認定を受ける必要があり、さらにこの申請時点において、寄附を行う企業1社以上の見込みが立っていることが必須条件であることから、今後本町の地方創生に関する取り組みを積極的に町外企業へPRしていきたいと考えているところでありますので、ご理解願いたいと思います。③の空き家管理サービスの返礼品メニューへの導入でありますが、ご承知のとおり、本町ではこれまで、地元産品及び観光PRを目的に返礼品の充実を図ってまいりました。こうした中、都会に出て頻繁に帰省できないなど、空き家の維持管理が困難な方を対象に、建物の状況確認や庭の清掃など空き家管理サービスを返礼品として取り扱う自治体が出てきていることは承知しているところであります。しかしながら、空き家については所有者等が適切に管理を行うことが基本であることから、現時点において導入の考えはありませんので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 3番 楢﨑忠彦

担当から資料をいただきました。旧老人憩いの家は77坪、旧保健相談室及び営繕作業場は127坪、公用車車庫が90坪、300坪近い建物が現在利活用されているということで、私が一番危惧しているのは、備蓄倉庫に関しては早急に対応したいという答弁がありましたけれども、これまでの台風10号、道内においても十勝地方や上川地方南部で記録的な大雨が続き、浸水被害が広範囲に発生し、深い爪跡が残っております。今日の北海道新聞でも、6日の日は宗谷地方で記録的な大雨が発生したということで写真等掲載されております。また、このたび道内に上陸した台風10号はもとより、7号、11号、9号と、この4つの被害額、面積が掲載されています。当然、農地の被害以上にいろいろな部分で大きな災害、爪跡を残しているのかなと。熊本地震から振り返って日本列島、南から北まで災害の多い国だなということを改めて認識するところであります。地震はもちろん、このたびの台風、また大雨等も、その都度いつも想定外ということが出てきております。先般のNHKの特集でも、これからは北海道も台風が来るし、大雨が来るよと、地球温暖化でこういうふうな状況になっていますよというふうなお話がありました。一昨年ですか、総務教育委員として防災備蓄の管理状況を見学する機会があったのですけれども、これで本当に本町に大雨が来たら大丈夫なのかなというような思いがあったのです。6月の定例会でも、たまたま熊本の地震にかかわって、栗山町の備品庫の安全性についてということで質問いたしました。それと、南部地区、また中部地区のそれぞれの農業集落排水処理場は、耐震基準を満たしているということであります。一番肝心と言っていいかどうかわかりませんけれども、町の一番近くにある、いわゆる保管庫が一番老朽化が進んでいるということで、大変手狭になっているということで、ある方が、どういう保管の状況になっているか、私たちも見ることができるのというようなお話が私のところに寄せられたことがありました。でも、私、あの状況を見て、これは町民の皆さんに見ていただくということにはちょっと無理があるかなというような思いがあって、現在、防災の備蓄の食料、また備品の保管状況、これと、いざ何かが起きたときに、当然それをそれぞれの避難所に動かしていくという、そういう作業がスムーズにいくのかなというのを大変危惧しているのですけれども、保管場所、また保管状況について、いわば栗山地区の建物について、現状認識としてはどういうふうに思っておられるか、その点まず先にお尋ねいたします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

まず、備蓄倉庫、保管庫等についてのご質問でありますけれども、たびたび今までの議会でも触れたように、中心的なのは、市街地の一番多いこの役場敷地内を中心としながら、現存ある施設の活用とあわせてやるというのはお話しさせていただいておりますが、現実的にはこれからまだまだ、保管状況は後ほど担当のほうからお話し申し上げますけれども、防災備蓄倉庫のことについて、先進地というか、都道府県の中ではいろんな方法というか、倉庫の設置をしているという意味では、いろんな形のものがあるのです。後で移動もできる云々というような内容もあれば。そういったことも含めて今検討しておりますから、実際に何かあった場合は、南北に町内は長いですから、全て役場の敷地内にあるものを南北30キロあるところに持っていくというのは、これは大変な話でありますから、現在、役場の敷地内あるいは角田の集落排水等の施設、そして継立等々活用するということもありますので、今のところ、最低でも南部の円山含めて、あそこも避難所ですから、4つないし5つぐらいは、そういうようなコンテナ方式のものも今出てきているのです。最小限度のものを倉庫に保管しておいて、いち早くそこのところから持ち出す、あるいは活用するというようなことができるようなものが今でき上がってきているのです。それも今、いろいろ情報を得て検討しておりますので、あわせて南北に長い地域での、そういった作業しやすい、あるいは急ぎに間に合うような保管倉庫等々、担当のほうでいろいろと検討しながら、対応策を具体的にお話しできる時期がもう来るかと思いますので、そういうような対応をしてまいりたいなと考えています。それで、現時点の憩いの家含めた状況でありますけれども、担当のほうからご説明を申し上げます。

答弁 総務課主幹 岡田三郎

役場別館の保管状況ということですが、現在役場別館の奥のほうに部屋がありまして、面積にいたしまして約27平方メートルほどなのですが、そこにアルファ化米4,520食、クラッカー8,520袋、飲料水6,710トン、それと毛布160枚を現在別館のほうに備蓄いたしまして、災害が起きたときに利用するということでございまして、残りの部分につきましては、今町長が答弁したとおり、角田集落排水、旧継立の集落排水、そこに現在ラック等を設けて備蓄しているところでございます。

質問 3番 楢﨑忠彦

まちづくり協議会が立ち上がって、避難訓練、また防災に関しての学習会等々いろいろ、それぞれの協議会で計画され、何らかの形で実施されております。そういうときも含めて、全員というわけではないけれども、希望者がそういう管理状況はどうなっているのかなということを見学すると。これも大きな、自治基本条例もそうですけれども、情報公開、住民参加、2本の柱ですよね。ですから、今、栗山町の防災の食料、備品に関してはこういう状況で管理していますよということの、今答弁がありましたけれども、そういう場所を情報公開する。そして、町民にも見ていただくと、そういう場面が今の状況では可能かどうなのかなというと、今の役場敷地内の備品庫ではちょっと無理があるかなというような思いがあるのですけれども、その辺、希望があれば対応するということは可能かどうか、その点についてお尋ねします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

議員さんも恐らく別館のところはごらんになったのかなと思いますけれども、今担当がお話ししたように、内容的にかなりの保管をしながら、さらにいろんなものの数量がさらに必要となれば、スペースは十分あるのですけれども、お話ありますので、いつでも情報公開という意味では、住民の方にごらんになっていただきたいなと思っておりますので、窓口のほうへ申し込まれれば、それなりの見学ができることになっている。先ほどお話ししたように、南、中、北含めて何カ所かに保管するということも前向きに検討しておりますので、あわせてそういったことが定まった段階では他のところも全部公開していくというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 3番 楢﨑忠彦

なぜそういう質問をしたかというと、町ではアルファ化米、クラッカー、飲料水、粉ミルク等々備蓄しているということですけれども、先般の新聞等でも、9月1日、防災の日ということで、備蓄品にかかわって、非常食、いろんなバラエティーに市場に出てきているということで、例えば自然解凍で使える野菜や大学芋の冷凍食品が熊本地震の被災地で役立った経験から、日常的に食べるものを保存用に組み入れているとか、いろんなバラエティーにメニューが出てきている。ですから、何年たっても同じものが、当然基本的になるものは大事だと思うのですけれども、いろんなメニューが出てきているから、そういったことも町民の皆さんに見ていただくことによって、改めて防災に対する認識。栗山町はこれだけの食料、これだけの毛布等々、いろんなものを備蓄していますよということが、防災意識を高める上でも必要なことでないのかなと。町だけは確かに押さえていることですけれども、防災には個人、行政、それから地域と、いろんなつながりが保たれて、それが相乗効果を発揮して、少しでも被害を少なくしていくという効果があらわれると思うのですけれども、そういった部分で、いわゆる町民の声も品物の保管品、備蓄品に聞いていく、そういうことも今後必要でないのかなと、そんなことを思って、町民の皆さんにぜひ、こういう状況で町は保管していますよということを、できればそういう形でPRしていくということも大事なのかなと思ってお尋ねしたのですけれども。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

備蓄用品等々含めての保管状況等、今まで広報等でもどういうものをどう保管しているかということも載せて住民周知を図っておりますし、ある程度のものは先ほど担当が言った内容で保管しているということになりますし、確かに新しいメニューがどんどん、どんどんこれから出るだろうと思います。しかし、保管ですから、期限があります。ですから、数量的には限度があるなと。そして、3年、5年で切りかえていくと。逆に言えば、そういった切りかえるものについてはいろんな場で住民に実際に使ってみていただいて、そして認識をしてもらうというようなことも今やっておりますので、そういう展開がされていくのかなと。ですから、新しいメニュー、さらにいいものが出れば、またそういったものを保管していくというような考え方になっていくと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。それともう一点、防災に関する協定ということで、企業と今かなりの数結んでおりますから、逆に企業等のほうで、専門の企業の中ではストックしたものを提供していただけるというような状態というか、体制をつくっておりますので、あわせて企業ぐるみ、町民ぐるみで対応をしていくというようなことでご理解をいただきたいと思います。

質問 3番 楢﨑忠彦

一連の建物群の計画を立てていて、優先的に防災の備蓄基地を考えているというような答弁いただきました。町長就任以来、がんばる栗山プラン21ということで、第3次改革プランを平成21年から、ちょうど今年が最終年になるかなと思います。町長も、いろいろやりたかったこともたくさんあって、苦渋の決断もたくさんあったのかなと思います。でも、おかげさんで町の財政も大分よくなってきたと。例えば実質公債費比率、今回いただいた議案書の27年度栗山町各会計に係る財政健全化審査意見書の中に審査の結果として記載されておりますけれども、27年度実質公債費比率15.8%。ちなみに平成26年ですか、実質公債費比率24.5%。公債費の負担割合も含めて、この何年かの間にずっと数字的には下がって、財政効果というか、町長の努力の苦渋の決断が今の形に生きてきているのかなと思っています。栗山町もここ数年、ほとんど設備はしていないですよね。新しい設備というか、投資は。だんだん財政も少しずつ好転してきていますから、そういった部分も含めて、一連の300坪の建物の中も、もうちょっと前倒しして計画立案、施行というか、そういったことに踏み込んでいけないものかなということが改めて財政指標の中からも言えるのではないのかなと、そんなふうに思っておりますけれども、財政指標の中の絡みから、いわばずっと今まで箱物を、中央公民館も解体して、ほとんど箱物に手つけていないというような状況でしたけれども、その点も含めて、団地に関しては古くなったら全部チェンジしていますよね。ですから、ここの一連の建物群もチェンジする機会かなと思うのですけれども、備品庫のことも含めて一連の建物をもう少し前倒しで取り組むことができないのかということをお尋ねいたします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

さきの議会の中でも何回か触れて、本庁舎を含めた役場敷地内、これがかなりの施設があるし、そこにはある程度の規模以上の備品庫等も考えているよというお話等々しております。実際は、平成25年に一旦、役場全体の敷地の利用、活用、そして箱物の見直しということで積算いたしましたけれども、先ほどお話ししたとおり、その段階での積み上げの額がそれ相当の額になるし、この庁舎は大改修ではだめだという結論も出ておりますし、となると建てかえになると。そうすると、相当の投資になりますし、逆に建てかえとなると、今の敷地内の出入りでいいのかと。いろんなケースを考えて、正面から入って真っすぐ来る道路からまた今のところの入ってきてすぐ抜けれるだとか、全体の外構事業含めて、そして車庫、今言った備品庫等々、かなり詰めてはいるのですけれども、いかんせん全体を前倒しでやるとなるとかなりの額になりますので、とりあえずは備品倉庫を早い時期に取り組んでいきたいなと。ただ、備品倉庫も若干見直しをしております。先ほど言ったように。そういった敷地内のものがきちっと配置図に載せれるようになれば、ある段階でお話しできるのかなと。ただ、役場庁舎を含めての構想、最終的なのをつくり上げるには、住民を交えた検討委員会等も開きながら意見を聞いて最終版をつくり上げて、年次計画で進めてまいりたいと考えておりますので、もう少々時間をいただいた中で全体構想、お話ができる時期が来るのかなと、そう考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。それと、実質公債費比率、これもおっしゃるとおりで、この10年の中では相当いろんな面で、住民にも協力していただきながら、比率そのものが相当押さえられて、低くなってきておりますから、その効果は出ているのかなと、そう思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 3番 楢﨑忠彦

2点目のふるさと納税にかかわってお尋ねいたします。先ほど数字、聞き漏らしたのですけれども、応募者が約1,400件で、20組40名ということでいいですか。今年、委員会か本会議か忘れましたけれども、ふるさと納税にかかわって、北海道で一番の上士幌町が東京で感謝祭という大きなイベントを開催したという報道がありまして、栗山町も、これに乗るというわけではないですけれども、これも一つのヒントにして、栗山町も関西圏、関東を中心にして相当ふるさと応援寄附をいただいていると。先ほども町長触れましたけれども、今月の広報に4月1日から8月15日まで1億2,000万円のふるさと応援寄附が届いたということで、すごい数字が出てきたのかなと思って、改めて感心をしております。ちなみに25年度はどうだったのかなと思いますと、季節の限定商品3点を入れて13種類。25年度は。返礼品の送付は何度寄附を受けても1回だよということで、私も、そういうこと言わないで、2回いただいたらもう一回、1年に1回なんて言わないでということもあって、町のほうとしても対応を考えていただいて、現在、28年度はAコースからGコースもあって、全品目の総点数を数えましたら113種類。私たちも地元にいて、こんな商品が栗山町にあったのかなと改めて知る機会にもなったのかなと思って、改めて商品の多さ、選ぶ人の楽しみというか、13種類ぐらいだったら選びようがないと言ったらあれですけれども、たくさんの中から選ぶという一つの楽しみがあって、こういう応援寄附の増額に結びついたのかなと思います。私も、上士幌の二番煎じではないですけれども、東京でいわば栗山感謝デーみたいなのはどうですかというような提案を申し上げてはあるのですけれども、栗山町はこういう形で道外からお客さんに来てもらって、1,400名ということはすごい数だなということを改めて思いましたし、1,400件も応募して、たった20件で40名だったら何か申しわけないなという感じと、せっかくこれだけの人が応募しているということで、今年はこれでいいのでしょうけれども、次年度に向けて1,400人の申込者に対して何らかのアプローチができないかなと改めて感じたのですけれども、町長、どうですか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

見学ツアーについては、まず1回目でありますから、先ほどお話ししたような2日間ということで実施をさせていただいて、その反応を見ながら、そういったツアーでいいのか、あるいは内容を変えたツアーにするのか、あるいは議員がおっしゃるような、本州へ出かけていって関東、関西でやるのか、その辺も今後、実施をした結果を精査させていただいて進めてまいりたいなと。盛んに窓口でもいろんな方法を検討しておりますけれども。それと、1,300ほどの応募があったのですけれども、外れた方にはきびだんご、こういうような形でお送りすると。さっぱり何の反応もないなということではなく、何らかの形で、応募していただいておりますから、返礼品ではないのですけれども、そういうような対応も、今回のツアーについては、せっかく千数百の応募がありましたので、何らかの形でお応えをしていくということも考えておりますが、あわせて、とりあえず今年はやらせていただいて、その結果によってはいろいろと検討して、それなりの対策をとってまいりたいと、こう思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 3番 楢﨑忠彦

ちなみに東川町は株主総会ということで、担当でもある程度押さえていると思いますけれども、昨年関東地方など道外から52人を集め、株主110人が参加する株主総会を開いたと。いわゆるふるさと納税を利用された方を株主として登録していただくということで、東川町、この間ちょっと聞いてみました。どういう状況か。担当の説明でしたら、栗山でいえば東京栗山会というようなところを中心にして当初募集したということで、交通費は上限2万円ということで、宿泊費、滞在費は実費ということです。それで、送り迎え、送迎はどうするのですかということをお聞きしたら、大体旭川空港、それと旭川のJRの駅、東川町含めて、ある程度時間を限定して、送迎は行政のほうで対応すると。あくまで交通費は上限2万円だということで、そのような話をして、今年は募集かけたら2日か3日で50人。大体50人をめどにしているみたいなのです。2日か3日で満杯になったようなお話でした。ですから、こういうことも含めて、40人に特化して、予算を集中して使うのか、もう少し平均的に、もうちょっと減額して、多くの人を栗山に招くのがいいのか、その辺も一つの今後の、まだ第1回も始まっていないですから、第2回目の検討ということでないでしょうけれども、そういうことも含めて次年度検討していただきたいなと思います。それともう一つ、栗山町に来て、こういうこと、こういうことというようなお話がありましたけれども、町民との交流というか、時間も限られていますからなかなか難しいのでしょうけれども、栗山町に「ちょっと暮らし」で来られた方とか、栗山町に引っ越された方とか、そういった方と交流する場面、そのことが逆に栗山を別な面でPRするというようなことも考えられるのですけれども、そういった交流の場面というのは、時間が限られていますからなかなか難しいかなと思うのですけれども、そういうことは企画の中に入っているのか入っていないのかお尋ねします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

今回は1泊2日ということでありますので、まずは栗山の特徴というか、特色のある町についてごらんをいただいて、そしてご意見等もいただけるのかなと思っています。ただ、住民と接する場は、いろんな視察先を設けておりますから、そこではその関係の方々とのお話し合い、お話も出てくるだろうし、接する場もありますけれども、改めてある時間帯、多くの町民と接するような場というのは設定しておりませんけれども、あくまでもうちの特色のある施設を含めて、農産物もそうですけれども、そういったものも食べていただきながらご意見を聞くというようなこと、認識してもらうというようなことの内容になっておりますので、とりあえずは今年は1泊2日ということで、日程は目いっぱいの日程になっておりますので、今後のツアーを含めた対策の中で、町民と接する機会、これも検討させていただきたいなと思います。

質問 3番 楢﨑忠彦

②の企業版ふるさと納税、単純に私は、個人から企業に拡大して、企業も自由に、金額問わずというか、個人的に寄附して返礼品もらうのかなと、そんなようなことをふっと思ったのです。最初の企業版ふるさと納税が入るときに。でも、現実にはハードルも高くて、なかなか難しい部分もあるのかなと思います。現実に企画されているところもまだまだ本当に少なくて、事業内容、事業費等々提案しているところは、北海道では夕張市、東川町。報道されている中身ではなかなか栗山町は厳しいなというような状況はあるのですけれども、ただやはり、厳しいなだけではなくて、何らかのこれから提案をしていくということも必要なのかなと。今、具体的におぼろげながら見えているものがあるのかないのか。まだこれからですか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

とりあえず企業版も今年出たばかりでありますから、内容をきちっと理解した上で、まずはまち・ひと・しごと創生寄附活用事業というのも企画をしなければなりませんから、それでもって、これまで企業誘致等を通じながら、本町とかかわりのある企業に直接訪問してご理解をいただいて、この事業にご協力あるいは活用していただけるかどうか、まずそこから始めたいなと考えておりますので、恐らく企業を回っている中ではいろんなことも出ようかと思いますので、内閣府の認定以外も凌駕するような。それを含めて栗山版のものをつくって、逆に言えば内閣府に郵送していくというようなこともしてみたいなと思っておりますので、これからそういうような事業展開をしていきたいと、こう考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 3番 楢﨑忠彦

③の空き家管理サービスなのですけれども、従前は地場産品を返礼品として送ると。返礼品のメニューの中から何かを選ぶということがワンパターンというか、そういうパターンでずっと来て、ほかの町村もそういう形で、いわば返礼品の競い合いみたいなところがあるのです。たまたま池田町で、ふるさと納税の返礼ということで、空き家見回り、それと墓の清掃も返礼品の中で取り上げたということで、こういうサービスもあるのかということで改めて目をとめたのですけれども、本町にしても空き家が相当な件数あるということで、町内におられない方、また住んでいた方が亡くなられて子供が相続すると。子供も町内にいないというふうなことで、そういうケースで空き家になっていくケースが結構生まれてくると。放置すればするほど資産価値として下がってくるし、子供の方も引き受け手もいない、そういうような状況になって、いわゆる特定空き家ということで進んでいくというようなケースがこれから、現状も含めてだんだん進んでいくのでないかなと思うのですけれども、町長が話されたように、家というのはあくまでも自分の所有物であり、責任、管理は本人がするわけですけれども、一方では、町のほうとしても見るに見かねて、町の予算を使って過去2件壊しましたよね。これはあくまで本人の管理、ものだから町としては知らないよというわけにはいかない時代になったと思うのです。栗山町でも、それこそ道内に先駆けて1件、町の予算で解体し、今年度も解体したというような事例がありまして、町としても空き家に関しては、全く知らんぷりというわけにもいかない状況になって、今、空き家にかかわって国も動き出したと。町も当然動き出すわけですけれども、現実には管理をどうするか。全部管理者にお願いしますというだけでは解決しない部分もあるのかなと。好む好まざるにかかわらず、町もかかわっていかなければならない部分も生まれてくるのかなと、そんなふうに思って、池田町の取り組み、なかなかいいアイデアだなと思って、本町も、今年、来年どうというわけではないですけれども、十分テーマとして取り組んでいく可能性のあるテーマではないのかなと。従前のただ品物だけ送るのではなくて、こういうサービスも返礼品の中にありますよ、どうですかという投げかけというか、問いかけをすることによって、改めて家の所有者が自分の家に対しての思いというか、そういったものも生まれてくるのかなと。そういう意識づけの中でこういう提案も出てきたのかなと、そんなふうに思っているのですけれども、全く検討に値しないのかどうか、検討に少しか値するのかどうか、池田町の取り組み、どうですか、栗山町では全く検討に値しませんか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

まず、基本的には、先ほどお話ししたように、所有者云々というような考え方でありますし、こういうような内容の対応の市町村等、全国でいうと少のうございますし、実際は本州のほうでも何市町かやっておりますから、そういう実態の情報を得ながら、本当にこの制度がきちっとマッチして、町民も理解しながら各市町村に協力しようというような、もう少し状況を見ながら、我が町にもこれは生きる内容だなということになろうかと思いますけれど、いずれにしても今、空き家対策については、いろんな場でお話ししたとおり、町独自が解体等含めて支援制度をつくっておりますから、まずは所有者にしっかりと認識をしてもらって、自分のことは自分で処理をするというようなことが基本になっておりますけれども、支援制度をつくった意味では、所有者も積極的にそういった対応ができるような施策としてやっておりますから、もう少し状況を見て、先進地の事例も精査させていただいて、検討はさせていただきたいと思います。

出典:栗山町議会 平成28年第7回定例会 2016年9月7日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる