栗山町議会 平成26年第7回定例会 2014年12月16日
学校給食センターの整備に係る展開、展望は
2014年12月16日、栗山町議会の一般質問で、友成克司議員が「学校給食センターの整備に係る展開、展望は」について質問し、教育長 鈴木紀元が答弁しました。
- 質問者
- 友成克司 議員
- 答弁者
- 教育長 鈴木紀元
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 友成克司
通告に従いまして、質問いたします。学校給食センターの整備に係る展開、展望はでございます。周知のとおり学校給食は、児童生徒の心身の健全な発達に資し、また国民の食生活の改善に寄与することを目的として、学校教育活動の一環として実施されています。臨時行政調査会が学校給食の民営化について当時の文部省に対し勧告をなされ、文部省は都道府県にその運営のあり方について通達を出し、学校給食は学校教育の活動の一環であるが、その地域の実情や学校の実態に合った適切な方法によって運営することといった内容でありました。現状のまま直営とするか、民間委託するかの判断は、各市町村の自主的判断に任せられている中、給食センターの調理業務等民間委託を議会へ提案されましたが、平成21年12月に否決されました。その後3回一般質問を行いましたが、答弁の内容としましては、完全民営化ができないという厳格な規制があることから、調理部門のみの業務委託に理解が得られなかったことは残念。本町の給食センターは、平成3年1月に新築され、これまで平成9年4月に学校給食衛生管理基準の通知、さらに平成21年の学校給食法改定による学校給食衛生管理基準の法律化を経て現在に至っており、現代の基準に照らすと構造上対応しづらいところも存在している。学校給食部門においては、由仁町との連携を討議していたが、その後平成25年に由仁町との検討が破綻となり、第6次総合計画に盛り込むべきものと考えるとのことでありました。第6次総合計画の計画事業最終案が開示され、学校給食センター整備(建てかえ)の検討、さらに事業概要では後期4年で検討、最新設備を有する給食センター整備の検討とありますが、その展開、展望の全貌を具体的に伺います。以上でございます。
答弁 教育長 鈴木紀元(教育長は2015年9月まで)
友成議員の学校給食センターの整備に係る展開、展望はについてのご質問にお答え申し上げます。現行の栗山町の学校給食センターは、平成2年6月着工、平成3年1月竣工、同年4月から供用開始、本年で24年目に入っている施設であります。近年当該施設は、設備の経年変化による修繕に加え、ご質問にあるとおり学校給食法の規定に基づき、さらに厳しさを増す学校給食衛生管理基準に適合する施設の整備が求められているところであります。ご案内のとおり、由仁町と学校給食の事業運営を含めた広域連携による学校給食センター建設事業について検討を進め、事務担当レベルでは一定の方向性を見たところでありますが、結果的にはそれぞれが単独で取り組むという結論に至りました。平成20年4月改正の学校給食法では、食育の推進が新たに盛り込まれ、学校給食センターに食育推進の機能を持たせた施設や近年増加の傾向にある食物アレルギーに対応する機能を持つ施設、さらには災害時にも対応する機能を備えた施設などの整備が全国的に進められ始めております。本町としましても道内外の自治体で進められている今日的な機能を備えた学校給食施設の建てかえに関する事例案、情報の収集に努めるとともに、学校給食運営委員会を初め関係各位のご意見もいただきながら、栗山町として必要な機能を備えた学校給食施設の第6次総合計画における後期建設実施に向けた準備のため、いましばらくお時間をいただきたいと考えておりますので、よろしくご理解くださいますようお願い申し上げます。
質問 2番 友成克司
ただいま一連の答弁をいただいたところでございます。平成21年にそういうような方針、目的を念じて調理業務民間委託が議会に提案され、否決となり、その後試行錯誤して今日に至っております。今さらですが、学校給食はそもそもが民間企業で行うべきものを不安と不信を理由づけて直営化しただけのことであります。その後、民間企業に委託すれば質が低下し、衛生上に問題があると言われているのがこれは一方的な行政間の不思議、偏見によるものではなかったのか。民間企業であってもその経営能力、技術、信頼関係等は行政側が抱いている感覚より数段まさっていると言われております。ただいま質問の中にもいたしましたけれども、民間委託することの判断は各市町村の自主的判断に任せられているといういろいろな観点から考えますと、この調理業務のみの民間委託が議会提案をされたということは、果たして合法的だったのかなと。私は、若干の疑問を持っておる一人でもございます。私は、否決後の行政側のことを思うとき、安心、安全を根幹とする給食業務を思い、大なり小なりアクシデントが生じてはならない、新聞紙上をにぎわしてはならないという思いを念じ、追跡的に過去3回の一般質問をさせていただいたところでございます。前回の答弁の中で、第6次総合計画との整合性を図りながら前期で計上する予定とありました。質問がありましたとおり、学校給食センター建てかえの検討、後期4年で検討に変わってございます。私は、一日も早い、いわゆるスピード感を持った整備を念じたいと思っております。ただいま教育長の答弁の中で、今度の進め方としましては、PTAや学校給食関係者等、構成する学校給食運営委員会の意見を伺い、自治基本条例との整合性を図りながら第6次総合計画の前期に計上するというコメントが載ってございます。私は、これから今後どのような審議過程を経ていこうとされておるのか、この点についてお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 鈴木紀元(教育長は2015年9月まで)
それでは、友成議員さんと定例の議会で給食問題についてお互いに論を交わすのは、私の記憶では今回5回目なのです。それで、ざっくばらんに申し上げまして、私どもが何を考えているか、それから私も議員さんがどのようなことを考えていらっしゃるか、おおよその推測はつきますので、ここからは多少リラックスしてお答えを申し上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。まず、前期に入れたいという願望は、これは友成議員さんがおっしゃったように私ども子供を目の前にしている者としては当然のことであります。しかし一方、町の財政的な事情もありますので、由仁町との協議がうまくいかなかった段階で、さて栗山町単独でどのようにすればよいのかということになった場合においては、第6次総合計画との関係もありますので、その中で整合性のとれた年限に実施するということについては町政全体のバランスを考えた上では当然のことだろうと考えております。したがいまして、先ほどの答弁にありましたように、先ほども申し上げましたように、むしろ私ども教育委員会としては後期に移ったことをよい機会と捉えて、この間十分にさまざまな条件をしんしゃく、勘案しながら、最小限度の費用で最大限度の効果を上げることのできる給食センターの建設に向かってまいりたいと、そのように考えている次第であります。そのような観点から、関係の諸団体皆さんと十分協議をしながら、自治基本条例との関係もございますので、そういうところを十分配慮しながら、きちんとした形でいい設備をつくっていきたい、このように考えるところであります。どのような機能を持たせるかについてはさまざまな考えありますけれども、それは今まだ、もしご質問があれば次の段階にさせていただきます。
質問 2番 友成克司
私も教育長の心中は十二分に承知をしておるつもりでございます。ただいま答弁いただきました。私は、やっと方向性の確立として解決策が見えてきたのかなと思って少しく安堵しておるところでございます。ここで、教育長に目的、方向策、解決策が見えてきたというところで、改めて最後にどのようなお気持ち、決意をお持ちかお聞かせ願いたいと思います。
答弁 教育長 鈴木紀元(教育長は2015年9月まで)
決意は一生懸命やりますと、この一言に尽きるわけですけれども、若干我が町の今の給食センターができてからこの方を経過として振り返ろうと思います。なぜかと申しますと、その経過の中に次の新たな学校給食センターの教訓が多分に含まれているからであります。先ほど壇上で申し上げましたように、竣工して供用開始したのが平成3年4月であります。ところが、それからほどなく平成8年にO―157、皆さんもご記憶にあろうかと思いますが、それが勃発しまして、平成9年に先ほど申し上げましたように基準が随分厳しくなりました。その時点で今の学校給食センターの施設、設備のありようが問われるようになりました。ここに当時の学校給食センターのパンフレットもあるのですけれども、当時としては画期的な施設であります。それが供用開始始まってわずか六、七年の間に次なる新たな段階を迎えたわけです。加えて地産地消とか、それから食育の推進とか、そういうことにも相まって21年ですか、厳格な管理基準というのが法律化されてしまいました。それを前後にさまざまなことが起きまして、例えば隣町での学校給食の中毒がありました。それから、調布市では5年生が食物アレルギーで命を落とすという事例もありました。また、3年前には大震災によって給食センターの機能の見直しなども一部で行われるようになってまいりました。そういう一連の流れをやっぱり一つの大きな教訓として次の新しい給食センターを建設する構想につなげたいと思うのであります。由仁町との話がうまくいかなかったのは大変残念でありますけれども、その話の過程で視察をしたり、お互いに研究をしたりしたことも決して無駄ではないと私は考えておりますので、それらも教訓に入れながら、新しい学校給食センターの建設に向かってまいりたいと思います。なお、教育では子供たちあるいは施設を享受する者にとっていい環境をつくらなければいけません。これは至上命令であります。ところが一方、必ずしもよくない環境であっても上手に育てるということも大事で、その両面を追求しながら、来る第6次総合計画の後期においてはいい学校給食センターをつくることができればいいな、そのように決意しているところであります。
質問 2番 友成克司
ただいま教育長が答弁されたように、従前の過程、教訓を生かしてよりよい整備を念じまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。