みんなの議会

栗山町議会 平成25年第5回定例会 2013年9月10日

(1)職員人事の9月実施を/(2)国道234号の拡幅に伴う取り組みは

2013年9月10日、栗山町議会の一般質問で、友成克司議員が「職員人事の9月実施を」「国道234号の拡幅に伴う取り組みは」について質問し、町長 椿原紀昭が答弁しました。

質問者
友成克司 議員
答弁者
町長 椿原紀昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 2番 友成克司

私は、大綱2点質問いたします。初めに、職員人事の9月実施をであります。毎年まちづくりの目標に向かって、また町政執行方針により諸施策を推進しておられますが、多岐にわたる分野を進めるには職員の政策形成能力や実行能力が重要になってくると思います。当然職員の皆さんは、創意工夫や各課の連携などにより最少の経費で最大の効果を上げるため業務に取り組んでおられます。そこで、私は、職員の能力を最大限に生かすために人事の実施時期について議論をさせていただきたいと思います。さて、町の予算は10月ころから編成作業に入り、町長は各課の全職員と議論をし、精査したものを2月の町長査定の後、議会の議決を経てスタートしています。通常4月に人事が行われますと、異動前の職員が編成した予算を異動後の職員が執行する場合が多くなります。そこには予算編成した職員の思いを生かすことができないのではないのでしょうか。自治体の仕事は、首長が施策を決定しますが、事業の推進力は何といっても職員の行動力によるところが大であります。そこで、提案ですが、職員の人事を9月に実施してはいかがでしょうか。その職員が作成した予算が4月の人事でかわるとその思いが伝わらないことになり、それは町長にとっても大きなリスクではないでしょうか。次に、国道234号の拡幅に伴う取り組みはであります。長年にわたり本町の懸案事項となっています国道234号の拡幅問題は、国の財政的な問題からここまで据え置かれてきていますが、今回国が行う大規模な公共事業に合致させることはできないでしょうか。ここまでの町としての取り組みについて伺います。国道の拡幅は、ここまで疲弊した本町の活性化に大きな期待を抱かせるものと考えます。拡幅により、農産品や工業製品の輸送に大きなメリットがあります。また、国道234号は産業道路とはいえ、現在1日当たり1万台もの車両が通過していますが、これを顧客として考えますと、みすみす顧客を見逃すことはないと考えます。そこで、各地で大きな売り上げを示している道の駅を建設するチャンスでもあると思いますが、見解を伺います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

1点目の職員人事の9月実施をについてのご質問ですが、人事異動に伴う課題はいずれの時期においても生じます。議員ご指摘のとおり、政策立案能力や実行力を最大限発揮させ、町民福祉の向上を目指して適材適所の職員配置を行うことは重要なことであります。このため、人事異動では業務や事務の引き継ぎを行い、異動のロスを最小限に抑えて業務の円滑な推進を図っているところであります。9月に人事異動を行うことで、担当業務を熟知しないで予算編成を行うという問題も想定されます。翌年3月退職者の補充などのための人事異動も必要性があると考えているところでもあります。よって、職員自身で政策を立案し、予算に反映させ、政策を実行する意思は大切なことですが、その思いは総合計画策定の際に反映できるものと判断をしているところでありますので、ご理解をいただきたいと思います。2点目の国道234号線の拡幅に伴う取り組みについてのご質問でありますが、本町を縦断する国道234号線は、新千歳空港や苫小牧港と北海道第2の都市である旭川市を中心とする上川圏域を結ぶ重要な産業道路としての役割を担っているところであります。また、近年では沿線に商業施設が建ち並び、住宅地も建設されるなど、本町における重要な生活道路としての役割を担っております。私といたしましては、本町の振興発展、さらに町民皆さんの快適な日常生活を確保していくためには国道234号線の拡幅は欠かすことのできない事業であると考えております。かねてより国、道を初め関係機関に要請を行っております。友成議員のご質問にありますように、これまで国の財政的な問題から事業が据え置かれてきていることは紛れもない事実であります。本国道の起点から栗沢地区までと安平町早来地区は既に4車線化がされており、その間にある本町と由仁町が未整備となっているところであります。このような実態を国のほうにも理解していただく必要があることから、本年7月には本局であります国土交通省を直接訪問し、北海道局長を初め、担当課長に要請活動を行ったところであります。なお、本国道の拡幅につきましては、角田跨線橋の撤去及び角田地区から由仁町へのバイパス道路整備もあわせて要望しているところであり、特に角田市街地の振興計画に影響を及ぼしている跨線橋の撤去を当面の優先課題とし、段階的に継続要望してまいりたいと考えているところであります。今後も引き続き関係機関等に対し強く要請活動を行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。次に、道の駅の建設についてのご質問ですが、私といたしましても課題となっております6次産業化の推進や観光振興方策の一つとして検討することは必要であると思っているところであります。しかし、建設後のランニングコストを含め多額の費用を要する事業でありますので、財政状況も十分考慮しながら、今後進める第6次総合計画の策定、また都市計画マスタープラン見直しの中で多くの町民の皆さんからもご意見を伺い、検討してまいりたいと考えているところでありますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 2番 友成克司

ただいま町長から答弁をいただいたところでございます。何月がベターか、ベストか、いろいろ論点が当然出てくるわけでございますが、私は9月ということで今回提案をさせていただきました。私はなぜこのような質問したかといいますと、行政の仕組みは時代により変わるものと思うからであります。時代とともに地域の状況も変化する中で、今後町民へのサービス提供にはいよいよ猶予ない状況が続いていくと思っております。そこには、行政側ではなく町民側の視点に立つことが当然必要になってくると思います。町長は、就任以来人事の時期は比較的4月よりも7月に実施されてきているように私は思っております。そこは3月末から4月の異動時期の町民の混乱を避けるため、行政の論理よりも町民側の視点に立って実施されているものと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

再質問にお答えを申し上げたいと思います。本年度も若干人事そのものがずれておりますけれども、基本的には4月ということできております。それがたまたま5月になり、7月になると。これは、ちょうど任期切れの関係で、就任早々4月の人事はできないということもありまして7月、今回は副町長が辞任されたということもあって7月の時期に入ってきたということでありますので、それなりの理由があって、定期的とは言わないまでも、基本的には4月ということできておりますので、そういった理由があれば別ですけれども、また道、国等の政策等に関連してどうしてもそういうセクションに人事配置をしなければならないというときには当然小規模であろうが人事は必要でありますので、あるいは住民との関係でそういったセクションも必要となれば当然そういった人事も伴うということでご理解をいただきたいなと思います。

質問 2番 友成克司

ただいま説明いただきました。なるほどと思って聞いておりました。これだけ時代の流れが速い状況の中で、当然国の補助事業の関係もありますけれども、前年の課題を予算化して、4月に人事で人がかわると。今町長もいろいろと説明いただきましたけれども、前任者の意見を聞いて作業に入るわけですから、実施するまでにやはり時間もかかる。ややもすれば1年以上もかかってしまうのではないかということを考えますと、民間であれば会社が倒産してしまうのでないかなと、潰れてしまうのでないかなという感も私はいたしております。私がこの質問で一番申し上げたいことは、職員は即戦力であるべきということであります。行革により職員数は大きく減少しておりますが、栗山で生活する職員の思いが少ない予算であっても大きな効果、成果を上げ、町民の小さな訴えに法律や制度の壁を超えて答えを出してくれる。そして、真に町民の頼れる存在であってほしいと思うからであります。仕事は、人によって変わると考えます。熱い思いを持った職員が企画立案したものを人事で他の人が担当する。それでは場合によっては仕事の深さが変わり、町民にはデメリットになるのではないでしょうか。町民の実態を把握し、事業を企画立案し、実行する。そして、評価をして次につなげる。そのような職員体制が今後求められるのではないでしょうか、いかがでしょうか、改めて答弁お願いいたします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

友成議員の再々質問にお答えを申し上げたいと思いますが、ご存じのとおり、ことしで8年目に入りますけれども、機構改革ということで大きな見直しをいたしました。当然財政上の21プランがございますので、それを積み上げ方式でやるにはということで職員の削減も図っているという意味では、基本的な人事は希望人事を主にしながら今まで実施してきておりますから、職員の思いあるいはそういった能力等はそこで生かされるのかなと。当然立案してすぐ異動ということはまずないと言ってもいいぐらいかなと、その思いがありますから、人事のときに課所長も担当あるいはグループの声も聞きながら、私どものほうに上がってまいりますから、特に政策の柱となる事業等については、動かして影響のあるような人事はできないと、これは基本に思っておりますので、今までの人事の中では議員が言われるような、そういうような結果になっていることは恐らくケースとしては少ないだろうと、ただ希望人事なので、逆に異動したいということもありますから、そういうときにはいろいろな情報を精査した中で適切な人事ということで実施をさせていただいておりますので、ご理解をいただきたいなと、こう思います。

質問 2番 友成克司

私は、今回の質問につきましてはぜひ9月ということではない質問をしております。私は、こういう問題も機を見ながら町長と職員とどこかで議論をしてもらうことが必要でないかなという感じがして、このような質問させていただいております。実は私議員歴11年に入っております。幸か不幸か、予算委員会の賛成討論を11回させていただいております。そこで、11回の中で最も私が強調しておりますのは、予算編成に当たっては、時勢的にも少ない財源で真に住民に調和と均衡のとれた予算でなければならないとの大要に立って、町長を中心に職員一丸となって社会経済の情勢、財政上の状況などについて徹底的に議論してきた英知であるということを常々私は強調してまいったところでございます。こういう観点から、今9月という提案させていただきましたことは、予算を熱い思いを持って企画立案をした、それを職員が実行して、精励、奮励していただいて、成果、効果を求める、そのようなこともあってよろしいのでなかろうかと私なりに考えているわけでございます。冒頭に申し上げました。ぜひこの問題につきましては、機を見ながら職員と議論をいただければ幸いかと思っております。よろしくお願いいたします。答弁要りません。次に移ります。国道というインフラの拡幅は、ともすると疲弊した地域経済の一つのカンフル剤になると私は考えております。4車線により時間が短縮され、安全な輸送が確保されることで本町の立地条件が大きく変化し、企業の誘致や農業の振興、さらには救急医療や災害時の重要なインフラとして大きな力になると考えますが、いかがでしょうか。また、国の対策は、本町単独ということではありません。今町長答弁ございましたけれども、私は既存のふるさと町村圏などを活用し、234号の沿線自治体、岩見沢、由仁等とタッグを組んで進めてはと考えますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

友成議員の再質問にお答えを申し上げたいと思いますが、おっしゃるとおりインフラの関係についても大きな力と実際はなってきておりますし、またいろんな近隣の町村と連携をとるという意味では、先ほどお話し申し上げたとおり中央陳情というのがございまして、もちろん関連の道の陳情もありますけれども、空知の24市町一緒になって、関連がございますから、合同の陳情を基本的にやっております。しかし、その陳情も数多い中でありますから、なかなか伝わらないのかなということから、私は直接国交省の局長と論議をして、当然そういうお話はしておりますから、先に下のほうにお話をしておいて、そういうような案件についてお話は直接させてもらうということでやっておりますから、道の関係も同じような手法で、上からおりてきたときにそれぞれの関連の機関がお話ができないという状況では、これは大変なことになりますから、そういうような段階を踏みながら中央での陳情をしておりますから、この234については昔から産業道路ですから、本来ですと15年ぐらい前にこれは実施していたはずなのです。工業団地から由仁に向けてのバイパスについては、一旦おさまったことはおさまったのですが、いろんな課題と、さらには国の政権交代もありますけれども、事情等々がございまして、国道ですから国の予算の中で位置づけをされないとなかなか実施できないと。実は、この4車線の拡幅については20年ほど前からいろいろやっておりますし、ある程度の図面も平成の始まりから市街地も含めて何度か描いております。私自身も企画に3回ほどおりましたから、そういった仕事もしながら、見たことも十分ありますから、今回の陳情でもそういうお話もさせてもらいましたけれども、国自体も担当がかわる、あるいは予算が縮小される等々があって現在に至っているわけですが、今回は栗沢は今岩見沢市になっておりますから、加茂川まで来たら栗山の工業団地から由仁に向けてのバイパス、これを実施するというお話には札幌開発とはなっていたのです。ただ、私どもの期成会等の問題もありまして、それが若干ずれた。さらには国の事情でずれてきたということで今日に至っているということでありますので、一年でも二年でも早い時期にこれは実現することが産業道路として生かされる道になるだろうと。先ほど来から言っている上川圏との絡みもありますし、道道の栗恵線との絡みで栗山に集合しておりますから、そういう意味ではこの4車線というのは大きなウエートを占めるのかなということで考えておりますので、今後とも道、国のほうへ積極的に陳情展開をしてまいりたいと、こう思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 2番 友成克司

実は先般テレビで道の駅に関する、皆さんごらんになったかと思います。私は、ちょうど見る機会がございました。現在道の駅は、全国に1,003カ所あると言われております。今や地域振興、地域のまちおこしの拠点になっている。また、過疎、田舎町を元気にするパワー、さらには全ての道を商機にと、道は通過点から目的地になっていると言われておりました。私は本町にも、町長の答弁もいただきましたが、特徴ある道の駅の建設は、本町農業のみならず、商業に大きな可能性を与えるものと私は期待をしている一人であります。特に商店街は、生き残るために道の駅に出店することで新しい収入の道を確保することもできるのでなかろうか、現在の商店街の維持につなげていけるのでなかろうか、かように考えますが、いかがでしょうか。さらに、ただいま町長から答弁がございました。町長の公約でございます6次産業でございますから、この育成につきましても道の駅という販路があることで創意工夫が進んで、栗山の新しい特産品づくりにつながっていくのでなかろうか、かように考えますが、伺います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

友成議員の再々質問にお答えを申し上げたいと思いますが、私も同感であります。道の駅の存在といいますか、そういう意味では各地区に出てきております。それがゆえに、やはりきちっとしたところに道の駅なるものを設定せざるを得ない。何回かの議会の中でもご答弁しているとおり、実際は道の駅の設定の場合、これは国道、道道、両方ありますけれども、国の支援というのは駐車場だけなのです、ある程度。そうなりますと、総体の大規模な道の駅をつくっているところは各省庁のいろんな事業を利活用しながらある程度のゾーンをつくっているというのが経過なのです。それにはやっぱり農業、商工業をあわせてそういったプランを立ててやってきているというのが現状であります。先ほどちょっと触れた角田の跨線橋あるいは角田のバイパス、これが連動するわけです。それと、工業団地の向かいは、昭和47年の農業振興地域の線引きされた時点から向かい側は白地にしてあるのです。これもいつでも転用ができるという状況にしてありますから、当然バイパスが引かれるとなると、その周辺の景観を含めて変わってまいります。車の流れも変わるだろうと、そういった問題も1つあることと、町の市街に近い国道沿いに今までもいろんな施設があるわけですが、ある大きな会社の研究所、東洋一と言われた研究所も今休止しております。そういったものとの関連もこれからは出てくるのかなと、当然そういったもろもろの課題と今までの変化のあった課題を整理しながら、栗山町の町域の中でどう位置づけすれば産業ごとの連携したものが生かされるのかなと、そんな感じもしておりますので、もう少し時間をかけながら、6次計画の中に当然位置づけをしていくというような進め方になるのかなと、こう思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 2番 友成克司

私は、この一般質問する中で過去を考えてみましたら、栗山町の発展といいますのはJRと国道という2つのインフラに適度な間隔で挟まれることによって発展してきた町なのだなと、ふと今思ってきたわけでございますが、私たちは長年この立地条件に甘えて、有効な活用を検討してこなかったという反省がここにあるのでないかなという気がいたしております。町長の答弁にも先ほどございました。今回は、先ほど言いました町長に対して実施するとかしないとか求めているのではありません。町長の先ほどの答弁にございました。この行き詰まった状況の中で現状を打開するために、改めて有効活用に向けて行政、議会、町民で国道問題を議論する。先ほども町長から出ておりました。検討するということで検討会を設けてはと、かように考えますが、町長、いかがでしょうか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

友成議員の再々質問にお答えを申し上げたいと思いますが、当然職員も全体の中でのそういった懇談会なり検討会がございますので、論議もいたしますし、計画をするに当たっては窓口たる課が中心となりながら横の連携をとって進めます。それと年2回地域に入って懇談会をやっておりますから、道の駅もそうですし、国道の問題等々、これは毎年出るわけです。そういったときには住民のほうから大変先進的な意見も出ておりますから、そういう意味ではそういったことを繰り返すことによって将来に禍根を残さないような道の駅の位置づけができるのかなと、そんな感じをしておりますので、おっしゃるとおり住民を含めた中での積み上げ方式の検討をしながら進めていきたいと、こう思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

出典:栗山町議会 平成25年第5回定例会 2013年9月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる