栗山町議会 平成25年第2回定例会 2013年3月11日
広域による学校給食センターのあり方の検討についての進捗状況と将来像について
2013年3月11日、栗山町議会の一般質問で、友成克司議員が「広域による学校給食センターのあり方の検討についての進捗状況と将来像について」質問し、教育長 鈴木紀元、町長 椿原紀昭が答弁しました。
- 質問者
- 友成克司 議員
- 答弁者
- 教育長 鈴木紀元、町長 椿原紀昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 友成克司
私からも冒頭に一言申し述べさせていただきます。ただいま同僚議員もお話しいたしましたように、今日は東日本大震災の発生から2年目を迎えました。改めて堅忍の皆様に哀悼の誠とお見舞いを表するところであります。また、復興が加速されますよう心から念じ申し上げます。では、通告に従いまして、質問いたします。教育行政執行方針についてであります。教育行政執行方針の中、目標達成のため、教育委員会の実践施策として充実させたい6つの指導体制の一つに学校給食と食育の推進を掲げております。家庭での基本的生活習慣形成と子供の学力や体力とが高い相関関係にあることが指摘されており、学校給食を含めて子供たちの食は大切な問題であると明言しております。平成21年12月に給食センターの調理業務等民間委託が否決されたことにより、平成23年12月定例会で給食センターの将来像について一般質問いたしました。その折学校給食法等により、学校給食は完全民営化はできないという厳格な規則があることから、調理部門のみ業務委託を提案しました。完全民営化を提案した別の案件が可となる一方で、調理部門のみの業務委託に理解を得られなかったことは残念でありました。将来像の構築については、近隣4町の副町長による広域連携会議の中の学校給食部門部会において、由仁町との連携を協議していますと答弁されております。教育行政執行方針の中にも広域による学校給食センターのあり方の検討も引き続き続けてまいりたいとあります。どこの市町村でも学校給食は直営で始めましたが、民間企業に委託すれば質が低下し、衛生上にも問題があると言われています。これは、一方的な行政側の不信、偏見によるものではないでしょうか。今どこの民間企業であってもその経営能力、技術、信頼関係は抱いている感覚より数段まさっていると言われており、一部の市町村では民間委託を行いつつあります。そこで、以下について伺います。1、否決以来今日に至り、調理部門の業務に関し、支障が生じていないか。2、広域による学校給食センターのあり方の検討についての進捗状況と将来像について伺います。以上でございます。
答弁 教育長 鈴木紀元(教育長は2015年9月まで)
教育行政執行方針について、広域による学校給食センターのあり方の検討にかかわってのご質問、1番の調理部門の業務に関し、支障が生じていないかについてでありますが、学校給食センター調理部門の状況をお伝えし、答弁とさせていただきたいと存じますので、よろしくお願いいたします。現在調理部門の職員は、4名の正規職員と8名の臨時職員の計12名です。8名の臨時職員のうち2名をほかの職員が休暇を取得した場合等の代替要員として配置しております。したがいまして、調理業務には正規職員4名と臨時職員7名の合計11名が当たり、学校給食を提供しているところであります。数年のうちには、経験豊かな正規職員が定年退職を迎えますし、臨時職員の確保にも万全を期さなければなりませんので、学校給食に携わる高い資質の調理部門の人材確保が大きな課題となります。②の広域による学校給食センターのあり方の検討についての進捗状況と将来像についてのご質問でありますが、ご案内のとおり学校給食センターは平成3年建設以来20年を超え、近年は毎年のように突発的な修繕が発生し、維持補修費がかさみつつあります。加えて改定するたびに厳しさを増す衛生管理基準への対応にも苦慮するようになっております。由仁町においても本町と同様な状況であると伺っており、老朽化にあわせ学校給食法における衛生管理基準等への対応からも施設の適正な整備が必要な状況にあります。そこで、進捗状況についてでありますが、現在広域連携として由仁町と事務レベルで給食部会を設置し、施設整備に関する建設費、あるいは運営費など財政面について単独の場合と2町共同での場合とをそれぞれ積算し、比較検討しているところであります。次に、将来像についてでありますが、現在町議会特別委員会に審議が付託された自治基本条例に照らしますと、重要な施設であります学校給食センターの改築事業は検討している内容等を含め情報を提供する中で広く町民のご意見をお伺いし、第6次総合計画に盛り込まれるべきものと考えておりますので、ご理解くださいますようお願いいたします。
質問 2番 友成克司
ただいま答弁をいただいたところでございますが、実は答弁の中にもございました21年12月、給食センター調理業務民間委託が否決されて、私は23年12月の定例会でこの件について将来像を一般質問させていただきました。その折違和感を感じた議員がいたようでございますけれども、私は議員の心構えというのは、1つには議長が常々申し上げておりますように執行機関の案が悪いのであれば、批判や攻撃は当然やるべきだと。ただし、必ず説得力のある実行可能な具体的な代案を持って臨むことが肝要だろうと常々議長が言っております。私は、もう一つあると思うのです。住民の意思を組み込んで議会に反映し、常に政策を論じて、どんなことに住民が不満、志向、憂いを持っているか。先憂後楽の姿勢を貫かなければならないと私は思っております。そういうぐあいで否決をして、ただ批判のみで終わるひとり芝居では、私は全く能がないのではないかなと思うわけであります。本日議場に列席の皆さん方、私も4年間空席がございましたが、足しますと14年目になるわけでございますが、町長の提案の否決は経験ありません。過去にも多分なかっただろうと思うわけであります。私なぜこういう話をするかといいますと、長期にわたり、多岐にわたり調査、精査、検証して、職員の英知を結集し、行政として将来像を見込んで提案した。それが否決されたのです。住民はどう思うでしょうか。行政、町長は、これから困窮に、問題がないだろうかと思うのはこれ当然の住民の声なのです。それを私は議会人として勇気と奮起を持って住民の不安を解消すべく質問し、行政の資料を開示したのであります。さて、ただいま由仁町との学校給食部門部会において、連携を副町長により協議して事務的にやっていますよという答弁いただきました。私もいろいろと由仁町の連携の協議につきまして情報をいただいてございますが、どうもスピード感がないなと。しかし、それ否決されて3年たったのです。どうもスピード感がない。牛歩的だなと思うのは、私だけではないと思います。このまま進んでしまいますと、単に月日がたつだけで、無駄にたってしまう。何ら光明が出てこないまま終わってしまうのではなかろうか。私は、ひとしお心痛の思いを今いたしておるわけでございます。実は、道内に2カ所、私は資料もいただいておりまして、勉強させていただいてございますが、1カ所は京極町と喜茂別町、もう一カ所は深川市と妹背牛町、これは広域の合致しましてこの5月からスタートするというような情報が既にもう入ってきておるわけであります。これは、供用開始が25年4月と言われております。しかし、本町も私は今後将来を鑑み、新たな方向性、さらには主体的な取り組み通して、積極的な解決策を求めていく必要性があるのでないかなと思うわけでありますが、この点でいかがでしょうか。
答弁 教育長 鈴木紀元(教育長は2015年9月まで)
スピード感の問題でありますけれども、4町での協議ではなくて、由仁町との連携を現在模索中であります。先ほど申し上げましたように、この事業を達成させるためには事前に両町との合意を得るためのさまざまな細かい事例について隅々まで合意しておかなければなりません。そういう関係で友成議員さんのご期待に沿うようなスピードにはなっておりませんけれども、そこのところはご容赦いただきたいと思うのです。また、給食センターの改築、つまり新しいものにするということについて、第5次総合計画の中に入っていない事業であります。私ども給食に関してもさまざまな問題を抱えております。例えば給食費、1食当たりの単価の問題等も重要な問題ですし、早急に道を示さなければならない問題もたくさんあります。それは、施設設備上の問題も含めてなのですけれども、しかし由仁町との協議に期待をし、先ほど申し上げましたように自治基本条例との関係においてできるだけ早く道をつけ、第6次総合計画の入り口のところでは達成できるように両町との協議を進めたいと、そのように私ども教育委員会は考えております。
質問 2番 友成克司
実は、平成21年6月議会にて給食センター調理業務委託を提案されました。その折の議事録を私いただきまして勉強させていただきました。また、私のほかにもこの議会に参画をしていない者がおりますので、一部改めて紹介をさせていただきます。泉徳園の民営化と同様、直面している厳しい財政状況に対処するため、短期的な財政効果も求められているところであります。学校給食は、児童生徒の心身の健全な発達に資するとともに、食生活の改善に寄与することを目的に学校教育活動の一環として実施をしてきております。近年児童生徒を取り巻く社会情勢や食生活環境が大きく変貌し、栄養のバランス、食品の安全性、食事のあり方など多くの問題点が見られ、食に起因する健康問題の増加が指摘されているところであります。また、学校給食における献立内容の充実、安全な食材料の使用、さらに衛生管理の徹底や給食施設、設備の老朽化に伴う改修、調理機器の更新などが課題となっているところでございます。今後家庭、地域、学校及び行政がこれまで以上に連携を密にし、食育の推進を初め、学校給食の課題に適切に対処していくことが求められております云々とあります。私は、なぜスピード感がないかといいますと、実は町長の町政執行方針の中にも2期目の締めくくりの年を迎えた、集大成の1年にしたい、町長は明言をしております。4年目に入るわけですよね、この給食センターが否決されて。町長が平成21年にこの給食業務の提案したことが信憑性が薄れないように、無駄な時間を費やさないように、私はぜひ今期中に光明が見られる進捗を強く願っておりますが、町長、いかがでしょうか。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
給食センターの民営委託、今議員がおっしゃったとおりの経過できております。基本的には、合併が破綻したというのが大きな問題でありますけれども、その後の2町との広域連携ということで、今教育委員会が積極的に入っていただいております。やはりしこりが若干、4町の合併破綻があるわけです。我が町では余りないのでありますけれども、由仁町の立場とすれば、当時の検討委員会等々含めて、その中でのやりとりからいっても、やはり由仁町のほうの兼ね合いが若干どうしても我々声かけても歩み寄らぬというのですか、そういうような環境で今までもきておりますから、恐らく委員会の中でも非常に論議がしにくいような形できているのかなと。しかし、栗山の給食センターもかなり年数もたってきておりますし、いろんな機械器具関係も老朽化しているという意味では、ちょうど切りかえの時期も入っているというのもございますので、でき得れば2町で、今幹線道路がきちっと完成しておりますから、給食の配送も問題ないような地域になっておりますので、私としては早い時期にやはり原点に戻った広域の給食センターというようなことを論議しながら整理をして、ある程度いい方向へ向けて進めていきたいなと、このように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 2番 友成克司
わかりました。財政状況はもとより、ただいま申し上げました児童生徒の心身の健全な発達に資するとともに、食生活の改善に寄与することを目的に実施している学校給食であります。光彩陸離という言葉がございますが、そこまでしっかり考えなくてもいいわけでありますが、ぜひ早期に光明が見えますように大いに大いに期待申し上げまして、質問を終わります。