みんなの議会

栗山町議会 平成26年第7回定例会 2014年12月16日

行政、地域資料のデジタル化について

2014年12月16日、栗山町議会の一般質問で、土井道子議員が「行政、地域資料のデジタル化について」質問し、町長 椿原紀昭、教育長 鈴木紀元が答弁しました。

質問者
土井道子 議員
答弁者
町長 椿原紀昭、教育長 鈴木紀元

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 8番 土井道子

通告に従い、1点質問させていただきます。行政、地域資料のデジタル化について。現在発行されている広報くりやまは、インターネットでも検索できるようになっていますが、栗山町の20年前以上の出来事を調べるためには手がかりが少ない状況にあります。栗山町について調べている人や栗山町にかつて住んでおられた人が過去等の情報を知りたい場合、昔の写真や記録が容易に入手できることが大切です。そこで、ふるさとは栗山ですを掲げて中身を充実させるためには、残存している役場の明治時代からの古文書や地図などをデジタル化し、保存を行い、誰もがふるさと栗山を閲覧できるような環境にしてはどうかと考えますが、町長の見解を伺います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

行政、地域資料のデジタル化をについてのご質問でありますが、栗山町の過去からの資料の散逸を防止する上でも一元的に管理することは重要なことだと考えております。また、いつでもインターネットで検索できる環境は、町民や町にゆかりのある方にとっても大変便利なことだろうと考えております。現在本町でのIT導入以前の資料は、図書館初め町の書庫で冊子や写真など保管されており、その量は膨大な量でございます。ご質問の広報及び古文書のデジタル化につきましては、本町や近隣町の状況については必要なこととは認めながらも、費用対効果を勘案し、実施しないものと判断をしておりますので、ご理解を願いたいと思います。なお、広報写真及び記録映像のデジタル化につきましては、第6次総合計画におきまして平成27年度からの実施を予定しているところでありますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 8番 土井道子

状況は、今町長が説明されたとおりでわかってはおりますが、実はこのことに関して町民は意外と周知されていません。私は、仕事の関係や今年東京栗山会に行ったときに栗山に住んでいた方、かかわりのあった方たちと接触して、その方たちのふるさとに対する熱い思いを知ることができました。それによると、例えば学校の資料が見たい、それから住んでいた町のこのあたりがということを調べるときに、その手がかりがない。そういうものを調べるためにわざわざ栗山町まで行かなくても何とかできないかという声がありました。そのために図書館とか開拓記念館で資料を集めているのはわかっております。でも、そこまで行かなくても調べる方法がもっとあったら、今ふるさと納税とかという制度がありますけれども、そういう納税だけではなくて、もっと栗山のことを知りたいと思ったときに、栗山の役場でつなげたときに、その方たちが昔の資料を見れるような環境、それは膨大な資料がありますから何を選択するかということは限られると思いますが、それにしても例えば1950年代の町の様子はどうだったかなというときに、それを見れるような方法はこういうことがありますよ、栗山町にいらっしゃらなくてもこういうことができますよということを示せることがとても重要だと思うのです。それと、今図書館は指定管理者にもなっていますが、栗山町から出身者の人が働いているということはちょっと少ないと思います。そういう意味で、例えば窓口でそういうことを尋ねたとしても即座に回答できるような環境ではないかと思います。また、この間栗山町図書館のホームページを見ましたら、デジタル資料と紹介されているのですが、たしか更新になったときにも見ていましたが、デジタル資料は準備中となっておりました。それがついこの間見てもやはり準備中となっていました。これでは、デジタル資料がどんなのがあるかということもちょっと遠方にいる人たちはたどれないかと思うのですが、その件について伺います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

冒頭お話ししたとおり、デジタル化、これはあるにこしたことはないわけでありますが、現実に土井議員も図書館長を5年やっておりましたから、膨大な資料というのは感じているのかなと思いますけれども、全部の今言われるようなものをある程度デジタル化をしてどこででも検索できるというようなスタイル、システムをとるということは、膨大な時間とそれに対する製作費がかかるわけです。現在のところ6次計画を今策定しておりますから、その中では到底計上できるような状況ではないわけです。実際の限られた町の財政でもありますし、投資的効果、そして優先順位というのがそれぞれ事業ありますから、そういった中では今回190ほどを第6計の中でのせておりますけれども、現実にその資料を云々した場合、今町広報でデジタル化をしておりますけれども、これも町広報だけでも420万円ほどかかっておりますから、そうしますと古文書から全てのものを写真含めてやるとなると、人の手間もかかりますけれども、膨大な経費がかかる。あるいは、専門的な分野になるとそういった専門的な業者に委託もしながら、人もつけてやらなければならぬということですから、これはあることにはこしたことはないのですけれども、現状の今の栗山の財政上からいっても到底不可能かなと今のところ考えておりますので、できるものからはやってはおりますけれども、今要請されているような内容のどこにいても自分たちのものが調べられるというような状況の環境をつくることは、これはなかなか不可能かなと今のところ考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 8番 土井道子

全てのということは申しませんが、広報は420万円かかりましたと言っていましたけれども、例えば計画的に広報の一般町民にかかわるような内容を選択して、27年度には100万円、100万円という金額は積算の基礎をちょっと申し上げられないですけれども、そのぐらいから始めて、市街の写真だけを昭和30年代から、一番人口が多かったときで昭和40年代だと思うのですけれども、そのときの方たちの思い出につながるような、そういうものをデジタル化していくとか、もっと全部を対象にするのではなくて、これからデジタル化を進めていくときに職員でやるというのは非常に大変なので、デジタル化のプロジェクトを組んで今年はこのぐらいで予算的に抑えていこうと。そして、できるだけ職員とか町の人と協働してやるというようにして、やらないで大変だから手をつけないということではなくて、できることを町民と協働してやるということも考えられないでしょうか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

冒頭お答えしたように、広報写真あるいは記録映像、これについてはデジタル化をしたいということで平成27年度から実施しますと、お答えしたとおりでありますから。とりあえずやれるものからということでは計上しておりますから、それ以上のものを一気に今やるということは不可能かなと。それと、お尋ねしたいのですが、ご自身が図書館長やられておりますよね。そのときには、何らかの形でそういった関係の手がけたことはあるのですか。

質問 8番 土井道子

町の予算で16ミリフィルムと、それから千瓢彫のスライドをDVD化して、それから昭和35年の地図をデジタル化して、それはデジタル化したというだけであって、町民にイコール例えばインターネットで紹介するというようなことはやっていません。ただ、90周年の16ミリフィルムをデジタル化、DVD化したときに、それをもっとコンパクトにして図書館のホームページに載せられるようにという計画をしていました。ですが、その後私もやめましたので、次の方がどのような対応をとられているのかもちょっとわからない状況ではあります。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

今言われていた、やっていたということですから、そうかなという感じがしておりますけれども、それですらやってみてどうですか。簡単にできるようなものでしたか。

質問 8番 土井道子

そのときの予算は、町でつけられた予算でも目いっぱい業者と交渉してやりましたので、かなり成果もあったと思いますし、特に90周年の映像に関しましては高齢者施設の方が来られまして、入所者がとても喜んで、懐かしがって見ていたというお話を聞いていましたので、例えば私はそこから出発して、今90周年だけれども、100周年もたしかあったはずだということを申し上げましたら、それがどこにあるかわからないということでしたので、それは私のほうでちょっと調べることができませんで、もしかしたら役場にあったり、教育委員会の施設にあったりとかするのかなと思いますが、実は今一元化という話、先ほど出ましたけれども、そこそこの部署でもしかしたら手がけているかもしれませんが、それかどこにどのように聞いたらいいかとか、保存しているかとか、それから登録されているかということが実は明確になっていないかと思います。やはりデジタル化ということにはなったときに、図書館は当然やったものについては図書館の資料として登録されていますから、DVDはこういうのが歴史資料としてありますよということは、貸し出しもできますし、それこそ全国至るところから図書館を開けばこういう資料がありますよということはわかります。ですが、ほかの開拓記念館とか、それから役場で保存しているものについては、どこの部署でどうなっているかということはお金はかけたとしても実際にそのありかというのがわからない状況になっているのではと危惧されます。そういう意味でも今町長が言って、一元化しようというのならば、例えば実際にホームページで全国、世界の人が見られるのは役場のホームページや図書館のホームページなので、そこにはこういうものが栗山町の資料としてありますよということで紹介していくという作業も大事なことかなと思います。ですから、さっき残存しているものをということも言いましたが、今までできたものが実際にどこの部署で、もしくは1カ所で保存して、それをきちんんと何年間に1回は点検するとか、そういう作業もやっていくことが大事ではないかと思っています。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

もう一つ、ある程度はっきりしておかないと誤解を生じるかなと思います。現実的には、昔から町の歴史的なものについては町史編さんということで企画なら企画、編さん室があったときは編さん室で、それで10年スパンで歴史的なものの古文書を含めて整理をしておりますから、ただデジタル化はこれはなかなかできないということで、それとある程度の関連のものは当然図書館として整理をしてもらうということにもなっておりますから、それと教育委員会のほうでもいろいろと手がけて、写真等も含めてやったものもありますから、それは図書館の中に例えばJCが30周年かな、いろいろな昔の写真も整理して、一時は教育委員会で保管していて、今図書館に恐らく保管していると思いますけれども、そういった関係もありますから、議員が言われたようにホームページか何かで、何かを必要ならどこでどういうような形の中で調べることができるのか、デジタル化でなくそういったことは今後検討しながら、極力町内外の関係する人方が何をどこで調べたらいいのかということをわかるように、それは各課関係の調整をしながら進めたいなと、こう思います。

質問 8番 土井道子

役場の取り組みについては理解できました。それで、もう一つ、質問というよりも提言なのですけれども、当然図書館や開拓記念館も力を合わせてやることとは思いますが、実際に家文書、何々家の文書というようなものが実は図書館にもほとんど集めていられなくて、そういうものを集められるような役場の指導というのか、町民との協働ということをやっていけるようにしていったらいかがでしょうか。そして、もし必要であれば例えば、議長の名前を出してごめんなさい、鵜川家というものの資料をつくりましたら、それがデジタル化できるのであればそこのつくった家でもやってもらって、原資料と、それからデジタル化したものをおさめていって、それが町民にも利用されやすいし、それからよその町、町外の方からも検索して見られるというようなことをやっていけるような地域の中での取り組みというのでしょうか、町民あわせてやれることも考えていただけたらと思います。

答弁 教育長 鈴木紀元(教育長は2015年9月まで)

私からお答えいたします。議員さんの提言の趣旨はよくわかりました。そこで、私ども教育委員会、5人の教育委員が期待することとして申し上げます。今議員さんが提言されたような内容について、私どもは図書館長に大きく期待しているわけであります。図書館長の提言あるいは図書館長の策としてそういうものを教育委員会に上げていただくと、そういうことに期待をしておりますので、館長さんを5年務められましたから、そういう意味ではご自身の問題としてお考えいただくということも大事でないかなと思うのです。たまたま本年4月から館長の立場がかわりましたので、私どもは新しい館長にもそういう施策について積極的な提言をしていただけるようにということで、土井議員さんの提言も生かすことができるのならば生かしていくと、そういうことで考えたいと思っておりますので、ご了解いただきたいと思います。

質問 8番 土井道子

私もやれる限りのことはやってまいったつもりではありますが、実は人脈というものがある程度重要になってきますので、特に図書館長として取り組んだことと、それから実際にそこで働く人たちの栗山町に対する知識というものがどこで手に入れるかということになると、本だけではなくて人のつながりというのがすごく重要視されると思うのですが、意外とよそから来ている人と栗山町民との接点というのが非常に少なかったように思います。それは、本人の努力ばかりではないのですけれども、やっぱりそれが一つの輪になるような取り組みを役場とか、教育委員会とか、それから町民とかと、それと図書館の施設とか、開拓記念館の施設の職員とかと一緒になって町のこういうことを集めましょうというふうにやれたらいいかなと思います。こういうことを申し上げる一つのきっかけになりましたのは、今年東京の栗山会に行ったときに栗山町名誉町民でいらっしゃる渡邊貞さんという方が、京を発明された方です。その方が僕は栗山町について書かれたものをすごく大事に思っている。だけれども、それは私が渡邊さんをお調べしたときにはちょっと出てこなかったものですから、今度送りますよと言って送っていただいたのです。それを図書館のほうにお渡しして、でもそういう機会というのはこっちから発信しなければなかなか集まらない。そういうのは、やっぱり役場とか教育委員会とか、もちろん図書館も努力をしていただくことになるのですけれども、そういう情報を共有し合うようなまちづくりというのでしょうか、そういうものに生かしていただけたらと思います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

これ結論をちょっとした方向づけしないと、このままならちょっとまずいのでないかなと思いますので、今渡邊さんのお話からいろいろ出ました。確かにそういう求めている人はいるだろうと思いますけれども、今土井さんが言われたように満遍なくそういった情報を得れるような体制づくりというのは、今のは不可能なのです。そう思いませんか。今まで5年間図書館館長やられていて、そういう問い合わせは何回ぐらいありましたか。投資的効果というのはその辺から、今優先順位でいろいろ190の事業から選定してやっておりますから、この今言われている要望に対応するといったら莫大な経費と人の手間がかかりますから、これを一気にやる予算化というのは不可能なのです。ですから、やれるものから、例えば今年は第6計の中では広報の写真及び記録映像からやりますよと、こう何回かお話ししておりますから、今言われる内容のどこからも検索したらできるようなことは、これは不可能でありますので、今のところはそれにあわせた整備はちょっとできないのかなと。ただ、東京栗山会のお話、今出ましたから、東京栗山会等と関連する方々には町広報を必ずお送りしておりますから、いろんな出来事から全て、大体何らかの形での情報を提供しておりますし、町の年間の各関係課、団体の事業、一回ごらんになったらいいと思います。町外の人であろうが、町内の人であろうが、一緒にやれる事業の展開というのは、他町村から見ると私どもの栗山の事業というのは非常に多いです。それと、団体、住民がみずからつくっている組織等の主催の事業のスケールの大きいのもあれば、たくさんありますから。図書館も最近はいろんな展示をしながら数多い事業を展開しておりますから、そういう意味では他町村と比較すると我が町では相当の事業展開やっていますから、町外から来たお働きになっている方もいろんな機会を逆に利用していただいて、町内のいろんな情報を得ていただきたいなと、こう思います。

出典:栗山町議会 平成26年第7回定例会 2014年12月16日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる