栗山町議会 平成25年第7回定例会 2013年12月17日
(1)公職選挙法の一部改正について/(2)人口減少の歯どめとなる政策について
2013年12月17日、栗山町議会の一般質問で、八木橋義則議員が「公職選挙法の一部改正について」「人口減少の歯どめとなる政策について」について質問し、町長 椿原紀昭、選挙管理委員長 村上哲、選挙管理委員会書記長 住友茂が答弁しました。
- 質問者
- 八木橋義則 議員
- 答弁者
- 町長 椿原紀昭、選挙管理委員長 村上哲、選挙管理委員会書記長 住友茂
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 1番 八木橋義則
通告に従いまして、大綱2点について質問をさせていただきます。まず、1点目の公職選挙法の一部改正についてであります。平成25年5月、成年被後見人の選挙権の回復等のための公職選挙法の一部を改正する法律が成立し、公布されました。あわせて、選挙の公正な実施を確保するため、代理投票における補助者の見直しや病院等の不在者投票における外部立会人の努力義務化が行われました。今回の改正により、代理投票の補助者は投票事務に従事する者に限定されることとなり、また指定病院等の不在者投票管理者には市区町村の選挙管理委員会が選定した外部立会人を立ち会わせる等の不在者投票の公正な実施確保の努力義務化が設けられ、透明性が高まるものと思われます。そこで、以下の点について伺います。①、成年被後見人の選挙権回復者は何人おられるのか。②、不在者投票のできる病院、施設は何カ所あるのか。③、国政選挙での外部立会人は国費により措置されることとなっていますが、道、町選挙での費用についての対応は。大綱2点目ですが、人口減少の歯どめとなる政策についてであります。地方自治における最大の難題は少子高齢化、人口減少であり、社会の活力をどう維持向上させていくかが問われる時代に入りました。まちづくり、まちおこしを全町的な力をあわせ持って考えを結集しなければなりません。さて、今年10月に政務活動として黒松内町へ人口減少対策に取り組む現状を調査研究してまいりました。農村や自然の環境を生かした地域づくりを進めようと子育て世代による定住、移住の促進を図り、子育て支援低家賃住宅を建設し、地域の活性化を目的としております。入居条件については、同居する親族に義務教育修了前の子が1人以上いることや町内会に加入し、地域行事及び活動に積極的に参加できる方、また住宅周辺の景観に配慮できる方など、人口減少が進む地域に移住者を呼び込むことも目的としております。住宅は3LDKの木造2階建てで、家賃は月1万5,000円で現在は5棟、5世帯21人が入居しております。また、移住を検討される方には高気密、高断熱で快適な北方型住宅仕様の住宅を整備し、地元業者による技術の高い住宅建築のPRと地元経済への波及効果を図っております。栗山町第5次総合計画の平成26年度における推計人口は、コーホート法によりますと1万2,986人ですが、平成25年11月1日現在で1万2,972人と減少傾向にあります。現在本町では第6次総合計画の策定に向け、まちづくり懇談会等も開催されておりましたが、今後も人口減少が予想される中、何か歯どめをかけられるような特効薬の考えがあればお伺いをしたいと思います。以上、2点について質問を終わります。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
1点目の公職選挙法の一部改正についてのご質問は、後ほど選挙管理委員会より答弁いたします。2点目の人口減少の歯どめとなる政策はについてのご質問でありますが、八木橋議員のご質問にもありますように非常に厳しい社会環境の中で本町においても人口減少になかなか歯どめのかからない状況が続いております。現行の栗山町第5次総合計画では、計画の最終年となる平成26年度で推計人口1万2,986人に政策推進による上乗せ分を加え、目標人口を1万3,100人としておりましたが、このまま推移しますと200人ほど下回る見込みとなってきております。このような状況に対し、私どももただ手をこまねいていたわけではなく、ふるさと栗山の魅力を高める施策をいろいろと講じてきたところでもあります。厳しい財政状況の中ではありましたが、義務教育終了までの医療費助成など子育て支援事業の充実、あるいは住宅団地造成等による移住、定住促進事業の推進、また積極的な企業誘致による雇用の確保、さらには本町が誇る自然環境の保全再生や環境教育の推進などに取り組んできたところであります。その全てが人口減少に歯どめをかけるために必要な施策であったと考えているところであります。現在今後の10年を見据えた第6次総合計画の策定作業を進めておりますが、懇談会等で出された町民皆さんからのご意見、ご提言も参考にしながら計画原案に生かしてまいりたいと考えておるところであります。私といたしましては、自然動態による人口減少はある程度やむを得ないと思っておりますが、何とか人口減少率を最小限に食いとめるための効果的な施策を打ってまいりたいと考えているところであります。そのためには、私ども行政だけではなく、議会、そして町民皆さんの英知を結集しなければなし遂げることはできないものと思っているところでございますので、ご理解を願いたいと思います。
答弁 選挙管理委員長 村上哲(選挙管理委員長は2013年12月まで)
1点目の公職選挙法の一部改正についてのご質問でございますが、本年5月から指定病院等の不在者投票における外部立会人の制度が努力義務化されました。しかし、本年7月に執行いたしました参議院議員通常選挙においては指定病院等にその趣旨が十分に浸透されておらず、外部立会人の立ち会いの要請がありませんでしたので、これまでどおりの不在者投票を執行いたしました。選挙の透明性を確保するために、今後各種選挙において外部立会人制度の普及を図ってまいりますので、ご理解を願います。なお、①の成年被後見人の選挙権回復者の人数は11名でございます。②の不在者投票における病院、施設の数につきましては計4カ所であります。③の道及び町選挙での外部立会人の費用につきましては、道知事選挙及び道議会議員選挙につきましては道費にて措置され、町長選挙及び町議会議員の選挙につきましては町単費で措置するものでありますので、ご理解を願います。
質問 1番 八木橋義則
さて、どっちのほうから質問をしていいのですか。いいですか、2番目のほうから。〔何事か言う人あり〕
再質問 1番 八木橋義則
順序。わかりました。まず、公職選挙法の改正について再質問させてください。今ほど②の病院と施設について4カ所と言っておりましたけれども、これどうなのですか。病院が何カ所で施設が何カ所ということではなくて、私はそういうふうに質問をしているのですけれども、まずこれが1点、質問をしたいと思うのですが、そのほかに今後ふやす考えはあるのかどうか、4カ所以上ですよ、今4カ所と言っていましたから。それが5カ所、6カ所になるのか、これを1つはっきりともう一遍説明していただきたいと思います。③については、国費というのは1人だと1日1万700円ですから、それも町単費になりますとかなり厳しくなるのかなというようなことも考えているのですけれども、この辺が本当に実施していただきたいなと思っております。いずれにしても、努力義務をきちっとこれからはそういう立会人を設けていくということで、こちらはそういうふうにやろうということの判断でいいのですね。その辺をちょっともう一回聞かせていただきたいと思いますし、もう一つは投票事務に従事する者、投票所へ行って書いていただくと、代行として。投票所の従事する人がやるということは、選挙管理委員という意味で捉えていいのか、この辺をちょっと聞かせてください。
答弁 選挙管理委員会書記長 住友茂
八木橋議員のご質問でございますが、病院と施設、合わせて4カ所ということでお話しさせていただきましたけれども、病院が1カ所、施設が3カ所でございます。それと、不在者投票ができるところをふやす意図があるのかということでございますけれども、規定がありまして50名以上の不在者投票ということでございますので、そういった施設につきましては現在うちのほうでは4カ所というふうな押さえで、これは道の選管にも登録されている4カ所でございます。それから、それ以上の入居者といいますか、入所者が出た場合につきましては、改めてまた施設として申請をしていただいて不在者投票場所として設定できるようになっておりますので、現在のところは4カ所ということでございます。あと、投票事務の代理者でございますけれども、これにつきましては選管の職員が出向いてということではなくて投票管理者が指定する者、ですから施設の職員を指定して、その者が行うということでございますので、特に選管の職員が出向いてということではありません。あと、外部立会人につきましては施設と十分打ち合わせして透明性を図る上からも施設から外部立会人の要請があったら、選管としてはそれに答えていくということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。以上です。
再質問 1番 八木橋義則
いわゆる施設長あるいは病院の院長から依頼がなかったら、それは全然外部立会人は置かないということの判断でいいのですか。これなぜこんなことを聞くかというと、例えば病院に入院している人たちが、あるいは施設に入居している人たちが、家族から私のほうにそういう話がありまして、いつやるのだろうかと、日程も決まっていないと。ある日突然投票をされているというようなこともありましたものですから、これはちょっともう少しきちっと家族に何月何日に投票しますよというようなことを明確にしてお知らせする必要があるのではないかと思うのですけれども、その辺についてどうですか。
答弁 選挙管理委員会書記長 住友茂
八木橋議員のご質問でございますけれども、不在者投票なので、それは病院といいますか、施設のほうでお決めになって該当者に周知するというふうな方法をとっております。ですから、私どものほうでいついつやるということを入院患者さんだとか施設の入所者の家族にまでお知らせするということには制度上なっておりませんので、その辺ご理解いただきたいと思います。いずれにしても、透明性は確保していきたいということなものですから、施設等は十分話し合いをして透明性の確保を図ってまいりたいということでございます。以上です。
再質問 1番 八木橋義則
これは私、ここ何年か、二、三年は国政の選挙はありませんから、どうなるのかなということもあったのですけれども、来年は町長選挙もございますし、町議会議員の補欠選挙もあるということからして、きちっとやっぱり選挙管理委員会としての役割というものをきちっと果たしてほしいなというのが私の考え方であったものですから、ただこれはやっぱりメリットがあるのです。なぜかというと、さっき私言いましたようにきちっと施設や病院でやっているのに、家族や、大体いいかげんにやっているのではないかというふうに思われたら何にもならないのではないかということです。そういう意味では立会人をきちっと、外部立会人を置いてきちっとやっていますよということを町民の皆さんというか、家族の皆さん方に知らせていくということも大事だということで私はこの質問をしているわけです。そういうメリットがあるということです。安心感が持てるといいますか、それから内部の職員だけでやっているということが不安に思われること自体がどうなのかということです。その辺の選管としての考え方をもう一回答弁願います。
答弁 選挙管理委員会書記長 住友茂
あくまでも病院なり施設なりの入所者は有権者ということでございますので、投票管理者、施設長なり病院長なのですけれども、と十分話し合ってといいますか、ちゃんと伝えて誤解のないような方法で、その上に外部立会人も入れていただけるような働きかけはしてまいりたいということで、連携を十分とってまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 1番 八木橋義則
外部立会人をきちっと話し合って、施設長、院長と話し合った中でやっていくということで了解しました。それでは、2番目の人口減少の歯どめになる政策について、先ほど町長からも答弁がありました。まちづくり懇談会が10日で終わったのですけれども、24カ所を開催した中でかなりいろんな方々のご意見あったのだろうなと、町民皆さん方の本当にまちづくり、まちおこしに対していろんな意見があったのだろうなと、そういう中身を実際に私も知りたかったのです。それで、実は私エコビレッジ湯地がどうなっていくのかなということをずっと見て心配して、そして平成21年からずっと見てきました。それで、先ほど言いましたように黒松内町に行って、いわゆる低家賃で入居させて、人口3,200人そこそこの町ですよ。そんな大きな町ではありません。そこでもそういった5世帯、21人の方がほかから移住してきていられたということを見て、パーセント的にはそれは1割はいません。0.7%か、そのぐらいしかいません、移住人員しかふえないわけですから。そうやってでも人口減少を食いとめるという腹構えといいますか、心づもりといいますか、そういったことが逆のことを私どもに伝わってまいりまして、何とかこれ栗山町、さっき町長言いましたよね。行政もそうだけれども、議員の皆さん方も1つ頼りないぞと、そのとおりだと思います。それで、私ここを1つ、この辺は提案したいのです。あそこの湯地の丘のところに、平成23年の予算で2万9,004平方メートルですか、1平方メートル100円で買ったところありますよね、山林ですけれども。その土地を何とか生かしたっていいのではないかということがあって、今全道的にもワインブームになっていますよね。それで、あそこにブドウを植えて、そしてワイン工場をつくって、そしてエコビレッジにそういう人に携わる人をあそこに住宅を建てて入っていただくということも一つの方法なのかなということが私のイメージ的にはあったのです。まだたくさんありますよ。まちおこしということは、もう本当に継立のあの中学校の跡地のあの辺はどうするのだと、南部地区。あるいは東道路だとか、これから将来の医療体制をどうしていくのだろうか、地域医療に対して。ということがたくさんそれは幾らかでも人口減少を食いとめる方策がありながら、そういうことがまちづくり協議会の中で、懇談会の中でどんなふうに町民の皆さん方から話が出たのかなと、それを実は今日期待をして町長の話を聞いてみたいなということで思っているところでございまして、実は黒松内町でそういった、金を出して家を建て1万5,000円で入れているわけではないのです。これは、やっぱり調べてみましたら地域づくり総合交付金なんていうお金を引き出して事業費3,000万円で補助金を1,500万円、平成23年度は地域活性化交付金ということで、これはきめ細かな交付金ですよね、これは栗山でもありましたけれども。こういったところから事業費3,300万円、そして補助金をそっくり3,300万円ということでやったり、平成24年度につきましても単費、単独で、町単費ですね。これはもう1,700万円ぐらいでやっているわけですけれども、こういうことで何とか1つ栗山町もエコビレッジを中心として考えてみてはどうなのかなということで提案したいのですけれども、町長のお考えをお知らせください。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
人口減少の歯どめ、これについてはもう長年それぞれ議員のご協力をいただきながら、住民とともにいろんな施策を講じてきてもなおかつ減少しているというのが現状であります。いろいろ先ほどお話ししたようなことを継続するもの、新規のもの、そして国のいろんな事業を活用した対策、先ほど言った活性化事業等も現状のいろんな施設等に使わせていただいたり、雇用の問題で移住受け入れ等にも使用させてもらったり、有効活用させていただいております。そこで、議員さんのほうからエコビレッジの活用、さらにはまちおこし、産業おこしになるワイン工場プラスブドウ畑のお話、非常にあの辺は景観がいいのです。あのエコビレッジだけでなく、あそこからゴルフ場までの間、すばらしい景観でありますから、あの一帯をブドウ畑になった、想像しただけでも楽しくなるような場所であります。私も実はそういったことを先進地を見たり、いろいろ今模索しているところであります。ただ、エコビレッジの分譲の中にそういったものを設置するということは今は考えておりません。もしそういうことを計画の中で検討するとすれば、あの周辺の非常にいい景観のいいところがあれば、20年ほど前ですか、国の森、あの辺の近辺のところもいろいろ模索してあるものがございますので、地域の全体の区域をフィールドとした、そういった産業おこしというか、そういったことは検討していかなければならぬなと。そしてまた、先般終わった24カ所の懇談会、その中でも積極的にいろんなことが出ておりました。私は、基本的には今人口歯どめ対策ということでありますから、6計の中で押さえていきたいというのは3つほどあるのですけれども、1点目は高齢者社会への対応ということで元気高齢者の社会参画だとか、あるいは安心して地域で暮らせるセーフティーネットの確立、さらには民間事業者との連携した住環境づくり等々あります。結局は安心して暮らせることのできる地域づくりということで、一応住民の声も相当出ておりましたから、そういうような押さえ方で論議していくのが、整理していくのがいいのかなと、1点はそう思っておりますし、2点目については若者世代の移住、定住対策であります。これも非常に地域から出ておりました。それを参考にしながら、若者世代の生活環境基盤づくりになっていくのかなと、そういったことも論議をする必要があるだろうと。さらには、子育て、教育環境のさらなる魅力の向上について論議をしながら精査をするというのも一つだろうと。そして、若者世代の移住促進施策というのですか、これも具体的なものを少し、黒松内のお話が出ておりましたけれども、同じような方法ではなく、栗山方式によるそういった施策を展開するのが結果的には栗山が魅力のある町だなと感じさせる一つなのかなと思っておりますし、また3つ目は地域の魅力、活力を高める振興対策ということで、これは各農商工全部の産業が連携した産業振興ということで対応することが大事なのかなと思いますし、あるいはまた先ほど出ておりました南部地域等を含めた北部、中部、南部地域の均衡ある発展振興、これも地域に合った今できるものを、いろいろお話出ましたから、それを精査させていただいて6計の中に入れていくということが重要なのかなと。さらには、基幹産業である農業振興、この交流人口、今相当いろんな面でやっておりますから、交流人口の拡大、受け入れ等々、これを拡大していくことがそういったものにつながるのかなと、そんな気をしております。いずれにしても、そういった住民からいろいろ関連するものが出ておりましたので、そういったものをこれからいろいろと精査をさせていただいて振興策というようなことで6計の中に入れていきたいなと。いずれにしても、エコビレッジについては今10区画分譲されておりますから、数は少ないのですけれども、これからの経済情勢を考えてみますと、これから少しずつふえてくるのかなと、そんな感じもしておりますし、あくまでもあれはエコビレッジの区域、分譲したのはそれなりに目的がございますので、そう無料だとか、坪120円だとか、そんなことは一切考えておりませんで、長続きするような対策をしないと最終的には歯どめと人口増にはつながらぬだろうと、そんな感じをしているので、ご理解いただきたいなと思います。
再質問 1番 八木橋義則
時間が来ましたのでやめますけれども、1点だけ、町長、栗山町というのは春の老舗まつり、本当に3日ぐらいでもう何万人という人が来る、それに夏まつり、秋まつり、地の利がいいのでしょうね、やっぱり栗山というところは。ほかの近隣の町村よりも本当にすばらしいところであるというふうに僕も思っている、皆さん方もそういう考えだろうと思いますから、これを何とかひとつ、何せ交流人口をふやしながら、そしてこういう何かぱっと、栗山へ行ったらあんなところもあるのだと、行ってみたいという、そういう地域性を十分考慮していただいて第6次総合計画に取り組んでいただきたいことを申し上げまして私の質問を終わります。ありがとうございました。