栗山町議会 平成25年第2回定例会 2013年3月8日
高齢者向け住宅の必要性は
2013年3月8日、栗山町議会の一般質問で、八木橋義則議員が「高齢者向け住宅の必要性は」について質問し、町長 椿原紀昭、建設水道課長 片山伸治が答弁しました。
- 質問者
- 八木橋義則 議員
- 答弁者
- 町長 椿原紀昭、建設水道課長 片山伸治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 1番 八木橋義則
通告に従いまして、大綱1点質問をさせていただきたいと思います。高齢者向け住宅の必要性は。町政執行方針の第6、快適で安らぐふるさとづくりの住環境についてであります。旧松栄団地は、昭和38年に20戸が建設され、昭和45年までの8年間に158戸が完成いたしました。当時は、栗山町のモデル団地として入居者が殺到するほど好評でありました。松栄団地解体及び新築工事は、平成20年度から25年度までの6年間で本年度20戸の建てかえを含め114戸が完成いたします。この間旧松栄団地から他の団地へ約30世帯が移転し、ポプラ団地及びどうえい団地からそれぞれ20世帯が新松栄団地に居住されます。公営住宅長寿命化計画では、平成26年にどうえい団地移転建てかえで16戸、平成27年から平成30年にかけて曙団地は現地建てかえ、平成31年には中央団地、平成32年には継立団地がそれぞれ移転建てかえの予定となっておりますが、全町的に団地入居者の高齢化が進んでおります。そこで、栗山町公営住宅ストック総合活用計画では、公営住宅の管理戸数を750戸との目標がありますが、現在も変更がないのか、今後建設される公営住宅はオール電化住宅となるのか伺います。また、最近はサービスつき高齢者向け住宅がふえてきており、高齢者専用賃貸住宅と医療、介護事業を一体的に整備するケースが多く、同じ建物内にいながらさまざまなサービスが受けられ、快適で安心して暮らせると人気が高いようであります。2012年度版の高齢社会白書によると、我が国の65歳以上の高齢者人口は過去最高の2,975万人で、高齢化率も23.3%となりました。今後いわゆる団塊の世代が65歳以上となる2015年には3,395万人を超え、75歳以上となる2025年には3,657万人に達すると見込まれております。一方、ふえ続ける高齢者世帯のうち過半数を単身世帯、夫婦世帯が占めています。特に単身世帯の割合は上昇し、2030年には37.7%を占めることが見込まれ、夫婦や2、3世代世帯で暮らす人と比べると健康面や孤独感、家庭面の悩みを抱えている人が多く、地域社会とのかかわりを深めていく取り組みが大きな課題となっています。こうした高齢者世帯の急増や家族構成の変化などを踏まえ、高齢者に適した住宅は絶対的に不足しています。サービスつき高齢者向け住宅の整備拡充は不可欠と考えますが、町長の見解を伺いたいと思います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
高齢者向け住宅の必要性についてのご質問でありますが、公営住宅管理戸数については平成25年度に松栄団地の建てかえ事業が最終年となり、ポプラ団地及びどうえい団地の一部の方々を対象に20戸の建てかえを予定しております。さらに、平成26年度には道営団地16戸分の建てかえを予定しているところであります。公営住宅ストック総合活用計画では、平成26年度の目標として750戸としており、このまま計画どおり建てかえを進めますと平成26年度末には757戸となり、計画の目標戸数とほぼ同等となる予定であります。オール電化住宅につきましては、近年整備しました平成13年建築の継立団地、平成15年建築の角田団地、そして平成20年から建てかえを進めている松栄団地におきまして全て木造で建築していることから、暖房設備や調理機器などの設備選定に当たっては火災の心配が少ないオール電化を推進してきております。今後建設が予定されている公営団地につきましてもこれまでと同様の考え方のもと、オール電化で検討を進めたいと考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。次に、高齢者向け住宅整備拡充についてのご質問でありますが、本町の65歳以上の高齢者人口は平成24年10月1日現在4,400人、高齢者比率33.5%となっており、昨年策定しました第5次栗山町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の最終年度となります平成26年度においては4,599人で、高齢者比率が35.9%まで上昇すると推測されております。また、本町の平成25年3月1日現在の住民基本台帳による集計においての65歳以上の単身世帯は1,182世帯、夫婦世帯は896世帯となっており、全世帯の約34.3%を占めております。現在本町の高齢者向けの施設は、特別養護老人ホーム、老人保健施設、認知症対応型のグループホーム、特定施設、養護老人ホーム等があります。また、第5次計画において平成26年から地域密着型介護老人福祉施設の創設と特定施設の増床が予定されているところであります。高齢者世帯の増加や家族構成の変化などにより高齢者に適した住宅等の施設整備は必要とは考えますが、議員ご指摘のサービスつき高齢者向け住宅は介護保険にかかわりなく直接国からの補助と税制軽減措置、融資などを受け、民間事業所が建設、運営を行っており、本町においても本年度中の建設が予定されているところでもあります。国は、サービスつき高齢者向け住宅の整備拡充への支援を民間事業に対して行っている現状から、町としての支援等につきましては現在のところ考えておりませんので、ご理解を願いたいと思います。
質問 1番 八木橋義則
ただいまのご答弁をいただきまして、おおむね了解しておりますけれども、まず旧松栄団地が建設されて50年といいますか、半世紀を終えたところで公営住宅を建てかえられたということについては、確かなまちづくりといいますか、やっぱり公共事業としてもきちっと守られた正確なまちづくりに貢献されていると。その役割を果たしているということでは、私は評価しております。ただ、新しい住宅ができると新築に入られるという楽しみにしていた住民、というのは入居者の皆さん方です。古いところに入っていた人たちが楽しみにしていた。ところが、実際に入る段階になるとあなたは入居できませんよと。もちろん収入がないからなのだろうと思いますけれども、条件もいろいろあるだろうと。それで、40年もずっとその住宅に入って生活した人は楽しみにしていたけれども、ほかの団地に入居しなければならぬ。古い団地にです。これ私も地域に住んでいて、もう本当に後ろ髪引かれる思いで、新しいところ入れるのだよと言っていたのが古いところになってしまうという、この事情をどうやって説明していいのかわかりません。この辺をひとつ町長の考え方を聞かせていただきたいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
八木橋議員の再質問にお答え申し上げたいと思いますけれども、確かに人数は少のうございますけれども、何人かは今言った所得が少なくて、やはり入居できないということもありますけれども、基本的に新しい団地なり住宅をつくる場合に積算方法がございまして、ある程度の所得に対応できるような内容になっているのですけれども、特に本当の低所得者、あるいは中には逆にそれだけの住宅料を払うのであれば安いところに入って自分なりの総体の所得の中で生活したほうがいいなと選択する人もいるわけでありますけれども、ただ本当に少ない中にはどうしても家賃の単価の関係で入られないという方もおりますけれども、これはある程度の積算方法があって、その所得に合わせて全部が入れるかといったら、そういうことにもなっていないと。現状のその辺のところも私としても本当は全員入っていただきたいということで建ててはいるのですけれども、結果的には何件かの方が入られないという実態でありますので、ただ、今の制度上からいきますとある程度の決められている基準単価の家賃を支払っていただかなければ、入居の条件としての緩和なり特別な何か内容を見直しなりする以外はこれは無理なのかなと。現状の国からの支援もしていただけるようなそういう住宅を建てて、今後の管理関係もある程度の家賃が入らないとこれまた維持管理もできないということになりますから、その辺の度合いが非常に難しいところでありますけれども、現在の今制度上で私どものほうにストック計画で建てているものの範囲では、何件かはそういうのはどうしても出てくるというような状況でありますので、今後少し考えなければならぬのかなと、こう思っておりますけれども、現在のところはそれをさらに配慮しながら、入居できるというような対応は今のところはとれませんので、今後いろいろと検証させていただきたいなと思います。
質問 1番 八木橋義則
私の考え方間違っていたら、また指摘してください。そのような方がたくさんおられましたので、約2割と。30世帯ぐらいの方が中里団地あるいは中央団地ということで転居しております。これスライド制ですから、6年目で当たり前の、例えば1LDKで1万九千何ぼという家賃ですけれども、2LDKで2万四千幾ら、3LDKで2万9,000円ぐらいということで、6年目にして初めてその金額で家賃を払っていくということですから、途中今までは古いところに入っていたときは7,000円ぐらいでしたよと。それから1年たったら9,000円だ、1万2,000円だいうふうに上がってきます。家賃払えないのだったら、まずは今の払っていた家賃にちょっとつけ加えたら1年や2年入っていけるでしょう。もしそれが家賃が払えなくなったときに生活保護という段階があるではないかということを私はよく言って、地域の皆さん方にそういうふうに説明をしたのですけれども、僕が言っていること間違っているのかなということもありますので、それを町長、私の考え方が間違っているかどうか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
確かに新しい住宅に入る一つの方法としては、おっしゃるとおりスライド制、私たちもある程度入れるような形をとるということで今やっておりますし、恐らく1戸当たりの年間の生活費、特に建物に対する維持管理費等を計算すると、新しいところに入ったほうが快適な生活もできる。その分もある程度の金額の算定もありますけれども、それらを踏まえていくと暖房の絡みもより従来のところよりも暖房費も抑えることもできるのかなと。ただ、電化になって快適な生活をするということですから、それは逆の意味での上乗せ、これはやむを得ないのかなと思いますし、所得に関してはその世帯ごとの内容が私どもとしてはなかなか押さえ切れないと。ですから、今私のほうからちょっと言いにくいのだけれども、生活保護の関係が出ましたけれども、本当に単身者で、どういう方法をとっても1人で生活するためには所得も得られない、いろいろあると思います。当然そういったことも視野に入れながら、年間の生活費をある程度対応していくというようなことになりますから、その辺のところは内容によるので、議員さんの言われた方向でどうなのだいと言われても私のほうでは何とも答えることはできませんけれども、実際の内容をきちっと精査した上でないとそういうようなお話もできないのかなと、こう思っておりますので、御理解いただきたいと思います。
質問 1番 八木橋義則
そうですね。町長に無理なことを質問しているようですけれども、私今松栄団地に特化して話しするのですけれども、そのほかもそうです。全部関連してきますけれども、今古いところの公営住宅に入居している人というのは割と高齢者が多いですよね。非常に多い。もう70代、80代、90代という方が入居しています。これは、もう直接施設のほうがいいのでないのかなというような方もおられます。入居したら、すぐ入院してしまう。あるいは、どこか行ってもうしばらく、一月も二月も留守にする。こんな形の中でずっと見ていると、非常に問題になってくるところがあります。例えば今さっき町長、これからの建てる公営住宅をオール電化にするのだという、そういう目標を持っているようですけれども、オール電化にしますとどういうことの弊害があるかというと、古い住宅に入っていたときには電気料というのは100%個々に払うのです。今のオール電化になると、2階建てでいくと1つの玄関入ると4件分の玄関になるのです。4件分の玄関になると、電気料というのですか、外灯の。それから、安全通路といいますか、下側の部屋のずっと通路になっているところ、防犯灯みたいなものをついているのがありますね。それを全部その棟、棟で支払うのです、割り勘で。割り勘という言い方おかしいですけれども。そんな中でやるものですから、必ず1棟1棟に、例えば2棟で20戸だとするとそこに1つの班ができます、町内会として。その班の中に、班長さんというのは町内会費も納めます。ところが、北電さんに直接それを入る人が電気料払わなければならぬという、そういう作業が出てきます。そうすると、班長さんのほかにそういう電気を徴収する役員の人が1人出てくるということになるものですから、非常にややこしくなってきて、高齢者の人にそれをお願いするということになるのです。非常にそれが問題で、大丈夫かな、やってもらえるだろうかというようなことで、例えばこの間、昨年ですか、ポプラ団地から14戸の方が来ましたけれども、全部女性の方です。ほとんど独身というような、ひとり世帯の人がほとんどです。何か除雪といいますか、物置の除雪をする、団地の北側の部屋の雪をおろす、こんなのは全部ほかの人たちが来て応援してやらなければならぬと。女性の方にみんなはしごかけて上がりなさいなんていうのできませんから。ここら辺が同僚議員が前回の昨年の一般質問で質問しておりましたけれども、やっぱり一つの団地の中にはもう100%高齢者ですから、そこに1割でもいいです。1軒でも2軒でもいいですから、若い人もほかのほうから入れていくという、そういうことをしていかないと組織そのものが崩壊してしまいます、町内会というのは。それでなくても町長、今の自治区構想といいますか、まちづくり協議会の中で今どうするのだということで手当てをしているわけですから、やっぱりそこら辺のことも考えてもらわないと、一つの団地、町内会といいますか、部落がもう崩壊してしまう。誰がやるのですか、その手当てをという。結局はそういう問題が出てきているわけですから、そこら辺ちょっと何かいい方法ないかと確認させていただきたいと思います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
実際に新しいところに入られた方々の電気料、あるいは冬の除雪体制ということで今るるお話ありました。それぞれの徴収方法、これについては担当のほうから今現状本当にやっている内容等についてとその対応ということでお話もさせていただきたいと思いますし、除雪についても通常の地域はそれぞれが個々で出し合いながらやっているところもあれば、基本的には団地も同じことになると思うのですけれども、その辺のところは町内会等によってそれぞれ対応は違いますけれども、団地は団地である程度個々にやる部分と町内会費か、あるいは班別で徴収しているものを全体で対応するというような形でやっているのではないかなと思いますけれども、その辺の経過について担当のほうからお話を申し上げたいと思います。
答弁 建設水道課長 片山伸治
まず、電気料の関係でございますけれども、私どものほうとしても今ほど議員のほうから言われました共有部分にかかわる電気料の徴収方法については、以前に議員のほうからちょっとお知らせがあって、それから初めてそういう徴収方法というか、支払い方法になっているのだなということで、改めて知ったところでございます。通常は、これまでは余りそういう共有部分の通路だとか、そういうものについては特段ほかの団地のほうからも苦情等もなかったわけなのですけれども、改めてそういう棟ごとに現在はまとめて支払いがされているということで、その辺についてはちょっと実態等も調査をして、よりよいいい方法はないものかどうか、また調査していきたいなというふうに思っております。それから、除雪の関係でございますけれども、除雪については通常どこの団地においても共有する大きな一般車も通るような通路は別にいたしまして、各個人の出口からその通路に出る部分については皆さんで協力して自分たちではねるなり、それから町内のそういう除雪のサービスを使うなり、そういうふうにしていただいているところでもありますし、また屋根の部分についてもこれまでも屋根の雪おろし等は各団地において通常の部分については行ってきております。ただ、近年豪雪ということもありまして、今年も6メートルちょっと降りましたし、昨年は7メートルということで、非常に特に雪も多くなってきておりますけれども、そういう特別な場合を除きまして、通常はこれまでもそれぞれ入居者の方々にご協力をいただいて行っているところでありますけれども、議員言われますとおりだんだん高齢化もしてきているということで、その辺のところも調査検討が必要かなというふうには思っているところでございます。
質問 1番 八木橋義則
さっき町長のほうから公営住宅のマスタープランの中で750戸というパターンでいくような話をしておりますけれども、松栄団地そのものはもう158戸から114戸になったということは44戸が減っていますから、各団地も全部そういう形で減っていくのかなと。そうすると、マスタープランの中で言っている750戸はかなり減っていくのかなということで、さっき高齢者向けの住宅が必要ではないのかなということの質問をしていたのですけれども、さっき町長のほうの答弁では地域密着型介護老人福祉施設というものも含めてこれから考えていくのだよというようなニュアンスの話がありましたので、この老人ホームにつきましては民間で行っているのだろうということでおおむね理解はしているのですけれども、これ団地の本当に最終的にどのぐらいを目標に立てているのか、もう少し明確になりませんか。750戸は無理だと思います、どんどん高齢化していますから。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
今の段階でのそれぞれの地域ごとの公営住宅の管理戸数ということでありますけれども、管理戸数の増減関係では25年には777というような数字にもなっておりますし、26年には757と。空き家の関係もありますけれども、住宅管理計画の中では現在26年では先ほどお話ししたような750戸というお話ししておりますけれども、平成36年、10年後ですか、には690というような計画で押さえておりますし、長寿命化計画の中では、これは平成22年に作成したやつでありますけれども、平成32年には700戸というようなことの数字も、若干の数字は移動しておりますけれども、一応大まかな数字はそういうことで今考えておりますし、当然空き家の状態である程度の年間の中では出てきますから、それらを含めると先ほど言った上乗せになった形であるけれども、実際にはそういう計画に基づいて建てかえを進めるというようなことでありますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 1番 八木橋義則
終わりますけれども、最後にさっき言いましたように団地の中、そっくり高齢者ばかり入れるのでなくて、1割でもいいです。2人か3人くらいでもいいから、とにかく若い人も入れていってくださいということをお願いして、私の質問を終わります。よろしくお願いします。