栗山町議会 平成24年第4回定例会 2012年6月19日
町道橋梁の定期的な点検は
2012年6月19日、栗山町議会の一般質問で、八木橋義則議員が「町道橋梁の定期的な点検は」について質問し、町長 椿原紀昭、建設水道課長 片山伸治が答弁しました。
- 質問者
- 八木橋義則 議員
- 答弁者
- 町長 椿原紀昭、建設水道課長 片山伸治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 1番 八木橋義則
通告に従いまして、1点質問させていただきたいと思います。町道橋梁の定期的な点検は。日本の道路橋は、昭和30年代に始まる高度経済成長期を中心として大量に建設され、我が国の経済成長と国民生活の向上に大きな役割を果たしてきました。これらの道路橋は、近々建設後40年から50年が経過することになり、劣化損傷が多発する危険性が高まっております。さらに、我が国の道路橋保全の実態に目を向けてみると、点検、診断、補修補強の信頼性が十分に確保されていないこと、高度な専門知識を必要とする損傷事例に対応する体制(技術拠点や人材)が整備されていないこと、市区町村では約9割の自治体が定期的な道路橋点検を実施していないことなど、道路橋を適切に保全する観点から多くの課題を抱えている実態が浮かび上がってきております。これらの課題に対して的確に対応しなければ、道路橋の安全性を確保できる期間が短くなるとともに、かけかえなどに多額の投資を迫られることになります。また、重大な損傷が生じ、万が一でも崩壊事故となれば、町民の生命、財産に危険が及び、復旧にも長期間を要するなどの社会的損失を生じることになります。このような状況をかんがみ、道路橋の予防保全(早期発見・早期対策で町民の安全安心とネットワークの信頼性を確保するとともに、ライフサイクルコストの最小化と構造物の長寿命化を図ること)の実現は行政の責任と考え、以下の点について伺います。①、本町が建設した道路橋は何カ所あるのか。そのうち30年から40年が経過する道路橋の数は。②、道路橋の維持管理に関する予算と管理にかかわる担当職員の人数は。③、定期的な点検はどのようにして実施されているのか。以上について質問させていただきます。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
町道橋梁の定期的な点検についてのご質問でありますが、①の町道にかかる橋梁数でありますが、現在のところ105橋あります。そのうち、30年以上経過する橋梁は19橋、40年以上経過する橋梁は33橋でございます。②の道路橋の維持管理に関する予算でありますが、主に8款2項2目の道路維持費の修繕料、原材料等で対応しているところであります。さらに、管理にかかわる担当職員の人数でありますけれども、建設水道課総合管理グループのうち道路維持担当の3名、さらに技術グループのうち土木担当の2名、合計5名でパトロールや修繕等に対応しているところであります。③の定期的な点検の実施方法でありますが、町といたしましては老朽化した橋梁に対して適切な点検と修繕等を実施することで橋梁の長寿命化を図り、今後増加が見込まれる経費について可能な限りコストを縮減するために、平成20年度から4年間をかけて橋梁長寿命化修繕計画策定の調査業務を実施いたしました。今年3月に計画書がまとまったところであります。今後におきましては、この計画に基づきまして橋梁の損傷の早期発見のため、5年ごとの定期点検や修繕等を実施してまいりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 1番 八木橋義則
まずは、社会資本の老朽化対策ということも含めて、私の今回の質問の応答は、防災・減災ニューディールという私どもの政策の経済対策の一環として今進めているところでございまして、私どもの地域、栗山町の実態はどうなのかなということで今町長の答弁を聞かせていただきまして、幾らか安心はしているのですけれども、コンクリートの風化していく年数といいますか、40年、50年になると著しく劣化していくという、全国的にそういうふうな形になっています。その辺で、できるだけ早目に対応していかないと大変経費もかかるということなのです。それで、ニューディールというのですから、アメリカのルーズベルト大統領が1930年代、世界が大不況になっているときにどうやって立て直すかということが発端になっているわけです。そんなことは、日本も経済効果も含めて対応していかなければならぬ、そんな時代になっているのだろうと思います。私4月でしたか、町民の皆さん方から、日赤病院のところの西側というのですか、道路橋に欄干がないと、あそこは自転車で通っても歩いても危ない、何とか手すりをつけてほしいのですけれども、どうでしょうかという話が私のところに来たものですから、私も担当課のほうにお伺いを立てたのですけれども、実際には最近あの通路を閉鎖しましたよね、通行どめにしたと。やっぱりこっちがきちっと言ってよかったなとは思っているのですけれども、私にお願いした人にしてみれば、せっかく私に何とか手すりつけてくれと言ったのに、何であそこ閉鎖するのだということだったのですけれども、実際に角田幹線排水路ですから、あの護岸工事というのは昭和44年ぐらいに工事始まりましたから、あそこは2回に分けて工事しています。昭和43年以前にもあそこ工事をして、それで旧土地改良区、あの辺から2期目の工事に入っていったということなので、恐らく日赤病院の橋は45年ぐらいはたっているだろうと思います。それ以上いっているのかなと思いますけれども、いずれにしても、担当課から写真を撮ったものをいただいたのですけれども、非常に風化しています。これは、やっぱりとめて正解だったのだなということ。これは町の橋なのか、あるいは日赤病院の橋なのか、この辺どういうふうな感じがしていますか、ちょっと聞かせてください。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
現実的に橋梁につきましては今担当のほうでもいろいろと逐一調べはさせていたのですが、はっきりした経過がまだ押さえられない状況でありますけれども、検討はいたしましたので、その内容について担当の課長のほうからお話を申し上げたいと思います。
答弁 建設水道課長 片山伸治
日赤の西側にあります橋についてですけれども、ご相談があってからいろいろと私どものほうで調べました。まず、あそこの河川改修といいますか、角田幹線排水路ですけれども、国営で行っているのですけれども、日赤のあたりからずっと角田のほうまで、昭和44年から47年にかけてやられているというのがわかりまして、当時の図面も探しました。図面を開くと、ちょうど日赤の今かかっている橋のところは図面の中では既設ということで、44年の護岸工事に入るときにはもう既にあった橋ということで記載をされておりました。それ以上のことは、いつ、どのようにつくられたのかというのはちょっと定かではないのですけれども、日赤病院になる、昭和27年ころでしたか、町立病院から日赤病院になる前からあったものかもしれませんし、その辺についてはちょっと調査できない状況でありました。しかしながら、角田幹線排水路につきましては昭和53年から国のほうから町のほうに維持管理を移管されておりまして、町のほうでは維持管理をしてきているわけなのですけれども、その管理の協定書の中には護岸とかその他の構造物の損傷があった場合には管理者、管理しているほうで直してくださいよという、そういうような協定書になっておりますので、そういうことからいきますと、あの橋が角田幹線の改修の前からあったのでしょうけれども、実際の管理上としては、今町のほうで排水路を管理しておりますので、当然その上にあるものについては町がしかるべき措置をとるべきだと思って、今回通行どめにさせていただいたところでございます。
質問 1番 八木橋義則
わかりました。私はくどくど言っているわけでないのです。要するに、さっき町長の答弁ではかなりありますよね、30年でも19橋、40年過ぎているのは33橋あるわけですから、こういう古くなっている橋をどうやって維持管理していくかということも含めて、5人の職員がいるという話も聞きましたけれども、僕はこれも一つのいい例だと思うのですよ、日赤病院の橋が。こういう橋があったのだなということで、これからはきちっと管理体制というか、だれが責任持っていくかということ。私が日赤病院の橋のことを聞いたら、担当課では、もう四十何年もたつものですから、自分がまだ職員にもなっていない話ですから、わからないよね。だから、橋が何年何月に設置されたのだということを明記したものをきちっと管理していくということが大事だと思うのです。いつかけたのかね、わからないですね、私職員になってからその話なんていうことではなくて、だれが職員になっていようと、きちっとそういう体制づくりというの必要なのではないかなということだと思うのですけれども、いかがですか。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
議員がおっしゃるとおり、105橋ありますから、少なくとも何年に設置されたかという状況把握は当然でないかなと思います。それで、先ほどお答えしたように今回5年がかりで調査をして、長寿命化の修繕計画と、実はこれが計画書なのです。これぐらいの内容をシビアに押さえたものが今でき上がりましたので、今ご質問あったような内容等もこの中で把握はしていると、日赤さんのところはちょっと内容がわからないということでありますけれども、他のものについては、105の橋についてはこの中で一応現状の状況も踏まえて把握しておりますので、これからの修繕計画、これも相当な予算がかかると思いますから、計画的に実施をしていくというようなことで考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 1番 八木橋義則
一つだけ提案しておきます。職員に全部丸投げでやれやれということよりも、僕は地域の橋を利用している人、あるいはその地域の人たちに、何年かに1回でもいいですから写真を撮って町のほうに、行政のほうに報告するとかという、むしろ民間の方々の協力を得てやっていったほうが、余りお金かけないようにするためにはそういう形も一つの方法でないのかなということもありますので、その1点だけ聞いて、私の質問を終わります。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
これからのまちづくり、いろんな場で私も常にお話ししているとおり、地域住民がそれぞれ参画をしていただいて、ともに連携をとってまちづくりをするという意味では、当然住民の方々にもご協力いただくと、現在自治区構想でそれぞれ進められている関係では、特に防災関係については、みずから地域のことの現状も踏まえてという意味では、私どものほうからも支援員というか、関係の窓口にはそれぞれ配置してありますから、逆に自治区等に今言われたような内容等もお話しさせてもらって、極力、地域でのほうが詳しい場合もありますから、協力してもらう体制づくりに努めてまいりたいと、こう思いますので、ご理解いただきたいと思います。