訓子府町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月11日
機構改革の目的と効果について
2024年3月11日、訓子府町議会の一般質問で、大野良弘議員が「機構改革の目的と効果について」質問し、町長 伊田彰、総務課長 硯見康之が答弁しました。
- 質問者
- 大野良弘 議員
- 答弁者
- 町長 伊田彰、総務課長 硯見康之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 大野良弘
9番、大野です。一般質問通告書に基づきまして、2項目の質問をしたいと思いますので、簡単でいいですので、お答え願いたいと思います。まず、1点目につきましては、機構改革の目的と効果についてということで、町政執行方針の30ページにも記載されておりますが、行財政運営で提案されている地域課題、特定課題に柔軟に対応するための組織の一部改編ということで、総務課には行政対策室、政策振興課には地域創生推進室、そして農林商工課には経済振興室、そして、建設耕地課には耕地改良係など、多くの課において新たに設置する予定となっておりますが、その目的と期待される効果について、町長の所見をお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 伊田彰
ただいま「機構改革の目的と効果について」のお尋ねがございましたのでお答えします。昨年、私が訓子府町長選挙立候補の際に「地域課題、特定課題に柔軟に対応できる組織改編を実施します」と選挙公約を掲げさせていただきました。訓子府町の組織については、これまで関連法令に基づき、一体的に行政機能を発揮できるよう、系統的に組織を構成してまいりました。しかしながら、コロナ禍以降「SDGsやゼロカーボンなど、グローバルな価値観の浸透と実践」や「いわゆるDXと呼ばれるデジタル技術の実装」「地方創生」「異次元の少子化対策」など、さまざまな新たな課題が起こり、現在の組織編成では、担当課を決めかねたり、担当が課を横断するなど、効率的な行政機能が発揮できない場面が散見されております。そのため、私が公約で掲げる「地域課題・特定課題に柔軟に対応できる組織」とするよう、今回、組織改編を実施するものでございます。お尋ねの新たに設置するものとして、まず、総務課のDX推進室については、国で策定した「自治体DX推進計画」で定める6点の自治体重点取り組み事項を進めるほか、デジタル技術を活用した自治体のバックヤード改革として、全庁的な業務の効率化をはじめとする業務改革を進めてまいります。次に、政策推進課の地域創生推進室では、ゼロカーボン、地方創生、少子化対策、ふるさと納税などの今、取り組むべき施策の検討と展開を行う役割を担ってまいります。次に、農林商工課の経済対策推進室は、現在の地方創生室をはじめ、複数課で分散して担ってきた商工系業務を一元管理することで、効率的、効果的な商工観光業務を進めることはもとより、従来の商工振興からさらに一歩踏み込み、企業の支援、特産品の開発、地域おこし協力隊、まちづくり株式会社などの事業を進めてまいります。次に、建設耕地課耕地改良係については、農林商工課で担ってきた農業基盤整備事業と土地改良区業務、農業明許排水、農道などと町内道路・河川業務の統一化を図り、業務の効率化や責任の明確化を図ってまいります。以上、お尋ねのありました件についてお答えいたしましたが、組織の改編は、より良い行政サービスを行うための「あくまでも手段」でございます。今回の組織改編の効果により、職員の能力を最大限引き出しながら、新たな社会的課題や、本町特有の課題に対応できる生産性の高い、町政運営を図ってまいりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
再質問 9番 大野良弘
それでは、再質問の方させていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。まず、1点目につきましては、DX推進の方の話なんですけれども、町政執行方針では28ページに書かれておりまして、その中で、まず、小見出しといいますか、タイトルが「DXの推進」という項目になっておりまして、その中に、令和7年度に稼働される全国共通化のシステム導入を検討、推進するというふうに書かれております。それと二つ目は、AIやRPAの活用などによる更なる業務改善の検討を進めてまいるということで、2点の項目が書かれておりますので、その中身といいますか、ちょっと分からない点がございますので、誤解のないようにということで質問をしたいと思います。まず一つは、共通システムの改修、自治体DX推進という項目の中ですけれども、この自治体DX推進を事務分担としているのですが、その事務範囲はどこまでかという質問をしたいと思います。まず一つは、全国共通、これ法定システムと表現させていただきたいと思いますが、その法定システムだけの移行なのか、それとも北海道では北海道で5年ほど前にDXの計画書というのを出しておりますけれども、それと北海道と共同なり連携する中で、DX推進事業を進めていく上で、この担当、分担の中で検討することも事務の範囲に入るのかどうかが二つ目。そして三つ目に、訓子府町のDX推進といったらいいのか、自治体DX推進といったらいいのか分かりませんが、その計画書というものを策定する予定は考えられて、その担当の業務になるのか、するとしたら、策定の目標年なりはいつを予定しているのか。そして四つ目に、そのDX推進に関する町民の意見、これの募集をする予定などはあるのか。それと、人材の育成に関するDX推進人材の育成に関する研修計画、こういうものはあるのか、それともこれから作っていこうとこの担当課がするのか、そこをお聞きしたいと思います。ちょっと件数多くて申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
答弁 総務課長 硯見康之
ちょっと1点目のご質問が難しかったんですけども、まず北海道のDX計画とうちのDXの連携という面につきましては、町独自のDXの推進はしていくことにはなろうかと思います。北海道との連携というよりも、国から北海道、自治体というような感じの流れで、国の計画、道の計画、本町の計画と同じような流れでいかなければならないというふうに考えております。DXのこの標準化のシステムというような表立ってやっていますけれども、DX推進の関係というのは、いわゆる業務改革の方がメインになってまいりますので、そちらの方に力が入っていくかと思います。標準化のシステムはもちろん令和7年度までに実施しなければなりませんので、そちらにつきましては、こちらのDX推進室の方で担当して実施をしてまいることになると思います。本町の自治体DX推進計画の策定については、今後、検討段階に入ろうかと思いますけれども、ちょっと今の段階で、明確にお答えできるところはまだ策定はしておりません。町民の意見を聞くことになるかどうかということにつきましても、このDXの推進計画の素案ができてから判断してまいりたいというふうに考えております。人材育成計画の方なんですけれども、いわゆるデジタル人材というものに関しましては、ちょっと自前でデジタル人材を育成していくのは、かなり知識的にも困難であるというふうに最近思っておりますので、その辺につきましては、外部人材の登用とかも検討の視野に入れながら考えていきたいというふうに考えております。以上でございます。
再質問 9番 大野良弘
はい、ありがとうございます。それでは、今の総務課長の中で1点分からない点がありましたので確認したいんですが、今、回答の中で推進は7年度までにという表現があったんですが、ここがちょっと分からなくて、この執行方針の28ページの方では、7年度に稼働されるというふうな表現されておりまして、準備と移行を何月までに終わらして、例えば、何年の何月から実際運用が始まるというような回答をいただけないかなと思うんですが、お願いします。
答弁 総務課長 硯見康之
申し訳ありません。標準化のシステムにつきましては、今、国の指導のもとで順次進めておりまして、計画ではなく、令和7年度末までに整備をして、施行の段階が多分令和7年に入ると思うんですけども、実稼動につきつきましては令和8年度からになろうかというふうに想定はしております。
再質問 9番 大野良弘
それでは、次に移ります。政策推進課の事務分担について質問したいと思います。担当事務内容につきましては、今、町長から解説ありましたとおりゼロカーボンの推進の話、あと地方創生の話、その他、少子化対策の総合調整ということが予定されているようでございますけれども、この中でちょっと言葉の確認なんですが、推進室名が地域創生推進室ということで、地域という言葉を使っておりまして、事務分担の予定表にいきますと、ゼロ・カーボン、地方創生、少子化対策、総合調整ということで、地方を創生という、ちょっと二つの、地域という言葉と地方という言葉を両方使っているようでございます。この2種類の言葉をあえて使い分けている理由がありましたら教えていただきたいと思います。
答弁 町長 伊田彰
ただいま、地域創生と地方創生の言葉の使い分けというところでございました。地方って何だというところでいくと、中央と地方ということであると思うんです。地域というのはうちの町の地域、あくまで住んでいるとこが中央という認識をしてございまして、それで課名というか課の名称は地域という言葉を使わしていただきました。事務分担の地方創生というのは国の政策の一つでございまして、そういった意味では、国で今進める地方創生というところをこの担任事務に載せたということでございます。
再質問 9番 大野良弘
大野です。それでは、次に、農林商工課の方の経済振興室の方の質問にしたいと思います。農林商工課の方では、多くの課題、まちづくり株式会社だとか地域おこし協力隊、移住定住の話、商工観光の話、企業誘致の話ということで、事務分担、とても多く、課題も大きいものと理解しておりまして、ここに対する担当職員の配置人員につきまして増える予定があるのかどうなのか教えていただきたいと思います。
答弁 町長 伊田彰
これは人事の話でございますのであれなんですけれども、基本的には課長職、係長職、係という形で進めていきたいというふうに思っております。
再質問 9番 大野良弘
はい、それでは、その中で担当が進めていく上で、まちづくり株式会社の方でちょっと気になっているところがありまして、これを進めていく上で、なかなか担当だけでは難しいということで地域活性化起業人制度の活用を検討していくということの情報も聞いております。そこでその方と町職員、そして幅広く他の町職員と連携といいますか研修といいますか学習会といいますか、そういうのも出てくるのかなと思うんですけれども、それも業務分担の中に入るのかどうかというのと、そのアドバイザーの方が年間どれぐらい訓子府で勤務していただける予定なのかをお尋ねしたいと思います。
答弁 町長 伊田彰
今、経済振興室のまちづくり株式会社の関係の部分のご質問いただきました。まず、企業人制度、議員もおっしゃっていたとおり、アドバイザー的な立場ということでございます。そういった意味からは、これ国の制度でございまして、国の方で月1日以上、あとはリモートも含めて20時間以上の部分で対応をしていただくということで今、計画をしております。それと庁内の広い分野というところでいくと、少し、まちづくり株式会社の今、予定しているというか、企業人としての一定程度の予定者でいきますと、どちらかというと農業者とか商業者、そことのつながりを少し太めに持って進めていきたいなというふうに思っております。特に最近若い農業者もいろいろ考えているところがあるようで、うまくつながっていけばいいなというふうに思っております。
再質問 9番 大野良弘
それでは、次のテーマでいけば、地域おこし協力隊との関係が事務分担でございます。それで、地域おこし協力隊、新たな募集もされまして、6名の中から何人希望あったか、まだ確認してないところで申し訳ないんですが、今後、さまざまな課題だとか、方向性の見直しなどをしていかなきゃならない必要も出てくるんではないかと。それと地域おこし協力隊を支援する体制についても、役場職員の今回は機構改革の体制なんですけれども、今、町長が話した農業者や商業者との重みという関連でいけば、ここの地域おこし協力隊の方も同じようなことだと思うんですけれども、そこら辺の各種町民グループとの連携、あと3年後、定住に向けた上では仕事関係者との連携、関わり入ってくると思うんですが、そこに関して、この担当者がマッチングという言葉が正しいかどうかは分かりませんが、マッチング関係も担当係の事務範囲というように解釈してよろしいかどうかの確認をしたいと思います。
答弁 町長 伊田彰
今ちょっと地域おこしの関係で何点か質問いただきました。基本的には、経済振興室の分野でいくと、募集から採用までというところで、現段階の想定している部分の担っていただく業務的な部分でいくと、ほぼ役場の担当課の部分がありますので、業務的にはそっち側のやや公務に近いサービスになるかなというふうには思っております。ただ、そういった意味では、議員もおっしゃるとおり、見直し等々も含めて本人の希望もありますので、そういった部分は大切にしていきたいなというふうに思っておりますし、最終的には定住していただきたいというところもありますので、そういった意味では、さまざまな分野に広がっていく可能性はあるかなというふうに今現段階では思っております。ただ、1人で地方から来られますので、そういった意味では、最初はどうしてもある一定程度職員がある程度コミュニケーションを取ったり、ほっといて何でもやっていけるかというとそうではないかなというふうには思っていますので、その辺はちょっとしっかりやっていきたいなというふうに思っております。
再質問 9番 大野良弘
それでは、1番目の問題については、もう一点だけ質問して終わりたいと思うんですが、次の質問につきましては、ある町民の方からお手紙をいただいたという想定で質問したいと思います。まず、認知症の母がいる娘さんから次のような相談があったと想定した場合に、今回の機構改革のどの担当課に相談に行ったらいいのかという質問をさせていただきたいと思います。手紙を読む形で質問したいと思いますのでよろしくお願いします。私の母にAIロボットに話し相手になってもらい、認知症の予防をしてほしいという夢があります。訓子府のDX推進、AIの活用、その研究が今回の執行方針に書かれておりました。この夢を叶えてほしいのですが、私など一町民が意見や希望を述べる機会はあるのでしょうか。二つ目に、訓子府は人口問題や少子化の課題が大きく、その理由の一つとして働く場所があまりないことがあります。働く場の確保という観点からは、まず、ロボットAIを開発研究している方々とコンタクトを取るなど、訓子府町において、試験研究や子どもたちに夢を与えるAIロボットのイベントを開催することはできないでしょうか。AIロボット研究協力町としての発展の可能性はないのでしょうか。これらの思いを訓子府町役場に行って相談したいのですが、どの係に行けばよいのかを教えてください。以上です。
答弁 町長 伊田彰
今、町民の方のお手紙を朗読していただきまして、そういった意味では、ちょっと夢の部分、母親の認知症の部分ですか、ここの部分で申し上げますと基本的には現段階ではAIロボットというのは導入はしていないということと、どちらかというと今の認知症に限らずなんですけれども、どうしても要支援1・2・3・4・5、要介護1・2・3・4・5ということで、そこの部分の要支援の1・2のまだひどい状態にはなってないところの支援は介護保険のサービスの中でも実施してるというところでございますので、AIロボットと関係して、この手紙の中の部分でいくと、非常に、当然、1番目は、福祉保健課の窓口というところが一発目だと思います。その中で課でAIロボットの部分をどうするかということになると、当然、DX系の部分も入ってきますけども、まだDXって動いてない、動いてないというか、バラバラでは動いてるんですけどね。動いてないというとこもあるんで、そういった部分の対応を庁内っていうか、庁内っていうのは、町の中じゃなくて、庁舎内の部分では、検討していかなければならないかなというふうに思っております。それと働く場の確保というか、そういった部分については、基本的には商工労政というところで進めておりますけども、大野議員からは去年の4定でもご質問をいただいている部分で、大野議員からのご意見も得た中で、今、例えば、町内の事業所の方が職員募集をする際に、広報の中に記事じゃないですけれども、募集広告を出す取り組みを少し始めました。そういった意味では、働く場を町が把握してるというところはないんで、そういった部分については、やっぱり広域で実施しているハローワークとか、そういったところになろうかな。当然、役場に来られてそちらを紹介するということは可能かなというふうに思います。それと試験研究とかイベント等々の部分のご質問でございました。単純に言うと、AIロボットの先進地として、研究機関が訓子府町に来ることが、誘致することができるかどうかという判断かなというふうに思います。そういった意味では、可能性は捨てませんけど、そういったことをやる部署という部分の、今の機構の関係でいくとそういったところというのはなかなか全く新しい分野であるということもあるんで、非常にそこを政策的にやりなさいというところでもないんで、現段階では、そういった機関からの働きかけがあった場合については、政策推進課の方で一定程度進めていけるかなと思いますけども、逆に言うと、こちらからそれを押し出していけるかというのはちょっと現段階では難しいかなというふうに思います。ただ、町民の方が構成する団体とか、そういうとこがそういったイベント的なものをやりたいんだというところであれば、そういった部分には当然乗れるというか、町としても支援とか応援とかという形では可能かなというふうに思います。
再質問 9番 大野良弘
それでは、一つ参考資料ということで、今の関係ですけれども、北海道の推進計画が令和3年の3月に作られて、計画書があるんですけど、その中に介護従事者の業務負担、これを軽減したいということでのロボットの話が書かれておりまして、介護サービス事業所に対する介護ロボット機器、ICT機器の導入補助や介護ロボットの無償貸与を実施というような目標設定ですけれどもされているということで、道の計画書も参考にしていただきたいということで、1点目の質問を終わりたいと思います。