訓子府町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月15日
子どもたちのSOSを受け止める体制について
2021年9月15日、訓子府町議会の一般質問で、泉愉美議員が「子どもたちのSOSを受け止める体制について」質問し、教育長 林秀貴、管理課長 高橋治、福祉保健課長補佐 関口好子、町長 菊池一春が答弁しました。
- 質問者
- 泉愉美 議員
- 答弁者
- 教育長 林秀貴、管理課長 高橋治、福祉保健課長補佐 関口好子、町長 菊池一春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 泉愉美
7番、泉です。通告書に従いまして一般質問をさせていただきます。子どもたちのSOSを受け止める体制について、町長と教育長に伺います。現代社会の子どもたちの家庭環境は多様化しており、家庭や子どもたちが抱える問題もさまざまです。この町の子どもたちは健やかな生活を送っていると願うばかりですが、家庭の中のことは実態の把握が難しいところです。そこで、コロナ禍でクローズアップされた二つのデリケートな問題について伺います。一つ目に、経済的な理由などで生理用品を十分に入手できない「生理の貧困」が社会問題となっています。子どもたちの中でも経済的理由ばかりでなく、家庭の無理解などで生理用品を満足に使えないケースが増えているようですが、学校現場での対応と町の支援の考えは。二つ目に、通学のかたわら、障がいや病気の家族の介護や年下のきょうだいの世話をしている「ヤングケアラー」の実態の把握と支援について。以上の2点について、ご回答をお願いいたします。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
ただいま「子どもたちのSOSを受け止める体制について」2点のお尋ねがございました。町長へのお尋ねもございますが、私の方からお答えをさせていただきます。まず1点目に「経済的な理由などで生理用品を十分に入手できない『生理の貧困』が社会問題となっていますが、子どもたちの中でも経済的な理由だけではなく、家庭の無理解などで生理用品を満足に使えないケースが増えているようですが、学校現場での対応と町の支援の考え」についてのお尋ねがございました。経済的な理由により生理用品を買うことが困難な人やネグレクトなどにより親から生理用品を買ってもらえないことを「生理の貧困」と言われ、発展途上国だけではなく、格差が広がる先進国においても深刻化していると言われております。日本においてもコロナ禍が長引き、経済的に困窮する女性が増えている中、問題が顕在化し社会問題となっているところです。生理用品の学校現場の対応につきましては、現在、本町の小中学校では町の予算で購入した生理用品を保健室に置き、学校生活上、必要となった児童生徒に個別に配布しております。また、保健の授業などで自分の体を衛生に保ち大切にすることを指導しており、困ったときには保健室などに相談に行くように周知しております。各学校においては「生理の貧困」と言われるような状況は現在のところ把握していませんが、子どもたちの中には恥ずかしさなどで保健室に行けないような場合もあるかと思いますので、子どもたちに寄り添った対応をしながら、健康で安心な環境づくりに努めてまいります。2点目に「ヤングケアラーの実態把握と支援」についてのお尋ねがございました。在宅介護の担い手である家族介護者が社会的に問題とされるようになり、特に18歳未満の子どもが介護をしているヤングケアラーは、家庭内のことでもあり、周囲には見えにくい状況にあります。家族の誰かに介護が必要となった場合、ヤングケアラーに限らず、配偶者や子どもなどの家族が世話をすることになります。多くは、介護保険制度や障害福祉制度などの公的サービスを利用していますが、すべての介護やケアを公的サービスだけで補うことは困難です。また、その世帯の家族構成や経済力などによってもヤングケアラーに陥りやすいと言われております。ヤングケアラーの状態にある子どもたちは、大人が担うような重い責任や負担を抱え、学習や友達と過ごす自由な時間がないなど、教育や育ちにも影響を受けることになります。本町では、学校や児童相談所等の関係機関からの相談、情報提供などにより、ヤングケアラーであると認識した場合には、要保護児童対策地域協議会を開催し、子どもの生活の実態把握、学校関係者、公的サービスを提供している医療、介護サービス事業者、児童相談所などの関係機関と連携し、子どもの見守りと支援を行っております。また、子どものSOSを見逃さないための対策として、小・中学校、高等学校ではスクールカウンセラーを活用し、子どもたちや保護者へのカウンセリングを行い、気軽に相談できる環境づくりに取り組んでおります。いずれにしても子どもの立場に立った支援と、ケアを受ける方の状況を見極め、総合的な介護支援と相談業務が必要です。町では引き続き、小・中学校、高等学校等の教育機関との連携、また、ヤングケアラーへの認識を高め、関係機関からの相談や情報提供による早期発見・早期支援・見守りの強化に努めてまいります。以上、お尋ねのありました2点についてお答えいたしましたので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
質問 7番 泉愉美
生理の貧困については、テレビや新聞などで目にすることはこれまでもあったんですけれども、私ははじめは経済的な理由での貧困という認識でした。生理用品というのは月に数百円から千円ぐらいの負担なので、それほどの金額ではないんですけれども、コロナによって収入が減少して困っているという、買えないという方がいるのは深刻なことだなというふうに思っていましたが、最近になって経済的な理由だけではないということがわかってきました。先ほど教育長もおっしゃったようにネグレクトといわれる育児放棄で、親に買ってもらえない子どもがいる。あとは父子家庭で生理用品を買ってきてとお父さんに言えない子どもがいるということが明らかになっています。そこでまず一つ目の再質問になりますけれども、学校では担任の先生だとか養護教諭の先生が困っている児童生徒を把握しているのでしょうか。
答弁 管理課長 高橋治
ただいま、生理の貧困について、学校現場でそういう児童生徒についての把握をしているかというご質問でございました。学校の方では、日々、担任が養護教諭がですね、子どもたちの様子をですね、観察をしながらですね、SOSやそういうサインを見逃さないような形で職員室の中でも共有をしているということで確認をしております。そのようなことで子どもたちのSOSを見逃さないような形で対応しているということでご理解願いたいと思います。
質問 7番 泉愉美
すごくデリケートなことなので把握は難しいとは思うんですけれども、保健室に生理用品をいつももらいに来る子どもっていると思うんですよね。そういう子には、やっぱりいつももらいに行かなければならない理由があるようです。今年ある団体が行ったオンラインアンケートなんですけども、5人に1人の女性が生理用品を手に入れるのに苦労しているのが現状だということがわかっています。この数からいっても、この町でも困っている子どもがいない訳がないと思っています。答弁では保健室ではいつでも生理用品を配布できるようにしているというふうにおっしゃっていましたけれども、学校では保健室で提供した生理用品を返却することを求めてはいませんか。
答弁 管理課長 高橋治
ただいま、保健室でいただいた生理用品を返却する必要があるかというご質問ですが、返却の必要はないということでございます。
質問 7番 泉愉美
返却を求めていないということで、ちょっと一安心しましたけれども、調べてみると返却を求めている学校が結構あるようでした。もし返却を求めてしまうと学校で保健室で生理用品をもらうことへのハードルが高くなってしまって、生理の時には学校に行けないということで不登校につながってしまうケースがあるようですので、これからも提供したものの返却は求めないように、まずはお願いしておきたいと思います。小学生なんかは子どもはまだ生理の周期が整っていませんので、突然やってくることになります。生理用品を準備できていない場合が多いです。そしてたった5分ぐらいの短い休み時間で保健室に生理用品をもらいに行くのは時間ロスになりますし、多感な年ごろで人目が気になって生理用品を入れたポーチを持ち歩くことが恥ずかしい。そして、そんな理由から一日中交換しないで過ごす。そういう子どもがいて、衛生的な心配があるというふうに、そういう子どもがこの町にもいるというふうに私は聞いています。そういったことから、女子トイレの個室の中に生理用品を備えることはできませんか。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
議員のおっしゃるように多感な時期というか精神的にも不安定な時期のお子さんで生理用品の部分でお困りの部分もきっとあるのではというふうに推察するところでございます。急に始まった時に学校の今の対応を聞いておりますと、ショーツ型のものを用意したり、それと実態としては友達に借りてもらって、そういう時に対応しているというふうなことが実態のようでございます。そのような中で確かに精神的な不安定な部分で保健室に取りに行きにくいとか、なかなかそういう状況もあることは推察されますので、これからについては、学校の実態を把握しながらですね、その辺のとこの女子トイレへの配置について、安全面とか衛生面を含めた中で総合的に検討してまいりたいというふうに考えておます。
質問 7番 泉愉美
トイレの個室の中に備えておくっていうことは、そんなに難しいことじゃないと思うんですよね。例えば箱のようなものを用意して、それを個室に置くとか、巾着袋のようなものにいくつか入れて壁にぶら下げておくとか、そしてそれを補充するのはトイレ掃除当番の子どもであったりすると、先生方の負担にもならないでできるのかなというふうに思っています。ぜひ検討してほしいなと思いますけれども、大事なのは、誰でも自由に使えるということと人目を気にしないで使えるということ。この二つがすごく大事だと思いますので、お願いしたいと思いますけれども、今、トイレットペーパーってどこのトイレにもあるじゃないですか、そういうのと同じような感覚で女子トイレには生理用品を備えてほしいなというふうに思っています。そして今、成長の早い早熟な子どもが増えているようですので、生理の知識がないままに初潮を迎えることもよくあるようです。こういうのは家庭で教えるのが基本なのかもしれないですけれども、学校でも教育はされているんでしょうかね。何年生ぐらいでそういう教育をされているのかちょっと教えてください。
答弁 管理課長 高橋治
ただいま、生理についての教育の関係でのご質問がございました。基本的には4年生で体の発育というのがありますので、その中で、授業の中でその知識を子どもたちに教えたり、それから小学校でいけば5、6年生の宿泊を伴う行事の前にですね、子どもたちに指導をしているというような状況。それから保健だよりなども配布をしながらですね、指導をしているということでございます。中学生につきましては、小学校期でそういうことを習得していますので、個別の対応をしているということでございますので、よろしくお願いいたします。
質問 7番 泉愉美
私も小学生の子どもがいるので、この質問をするにあたって、ちょっと聞いてみました。そうしましたら、何年生で習ったかはわからないんだけれども、おそらく中学年ぐらいで習っただろうと思われまして、小さい学校なので男女ともに一緒に教育を受けていて、実際に生理用品を手に取って、どういう構造なのかも見ていたようですし、水分を含ませて吸水機能なんかも実験みたいな感じでやったというふうに聞いています。今、早い子だとやっぱり3年生ぐらいで初潮を迎えるという子どもも周りにもいますので、なるべく早めの教育をお願いしたいなというふうに思っています。この今回の質問は実はこの町で暮らす小学生の女子児童とそのお母さんからの相談がきっかけとなりました。その子は自分の問題だけではなくて、まわりの友達の困っている様子も聞かせてくれました。ほとんどの子どもは経済的な貧困ではなくて、急な生理の対応に困っている。そういう子どもが多いようです。このようなデリケートな問題について、勇気を出して相談してくれたんだと思います。そういう女子児童の声を聞き逃してはいけないと私は思っています。今、こうしている間にも困っている子どもがいるかもしれないと思うと大人は早急に動き出すべきだと思いますけれども、どのように考えますか。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
本当にデリケートな問題も含んで、なかなかこう言い出せないというのが実態ではないかというふうに思っております。そのようなことを踏まえながら学校の実態も、女子児童のですね、そういうとこを実態を踏まえながらですね、女子トイレ等の配置について、前向きに検討してまいりたいと思っております。
質問 7番 泉愉美
今、コロナの中でこの話はすごくクローズアップされたことによって、多くの自治体でもう既に支援の取り組みを始めています。こんな支援が当たり前になるのに、そんなに時間はかからないんじゃないだろうかと私は思っています。なので町としてもできる支援があると思われます。例えば、他の自治体でいきますと無料配布を子どもに限らずですけど、無料配布をしているところもありますし、防災の備蓄品の中に生理用品ってあると思うんですけど、それを提供するという方法もあるのかなと思っています。生理用品は私見てみると使用期限の表示はないんですけども、テープの部分の粘着性だとか吸水機能の面からメーカーさんでは3年ぐらいを目途に使用を推奨しているようです。なので防災備蓄品を定期的に入れ替えするようなタイミングでもいいと思いますので、そういう時に町民の方に提供をしていただいてもいいのかなと思っていました。ただ支援は一度配って終わりという支援ではなくて、これからもずっと安心して使い続けられるような継続的な支援をお願いしたいと思います。先ほど学校のトイレの整備については、前向きに検討していただけるということでしたけれども、可能であれば町の各施設、子どもなんかがよく利用するプールとかスポーツセンター、図書館なんかにも広げていってほしいと思いますけれども、どうでしょうか。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
公共施設全体のお話も含めてなのかというか、社会教育施設、体育施設を含めた中で言えば、今の実態も踏まえながら、そういう女子トイレの、そういう用品について検討してまいりたいというふうに思っております。
質問 7番 泉愉美
生理用品を満足に使えないということは、生活とか学びに深刻な影響をもたらしますし、成長過程の子どもにおいては、体への影響も心配されるところですので、早めの検討をお願いしたいと思います。それから、次の質問にいきます。ヤングケアラーのことです。ヤングケアラーという言葉、ここ1、2年ぐらいでよく聞くようになったなと思っていますけれども、存在としては昔からあったようですね。18歳未満の学生でありながら、本来は大人が担うべき家事ですとか家族のお世話をしている子ども、そういう子どもは17人に1人ぐらいいるというふうに言われているようです。学校のクラスには2人ずつぐらいいると思った方がいいのかなと思って、この数字を聞いていました。そして、そのヤングケアラーの8割以上が自分自身をヤングケアラーであるということを認識していないようなんですよね。もう既に生活の一部になっていて、周りからはよくお手伝いする子だと思われていたり、本人もやりがいを感じていたりするようです。そういう子どもが訓子府にもいるかもしれない。そういう実態については、どのようにしたら把握しやすいと思われますか。
答弁 福祉保健課長補佐 関口好子
ただいまの質問で、どのようにしたら把握ができるかというところなんですけども、実態としては、いろいろと学校等で子どもの様子などをみて、ちょっと不安定になってたりとか、そういうことがあって町への相談でつながるケースがあったりはするのが実態です。私たち、いろんな障がいをもった方とか、介護サービスを使っている方の中で家族構成とか介護している環境を見て18歳未満のお子さんが実際に介護担ってたりとかというところでは、そういうところで負担になってないかという視点では、そういうサービスに関わる事業者なりが注意してみているところです。
質問 7番 泉愉美
学校にはスクールカウンセラーさんなんかもいますし、担任の先生方とも密に普段から接触というか、していればわかりやすいのかなというふうに思ったりもしてたけど、なかなか家庭の中のことなので、やっぱり難しいのが実態なのかなと思っています。昨年なんですけど、国で厚生労働省がはじめて実態調査を行っています。これは全国の中高生を対象にしたもので、無作為に自治体を抽出したというふうになっていましたので、訓子府町がそれに該当するかどうかはちょっとわからなかったんですけども、先日の北海道新聞の記事にもありましたけども、北海道で7月に実施したというふうにありました。これには訓子府町も調査をして回答をしているのでしょうか。もし回答しているのであれば、その内容を教えてください。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
北海道の調査で道の子ども未来推進局と北海道教育委員会が共同で調査したということで、学校を通じて中学校2年生と学校に対してヤングケアラーについての実態についての調査を行ったところです。回答方法としては、中学生についてはウェブ上というかインターネットで回答する形になってまして、本町の例えば中学校2年生がどう回答したかというとこは実態としてはつかめてない状況で、学校として項目に基づいて回答したというような状況となっております。ちなみに本町のヤングケアラーの学校として実態として把握してるかというとこでは、いないというふうに回答したということで聞いております。
質問 7番 泉愉美
ありがとうございます。じゃあ今は実態としては、いないというか、わかってはいないということでしょうかね、はい、わかりました。国の方の結果は今年の4月に公表されているんですけれども、全国の中学生の6%、高校生の4%がヤングケアラーに該当しているということでした。その中でも幼い兄弟のお世話をしている子どもが一番多いということで、1日に何と4時間から7時間もの時間をケアに費やしているようでした。ヤングケアラーの兆候としては、学校での遅刻が多くなったり、休みがちになったり、あとは疲れとか睡眠不足で授業に集中できなかったり、部活動に参加できなかったり、そして誰にも相談できずに進学を諦めてしまうケースなんかもあるというふうに聞いていますので、ちょっと心配なところではありますけれども、学校は子どもが日中の時間を多く過ごす場ですから、把握もしやすいと思いますけれども、学校からの報告は今までに1件もないということでよろしいでしょうか。
答弁 管理課長 高橋治
小中学校の中では、そういう報告は受けておりません。実態としてはありません。
質問 7番 泉愉美
訓子府のお世話される側の方をちょっと見てみると、訓子府は待機児童がいないんですよね、ですから、小さい子どもが家にいて、その子のお世話をずっとしなければいけないお兄ちゃんやお姉ちゃんもいないのかなというふうに思っていたのと、あと特養にも長く待たずに入れますので、お年寄りの介護をしなきゃいけない子どもというのもそんなにいないのかもしれないなと。本当にヤングケアラーという存在がいないのであれば幸せなことだなと思っていますけれども、ただ、発見できていない可能性もあると思っていなければならないと思います。今後ヤングケアラーだと思われるような子どもがいた場合には、対応としては具体的にどんな感じになるんでしょうか。
答弁 福祉保健課長補佐 関口好子
ヤングケアラーに対する支援のどうしていくかというところなんですけれども、実際に家庭の中で行われていることなので、なかなか外には見えづらい状況で、本当に実態としてないかどうかというところは本当に見えないところかなと思います。やっぱりそこのところは学校等で子どものSOSを見逃さないというか、そういうところで子どもが負担になっていることとかがあれば町の方に連絡なり情報提供をいただければ、その子の家庭の実態を把握して要保護児童対策協議会で実態を把握することになります。なかなか本人も当たり前の生活って思ってるし、他の家庭と自分の家庭を比較するというのがなかなかできなくって、自分が置かれている状況を正しく把握できてないというところもありますので、そういうところは周りの大人が見守りながら、その子の負担の軽減というところではどうしていったらいいかというところはサービスをもっと増やすとか、そういうような配慮が必要になってくると思いますので、そういうところは学校関係と町が連携して情報を共有して支援にあたっていきたいと考えております。
質問 7番 泉愉美
この課題については、福祉と教育と両方の分野にまたがっている課題になりますので、どっちが担当するのかとか、たぶん難しいケースなのかなというふうに思いますけれども、担当者同士の連携もうまくしていただいて、見逃さないような体制をつくってほしいなと思っています。訓子府みたいな小さい町だからこそ地域のつながりがあって、近所の困りごとにも目が届いていますから、民生委員児童委員さんの方が気付くケースもあるんじゃないかなというふうに思っています。最後の質問にしますけれども、子どもが子どもらしい暮らしをできる町であってほしいと思っています。子どもがケアを担わなくてもいい施策といいますか対応を今のうちから練っておかなければならないんじゃないかと思いますけれども、町長の考えをお聞かせいただけますか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
最後のご質問ということですので、まとめてお話をさせていただきたいと思います。まず、生理用品です。これは状況的に言って生理用品の必要性については私も同感であります。ただし、学校現場ということになると教育委員会が置きます、やりますというだけにはいかないと。少なくても学校現場と早急に協議をしてですね、養護教諭か、あるいは女生徒みんな集めてですね、本当の声で生理の問題や生理用品の配置の問題を学校としてまず早急に議論していただきたい。検討していただきたい。同時にまたそれに伴って教育委員会や町が予算的な関係でそこに配置する、しなければならないというであれば、即刻配置をするという施策に切り替えていかなきゃならない。私はそのように思います。今日、中学校の上野校長も来てますから、聞いていると思いますので、やっぱりとりわけ中学校が重要な問題になってきますので、やってるやってないというよりも、子どもたちの実態をきちんと適切に把握するということが、今までもなされていると思いますけれども、より以上に今、泉議員の提案を受けてですね、学校として至急、校長会なりで検討していただきたいというのはまず1点目です。それからヤングケアラーの問題です。これは道新を中心にしながら世界的にはもうイギリスなどを中心にして10年ほど前からこういう問題が取りざたされているということはもうご存じのとおりです。そして、こういったことがですね、非常になかなか秘密になっているということは日本の社会、韓国や日本、特に儒教を中心として生業を立っていた国では、そういうことが実に親孝行だという考え方が一方ではあるのも事実ですから、しかし、そうではないんだと。議員がおっしゃるように子どもの未来が安心して安全で過ごせて、この町で育ってよかったというようなことも含めてですね、ヤングケアラーの果たして小中学校にいないのかって、さっきの生理用品と同じようにですね、細かな把握をもう1回していただく時期に来ているんではないのかなというふうに思いますので、これも何とかしたい。私の聞いている範囲では、高校生、あるいはちょっと前になりますけども、そういった類することっていうのはやっぱりあります。ありますけども、やっぱそうなるとやっぱり今、私どもも早急に保健師たちを中心にしながら協議会を開いて、そして学校、福祉、そして状況によっては児童相談所で適切な対応をするということで現実的に実施してます。こういったことが、もう連携という形の問題だけではなくて、即、子どもたちを支えていくということは、これからもっともっと重要になってくると思いますので、教育行政、福祉行政、そして関係機関の力を一つにしながら、たとえ一人の子どもであってもバックアップなり、正しいというか楽しい学校生活を送れるようにですね、一層の努力をしていかなきゃならないと思います。議員のこの2点の問題というのは、コロナ禍でクローズアップされたということも状況としては事実ですけれども、極めて重要な問題だと思いますので、きちんと受け止めながら私どももそして学校にも関係機関にもあらためて調査等をお願いしながら対応を急ぎたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
質問 7番 泉愉美
はい、ありがとうございます。今回質問した二つの問題は子どもたちのSOSがやっぱり見にくいですし、把握しようと思っても、ちょっと難しいところもあると思いますので、町としてSOSを見逃さないで子どもたちを守っていかなければならないと思いますので、今、町長早めに対応していただけるということでしたので、よろしくお願いしたいと思います。これで私の一般質問を終わります。