訓子府町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月8日
子どもの体験活動の充実
2020年12月8日、訓子府町議会の一般質問で、泉愉美議員が「子どもの体験活動の充実」について質問し、教育長 林秀貴、社会教育課長 山田洋通、管理課長 高橋治、町長 菊池一春が答弁しました。
- 質問者
- 泉愉美 議員
- 答弁者
- 教育長 林秀貴、社会教育課長 山田洋通、管理課長 高橋治、町長 菊池一春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 泉愉美
2番、泉です。通告書に従いまして、一般質問をさせていただきます。子どもの体験活動の充実について、教育長に伺います。訓子府町は、子育て支援が充実した町として、子育て世代の満足度は高いようです。国では、学習指導要領が改訂され「生きる力」を備えた子どもの育成が望まれています。豊かな人間性を育むために、子どもの年齢と成長に沿った体験をすることが「生きる力」を伸ばすと考えますが、訓子府町の将来を担っていく子どもの教育を町として今後どのように取り組んでいくか伺います。1、本町の体験活動の基本方針と実態は。2、コミュニティ・スクールと連携した今後の体験活動の考えは。3、中学生に「海外派遣事業」を行う考えはないか。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
ただいま「子どもの体験活動の充実」について3点のお尋ねがございましたので、お答えをさせていただきます。1点目に「本町の体験活動の基本方針と実態」についてのお尋ねがございました。本町の体験活動の基本方針としては、今年3月に策定した「第2期訓子府町教育大綱」の基本理念として「子どもたちの笑顔輝く教育のまちづくり」を掲げ、学校教育の基本目標「自ら学び、考え、行動する力を育てる」の中で「さまざまな体験や地域での活動を通して、ふるさとを知り、ふるさとに愛着を持ち、地域を支える人材を育てるための『ふるさと教育』の充実を図る」としております。さらに、今年3月に策定した「第2期社会教育中期計画」では、幼少年期にはさまざまな体験や経験をすることにより、人生を豊かにしていく礎を築く大切な時期ととらえ、多様な体験プログラムの推進を図ることとしております。このように、学校教育・社会教育・子育て支援が連携を図りながら、子どもたちが自ら学び、考える力を身に付ける体験活動は極めて大切であると考えているところです。本町における体験活動の実態でございますが、学校教育においては、地域の自然・文化に親しむ体験的な学習を行っており、その活動は全教育課程の中で行われ、特に「特別活動」や「生活科」、「総合的な学習の時間」や「行事」などの場で展開されております。主な活動としては、養蜂や稲作、スイートコーンなどの農業体験、自然体験、町のイベントへの参加、町内の施設見学、高齢者や幼児などとの世代間交流、高知県津野町との交換留学体験、職場体験、宿泊体験、芸術体験など、発達段階に応じて各学校で特色ある体験活動が行われております。また、社会教育においては、公民館や歴史館、スポーツセンターや図書館などが連携し、通年的で多様な体験プログラムを展開しております。主な活動としては、アート体験、ツリークライミングなどの自然体験、スポーツ教室、図書館体験、異文化体験、伝承遊び、通学合宿、防災体験などが行われております。次に、2つ目の「コミュニティ・スクールと連携した今後の体験活動の考え」についてのお尋ねがありました。本町のコミュニティ・スクールにおいては、訓子府町の素晴らしさを知り、町の未来を担う子どもたちを育てることを目的として、各学校などの多様な体験活動を通した「ふるさと教育(訓子府学)」を推進することとしております。このため、幼小中、さらには高校までの連携を深めるために、各学校などで行われている体験活動を「ふるさと教育(訓子府学)」としてカリキュラムを系統化し、発達段階に応じて進めることとしております。また、地域が一体となって学校の応援団となり、子どもたちを育んでいくために、これまで培われた個人ボランティアなどの「スクールサポーター事業」と、企業や事業所などがボランティアとして本年度新たに発足した「学校応援団事業」との連携・協力を図りながら、地域の教育資源や人材を活用して、地域ぐるみで子どもたちの豊かな教育活動を展開していきたいと考えております。次に、3点目の「中学生に海外派遣事業を行う考えはないか」についてのお尋ねがありました。国際化が一層進展する中、青少年が国際感覚を身に付け、広い視野を持ち、自国とは異なる文化や歴史をもつ人々と共に生きる資質と能力が求められております。青少年を海外に派遣することは、さまざまな体験をすることで国際理解と国際協調の精神を養うことができるとともに、異文化、多文化と向き合う中で、自分自身や自分の地域、自国のことを考える機会となり、豊かな国際感覚をもった人材育成が図られると考えております。青少年の海外派遣事業を行っている先進地では、友好都市や姉妹都市交流をきっかけとして親善交流としての海外派遣事業につながっている事例が多くみられる一方で、さまざまな課題や問題などにより見直しや取りやめなどの状況もあるところです。本町の未来を担う中学生が、広い視野と国際感覚を備えた人材となるために海外派遣事業も有効と認識しているところでありますが、さまざまな課題もあり、道内や近隣市町村の先進事例を参考にしながら調査研究を行ってまいりたいと考えておりますのでご理解を願います。以上、お尋ねのありました3点についてお答えしましたので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
再質問 2番 泉愉美
いくつか再質問をさせていただきたいと思います。今、教育長おっしゃったように、新しく学習指導要領が今年度から大きく変わりまして、生きる力とか自ら考えて行動する力というのが求められるように変わってきたなというのは、学校での授業参観などを見ていても感じるところでありました。町では、今年度から教育大綱と社会教育中期計画が第2期ということで動きだしまして、内容を見ると体験活動の必要性を強く感じている内容になっているなというふうに思って見ていました。その中に年間をとおした多様なプログラムを推進するとありますけれども、この今後5年間の中でどんなことを計画しているのか、また、体験活動に関して第1期とどこら辺が変わったのかを教えてほしいと思います。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
まず、第1期の教育大綱が終わって第2期の教育大綱にして、特に主体的な深い学びということで新学習指導要領が今年度から変わったというところでそれに合わせて本町としても、そういうアクティブラーニングと言うんですけど、子どもたちが主体的な学習に取り組む姿勢というとこを育てるということで、そういうとこを教育大綱にうたった訳でございます。その中で私自身も特に今、子どもたちに多くの人や社会や自然などに触れ合う機会が少なくなっている現状もある中で、やっぱりこう体験活動というのが大切であって、子どもたちのさまざまな体験をすることで思考力や表現力を高めるということでは、非常にこれから子どもたちが厳しい社会環境の中で、これから生きていく中では、いわゆる生きる力を育てていかなくてはということで言えば、そういう体験活動を発達段階に応じてですね、やるというのが大切だというふうに思っておりまして、それぞれの教育大綱ならびに社会教育計画にその辺のとこを町の基本方針として入れさせていただいたところです。
再質問 2番 泉愉美
たくさんの体験を計画されていると思いますので、多くの子どもに参加してもらえるようなかたちで計画を進めてほしいなと思いました。町では竹の子クラブで主に体験活動が行われているのかなと思いますけれども、今年はコロナの影響もあって、活動も少なくなってしまっているんでしょうけれども、令和元年度で見てみると、町で結構面白いことをやってまして、搾乳体験に行ったりですとか、わかさぎ釣りに行ったりですとか、また青少年研修館を利用した通学合宿なんかもすごくいいなと思ってみていて、そういうのに参加した子は楽しいだけじゃなくて、リーダー性とか協調性なんかも育っていくのにすごくいいことをしてるなというふうに思ってみてました。他の町はどうなのかなと思って、ちょっと調べてみたら、いいなと思ったのは、足寄町でやってました「すすめ!あしょろ冒険王」というのがありまして、小学生を対象として、団体での体験活動をやっているようでした。内容はキャンプや登山、川遊びなどの自然体験、それからものづくりですとか、防犯防災教室、これはただ話を聞くだけじゃなくて、クイズ形式で子どもでも楽しめるようなかたちに工夫されて開催されているようでした。あとは食育を目的としたお料理教室なんかもやっているようで、年に9回行われているということでしたので、訓子府から見たらすごく多いなと思って、きっとやる方は大変なんだろうなと思ったら、地域の方のサポーターというのがいて、子どもたちへのアドバイスとか見守りというんでしょうか、安全確保をしていたり、あとサブリーダーというのがいて、中学生に子どもたちのお世話とかお手伝いをお願いしているようでした。訓子府でも以前に自然教室というのがあったというふうに聞いていたんですけども、今は竹の子クラブが主流でやっているのかなと思いますが、竹の子クラブで何か種目を増やしたりとか、外での自然体験を増やしたりとかして、できれば月に1回とかやってもらえたら、定期的にもう習慣みたいにして参加するようになっていくんじゃないかなと思いますので、夏場はたくさんいろいろやることあると思いますけど、冬場でも令和元年に行ってたわかさぎ釣りでもいいですし、何か大きなかまくらつくって、その中でお餅つきしようよみたいなふうにしたら、きっと子どもたち喜んで集まってくるんじゃないかなと思うんですよね。そういうことをお金もそんなにかからないですし、そういう家庭でなかなかできないことを取り入れていただいて、さらに竹の子クラブを充実できないかなと思うんですけど、いかがでしょうか。
答弁 社会教育課長 山田洋通(社会教育課長は2022年12月まで)
ただいま、竹の子クラブの活動についてのご質問がございました。現在、教育委員会ではですね、今回の中期計画の策定にあたりまして、社会教育委員の皆さんから、策定委員となっている社会教育の皆さんから、前段さまざまな意見をいただきました。その中で、やはり子どもたちには、さまざまな体験が必要だと。最近の子どもは、いわゆる「わんぱく」をあまりしないと。少ないというような点もあって、やはり体験活動の充実をという提言もありまして、今回、中期計画にそれを重点として盛り込んだ訳でございます。その中で竹の子クラブを中心とした、いわゆる冒険事業の実施の計画でございますが、これに当たりましてはですね、社会教育、いわゆる公民館、スポーツセンター、歴史館、そして図書館という社会教育の施設がともに連携した中で子どもたちのためにさまざまな体験を行ってもらおうということで、今年度、コロナの関係もありまして、十分ではありませんが、少しずつ取り組んでいるというものでございます。今、泉議員からも足寄町の例の話も、事例の話もございましたが、本町においても、例えばこの中でいきますと、いわゆるキャンプでいきますと防災キャンプ、今年は実施できませんでしたけれども、来年度、そのようなことでの実施、また今年度、冬にはいわゆるかまくらづくりですとか、そういったことも、冬の自然体験も盛り込んでいきたいというふうに思っておりますし、来年度に向けてはですね、さらに充実ということで、現在企画中ではございますが、今言われました川釣り、またアートの関係でいけば彫刻体験ですとか、あとプロスポーツですね、プロの技を体験する、触れるという部分での事業も展開していきたいというふうに考えております。ですので、社会教育課それぞれの施設が連携、一体となった中で子どもたちに年間を通じていろんな体験をしていただこうと現在企画中でございますので、ご理解お願いいたします。
再質問 2番 泉愉美
さまざまな、今、新しい予定していることなんかを聞かせていただきましたので、楽しみなところであります。私、一つ、度々気になっていることがあるんですけれども、居武士小学校の中で訓子府小学校の子どもとの交流を多くしてほしいというふうに望む声が多いんですよね、それで学校同士でも交流を年に何回かされていると思うんですけども、こういう町でのイベントや行事なんかがあって、それにたくさんの人が参加することによって、その中での交流もすごくできる、回数があればたくさんできると思いますので、そういう意味でも回数を増やしてやってほしいなというふうに思っていたところでした。それとよく学校でパンフレットを配られて持って帰ってくるのが常呂にあるネイパル北見、これは道立の施設かなと思いますけども、ここも年間とおして多様なプログラムを行っていて、費用も安いですし、いつも自分の子どもも参加させたいなっていうふうに思っているんですけど、やっぱり少し距離が遠いんですよね、それで送り迎えをすることを考えるとなかなか参加できないという、仕事している親なんかも特にそうだと思いますけど、なかなか参加できないでいるので、ぜひ町の中でそういうのがあったらいいなというふうに思ってました。私、冒頭に申し上げましたけども、訓子府は子育て支援の満足度がすごく高いんですよね、聞いても。結構満足しているよという人が多いんですけども、その支援はたぶん割と経済的支援のことかなというふうに思ってまして、いまだに要望としてある声は週末に町で遊ぶ場所がない。できれば室内遊戯施設なんかがあればいいという声もすごく多いんですけども、それはオホーツク圏内でみたりしても、道立の大きな施設が多いので、現実的にはちょっと難しいのかなと思いますので、あんまりお金のかからないところで体験活動を増やしていくぐらいだったらできるのかなというふうに思っていましたので、引き続き、検討していただきたいなと思います。それから、次に、二つ目のコミュニティ・スクールとの連携した体験活動のことなんですけども、学校では、先ほど答弁にもありましたように、各校で特色ある地域との共同活動というんでしょうか、されていまして、例えば、訓子府小学校では、コーンレンジャーだったり、居武士小学校では養蜂学習だったり、これは訓子府ならではの取り組みだと思うので、すごく子どもたちも喜んでますし、保護者の評価も高いところなんじゃないかなと思ってます。先日、訓子府中学校でも防災学校ということで、段ボールベットを組み立てたりとか、簡易トイレに実際に座ってみたりとかっていう、年齢に合った実地体験も行われているのもすごくいい取り組みだなと思っていました。また、さっき谷口議員の質問にもありましたけど、ふるさと教育の訓子府学ということで、中学校と高校で一緒に農業体験をするという新しい取り組みもこれからの楽しみなところだなと思っていました。これらは、やはり地域の方、スクールサポーターの方や企業や団体の方に応援してもらっている学校応援団の方の協力なしにはできないことなんだろうなというふうに思いまして、スクールサポーターってどのくらいいるのかちょっとわかんなかったんですけど、CS通信なんかでも募集しているようなので、結構な人数集まっているんだろうなとは思ってたんですけど、私は高齢者の方にたくさん参加してもらったらどうかなと思っていて、高齢者でも元気でまだまだ動ける人たくさんいますし、地域とつながりたいとも思っていると思いますし、それぞれ得意分野で活躍してもらえるようなことができないかなと思ってて、例えば、山菜とりとかにレク公園の裏山とかで山菜とりとかできないかなと思っていて、子どもってあんまり今の子、山菜とりなんてしたことないと思うんだけれども、こういう種類のものが山にあるよっていうふうに言ったら、きっと森の中の宝探しみたいな感じですごく楽しんでやるんじゃないかなというふうに思うんですよね。それとか、ものづくり、例えば木製品なんかをのこぎりとかかなづち、あんまり使ったことがないような子が多いので、そういうのを自分で工夫しながら地域のおじいさんに教えてもらいながら作るとか、あとは普段なかなか触れ合うことのできない日本の伝統文化の体験をさせたいなと思ってて、例えば茶道とか華道とか、普段なかなか日常生活の中ではできないことだと思うので、そういうのも得意な人が必ず町にもいると思うので、そういう人の協力を得ながら、いろんな体験をさせてほしいなと思ってます。子どもたちはおじいさん、おばあさんからそういうのを教えてもらうことで敬老の思いも芽生えてくると思いますし、教える方も充実感が得られるんじゃないかなと思います。そういう本物に触れる、直接体験というんでしょうか、そういうのもやっぱりいい刺激になりますので、高齢者の方の協力者を募って、何かシリーズみたいな感じで取り入れてほしいなと思うんですけど、いかがでしょうか。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
前段、居小と訓小の交流事業含めた中の状況などもお話させていただきたいと思います。確かに居小と訓小の交流事業、なかなかこう複式学級というとこで体験学習が一緒にやるというのは難しい状況もありますけど、今時点いろんな交流をしながらですね、やっているというとこで、特に総合の学習の中での一緒に遊んだり、運動したりという学習を主にやっているとこなんで、泉議員おっしゃるように、学習だけではなく、町のイベントとか、例えば少年団活動の中でもそういうとこやりながら、体験活動をやっているというのが現状ですので、それらを一緒に進めたいというふうに思っています。それと学校にネイパル北見のパンフレット来て、そういう多様な体験をしながら子どもにいろんな活動をさせたいという部分、案内はしてんだけど、実際上そういう足の確保という問題もありますので、その辺ちょっと今後、社会教育事業の中で、そういうとこを位置付けていけれるのかどうかも含めてですね、検討させていただきたいというふうに思っています。それと子育て支援の関係で、満足度、去年も子育て支援計画につくる段階で子育て世帯にアンケートをとって、多くの方が今の町の子育て支援に満足しているという回答が多かったんですけど、室内遊具のお話もありましたように、やっぱりこう地域の中での積雪寒冷地ということもあって、特に冬場の遊び場の確保というのは、今後ですね、広域的なことも考えながら、その辺のとこを検討してまいりたいというふうに思っています。それと訓小のコーンレンジャーだとか居小の養蜂学習、それぞれ学校の中で前段お話したように、学校の地域と連携を深めながら、地域の方の人材を活用させていただきながら、地域の資源も活用して特色あるそれぞれの学校で体験活動は現実的には行っているようなところでございます。そのような中で、スクールサポーターのお話があったと思いますけど、今現在ですね、令和元年度のですけど、個人登録が57名で団体登録が11団体の146名ですので、合計としては203名のスクールサポーターが登録していただいております。これはそのスクールサポートが今までの経験や知識を発揮できるような、そこを何ができるかということを登録していただいて、それで学校の授業なり、ほかの授業を含めた中で、そこは要望する側と登録された内容をマッチングさせてですね、やっているというのが今のスクールサポートの状況で、管内的にも非常にうちの町はスクールサポート事業が活発だというか、それは地域の皆さまにご協力いただいているというおかげでございます。それと今年度、先ほどお話したように、事業版というか事業所版というんですかね、団体も含めて、20団体ほどの町内の企業に登録いただいて、事業所版のスクールサポーターをつくって、そこを今、体験活動を行っているような状況の中で学校の授業の支援だったり、例えば企業の視察だったり、特産品の勉強だったり、そういうことを深めながら今やっているというところでございます。それで、泉議員おっしゃった、高齢者の特に支援の関係で過去にはそういう高齢者の方が日本古来のやっぱりいろんなことを知識も経験もございますので、そんなかたちでそういうスクールサポーターを使いながら教室もやったこともございますし、それらのことを含めてですね、先ほど言ったスクールサポートの中では高齢者の方も多くおられますので、それらの方の、今まで経験積んだことをこれからの子どもたちの多様な体験に活用していきたいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。
再質問 2番 泉愉美
スクールサポーターの方、個人と団体合わせて203名いるということで、すごく多いなと思ってビックリしましたので、たくさんの方、集めるのも結構大変だったのかなと思いますけど、小さい町だからこそ、どこのだれがどんなこと得意なのかということも案外わかってたりするし、そういうネットワークを整えることもすごく大事だと思うので、これからも少しずつ人材を確保しながら、たくさんの取り組みをしていってほしいなと思います。今年はコロナがあったので、コミュニティ・スクールとしての活動もなかなかできないでいたのかなと思いますけれども、専任のCSコーディネーターの先生も新しく配置されまして期待が高まっていますので、町には学校と地域のパイプ役というか、そういう感じの役割を果たしてほしいなと思いました。それから、訓子府スタイルのコミュニティ・スクールの姿というチラシがあったので見たんですけれども、体験活動の支援ということで、社会奉仕の体験活動、自然体験活動、職場体験活動というふうにありましたけれども、先ほどいくつか言っていただいたんですけれども、いろいろ計画されていると思いますけれども、今後、コロナがいつまで続くかわからない状況の中で対策してやれることをやっていけるのかどうか、やれることもあるのかというのをちょっとお聞きしたいなと思います。
答弁 管理課長 高橋治
ただいま、コロナ禍の中の体験活動をどのように工夫してやっていったらいいのだろうかというような意味合いの質問かと思われます。先ほど泉議員の方からもお話ありました訓子府中学校での防災教室とかですね、感染に十分注意をしながらですね、やれるものはできるだけやっていこうと。このコロナ禍の中で学校が休業になった際に、やはり子どもたち、やっぱり学校が好きだと、学校に行くのがやっぱり楽しいということで先生方からもよく聞いております。じゃあ学校行ったら勉強だけじゃつまらないし、勉強だけではやっぱり子どもの元気がなかなか生まれてこないというのも現場の声からは聞いておりますので、その中でさまざまなできる限り、これは学校の現場が中心ですが、そのようなことで現場等の声も聞きながらですね、できる限りやっていくようなことで考えていきたいと思いますので、ご理解を願います。
再質問 2番 泉愉美
今年は学芸会もできなかったりして、子どもたちすごく気が沈んでいるところもあると思うので、なるべくできることはできる範囲でやってほしいなと思います。それとコミュニティ・スクールの中には家庭の教育力というのも大事だと思うんですけれども、学校や地域ばかりに頼りすぎてはいけないなと日ごろから思ってはいるんですけども、親も努力しなきゃいけないというふうに思っていて、親同士の話し合いというか学び合いの場がもっとあったらいいなと思っています。コミュニティ・スクールのことって意外と保護者によく知られていないというのが今回わかったんですけれども「コミュニティ・スクール知ってる」と言ったら、「何、新しい学校なの」みたいなことを言う人もいますし、何かコミュニティ・スクールの会議とか出てる人はもちろんわかってるし、スクールサポーターなんかになっている人はすごく詳しいと思うけれども、意外と保護者がよくわかっていないなというところがあったので、保護者の意識を高めるということも必要なんじゃないかなと思ったので、そちらの方にもちょっと力を注いでほしいなと思いました。次に、三つ目の中学校の海外派遣事業のことなんですけれども、答弁でおっしゃったように、海外の姉妹都市が訓子府町にはありませんので、交換留学はできないかなというふうに私も思っていました。けれどもグローバル化は進んで、小学校から外国語の教育が導入されましたので、時代は進んでます。子育て中のお母さん方の声を聞いてみると、訓子府はこども園から中学校卒業まで、ずっとほぼ同じメンバーで過ごすことになりますので、友達同士の絆というのは深いけれども、なかなか広い世界を知らないというか、狭い中で成長してるのが心配だという声があります。小さいお子さんを持つお母さんじゃなくて、意外と高校生とか訓子府から出ていく時に気付くということをよく言われますので、それならちょっと広い世界を体験させたいなと思って、今回この質問をしたんですけれども、道内の町村でも海外の姉妹提携がなくても学生を海外に送り出している自治体は結構多いようで、町の方でも把握されていると思いますけれども、津別町とかでは高校生をニュージーランドにホームステイというかたちで12日間、毎年5名を送っているようです。今年はコロナで行かれていないと思いますけれども、目的としては、異文化体験ということですね、他に赤井川村では中学生をオーストラリアに10日間、毎年15名を送っています。他にも道内にもたくさんありましたけれども、どこも人気があって競争率が高いようなんですよね、それで誰を行かせるかを選ぶのに苦労しているようで、例えば英検の3級とか英検準2級に受かったら、ご褒美のような感じで行かせているというところもあります。けれども、これらはどこもやはり海外の姉妹提携はないようです。なくても行けるんだなと思ったので、方法はどうしたらいいんだろうと思ったんですけど、例えばALTの町のALTの先生に情報をもらうとか、町民の中で町民OBというんでしょうか、海外につてのある方もいらっしゃると思うので、その方に頼ってみるとか、あとは民間企業でも斡旋もしていますので、方法はあるのかなというふうに思ってました。気になる費用なんですけれども、1人当たり、地域によりますけど、25万円から40万円ぐらいが相場のようです。これを町で全額助成しているところもあれば、半額を助成しているというところもありましたので、訓子府でもできないことはないんじゃないかなと思ったんですけれども、どうでしょうか。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
中学生の派遣事業に関る部分で、議員おっしゃるように、私も前段お話したように中学生がそういう海外を派遣しながら広い視野を持って国際感覚を持つということは、これからのグローバル社会の中でいっては、やっぱり必要だというふうに思っているところでございます。議員の方からも道内の市町村の中で実施している先進事例のお話もあったように、多くは高校生を対象とした派遣事業が多く見られるところでございます。また、管内では湧別が行っておりまして、そこは元の上湧別町と湧別町が合併して、それぞれがニュージーランドとカナダに友好都市を結んでいた関係で今もそれぞれの町と、子どもだけの派遣じゃなくて大人も含めた派遣事業を行っているというところです。その中で確かに民間事業もそういうホームステイの事業もやっているところもあります。そこで先ほど私がお話したように、先進事例としては、友好都市をきっかけとしたそういうつながりを持ったというのが多くあるんですけど、一方では、やはりこういろんな課題があって、やめたり、内容を変更しているということもあるというふうに聞いているようなところでございます。その辺の中で実際こう派遣するとしたら議員おっしゃったようにALTのつながりだとか、町民のつてだとか、さまざまありますけど、どこの圏域にするか、極端に言ったらどこの国にするかとか、例えば、あと言語圏域もありますし、英語圏にするのかフランス圏にするのかスペイン圏にするのかというところもあります。そこは何を目的に持ってやるかというとこもありますし、それとホームステイを仮にするとした場合の受け入れ先と一方的に行くだけじゃなく、向こうからも来るという事もありますから、そこら辺の受け入れの問題だとか、そういうことも課題としてあるということと、費用負担も全額のとこもありますし、半額のとこもあって、議員おっしゃったような25万円から、たいていのとこは旅費の分でそれぐらいの金額ですから、それ以外の費用が、倍まではちょっとかかるかどうかわかんないですけど、それ相当の負担があるということで、先進地事例を聞くと、やはり費用負担の部分でいって、やっぱりこう経済環境によって行けるとこと行けない世帯があるというとこもありますので、それらも考えながら先進事例を含めてこれからの私たちの町の未来を担う子どもたちのためにどうあるべきかということを調査研究してまいりたいというふうに思っております。
再質問 2番 泉愉美
今、友好都市、友好関係のお話がありましたので、ちょっと思い出したんですけど、昨年、町長がリトアニアに行かれたじゃないですか。それ帰ってきた時に、リトアニアのある市の方から交流の申し入れがあったかと思うんですけれども、その時、国際交流のいいチャンスになるのかなって私は思ったんですけれども、その後、何か動きがあったのかどうか聞いてもいいでしょうか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
去年私がちょうど10月、11月ぐらいにデンマークとリトアニアに行きました。バルト三国のリトアニアのある市長からぜひ訓子府町と交流したいと申し入れがあって、準備を進めていたのは事実です。だけどこのコロナでもう本当にまいりましたという話で、実は私の頭の中では、全道で14市町村長が行ったんですけども、高校生を派遣しようと、そこから広げていこうという話をしていました。私の頭の中には訓子府高校の3年生を派遣したいと。そして将来的には高校、中学生まで広げていけたらいいなということで考えていましたけど、残念ながら今回のコロナの関係でそのまま止まっているという状況です。あらためて、手紙を秘書あてに出すかどうかというところで、年内中の私の課題だなと思っているんですけども、日本大使館に山崎史郎という大使館員がおります。大使館がいますので、彼らのいるうちにですね、何とかやりたいなというふうに思っています。しかも今年はユダヤの方々にパスポートを何千通か出した杉原さんのちょうど没70年の年、没でなくて杉原さんが発行してから70年かな、その記念の年で行こうということだったんですけど、そうすると人権教育とかいろんな意味で子どもたちには参考になるなということを考えていました。残念ながらですけども、今、教育長が答弁したように、やれないことを言いだしたらもうきりがない。だからどこの時点で決断するかどうかと。それはアジア諸国なのか、あるいはヨーロッパなのか、アメリカなのかということも含めてですね、この課題はそう遠くない時期にはっきりさせなきゃならないというふうに私は思っています。今の状況、世界的なコロナの関係でいったら非常に難しい。でもね、何とかしていきたいというのが、泉議員の言うとおり私自身の心の中にもあります。
再質問 2番 泉愉美
ありがとうございます。コロナの影響で止まっているけれども、まだ進むかもしれないという希望がちょっと見えてきたのでうれしく思います。訓子府は小学校6年生で津野町に派遣、派遣というか交換留学で行ってもらっているので、それもすごく、数名ですけども、これもいいなと思っていますし、ぜひ中学生で、やっぱり英語力を試したいなと思っている子もいると思うので、中学校2年生ぐらいの時に海外に飛び立ってほしいなというふうに思ってます。以前、北海道にはUHB少年の船というのがあったんですよね、今はなくなってしまって残念だなと思うんですけども、私、実は小学校6年生の時に少年の船に参加したんですよね。それでその時、国際的な視野は決して手に入れられなかったんですけれども、船の中、ずっと船旅ですから、長い時間、同じグループのメンバーと過ごす中で、チームでいろんな課題を解決していかなければなりませんし、現地に着けば外国人とのコミュニケーションにすごく苦戦したこともありましたし、ホームシックになって親のありがたみがわかったりとか、そういうことも今思えばすごく貴重な大事な体験だったなというふうに思っています。なので、こういうのは、やっぱり家庭ではどう頑張ってもできない経験ですから、ここは行政の力の見せどころなんじゃないかなというふうに思います。この町で子どもを育てたいと思われるような、目玉になるんじゃないかなというふうに思いますので、子どもたちの豊かな人間性を育てるために、力を発揮してほしいなというふうに思ってますので、前向きに検討していただけないでしょうか。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
確かに小学校6年生が姉妹町である津野町へ行って、行って帰ってきた子どもの表情なり、いろんな感想を聞くと、やはり家庭から離れて多くの向こうの人たちと交流したり、違う文化や歴史に触れながら、子どもたちが成長してるというのは本当にうかがえる状況でございます。議員おっしゃるように、中学生のそういう志を持って英語力を高めていく中であれば海外派遣事業というのは重要だと思っていますので、町と連携を深めながら、その辺のとこを子どもたちの豊かな教育をどう支援していくかということを検討してまいりたいと思っております。
再質問 2番 泉愉美
訓子府は、教育のまち訓子府というふうにうたってますので、子育て世代は期待しているんだと思います。期待しているんです。なので、この海外派遣というのは、やっぱりインパクトのある事業になると思いますので、ぜひ将来に向けていい方向で考えていただきたいなと思います。以上で私の一般質問を終わります。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
教育の町訓子府、海外研修そのものは非常にインパクトがあるのではないのかと。先ほど教育長が言った課題というのは、もう山積みですけども、しかしやっぱりそこを乗り越えていく、そういう時期が実はもう来ているんではないのかなというふうに思います。できるだけ実現する努力をですね、これは議会のご理解もいただかなきゃ、相当な予算も投入しなければいけないということもありますので、教育委員会、またあるいは各学校の協力を得ながらですね、具体化に向けての検討をですね、これから始めていかなきゃいけないと思っていますので、もうちょっと時間いただきたいと思います。