訓子府町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月14日
子ども議会の実施について
2018年6月14日、訓子府町議会の一般質問で、工藤弘喜議員が「子ども議会の実施について」質問し、町長 菊池一春、教育長 林秀貴が答弁しました。
- 質問者
- 工藤弘喜 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、教育長 林秀貴
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 工藤弘喜
次の質問に入っていきたいと思います。子ども議会の実施についてであります。これも今のことと若干、若干というよりも、そこそこ共通する部分もありますので、次いきます。子ども議会の実施について。全国の地方議会において実施の形態や内容に違いはあるが、行政や議会の仕組みを理解してもらうことや、まちづくりや社会参加の意識を高めることを目的に、相当数の自治体で子ども議会が開催されております。少子・高齢化や人口減少という状況が急激に進む地方にあって、子ども議会の開催は意義ある取り組みではないかと考えます。次の点について、考えを伺います。子ども議会に対する意義や評価について、どのように捉えているのか伺います。二つ目、本町で取り組む考えはないか。これについて伺います。町長と教育長にお伺いをいたします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま「子ども議会の実施について」2点のお尋ねがありましたので、私の方から全て答弁させていただきます。まず1点目に「子ども議会に対する意義や評価についてどのように捉えているか」とのお尋ねがございました。全国各地では、議会、教育委員会、町などさまざまな主体が開催する「子ども議会」が実施されているとお聞きしています。平成6年に日本が「子どもの権利条約」に批准した際には、国による法制化はされませんでしたが、最も子どもたちに近い地方自治体が中心となって条例化や子ども議会などに取り組んでいる状況と思われます。そういった中、「子どもの権利条約」にある「参加する権利、意見を表明する権利」を基に、子ども議会を通じて行政、議会の仕組みを学ぶことや子どもたちが地域課題を調べ解決策を議論し、合意形成をするといった民主主義の基本を体験させることで政治や地方自治に関心をもってもらうことのほか、子どもたちの提案を受け町政、まちづくりに反映させる事例も見受けられ、町政を身近に感じてもらい、まちづくりに進んで参加する意欲を育て、成人後に責任ある町民として権利や義務を正しく理解し、社会参加を促すなど将来を担う子どもたちには大変意義深いものと思っています。2点目に「本町で取り組む考え」についてのお尋ねがありました。議員も一昨年の議員の道外行政視察で長野県下諏訪町の先進事例に触れられたこともお聞きしております。全国的には継続した開催やイベント的な開催の事例もみられ、それぞれに意義あるものと考えているところですが、既に平成28年に改正された18歳選挙権や改正の議論が進む18歳成人年齢の引き下げといった動きの中で、まちづくりの担い手としての位置付けや開催主体による目的の明確化などを含め、先進事例を調査、研究してまいりたいと考えていますのでご理解をお願いします。以上、お尋ねのありました2点についてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
質問 7番 工藤弘喜
今、町長から答弁をいただいたところでありますけれども、実は私も、2点目で答えていただいた中にありますように、下諏訪に一昨年行って、やはり本当にこういう、他の自治体でやっていることも、いろいろなところでもちょっと見聞きしたりしたこともあるんですが、ただ実際一番感じたのは、やっぱりこの下諏訪での子ども議会の取り組み、これは単なる一過性の問題ではなくて、いわゆるこれをもう十年来ずっと続けてきて、その中で子どもたちが思う政策提案も含めて、そしてそれに対する町側の町長も含めて、本当に真摯な対応で対応しながら、いわゆるこういう、これと同じような説明員の方が各関係の課長さんたちが子どもたちの質問に本当に誠心誠意答えていくと。その中で実行できるものをどんどんしていくと。予算化もするということでいけば、非常にこう素晴らしいことをやっているなというふうに感じてお話も聞かせていただきながらきました。そういうことからいくと、先ほどからよく前文でもちょっと書いたように、人口の問題、人口減少の問題、あるいは少子化の問題、高齢化の問題等々を盛んに心配で質問もし、お話もすることだと思うんですが、やっぱり、これから5年後、10年後を考えた時に、やはり子どもたちというか、もういずれそういう大人になって社会を担う人たちが、こういう今から、特に私は中学生の議会というのを、中学生に何とか訓子府でできないかというふうに考えていました。その中学生のもしそういう感性でもって、この町のありよう、あるいは将来のどう進むべきかという、そういう視点でお話をしていただくことがどれだけやっぱり今を生きている我々にとって感動もあるだろうし、あるいは示唆されることもあるんではないかなというふうに思っています。そういう意味から、ぜひこれを実現をするような検討もしていただきたいと。ただ、教育長にちょっとお聞きしたいんですが、この学校との関係というのは、やっぱり非常に大事になると思うんですよ、これを何もこっち側の都合だけで、大人の都合で好きなこと言って、議員の立場で好きなこと言ってて何言っているだっていうことには、もしも本当になり兼ねないことです。学校は学校で今いろいろな状況もあって、先生方も非常に忙しい、大変だという中にあるのも十分ありますので、その学校のもしこういう状況、子ども議会のようなものが出てるんだけれども、学校としてはどういうふうな考え方で対応していただけるのか、もし今の時点でわかることがあれば教育長の方からもちょっと答弁いただきたいなと思っています。これはやっぱり町、行政と教育委員会とそして議会が三位一体となってこれを進めていく事業だとは思っていますので、そういう意味から一番大事な学校という部分でどういうふうに対応していくのか、その辺ちょっと考え方があればお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
子ども議会の関係で学校との関係も含めてのお話だったと思いますけど、私自身も子ども議会が子どもが参加する意味合いとして、町長が答弁したように、まず子どもが行政や議会、それと地域の仕組みがどうなっているのかというのを知る意味合いと、それともう一つはまちづくりに対する子どもの視点からの意見をいただいた中で、それをどう反映していくかという、その二つの点あると思うんですけど、その中で学校でいえば教科書上で申し上げますと、前段の例えば議会だとか行政を知るというのは社会科や公民などで議会民主制度とかって学ぶものなんですけど、やはりこういう状況の中で体験しながら、やっぱりこう地域を知ったり、そういう仕組みづくりというのは大切だと思うんですけど、ただやっぱりいろいろな障害があるんだと思います。それは、まず一つは、ここまで議会議員として、子どもがそこに立つまでの準備過程だったり、その辺がやっぱり先進事例を見ても非常に難しい。それと子ども議会をやる意味合いが何かということも含めて、その辺を整理しながらということだと思っております。まず私ども、ちょっと考えているのは、そういった意味では、まず子どもが議会の雰囲気をわかるという意味で言えば、傍聴なども今後その辺のとこを含めながらですね、検討していく一つではないかというふうに思っているところです。
質問 7番 工藤弘喜
これは特別急いでということではないんですが、やはり今言われたように学校というのは、そんなにそんなに簡単に一つの何かやるっていうことになると、これは本当に大変なことだと思っています。それともう一つ、こういう形でやるということになれば、議会ということになれば下諏訪なんかもそうなんですが、当日の議会までの間に、これはどれぐらいの時間かかっているかは別にしまして、結構準備しているんですよね、自分たちで、それがまた教育なんだと思うんですけれども、下諏訪自分たちの町の調査をやったり、あるいはこういうことが課題発見をすると。それと特別授業、総合授業の中でというか、何か別な形でやっているんだとは思うんですけれども、そういうことの積み重ねの中で、やっぱり議会という場を迎えていると。結構時間かけているんですよね。だからそういうことも含めて、当然学校の協力と理解もなければできないということでありますので、ぜひそういうことも、今、教育長が言われたように、傍聴の部分からも含めて、一つ一つ進んでいっていただければいいかなというふうな思いでいます。ただいずれにしましても、これはできれば本当にすごいことだなと。そしてこれが継続して何年間か継続してやれれば訓子府も本当にいいことになっていかないかなというふうに思っているところです。町長にも最後に、いろいろ先ほどからも何回も同じようなことになりますけれども、人口減少の問題、あるいは人口をどう増やすかという問題等々、いろいろ議論あります。でも私は思うのはやっぱり今この例えば子ども議会もそうですし、先ほどの貧困の問題もそうなんだけれども、それをいろいろ手立てしたから、したらみんなが訓子府に残って訓子府でってことには決してならない。だけれども、我々がそこを一歩も二歩もこう視点を広げて、やっぱり日本のためとか地域のためとか、いわゆる北海道とか、そういうもっともっと大きな志を持った視点を持った、やっぱり視野を持った中で子どものことに当たっていかないと、日本全体がどうなるのかと。人口減少の問題だって何も訓子府だけの問題じゃないですし、人口減少問題をどう解決するかといったら、パイの奪い合いみたいなとこありますよね、どっかから連れて来るみたいな。本当にそれは大事なとこもあるんだけけれども、それだけでしたらまちづくりがどうなんだということを考えると、例えばある町では何十万円もかけて移住者にお金を補助しますと助成しますと、でも来てもらったけれども、全然まちづくりに無関心でなんかこうただ自分たちの居住でそれだけを、それも一つ意味があるんだけれども、そういうこともあると、逆にそうじゃなくて、あまりそこら辺でガツガツしないで、本当に一緒になって地域を支えてくれる人たちを大事にしていこうと。これは今いる人たちも含め、新しく来る人たちも含めて、そういう中でこれからの地域のありよう、人口減少の問題を解決していこうという、本当の地域力をどう高めていくかという観点に立って、先ほど町長、誰かの答弁で人財力と言っていましたけども、そういう部分も含めた見直しというか、方向性というのが、求められていませんかというのもちょっといろいろ感じているところなんで、その辺についての、最後、子ども議会との関係も含めて、町長の答弁をいただいて、終わりにしたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
子どものアンケートをとりますとですね、訓子府のどこがいいかというと、訓子府の自然、このままでいてほしいという声がやっぱり圧倒的に多い訳です。成人式の声なんかも聞いててもですね、やっぱりそれは子どもたちというのは生まれ育ったこの地域やこの町を非常に愛しているんだということが、もう端的に表れてくるなって感じしています。私は例えば子ども議会のことで言えば2点あります。1点目は、先ほどから教育長も言っていますように、自治の制度や政治の仕組み、そして立法や行政の仕組みを現実的に学んでいくという点では、子ども議会というのは大変素敵なことだなと思います。もう1点は、彼ら子どもたち一人一人が主権者であるということです。大人の付随ものではないということです。その主権者たる子どもたちの意見を議会を通じて聞くということは極めて大事なことだというふうに思っています。いろいろな弊害はまだまだありますけども、ぜひこれは実現する方向で検討すべきだと思います。というのは、私は3期目のときにこの政策を上げようとしました。奈井江の北良治さんが子ども議会をやって、これ道新でも大きく取り上げられたという記憶ありますけれども、やっぱり我が町でもこういうことができないのかどうかということもありましたけども、もう課題が山積してて、そこまでは私は政策、マニュフェストに上げませんでしたけれども、いずれにしても、そういう子ども議会を通じて子どもたちの意見を聞いていく、聞く、学ぶ、そしてそれを現実のものにしていくという取り組みがこれからより素敵な町を作る意味では、とっても大事な視点ではないかなというふうに思います。個人的に言いますと、住み慣れて、この町で生まれて育った人が、この町を離れて札幌や都市に行くというのは日常茶飯事でたくさんあります。どこに住むかは個人の自由です。居住権というのは個々人が持っている。だから訓子府に住まなきゃならないということでもないし、出ていく人を批判することもできないし、すべきではないというふうに私は思いますけれども、私はこの町で生まれた人間ではありませんけども、20代半ばにして、この町と出会って、この町で墓を作り、この町で死んでいきたいと願っています。ぜひその点では全ての人がこの町で最後を終末を迎えれるような、そういうまちづくりというのは、とっても大事なんじゃないかなというふうに思っています。またいろいろ議論、あるいは提案をしていきたいと思いますので、ご理解賜りたいと思います。
質問 7番 工藤弘喜
以上で私の一般質問を終わりたいと思います。