みんなの議会

訓子府町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月8日

コロナ禍と物価高騰から町民の暮らしと営業を守る支援策は

2022年6月8日、訓子府町議会の一般質問で、工藤弘喜議員が「コロナ禍と物価高騰から町民の暮らしと営業を守る支援策は」について質問し、町長 菊池一春、企画財政課長 篠田康行、農林商工課長 大里孝生、管理課長 高橋治、教育長 林秀貴が答弁しました。

質問者
工藤弘喜 議員
答弁者
町長 菊池一春、企画財政課長 篠田康行、農林商工課長 大里孝生、管理課長 高橋治、教育長 林秀貴

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 工藤弘喜

9番、工藤です。それでは、質問通告書に従いまして、一般質問をさせていただきます。今回は2点あります。まず、はじめに「コロナ禍と物価高騰から町民の暮らしと営業を守る支援策は」ということで、町長と教育長にお尋ねをいたします。今日まで2年以上に及ぶコロナ禍によって、町民の生活や事業者の経営などが長期にわたり影響を受けている中、ここにきて食料など生活必需品を中心に急激に物価が上昇しております。このような中、国において「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」として臨時交付金が追加配分されましたが、これらを踏まえ、次の点について質問をいたします。1、現在のこの状況をどのように捉えているか。特に高齢者、年金世帯、子育て世帯、商店や飲食店など事業者の影響をどう見ているのか。二つ目です。このコロナ禍において、物価高騰等の影響を受けている方たちに対する支援の考え方についてお聞かせ願います。三つ目です。「コロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策」として地方創生臨時交付金が配分されることになっておりますが、本町への交付額はいくらになっているのか。あわせて、これを使った支援策の内容についてお聞きしたいと思います。以上であります。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「コロナ禍と物価高騰から町民の暮らしと営業を守る支援策は」について、3点のお尋ねがございました。1点目に「現在のこの状況をどう捉えているか。特に高齢者、年金世帯、子育て世帯、商店や飲食店など事業者の影響をどう見ているか」とのお尋ねがございました。現在、コロナ禍による経済活動の縮小により、工業製品や原材料の供給不安定、さらに、ロシアのウクライナへの軍事侵攻などの影響や円安などによって原油や小麦等の国際相場が上がり、物価高騰に拍車がかかっている状況にあります。既に日常の買い物を通じて一部商品の価格の上昇を実感しているところですが、消費者物価指数をみましても令和4年4月分の前年同月との比較では2.5%の上昇を示しているなど、その傾向は数字の上でも明らかとなっています。今後も食用のオイルやパン、麺類などの値上がりが予定されている報道もあり、特に、収入が限られている年金世帯、食費などの支出が多い子どもを抱えている子育て世帯、多くの油を使う飲食店への影響がさらに出てくると認識しております。また、電気、ガス、灯油といったエネルギー関連の価格も上昇していることなどから、すべての世帯、さらには飲食店だけでなく1次産業、運輸、製造業など、あらゆる事業者に経済的な影響が出ていると思っております。2点目に「このコロナ禍において物価高騰等の影響を受けている方たちに対する支援の考えは」と3点目の「『コロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策』として地方創生臨時交付金が配分されることになったが本町への交付額は。あわせてこれを使った支援策の内容は」とのお尋ねがございましたが、合わせてお答えさせていただきます。まず、国から配分される地方創生臨時交付金の額ですが「コロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策」として本町に4,309万1千円の交付額が示されております。先ほども申し上げましたとおり、電気などのエネルギーや食料品をはじめとする物価高騰は、広く町民が影響を受けている状況であります。こうしたことから、庁内の関係課で情報交換や協議を重ね、具体的な支援を検討し、二つの事業の提案をさせていただくことにしております。一つ目は、生活者支援と町内の経済の活性化を目的とした町民1人当たり1万円の商品券の配布事業です。二つ目は、光熱水費が上昇し事業運営に影響を受けており、かつ公益性が高い福祉事業所等に対して事業の継続を支援することを目的とした事業運営支援事業の二つの事業に活用しようと考えております。今後におきましても、現在の状況が当面回復する見通しがないことから、関係機関や窓口などでの町民の相談内容に耳を傾け、庁内での情報共有や各関係機関との連携を図り、町民の生活支援、事業の経営継続支援など、交付金の活用に努めてまいりたいと思います。以上、お尋ねのありました3点につきましてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

再質問 9番 工藤弘喜

今、回答いただきましたけれども、これを踏まえながら何点か再質問ということで質問させていただきます。まず、この回答の中にもありましたように、このコロナ禍と物価高騰、この影響というのはやはり広範囲にわたるし、その影響も極めて深刻というか大きなものがあるという、そういう中身であったんではないかと。そういう回答であったんではないかと思います。それで、あらためて、ちょっとお聞きしたいんですが、こういったような町民生活に大きな影響を及ぼしているようなものが、このコロナ禍、あるいは物価高騰の影響ですが、これの状況がいつまで続くと考えていらっしゃるのか。これについて、端的にちょっとお答えいただきたいと思います。こういう状況がいつまで続くと考えておられるのか、これについて、ちょっとお答えをいただきたいと思います。

答弁 企画財政課長 篠田康行

この影響がどこまで続くのかというご質問だったと思いますけれども、まず一つは、コロナの収束ももちろんなんですが、今、最大の関心になっているウクライナ情勢などがですね、穀物市場ですとか金融市場にもあらゆる面にも影響を与えていますので、こちらと相当連動してくるのではないかと思われます。そういった意味ではですね、長期化も言われていることですので、なかなか先が見通せない状況であるというふうに認識しております。

再質問 9番 工藤弘喜

今、課長の答弁にもありましたように、先は見通せないというのは、ウクライナの問題含めて非常に国際的な情勢も含めた中で考えると本当にそういう状況でもありますけれども、もう一方で、やはり日本の国内政治が進む方向として円安という、そういうことがやはり大きく、いわゆる普通の日常の生活品、食料も含めた、いわゆる海外に依存してきた分が、そういった形で影響を受けるということ。こういった形で影響を受けるといったことはもうさらにこれが基本的にそういう方向でさらにいこうとしている訳ですから、もっともっと深刻になってくるんではないかなというふうに思います。それで、今現在どういうふうに私自身がそれを捉えているかということになりますと、昨今の新聞報道からもご存じのように、今、課長も言われたように、ウクライナ侵略の収束が見えない。そして、先ほど私が言いましたように円安の金融政策をさらに進めようとしている。こういったことがさらに国民の食糧生産に関わる農業の分野、これからちょっと入っていきたいんですが、非常にこれまで経験したことのない資材の高騰、例えば肥料とか農薬とか機械、あるいはハウス用ビニール資材の高騰、あるいは燃油、鉱油、もう全般的にわたって大変な状況になっております。これは単に農業経営だけじゃなくて、いわゆる生産者という側だけではなくて、そこで製品としてできてくる農産物にも、いわゆるそれを買って食べていただく消費者にも大きな影響が出てくるんでないかなという、そういう考え方からいきますと本当にこの今年1年、あるいは来年そこそこどうなんだなんて話じゃなくて、このままのことにいくと、確かに国も支援策というのは、おそらく打ち出してくるとは思うんですが、あまりにも大きな負担を強いるようなことになってきております。そういう意味では、例えばちょっと話が長くなるかもしれませんけども、肥料の価格についても新聞等でいわれていますけれども、もっと具体的に自分に置き換えてみますと、例えば、今、私のうちでもビートだとか馬鈴しょ、麦作ってますけれども、今までずっと使っているビートの肥料なんかも、今回使っている単価としては2,300円ぐらいであったんですよ20キロ。それが今回示されているホクレンが正式にはまだ北見の方はまだこれから今出てきているんですけれども、これはもう大体同じようなことだと思うんですが、2,387円で私が今年買ってたやつが、4,500円超えるんですよね。そういう単価が示されています。馬鈴しょでいけば2,030円ぐらいの肥料が3,800円超えるという農協の方からの単価の設定でした。それから麦でいきますと、1,500円、1600円ぐらいのが3千円を超えるだけの単価になっていると。もう本当に肥料だけでもそういう状況。そしてもっと言えば、それに伴う燃油の問題だとか、ビニール資材の問題だとか、そこら辺は生産者も大変なんですけども、農家がそれをどこまで負担して農業を続けれるかという問題も当然出てくるんですが、仮にそこで生産されたものをペイするということになると、やっぱり価格に、消費者価格にオンしなきゃいけない。そういう状況も生まれてくるんでないかなというふうに私は思っているんです。そういうふうなことが続く限り、払しょくされない限り、やはり国民の暮らし、あるいは町内でいけば町民の暮らしや、先ほど答弁の中にもありましたけれども、さまざまな営業にも大きな影響を与えると。やっぱりそれに対して自治体としても、これ当然自治体だけの対策では追いつかない部分もありますので、ぜひ町長には、そういう実態もつぶさに捉えていただきながら、しかるべき方策、対策を早いうちからやっぱり打っていく必要があるんでないかと。打っていただくということを含めた、声を上げていく必要があるんではないかというふうに思っているところです。やはりこれは未曾有の状況です。本来こんなこと、やっぱりなかなかなかったことではないかと思うんですが、やはりそういう基幹産業、農業の訓子府としても、やっぱりそこら辺をきちんと捉えていただきながら、前に進めるような対策が打てないかどうか、その点についてもちょっとお伺いをしたいんですがいかがでしょうか。

答弁 農林商工課長 大里孝生(農林商工課長は2024年3月まで)

今、工藤議員からご質問のありました肥料、資材、農業全般に関わる経費の部分、この円安とかの動向で軒並み上がっているというようなことで、私どもも同じような認識を持っております。きたみらい農協とかにも確認したところ、今回の値上げ、これに関しても国とホクレンで財政的な支援もした上で、この値上げ幅に抑えたというようなことは報道とかでご存じのことと思いますけども、中長期的にみれば、来年度使う営農の肥料の部分という部分は今軒並み値上げというようなことで量的なものの確保とかはできているということで伺っておりますけども、その1年後、さらに令和6年というの営農になってきますと、これについては外国からほとんど肥料の鉱石類とかを輸入してきております。その辺がもう世界的にないというようなことなんで、そういったところからしても金目とかそういった部分ではなかなか解決できないような要素も出てきております。だから、今時分になって報道とかでは前回の議会でもちょっと議員とも話したかと思いますけども、肥料をなるべく使わないようにする。農薬をなるべく使わないようにするというようなカーボンニュートラルの視点ももって、さらにそういった部分強くなろうかと思います。当面の対策につきましては、今朝の農業新聞にも出たかと思いますけども、まず、北海道として、先ほどの答弁にもあったコロナ関係の財源をもとに購入費用に対して1トン当たり3,125円を補助するということで北海道としての対策を打ち出しているということが一つ。先ほど議員の答弁にもありましたように、私ども訓子府町ですぐ対策が打てるかというようなとこに関しては、まだ検討中でございまして、実はこの後、参議院選挙の後にこういった部分の報道の論調も既にご存じかと思いますけども、国で大掛かりな肥料高騰の対策を打つのではないかと。これは憶測の域を出ませんけども、そういった部分考えられているかと思います。その肥料とか機械とかのコストの上がった部分をなかなか農産物の価格に転嫁することは難しいというような認識も持っておりますけども、そういった部分じゃ価格に転嫁できないんだったら、やはり農業者向けの対策を手厚く打って、今ちょっとどこら辺で明るさが見えてくるかは分かりませんけども、この状況をちょっと耐え忍ぶという言い方がどうかは分かりませんけども、そういった考えで臨むしかないと思っております。

再質問 9番 工藤弘喜

農業の分野においての対策ということになると当然、来年以降の話に当面なってはくるのかなというふうには思いますけれども、そのことが一番の論点の一つはやっぱり食品の値上げ、いわゆるそれが及ぼす町民生活、あるいは大変生活に困窮している人たちがさらに追い打ちをかけるような事態になるということ。これは特に今年のこれは帝国データバンクというところが調べてやっていると6月、7月の今後2か月間に約3千品目の値上げが予定されていると。各メーカーに問い合わせたら、そういう答えが返ってきたと。そしてこれが先ほど言ったように、農業の資材の値上がりを除外しての話です。そして、いわゆる12月までの間に、この1年間におそらく1万品目は値上げになっていくだろうと。流通しているさまざまな商品の。そういう状況の中でやはり生活という部分も含めて考えると、やっぱり何らかの大胆なというか思いきったやっぱり支援のありようが求められてくるんでないかなというふうに思っております。特に農業の問題は先ほど言った農業の問題は、もっともっと大きな視点から支援策を講じていかないと、とってもとっても追いついていかないし、農業の存亡そのものにも関わるような状況になりかねない。そういうこともありますので、ホクレンなり全農なり、あるいは道なりの補填も20キロ当たりにしたら、たいしたことないんですよね、3千円も4千円、それの何十円か何百円かにしかならないですよ。だからそういうことも含めて考えると、それの影響はさらに来年以降になってくると。だからもっともっとこういうものが厳しくなるのは時間が解決するには時間がかかるだろうという意味で捉えていただきたいなというふうに思っております。それで、次の質問になるんですが、二つ目の物価高騰の影響を受けている人たちに対する支援の考え、それから臨時交付金の関係と抱き合わせた感じでの回答をいただいているんですけれども、そこに一つ関係して、この点で二つだけちょっとお聞きしたいなと思います。まず何かと言うと、今言ったような生活に大変困窮されている方が生活がさらに厳しくなるだろうという中で、ここで先ほどの答弁にもありましたように、本町も対策、交付金を使いながらやっていただくということ。本当にこれは、そのまんま評価をしたいと思います。特に施設に対する、よく気が付いてやっていただいたなと感謝しているんですが、ここでいくと、これまでこれからの議決の問題になりますけれども、そういうところの目配りも含めた支援というのはやっぱり大事になってくるだろうなというふうに思っていましたんで、これは本当によかったなと思っております。そういう中で考えた時に、もう一つは、こういう支援策を生活の困窮者の方たちに考えた時に、住民税非課税世帯が対象者というか、そういう考え方、捉え方がどうしても一般的というか、行政側としては一番説明もしやすいし、町民に対する、あるいは国民に対しても納得感も得られるようなくくりだと思うんですが、果たしてそれでいいのかなというのが今回のこの影響に対する支援策のあり方として、今一度考えてみてもいいのかなというふうに思ったところです。これは本町においても、いわゆる住民税均等割非課税者といいますか、そういう方たち、何て言うんですかね、課税になるにしても、べらぼうに高い所得があってというんじゃなくて、この境界にいるような人たちがやっぱり私たちには、例えば福祉灯油の時もそうでしたし、子育て応援の、これは国も含めた考え方だったんですが、そういう子育て世帯に対するところもひとり親世帯なり、いろんな形でありますけれども、住民税非課税というのが大原則のような、対象者としてのくくりがあるんですが、今回、今、起きていこうとしている、こういう危機に対して、そこだけではなくて、もうちょっと何か広げた形で支援策をできるところ、方法っていうのがないのかどうか、この辺についての考え方をちょっとお聞きしたいなと思うんですが、いかがでしょうか。そういうその大変さは分かるんですが、現在の住民税非課税均等割という、それをさらに広げるような考え方というのはできるかできないか。検討する余地があるかないかについて、お答えいただきたいと思います。

答弁 企画財政課長 篠田康行

住民税非課税基準での給付がベースになっているということに対して、その境界にいる方も大変だというご指摘だったと思いますけれども、おっしゃるとおりですね、確かに課税ということでですね、減免が受けれなかったりですね、ほかの分野に対しても、いろいろと厳しい、何も減免が受けれないとかっていうこともあると非常に厳しいところだというのは認識しております。そこでですね、一定のですね、先ほど議員おっしゃられていたとおり、納得感が得られるような基準、これについて、いつも内部で協議しながら、なかなかうまい落としどころが見いだせないというのが実態でして、それについてもですね、何かギリギリのところを救えるかどうかということはですね、内部の中で協議はしていきたいと思います。

再質問 9番 工藤弘喜

私自身も非常にこれ悩むところなんですよ。やはり行政がやることはやっぱり公平感、平等感のようなものが非常に大事になってきますし、そしてもう一つはまわりの人たちの理解というのも、当然、税金を使うということからいけば、求められることなんですが、ただ、その狭間にいる人たち、狭間というか、その境界にいる人たちの生活実態を聞きますと本当にそうですよねと。例えばこのことで、これは税だから、住民税の問題ではそれは勝手に変更することはできません。私たちが自治体も。ただ、こういう支援策をどうするかといったときには、自治体独自の考え方で、例えばこの住民税の関係でいけば令和3年度に、ちょっとこう修正があって、今までの従来のやり方から、10万円、いわゆる非課税限度額を上げるという、10万円を国の方も財務省の側もやるということになって、それで非課税限度額の幅を広げてきてる経過にあります。これはやっぱり年金が減額するとか、いろんなさまざまなこともやっぱり国も無視できなくなって非課税限度額をどうしても上げていかなきゃいけない。そういう声もあったからだとは思うんですが、こと支援という形になれば町の町村の独自の支援ということになれば、そういったような方向で例えば均等割、非課税限度額を独自に割り増しして、例えば、それにプラス20万とか10万を超えても非課税限度額の枠内で、いわゆるそれは非課税限度額という言い方にはならないかもしれませんけれども、そういう形で整理する。そしてその受給者の、いわゆる支援の受給者の幅を広げるような、そういうことというのはやっぱりできないのかどうか。検討の余地がないのかどうか。この辺についてはいかがでしょうか。これは私自身の本当の個人的な思いつきのようなところもあるんですが、いろんな話を聞く中では、やっぱり一つのラインを引くという面では、税をそれで徴収するんじゃなくて、支援策の境界をどう決めるかという観点から、何か考え方としてどうかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。

答弁 企画財政課長 篠田康行

もし支援の幅の境界を定めるとすれば、そういった何かベースにしたものを基準に作っていかなければならないと思いますので、そういったことをご意見も含めてですね、内部で協議していきたいと思います。

再質問 9番 工藤弘喜

どういうかたちがいいかは私自身も正直言ってなかなか見つけれないんですが、やっぱり何かそういう工夫が求められてくることになってきそうな、そういう状況というのは、やっぱりありますので、ぜひお願いを、検討してみてほしいなというふうに思っています。次、これに関わりまして、もう1点、ちょっと心配というか、どうなのかなと思っているのが、教育長にお伺いしたいんですが、学校給食の関係です。先ほどから言っていますように、広範な食材費がどんどんどんどん値上がりしていく。そしてさらに来年以降に向けてどうなるかもちょっと何とも予測もつきがたい、そういう状況もありますけれども、この年内みても確実に上がるものが増えていく中で学校給食の、いわゆる食材費、いわゆる給食費、これを簡単に上げるなんて今の状況でいくと非常に難しいんで、この臨時交付金、今回出された臨時交付金の中には、そういう学校給食の食材費に使ってもいいよと。負担軽減のために使えることになりますと。いいですよということもありますのでね、そういった部分も含めて、まず現状はどうなっているのか。本町の学校給食の状況と先の見通し、そういう対策、対応、支援が必要にならないかどうかの考え方をお聞きしたいと思います。

答弁 管理課長 高橋治

ただいま、工藤議員の方から給食の食材費の現状と見通しということで、2点のご質問がございました。特に大きく取り上げられているのが小麦関係、それから調味料、油脂というのが、ここ最近値上げのしているということで報道等でも騒がれているところです。実際として、私どもの今、納入されている部分で、この小麦製品でいきますと、ラーメンですとかうどんですとかパンが代表的なものになっております。ラーメンでいきますと1割ほど、うどんでいきますと8%ほど、パンでいきますと3%が現状の値上げの状況、昨年と比べての値上げの状況です。しかしながら、小麦を使った主食の部分だけですが、本町の給食は週5日のうち4日が米食ということで、麺、パンにつきましては週1回という部分です。この食材の金額の構成比なんですが、昨年度でいきますと大体お米が7%、パン、麺も7%ぐらいということですので、全体のですね、副食、主食合わせた中での小麦を主とした食の部分では7%ということですので、単純にちょっとこう計算をするとですね、大きな今、値上がりはしていないかなと。この部分で使っている部分については、大きな影響が今のところはそんなにないかな。単純に年間使ったとして、平均、先ほどの言った麺等の使っている部分は7%ぐらいですので、単純にこの食材費で掛け合わせますと大体12万ぐらいの値上がりになるんではないかなと予想しております。ほかに調味料とか油脂もありますが、細かい部分ではちょっと計算をしておりませんが、現状の中でいきますと、今のところ令和2年に給食材料費値上げをしております。その中で今のところはできるんじゃないかなと思いますが、工藤議員、先ほどからの質問の中にもありましたこの情勢は本当に来年度以降も含めてですね、見通しのつかない状況、大幅な値上がりがある可能性もあるということでですね、その辺の推移を見守りながら、当面検討していきたいなと思っておりますが、今時点では、給食材料費を値上げするということでは、今のところは考えておりませんので、ご理解願います。

再質問 9番 工藤弘喜

特別、対策、支援もいらないだろうということでしょうけれども、やっぱり先を見た時に、本当に心配な点というのはありますし、もう一つはやっぱり学校給食というのは、安いものをどんどん出せばいいというもんではない。お金に合わせて出せばいいというもんではなくて、学齢に応じた栄養素というか、そのために管理栄養士さんが献立を毎月というか、一定期間立てますよね、それに応じた必要なものということで用意をしてくんだと思います。そのことからいけば、例えばこれはほかの管理栄養士さん、学校の、聞いた話ではやはり子どもたちに果物を食べさせたいけれども、十分な必要な量が確保できない。そういう話も出てきていますし、いろんな栄養素によっては用意して計画していたものが、ちょっとオーバーしちゃうと。そういうことで変更せざるを得ない部分も出てきてるんでということで話も聞いてます。だから本町にしても、ほかの町であることはやっぱり自分たちの町でも起こり得るということも含めて、やっぱりそこら辺で、何でもいいんじゃなくて、当然そういう思いで献立されてると思うんですが、そういう部分も含めた中で今回の出されてる臨時交付金なんかも、それは保護者に学校給食費の補填というよりも、食材を買う時に、そこに充てると。全体で充てるというような形での方法も含めて、ぜひ検討することが、なければいいんですが、そういうこともやっぱりちょっと現場と十分、意思の疎通をしながら進めてもらえないかなというふうに思いますがいかがでしょう。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

工藤議員おっしゃるように、学校給食の材料費負担というのは学校給食法の中で施設の整備だとか運営費以外の負担については、保護者負担というの決まってて、おっしゃるように栄養バランスと量などをとりながら学校給食費を1食当たりなんぼって決めてて、今、令和4年度の学校給食費の額でいうと1,800万ほどなんですよね。それで、これまでも材料費の高騰だったり、消費税の増税の部分で値上げをせざるを得ないということで、今までやってきた状況の中で、それがすぐ反映された中でやってきたかどうかというんじゃなく、先ほど申し上げた栄養バランスや量を保ちながら、その中で何とか賄ってきてやってきたという、もちろん値上げをすれば保護者の負担につながりますので、その辺の中から考えて、ただ、言われるように今の状況は非常に先行きが見通せない状況だということもありますし、それと今年度の臨時交付金については、そういうふうに支援はあるんですけど、次年度以降、そのことがあるかどうかも分からない状況の中で、そこをこう慎重にやっぱり考えていかなきゃならない。それは直結して保護者への負担ということになりますので、それらも含めながら、交付金を活用するかということは内部的に検討させていただきながらやっていきたいというふうに思っていますので、ご理解いただきたいと思います。

再質問 9番 工藤弘喜

物価高騰等の問題については、もうこれで大体終わりにしたいなと思うんですが、本当に学校給食の問題でいけば、やはり先ほどから言っていますように子どもたちの成長の問題、それから健康の問題、安全性の問題含めて十分配慮したもので手立てをしていくということというのは大原則だと思うんです。そこに経済の論理というか、経済というか財政上の論理が入ってどうこうということで、それが阻害されるということだけは、やっぱりないようにするべきではないかなというふうに思っていますんで、別に来年度、交付金がなくなるとか、それは確かにあり得るかもしれませんけれども、全国的にこういう問題が訓子府だけではなくて起きたときに学校給食の無償化なんていうのは本来やっぱり国が憲法に基づいた中でやるべきことだったんです。これは当時のそういう文科省とのやり取りの中でも、学校給食法ができたときのやり取りの中でも無償化が当たり前だという論理から始まってきてるもんでありますんで、やっぱりそれは一つの運動として自治体も含めて、教育委員会も含めてどこかにこう置きながらいくべきじゃないのかなというふうに思っています。そんなことも含めて、この点について町長考え方があれば、簡単でよろしいんでお願いいたします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

まず、財政運営等の中からの影響、あるいはそのウクライナの関係でうんぬんで農業資材が上がっているということについては、私は4月から道内の農業環境基盤整備事業の副委員長になりましたので、これは今後政府等に厳しく要求していきたいと思います。今、町村会と道庁に国の農業政策についての精査をしていただきたいということをやっていますので、これらも含めて、町長としての努力をしていきたいというふうに思います。それから生活の困窮者等々、非課税世帯のグレーの問題が出ていました。これは非課税世帯等、あるいは子育て世帯については今回の国の政策も5万なり、さらに道は1万円上積みするということで、町も障がい者に対しても同じようなことをやっていこうというふうにしています。これらの問題の不平等感といいましょうかね、こういうことでどうするかということで、今回、商品券の追加提案で1万円の提案をします。これは非課税世帯とかプレミアムとかというと、やっぱり一部負担になったり、いろいろありますから、所得の高い人にも配るのかということもありますけれども、消費を拡大させていくということも考えて、これは1万円が、今のところ、およそ5千万円ぐらいかかりますけども、やるのがやっぱり多くの、最大公約数で、ある意味では支援できることになるんではないかということで、一つの政策だというふうにご理解いただきたいと思います。給食の問題です。私のやり残した分で給食の無料化の問題が職員はやりたくないですよ財政のこと考えたら。しかし、町長として、これは今後どうするかという検討する必要があるということを言ってますけども、仮に食材費が上がって給食料を上げるなんてことがですね、教育委員会から提案があったら駄目って言います。それは臨時交付金は当然ですけども、一般財源を活用してでも、この時期で給食費を値上げするなんてことは私は認めたくないというふうに考えておりますので、ご理解ください。

再質問 9番 工藤弘喜

そういうかたちで進めていただきたいなというふうに思います。この学校給食に関しても何人かから保護者の方のお話を聞きますと、本当にこの学校、訓子府の給食は評判が良くて、子どもたちが学校から帰ってきて、今日の給食は本当においしかった。お母さん本当にこれはいいよという、何人かでも聞きました。確かに中学生1人、小学生1人いると、高学年ですけども、約9千なんぼ、毎月こんだけ払ってるんだ。でも私はこの子どもの喜ぶ、ああいう良かったという声を聞いて、やっぱり訓子府で良かったなって、学校給食通しても感じるんだという方が何人かいました。やっぱりそういうふうなことも含め、学校給食の持つ親子の対話もできるというような、そういう意味も含めての、やっぱり教育的な価値というのは、給食にもあるんだというところも再度ちょっと蛇足ですけれども、お話させていただいて、次の問題に入りたいと思います。

出典:訓子府町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月8日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる