みんなの議会

訓子府町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月13日

子どもを見守る安全対策

2017年12月13日、訓子府町議会の一般質問で、河端芳惠議員が「子どもを見守る安全対策」について質問し、教育長 林秀貴、管理課長 森谷勇、社会教育課長 高橋治が答弁しました。

質問者
河端芳惠 議員
答弁者
教育長 林秀貴、管理課長 森谷勇、社会教育課長 高橋治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 河端芳惠

次に、子どもを見守る安全対策について、町長、教育長に伺います。子どもたちが悲惨な事件や事故に巻き込まれるニュースが連日のように報じられています。加害者、被害者が低年齢化しており、また今までには考えられないような事例もあり、子どもを見守る対策が急がれています。そこで次の点について伺います。1、子どもたちを心身共に健やかに育てるためには、家庭、学校、地域が連携して事件・事故から子どもを見守る対策が何よりも大事なことだと思いますが、どのように考えていますか。2、特に登下校時や放課後の地域の見守り体制をどのように進めますか。3、インターネットやスマートフォンの普及により、思いがけない事件に巻き込まれるケースもありますが、学校では利用方法などの指導はどのようにしていますか。以上、伺います。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

ただいま「子どもを見守る安全対策」について、3点のお尋ねがございましたので、お答えさせていただきます。まず、1点目の「家庭、学校、地域が連携して事件・事故から子どもを見守る対策についての考え」と2点目の「特に登下校時や放課後の地域の見守り体制をどう進めますか」についてのお尋ねがございましたが、重複することもございますので、あわせてお答えをさせていただきます。子どもたちの安心・安全の確保については、学校の教育活動において基礎となるものであり、学校では安全教育によって、子どもたち自身が「自分の身を守るための能力と対応」を身に付けさせ、安全意識を育てているところです。子どもたちが、いつ、どこで、事故や事件に巻き込まれるかわからない状況の中で、学校・家庭・地域がそれぞれの役割を果たしながら、地域ぐるみで安全確保と見守り活動の推進が必要と考えているところです。具体的な取り組みとしては、子どもたちの登下校時の安全対策として「決まった通学路を通る」、「寄り道をしない」など、安全確認指導や通学路の危険個所を点検し、周知するなど校外生活指導を実施しております。また、子どもたちの登下校時の見守り活動では、登校時の交通安全の立哨や見守り活動、子ども110番の家、子ども安全パトロール隊など、町内各関係団体や地域の方々のご協力をいただきながら、見守り活動を進めているところです。さらに、校外生活では、学校や保護者、防犯協会と連携し「夜間の校外生活指導」を実施するなど、子どもたちの安全確保に努めているところです。特に、学校における安全教育の充実や、家庭でも事故や事件に遭わないために、子どもとの話し合いへの啓発活動など、身を守る取り組みとあわせ、関係機関や地域との連携、協力体制を推進し、子どもたちの安全確保に努めてまいります。次に、3点目の「インターネットやスマートフォンの普及による学校での利用方法などの指導」についてのお尋ねがありました。インターネット環境の急速な普及に伴い、全国的に子どもたちがトラブルに巻き込まれたりする事案が多発しています。子どもたちをネットトラブルからの被害者にも加害者にもさせないよう、学校における情報モラル教育の一層の充実が求められているほか、家庭への啓発を行いながらインターネット等の安全、安心利用に向けた家庭でのルールづくりがもっとも重要と考えております。本町での学校での子どもたちへの指導については、毎年、各小中学校において、通信業者や専門家を招き、インターネットの安全利用やスマートフォン利用の危険などをテーマとした講演会を開催するなどの安全教育を進めているところです。また、PTAなどを対象とした「はぐくみ講座」において、インターネット利用でのトラブルをテーマとした講演会をPTA連合会が主催し、各家庭に向けての啓発活動を実施しているところです。これからも、子どもたちのインターネットなどの適切な利用などについて、学校・家庭と連携を図りながら一層、取り組んでまいります。以上、お尋ねのありました3点について、お答えさせていただきましたので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

質問 9番 河端芳惠

本町でもつい最近になりますが、子どもに声をかけたりする不審者の情報があったようですが、そういうとき、学校、家庭などの連絡や連携、地域の見守りの協力など、そういう事例に対するマニュアルなどはできていますか。どのように対応が行われていますか。

答弁 管理課長 森谷勇(管理課長は2020年3月まで)

今、お尋ねのありました今年の春先に本町でも児童が不審者と遭遇し声かけの事案が発生した件についてのお尋ねでございますけども、この件に関しましては、そういった事案の報告を受けた後、各学校間との連携を図りながら事案の情報の共有化とあわせてこの対応についての打ち合わせを関係機関、警察も含めた関係機関と連絡調整を行いながら対応を図ってきたところです。1点目は、そういった事案が発生した中での関係機関による見守り、巡視活動や見守り活動、それと再発防止のための児童の集団下校の対応など、そういった対応を図りながら情勢を見てきたところであります。またそのほかにPTAの情報の発信だとか、また近隣の町内会、調査を通じての事案の発生の情報の共有などを図りながら地域での見守り活動の協力をお願いしたような経過がございます。そういった取り組みを本年の夏休み前まで学校での取り組みについては夏休み前まで継続しながら再発の危険性がないことを確認しながら対応を図ってきたところでございます。以上でございます。

質問 9番 河端芳惠

今は日が一番短い時期でありますし、子どもの下校時は暗くなっていることが多くありますし、子どもでなくて、ちょっと大人、私の近所の大人がちょっと嫌な目に遭ったという事例もありましたので、そういうことも含めて地域で見守りなり、そういうことがあったとき、気を付けましょう的な、地域などへの情報提供とか、そういうことはどのようにされておりますか。

答弁 管理課長 森谷勇(管理課長は2020年3月まで)

児童・生徒に関わる部分だけでちょっとお答えさせていただきますけども、地域への情報の発信というところでございますけども、今回については保護者や該当の町内会への情報の発信と共有というところで行われましたが、あまり問題の個々のケースをみていかないと、それが広がることによって個人が特定されたり、いろいろなことにつながるということも、ちょっと懸念されますので、そういった状況を見ながら今後とも対応をとっていきたいと思いますので、ご理解をお願いしたいと思います。

質問 9番 河端芳惠

私の周りにもいろいろな方がいまして、やはり地域なり、周りの大人たちが気を付けて子どもたちを見守りしなきゃいけないということをつくづく感じたりしているものですから、そういう地域ぐるみで子どもたちを守ろうというか、そういう気運なり、そういうあれは、町内会とか、そういう会長さんたちには、そういうようなお願いなんかもあるのかもしれませんが、具体的に地域に子どもの見守りの連携とかお願いみたいなことは、今どのように進んでいますか。

答弁 社会教育課長 高橋治(社会教育課長は2020年3月まで)

ただいま、地域での見守りのお願いについて、どのようにされているかというご質問がございました。先ほど教育長の答弁にもございましたが、効果的なのは110番の家ということで、これにつきましては、各子ども育成会を通じてですね、その110番の家になっていただく家をですね、リストアップして、それを表にしまして児童や関係する子ども育成会等に配布をしてステッカーを貼って、かけこみ寺的なようなことをしております。その他、安全パトロール等もございますが、これにつきましては、なかなかお願いした経過からかなり時期もたっているということもございまして、やっていただいた方が高齢化しているということもございましてですね、年に1回ぐらいはですね、はがきでお願いしている状況でございますが、なかなか季節的なことや、就労の関係も含めましてですね、最近につきましては、ちょっと難しい状況になっているということで、110番の家等を重点的にですね、やっているような状況でございます。以上です。

質問 9番 河端芳惠

子ども安全パトロールは10日、20日でしたか、そういうことで町からのカレンダーにも子ども安全パトロールの日ということで表示されておりますが、私の近くでも大体3人ぐらいの方がそのときに出たり、あと新入学のその時期、1週間ぐらいは出たりしております。ただ、今おっしゃったように高齢化しておりますし、やはりこういうことがあるということをもう少しいろいろな年代の人にも広めて進んでこういうパトロール隊などになっていくなど、そういうような工夫も必要なのかな。協力依頼なり、いろいろな声かけも必要なのかなと思います。ただ、地域でいえば、きちんとそれがなされている地域と、やはり立ち消えになっている地域もあると思いますので、そういう意味で、あらためてこういうことで子どもたちを見守りましょう、安全パトロールを行います、協力してくださいとか、そういう新たな呼びかけも必要なのかなと思いますがいかがでしょうか。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

河端議員おっしゃるように子どもたちの今、状況の中では本当にライフスタイルが10年前と比べて大きく変化している中で子どもたちの取り巻く環境が危険も含めて、ちょっと潜んでいる状況が多くなってきているのは今言っているような状況もございます。それで私自身は今お答えしているように、河端議員おっしゃるように地域の見守り活動というのも必要だという部分ありますけど、先ほど来お答えしているように、やはり学校でやる校内的な安全の確保と、それと家庭で行うこと、例えば家庭でやはり子どもさんとルールづくりとか防犯意識を高めながらやるということも一つの大きな役割だと思っていますし、そこを地域の中でどう見守っていくかというところがこれからの課題だというふうに捉えていますので、一層それぞれの役割のもとで連携をとりながら、特に地域活動の中での安全確保のところで努めてまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたしたいと思います。

質問 9番 河端芳惠

入学時ですか、子どもたちにホイッスルとか緊急時のマニュアル対応の中で、そういうものも支給されたり、防犯ブザーみたいなものが支給されたりとかありますが、そういうことはどのように、入学時だけとか、そういうものの支給はどういうふうになっていますか。

答弁 管理課長 森谷勇(管理課長は2020年3月まで)

新入学児童に対する防犯用品の支給ですけども、各いろいろな業者の方からホイッスルが支給されていたり、防犯協会から防犯ブザーが支給されてきた経過がございます。そういった支給品をどう使うかというところが学校での役割でありますし、安全防犯教育の中で、その使用方法、どういった場合にこのものを使うかというものを指導するほか、先ほど社会教育課長の方からありましたとおり、町内でのこども110番の家、どういったときに、危険を感じたときに、こういった110番の家に駆けこむというようなことの安全教育を実施をしているところでございます。以上です。

質問 9番 河端芳惠

私がなんで子どもの安全にこだわるのかというと、私が保育所のときにみた子が事件に巻き込まれて亡くなった子が2人います。そのこともあって、その事件から20年以上たった今でもテレビなどの報道でそういう子どもの事件があると、とてもその頃のことを思い出して、やはり周り、社会全体で子どもを守っていかなきゃいけないということをつくづく感じるものですから、このような質問をさせていただきました。その中でやはり今いろいろな子どもの安全に対する教育について家庭、学校、それぞれ、いろいろ指導されていると思いますが、特に今、インターネットの事件などが関連する事件が問題になっていますが、学校ではどのようなかたちで指導されていますか。また、今、中学生のお子さんたち、子どもたち、学校に携帯を持ってくるケースとか、その辺は学校ではどういうふうになっておりますか。

答弁 管理課長 森谷勇(管理課長は2020年3月まで)

ただいま学校におけるインターネットの情報モラル教育の関係と携帯等の学校への持ち込みについてのお尋ねがございましたけど、まず情報モラル教育については答弁で申し上げましたとおり毎年インターネットの利用やその危険性について小学校、中学校、それぞれ年1回今開催をしているところです。小中学校とも合わせてNTTなどの通信会社、その方を講師に招いたり、管内にいらっしゃいます、危険性をはらむことに長けている専門家の方もいらっしゃいますので、そういった方を招いての情報モラル教育を毎年、小中学校で開催をしているところです、また携帯電話の学校への持ち込みについては各学校とも原則禁止をしているところです。学校での調査などで携帯電話、自分のものとして所有しているという調査も行っているところでありまして、そういったところも含めて学校での指導についても毎年行っているということでご理解をいただきたいと思います。

質問 9番 河端芳惠

学校には携帯電話は持ち込み禁止ということでしょうけど、中学生ぐらいだったら、どれぐらいの確率で携帯電話などを持っているのかとか、あとLINEなんかを利用しているのか、そういうような状況っていうのはわかりますか。

答弁 管理課長 森谷勇(管理課長は2020年3月まで)

今、中学校の生徒の携帯電話等の所持率についてのお尋ねでございましたけども、今年、中学校でそういった調査を実施しているところです。中学校全体で、スマホを含む携帯電話の所持率については約3割の生徒が所持、所有しているというところです。またインターネットで限って言えば、携帯電話だけではなくて、ゲーム機だとか、音楽プレーヤーとかでも通信環境が整っている機種もありますので、そういったものを含めると85%の児童がそういった機器を所持しているというところでございます。そういった状況もあることから、そういったネットトラブルの加害者にも被害者にもならないような、教育が学校でも家庭でも非常に重要だというふうに考えているところです。買い与えるのは保護者の方なので、そのルール作りをどうしていくかというところも学校を通じて各家庭に啓発をしたり講演会を通じて啓発をするなりといった対応を図っているところでございます。以上です。

質問 9番 河端芳惠

家庭と学校が連携してそういう対策をとっていらっしゃるようですが、例えば思いがけない事件というか、例えばネット上でいろいろな中傷なり、またトラブルに巻き込まれたりしたとき、相談体制というんですか、何かそういうものを相談できるような状況というのは、子どもが相談に来なければ抱えたままということもあるかもしれませんが、例えばそういう問題を持った、抱えた子に対して相談できるような体制というのはどのようになっていますか。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

今、特にネット関係による、今、通信の方法としてはLINEだとかSNSだとかインスタとか、いろいろな情報があるということで、ちょっと知っていただきたいのは例えば数年前まではそういうLINEとかそういう通信方法ではなく、インターネットだけでしたので、それは道教委なんかでネットパトロールという方法があって、そこに例えば何々学校というように打ち込めば、そこでアップしたものがそこにかかって、そういう情報が入っているというようなかたちでわかったんですけど、先ほど来言っているように今はLINEだとかいろいろな方法があってグループ化でやっているのかその辺まではちょっと捉えきれないという状況の中で今ネット社会の中でいろいろなトラブルが発生してというのが今現状だということでございます。そのような中で例えばそういうところを通じた中で子どもが例えば中傷されたという事案があればですね、それを発見した中で特に身近にいる担任なり友達なりからその情報を得ながらですね、学校全体でその辺のところをどういう状況の中の内容だとかを確認して個々の状況に応じて対応している。さらに例えばものが大きいものであれば教育委員会なり、さらにその上のそういう専門業者も含めた中でのですね、そういう対応をとる体制になっているところでございます。

質問 9番 河端芳惠

今月の広報の折り込みですが、このようなものがたまたま入ってきて、こういうような相談システムなり、あれもあるんだと思って、私もここに登録をしてみました。やはりできるだけ情報網なり、ネット、網は網の目が細かければ細かいほどいろいろなものをすくえるということもありますので、やはりこれから子どもたちを加害者にも被害者にもしないように学校、家庭、それから地域で見守っていかなきゃいけないということをつくづく感じております。その中で今いろいろな取り組みもされているようですが、これからに向けて今までの取り組み、またこれから地域なり親に向けてこういうふうな要望なり、いろいろなことを行うとか、そういうようなお考えというのはありますか。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

特に今おっしゃったように学校、家庭、自分自身というところの、そういう意識の役割なりも含めたことが一番やはり大切だと思っておりますし、特に今、義務教育までの子どもでいえば、その子どもが自分で所持することできませんので、買うときも含めた中で言えばやはり保護者ということになりますし、やはり家庭の中でのやはり時間を設定した中での利用方法だとか、例えばこういう場所で利用できるとか、特に買うときにはフィルタリングというんですけど、危険なサイトにあれしないようなフィルタリングの契約だとかってございますので、まずはその辺のところを含めた家庭での啓発にこういうチラシも含めてですね、特に家庭の中でそういうような、今ネット社会の中でそういうルールづくりを行うだとかを含めてですね、啓発に努めて適正な例えば情報機器の取り扱いについて努めてまいりたいと思っております。

質問 9番 河端芳惠

今はインターネット抜きに考えられないような状況があります。学校でもインターネットでいろいろな教育をされて、パソコンを使用する、そういう指導もあると思いますが、学校のパソコンは外部の接続とかフィルタリングとか、そういうことはどのようになっていますか。

答弁 管理課長 森谷勇(管理課長は2020年3月まで)

学校でのパソコンの使用ですけども、学校で使うものですから、主には児童・生徒の調べものだとか、あとはプログラミング教育だとか、そういったところで使っているものですので、フィルタリングなどという処置はもちろんのこと、教職員が安全な利用について指導を行っているということでご理解をいただきたいと思います。

質問 9番 河端芳惠

今さまざまな登下校、学校、家庭、いろいろな子どもを巡る危険から身を守るということについて、いろいろ伺いました。今かなり教育委員会なり、町側もきちんと今の状況を把握して子どもたちが事故に遭わないような、きちんとした配慮がなされ、指導がなされているということを聞き安心いたしました。またこういうことは日々いろいろな情報が変化したり、いろいろなことがありますので、これからも子どもたちが危険な目に遭わないように、子どもたちがそういうことから回避できるような、きちんと能力なり指導ができるようにお願いしたいと思います。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

いつどこでも危険が潜んでいるかわからない状況のこの世の中のこの時代の中で、子どもたちがそういう事故や事件だけではなく、さまざまな安全というところは確保していかなきゃならないと、一層、学校、家庭、地域と連携しながら、子どもたちの身を守るための対策に取り組んでまいりたいと思っております。

質問 9番 河端芳惠

これからも子どもを守る取り組みをよろしくお願いいたします。決して訓子府の名前が変なところで出ないような、そういう訓子府であってほしいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。以上で私の一般質問を終わります。

出典:訓子府町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月13日 議事録 PDF(44ページ) 間違いを知らせる