訓子府町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月13日
墓地の環境整備について
2016年9月13日、訓子府町議会の一般質問で、堤三樹磨議員が「墓地の環境整備について」質問し、町長 菊池一春、町民課長 原口周司が答弁しました。
- 質問者
- 堤三樹磨 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、町民課長 原口周司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 堤三樹磨
二つ目の墓地の環境整備について。町の管理下にある、敷地的な問題だけでしょうけれども、町の管理下にある墓地の環境整備と美化について、現在、実施状況と今後整備の考え方があればお伺いいたします。ただし広くなるとあれですので、墓地に関する考え方はいろいろあると思いますけれども「公共施設等総合管理計画」の考え方があるように、墓地も今後機能統合の必要性も考えられることも含み、今回は訓子府墓地という訓子府町に4か所存在していると思いますけれども、対しての質問とさせていただきます。1番目に、各墓地、個々への墓地に対する通路というか、その通路が不整備のままとなっていて墓地間の狭い道を整備するという考えはないかどうかと、合わせて墓地の区画整理に対する考えはないかをお伺いいたします。2番目に、訓子府町墓地条例で示される第11条の墓地の返還についての状況をお伺いいたします。3番目、合同墓、共同墓とも言うのでしょうか、の検討についての状況、前に工藤議員がお聞きしていたと思います。現在の状況とあらためて町自体の認識についてお伺いいたします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま、訓子府墓地に関わります「墓地の環境整備について」3点のお尋ねがございましたが、ご質問の内容から訓子府墓地第1区についての環境整備についてのお答えをいたします。1点目に「墓地通路の整備と区画整理」についてお尋ねがございました。訓子府墓地第1区につきましては、昭和5年に北海道の認可を受け、現在の区画の図面が作成されておりますが、それ以前は、東訓子府墓地として未認可で運営しておりました。現在の規模は、1,774区画で、32から36区画のまとまりで1ブロックとなり、東西に3列、南北に19行のブロックに配置されており、そのブロック間の細い墓地通路は52本ありまして、総延長は約2.4kmとなっております。墓地通路の現況については、墓地の敷地が元々沢地だったこともあり、東西および南北に傾斜があり、隣り合ったブロックに高低差があるほか、墓碑が個々に違った高さで土盛りがなされていることや、基礎の正面位置も通路にはみ出ている状態も見受けられ、通路は全体的に整然とはなっていない状況であります。未認可の状態から引き継いだ経過や、使用者との権利関係もあって、通路を平坦で直線的な整備ができなかった事情があることから、現状のままで管理運営を継続することが適当と考えております。なお、墓地敷地内の管理業務は、町内の業者に委託しており、通路部分については、年7回の清掃と、年2回の草刈りを実施しておりますが、使用者の方々からは、今のところ特別な苦情等は寄せられていない状況となっておりますので、ご理解をいただきたいと思います。2点目に「墓地の返還の状況」についてお尋ねがございました。区画を使用しなくなったなどにより、返還があった過去10年の実績をお知らせしますと、返還の届け出があった件数は全体で56件となっており、その内訳は、使用しなくなったという事由が28件で約50%、改葬・移転による事由が22件で約40%、継承者がいない事由が6件で約10%となっております。3点目に「合同墓の検討の状況と町の認識について」お尋ねがございました。近年、核家族化や少子化による家族形態により、お墓を継承する人がいない、将来的に管理できなくなるなど、お墓に対する意識の変化、多様化により、合同墓等を希望する方が増えてきている状況であり、管内では網走市の合葬墓や北見市の合同納骨塚など、一つの墳墓に複数の焼骨を合わせて埋蔵する施設が設置されてきております。昨年12月の定例町議会におきまして、工藤議員からの一般質問へも回答いたしましたとおり、町としては、その必要性を十分に認識しており、現在、担当課において、早期建設に向けた検討を重ねているところであります。以上、お尋ねのありました3点についてお答えをさせていただきましたので、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
質問 9番 堤三樹磨
今、お答えいただきましたとおり現状的に昔から旧来あるので、これ以上ちょっと整備のしようがないというお答えかと思います。その部分を含めまして、私自身がなぜかという部分になりますと、お墓自体はいろんな考え方が正直あると思います。亡くなった方、ご先祖への感謝や供養、それからその気持ちを表したような未来の繁栄を願う気持ちを合掌といいますか手を合わせることによってお参りをさせてもらう中でふるさとである訓子府の中にこの地で先祖が眠っているということ。過去をたどれば当然土葬だった時代は一人一基というんですか、一墓だったらしいのですけれども、子孫で継承し管理する家制度というんですか、それに組み込まれてくるかたち、当然お墓ですので、蘇軾そしょく、北宋の詩人ですけれども「人間到る処青山あり」という言葉があるように、人間死ぬところはどこでも構わないし、そこらの山でも墓になるという考え方もあるかと思いますけれども、私自身はやはりお墓自体はそういう亡くなったご先祖や亡くなった方が降臨するといいますか聖地と、家であるというふうに思いますし、お墓の柵に関しても、柵といいますか、石でこう囲みましてね、そういうものもある意味では、あの世とこの世を分ける結界という認識、これいろんな人の考え方があると思います。ただそのお家である前が、表現は悪いかもしれません、ちょっと管理されている方には悪いかもしれません。獣道程度では後々私の子ども、孫の代にいったときに、ここってうちの家のお墓、お前ら守ってくれよとちょっと言いにくい状況ではないかと。これは私個人だけかもしれませんけれども、思うところがございます。そういう部分でそういう考え方はないのでしょうかというふうに。私の親とか多くの方に聞くあれはなかったんですけど、「やっぱりそれはね、言ってもしょうがないことだよ」というような捉え方ぐらいしかもっていないと、ある意味で。でも多々、先ほど町長の回答の方にもありましたように、いろいろなかたちで墓離れ等も含めてあります。そういう中でやはり多少なりとでもそれに対してある程度整理まではいかないにしても景観上含めて、もしくはお年寄りでもお参りに行きやすいような状況を整備できないかというふうにお願いの気持ちがあって出してもらいました。お墓の無縁化に関しては当然今言われたとおり墓じまいとか、都会においては当然ゼロ葬という、火葬場から遺骨も引き取らずに、そういうふうにゼロ葬というかたちで埋葬さえしないというのも増えてきていると聞いています。ですけれども、先ほど出しました共同墓、経過も含めてそういう共同墓等をつくることによって自治体がある意味で管理し、永代供養してくれるというかたちで安価でしかもその後の面倒も見なくて済むようなかたちがとれるということで、これも今言った状況等を踏まえると進めていくべきかなと。墓地条例の第11条でお聞きしました放置墓地が非常に多くなっているのではないかなという懸念も含めてその状況をお聞きしました。ですから、そういうのでこの現状でとのお答えでしたので、これに関しては、この質問は終わりかと思いますけれども、中にはこういうふうに墓地に対して思い、またふるさとに対する思いがあるので、一つずつ、共同墓を始めるということも含めて、共同墓、合同墓ですか、というかたちも含めるといろいろなニュアンス、そういうものも含めてなってくると思いますので、今後ぜひともそういうことも合わせてご検討いただけないかなというふうに思います。いかがでしょうか。
答弁 町民課長 原口周司(町民課長は2018年3月まで)
まず、一つ目に墓地の要するに通路の状態の改善の関係ですけれども、先ほどの答弁でもいたしましたとおり、たまたま沢地であったという地形でもありまして、特に心配しておりますのは大雨が降ったときの水の流れ、今、整然としていない状況ではありましても、今の落ち着いた状況の中で排水施設も機能しているという中で形状を変えることというのは、なかなかちょっと心配が多いという面がございます。そういった面では従来どおりの清掃と草刈、これを徹底して管理していきたいというふうに考えております。ただ特にですね、部分的に非常に通行に危険だというようなご意見がございましたら対応できる範囲でですね、特にそこの使用者の地先の部分でしたら、すぐ対応できると思うんですけれども、たまたま別な使用者の地先の部分については、やはりご理解とご協力という段取りも必要だと思いますので、可能な範囲でそういった手直しをしていきたいというふうに思います。それから合葬墓の考え方につきましてはですね、現在、第1区の中に有縁無縁の碑があるんですけれども、そちらも非常に狭いところで毎年お参りをしているということで、もっと広いところに移転できないかというお話もございまして、そのことも合わせて先ほどの合葬墓といいますか、納骨塚といいますか、まだ形態は絞りきっておりませんけれども、合わせて整備をしていきたいというふうに考えております。それから墓の放置の状況ですけれども、8月25日に塔婆焼きを第1区の中でやったときにですね、ちょっと全体的に見て回ったんですけれども、これは断定はできないですけれども、数年間はお墓参りにみえていないのかなと思われるようなところも十数件目につきました。それで特にですね、墓碑といいますか、石が倒れているとか、そういう状況ではないんですけれども、お墓としてもう既にもしかすると機能していないのかなというほど古くなっているところも2、3件見受けられました。ただいずれにしましてもですね、墓地全体の景観に影響を与えるような状況にもなっておりませんので、この先様子を見てですね、必要があれば使用者と連絡をとって対応していきたいと思います。それから、墓地の総合的な機能につきましては、特に訓子府については霊園ではなくてですね、一応墓地ということで骨を埋葬する場所をお貸ししているという部分もございまして、最低限の水を使う施設、それから簡易トイレ等を整備しているというのが現状ですので、今の状況では第2区、第3区の今拡幅もやっている最中でもございますので、現状の状態でちょっと管理をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
質問 9番 堤三樹磨
ただ私もこれお話させてもらうように、近在、でも近くです、上常呂であったり、置戸であったり、境野であったり、留辺蘂、そこら辺のそれと斜里の方のあそこと、ちょこちょこっと気になるところをちょっと見てみました。おっしゃるとおり昔から古くあるのもあります。ただ訓子府よりはいいですね。そういうことも含めて今後、合葬墓含めて、検証含めてもう1回、着眼していなかったと思うんですけれども、ちょっと墓地の方も見てくださればと思って質問、以上で終わらせてもらいます。
質問 9番 堤三樹磨
いや回答は求めません。よろしくお願いします。以上で終わります。