訓子府町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月24日
教育行政執行方針について
2015年6月24日、訓子府町議会の一般質問で、余湖龍三議員が「教育行政執行方針について」質問し、教育長 林秀貴、町長 菊池一春が答弁しました。
- 質問者
- 余湖龍三 議員
- 答弁者
- 教育長 林秀貴、町長 菊池一春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 余湖龍三
それでは、次の質問に入らせていただきます。二つ目としまして、教育長のほうにお願いいたします。教育行政執行方針について伺います。平成27年度教育行政執行方針が出されました。その中から以下の2点についてお伺いします。一つ目としまして、教育行政執行方針の中の「豊かな人間性と健やかな心身を育成する教育の推進」の中に「スポーツ少年団の支援を進めてまいります」とあります。訓子府町のスポーツ少年団は昭和45年から長い歴史に支えられ、数々の実績も残す他町にも誇れるものだと感じていますし、今後においても青少年の健全育成にとってさらなる発展が必要と考えます。そこで少年団の団員並びに指導者に対する大会や講習会・研修等の派遣費用の現状についての実績と考え方を、また、今後についての方向性についてお伺いいたします。二つ目としまして、訓子府高校についてお伺いします。訓子府高校については、毎年その役割の重要性から各種の支援策を講じ、入学生徒の確保に向かって努力しているものと感じております。ただ、近年少子化の傾向のもと、支援としての予算付けをして「生徒の確保」をこの近くで取り合いをしているという感じもあると感じています。今、講じている高校存続のための予算措置の応酬ではなく、存続できる高校の選択について考える時期ではないかと考えますが、今後の訓子府高校のあり方についてのお考えをお伺いします。以上、お願いします。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
「教育行政執行方針について」2点のお尋ねをいただきましたのでお答えをいたします。まず、1点目の「少年団の団員ならびに指導者に対する大会や講習会・研修会などの派遣費用の現状についての実績と考え方を、また今後についての方向性」についてのお尋ねでございます。スポーツ少年団は、子どもたちが学校や家庭での時間を除く自由時間に、地域社会の中で幅広いスポーツ活動を自主的なグループ活動において行っており、心も体も大きな成長変化を遂げる少年期に、異年齢集団の特長を生かしながら、みんなで役割を分担し合いながら、生きる力を育む活動であり、また、生涯スポーツの基礎づくりとしての役割も果たしております。訓子府町のスポーツ少年団活動は、剣道少年団の訓子府尚武館が昭和45年に設立されたのが始まりで、昭和50年にKL野球、昭和54年にスケート少年団、昭和55年には訓子府町スポーツ少年団本部が設立され、以降多くの少年団が設立され、ピーク時には10の少年団で542名の団員が活動しておりました。最近では、少子化の影響もあり、団員数が減少しておりますが、多くの指導者や保護者の努力により、昨年には訓子府陸上少年団が新たに設立され、今年4月には、存続が危ぶまれておりました水泳少年団が新たにスタートするなど、現在、8団体で233名の団員が加入しており、スポーツ少年団の加入率も高く活発に活動が行われています。平成26年度のスポーツ少年団への町からの主な支援につきましては、日常活動に対する補助金として総額88万円をスポーツ少年団本部を通じて各スポーツ少年団に助成しております。大会派遣費につきましては、回数の制限がありますが、管内予選を通じて全道大会に出場する際に補助対象経費の2分の1を助成し、全道予選を通じて全国大会に出場する際は補助対象経費の全額の助成を行っております。全道大会におけるスポーツ少年団などへの助成は、平成24年度は5大会25名参加で15万円、平成25年度は5大会18名参加で14万8千円、平成26年度は4大会24名で15万5千円の実績でございます。指導者に対する研修費といたしましては、スポーツ少年団認定員資格取得に対しまして全額の助成、各競技の指導資格や審判資格取得等に対しましては補助対象経費の2分の1の助成を行っており、平成24年度は7回12名で6万2,325円、平成25年度は3回4名で4万404円、平成26年度は1回4名で1万9,100円の実績でございます。さらに、町内においてスポーツ少年団などで管内大会を開催する場合には、5万円を限度に助成をしておりまして、平成26年度は3大会が開催され13万5千円の助成を行っております。指導者研修につきましては、認定員資格をはじめ、各種研修会等への参加機会の確保に努めているところでございます。スポーツ少年団への本町の支援につきましては、近隣市町と比較いたしましても手厚いものであると考えておりますが、各団体のニーズを踏まえ、近隣の状況を見極めながら検討してまいりたいと考えますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。次に、2点目の「今後の訓子府高校のあり方について」のお尋ねでございますが、訓子府高校につきましては、昭和23年に北見北斗高校の分校として開校、昭和27年に訓子府高校として独立し、その後、昭和51年に道立に移管され、平成26年度までに、実に3,543名もの卒業生を送り出しております。道立に移管後は、普通科1学年2クラスで推移しておりましたが、全国的な傾向でもあります少子化の影響を受け、道立高校の配置見直しが進められたことから、2間口確保に向けて平成11年に「地元の高校を守ろう」をスローガンに、町内のさまざまな団体や組織による「訓子府高等学校振興会議」を発足し、オール訓子府で高校を支えるさまざまな取り組みを行ってまいりました。残念ながら平成21年度から1学年1クラスとなり、現在は高校存続に向けた取り組みを行っているところであります。訓子府高校は、学校目標「他との共生をとおして自らの在り方生き方を探求し、社会に貢献できる人材の育成」を掲げ、特色ある教育活動に努めております。進学や公務員試験を志望する生徒を対象とした「教養コース」、ビジネス系専門学校への進学や就職を希望する生徒を対象とした「実務コース」の進路希望に応じた二つのコース制をとり、習熟度別授業や少人数授業による基本的な力の確実な定着を図る細やかな学習指導を行っています。また、挨拶日本一の学校を目指して、挨拶・返事・身だしなみを大切にする教育を行うなど、学習面・生活面において3年間を通した進路計画のもと、丁寧なガイダンス指導による生徒一人ひとりの進路実現に向けた進路指導を行っており、毎年のように進学、就職が100%を達成するなど、特色ある学校づくりに努めております。しかし、高校を取り巻く環境としましては、少子化による中学校卒業者数の大幅な減少や学習ニーズが多様化するなど、訓子府高校も大変厳しい状況にあります。訓子府高校の運営主体は「北海道」でありますので、訓子府町として、主体的に高校の在り方を述べることはできませんが、訓子府高校は、北見市内の普通科高校の補完的役割を果たしており、また、本町にとって高校がなくなる事態は、教育文化活動の停滞や購買力の低下など経済的損失、過疎化の進行、子どもたちの教育環境の低下を招くなど、まちづくりに大きな影響が懸念されることから、高校と連携して訓子府町が一体となって「地元の高校を守る」取り組みを進めていく考えでございますので、ご理解をお願いします。以上、お尋ねのありました2点についてお答えいたしましたので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
質問 6番 余湖龍三
ありがとうございます。詳しくお答えいただいて時間がだいぶんたちました。もう少し簡単なほうがいいんじゃないかと今、聞きながら思っておりましたので、よろしくお願いします。スポーツ少年団については、この回答書にあるように訓子府町というのは、本当に恵まれています確かに。団体に対する補助金もありますし、指導者に対する講習会等々、非常に恵まれている環境の中でスポーツ少年団自体の運営がなされていると思います。これは本当に訓子府町の歴史といいますか、少年団にとって大きなことだと思っております。ただこういう状態というのはマンネリ化しているわけじゃないですけれども、これだけもらっていたらもう何年かたったのでもう少しほしいなとか、そうやってなるのも人の気持ちなんですけれども、そういう言い方をするつもりはないんですけれども、一つお願いしたいなと思っている、どういう考えかなと思っているのは、今、大会派遣について報告がありましたように、管内の大会を勝ち抜いて全道大会に行くときには、団員については、2分の1の補助をしていると。こういう現状があるわけですけども、この部分ですね、私としては簡単に言いますと全額補助を望みたいなと。これは全額補助してやるべきじゃないかなと思います。なぜならということから言いますと、やはり今、少年団をやっている各家庭の経済的な問題とかということも考えなきゃいけない場面もありますし、やはり全道大会に行きますと1泊というような格好で、1泊2日、2泊3日というような格好にもなりますし、経費的な面の支出というのは、かなり大きいものになります。ですから、こういう面での今までこれだけいろんな面でやってもらっていますので、これからやってもらうにはやはりこの部分じゃないかなと。それがやはり一つ子どもたちが活動していく上で大きな励みになるんじゃないかと思います。比較するわけじゃないですけど、学校教育の中では、やはりスクールバンドが行きますと、全額出ているんじゃないかというようなこともありますので、やはりスポーツ少年団にとっても、そういう必要性を感じるわけですけども、いかがでしょうか。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
余湖議員はスポーツ少年団本部の部長として、少年団活動の中での管内的というか近隣も含めた状況を、町からの支援の状況もご存じの中でのお答えになりますけど、確かにお答えしましたように、うちの少年団に対する支援ということでいえば、手厚いものがありまして、今、大会派遣費のことでご質問ありましたけど、確かに近隣も含めて、近隣と比較するのはどうかというのもありますけど、2分の1というのは、近隣も行っておりますけど、全道大会に出場する資格を得る部分で言えば、私どもの支援の内容としましては、管内大会を通じて出場資格を得た場合は全道大会に行けるという要件だったり、そこは他市町村でいえば、例えば準優勝、優勝でなければだめだという要綱もありますし、さらに補助の内容でいいますと、例えば交通費だとか宿泊費だとか、昼食代も含めた部分でいえば、他町にないものがうちの率の問題だけではなく、中身的には今のところ充実しているというところでございます。また、スクールバンドのお話もありましたけど、基本的に学校教育活動以外の活動については、この大会派遣費の補助金を使うんですけど、そこについては、全道大会については、同じく2分の1の補助ということで今、助成しているところですので、スクールバンドだけが抜き出ている部分ではないということをご理解いただきたいと思っております。それで、近年の経済的状況も含めましたら非常に親の負担も多いということでございますけど、私どもの教育委員会の考えといたしましては、少年団活動の趣旨や財政的な問題も含めて、今後その辺のところも含めながら検討してまいりたいと思っておりますので、今のところは、今の状態を変えるところまでは今のところは考えておりませんので、ご理解賜りたいと思います。
質問 6番 余湖龍三
ぜひ、考えを変えていただきたいと思います。やはり経済的な理由というのももちろんそうですけども、各家庭にとって、昔は本当に私も長年やっていますけども、昔は少年団の中で勝っていくというと親も喜んでくれまして、本当に1万円でいいところを1万5千円くれたりとか、そういうこともたくさんありました。ただ、今はやはりそういう意味でいきますと各家庭の生活の収入の関係からいきますと、そういうことできる子どもの親もたくさんいますけども、やはり割合からいきますと、「いやぁ行かなくてもいいわ」と、逆に言うと今度、「じゃあ選手にしないでもいいわ」と、そういうような状態もなきにしもあらずということもあります。これ管内大会でなくて、全道大会の話ですから、やはりある程度勝ち抜いて行くわけで、選抜された中の人数になりますから、これがそんなに予算的に何百万円も増えるというようなことじゃないと思いますし、仮に何十万円増えたにしても、それは子どもたちが頑張っていることの成果だというふうに感じまして、ぜひともそういうことの検討はしていただきたいと思いますので、よろしく検討の一つに入れていただきたいと思います。それともう一つ、派遣費とはちょっと違うのかもしれませんけども、これは私が前にもちょっとお願いしたことがありますけども、産業青年等につきましては、道外研修とか道内の研修とか、要するにそういう自分たちがやっていることを生かした中での研修制度というのがあります。それは実質農協と町との、農協の基金ですか、それと町は補助金で出しているのかな、ちょっとよくそこら辺、そういう感じだったかと思いますけども、その度にたくさんお金があれじゃなくて、基金というものがあって、そのお金から出ているというような原資もわかりますけども、結論から言いますと、やはりスポーツ少年団の指導者にも、そういうような一部分が必要と感じております。これはなぜこういうことを言うかと言うと、私も長年やっていますけど、自分が一生懸命やっているときというのは、よくわからなかったんですけども、私も最近、尚武館も行ったり行かなかったりというような、実際に行けない状態が多いんで、その後の今、指導者が2、3人びっしりやっているんですけど、彼らは年間120日ぐらいやっています。それはやるのが多過ぎると言われたらちょっと語弊がでてしまいますけども、多くはないんです。よその少年団も皆それぐらいやります。ですからやはりその年間、百何日出ている指導者というのは、やはり自分も夢中でやっていますから、それがどういうふうにすごいことかというのは、あまりよくわかっていないですね。私も終わってみると、それをすごい感じて、いやぁお前らよく頑張るなと、お前子どもいるのに家のことはどうなっているんだって、本当に逆に変な格好ですけども聞きたくなっちゃうような、そういうものはあります確かに。ですから、それぞれの少年団の中でそういう活動の量とか、そういうものというのは、違うんだとは思いますけれども、やはりそういうものを精査した中でやはり頑張っている指導者には、そういう研修できる、自分の好きなことを研修できるようなものが公的資金の中であれば非常にいいんでないかと思いますので、そのことについて一言お願いします。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
まず、日頃スポーツ少年団活動の指導者がボランティア的な意味合いもあって非常に支援していただいていることに、この場をお借りして敬意を申し上げたいと思いますけど、先ほどお答えしましたように指導者に対する支援につきましても、本町と他を比較しますと、他の近隣で申し上げますと、ほとんどないというか、指導員に対する研修に対する助成がほとんどないような状況でございまして、うちの、先ほど来、言いましたスポーツ少年団の設立からの状況を踏まえて、今スポーツ少年団の指導者に対する助成を行っているところでございます。それで私自身も今、少子化の中で少年団活動が非常に活発になされている中で、指導員が非常に専門性を求めていることもありますので、その辺も含めて、うちの要綱上は、認定員研修だけではなく、いろんな団体が主催する研修にも助成する内容となっておりますので、その辺、スポーツ少年団本部を通じながら、各少年団にその辺は案内して研修の機会の確保に努めてまいりたいと思っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 6番 余湖龍三
一つだけ、今のことについては、もっと検討していただきたいと思いますし、私としては、やはりもっともっとかかったお金というよりも、もちろんよその町に比べますと補助金は出ています。講習会とかにも出ていますけども、違った意味での、やはり自由な研修の設定を望みたいと思います。それで町長に一つお聞きしたいんですけども、産業研修というのは、JAとかの大きなお金の中でやっていますんで、仮に我々スポーツをやる人間が、じゃあ基金を募って数百万円のお金を集める、そういうような元基金をつくれば、町としては、そういう意味での協力というのは、いかがなものでしょうか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
産業後継者ならびに産業養成等については、訓子府町の基幹産業が農業、それに関連する後継者育成という、行政的な柱の一つでありますので、これはもう当然、町として支援して産業後継者の育成を図っていくというのが当然のことだと私自身は思っています。じゃあ今スポーツ少年団や社会福祉団体、ボランティア活動に対する、そういったものも手厚くできるかどうかということについては、その時々のやはり町長や行政の判断によるものだというふうに思っていますので、私自身は今、教育長の答弁のとおり、訓子府町としては大変手厚い少年団に対する援助を行っているというふうに考えておりますので、ただまあ基金をつくって、それと同額かもしくは近いものを行政で対応できるかどうかというのは、私どもの政策的な判断によるものだと思いますので、具体的にまた提案がありましたら検討させていただきたいと思いますので、その辺はご理解を願いたいと思います。
質問 6番 余湖龍三
わかりました。私は今の返答をよいものと感じていますので、私自身も努力できるならしたいなと思っております。また次の機会に少年団については、もう少しやりたいと思っています。最後に、時間がないので、もう結論からいきます。訓子府高校の存続の話ですけれども、回答については、今の体制の高校を維持していこうと、そういうようなかたちしかないんですけれども、私は質問の中に書きましたように、いくら何百万、年間何百万円の補助金が出ているわけですけども、結局はこの地域の中でのパイの取り合いをしているだけとそういうようなことです。ですから、いろいろな資格を取る、100%だと言いましても、これはたった20人の話をしているだけで、20人でいいのかどうなのかというのが、現在は20人じゃ困るんですから、やはりこれを増やすために努力しているんですけども、ここ数年来、そういう努力が実っていないと。やはりこの訓子府高校のこのかたちでは、やはりもう生徒をこれ以上集めていくというのは無理なんだという判断を私はします。やはりここでは高校の必要性をここに最後の欄にはあります。訴えているんですから、やはりじゃあ存続できる高校というのは、どんな高校なのかと考えて、今の高校でない、北海道の中には、町立高校もたくさんありまして、さまざまな種目の高校をもっておりますので、やはりそういうような転換を、大きな転換を考える時期じゃないかと思います。私は今後そういうことを考えていただきたいということで、この提案はしていますので、時間もないですので、最後に一言お願いします。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
まず、高校存続に向けて努力が足りないという部分もございましたけど、非常に官民一体となって、高校も含めて努力をして入学者確保を図っているところでございます。また町としましても、やはりまちづくりの一つの核となる部分が高校にあると思っておりますので、今後も高校、町ならびにPTAとも連携しながら、高校存続に向けて頑張っていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
質問 6番 余湖龍三
私は高校については、地方創生にかけて新たな展開はないのかと。よその町でもやっていますように、塾をやるような高校もありますので、よろしくお願いします。以上で終わります。