みんなの議会

訓子府町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月10日

犬・猫の去勢手術に対する助成について

2025年3月10日、訓子府町議会の一般質問で、余湖龍三議員が「犬・猫の去勢手術に対する助成について」質問し、町長 伊田彰、町民課長 山田英知が答弁しました。

質問者
余湖龍三 議員
答弁者
町長 伊田彰、町民課長 山田英知

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 余湖龍三

8番、余湖です。一般質問通告書に従いまして行いたいと思います。よろしくお願いします。まず、一つ目の質問ですけども、犬・猫の去勢手術に対する助成についてお伺いいたします。近年、犬や猫の過剰繁殖が問題となっており、これに伴う保護犬・保護猫の増加や地域社会におけるペットの問題が顕在化しています。このような状況を改善するために去勢手術を推奨し、町内の動物福祉を図る必要性を感じます。そこでお尋ねします。一つ、町内における保護犬・保護猫の現状は。二つ、本町の犬・猫の去勢手術への助成の考えは。以上、二つ、よろしくお願いします。

答弁 町長 伊田彰

ただいま「犬・猫の去勢手術に対する助成について」2点のお尋ねがございましたのでお答えをします。1点目の質問についてですが、一般的に保護犬・保護猫とは、飼い主に放棄されたり所有者が不明となったりした場合、自治体や民間の保護団体などが一時的に保護した犬や猫のことをいうものと思われます。「動物の愛護及び管理に関する法律」では、自治体のうち都道府県や政令指定都市、中核市などは一定の要件を満たした場合に犬や猫を引き取らなければならないと規定されておりますが、本町のような小規模市町村については、管轄される保健所が引き取って保護する役割を担うこととされております。また、本町では、民間の保護団体などによる活動は行われていないと認識しておりますので、現状では町内において保護犬・保護猫はいないものと思われます。しかしながら、町内で徘徊はいかいする犬を捕獲して一時的に係留し、飼い主にお返しするような事案は、年に数件程度は発生している状況です。その際は、畜犬登録台帳や近隣住民への聞き込みなどにより、飼い主を特定し、お返しできるケースがほとんどですが、飼い主を特定できない場合には、係留している旨の告示を行うとともに、町のホームページやSNSなどを活用して飼い主を探す対応を行っています。それでも飼い主が見つからない場合は、北見保健所に引き取りを依頼することになりますが、ここ数年間、そのようなケースはございません。2点目の質問についてですが、全国的に一部の自治体では、犬や猫の不妊去勢手術に対する助成金制度を設けており、オホーツク管内18市町村の中でも、3市町で実施されていると認識をしております。動物愛護を所管する環境省では、犬や猫の過剰繁殖を抑制するため、不妊去勢手術を行うことは有効と位置付けられており、本町でも広報紙などを通じて、飼い主に対して、不妊去勢手術を進めているところであります。しかしながら、飼い主はその所有する動物がみだりに繁殖して適正に飼養することが困難とならないよう繁殖に関する適切な措置を講じるよう努めなければならないと法律で規定されていること、また近年は町内において、犬や猫に関わる相談に個別に対応するケースは多少あるものの、トラブルが頻発するような状況にはないことなどから、現段階では去勢手術に対する助成金制度を設けることは見合わせたいと考えておりますので、ご理解をいただければと思います。以上、お尋ねをありました2点につきましてお答えいたしましたので、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

質問 8番 余湖龍三

お答えありがとうございます。保護猫とか地域猫とか、これは生活環境悪化の要因となる無秩序な多頭化を防止するために、またさらに、町民の動物愛護の意識を高める公衆衛生の向上を図る。そういうようなことのために必要なことかなと思います。また、回答の中では地域猫的な保護を要するような猫・犬はいないんじゃないかと、あんまり見られていないというような回答もありましたけども、私も私の家の近所でも野良猫、われわれから言えば野良猫、地域猫ですね、そういうものの存在は確かにあります。ほいで私はこれを一般質問の題材にしたというのは、ある方からそういう状態があるんでぜひともこれは不妊手術というのは必要なんで、世の流れじゃないのか。これはやはり訓子府町でもまず第1に動物愛護の精神を町として行うんだという、そういう建前のもとにこれはやらなきゃいけないんじゃないかと。そういうようなことをさんざんと言われましたので、これは取り上げなきゃいけないなと。そういうことで始まったわけなんですけども、これを私が一般質問を出すという広報出た段階で町民の方が何名か、何名かです本当に。はっきり言うと二、三名の方が私のとこに来まして、やっと取り上げてくれるんだねと。もう私もこの去勢手術をするのに、訓子府は何もないんで、北見の団体とか札幌の団体と連絡を取って、何とかしてくれないかと。そういう相談をしながらやってるんだと。しかも私だけじゃないと。それはそういう人ってのは町にたくさんいるんだよと。そういう話を聞かされました。そういうことを聞かされますと余計やはりこれは町としてはあまり把握してないんじゃないかというようなことをおっしゃってますが、実際に町の方にそういう相談とか問いかけは現在のところないんでしょうか、いかがですか。

答弁 町民課長 山田英知

ただいま、主に野良猫などの相談が町民の方から来ていないのかというようなご質問ございましたけれども、数は多くはないんですけれども、実際にそういったご相談は来ておりまして、例えば、一つの相談としては「飼っていた猫が家の中で増えすぎて困っている」ということで、その方のところは20頭以上の頭数になってしまって、何とかしたいというご相談がございました。その際は、議員おっしゃるとおり不妊去勢の手術というのが有効ですので、そういった手術をお勧めして、ご本人もぜひやりたいということだったので、その際、関係する団体から猫を入れるケージを借りてきて、お貸しして、北見市で実施されておりますそういった手術ができる集まりがありまして特に手術の費用も通常より半額以下の金額でできるような、そういった手術のイベントがございまして、札幌方面から獣医の方が来て一斉にやることでそういった低額でできる会に訓子府からも参加できることが分かりましたので、そこをご紹介して、そこに行ってもらって手術をしてもらったという経過がございます。また、もう一つの例としては、家の前でむやみに野良猫に餌をあげてるというような近所からの苦情などもございまして、ご本人とご相談させてもらいまして、ご本人としてはかわいそうだから餌をあげてるんだというような意識でいたようなんですけども、町民課の方で担当職員出向きまして、私も一緒に行ったんですけども、外でそのような餌をやる行為というのは、近所の方にも迷惑ですし野良猫が増える原因になりますというようなことを丁寧に説明させていただきまして、結果的には、元々そういったことが悪いことだとは思っていなかったというふうにご本人おっしゃってたんですけども、最終的には室内で飼うというような約束をさせていただいて対応させていただいたというような案件がございました。それでここ令和3年度からの記録が残っている中では主に2回の相談というのが主なものとなってございます。以上です。

質問 8番 余湖龍三

令和3年からということで、令和3年というのは結構昔ですよね、その当時のそういう対応が功を成したのか、それからそういう相談がないというのはいいことなのが悪いことなのか。だけどそれが原因で、確かにそこら辺にいる野良猫も外ではやらずに近所にフラフラしてるとかわいそうなんで餌をやろうと。やる方はかわいそうというね、かわいそう、かわいいが発展するんだと思うんすけど、それをやはり自分の家の家猫にしてしまう。そういう現状がたくさんあるんじゃないかと思います。それは逆に言うと自分で猫が飼いたくてペットハウス行っていい猫を飼って、自分の家に飼う方とは違って、やはり公共のためにとか、そこら辺に野良猫がいては野良猫になってるものがかわいそうとか、そういうような現状があって飼ってる方が私の聞いた限りではかなりいるらしいです。それでそういう対応として、今、課長の説明ありましたように、北見の団体とか札幌から来る獣医さんとかのそういう札幌のボランティア団体が元々の組織なんでしょうけども、それが北見に出張して対応してくれるってことなんですけども、それもきちんと分かっている人方にとっては、それもできることなのかと思いますけれども、その時期もありますね、しばらく来ないんだっていう、来なかったんだとか、連絡が取れないとか来てほしいって言っても来てくれないんだと、そういう現状がたくさんあるらしいです現実としては。ですから私としてはやはりそういう犬のことはあんまり聞かないんですけど猫についてはやはり家の中で野良となっているものを、野良とは言わないですね、地域猫っていうんですか、飼って家猫にして対応してるという方がたくさんいるみたいです。ただそういう方にとっては、自分の生活が裕福だからそれをやるのかとか、生活費に余裕があるからやるのか、そういうことじゃないんですよねやはりね。かわいいから、かわいそうだから、外でやっちゃ近所にも悪いから自分の家の中に飼うような格好になってしまったんだと、そういうような形じゃないかなと思います。ですからやはりそういう方にこそ、町として去勢費用というのは、なんぼかかるんですかね、不妊治療と去勢治療ってのがありまして去勢治療の方が安いのは安いんですよね。雄は安いんですよ。雌は高いんですけども、そういうのを補助金的に言いますと5千円から七、八千円、雌ですと8千円から1万円ぐらい。補助をしているのが近隣の市町とか道内でやっている補助の現状なんですけども、やはり私は町としてやはりそういう町民の優しさに応えるためにも、そういうものの便宜は町内で図るべきじゃないかと。近くにやるところがないわけじゃないので、やはりそういうボランティア団体とのつながりというのもまた大変なことなんですよねこれね。人等の流れの中で大変なこともありますので、個人でもそういう治療を受けて多頭化をさせないような心構えの中で、かわいがってあげると、そういう必要性は非常にあるんじゃないかと思うんで、そういう面からいっても、町としてはこういう助成措置というのは取っていくべきじゃないかと思うんですけども、再度お伺いします。

答弁 町民課長 山田英知

ただいま、再度そういった去勢や不妊の手術に対しての助成をすべきではないのかというご質問でございましたけれども、議員おっしゃるとおり元々野良猫を引き取って飼っていらっしゃる方の優しい気持ちというのは大切にしていかなきゃならないなっていうのは感じているところなんですけども、やはり飼ってしまうと飼い主には一定程度の責任というのが発生しまして、終生飼養ということで、死んでしまうまで飼わなきゃならないというものと、むやみに繁殖して増えすぎないようにしなきゃならないというようなところも動物愛護の法律の中で規定されておりまして、ある程度は飼い主さんが責任を持って飼っていただくというのが基本となるんですけども、先ほどお話の中で北見市で行われるそういった手術のイベントがあまりないんではないかというような部分もございましたけれども、実際私どもちょっと聞いているところは、毎月、ほぼ毎月実施しておりまして、その辺もしご希望がありましたらご紹介させていただいて、実際手術の費用、ほどちょっといくらぐらいだろうというお話もありましたけども、動物病院とかにもよるんですけども、例えば猫の去勢手術でいうと平均で1万8千円程度になります。不妊手術につきましては2万6千円程度ということでかなり高額というか、なんですけども、そのイベントですと雄で6,600円、去勢手術です。雌の不妊手術でいうと7,700円ということで助成金がなくても、かなり3分の1に近い費用で受けられる部分もございますので、その辺等の団体と連携しながら、負担にならないような形で不妊去勢手術の推奨というのをやっていければいいのかなというふうに考えてございます。

質問 8番 余湖龍三

課長の言った現実がそういうことでしたら、それはそれだと思います。確かに。ただ飼っている方に聞きますと、その北見で毎日それを受け付けてるっていうことはちょっと本当じゃないような気がしますけどね。その方の言い方から言いますと、私も猫飼ってないんでそういう必要性がないんで、そういった仕組みはしてませんけども。北見市は市民を対象にした去勢に関しては、いつでも受け付けてますね。確かに。ネット等を見ても。北見はあれじゃないですか、手術が終わった後、領収証を申請すればお金は降りると。そういう形を取ってるんじゃないかと思いますけども、やはり他町村の場合はそういう簡単な話じゃないというのが現状だと思います。私が聞いた話では。ですから本当に野良猫自体は本当に少なくなっているんじゃないかとは思うんですけども、町の中にフラフラしてないっていうことは、その猫をやはり野良とし家庭で飼っている方が多いんだという現状があるみたいです。しかも先ほど言いましたように、多頭化を防ぐためには、やはりどっかで去勢とか不妊の手術をしてあげなければいけない。それをできないばかりに、俗に言う多頭飼育でいろいろな問題が起きる。地域に迷惑をかけるようなことが起きるというのも現状だと思います。やはり私は予算がどうのこうのっていう話じゃないですけども、これぐらいの金額のものは、町民に対する住民サービスとして訓子府町は持っていても決しておかしいことじゃないと思います。やはり住民プラス動物に優しいまちをつくるためには、そういう心がけの町民をつくるためには、そういう施策は大きな予算に響くことじゃないので、ぜひともやっていただきたいと思います。これはやるべきだと思います。町長に最後にお聞きしたいと思います。いかがでしょうか。

答弁 町長 伊田彰

動物愛護管理法の部分も含めて、さまざまな去勢・不妊手術の助成という形でやるべきだということは言われました。るるご説明をさせていただきましたけど、動物を愛する気持ちで野良をかわいそうだということで、家庭猫として預かって飼われているというそのお気持ちは非常に尊重すべきものというふうに思っております。以前はもう15年ぐらい前ですか、結構野良猫化して多頭飼育もあって非常に厳しいところで、うちの近所だったんですけども、非常にそういった部分があって、大変だったというところもありますけれども、そういったもう少し議員に相談されてる方がもっとうちの方に相談に来てほしいな。先ほど言ったのは、毎日そういう手術イベントではなくて、毎月1回ということで、札幌から来て、NPO法人と動物病院のところがやってるということですので、そういった意味では、補助を出す前にそういった部分をやっていきたい。それとどうしても多頭飼育になると当然行政側も周りの方々から相談を受けることになると思いますんで、そういった部分については、一定程度行政も入って民間NPOも入って、そういう形でやっていくというのが主になるかなというふうにはお聞きしておりますので、犬でいうと去年、佐呂間町で70数頭の多頭飼育があって、12月には野犬化した犬が養鶏場を襲って被害が出たということもお聞きしておりますので、いろいろ処理の方法を聞くと、やはりNPO入って捕まえて去勢・不妊をやって、して地域に返すっていうのが主になるというふうにお聞きしましたので、その際も佐呂間町では狂犬病の予防接種だけは佐呂間町で実施するということでやったということをお聞きしましたので、そういった部分が発生したときに、いかに地域の町民の方に寄り添いながらやっていきたいというふうに思っておりますのでご理解をいただきたいと思います。

質問 8番 余湖龍三

いろんなことを想定すると、やれるべきことはやっておいた方がいいんじゃないのかなと。ちょっと町民の声ですけども、やはりそういうものに応えることの必要性もあるんじゃないかなと思います。ちょっと再度お聞きしますけども、そういう去勢とか多頭飼育とか、そういう犬猫の問題に関する広報とかそういう啓発というのはどのような形でなされているんでしょうか。

答弁 町民課長 山田英知

ただいま、犬や猫についての啓発などはどのように行っているのかというご質問でございましたけども、毎年、少なくとも1回以上は町の広報において、そういった猫の飼い方ですとか、犬も含めてなんですけども、ペットの飼い主の方へのお願いという形で載せておりまして、その中には、むやみな餌やりはやめてくださいですとか、面倒を見ることができないのであれば、不妊、避妊手術をしてくださいというような内容も含めて周知しているところですし、町のホームページには、常にそういったペットを正しく飼いましょうということでの周知はさせていただいているところでございます。

質問 8番 余湖龍三

その内容を私自身もあまり興味がないので深く読んだことないですけども、今度出たらきちんと読んでみます。ただ、今言ったように、そこの最後の最後まできちんと町民がわかるような啓発の仕方で本当に訓子府じゃなくても隣町の北見行けばそういうものがきちんと受けられるんだよというような順番立てを記述した中で説明した中のそういうものを出すべきじゃないかなと思いますので、私この質問するにあたって、ちょうど置戸町の図書館で、この不妊治療ですとか猫に関する特集みたいのをちょうどやってまして、ほいで見てきたんですけども、ああいうものが一枚あるといろいろなそういう苦情ですとかこういうふうに飼いましょうとか、不妊に対するそういうボランティアこういうものですとか、いろいろな方向から見れば、町民がよくわかるような広報というのは非常に良い形であったなと思います。訓子府町もいろんな方法で、そういうものをきちんと考えて的確な情報を町民に流していただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

出典:訓子府町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月10日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる