みんなの議会

訓子府町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月18日

今後のインフラ整備の取り組み

2013年9月18日、訓子府町議会の一般質問で、上原豊茂議員が「今後のインフラ整備の取り組み」について質問し、町長 菊池一春、建設課長 佐藤正好が答弁しました。

質問者
上原豊茂 議員
答弁者
町長 菊池一春、建設課長 佐藤正好

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 上原豊茂

2点目の大きな質問内容でありますけれども、今後のインフラ整備の取り組みについてであります。昭和40年代から進んだインフラ整備も経年劣化により、更新や補修が急がれる状況にあります。予算確保など課題も多いところですが、現在「路上再生路盤工法」による町道舗装修繕の実施や水道ビジョンの策定、さらには 橋 梁きょうりょう長寿命化修繕計画点検業務が終了するなど、少しずつ前進しているというふうに思われます。平成23年・24年に実施された 橋 梁きょうりょう点検の結果報告はされておりませんが、最近の報道によりますと、この点検内容が、非常に問題があるという指摘がされておりました。当町において、業者に委託しておりましたけれども、その点検後の町としての対応がどのように進められているのか。今後、道路・河川などの点検整備の計画をどのように進めていくのか。その考えを町長に伺いたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「今後のインフラ整備の取り組み」について、お尋ねをいただきましたので、施設ごとにお答えをいたします。まず、橋 梁きょうりょうにつきましては、本年度において 橋 梁きょうりょう長寿命化修繕計画を策定することにしておりますが、これは平成23年度と24年度に専門業者に委託し点検した橋61橋と、専門講習を受けた担当者により点検したボックス橋40橋のあわせて101橋の点検結果をもとに策定するものであります。橋 梁きょうりょうの健全度等を基に優先度や事業費平準化の調整を行うものであります。なお、補助要綱において、この修繕計画を策定した場合には、点検結果とあわせて公表することになっておりますので、ご理解をいただきたいと思います。点検の結果につきましては、健全度という数値により評定しますが、ただちに架け換えが必要とされる概ねの健全度30に対して、もっとも損傷状況の悪いもので59という結果になっており、通行制限が必要な危険な橋もありませんので、基本は補修対応になるものと考えております。しかしながら、橋 梁きょうりょうの補修には莫大な費用がかかることが想定されますことから、当面の10年間に補修すべき優先度の高い 橋 梁きょうりょうに絞り込んだ事業調整を来年度に行い、平成27年度には補修する 橋 梁きょうりょうの詳細調査を、28年度以降には修繕に着手していければと考えているところでございます。なお、補修費用と橋そのものの耐用年数との関係上、場合によっては架け換えを行う場合もあり得ますが、橋 梁きょうりょうごとに行う詳細調査の結果により比較検討し決定するものでありますので、ご理解をお願いいたします。次に、道路についてでありますが、道路の現状につきましては、これまで部分的な舗装補修により対応してきたところでありますが、路面の状況を見ますと抜本的な修繕工事が必要な個所もあると認識しております。現在、国の平成24年度の補正予算により創設された防災・安全社会資本整備交付金の補助を受け、南12線と相内線道路の一部について、路上再生路盤工法による舗装修繕工事を実施しておりますが、これらの路線の未施工区間については、同様の工法での整備が不可欠でありますので、補助事業の採択に向け北海道と協議を行っているところでございます。また、路面の損傷が著しい他の路線については、路面性状調査を実施し、補助事業の活用による修繕工事を進めていくこととし、これについても北海道に要望をあげているところでございます。なお、町道のうち、西31号線や西33号線などの農道として整備した路線については、道営農地整備事業により施工することで、北海道と協議しているところであります。次に、河川についてでありますが、整備当時と比較し集水区域内の土地改良が進んだことによる瞬間排水量の増加に加え、近年の異常気象ともいえる局地的集中豪雨により越水等の被害が生じた現状を受け、道営農地整備事業等による整備を進めてまいりたいと考えているところでございます。ただいま申し上げた 橋 梁きょうりょう、道路、河川とも、更新や補修に莫大な財政支出を伴いますので、実態の把握に加え、財政的に有利な制度を最大限活用しながら計画的に整備していく考えでおりますので、ご理解を賜りたいと思います。

質問 5番 上原豊茂

ただいま、この点についてのご回答をいただきました。私もこの質問の中で述べていますように、点検委託を出してその結果が出ているという回答であります。先ほどもこの質問の中で言いましたように、たまたまテレビ報道の中で、その 橋 梁きょうりょう点検が一定のルールの中で行われているのでしょうけれども、確実にここを確認しなければならないという、そういうところの確認がされていないというのが大学の専門家が現場でその点を指摘していたという報道を目にしたところであります。そういう点では、うちの町として、先ほど言いましたように委託に出した、その業者委託の結果をすべて良しとして見ているのか。また、抜き打ちで専門家、うちの町の専門家等が確認の作業を行っているのかどうか。その辺について、もう一度お聞かせをいただきたいと思います。

答弁 建設課長 佐藤正好(建設課長は2015年3月まで)

ただいま、橋 梁きょうりょう点検の実施している要領というか、そういったことでお尋ねをいただきました。まず、委託した業者さんにつきましては、当然、橋 梁きょうりょう点検、これは補助を受けてやる事業ですから、専門の講習を受けた業者でないとこの業務を受けることができないということで、それぞれ町で直営でやった部分も含めて、それぞれ町の担当者も講習を受けて実際に検査にあたっている。基本的には、目視の検査ということになってございます。ただ単なる全体を見渡す目視とかというのではなくて、例えば上部工の主しゅ桁けたですとか副部材、床版、それと下部工で言えば、躯体く た い、基礎、それとそのほかに支承、伸縮装置、落橋防止装置、橋面工、付属部位、そういった、このほかに全部でコンクリートの部材の関係も含めて、ひび割れ、漏水も含めて20項目にそれぞれ5点単位で評点をつける、点数をつける。もっとも健全度のいいものが5点ですから、20項目あわせると100点満点。まったく問題のない橋が100点ということでございます。それぞれ20項目ごとに、それぞれの橋について検査をしているということでございます。実際にこれから、その結果をもとに詳細の、実際に整備計画を立てる時点で、さらに、今まさに委託して修繕計画を上げていただいているところですけども、その中で工事費等が出されてくる。実際に工事にかかる段階で、またさらに当然、詳細調査を行うということでございますので、ご理解をお願いいたします。

質問 5番 上原豊茂

先日も降雨による増水と河川の越水等々もありました。そういうことも含めて、しっかりとした点検、確認、対応が必要とされているというのが現実であります。そういう意味では、この点検についての確認等も含めて、しっかりとした対応をしていくという心構えをもっての対応、その仕事にあたっていただきたいというふうに思います。後で事故があったとか、あそこが欠落していたとかということが、うちの町としては、起こらないような、そういう姿勢を持ってほしい。気を引き締めた対応をしてほしいというふうに思っております。先ほどの回答の中にもありましたけれども、道路等の傷み、修繕等の対応でありますけれども、実際にうちの町の実態調査というのは、職員も日々点検し確認をしているというふうには思っております。その補修の順番ですとか、補修、改修の順番等々については、どういう基準をもって対処しようとしているのか、それについて、もしそういうものがあるとすればお示しをいただきたいと思います。

答弁 建設課長 佐藤正好(建設課長は2015年3月まで)

老朽化した道路の補修の順番ということでございます。議員言われたとおり日常の通常の維持補修の中、あるいはパトロールの中で道路の現状というのは、当然理解しているところですけども、ただ通常の維持補修でまかなえるような規模でないものについては、やはり財源的な問題がありますから、それに見合うというか、合致する補助制度をまず見つけ出す。それから、それに採択要件を満たすものについてという、やはりどちらかと言うと財源的なものを先に考慮しながら順次計画していくというようなことで今進めているところでございます。

質問 5番 上原豊茂

行政側としては、当然、財政的な面というのが大きなネックになってくるというふうには思います。ですけれども、やはり気象の変化等々の状況で、その問題個所がどのような状況にあるのかという確認も必要かと思います。以前、雨の後、また降雨の状態の時、降雨後の状況確認をする必要があるということを申し上げたことがありますけれども、例えば一般的には、あそこがここがという話が出てくる訳ですけれども、なかなか見えてこないところで、そういう問題を抱えている。事故が起こりかねないような実態というのも現実にある訳ですから、そういうところをしっかりと確認していく。あえて言わせてもらえれば、声の大きなところですとか、要請が強いということだけで、その部分を確認するのではなくして、全町的に実態確認をしていく。行政としては当然、財政の問題もありましょうが、危険度、その他をもって優先順位を決めていくという姿勢に立ち返るべきでないかというふうに私は思います。当然いろいろな財政上の問題、国、道等の考え方、それが大きな影響を持つというふうには思っております。そういう点からすると今どのような国、道に対する働きかけを行い、その結果、見えてきているものが何なのか、その辺がもしあればお示しをいただきたいと思います。

答弁 建設課長 佐藤正好(建設課長は2015年3月まで)

今、国に対する要望の状況とかというお尋ねでございました。当然、全道的というか、例えば、期成会を通じての要望ということもございましょうけども、今回、特に、昨年の補正予算で創設されました防災安全社会資本整備交付金、これはまさに本町のようなというか、たぶん全国的にそうだと思うのですけれども、早期に昔、整備した道路等がもうかなり凸凹になってきているような状況、傷みがひどい状況になっています。もし、やるとすれば、こうした補助メニューを用いたものしかないということになろうかと思いますけれども、ただ全国的なペースでいくと非常に予算確保が莫大なものになるのではなかろうかと思います。今後、期成会等を通じて、何せ去年出た事業の話ですから、これからまた要望等、政策的な、町長としての要望も含めて進めていくことになろうかと思いますけれども、私どもとしては、担当としては、北海道を通じて当面、今、実施している分でもまだ残区間というのがかなり残っていますから、まずはそれの整備に向けて協議を進めているということで、ご理解をいただきたいと思います。

質問 5番 上原豊茂

今、道路のことに限ってお話をしましたけれども、河川について考えますと、あまり大きな降雨でなくても度々氾濫するという実態があります。そういう意味では、そういう河川の対策等もしっかりと見据えて要請をし、また計画し、実際に行政としての予算措置をしていくということも必要かと思います。例えば、道路、河川、それぞれ要請個所が変わってくるというふうに思いますけれども、今うちの町として、河川、道路等の整備、補修整備については、どのようなポイントを持ちながら取り組もうとしているのか。その辺について、もし方向性があれば教えていただきたいと思います。

答弁 建設課長 佐藤正好(建設課長は2015年3月まで)

道路、河川含めた整備のことについてでございますけれども、先ほど言いましたように財源確保というものが絶対条件なのかと思います。それで農林商工課でいう農業サイドの補助、あるいは建設サイドの補助、そういったものをまずのっかるものからというか、実態としては、緊急度の高いものから優先的に協議しながら進めているということであります。先ほど期成会とか、そういったものを通じての国への要望ということを話ましたけれども、そのほかに各政党にも、こういった制度創設や、あるいは予算確保についての要望も行っております。また、これに間にあわないような緊急的なものについては、通常の維持の中で優先的に路面補修を行っているという現状でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 5番 上原豊茂

今、再三出てくる予算の問題が大きな課題になっているというのが実態でありますけれども、そういう意味では、首長の仕事、非常に大きく重いというふうに思っているところであります。そういう意味で、例えば、福祉の問題についても教育の問題についてもさることながら、こういう生活していく上でのインフラ整備にどう立ち向かうのかということも大きな課題だというふうに思います。首長として、これからどのような対応をしようとトータル的にですね、そういうものをお持ちであればお示しをいただいておきたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

まず、第一義的には、町内会・実践会それぞれの組織から、緊急度、どうしても改修、あるいは新設等が必要なんだということをこれは全町的な視点で把握するということがまず最低限これは我々がやっている仕事でありますし、やらなきゃいけない。2点目に現場の確認を建設課を中心にして、その確認であまた多い、いろいろな要望のそういった河川や、あるいは道路、それから、水道等も含めた、こういったインフラ整備の中での順位制をやっぱり付けていかなきゃいけない。その時点で、単費でうんぬんということは、よっぽどのことでない限りは補助事業を導入しながらやっていくということです。例えば河川等については、これは前にもお話しましたけれども、一番分かりやすいのは、北栄の山本さんのところ、可知さんのところの河川が毎年のように越水する。しかし、原状復帰という災害対応の考え方については、いかがなものかということで、私どもは、査定官やいろいろな方に農水省等に出かけて要請をして、越水したマックスの水位以上の整備をしてもらわなければ再び同じことが起きるという要請活動を行っていく。それがだめであれば、単費ででも補強していくということをあそこの部分については、やらせていただいている。基本的には、そういうスタンスが私は必要なのではないのかというふうに考えています。それから、相内線や南12線の道路のこともちょっと説明させていただきましたけれども、私も驚きましたけども、相内線と南12線、ちょっと見ていただきたいんですけども、道路の路盤をそのまま破砕して、そして砂利やいろいろ混ぜて一体化した再利用も含めた、これはかなりスピード感を持った補修を行って、こんなに早く、こんなにきれいにという補修が行われているということで、ちょっと驚いている訳ですけども、こういったことが、簡易な工法がどんどん改良されていく。そして、それが財源的な補償が出てくるのであれば、例年古くから出ています例えば30号線、31号線等についても、やはりこれから積極的にやっていかなきゃならないだろう。それから、補助対象外の町道で言っている100m以下の残された町内会なんかの砂利道をどうするのかという、こういったことはやっぱり1つの単費を使ってでもやらなきゃならないのか。これは予算もにらみながら補助が入らなくてもやっていかなきゃならないだろう。それから、もう1点申しますと、じゃあ補助事業なり、そういったものをどうするのか。例えば、最近で言いますと南7線、これはもう10数年来こういった要望があって、実施計画も終わっている。これを農業基盤整備事業の面的な整備や線的な整備の中で長大路線、おそらく10億円近くかかるであろう経費をどういうふうに順序立ててやっていくのかという、この点では、私どもの建設課、あるいは農林商工課等の課を越えて議論し、そして1つひとつ現実のものにしていくというのが、私たちがとっている、とっていかなきゃならない。そして実際にとっているスタンスだというふうにご理解をいただきたい。それから、今日は述べておりませんけども、例えば水道のインフラ整備であります。私どもの水道施設については、大体、総延長で179.9kmの本管が入っておりますので、じゃあどんどんこう老朽化してきていますので、出てきたり破裂したり事故が起きたりすることは対応していきますけども、基本的には、40年間経過している水道管については、順次更新していく。これは40年過ぎているので言いますと、今、私どもの町でいくと29.47kmぐらいの水道管が、もう40年経過している。さらにこの10年間で39.9kmの水道管が40年をたとうとしているということでございますから、合計で69.3kmの水道管の切り替え、あるいは更新をしていくということが、もう出てきているのではないのか。そうすると路上に出ているもの、それから地下のものも含めたインフラ整備というのは、ものすごい莫大な予算をこれから10年間の間に私たちは投入していかなければならない。その点でいくと公平、平等性と緊急性をあわせた、そして財政的に負担のできるだけ軽減措置を図りながら着実に整備していくということが、私は行政の町長としての基本的なスタンスだというふうにしてご理解をいただきたいと思います。

質問 5番 上原豊茂

今、町長から基本的な考え方述べていただきましたけれども、非常にこれからの、先ほども申し上げましたように、課題が多く重たいというふうに思います。ぜひ、そういう意味では、着実に一歩一歩前に進めるような、そういう取り組みを町あげて行っていただきたい。先ほども申し上げましたように行政を担当している牽引力となっているこの説明員の皆様方どうか、いろいろな意味で実態をしっかりと受け止めながら自分のお持ちの最大限の力をもって取り組んで、町民にその成果を見せていただきたいということを願って、私の今回の一般質問を閉じたいと思います。以上です。

出典:訓子府町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月18日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる