洞爺湖町議会 令和3年9月会議 2021年9月10日
入江・高砂貝塚公園及び入江・高砂貝塚館周辺のインフラ整備について
2021年9月10日、洞爺湖町議会の一般質問で、大久保富士子議員が「入江・高砂貝塚公園及び入江・高砂貝塚館周辺のインフラ整備について」質問し、社会教育課参事 角田隆志が答えました。
- 聞いた人
- 大久保富士子 議員
- 答えた人
- 社会教育課参事 角田隆志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 大久保富士子
皆様、おはようございます。2番、大久保富士子でございます。私は、令和3年9月定例会議において、さきの通告に従いまして、順次一般質問をさせていただきます。今回の一般質問は、入江・高砂貝塚公園及び入江・高砂貝塚館周辺のインフラ整備についてと、女性の視点を取り入れた防災に関する取組について、2点をテーマに質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。7月22日、世界遺産に伊達市の北黄金貝塚、洞爺湖町の入江・高砂貝塚を含む北海道・北東北の縄文遺跡群の登録が承認されました。17の遺跡で構成、約1万5千年前から1万年以上続いた縄文は、狩猟や採集を基盤としながら定住を発展、成熟させた。そうした日本人のルーツを伝える遺跡群について、世界遺産委員会は、先史時代の農耕を伴わない定住社会と複雑な精神文化を示していると、社会的に評価があると認められました。洞爺湖町においては、大変に喜ばしいことで光栄であります。また、粘り強い関係者の努力で、今回、真の魅力を認められたことに本当にうれしい限りです。住民の皆様も大変に喜ばれ、感動と期待を寄せていると思われます。さらに、北海道・北東北の縄文遺跡群を地元の機運で盛り上げるためにも、構成自治体や関係団体が連携して、体制の強化が必要と思うところでございます。そこで、住民の皆様より注目を集め、いろいろな声を伺っております。皆様の声をお届けする思いで、入江・高砂貝塚公園及び入江・高砂貝塚館周辺のインフラ整備についての質問でございます。国土交通省北海道局が、2022年北海道開発事業胆振管内の事業としては、世界遺産に登録された北海道・北東北の縄文文化遺跡群は、観光客の来訪に備えて、周辺のインフラ環境の整備、改善が必要との判断から、受入れ環境の整備に力を入れる。具体的に、道内六つの遺跡群とのアクセスや観光メニューの実施を図る。8月26日に、概算要求と事業の発表を新聞に掲載しておりました。そこで、現段階における入江・高砂貝塚公園及び入江・高砂貝塚館周辺のインフラ整備の進捗状況についてお伺いいたします。それでは、最初の質問でございます。世界遺産に登録されたことにより、地域住民は周辺の整備が完了したと思っております。そこで、現在行っている整備と今後考えている取組についてお聞きいたします。
町の答え 社会教育課参事 角田隆志
入江・高砂貝塚周辺のインフラ整備といたしましては、来館者の増加を見越して、令和2年度におきまして、高砂貝塚の駐車場整備を実施いたしました。今年度におきましては、入江貝塚公園トイレの洋式化及び外壁補修、貝塚露出展示施設の外壁補修を行っているところです。また、入江・高砂貝塚館の既存棟の屋上防水及び外壁塗装、縄文ロードの整備につきましては、11月上旬の完了の見込みとなってございます。次年度以降の整備につきましては、主に維持管理に係る補修等で、入江貝塚の縦穴住居の建替えなどがございます。また、高砂貝塚につきましては、植樹や水辺の動植物の育成等を今後継続的に実施する予定でございます。なお、サインなどの周辺整備につきましては、条件が整い次第、順次行っていくこととしております。以上でございます。
議員の質問 2番 大久保富士子
整備は、継続的に実施されていることが分かりました。周辺の地域住民の皆様に関心を持っていただくためにも、整備の情報を共有することが大事ではないかと思います。住民の皆様は、世界遺産になったことにより喜びと期待で、登録の発表になりました次の日から、貝塚館の周辺の道路整備がなっていない、交通事故が起きるとの電話が来ました。旧国道230号線の史跡入江貝塚のところで、道路の横に車を止めて、駐車場はどこですかと聞かれることが多いようです。そこで、主要・幹線道路から施設へと誘導する案内板が少なく、分かりにくいとの指摘があります。整備に取り組む考えをお聞きいたします。
町の答え 社会教育課参事 角田隆志
現在、国道37号線には3枚の誘導看板が取り付けられておりますが、それだけでは不十分と認識しているところでございます。世界遺産に登録されて道内外から多くの方々が訪れており、今後も増加すると予想されますことから、誘導看板の設置は必須であると考え、設置位置等を含めて、道路管理者と検討を進めているところでございます。入江・高砂貝塚へは、バス及び自家用車を利用して訪れる方が多く見受けられます。貝塚館や遺跡は住宅地の中にありますので、地域外からの来訪者をスムーズに誘導できるよう、誘導看板の設置に向けて取り組んでまいります。以上です。
議員の質問 2番 大久保富士子
了解でございます。看板の設置に取り組むことは分かりましたが、整備が整うまでの期間、一時的な対応の考えはありますか、お聞きいたします。
町の答え 社会教育課参事 角田隆志
誘導看板につきましては、できるだけ早い段階で進めてまいりますが、それまでは、町有地などにのぼりの設置や簡易的な看板等で対応していきたいと考えてございます。以上です。
議員の質問 2番 大久保富士子
了解です。伊達市の有珠にあるパークゴルフ場の前に掲げてある縄文の横断幕には、直進矢印で16キロ、伊達の道の駅に掲げてある横断幕にも直進矢印で3キロと書いてあります。伊達市の誘導看板には何キロと必ず書いてあります。私自身ちょっとした工夫に感心したので、参考のため紹介いたしました。それでは、次の質問でございます。担当課により、史跡全体が継続的に活用されるように工夫をこらした準備を進めていると思います。貴重な文化を幅広く発信し、地域振興にもつながるようボランティアの増員の募集も含め、地元の皆様に応援していただくことが大切と感じます。そのためには、さらに住民の皆様に施設を利活用し、関心を抱いていただくことが重要と思われますが、その取組についてお聞きいたします。
町の答え 社会教育課参事 角田隆志
町民の方が施設を利用していただくための取組につきましては、これまでも行ってまいりました世界遺産学習会や土器づくりなどの体験学習会、そのほかに縄文まつりなどのイベントを継続して行うこととしております。今年度につきましては、コロナウイルスの影響もあり、縄文まつりを中止したところです。体験学習会等につきましては、感染状況を鑑みながら開催したいと考えてございます。そのほか、特に高砂貝塚におきましては、自然と触れ合い、縄文のたたずまいを体感できる場として、植樹や縄文ビオトープなど、町民の皆さんに参加していただきながら動植物の育成観察などを行い、自然環境や遺跡に親しんでいく取組を今後進めてまいります。また、今年度におきまして、洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会では、世界遺産登録記念スタンプラリーを企画していただいております。これは、1市3町それぞれ3コースずつ全12コースのジオサイトを巡るもので、この中に入江・高砂貝塚も含まれているところでございます。このような取組につきましては、価値ある地域資源を持続可能な方法で活用し、地域経済への活性化にもつながるものと考えてございます。世界遺産として、ほぼ大前提として学術的な価値づけや普及・啓発といった取組につきましても、ジオパークや観光と連携しながら進めていきたいと考えてございます。以上です。
議員の質問 2番 大久保富士子
ありがとうございます。ただいまの角田参事の答弁をお聞きいたしまして、町民の宝を後世に伝えたいとの思いが伝わってくる思いがいたします。縄文遺跡群の受入れ体制を整えるのは、今からが始まりかと思います。世界遺産登録の次の日28日の新聞に、「本道と北東北の縄文遺跡群、世界遺産に登録された。日本史では、政治と権力的な隆盛を見せる弥生期が本流のように扱われているが、この登録で日本の原点と世界史的な評価となるだろう。子どもの頃から縄文へ誘う教えを望みたい。各地の道の駅に縄文展示があり、いつでも縄文スタンプラリーで縄文旅ができるように」とありました。近い将来に実現することを期待いたしまして、2番目の質問でございます。9月1日は、防災の日です。近年、毎年のように全国各地で自然災害が激甚化、頻発化され、先月、西日本を中心に記録的な大雨が降り続き、各地で土砂崩れや河川の氾濫などの被害が発生しています。そして、頻繁に地震速報が報道され、いつ起こるか分からない大規模地震、命と暮らしを守るため、公明党は防災・減災を政治、社会の主流にと掲げ、女性の視点を生かした防災対策を進めてまいりました。