訓子府町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月7日
教育行政執行方針
2013年3月7日、訓子府町議会の一般質問で、小林一甫議員が「教育行政執行方針」について質問し、教育長 林秀貴が答弁しました。
- 質問者
- 小林一甫 議員
- 答弁者
- 教育長 林秀貴
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 小林一甫
それでは、次に移らせていただきたいと思います。次は、教育関係でございます。教育行政執行方針について、2点ほどお伺いをいたしたいと思います。新学習指導要領が実施され、教育の充実が図られていますが、新学習指導要領が実施されてからの児童生徒の変化について把握されたものがあればお伺いをいたしたい。まず、1点目、新学習指導要領のはじまりは、教育委員会・教師・父兄・児童・生徒も不安感の中からでありましたが、現時点での児童・生徒の変化に気づいているものがあればお伺いをいたしたい。2点目、直接、新指導要領には関係ないと言ってしまえばそれまでですが、現在、新指導要領の中でも武道とか、そういう教師がついて指導している部分もございまして、その中での教師からの体罰とか、そういう問題が含まれていると思いますので、この2番目のほうもそういう質問をさせていただきます。2として、子どもの人権の尊重や子どもへの暴力、虐待についての正しい知識を身につける「CAPワークショップ」ですが一般質問通告書の訂正をお願いいたします。「ョ」の後ろに「ッ」をつけていただきたいと思います。申し訳ございません。ワークショップの進め方についてお伺いをいたしたい。以上、2点について、ご答弁をお願いいたします。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
教育行政執行方針について、2点のお尋ねをいただきましたのでお答えをいたします。まず1点目の「新学習指導要領の完全実施に伴う児童・生徒の変化」についてのお尋ねですが、新学習指導要領の基本理念は、知・徳・体のバランスのとれた「生きる力」をより一層育むことを目指しています。これからの教育は「ゆとり」でも「詰め込み」でもなく、次代を担う子どもたちが、これからの社会において必要となる「生きる力」を身に付けてほしいという思いで、新学習指導要領が定められたところでございます。新しい学習指導要領への移行に伴う大きな変化は、学ぶ内容の充実に伴う授業時間数の増加があります。平成23年度から完全実施している小学校においては、国語・算数・理科の時間数の増加及び高学年での外国語活動の新設などにより、週当たりの授業時間が1時間から2時間増加しております。また、本年度から完全実施している中学校においても、主要5科目の時間数増加等により、基本的に毎日が6時間授業となっております。当初は、授業時間数の増加に心配する声もありましたが、小学校で2年、中学校で3年の移行期間もあったことから、児童・生徒については、落ち着いた学校生活を送っていると認識しております。また、新設された小学校5、6年生の外国語活動では、児童は語学指導助手による生の活きた英語、外国の習慣や文化を学び、授業を楽しみにしていると聞いております。教育行政執行方針で触れましたが、新学習指導要領のねらいである「確かな学力」、「豊かな人間性」、「健康・体力」のバランスのとれた「生きる力」の育みについては、完全実施して間もないため、具体的な成果はまだ見えてきておりません。今後、各学校での特色ある教育活動の取り組みなどについて「学校での努力」はもちろんですが、あわせて「保護者」や「地域の皆さま」など社会全体で、子どもたちの教育に取り組むことによって大きな成果が得られると認識しており、教育委員会としても「生きる力」を育んでいくことができる環境づくりに努力してまいりたいと考えておりますのでご理解をお願いいたします。2点目の「子どもの人権の尊重や子どもへの暴力、虐待についての正しい知識を身に付ける『CAPワークショップ』の進め方」についてのお尋ねでございますが、最初にCAPワークショップの概要について説明いたします。CAPワークショップは、子どもが自分の心とからだを大切に生きていくための人権意識を育てるとともに、いじめや誘拐、虐待や性暴力などのさまざまな暴力に対して、何ができるかを伝える教育プログラムでございます。このプログラムには、教職員・保護者を対象とした「大人ワークショップ」と子どもを対象とした「子どもワークショップ」があります。本町での取り組みについては、平成16年度の幼保合同父母研修会で、CAPオホーツクが行っている講義を受け、その内容の重要性から保護者の要請により、平成17年度から継続実施しているものです。プログラムでは、はじめに大人のワークショップを行い、子どもが受講する子どもの権利や暴力について理解をしてもらいます。次に、子どものワークショップですが、その子どもに何かあった時に子どもたちの持っている生きる権利、子どもたちが持っている力、子どもたちができることを学ぶ内容となっております。近年、子どもが巻き込まれる事件、事故が多発する中で、今後とも、町、家庭、地域関係団体が一体となって子どもの安全な環境づくりに努めてまいります。以上、お尋ねのあった2点につきまして、お答えいたしましたので、ご理解を賜りたいと存じます。
質問 7番 小林一甫
ただいま、教育長からご答弁がございました。中身について、何点かお伺いをいたしたいと思います。この学習指導要領が完全に実施されたということで、1年を経過しようとしておりますが、当初は、小学校から英語も必要なのかなというようなことでありましたが、順調に授業を楽しみにしているというようなことでありますので、ねらいとしては良かったのかなというようなところでございます。特に、この要領の中では、問題がないということでありますが、剣道とか柔道とかというような部分でも何も問題がなかったのか。分かっているものがあればお伺いをしたいと思います。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
小林議員におかれましては、以前から新学習指導要領に関するご質問をいただいて子どもたちの健やかな成長に向けての学習についてのご意見等もいただいているところでございます。ただいまの意見の中でも小学校におきましては、外国語が導入されたということで、その辺の授業展開についてもご心配があったということでございますが、今、社会的には国際化社会に向けていろいろな部分で言えば、小さいころからそういう外国語に慣れ親しむということが大事なことだということでございます。先日の新聞報道等で言いますと日本人の若者の留学が減っている。それは若者自体が内向きになっているのではないか。そういった意味で申し上げますと小さいころから外国語に慣れ親しむことによって、外向きな考え方になっていくことで言えば新学習指導要領で目指す外国語に慣れ親しむということでは、いい取り組みではないかと私自身は認識しているところです。それと武道の関係でございますが、武道も新学習指導要領で中学校のほうに相撲と剣道、柔道を取り入れた中で、日本古来のそういう武術に親しむというところで取り組むということでございましたが、本町におきましては、柔道を取り入れて、移行期間も含めまして、今年から完全実施になっておりますが、担当教諭が研修を受けながら、今のところスムーズに武道に取り組んでいる状況でございます。
質問 7番 小林一甫
武道の関係になりますが、当初いろいろなところで柔道を取り入れた学校の中で問題があったということで、非常に心配しておりましたが、今後、先生の指導の研修とかいろいろな部分で勉強されて子どもたちに教えていくというようなことでありますので、ぜひ事故のないような対応をしていただきたいと思います。2点目のCAPワークショップの関係なのですが、私が終わった後で議員さんの中でこのことについて質問されるというようなことも聞いておりますので、あまり中身的にお伺いはいたしませんが、父兄の部分と子どもたちの部分、二通りあるということでありまして、できれば本当にこの部分で問題が発生しないような、そういう学校、家庭での指導を切にお願いするところでありますが、このことについては、子どもたちには、お知らせというか、情報はいっておられるのか。多分いっていると思うのですが、その辺をお伺いをしたいと思います。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
ただいま、子どもの人権に関する部分のCAPワークショップの関連することでご質問いただきましたが、先ほど答弁申し上げましたように本町の取り組みとしては、幼稚園の5歳児の中で行っておりまして、先ほど答弁申し上げました平成16年の幼保の父母研修会の中で、子どもの人権を守るというか、そういう虐待とかを含めて、大人はもちろんのこと、子どもがそのことを認識して例えば何かあった時に自分自身を守るということを含めた教育プログラムということで、まずご理解をいただきたいと思いますが、先ほど申し上げたように平成17年度からずっと今やっておりまして、子どものワークショップについては3日間行って、前段、大人がその子どものワークショップの内容を知って、子どもから、その受けた、子どもがそのワークショップを受けたどういうようなことを大人に向かって発するかということを含めて大人がまずそのことを勉強する。その後、子どもが劇とか、紙芝居とかを含めながら、子どもに分かりやすく、例えば不審者が声をかけたら、どのようなふうにそのお子さんが対応するかということを含めてやっているということでございまして、今のところ本町の取り組みとしては、幼稚園での取り組みでございますが、今後、今、子どもを巻き込む事件や事故が全国的に多い中でございますので、その辺も今後拡大した中で今後検討してまいりたいと思っております。
質問 7番 小林一甫
ただいま、CAPワークショップについて、答弁がございました。私も勉強不足でおりましたので、今回の答弁をいただいてはじめて知った部分もございます。今後はこういうことにも目を向けながら、何かあった時には、教育委員会のほうにお話をさせていただきたいと思います。以上をもちまして、私の一般質問を終わります。