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訓子府町議会 平成24年第4回定例会 2012年12月11日

男女共同参画をどのように進めるか

2012年12月11日、訓子府町議会の一般質問で、河端芳惠議員が「男女共同参画をどのように進めるか」について質問し、町長 菊池一春、教育長 林秀貴が答弁しました。

質問者
河端芳惠 議員
答弁者
町長 菊池一春、教育長 林秀貴

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 河端芳惠

4番、河端です。通告書に従いまして大きく3点、町長に伺います。まず、はじめに「男女共同参画をどう進めるか」伺います。この件につきましては、過去にも伺っていますので、またかと思われるかもしれませんが、現状と今後の進め方について、改めて伺います。農業委員、教育委員など一部では女性の登用が進んでいるところもありますが、なかなか進んでいないのが現状です。委員会・審議会などの委員の選出は、団体などの推薦やあて職が多いのでずと女性が出る場面が少なくなっています。国は、第2次男女共同参画基本計画の中で各分野での女性の参画を「2020年 30%」の目標を定め、達成を目指すとしていますが、それに向けてどのように進めますか。以上、伺います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま、河端議員から「男女共同参画をどのように進めるか」についてお尋ねがありましたので、お答えをさせていただきます。はじめに、ご質問の中で、委員会、審議委員会などの女性の登用に触れておりましたので、前回、平成22年第4回定例町議会において、各種委員会、協議会などを構成する団体における女性の参画状況を回答させていただきましたが、現在の状況について申し上げたいと思います。対象とする委員会などの団体は、前回同様57団体で、うち女性がいる団体は35団体、前回よりも3団体の増加、率にして5.3ポイント増の61.4%、人数においても前回同様、男女あわせて655人、うち女性が160名で全体の24.4%を占めております。前回の141名に対して19名の増となっており、3ポイントほど伸びているところでございます。各種委員等の選出は、あて職の方も多く、女性の登用が進んでいないとのご指摘をいただきましたが、あて職以外の委員などについては、女性登用に配慮することにより、各分野における女性の参画率は、着実に伸びているものと認識しております。さて、平成17年12月、国において策定の第2次男女共同基本計画で女性の参画について「2020年、30%」という目標を定め、取り組むこととしているが、それに向けてどのように進めるかとのお尋ねについてであります。この目標は、平成15年に男女共同参画推進本部が決定したもので、付け加えますと「指導的地位に占める割合が、少なくとも30%程度になるよう期待する」といっています。この将来目標達成に向けて第2次計画が策定され、その後、平成22年12月17日に第3次の計画が閣議決定され、同様の目標達成に向けた取り組みが盛り込まれております。第2次計画では、国家公務員Ⅰ種試験の事務系区分試験で30%程度と成果目標が示され、第3次計画では、衆参両議院議員及び国の審議会等専門委員は平成32年までに、国家公務員採用試験からの採用者及び都道府県の地方公務員採用上級試験からの採用者は平成27年度末までに、市区町村の審議会等委員については平成27年までに30%という女性の割合が示されるなど、より多くの成果目標が設定され、内容も拡充されてきております。このような政策や方針決定への女性の参画拡大など、基本的な考え方には異論のないところであり、本町においても、国や北海道の推進施策に同調した取り組みを進めているところでございます。具体例の1つとして、町の一般職の状況で申し上げますと平成12年4月の時点で女性職員の割合が30.2%でありましたが、10年後の平成22年4月では、35.5%、本年4月現在で36.1%となっております。新規採用職員でみても、この5年間で14名を採用し、うち5名が女性であり、35.7%の採用割合となっており、行政部門における女性の参画が進んでいるものといえます。少子高齢化の進展、社会経済情勢の変化への対応、グローバル化の進展に伴う国際協調の視点などから、男女が互いの人権を尊重し、喜びも責任も分かち合い、その能力や個性を十分発揮できる社会を形成することは、私自身も非常に重要なことと認識しているところでございます。男女共同参画社会推進にあたりましては、役場も一事業所としての責任と役割を果たすことはもちろんですが、個人、家庭、職場、地域といった多様な主体が男女共同参画社会のイメージを共有し合い、理解を深め、社会全体の意識をより高めていくことが肝要であると考えておりますので、ご理解賜りますようお願いを申し上げます。

質問 4番 河端芳惠

町長の施策の目玉でもありますまちづくり推進会議。これは町民の声を広く聞くということで設けられました。平成22年第4回定例会でその時の委員は町内会と実践会からの推薦で構成するということでしたので、それはまだ女性が推せんさせるのは難しいので、何らかのかたちで女性を入れてほしいということもお願いしましたが、ふたを開けてみましたら、29名の委員の中、女性は2名でした。それには女性がいろいろな場で研修をする。出ていく場が少なかったということもあると思いますが、やはりその時点で、女性のほうも意識改革をということですが、女性の学ぶ場、研修の場が少ないのではないか。人材を育成する機会が少なかったのではないかと思います。以前は、町内に女性のいろいろな団体がありまして、年に1度、女性交流会などもあり、活発な活動をされていました。町長も社会教育に長く携わっていらっしゃったので、その頃の社会教育の活躍というのは、よくご存じだと思いますが、その時点から、だんだんいろいろなグループが解散し、社会教育も子どもたちと高齢者に対する社会教育はかなり進んでおりますが、女性のための社会教育というのが、ちょっとこのところ少なかったのかな。それで女性がいろいろな委員会に推薦される機会も少なかったのかなと思いますが、女性を育てる社会教育ということで、どのように考えていらっしゃるか。それをお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

今、河端議員から男女共同参画にかかわるお話の中で、今までの女性の研修機会とか、学習の機会が少なかった。そのような中で、女性の社会進出のための学習機会の提供が必要な中で、社会教育として、どう立場としてやっていくというような主旨だと思います。私自身、もちろん男女共同参画という、議員の言われる部分でいうところは、もちろん肯定するものでございまして、女性の能力や知識という部分でいえば、社会形成の今の少子高齢化や高度情報化の中では重要な役割を持っているということは、十分認識しております。ただ、男女共同参画の実現の大きな障害の1つの中には、人々の意識の中に、長い時間をかけて、性別に基づく固定的な役割意識というものがあるというように言われております。ただ、その意識も時代とともに大きく変化し、女性に対する認知度というものが上がってきたというのは現実だと思っております。ただ、そうは言っても、いまだにそのことの意識というところが根強く残っていることは現実的にあるというふうなことでも私自身も認識しております。ただ、やはり社会教育としての位置付けでこの女性の社会進出や研修を十分そのことを踏まえながら、学校や家庭、地域などの社会のあらゆるところで学習機会を設けていくということは、社会教育の役割の1つだと思っております。そのような中で、女性だけのことだけではなくて、男性の意識付けも十分必要だと思っておりますので、今後は男女とともに参加しやすいような研修や講習会などの企画などを行いながら、女性たちの学習機会の提供に努めてまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 4番 河端芳惠

教育長から前向きなご答弁をいただきました。訓子府町でも以前に婦人行動計画推進協議会、これは男女共同参画の前段のものでしたが、昭和59年から平成元年まで教育委員会が主催でありました。その後、訓子府町女性の自立プラン推進会議、その後、訓子府町男女共同参画プラン推進協議会、これが平成12年から平成17年まで、主に、教育委員会の主導でこういう講座が設けられておりました。これは婦人団体の解散と加入している人たちが少なくなったということで、こういう行事もなくなったのかもしれませんが、今、お願いしたいのは、やはり社会に求められる人材の育成ということで、女性の研修の場を与えていただきたいということです。世の中の流れも変わっておりますので、以前は、私もそうでしたが、なかなか団体に所属するといろいろな次の段階だとか、いろいろな面倒なこともあったりして、だんだん加入される方が少なくなっております。そこでもう一度、女性の意識改革のため、そういう継続的な研修の場を設けていただきたいと思います。これは、女性だけではなくて、なぜ、男女共同参画が必要なのかということは、女性がこれだけ責任を担うということは、男性にとってもプラスになることだと思いますし、そういう点でお願いしたいと思います。今、職員の中で女性の職員が増えているということで、この職員の中から課長職を担えるような人材が育つように今願っております。それで先ほど教育長からこれから研修の場を考えていただけるということですが、平成28年を目途に男女共同参画計画を策定すると以前伺いましたので、その前にやはり男性も女性もなぜそういうことが必要なのかということをきちんと学習して認識することが必要だと思いますので、それに向けてどのような方法で進めるのかお伺いします。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

男女共同参画にかかわる部分で、前段、私が申し上げたようにやはり女性だけの学習の機会だけじゃなくて、やはり男性の意識付けということは、やはり重要な部分だと思っております。そういう意味では、時代とともに、やはり女性の方の地位という部分、能力も含めて、性別というか、女性特有の役割も非常に社会的地位が大きくなってきているということを踏まえた中でいきますとその辺も考えながら、やはり女性の研修の機会もさらなる部分で研修の機会を設けていきたいと思いますし、やはり先ほど前段言っているように男性の意識付けも含めて、その辺も町民一人ひとりが、そういう自覚を持つような研修や学習の機会に努めてまいりたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 4番 河端芳惠

大変前向きなお答えがありましたので、それに向けて町民が合意して計画が策定できるような進め方をお願いしたいと思います。

出典:訓子府町議会 平成24年第4回定例会 2012年12月11日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる