訓子府町議会 平成22年第2回定例会 2010年6月22日
少子化に伴う今後の教育行政の考え方について
2010年6月22日、訓子府町議会の一般質問で、河端芳惠議員が「少子化に伴う今後の教育行政の考え方について」質問し、教育長 山田日出夫、管理課長 上野敏夫、町長 菊池一春が答弁しました。
- 質問者
- 河端芳惠 議員
- 答弁者
- 教育長 山田日出夫、管理課長 上野敏夫、町長 菊池一春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 河端芳惠
2番、河端です。少子化に伴う今後の教育行政の考え方について、教育長に伺います。国や町の懸命な取り組みにもかかわらず少子化に歯止めがかかりません。本町では、今後もホクレンくみあい飼料工場の再編などによる人口の減少が懸念されています。町の第五次総合計画で掲げている年齢別の人口目標値で、特に大きな差がでているのは、0歳~14歳までの年少人口です。1、少子化による今後の児童生徒数は、どのようになる見込みですか。それに伴う教育行政の見直しなどの考え方は。2、今年度から居武士小学校は、全学年複式となりましたが、子どもにとってどのような影響がありますか。あるとすればその課題と対策は。3、平成21年度から、新学習指導要領の先行実施がされていますが、学校裁量で教科の時間数が違うようですが、子どもに影響はありませんか。例えば、小学5、6年生の英語では、平成21年度は、訓小10時間、居武士小20時間。22年度は、訓小15時間、居武士小30時間と時間数が異なっています。4、道教委は、学力向上対策として土曜日の活用を検討したいとの考えのようですが、本町ではどのように考えておりますか。以上、伺います。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
少子化に伴う、今後の学校教育の考え方について、4点のお尋ねをいただきましたので、お答えをしたいと思います。1点目の「少子化による今後の児童生徒数はどのようになる見込みですか。それに伴う教育行政の見直しなどの考え方」について、お伺いをいただきました。現在の小学校の児童数は294名で、5年後の27年度では約240名になる予定であります。また、中学生では現在の生徒数が143名、27年度には約150名になるものと推定しております。今後も少子化の進展にあわせまして、学校運営全体の改善に努めてまいりたいと考えております。2点目の「居武士小学校の全学年複式となりましたが、どのような影響がありますか。あるとすれば、その課題と対策」についてお尋ねをいただきましたので、お答えをしたいと思います。基本的には1人の教師が2学年を教える訳でございますので、教師の指導技術、熱意が当然求められるものと考えております。今年度は臨時講師を町単独で配置しまして、教師の負担減やきめ細やかな授業を進めるための配慮を行っており、校長にも確認しましたが、非常に効果を上げていると聞いております。3点目の「平成21年度から新学習指導要領の先行実施がされていますが、学校裁量で教科の時間数が違うようですが、子どもに影響はありませんか」のお尋ねについてでございますが、議員のおっしゃるとおり平成23年度の本格実施までは、学校の裁量により一定の条件下で各教科の時間数を決められることになっています。児童の人間としての調和のとれた育成を目指し、地域や学校の実態及び児童の心身の発達段階や特性を充分考慮して、適切な教育課程を編成することとしております。学校によっては、確かに時間数が異なり、学習習得の機会等に多少の差がありますが、移行期間としてやむを得ない場面もあり、これも各校長等の確認事項でもございますが、現在も特段の影響は少ないものと考えているところでございます。4点目の「道教委は学力向上対策として、土曜日の活用を検討したいとの考えのようですが、本町の考え方は」とのお尋ねについてでございます。休日である土日の活用は現行制度上できないこととなっており、まだ北海道教育員会においても検討の段階ということでありますので、道教委の動きを十分見守っていきたいと考えております。当面は新学習指導要領を確実に定着させていくことが、子どもたちの学力向上につながるものと考えているところでございます。以上、4点についてお答えしましたので、ご理解をいただきたいと存じます。
質問 2番 河端芳惠
今、教育長からお答えがありましたが、ホクレンくみあい飼料工場は、当初こちら側に知らされていたより、かなりの人口減になるとの話をつい最近、聞いたものですから、それも含めて、もし、ご存じでしたら、その後どのようになるか。また、これから試験場などが独立行政法人で人口減になる要素はないのかお伺いいたします。
答弁 管理課長 上野敏夫(管理課長は2011年6月まで)
ホクレン関係の部分での人口減のご質問でございますが、この部分については、この部分には入ってございません。あくまでも今現在の0歳から5歳児までの部分での推移したものでございます。
質問 2番 河端芳惠
たまたま、ホクレンの方たちと話す機会があったものですから、当初見込んでいるより、かなりの人口流出もあるかと思ったものですから、今、あえて伺いました。今年度は、訓子府高校が何年か続けて定員割れしております。今年の訓子府中学校が40人の卒業生で、そのうち訓子府高校に行かれた方は、13人との報告をいただいていますが、これから、小学校、中学校、高校も含めた教育行政の見直しが必要と思いますので、再度、これからの展望と見直しなどについて伺います。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
非常に少子化がスピードアップしていると認識はもっておりまして、対策は折に触れて、こうしていかなければならないと考えております。まず、1つは、少人数教育を何とか実現する道はないかとの検討は必要と思います。現在、これも法令、法律で定められておりまして、北海道教育委員会は、41人以上と要件を定めております。そこをなかなか変えられないことともし人事配置しても、単費で用意しなければならない。非常に課題が多い中で、なかなか急激には対策が講じられませんが、それでもやはり子どもたちが少なくなっている以上は、その少なくなった子どもたちにどのように教育を施していくかの対応をしなければならないと思いますので、その方向性は、確かなもので対応していきたいと思っております。例えば、今もやっておりますT・Tの配置や、あと、私が思うには、PTAの保護者の皆さん、それと先生の皆さんとこの少子化に対する取り組み方の共通認識を図ることです。それと教職員の適正な配置。この適正とは、道教委が言うように、子どもが減ったから単純に数字を減らすことを是とするのではなくて、やはり、少子化にあった教員の配置を強く求めていく。それと先生方の研修を重視していく。子どもさんが少なくなったら、それに対して行うことは、実は山ほどあるのではないかとの認識は持っております。それともう1つは、学校施設、設備等の有効な活用を図っていくことを考えております。ただ、今はまだお話したような具体のものは、なかなか町の段階では打ち出せないというジレンマもございますので、しっかり見極めながら、求めていくものは求め、自分たちができるものはしていくことで対応をしっかりやってまいりたいと考えております。
質問 2番 河端芳惠
私は3月の議会で少人数学級について、質問いたしました。その時は、たまたま訓小で今年の新1年生が40人であり、1学級編成だったものですから、特例として2学級にならないのかを質問いたしました。これから、ますます子どもの数が減り、5年後まで子どもの予測はつきますので、それで平成27年が出てきたとは思いますが、今、幼稚園児、来年就学される方も43人だったと思いますが、また同様な問題が3月に起きるのではないかと思います。そこで、再度、また40人になるなど、居武士地区に行かれる方と学区の区割りがわからないので、またその問題も起こりうると思ったものですから、例えばまた40人になった場合は、1学級にするのか。それとも何らか町で考えるのか。もう1度お伺いたします。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
確かにおっしゃられるとおり、推移としては、40人を前後するような形で進む、ある時からは、それを割ることも起きてくるかと思いますが、先ほども言いましたように長いスパンで目指すことと短いスパンでやれることややろうとすることは大きく分けられると思います。長いほうはなかなか難しいです。政権が変わり、少人数学級の話が出たり、ちらちらしていますが、一方では国もお金がない中で、なかなか難しい面があります。道教委も非常に腰が重いです。40人の決まりを減らそうとする動きは、今のところ正直言ってありません。そうすると先生の数を何らかの方法で増やし、あたかも先生1人当りの子どもの担当数を減らして、クラスは場合によっては、1つなのですが、先生を2人置くことによって、あたかも2学級に近いと言いますか、疑似2学級と言いますか、そのようなことを目指す方策が今までもとられてきております。それらも含めて、どの方法がやはり一番現実的、効率的で、子どもさんたちのために、少しでもなるのかをこれからもやはり、ずっと研究を続けていかなければならない。今この場で、どのようにするかということの段階には至ってないと思います。
質問 2番 河端芳惠
居武士小学校については、公開授業もありまして、何回かおじゃましました。居武士小学校は、小規模校で、教職員はもとより父母の方、保護者、全児童の名前、顔、性格もご存じで、小人数ならではのきめ細かな指導ができて、地域で子育てをしていることをつくづく感じました。また、養蜂の体験など、さまざまな貴重な体験も授業の中に盛り込まれておりまして、うらやましい限りだと思います。ホームページなどもすごく充実しており、居武士小学校応援ブログなどもありまして、学校の様子が発信されていることをつくづく感じました。居武士小学校も今年度から全学年複式になりました。先ほど、教育長も言われましたが、複式の良さ、また、短所の両面があると思いますが、居武士小学校でこれから子どもを増やす方向で、例えば、山村留学や通学区域の拡大、また、スクールバスの利用など、いろいろな方策で居武士地域に子どもを増やす考えはありませんか。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
居武士小学校は、今現在33名の子どもが元気にきめの細かい教育を受けていると僕は思っています。ただ、一方で子どもが少ないことによって、集団の学び、行事等々で若干つらい面もあると現状では認識しております。それで子どもが自然に増えればいいのですが、なかなかそのことも団地造成時の効果はありましたが、一時的な年齢の進行によりとどまった。今、例示された学区の問題等々、1つの手法ではあるかと思いますが、居武士小学校に通うために、それらの手法用いて、納得してくれる方はいいのかもしれませんが、逆転している感も無きにしもあらずですので、よくよく研究は必要だと思います。今のところは正直言いまして、今やっていることは、学校の先生を日出に住んでもらっています。今年来た中学校のある先生は、子どもさんが4人いまして、日出の空いている教員住宅に入っていただいた。小学生が2人いて、次に小学生になるお子さんが2人いる。なかなか苦しく、本人の了解もいただいているから、自然に行われていますが、今はそのようなことをいろいろやっております。ご指摘いただいた例示されたことにつきましても、鋭意、今後、勉強させてもらいたいと思います。
質問 2番 河端芳惠
私が伺ったのは、今の居武士地域にお子さんを通わせている親の中で、やはりいろいろな不安を抱えている方もいるとの声を聞きました。幼稚園、保育園は、市街にきて、小学校は、居武士、そしてまた中学校は市街にきます。やはり、地域でもいつまで居武士は存続してもらえるのか。町として、どのような基準をもち、考えているのか。いつ、どのように地域に話がくるのか。やはり、そのような不安を抱えている方もおります。町として、その辺をどのように考えているのか。また、地域の方にどのようにお話をしているのか伺います。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
非常な大きな問題ですので、後ほど、町長からもお話いただけると思いながら、私のお話できる範囲でお話をしていきたいと思いますが、居武士小学校は、PTAと言わず後援会の組織でして、OBの方々は、もちろんですが、お嫁に来た方で、居武士小学校と直接本人が関わりのないお母さん、おばあちゃんなどの方も含めて、家ぐるみ、3地区ぐるみで学校を応援してくれています。本当に折に触れていろいろな支援をしていただいており、そこに子どもたち、先生たちが参加し、ほかの学校ではありえないような、すばらしい面もあります。一方では、先ほど来、お話していますように、お子さんが減ってきており、集団的な学習、それと集団的な心の育みがやや心配ということで、特に、若い親御さんの中に、私の耳には、ポツン、ポツンぐらいですが、いつまで居武士小学校は、このように存続できるのか。場合によっては、訓子府小学校と一緒になることも考えたらいいのではないかというような、ご心配をやっとと言うのか、ここにきて聞くことがあります。反対にまだまだ圧倒的な地域住民の方におかれては、自分の母校であり、地域のセンターでもある居武士小学校を何とか存続してほしいとの声が強いのも事実であります。行政としては、地域にこれほど根差した学校はありませんので、地域住民の皆さんのお声を大事にすることを一番大切なことと思っております。従って、よくよく見極め、そして、少人数教育の振興に力を尽くしてまいりますが、行政のほうから高飛車に居武士小学校の存続等のあり方等について、お話を住民の皆さんに申し上げる考えは、今のところ教育委員会としてはありません。多分、町でもご理解をいただけるのではないかと思いますが、また、何か補足がありましたら、町長からもお答えいただけると思いますが、私の段階では、今のような内容のお話を申し上げたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
まず、答弁の前に、冒頭の2つ質問の中にありましたホクレン飼料工場の関係と農業試験場の独立行政法人の話を少ししておきたいと思います。今年の春にホクレンの佐藤会長のところにお伺いし、そして、お話した段階では、まず、解雇等についてはない。しかし、そこにいる職員の方たちは、一定の年齢以上で地元に住みたいという人はそこに残す。それから若い人については、全道のホクレンの関係会社の中で異動を来年の春といいましょうか、随時していきたい。それから、関連して流通関係の下村運送がそこに加わっておりますので、下村運送についても拡充をしながら、極力、地元に影響のないようにということですが、全体としては、若い職員たちが釧路市や苫小牧市、士幌町に異動なるというのは、これは会社でございますので、その点で言うとまだはっきりとしたことは分かりませんが、いくぶんの影響が出てくるというのは、そのとおりだと思います。それから、農業試験場が4月から独立行政法人になりました。私の認識しているところでは、職員で言いますと事務関係が2名減になったようでございますが、全体としては、そんなに減ってはいない。7月中旬に独立行政法人の北海道立総合研究機構の丹保理事長、元北大学長だった方と事務方の責任者が訓子府に来て、若干、町長と懇談する話があります。私は、後退させてはならないといつも言っておりますので、お会いした時には、改めて、それらの今後の見通しについても要望し、あるいはお話を聞きたいと思っていますが、今すぐ学校関係には、どのように影響が出るのかは、把握できないということであります。それから後段でご質問がありましたように、居武士小学校の統合、存続についてのご意見として、町長はどのように考えるかということではないかと思います。これは、3つございまして、1つは、歴史性の問題です。明治30年に開拓の鍬が下ろされて、高知県人は、上常呂に教授場をいち早く開設し、そこに子どもたちを通学し、学校教育を大変重要視し、その後、居武士小学校に教育所ができた経緯をもっていますから、その点で言いますと本町の発祥地、教育のある意味で学校教育の発祥に近い状況を考えますとそれらを加味しなければいけないと思います。2点目に福祉関係です。これは、ご存じのとおり、今年、障がいを持った子どもが小学校1年生に入学いたしました。議会でもご承認いただいて、学校を改築し、その子が学校生活に支障のないように施設の改善等もさせていただきました。これは、とりもなおさず、先ほど、教育長も言いましたように居武士小学校だからきめ細かく、ある意味ではできる。訓子府小学校よりも、きめ細かな支援や対応ができることを考えていくとそこをなくすことについて、まだ、検討の余地があるというのが2点目です。3点目は、地域性の問題であります。最初のことと関わりますが、私は行政が何らかの形で主導し、統合する現状ではまだ時期尚早ととらえざるを得ない。教育委員会の各小学校児童数の推移を見てみましても、平成27年度、これから5年後で、居武士小学校は27名となっております。私は大体、全国的に見て20名を切った段階で検討しなければならないと思っています。さらに、もっと言いますならば、私も2名ほどから、そのような声を聞いておりますが、地域ぐるみで、あるいは子どもの教育に責任を持つ父母が、統合が望ましいと多数を占めた段階で、行政は積極的にやはり前に出て行かなざるを得ないと考えています。現時点では、野球少年団を訓子府小学校と一緒にしたり、いろいろな努力の中で、地域の学校として先生方も地域の人も頑張っていますので、その点では、教育委員会を中心にしながら、今後の見通しをどうするのか。改めてまた、その時期が来た時には、ご相談に乗りながら、一定の方向を示していきたいと考えております。
質問 2番 河端芳惠
今、教育長と町長のお話を伺いまして、やはり、地域の中でも疑心暗鬼になっており、どのようになるのか不安の声が聞かれますので、今、具体的な数字として20名。また、地域からの要望があるまで、こちらから声を出さないことを町の姿勢として、了解してよろしいですか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
具体的にお答えさせていただきます。置戸町の例を、私どもの教育委員会も知っていると思いますが、境野や秋田、それから勝山、その3つの統合話が2、3年前から出ました。しかし、勝山は学校を残して欲しい。山村留学もしているのだから、地域としては、学校を存続してほしいとの声がありまして、置戸町長は、勝山小学校を残すと決断しておりました。しかし、現状では統合して欲しいと逆に地域から、そのような声が上がってきて、やはり統合することによって、教育的な効果を地域として、認めざるを得ない状況になりました。私はその点では、置戸町に学ぶ点として、やはり地域の声に依拠しながら、子どもたちの将来、教育にとって、本当に良い方向を地域と行政が一緒になって、選択するのが得策ではないかと考えておりますので、この点は理解をいただきたいと思います。
質問 2番 河端芳惠
たまたま今朝の道新の中で、区域外の児童生徒も入学OKの少人数で特色ある教育をしている特認校の記事が掲載されていました。居武士小学校も先ほど言いましたが、ホームページやブログなどで発信され、かなりなホームページを見ている方もいらっしゃいます。居武士は、たまたま北緯43度43分43秒で、たまたま語呂のいい数字で、また応援ブログなどもあったりします。やはり、このような特色ある学校で学びませんかなどの呼びかけをする。例えば、花粉症やアレルギーに苦しむ方も見えられていると思いますし、いろいろな方もいます。子どもにいろいろな体験をさせたいと思い居武士を選ばれる方もいると思ったものですから、先ほど越境入学や山村留学などの考えはないかとお伺いしました。再度、特認校や区域外に開放するような考えはないのかお伺いします。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
正直言いまして、訓子府町教育委員会議で、その手の話を話題にしたことは、正直言ってまだありません。居武士小学校の性格を今、町長から詳しく述べられましたが、居武士小学校とは一体何だと考えた時、やはり地域に根差した地域のための小学校であり、今もそうですが、これからも残る限りにおいては、その方向性と私は思っております。外から子どもを呼ぶことは、何の目的かと考えた時に、いろいろな説があると思いますが、居武士小学校に限って、私は先ほど言ったような、過去、現在、未来にわたり、1つのコアになるものがあると思っています。それが町長の言われた歴史性であり、いろいろな表現をされたと思います。その点では、やがて入ってきたり、卒業されていく子もいて、多少変動はあると思いますが、地域のための居武士小学校である役割を果しきることが、あの学校の使命だと私なりには思っていますので、その方向で、委員さんや町のご意見もいただきながらやっていきたい。ばく然とした表現ですが、今、考えております。
質問 2番 河端芳惠
やはり、町の方針がなかなか見えてこなかったものですから、やはり、地域の方たちも不安を抱え、ああでもない、こうでもないと思っていたと思いますので、ここで改めて町の方針が示されたことで、地域の方も安心されると思います。次に、学習指導要領の先行実施で、教科の時間が変わっていることを前に他の議員が一般質問の中で、英語の時間数について、触れられていましたが、総体的な学校の時間数、コマ数は同じだと思いますので、英語がある分、ほかのコマが減ることになると思いますが、今、先行実施の中で、このような形が、本格的な実施になった場合、このまま変わりないのか。また、どうなりますか。
答弁 管理課長 上野敏夫(管理課長は2011年6月まで)
新学習指導要領の本格実施の件でございますが、基本的には今現在、移行期間で小学校では、算数が175時間、新しくなっても175時間でございます。理科につきましても、3年生が90時間、4年生が105時間、5、6年生も一緒でございます。これも新しくなっても同じ状況でございます。体育につきましては90時間が3、4年生では、105時間に増える部分でございますし、その分、外国語を今はやらなくても結構なのですが、35時間まで認められております。週1回の割合でございますが、これも23年度以降になりますと3、4、5、6の学年で70時間実施をすることになります。週2時間の実施となってございます。この増えた部分で、総合学習の時間が今、75時間から110時間になる部分がございますが、それぞれ3、4、5、6年生が70時間に減るということでございます。以上です。
質問 2番 河端芳惠
すいません。よく分からなかったのですが、3、4、5、6年生が70時間に減るとのことですが、具体的にどの部分ですか。
答弁 管理課長 上野敏夫(管理課長は2011年6月まで)
要するに大体大まかに言いますと外国語活動、基本的には英国語をすることの指導があり、35時間設けた部分で総合的な学習時間が減ると受け止めていただければと思います。
質問 2番 河端芳惠
3月でも質問しましたが、北海道の学力・体力テストは、それぞれ全国の最下位を争っている状態であり、先月の道議会の中で話されたのが、学力向上へ土曜日の活用であり、今、学校週5日制は、学校教育法施行規則で決まっておりますが、やはり、学力・体力の低下に伴い、それを解決するために東京都では既に指針が作成されているみたいですが、具体的に道から町に何か連絡なり、通達がありましたか。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
週休2日制は、法令で定まっているのです。土曜日、日曜日は休日なのです。学校の休日なのです。それで、体力・学力の低下と直接結びつくかどうかは、私も学者ではありませんから分かりませんが、この学習時間を増やすという点で、土曜日の活用がテーマとして、ちらちらと出てきております。ただ、現行では簡単にはできないのです。それで、特例と言いますか、休日の範囲を超えない程度の土曜日の活用として、まどろっこしい言い方なのですが、行事を充てたり、その空いた分の平日に授業をするなど、何か玉虫色な対応しか今のところ正直言って許されておりません。都教委は、あたかも何か土曜日に学校を開くかのように伝わっているのですが、実は、そうではなく、文科省がいいとは、今のところ言いません。その細工といいますか、工夫をして、土曜日に行事をし、余裕ができたところで勉強に充てることであります。他の教育委員会も都教委もそれらの取り組みを勉強しながら、何らかの対応をしたいという段階でありまして、道教委では、まだ固まっておりませんので、当然、私ども地教委には、まだ何ら下りてきているものではございません。
質問 2番 河端芳惠
訓子府は、教育の町としていますし、将来、訓子府で、子育てしたいとどなたも思ってもらえるような町にしていけたらいいと思います。それで、教育長、今までの中で、今後に向けて、教育の町、訓子府を目指す中で、今まで言い足りないことや思いというのが、もし、ありましたら、最後に一言お願いいたします。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
思い足りないことはありませんが、あえてお話のチャンスをいただいたので、お話をさせていただきますが、教育はてらったものはいかがかと思っています。やはり、着実に目の前の課題へ向かっていくことが大事ではないかと思っています。その課題の先に子どもたちの笑顔やすくすく育つ姿などを想定しながら、教育委員会はもちろんですが、町の支援をいただきながら、学校の先生方、保護者と一緒になり、その先のものに向かっていける仕組みづくりも含め、着実にすることと考えております。どこかで何をやったのか、あそこで何をやったのかは学びますが、それを即、状況の違う訓子府に持ち込んでくるのではなく、住民の皆さんの声をよくお聞きして、しっかりやっていかなければならないと今、質問をいただいて、改めて、思いを新たにしたところであります。