みんなの議会

小清水町議会 令和2年第5回定例会 2020年9月15日

(1)模範牧場の現況について/(2)農業担い手養成学校のカリキュラムについて

2020年9月15日、小清水町議会の一般質問で、木戸寛治議員が「模範牧場の現況について」「農業担い手養成学校のカリキュラムについて」について質問し、町長 久保弘志が答弁しました。

質問者
木戸寛治 議員
答弁者
町長 久保弘志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 9番 木戸寛治

9番。私は、今回2つ質問をさせていただきたいと考えております。まず1つ目、模範牧場の現況についてですが、町内の模範牧場について、当初予定を超える預託頭数を受け入れたことにより、一部問題が発生したとの情報がありましたが、長期補助事業との兼ね合いから早急な解決が難しいとも聞いております。酪農についても本町の重要な基幹産業でありますことから、委託先のJA小清水とも協議し、解消に向けて努力いただいていると考えております。現況をお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 久保弘志

お答えいたします。現在の模範牧場は、平成22年に62床のフリーストール牛舎1棟と、あわせて354頭収容可能としたフリーバーン牛舎2棟を舎飼い施設として建設をし、水上、上徳、美和の3牧野を合わせてJA小清水に指定管理者として管理をしていただいております。御質問にありました問題というのは、預託牛の体調のことかと存じます。近年、補助事業、畜産クラスター事業の活用によりまして、町内の乳用牛の飼育頭数が大幅に増加しております。夏季における牧野での放牧期間につきましては牧区のローテーションにより密飼いを避けることが可能でありますが、冬季における舎飼い期は建物の面積にも限りがありますことから、どうしても密飼いになる時期が発生していると聞いております。牛の食べる飼料につきましては、平成27年度より6か年をかけて道営事業を活用し、放牧地の草地更新を実施しており、良質な牧草の確保に努めておりますが、舎飼い環境で密飼いになりますと、どうしてもうまく餌を食べることができない牛が出てまいります。いわゆる食い負けする牛は職員が確認でき次第、牛群を移動させるなどして餌を摂取しやすい環境を提供するよう努めているとも聞いております。今年の舎飼い期に向けては、現有施設を最大限活用できるよう工夫をするとともに、牛の体調を管理する個体管理システムも導入をし、万全な体制で舎飼い期を迎えられるよう準備をされております。現状と対応については、以上でございます。

質問 9番 木戸寛治

9番。予想頭数を超える預託ということは、当然利用者さんのニーズの変化、これはよりよい経営を目指す表れだというふうに思います。これまでも町からの補助、それぞれ続いていると思いますが、今後考えられる施設の充実、拡充についてはどのようにお考えかをお尋ねします。

答弁 町長 久保弘志

はい。酪農・畜産については、本町の耕畜連携の農業を進める上では、非常に重要だというふうに認識をしております。JAさんとしても、成乳生産年間2万トンは維持をするというようなことで、各種事業を使いながら増頭していると、ただ一方では、離農されて戸数が減るというのも現実であるというふうに考えてございます。ですので、そのような状況を踏まえながら、今後どのようにしていけばいいのかということは、常々、JAさんとも意見交換を進めながら進めていきたいというふうに考えておりますし、必要な施設等々が出てくるのであれば、当然、そこは町といたしましてもJAさんとともに支援をしながら進めていきたいと。必ず、酪農・畜産を守るという考え方には変わりはありませんので、御理解をいただきたいと存じます。

質問 9番 木戸寛治

9番。今、離農される方もいらっしゃると、今後も当然、後継者のいない方については離農される方もふえてくると、確かに思います。今、町長からも御答弁ありましたけども、そういう場所を敷地として町がお金を出して買う、もしくはそういう考えまであるのかどうかをちょっとお聞きしたいと思います。

答弁 町長 久保弘志

はい。そこを町が買うということについては、現時点においては考えてはいないという回答になろうかなというふうに考えてございます。ただし、広域的にJAさんを中心として、何かそういう育成する施設をつくるであるとか、そういうような場合については、当然、町としてもできる支援はしていきたいというふうに考えてございます。直接町が買ってということは現時点においては考えていないということで御理解いただきたいと存じます。

質問 9番 木戸寛治

9番。はい。ありがとうございます。それでは、2つ目の質問にうつらせていただきます。今、町長の口からもありましたが、小清水町は、耕畜連携の事業ということで、非常に充実した、お互いにその行き来があるすばらしい産業に発展してきていると思います。そんな中、小清水高校跡地に建設予定の農業担い手育成プロジェクトの拠点施設における農業担い手養成学校のカリキュラムについて、どちらかというと畑作、もしくはハウスで冬期間に何かをつくるというような構想が前のほうにでてきておりますが、今、お話ししていた畜産についても、例えば敷地内に草地の研究をする場所だとか、例えば簡易的な畜舎を建設して、そこで畜産についても研修をしてもらうような、そういう構想があるのか、所見をお伺いします。

答弁 町長 久保弘志

はい。お答えいたします。農業担い手養成学校のカリキュラムにつきましては、平成30年度より、農業担い手育成プロジェクト協議会において検討されておりまして、土づくりから農家経営に関する一連を学ぶ集中講義形式の農業スキルアップコースや、就農1、2年目の後継者を対象とした駿農人セミナーなど、畑作を対象としたカリキュラム案が現在作成されております。まずは、これらのカリキュラムを実践し成果を上げていくこととしております。現状では畜産関係については想定をしておりませんので、御理解をいただきたいと存じます。

質問 9番 木戸寛治

今、畜産については、今のところ考えはないということでありましたが、私、個人的に思うところありまして、現に酪農家さん、搾乳のほうの酪農家には酪農ヘルパー組合というのが存在して、それぞれ、何か事故があったとき、急な出役があったときに、その方々にお手伝いいただくというふうな制度が確立しております。もう何十年もなるそうなんですが。ただ、考えますと搾乳ではなくて育成牛を飼育されている方、肉牛を育成されている農家さんも少なくなく、大体25件ぐらいありますということでお聞きをしております。そんな中で、育成牛の関係するヘルパーというのは難しいんだろうかと、私考えまして、何回か知識を持っている方にお聞きをしたんですが、仕事自体がやっぱり搾乳牛を扱う仕事とは、まるっきり時間も違うし労力も違うということで、なかなかそのためのヘルパーさんを確保するというのは難しいんじゃないだろうかという話がありました。そこに今回の担い手プロジェクトのことを関係があるのかなと思いまして、例えば、基本的には農業をしながら、なおかつ牛を扱うところについて、育成牛について、例えば、時間のないとき、困っているときに、そういう人達を派遣できるような、そういう形も、今後、すぐには難しいとは思うんですが、そういうところにも手を貸してもらえるような、そういう育成者を養成できればいいんじゃないかなというふうに思いますがいかがでしょうか。

答弁 町長 久保弘志

畜産分野の担い手の育成というような考え方かなと思いますけれども、現状、労働力の農作業の支援組織も立ち上がっていまして、現在十数名ほどおられます。そこは基本的には現在は畑作かなというふうに思っております。そこは、現状としては畑作から始めておりますが、やはり酪農・畜産になりますと議員のおっしゃるとおり難しい部分もあるだろうと思います。ただ、将来的には酪農・畜産についても、ヘルパーはありますが、このヘルパー組合自体もなかなか人材を整えられない状況になってきている、要は人材確保が困難という状況もお聞きしておりますので、そういう担い手の組織の中で、そのような酪農・畜産も含めた人材が養成できるようなシステムというのは、当然必要になってくるものと考えております。先ほど申し上げましたけれども、担い手育成のプロジェクト協議会の中でも議論をしていきながら、その先を見て、いろいろ検討していきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

出典:小清水町議会 令和2年第5回定例会 2020年9月15日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる