小清水町議会 令和元年第3回定例会 2019年6月18日
国民健康保険料の子供の均等割額の減免について
2019年6月18日、小清水町議会の一般質問で、工藤孝一議員が「国民健康保険料の子供の均等割額の減免について」質問し、町長 久保弘志が答弁しました。
- 質問者
- 工藤孝一 議員
- 答弁者
- 町長 久保弘志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 6番 工藤孝一
はい、6番。さきに通告してあります国民健康保険料の子供の均等割額の減免について質問をいたします。国民健康保険料の均等割は、0歳の赤ちゃんも含め、国保に入る家族がふえるたびに一定額の負担がふえる仕組みとなります。均等割は、雇用されている方が加入する保険、健保組合や協会けんぽなどにはありません。低所得者に一定の減額があるものの、過酷な税とされる人頭税と同様の仕組みであります。子供に係る国民健康保険料の均等割負担の軽減を進めるべきだと考えますが、御所見を伺います。
答弁 町長 久保弘志
お答えいたします。御承知のとおり、国民健康保険料は、国民健康保険法に定められた算定方法により、世帯の負担能力と受益の程度に応じて賦課をしております。とりわけ均等割については、被保険者の多い世帯は被保険者の少ない世帯よりも受益が大きく、それに見合う保険料の負担をお願いするのが合理的な考え方にあるものと捉えております。御質問の子供の均等割について、軽減を導入することは保険料を補填する法定外の繰り入れが制限される現行制度のもとでは、その軽減分の負担を他の被保険者が負担しなければならず、負担の公平性を保つ点からも、独自に軽減制度を導入することは難しいものと考えております。本町では、子供の医療費の無償化を高校卒業まで拡充するとともに、給食費の無償化、出産祝い金支給事業の創設など、子育て世代の負担軽減が図られるよう、さまざまな支援策を講じているところであり、今後も安心して産み育てられる子育て環境の充実に努めてまいりますので、御理解をお願いいたします。
質問 6番 工藤孝一
今、町長のほうから御説明がありましたとおり、確かに、国民健康保険法に基づいて実施されている、なおかつ法定外の繰り入れについても、これは道の指導、一本化されているということでありますし、国の方針も法定外繰り入れについては、控えていく方向で議論が進んでいるかと思いますが、しかし、最初に質問しましたように、この国民健康保険制度の中身として、法律上資産割と平等割については、各自治体の判断で導入しないことも法律上可能なはずです。可能となっています。今回、提案しています均等割については、法律上、必ず徴収するという義務づけがなされているかというふうに思います。この0歳から、赤ちゃんに係る均等割は子育て支援にも逆行するものかというふうにも考えます。子供の均等割の軽減という声は、これ、全国的にも大変強く出ているという状況の中で、全国知事会などの地方団体でも、国に対して改善を求めているという状況であります。しかし、国での検討はいまだ進んでいるというふうには言えないと思うんですが、やはり国に先駆けてこの均等割負担、子供に対する均等割負担について、ほかの給食費の減免等の取り組みを、もちろん、小清水独自の取り組みがある中で、より一層、私は子育てしやすい小清水の環境をつくる必要があると思います。再度、御答弁いただければと思います。
答弁 町長 久保弘志
お答えさせていただきます。子育て世代の支援策の充実にかける思いについては、私の執行方針にも掲げているように、工藤議員と考え方は共通するものがあるというふうには認識をしております。しかし、国民健康保険制度については、昨年30年4月に都道府県化をされまして、基本的には、どこへ行っても、どこの地域に行っても同じ保険料にするというのが狙いでございます。ですので、本町の場合、応能・応益割、7割・3割ということで、標準的には5割5割にしなさいというようなことで、相当な乖離があるのが現状であります。加えまして、資産割についても、本町は課税をしておりますけれども、資産割についても撤廃してきている市町村が多くなっているということでございます。ですので、今の考え方としては、令和2年度以降でありますけれども、基本的な北海道の標準的な保険料に向けて是正をしていきたいというふうに考えているところでございまして、今ここで都道府県単位化になった翌年の今、やはり独自の制度によって子育て支援の部分の均等割の軽減というのはなじまないというふうに私は考えております。ですので、来年以降、応能・応益割を是正をしていきますし、資産割についても廃止に向けて検討していきたいと思います。そのような中で、どのような保険料、当然、上がっていくことが予想はされておりますけれども、そのような中で、いきなり住民の皆様に保険料の御負担をお願いをしていくということもなかなか難しい状況が出てくるかなと思いますけれども、それらについては、今後、試算をしていく中で、いろいろなことを検討していきたいというふうに考えていますけれども、この検討については、おおむね3カ年から4年間をかけて、激変緩和措置を講じながら検討はしていきたいと思いますので、そこについては、今後、いろいろな形で試算が出た中で、議会議員の皆様にもお示しをしながら検討させていただきたいと思います。そのような状況でございますので、やはり子育て支援の観点から、均等割の部分の要望でございますけれども、これについては、現時点においてはできないということで、御理解をいただきたいと思います。以上でございます。
質問 6番 工藤孝一
はい、6番。令和3年に向けて、制度の見直しも進んでいくという御説明がありました。私も以前、資産、固定資産税からまた負担金をいただくという資産割ですね、10%、保険料の10%の資産割の問題についても議論した経過がございますが、今後のこの保険料のあり方について、三、四年かけて議論していくということでございます。子育て世代に対する考え方も含めて、十分、私が今回提案いたしましたことも、今後に向けて協議の中に入れてもらえればというふうに思います。要望をして、最後の質問といたします。